JPH0763234B2 - 電流出力回路 - Google Patents
電流出力回路Info
- Publication number
- JPH0763234B2 JPH0763234B2 JP61145112A JP14511286A JPH0763234B2 JP H0763234 B2 JPH0763234 B2 JP H0763234B2 JP 61145112 A JP61145112 A JP 61145112A JP 14511286 A JP14511286 A JP 14511286A JP H0763234 B2 JPH0763234 B2 JP H0763234B2
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- JP
- Japan
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- output
- current
- coil
- circuit
- transistor
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電動機のコイルを電流駆動する電流出力回路に
関し、特に、入出力特性の直線性の勝れた電流出力回路
に関する。
関し、特に、入出力特性の直線性の勝れた電流出力回路
に関する。
従来の技術 電流を出力する出力回路においては、入力電流と出力電
流間に十分な線形性があり、かつ電流を出力しない場合
には出力トランジスタを確実にオフさせることが必要で
あり、従来より種々の回路方式が考えられてきた。
流間に十分な線形性があり、かつ電流を出力しない場合
には出力トランジスタを確実にオフさせることが必要で
あり、従来より種々の回路方式が考えられてきた。
第３図に従来の代表的な出力回路を示す。第３図におい
て、１は出力トランジスタ、３は出力トランジスタを駆
動するための駆動回路、６は抵抗である。かかる回路に
おいて、出力トランジスタ１をオフさせる時に駆動回路
３がもれ電流を出力した場合には、そのもれ電流を抵抗
６にバイパスさせることにより出力トランジスタ１が動
作することを防止している。
て、１は出力トランジスタ、３は出力トランジスタを駆
動するための駆動回路、６は抵抗である。かかる回路に
おいて、出力トランジスタ１をオフさせる時に駆動回路
３がもれ電流を出力した場合には、そのもれ電流を抵抗
６にバイパスさせることにより出力トランジスタ１が動
作することを防止している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、出力トランジス
タ１がオンする時のベース・エミッタ間電圧をVBEと
し、抵抗６の抵抗値をＲとすると、駆動回路３の出力電
流がVBE/Rになるまでは出力トランジスタ１は動作しな
いため、駆動回路３の出力電流と出力トランジスタ１の
コレクタ電流との間の線形性が損なわれるという問題点
を有していた。
タ１がオンする時のベース・エミッタ間電圧をVBEと
し、抵抗６の抵抗値をＲとすると、駆動回路３の出力電
流がVBE/Rになるまでは出力トランジスタ１は動作しな
いため、駆動回路３の出力電流と出力トランジスタ１の
コレクタ電流との間の線形性が損なわれるという問題点
を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、駆動回路３のもれ電流によ
る出力トランジスタ１の動作を防止し、かつ、入出力電
流の間の線形性を改善する出力回路を提供するものであ
る。
る出力トランジスタ１の動作を防止し、かつ、入出力電
流の間の線形性を改善する出力回路を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電流出力回路は、
電源端子に一端を接続した電動機のコイルの他端をコレ
クタ出力で駆動する出力用NPNトランジスタと、前記出
力用NPNトランジスタのベース電流を駆動する駆動回路
と、前記出力用NPNトランジスタのベースと接地点との
間に接続された定電流源と、前記コイルの両端の電位を
比較し、前記コイルの電位が前記電源端子より高い時に
前記定電流源を導通させるように、前記定電流源の導通
と遮断を制御する比較器とを備えた構成となっている。
電源端子に一端を接続した電動機のコイルの他端をコレ
クタ出力で駆動する出力用NPNトランジスタと、前記出
力用NPNトランジスタのベース電流を駆動する駆動回路
と、前記出力用NPNトランジスタのベースと接地点との
間に接続された定電流源と、前記コイルの両端の電位を
比較し、前記コイルの電位が前記電源端子より高い時に
前記定電流源を導通させるように、前記定電流源の導通
と遮断を制御する比較器とを備えた構成となっている。
作用 この回路構成により、出力トランジスタを動作させない
場合には、駆動回路がもれ電流を出力しても定電流源が
そのもれ電流を吸収するため出力トランジスタは動作し
ない。また、出力トランジスタを動作させる場合には、
前記定電流源がオフされるので駆動回路の出力電流と出
力トランジスタのコレクタ電流の間の線形性が著しく改
善される。
場合には、駆動回路がもれ電流を出力しても定電流源が
そのもれ電流を吸収するため出力トランジスタは動作し
ない。また、出力トランジスタを動作させる場合には、
前記定電流源がオフされるので駆動回路の出力電流と出
力トランジスタのコレクタ電流の間の線形性が著しく改
善される。
実施例 第１図は本発明の電流出力回路の概略図である。図にお
いて１は出力トランジスタ、２は定電流源、３は出力ト
ランジスタを動作させる駆動回路、14は定電流源２を制
御する制御手段である。第１図の回路においては、出力
トランジスタ１を動作させない場合のみ定電流源２が動
作するよう制御される。
いて１は出力トランジスタ、２は定電流源、３は出力ト
ランジスタを動作させる駆動回路、14は定電流源２を制
御する制御手段である。第１図の回路においては、出力
トランジスタ１を動作させない場合のみ定電流源２が動
作するよう制御される。
第２図は、本発明の電流出力回路の具体的な実施例であ
り、電動機の半波駆動回路において実施した例を示す回
路図である。
り、電動機の半波駆動回路において実施した例を示す回
路図である。
第２図において７は電動機のコイル、８は比較器、９は
定電流源、10,11はカレントミラーを構成するトランジ
スタ、12は前記比較器の出力により前記カレントミラー
への電流を導通または遮断するトランジスタ、13は電源
端子である。以上のように構成された第３図の回路にお
いては、電動機のコイルの端子５が電源端子13より高い
電位になった場合にトランジスタ12をオフし、トランジ
スタ10,11により構成されるカレントミラーを動作させ
駆動回路３のもれ電流により出力トランジスタ１が動作
することを防止している。逆に電動機コイルの端子５が
電源端子13より低い電位になった場合にはトランジスタ
12をオンし、カレントミラー回路の出力トランジスタ11
の電流を遮断し、駆動回路３の出力電流は全て出力トラ
ンジスタ１のベースに入力され、入出力電流特性の直線
性が大幅に改善される。一般に第２図のような電動機の
半波駆動回路においては、コイルの端子５の電位が電源
端子13の電位より高い場合と低い場合のどちらの場合に
出力トランジスタを動作させるかで電動機の発生するト
ルクの方向が決定するため、コイルの端子５と電源端子
13の電位を比較した信号により前記カレントミラーを制
御することは極めて有効である。
定電流源、10,11はカレントミラーを構成するトランジ
スタ、12は前記比較器の出力により前記カレントミラー
への電流を導通または遮断するトランジスタ、13は電源
端子である。以上のように構成された第３図の回路にお
いては、電動機のコイルの端子５が電源端子13より高い
電位になった場合にトランジスタ12をオフし、トランジ
スタ10,11により構成されるカレントミラーを動作させ
駆動回路３のもれ電流により出力トランジスタ１が動作
することを防止している。逆に電動機コイルの端子５が
電源端子13より低い電位になった場合にはトランジスタ
12をオンし、カレントミラー回路の出力トランジスタ11
の電流を遮断し、駆動回路３の出力電流は全て出力トラ
ンジスタ１のベースに入力され、入出力電流特性の直線
性が大幅に改善される。一般に第２図のような電動機の
半波駆動回路においては、コイルの端子５の電位が電源
端子13の電位より高い場合と低い場合のどちらの場合に
出力トランジスタを動作させるかで電動機の発生するト
ルクの方向が決定するため、コイルの端子５と電源端子
13の電位を比較した信号により前記カレントミラーを制
御することは極めて有効である。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、コイルの逆起
電力を比較器で検出することによって、駆動回路からの
漏れ電流による出力用NPNトランジスタの誤動作を防止
できるだけでなく、出力用NPNトランジスタがコイルを
駆動する時の電流出力回路の線形性を著しく改善するこ
とができ、実用上極めて有用である。
電力を比較器で検出することによって、駆動回路からの
漏れ電流による出力用NPNトランジスタの誤動作を防止
できるだけでなく、出力用NPNトランジスタがコイルを
駆動する時の電流出力回路の線形性を著しく改善するこ
とができ、実用上極めて有用である。
第１図は本発明の電流出力回路の概略図、第２図は本発
明の一実施例に係わる電流出力回路を示す回路図、第３
図は従来の出力回路を示す回路図である。 １……出力トランジスタ、２……定電流源、３……駆動
回路、４……エミッタ端子、５……コレクタ端子（コイ
ルの端子）、14……制御手段、７……電動機のコイル、
８……比較器、９……定電流源、10,11,12……トランジ
スタ、13……電源端子。
明の一実施例に係わる電流出力回路を示す回路図、第３
図は従来の出力回路を示す回路図である。 １……出力トランジスタ、２……定電流源、３……駆動
回路、４……エミッタ端子、５……コレクタ端子（コイ
ルの端子）、14……制御手段、７……電動機のコイル、
８……比較器、９……定電流源、10,11,12……トランジ
スタ、13……電源端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−65209（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−94986（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−195394（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】電源端子に一端を接続した電動機のコイル
の他端をコレクタ出力で駆動する出力用NPNトランジス
タと、前記出力用NPNトランジスタのベース電流を駆動
する駆動回路と、前記出力用NPNトランジスタのベース
と接地点との間に接続された定電流源と、前記コイルの
両端の電位を比較し、前記コイルの電位が前記電源端子
より高い時に前記定電流源を導通させるように、前記定
電流源の導通と遮断を制御する比較器とを備えた電流出
力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145112A JPH0763234B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電流出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145112A JPH0763234B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電流出力回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63719A JPS63719A (ja) | 1988-01-05 |
| JPH0763234B2 true JPH0763234B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=15377663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61145112A Expired - Fee Related JPH0763234B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電流出力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763234B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524291B2 (ja) * | 1973-10-11 | 1980-06-27 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61145112A patent/JPH0763234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63719A (ja) | 1988-01-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |