JPS6325916Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6325916Y2
JPS6325916Y2 JP1982131583U JP13158382U JPS6325916Y2 JP S6325916 Y2 JPS6325916 Y2 JP S6325916Y2 JP 1982131583 U JP1982131583 U JP 1982131583U JP 13158382 U JP13158382 U JP 13158382U JP S6325916 Y2 JPS6325916 Y2 JP S6325916Y2
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JP
Japan
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motor
current
transistor
potential
overload
Prior art date
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Application number
JP1982131583U
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English (en)
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JPS5937899U (ja
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Publication of JPS5937899U publication Critical patent/JPS5937899U/ja
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Publication of JPS6325916Y2 publication Critical patent/JPS6325916Y2/ja
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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前記に対するモータ電流制限回路に
関し、特に過負荷時にモータの端子間電圧を自動
的に下げて保護するモータ電流制限回路に関する
ものである。
前記は各種装置の駆動源として多用されてお
り、例えばデイジタル・オーデイオデイスクプレ
ーヤーに於いて、デイスクの取り出しおよび装着
を行なうメカ部分を駆動するイジエクトモータと
して用いられている。この場合、イジエクトモー
タは、モータコントロール回路によつて制御され
るわけであるが、動作中にそのメカ部分としての
蓋に外部から力が加えられてその動きが止められ
ると、モータは止まらずに減速ギヤー部分に余分
な力が加わつて最悪の場合にはメカ部分の一部が
破損してしまう。
この様な問題を解決するものとしては、モータ
とメカ部分との間にメカ的に作動する過負荷検出
スイツチを設けてモータ動作を停止するものが提
案されている。
しかしながら、この様なメカ的構成による過負
荷検出スイツチを用いた場合には、過負荷検出精
度が低いとともに取り付けスペースが改善されな
いと言う点に於いても問題を有している。
従つて、本考案による目的は、直流モータの過
負荷を電子的にかつ高精度に検出するとともに、
モータの端子間電圧を下げて保護するものであ
る。
以下、図面を用いて本考案によるモータ電流制
限回路を詳細に説明する。
第1図は本考案によるモータ電流制限回路の一
実施例を示す回路図である。同図に於いて1は直
流モータであつて、その両端はモータ電流検出用
の第1、第2の電流検出用抵抗2,3を介してモ
ータ駆動用の端子4,5に接続されている。6は
電流検出用抵抗2の両端電位をベース入力とし、
かつエミツタが端子4に接続された第1のNPN
型トランジスタ、7は第1のNPN型トランジス
タ6を介して端子4,5間に接続された第2の
NPN型トランジスタであつて、電流検出用抵抗
3の両端電位をベース入力としている。
この様に構成されたモータ電流制限回路に於い
て、図示しないモータコントール回路から端子
4,5間に端子4が正極となるモータ駆動電圧が
供給されると、第1の電流検出用抵抗2−モータ
1−第2の電流検出用抵抗3を介してモータ電流
I1が流れてモータ1が正転することにより図示し
ないデイジタル・オーデイオデイスクプレーヤー
のメカ部が駆動されて蓋が開かれるとともに、デ
イスクの取り出しが行なわれる。この場合、メカ
部に外力が加わらない状態に於いては、モータ電
流I1は少ないために第2の電流検出用抵抗3の両
端に発生される電位差も少なく、従つて第1、第
2のNPN型トランジスタ6,7は共にオフとな
つている。
また、端子4,5間に端子5が正極となる駆動
電圧を供給すると、モータ電流I1は逆向きに流れ
てモータ1が逆転し、これに伴なつてデイスクの
取り込みおよびデイスク収納部の蓋が閉じられ
る。
次に、モータ1の正回転駆動時に何かの原因に
よつてメカ部に外力が加わると、これに伴なつて
モータ1の負荷が急増するためにモータ電流I1
増加する。そして、第2の電流検出用抵抗3の両
端電位が上昇し、第2のNPN型トランジスタ7
がオンされる。第2のNPN型トランジスタ7が
オンされると、第1のNPN型トランジスタ6は
オフであるがそのベース・コレクタ間のP−N接
合を介して第2のNPN型トランジスタ7に第2
図に示す様にモータ1に対するバイパス電流が流
れる。バイパス電流I2が流れると、モータ1の端
子電圧が大幅に落されてモータの回転が停止され
る。
この様な動作はモータ1の逆転時に於いても同
様に行なわれる。つまり、第3図に示す様にモー
タ電流I1が過負荷によつて増加すると、第1の電
流検出用抵抗2の両端電位が上昇し、第1の
NPN型トランジスタ6がオンされる。そして、
この第1のNPN型トランジスタ6がオンされる
と、第2のNPN型トランジスタ7はオフである
がそのベース・エミツタ間のP−N接合を介して
第1のNPN型トランジスタ6にモータ1に対す
るバイパス電流が流れる。バイパス電流I2が流れ
ると、モータ1の端子電圧が大幅に落されてモー
タ1の回転が停止されて外力による過負荷に対す
る保護が行なわれる。そして、過負荷の設定レベ
ルは、第1、第2のNPN型トランジスタ6,7
のオンベース電圧と第1、第2の電流検出用抵抗
2,3の両端電位との関係によつて定まるもので
あり、第1、第2の電流検出用抵抗の抵抗値を可
変することによつて行なわれる。
また、第4図に示すように第1、第2のトラン
ジスタ6,7をPNP型トランジスタにしても、
NPN型トランジスタと同様の作用・効果を有す
ることは勿論である。
以下、PNP型トランジスタで構成した場合に
ついて説明する。
このように構成されたモータ電流制限回路に於
いて、外力が加われていない時は、NPN型トラ
ンジスタで構成したものと同様、モータ電流I1
流れてモータ1が正転され、図示しないデジタ
ル・オーデイオデイスクプレーヤーのメカ部が駆
動されて蓋が開かれるとともに、デイスクの取り
出しが行なわれる。
しかしながら、モータ1の正回転駆動時に何か
の原因によつてメカ部に外力が加わると、これに
伴なつてモータ1の負荷が急増するためにモータ
電流I1も増加する。そして、第1の電流検出用抵
抗2の両端電位が上昇し、これに共なつて第1の
PNP型トランジスタ6のエミツタ電位も上昇し、
オンとなる。第1のPNP型トランジスタ6がオ
ンすると、第2のPNP型トランジスタ7はオフ
であるがそのコレクタ・ベース間のP−N接合を
介して第2のPNP型トランジスタ7に第5図に
示す様にモータ1に対するバイパス電流I2が流れ
ると、モータ1の端子電圧が大幅に落されてモー
タ1の回転が停止される。
この様な動作はモータ1の逆転時に於いても同
様に行なわれる。つまり、第6図に示す様にモー
タ電流I1が過負荷によつて増加すると、第2の電
流検出用抵抗3の両端電位が上昇し、これに共な
つて、第2のPNP型トランジスタ7のエミツタ
電位も上昇し、オンとなる。そして、この第2の
PNP型トランジスタ7がオンされると、第1の
PNP型トランジスタ6はオフであるが、そのコ
レクタ・ベース間のP−N接合を介して第1の
PNP型トランジスタ6にモータ1に対するバイ
パス電流が流れる。バイパス電流I2が流れると、
モータ1の端子電圧が大幅に落されてモータ1の
回転が停止されて外力による過負荷に対する保護
が行なわれる。
したがつて、過負荷によつてモータ電流が増加
し時に、トランジスタをオンさせてモータに対す
るバイパス電流を流して回転を停止させるよう構
成すればよいので第1、第2のトランジスタは、
NPN型でもPNP型でも、どちらでも良いことは
言うまでもない。
なお、通常のトランジスタに於いては、ベー
ス・エミツタ間のP−N接合部分を介して約
300mA程度のバイパス電流を流すことが出来、
小型の直流モータの駆動電流は約300mA程度で
あるためにモータを停止させるためのバイパス電
流としては十分なものとなる。
以上説明した様に、本考案によるモータ電流制
限回路は、過負荷によつてモータ電流が増加した
時に、トランジスタをオンさせてモータに対する
バイパス電流を流して回転を停止させるものであ
る。よつて、過負荷の検出精度が大幅に向上する
とともに、純電子的な制御であるために取り付け
スペースも極めて少ないものとなる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるモータ電流制限回路の一
実施例を示す回路図、第2図、第3図は第1図に
示す回路の動作状態を示す回路図である。第4図
は本考案によるモータ電流制限回路の他の実施例
を示す回路図、第5図、第6図は第4図に示す回
路の動作状態を示す回路である。 1……モータ、2,3……第1、第2の電流検
出用抵抗、4,5……端子、6,7……第1、第
2のトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流モータの一端に第1抵抗を介して接続され
    た第1電源端子と、前記直流モータの他端に第2
    抵抗を介して接続された第2電源端子と、エミツ
    タ電極が前記第1電源端子に接続され、前記第1
    抵抗の両端電位をベース入力とする第1トランジ
    スタと、エミツタ電極が前記第2電源端子に接続
    されコレクタ電極を前記第1トランジスタのコレ
    クタ電極に接続し、前記第2抵抗の両端電位をベ
    ース入力とする第2トランジスタとを備えたモー
    タ電流制限回路。
JP1982131583U 1982-08-31 1982-08-31 モ−タ電流制限回路 Granted JPS5937899U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982131583U JPS5937899U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モ−タ電流制限回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982131583U JPS5937899U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モ−タ電流制限回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937899U JPS5937899U (ja) 1984-03-09
JPS6325916Y2 true JPS6325916Y2 (ja) 1988-07-14

Family

ID=30297433

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982131583U Granted JPS5937899U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 モ−タ電流制限回路

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JPS5937899U (ja) 1984-03-09

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