JPH076316B2 - 車輌用ロツク装置 - Google Patents
車輌用ロツク装置Info
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- JPH076316B2 JPH076316B2 JP10278487A JP10278487A JPH076316B2 JP H076316 B2 JPH076316 B2 JP H076316B2 JP 10278487 A JP10278487 A JP 10278487A JP 10278487 A JP10278487 A JP 10278487A JP H076316 B2 JPH076316 B2 JP H076316B2
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- E05B81/04—Electrical
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- E05B85/243—Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両用ロック装置に係るものである。
（従来技術） 従来公知の、特開昭59-68482号公報には、正面側にラッ
チおよびラチェット等を収容する合成樹脂製ボディを、
該合成樹脂製ボディの背面側に、該合成樹脂製ボディと
は別体のロックとアンロックの切替用モーターと減速歯
車等を収納する合成樹脂ケースを、板1aを挟んで重合状
態に設けた構成が記載されている。
チおよびラチェット等を収容する合成樹脂製ボディを、
該合成樹脂製ボディの背面側に、該合成樹脂製ボディと
は別体のロックとアンロックの切替用モーターと減速歯
車等を収納する合成樹脂ケースを、板1aを挟んで重合状
態に設けた構成が記載されている。
また、従来公知の、特開昭59-109678号公報には、正面
側に金属カバープレートを背面側に金属バックプレート
を前記金属カバープレートと前記金属バックプレートと
の間にラッチおよびラチェット等を収容する合成樹脂製
ボディの下方位置には、ロックとアンロックの切替用モ
ーターをその軸心方向を前後方向に向けかつその駆動軸
が正面側に位置する状態に収容しうるモーター収納凹部
と、前記切替用モーターにより回転させられる軸心が前
後方向の出力レバーを収容する出力レバー凹部とを形成
した合成樹脂ケースを別体構造に設けた車両用ロック装
置について記載されている。
側に金属カバープレートを背面側に金属バックプレート
を前記金属カバープレートと前記金属バックプレートと
の間にラッチおよびラチェット等を収容する合成樹脂製
ボディの下方位置には、ロックとアンロックの切替用モ
ーターをその軸心方向を前後方向に向けかつその駆動軸
が正面側に位置する状態に収容しうるモーター収納凹部
と、前記切替用モーターにより回転させられる軸心が前
後方向の出力レバーを収容する出力レバー凹部とを形成
した合成樹脂ケースを別体構造に設けた車両用ロック装
置について記載されている。
（発明が解決しようとする課題） 前記２つの公知例のラッチ・ラチェットを収容する合成
樹脂製ボディとロック・アンロックの切替用モーターを
収納する合成樹脂製ケースとは、いずれも別体構造であ
り、そこに、一つの課題があった。本発明は、合成樹脂
製ボディと合成樹脂製ケースとを、一体合成樹脂にする
ことの最初の提案である。別体構造のものは、製造も面
倒であることは勿論だが、出力軸とロックレバーとの相
対的関係位置が組付のとき僅かに狂うので、作動不良に
なることがあり、また、別体構造のものは、ビスナット
で固定するから、厚みが縦横とも大きくなって、窓ガラ
スの上下移動に支障を来たす。
樹脂製ボディとロック・アンロックの切替用モーターを
収納する合成樹脂製ケースとは、いずれも別体構造であ
り、そこに、一つの課題があった。本発明は、合成樹脂
製ボディと合成樹脂製ケースとを、一体合成樹脂にする
ことの最初の提案である。別体構造のものは、製造も面
倒であることは勿論だが、出力軸とロックレバーとの相
対的関係位置が組付のとき僅かに狂うので、作動不良に
なることがあり、また、別体構造のものは、ビスナット
で固定するから、厚みが縦横とも大きくなって、窓ガラ
スの上下移動に支障を来たす。
また、公知例のうち、前者のものは、合成樹脂製ボディ
とロックとアンロックの切替用モーターおよび減速歯車
等を収納する合成樹脂ケースが前後方向（正面と背面を
結ぶ方向）に板を挾んで重合しているので、前後の厚み
が厚くなり、車両扉の窓ガラスの上下移動の邪魔にな
り、窓ガラスは大きくできない課題がある。
とロックとアンロックの切替用モーターおよび減速歯車
等を収納する合成樹脂ケースが前後方向（正面と背面を
結ぶ方向）に板を挾んで重合しているので、前後の厚み
が厚くなり、車両扉の窓ガラスの上下移動の邪魔にな
り、窓ガラスは大きくできない課題がある。
前記公知例のうち、後者のものは、合成樹脂製ボディと
ロックとアンロックの切替用モーターおよび減速歯車等
を収納する合成樹脂ケースは上下方向に位置がずれて設
けられているので、前後に重合しているという前者の課
題は解決しているが、切替用モーターと出力レバーの軸
心方向が前後方向なので、厚み方向に出っ張り、車両扉
の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは大きく
できない課題がある。
ロックとアンロックの切替用モーターおよび減速歯車等
を収納する合成樹脂ケースは上下方向に位置がずれて設
けられているので、前後に重合しているという前者の課
題は解決しているが、切替用モーターと出力レバーの軸
心方向が前後方向なので、厚み方向に出っ張り、車両扉
の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは大きく
できない課題がある。
（課題を解決するための手段） よって、本発明は、正面側に金属カバープレート１を背
面側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート
１と前記金属バックプレート２との間にラッチ４および
ラチェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位
置に、ロックとアンロックの切替用モーター15を収容し
うるモーター収納凹部16と前記切替用モーター15により
回転する減速歯車24を収容する減速歯車凹部16aと前記
減速歯車24を介して回転する出力レバー19を収容する出
力レバー凹部20とを有する合成樹脂ケース21を前記合成
樹脂製ボディ３と一体的に形成した車両用ロック装置と
したものである。
面側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート
１と前記金属バックプレート２との間にラッチ４および
ラチェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位
置に、ロックとアンロックの切替用モーター15を収容し
うるモーター収納凹部16と前記切替用モーター15により
回転する減速歯車24を収容する減速歯車凹部16aと前記
減速歯車24を介して回転する出力レバー19を収容する出
力レバー凹部20とを有する合成樹脂ケース21を前記合成
樹脂製ボディ３と一体的に形成した車両用ロック装置と
したものである。
また、本発明は、正面側に金属カバープレート１を背面
側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート１
と前記金属バックプレート２との間にラッチ４おびラチ
ェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置に
は、ロックとアンロックの切替用モーター15をその軸心
方向が左右方向でありかつその駆動軸が左右側の一側に
位置する状態に収容しうるモーター収納凹部16と、前記
切替用モーター15により回転させられ軸心方向が左右方
向のカムギヤ17を収容する左右側の一側に形成したカム
ギヤ凹部18と、前記カムギヤ17のカム溝26に係合して前
記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置とに
切替わる軸心方向が左右方向の出力レバー19を収容する
左右側の一側に形成した出力レバー凹部20とを形成した
合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製ボディ３と一体的に
設け、前記モーター収納凹部16内には切替用モーター15
を、前記カムギヤ凹部18内にはカムギヤ17を、前記出力
レバー凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容したの
ち外蓋22により閉鎖した車両用ロック装置としたもので
ある。
側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート１
と前記金属バックプレート２との間にラッチ４おびラチ
ェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置に
は、ロックとアンロックの切替用モーター15をその軸心
方向が左右方向でありかつその駆動軸が左右側の一側に
位置する状態に収容しうるモーター収納凹部16と、前記
切替用モーター15により回転させられ軸心方向が左右方
向のカムギヤ17を収容する左右側の一側に形成したカム
ギヤ凹部18と、前記カムギヤ17のカム溝26に係合して前
記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置とに
切替わる軸心方向が左右方向の出力レバー19を収容する
左右側の一側に形成した出力レバー凹部20とを形成した
合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製ボディ３と一体的に
設け、前記モーター収納凹部16内には切替用モーター15
を、前記カムギヤ凹部18内にはカムギヤ17を、前記出力
レバー凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容したの
ち外蓋22により閉鎖した車両用ロック装置としたもので
ある。
（実施例） 本発明の一実施例を図面により説明すると、１は正面側
の金属カバープレート、２は背面側の金属バックプレー
トで、金属カバープレート１と金属へバックプレート２
との間に合成樹脂製ボディ３を挟持させる。合成樹脂製
ボディ３正面側には、ラッチ４およびラチェット５等を
収容する凹部６を設け、該凹部６内に前記ラッチ４およ
びラチェット５をそれぞれ収納軸着する。
の金属カバープレート、２は背面側の金属バックプレー
トで、金属カバープレート１と金属へバックプレート２
との間に合成樹脂製ボディ３を挟持させる。合成樹脂製
ボディ３正面側には、ラッチ４およびラチェット５等を
収容する凹部６を設け、該凹部６内に前記ラッチ４およ
びラチェット５をそれぞれ収納軸着する。
合成樹脂製ボディ３の背面側には、前記金属バックプレ
ート２が取付けられるが、公知のものと同様、第１レバ
ー７、バネ８、ロックレバー９、リンク10、オープンレ
バー11、第２レバー12、コネクターパウル13、第３レバ
ー14等が取付けられる。
ート２が取付けられるが、公知のものと同様、第１レバ
ー７、バネ８、ロックレバー９、リンク10、オープンレ
バー11、第２レバー12、コネクターパウル13、第３レバ
ー14等が取付けられる。
以上の構成は公知であるが、本発明の前記合成樹脂製ボ
ディ３の下部位置には、つぎのような特殊構造の合成樹
脂ケース21を、前記合成樹脂製ボディ３と一体的に形成
する。
ディ３の下部位置には、つぎのような特殊構造の合成樹
脂ケース21を、前記合成樹脂製ボディ３と一体的に形成
する。
即ち、前記合成樹脂製ボディ３の下方位置には、前記ロ
ックレバー９をロック位置とアンロック位置とに切替え
る切替用モーター15をその軸心方向を左右方向に向けて
かつその駆動軸が左右側の一側に位置する状態に収容し
うるモーター収納凹部16と、該切替用モーター15の駆動
軸に固定された駆動歯車23と噛合う減速歯車24を収容す
る左右側の一側に設けた減速歯車用凹部16aと、減速歯
車24と一体の第２減速歯車24aと噛合う左右側の一側に
位置するカムギヤ17を収容するカムギヤ凹部18と、前記
カムギヤ17に係合して前記カムギヤ17の回転でロック位
置とアンロック位置とに切替る左右側の一側に位置する
出力レバー19を収容する出力レバー凹部20とを形成した
合成樹脂ケース21を合成樹脂製ボディ３と一体的に成形
してあり、前記モーター収納凹部16内には切替用モータ
ー15を、前記減速歯車用凹部16a内には減速歯車24を、
前記カムギヤ凹部18内にカムギヤ17を、前記出力レバー
凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容したのち、外
蓋22により閉鎖する。
ックレバー９をロック位置とアンロック位置とに切替え
る切替用モーター15をその軸心方向を左右方向に向けて
かつその駆動軸が左右側の一側に位置する状態に収容し
うるモーター収納凹部16と、該切替用モーター15の駆動
軸に固定された駆動歯車23と噛合う減速歯車24を収容す
る左右側の一側に設けた減速歯車用凹部16aと、減速歯
車24と一体の第２減速歯車24aと噛合う左右側の一側に
位置するカムギヤ17を収容するカムギヤ凹部18と、前記
カムギヤ17に係合して前記カムギヤ17の回転でロック位
置とアンロック位置とに切替る左右側の一側に位置する
出力レバー19を収容する出力レバー凹部20とを形成した
合成樹脂ケース21を合成樹脂製ボディ３と一体的に成形
してあり、前記モーター収納凹部16内には切替用モータ
ー15を、前記減速歯車用凹部16a内には減速歯車24を、
前記カムギヤ凹部18内にカムギヤ17を、前記出力レバー
凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容したのち、外
蓋22により閉鎖する。
しかして、切替用モーター15はその軸心方向を左右方向
に向けてかつその駆動軸が左右側の一側に位置する状態
にモーター収納凹部16内に収容してあるから、モーター
収納凹部16は背面方向には殆ど出っ張らず厚みは薄く形
成され、前記減速歯車用凹部16a内に減速歯車24を、前
記カムギヤ凹部18内にカムギヤ17を、前記出力レバー凹
部20内に出力レバー19をそれぞれ収容するが、前記減速
歯車用凹部16aも前記カムギヤ凹部18も前記出力レバー
凹部20もいずれも左右側の一側に設けてあるので、左右
側の一側は背面方向に出っ張るが、第２図のように、背
面部及び左右側の他側部は殆ど出っ張らない。それゆ
え、車両の窓ガラスの上下出入移動用の広い空間を確保
でき、窓ガラスを精一杯大きくできる。
に向けてかつその駆動軸が左右側の一側に位置する状態
にモーター収納凹部16内に収容してあるから、モーター
収納凹部16は背面方向には殆ど出っ張らず厚みは薄く形
成され、前記減速歯車用凹部16a内に減速歯車24を、前
記カムギヤ凹部18内にカムギヤ17を、前記出力レバー凹
部20内に出力レバー19をそれぞれ収容するが、前記減速
歯車用凹部16aも前記カムギヤ凹部18も前記出力レバー
凹部20もいずれも左右側の一側に設けてあるので、左右
側の一側は背面方向に出っ張るが、第２図のように、背
面部及び左右側の他側部は殆ど出っ張らない。それゆ
え、車両の窓ガラスの上下出入移動用の広い空間を確保
でき、窓ガラスを精一杯大きくできる。
前記カムギヤ17内には、出力レバー19の突起25が嵌合す
るカム溝26を形成し、カムギヤ17が第３図で左に一回転
すると、突起25はカム溝26に誘導されて、ａ位置にあっ
たものがｂ位置に移動変位する。カムギヤ17が第３図で
右に一回転すると、突起25はカム溝26に誘導されて、ｂ
位置にあったものがａ位置に移動偏位する。ａ位置はロ
ック位置、ｂ位置はアンロック位置である。27は出力レ
バー19の出力軸で、出力軸27は軸穴20aより突出し、第
３レバー14が固定され、第３レバー14の下部位置14aに
ロックレバー９が係合する。
るカム溝26を形成し、カムギヤ17が第３図で左に一回転
すると、突起25はカム溝26に誘導されて、ａ位置にあっ
たものがｂ位置に移動変位する。カムギヤ17が第３図で
右に一回転すると、突起25はカム溝26に誘導されて、ｂ
位置にあったものがａ位置に移動偏位する。ａ位置はロ
ック位置、ｂ位置はアンロック位置である。27は出力レ
バー19の出力軸で、出力軸27は軸穴20aより突出し、第
３レバー14が固定され、第３レバー14の下部位置14aに
ロックレバー９が係合する。
（作用） 次に作用を述べる。
本発明は以上の構成で、合成樹脂製ボディ３の下方位置
に一体的に設けられている合成樹脂ケース21には、切替
用モーター15を軸心方向を左右方向に向けてかつその駆
動軸が左右一側に位置する状態に収容しうるモーター収
納凹部16が、該切替用モーター15の駆動軸に固定された
駆動歯車23と噛合う減速歯車24を収容する左右一側に設
けた減速歯車用凹部16aが、減速歯車24と一体の第２減
速歯車24aと噛合う左右一側に位置するカムギヤ17を収
容するカムギヤ凹部18が、前記カムギヤ17に係合して前
記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置とに
切替える左右一側に位置する出力レバー19を収容する出
力レバー凹部20とが夫々形成されているから、前記モー
ター収納凹部16内に切替用モーター15を、前記減速歯車
用凹部16a内に減速歯車24を、前記カムギヤ凹部18内に
カムギヤ17を、前記出力レバー凹部20内に出力レバー19
をそれぞれ収容すると、モーター収納凹部16は、背面方
向には殆ど出っ張らず厚みは薄く形成でき、前記減速歯
車用凹部16aと前記カムギヤ凹部18および前記出力レバ
ー凹部20はいずれも左右側の一側に設けてあるので、左
右一側部は背面方向に出っ張るが、第２図のように、左
右一側部を除き背面部及び左右他側部は殆ど出っ張らな
いで形成できる。それゆえ、車両の窓ガラスの上下出入
移動用に広い空間を確保でき、窓ガラスを精一杯大きく
できる。
に一体的に設けられている合成樹脂ケース21には、切替
用モーター15を軸心方向を左右方向に向けてかつその駆
動軸が左右一側に位置する状態に収容しうるモーター収
納凹部16が、該切替用モーター15の駆動軸に固定された
駆動歯車23と噛合う減速歯車24を収容する左右一側に設
けた減速歯車用凹部16aが、減速歯車24と一体の第２減
速歯車24aと噛合う左右一側に位置するカムギヤ17を収
容するカムギヤ凹部18が、前記カムギヤ17に係合して前
記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置とに
切替える左右一側に位置する出力レバー19を収容する出
力レバー凹部20とが夫々形成されているから、前記モー
ター収納凹部16内に切替用モーター15を、前記減速歯車
用凹部16a内に減速歯車24を、前記カムギヤ凹部18内に
カムギヤ17を、前記出力レバー凹部20内に出力レバー19
をそれぞれ収容すると、モーター収納凹部16は、背面方
向には殆ど出っ張らず厚みは薄く形成でき、前記減速歯
車用凹部16aと前記カムギヤ凹部18および前記出力レバ
ー凹部20はいずれも左右側の一側に設けてあるので、左
右一側部は背面方向に出っ張るが、第２図のように、左
右一側部を除き背面部及び左右他側部は殆ど出っ張らな
いで形成できる。それゆえ、車両の窓ガラスの上下出入
移動用に広い空間を確保でき、窓ガラスを精一杯大きく
できる。
しかして、出力レバー19の出力軸27は合成樹脂ケース21
の軸穴20aより外に突出させ、出力軸27に第３レバー14
を固定し、第３レバー14の第３図の下部位置14aには、
ロックレバー９を係合させ、切替用モーター15に通電し
て正逆回転させると、駆動歯車23により減速歯車24を減
速回転させ、減速歯車24と一体の第２減速歯車24aを介
してカムギヤ17を回転させ、カムギヤ17の回転でカム溝
26を回転させるから、カム溝26に係合している突起25は
誘導されて、正転ではａ位置のロック位置にあったもの
はｂ位置のアンロック位置に変位させ、逆転ではｂ位置
のアンロック位置にあったものはａ位置のロック位置に
変位させ、もって出力レバー19の出力軸27を正逆回転さ
せて、出力軸27に固定の第３レバー14を正逆回転させ、
第３レバー14に係合しているロックレバー９をロック・
アンロックに切替える。
の軸穴20aより外に突出させ、出力軸27に第３レバー14
を固定し、第３レバー14の第３図の下部位置14aには、
ロックレバー９を係合させ、切替用モーター15に通電し
て正逆回転させると、駆動歯車23により減速歯車24を減
速回転させ、減速歯車24と一体の第２減速歯車24aを介
してカムギヤ17を回転させ、カムギヤ17の回転でカム溝
26を回転させるから、カム溝26に係合している突起25は
誘導されて、正転ではａ位置のロック位置にあったもの
はｂ位置のアンロック位置に変位させ、逆転ではｂ位置
のアンロック位置にあったものはａ位置のロック位置に
変位させ、もって出力レバー19の出力軸27を正逆回転さ
せて、出力軸27に固定の第３レバー14を正逆回転させ、
第３レバー14に係合しているロックレバー９をロック・
アンロックに切替える。
なお、突起25がａ又はｂ位置にあるときは、第３図のよ
うに、突起25の移動に支障がないので、第３レバー14に
接続されているシルノブを操作しても第３レバー14を回
転させることができから、シルノブの手動切替操作でも
ロックレバー９をロック・アンロックの位置の間切替え
られる。
うに、突起25の移動に支障がないので、第３レバー14に
接続されているシルノブを操作しても第３レバー14を回
転させることができから、シルノブの手動切替操作でも
ロックレバー９をロック・アンロックの位置の間切替え
られる。
このときの作用も、合成樹脂製ボディ３の下方位置には
合成樹脂ケース21を一体的に形成してあるので、出力軸
27により回転する第３レバー14等の関係位置の狂いはな
いから、円滑に作動する。
合成樹脂ケース21を一体的に形成してあるので、出力軸
27により回転する第３レバー14等の関係位置の狂いはな
いから、円滑に作動する。
（効果） 前記した公知例は、ラッチ・ラチェットを収容する合成
樹脂製ボディと、ロックとアンロックの切替用モーター
を収納する合成樹脂製ケースは、いずれも別体構造であ
ったから、製造面倒であることは勿論だが、組付けのと
き出力軸とロックレバーとの相対的関係位置が僅かに狂
うので、作動不良になることがあり、また、別体構造の
ものをビスナットで固定すると、縦横とも大きくなっ
て、窓ガラスの上下移動に支障を来たしていた。
樹脂製ボディと、ロックとアンロックの切替用モーター
を収納する合成樹脂製ケースは、いずれも別体構造であ
ったから、製造面倒であることは勿論だが、組付けのと
き出力軸とロックレバーとの相対的関係位置が僅かに狂
うので、作動不良になることがあり、また、別体構造の
ものをビスナットで固定すると、縦横とも大きくなっ
て、窓ガラスの上下移動に支障を来たしていた。
また、前記した公知例のうち、後者のものは、合成樹脂
製ボディとロックとアンロックの切替用モーターおよび
減速歯車等を収納する合成樹脂ケースが前後方向に板を
挟んで重合しているので、前後の厚みが厚くなり、車両
扉の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは大き
くできない課題があった。前記公知例のうち、後者のも
のは、ロックとアンロックの切替用モーターと出力レバ
ーの軸心方向が前後方向なので、厚み方向に出っ張り、
車両扉の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは
大きくできない課題があった。
製ボディとロックとアンロックの切替用モーターおよび
減速歯車等を収納する合成樹脂ケースが前後方向に板を
挟んで重合しているので、前後の厚みが厚くなり、車両
扉の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは大き
くできない課題があった。前記公知例のうち、後者のも
のは、ロックとアンロックの切替用モーターと出力レバ
ーの軸心方向が前後方向なので、厚み方向に出っ張り、
車両扉の窓ガラスの上下移動の邪魔になり、窓ガラスは
大きくできない課題があった。
しかるに、本発明は、正面側に金属カバープレート１を
背面側に金属バックプレート２を前記金属カバープレー
ト１と前記金属バックプレート２との間にラッチ４およ
びラチェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方
位置に、ロックとアンロックの切替用モーター15を収容
しうるモーター収納凹部16と前記切替用モーター15によ
り回転する減速歯車24を収容する減速歯車凹部16aと前
記減速歯車24を介して回転する出力レバー19を収容する
出力レバー凹部20とを有する合成樹脂ケース21を前記合
成樹脂製ボディ３と一体的に形成した車両用ロック装置
としたものであるから、出力レバー19により切替えられ
るロックレバー９等の関係位置の狂いはなく正確に形成
できるので、円滑に作動する。また、ラッチ・ラチェッ
トを収容する合成樹脂製ボディ３とロックとアンロック
の切替用モーター15を収納する合成樹脂製ケース21は一
体なので、ビスナットで固定しないから、縦横共最小に
形成でき、コストも安価であるばかりでなく、窓ガラス
を精一杯大きくできる。
背面側に金属バックプレート２を前記金属カバープレー
ト１と前記金属バックプレート２との間にラッチ４およ
びラチェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方
位置に、ロックとアンロックの切替用モーター15を収容
しうるモーター収納凹部16と前記切替用モーター15によ
り回転する減速歯車24を収容する減速歯車凹部16aと前
記減速歯車24を介して回転する出力レバー19を収容する
出力レバー凹部20とを有する合成樹脂ケース21を前記合
成樹脂製ボディ３と一体的に形成した車両用ロック装置
としたものであるから、出力レバー19により切替えられ
るロックレバー９等の関係位置の狂いはなく正確に形成
できるので、円滑に作動する。また、ラッチ・ラチェッ
トを収容する合成樹脂製ボディ３とロックとアンロック
の切替用モーター15を収納する合成樹脂製ケース21は一
体なので、ビスナットで固定しないから、縦横共最小に
形成でき、コストも安価であるばかりでなく、窓ガラス
を精一杯大きくできる。
また、本発明は、正面側に金属カバープレート１を背面
側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート１
と前記金属バックプレート２との間にラッチ４およびラ
チェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置
には、ロックとアンロックの切替用モーター15をその軸
心方向が左右方向でありかつその駆動軸が左右側の一側
に位置する状態に収容しうるモーター収納凹部16と、前
記切替用モーター15により回転させられ軸心方向が左右
方向のカムギヤ17を収容する左右側の一側に形成したカ
ムギヤ凹部18と、前記カムギヤ17のカム溝26に係合して
前記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置と
に切替わる軸心方向が左右方向の出力レバー19を収容す
る左右側の一側に形成した出力レバー凹部20とを形成し
た合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製ボディ３と一体的
に設け、前記モーター収納凹部16内には切替用モーター
15を、前記カムギヤ凹部18内にはカムギヤ17を、前記出
力レバー凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容した
のち外蓋22により閉鎖した車両用ロック装置としたもの
であるから、前記モーター収納凹部16も左右側の一側を
除き、左右側の他側と背面側は薄く形成でき、前記カム
ギヤ凹部18と前記出力レバー凹部20も左右側の一側以外
は出っ張らないので、窓ガラスの上下移動に支障はな
く、窓ガラスを精一杯大きくできる効果を奏する。
側に金属バックプレート２を前記金属カバープレート１
と前記金属バックプレート２との間にラッチ４およびラ
チェット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置
には、ロックとアンロックの切替用モーター15をその軸
心方向が左右方向でありかつその駆動軸が左右側の一側
に位置する状態に収容しうるモーター収納凹部16と、前
記切替用モーター15により回転させられ軸心方向が左右
方向のカムギヤ17を収容する左右側の一側に形成したカ
ムギヤ凹部18と、前記カムギヤ17のカム溝26に係合して
前記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置と
に切替わる軸心方向が左右方向の出力レバー19を収容す
る左右側の一側に形成した出力レバー凹部20とを形成し
た合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製ボディ３と一体的
に設け、前記モーター収納凹部16内には切替用モーター
15を、前記カムギヤ凹部18内にはカムギヤ17を、前記出
力レバー凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容した
のち外蓋22により閉鎖した車両用ロック装置としたもの
であるから、前記モーター収納凹部16も左右側の一側を
除き、左右側の他側と背面側は薄く形成でき、前記カム
ギヤ凹部18と前記出力レバー凹部20も左右側の一側以外
は出っ張らないので、窓ガラスの上下移動に支障はな
く、窓ガラスを精一杯大きくできる効果を奏する。
第１図は、正面側よりみた分解斜視図、第２図は、背面
側よりみた分解斜視図、第３図は組立正面図である。 符号の説明 １……金属カバープレート、２……金属バックプレー
ト、３……合成樹脂製ボディ、４……ラッチ、５……ラ
チェット、６……凹部、７……第１レバー、８……バ
ネ、９……ロックレバー、10……リンク、11……オープ
ンレバー、12……第２レバー、13……コネクターパウ
ル、14……第３レバー、14a……下部位置、15……切替
用モーター、16……モーター収納凹部、16a……減速歯
車凹部、17……カムギヤ、18……カムギヤ凹部、19……
出力レバー、20……出力レバー凹部、20a……軸穴、21
……合成樹脂ケース、22……外蓋、23……駆動歯車、24
……減速歯車、24a……第２減速歯車、25……突起、26
……カム溝、27……出力軸。
側よりみた分解斜視図、第３図は組立正面図である。 符号の説明 １……金属カバープレート、２……金属バックプレー
ト、３……合成樹脂製ボディ、４……ラッチ、５……ラ
チェット、６……凹部、７……第１レバー、８……バ
ネ、９……ロックレバー、10……リンク、11……オープ
ンレバー、12……第２レバー、13……コネクターパウ
ル、14……第３レバー、14a……下部位置、15……切替
用モーター、16……モーター収納凹部、16a……減速歯
車凹部、17……カムギヤ、18……カムギヤ凹部、19……
出力レバー、20……出力レバー凹部、20a……軸穴、21
……合成樹脂ケース、22……外蓋、23……駆動歯車、24
……減速歯車、24a……第２減速歯車、25……突起、26
……カム溝、27……出力軸。
Claims (2)
- 【請求項１】正面側に金属カバープレート１を背面側に
金属バックプレート２を前記金属カバープレート１と前
記金属バックプレート２との間にラッチ４およびラチェ
ット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置に、
ロックとアンロックの切替用モーター15を収容しうるモ
ーター収納凹部16と前記切替用モーター15により回転す
る減速歯車24を収容する減速歯車凹部16aと前記減速歯
車24を介して回転する出力レバー19を収容する出力レバ
ー凹部20とを有する合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製
ボディ３と一体的に形成した車両用ロック装置。 - 【請求項２】正面側に金属カバープレート１を背面側に
金属バックプレート２を前記金属カバープレート１と前
記金属バックプレート２との間にラッチ４およびラチェ
ット５等を収容する合成樹脂製ボディ３の下方位置に
は、ロックとアンロックの切替用モーター15をその軸心
方向が左右方向でありかつその駆動軸が左右側の一側に
位置する状態に収容しうるモーター収納凹部16と、前記
切替用モーター15により回転させられ軸心方向が左右方
向のカムギヤ17を収容する左右側の一側に形成したカム
ギヤ凹部18と、前記カムギヤ17のカム溝26に係合して前
記カムギヤ17の回転でロック位置とアンロック位置とに
切替わる軸心方向が左右方向の出力レバー19を収容する
左右側の一側に形成した出力レバー凹部20とを形成した
合成樹脂ケース21を前記合成樹脂製ボディ３と一体的に
設け、前記モーター収納凹部16内には切替用モーター15
を、前記カムギヤ凹部18内にはカムギヤ17を、前記出力
レバー凹部20内には出力レバー19をそれぞれ収容したの
ち外蓋22により閉鎖した車両用ロック装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10278487A JPH076316B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 車輌用ロツク装置 |
| GB08809538A GB2204351A (en) | 1987-04-24 | 1988-04-22 | Locking device for vehicle |
| CA000565033A CA1310030C (en) | 1987-04-24 | 1988-04-25 | Locking device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10278487A JPH076316B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 車輌用ロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63268886A JPS63268886A (ja) | 1988-11-07 |
| JPH076316B2 true JPH076316B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=14336761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10278487A Expired - Fee Related JPH076316B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 車輌用ロツク装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076316B2 (ja) |
| CA (1) | CA1310030C (ja) |
| GB (1) | GB2204351A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2843046B2 (ja) * | 1989-02-25 | 1999-01-06 | シロキ工業株式会社 | ドアロック装置 |
| GB2233703B (en) * | 1989-04-27 | 1993-06-09 | Mitsui Mining & Smelting Co | Switch box of lock device for vehicle |
| DE19739340A1 (de) * | 1997-09-09 | 1999-03-18 | Mannesmann Vdo Ag | Elektrisch betätigbares Schloß |
| DE19861096B4 (de) | 1998-06-22 | 2004-09-30 | Brose Schließsysteme GmbH & Co.KG | Elektromotorischer Stellantrieb für ein Kraftfahrzeugschloß |
| FR2797291B1 (fr) | 1999-08-06 | 2002-04-05 | Aries Ind Mecanismes Et Decoup | Boitier de serrure electrique pour un element de fermeture d'un coffre de vehicule automobile |
| GB0029058D0 (en) | 2000-11-29 | 2001-01-10 | Meritor Light Vehicle Sys Ltd | Actuator |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109678A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-25 | 三井金属鉱業株式会社 | ロツク装置 |
| FR2530282B1 (fr) * | 1982-07-19 | 1986-02-21 | Cousin Cie Ets A & M Freres | Serrure electrique de securite plus specialement pour portieres de vehicules automobiles |
| DE3526501A1 (de) * | 1985-07-24 | 1987-02-05 | Kiekert Gmbh Co Kg | Kraftfahrzeugtuerverschluss |
| US4756563A (en) * | 1986-08-11 | 1988-07-12 | General Motors Corporation | Vehicle door latch |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP10278487A patent/JPH076316B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-04-22 GB GB08809538A patent/GB2204351A/en active Pending
- 1988-04-25 CA CA000565033A patent/CA1310030C/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63268886A (ja) | 1988-11-07 |
| GB2204351A (en) | 1988-11-09 |
| GB8809538D0 (en) | 1988-05-25 |
| CA1310030C (en) | 1992-11-10 |
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|---|---|---|---|
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