JPH0325590B2 - - Google Patents

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JPH0325590B2
JPH0325590B2 JP9095582A JP9095582A JPH0325590B2 JP H0325590 B2 JPH0325590 B2 JP H0325590B2 JP 9095582 A JP9095582 A JP 9095582A JP 9095582 A JP9095582 A JP 9095582A JP H0325590 B2 JPH0325590 B2 JP H0325590B2
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JP
Japan
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cam
lock
lever
cam follower
rotating member
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JP9095582A
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JPS58207468A (ja
Inventor
Shinjiro Yamada
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP57090955A priority Critical patent/JPS58207468A/ja
Priority to US06/497,711 priority patent/US4518181A/en
Priority to GB8314498A priority patent/GB2123476B/en
Priority to DE19833319354 priority patent/DE3319354A1/de
Publication of JPS58207468A publication Critical patent/JPS58207468A/ja
Publication of JPH0325590B2 publication Critical patent/JPH0325590B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/04Electrical
    • E05B81/06Electrical using rotary motors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/16Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on locking elements for locking or unlocking action
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/32Details of the actuator transmission
    • E05B81/34Details of the actuator transmission of geared transmissions
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/32Details of the actuator transmission
    • E05B81/42Cams
    • E05B81/44Cams in the form of grooves

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロツク装置に係り、特に自動車のド
アに適したロツク装置に関する。
(従来技術) 従来公知の、特開昭49−57522号公報には、ロ
ツク位置とアンロツク位置との間変位するレバー
と、駆動モータにより正転のみする円盤状回転板
と、前記回転板の回転中心軸の周りに形成された
渦巻状カム溝と、前記回転板と共回りする2個の
スイツチ用カム輪と、前記回転板の回転を制御す
る少なくとも4個のスイツチを設けた構造につい
て記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知例は、2個のスイツチ用カム輪と、少
なくと4個のスイツチとにより、駆動モータのオ
ンオフと円盤状回転板の回転制御をしているか
ら、部品点数が多くなり、組立に手間がかかり、
かつ、精度も十分でない。
また、公知例は、手動によりロツク・アンロツ
クを切替えるとき、回転板とカム輪とスイツチと
の相対関係を保つ必要から、回転板とカム輪の
外、駆動モータまでも回転させる必要があり、手
動操作が重くなる課題もあつた。
しかし、駆動モータを一定時間だけ回転させる
こととか、多少の負荷を与えると自動停止させる
技術は、すでに周知であるから、カム溝に工夫を
加えると、スイツチ用カム輪とか複数のスイツチ
を用いなくとも、駆動モータおよび回転板の制御
はなしうるものであり、機構を簡略化でき、精度
も高めうる。
(発明の目的) よつて、本発明は、カム溝式ロツク装置におい
て、機構を一層簡略化し、かつ精度を高めたもの
である。
また、本発明は、駆動モータの出力機構に影響
なく、手動切替えが行なえるようにしたものであ
る。
(課題を解決するための手段) よつて本発明は、ロツク位置とアンロツク位置
との間変位するロツクレバーと、駆動モータによ
り正逆回転する回転部材と、前記回転部材の回転
中心軸の周りに形成されたカム溝と、前記カム溝
に係合するカム従動子を有し前記回転部材の回転
により前記ロツクレバーを変位させるカム従動レ
バーとからなり、前記カム溝は、前記回転部材が
正転したとき前記カム従動子が突き当るロツク位
置突当部と、前記回転部材が逆転したとき前記カ
ム従動子が突き当るアンロツク位置突当部とを有
し、前記モータは前記カム従動子が前記ロツク位
置突当部又はアンロツク位置突当部に突き当るま
で回転を続けるロツク装置、および、前記カム溝
は、前記ロツク位置突当部とアンロツク位置突当
部とを、前記回転部材の半径方向又は回転軸芯方
向に並設させるとともに、前記カム従動レバーが
前記カム溝を通らずに前記ロツク位置突当部とア
ンロツク位置突当部との間を変位しうるよう前記
ロツク位置突当部と前記アンロツク位置突当部と
を連通溝により互いに連通させたロツク装置とし
たものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、第
1図に全体を示すロツク装置は、例えば合成樹脂
からなるボデイ2(第4図)と、このボデイ2の
表面側に取付けられる金属製カバープレート3
(第3図)とからなる本体を備えている。
ボデイ2の内部は中空に形成され、その内部に
後述の公知のラツチ機構を収容する。また、ボデ
イ2はラツチ機構を制御する機構を支持してい
る。ボデイ2はその背面側にカバープレート3を
リベツトなどにより一体的に固定し、自動車の扉
に使用する場合には、公知のようにドア側に取付
けられる。
カバープレート3は、第3図に示すように、車
体側に固定したストライカSが進入する案内スリ
ツト4を有し、該案内スリツト4を跨いでラツチ
Lを軸5により回転自在に軸装する。ラツチLは
ストライカSと係合する凹入部6を有している。
また、ラツチLには軸5を中心とする円弧状長溝
7を形成し、該円弧状長溝7内にカバープレート
3から一体的に立上る切起し片8を係合させる。
該切起し片8と円弧状長溝7の一方の端面との間
に圧縮バネ9を挿入し、第3図においてラツチL
を常に時計方向に付勢させる。
ラツチLの周面には、ハーフ係合段部10aお
よびフル係合段部10bを形成する。カバープレ
ート3にはラチエツト11を軸13により軸装す
る。該ラチエツト11は、その係合爪12が前記
各係合段部10a,10bに順次係合して、ラツ
チLの逆転を防止する。ラチエツト11には、係
合爪12をラツチ周面に押付けるばね14を設け
る。ラチエツト11の一端には長孔15を形成す
る。
前記ストライカSが、第3図において案内スリ
ツト4内に進入すると、凹入部6と係合してラツ
チLを反時計方向に回動させ、係合爪12がハー
フ係合段部10aとの係合状態を経た後、フル係
合段部10bと係合しフルロツクされる。この状
態を解除するには、ラチエツト11を第3図矢印
A方向に回動させて係合爪12をフル係合段部1
0bから離せばよい。
前記ボデイ2には、第4図に示すように、案内
スリツト4を覆う中空***部17を形成する。ボ
デイ2の裏面(第4図でみて上面)にはバツクプ
レート19が第1図に示すように取付けられる。
前記ラツチLの軸5はボデイ2を貫通して裏面に
まで突出し、バツクプレート19にかしめられ
る。バツクプレート19の一端にはフランジ21
を形成する。バツクプレート19の一側には立上
り壁26を形成する。バツクプレート19には軸
30を回転自在に取付け、該軸30にロツクレバ
ー31を固定する。
前記ロツクレバー31の一端には立上り部32
を形成し、立上り部32から係合突起33を側方
に突出させる。該係合突起33にはキーシリンダ
又はシルノブに連結したフオーク部材51を係合
させる。前記ロツクレバー31の他端には二又部
34を形成する。
前記ラチエツト11の長孔15には、第4図に
示す連係リンク36の一端37を係合させる。該
一端37の上側には当接片38を突出させる。連
係リンク36の他端はボデイ2に一体成形した案
内樋39内に摺動自在に嵌合させる。連係リンク
36の他端にはピン40を上方(裏側)へ向つて
突出させ、該ピン40を前記ロツクレバー31の
二又部34に係合させる。従つて、キーシリンダ
又はシルノブに連結したフオーク部材51により
ロツクレバー31を軸30を中心に回動させる
と、ピン40と二又部34との係合により連係リ
ンク36がその長手方向に変位し、連係リンク3
6の一端37は長孔15の範囲内で変位する。
ボデイ2とバツクプレート19の間には、前記
軸13によりオープンレバー42を回動自在に軸
止する。オープンレバー42は、軸13の周りに
巻回したばね(図示なし)の作用により第1図に
おいて時計方向に付勢される。
オープンレバー42の一端には、第5図に示す
ように、当接突起44と凹入部45とを有する窓
46を設ける。該窓46内には前記連係リンク3
6の当接片38を臨ませる。当接片38は連係リ
ンク36の長手方向の変位により、当接突起44
又は凹入部45と選択的に対峙する。オープンレ
バー42の他端には自動車のドアのアウターハン
ドルに連なる操作リンク47をピン48により連
結する。なお、オープンレバー42の一端に形成
した突起49には、インナーハンドルに連結した
回動レバー(図示なし)を係合させる。
ロツク装置がアンロツク状態のときは、第5図
の如く、連係リンク36の当接片38は当接突起
44に対向する。この状態で、車内外のハンドル
操作によつてオープンレバー42を反時計方向に
回動させると、オープンレバー42の当接突起4
4が当接片38を矢印Bで示す方向に押圧し、当
接片38と一体の一端37と、ラチエツト11の
長孔15との係合により、ラチエツト11が軸1
3を中心に回動し、ラチエツト11の係合爪12
がラツチLのフル係合段部10bから離脱して、
ラツチLが自由となり、開扉される。
第5図の状態のロツク装置をロツク状態に切替
えるには、第6図のように、フオーク部材51に
よりロツクレバー31を軸30を中心に矢印C方
向に回動させ、連係リンク36を矢印D方向に移
動させ、当接片38を凹入部45に対峙させる。
この状態で、オープンレバー42を反時計方向に
回動させても、当接片38は凹入部45内に進入
するのみで、連係リンク36が下動しないため、
開扉されない。
なお、ロツク状態を解く場合には、ロツクレバ
ー31を逆方向に回動させて連係リンク36を再
び第5図の状態に戻せばよい。
つぎに、本願の要旨となる動力操作機構につい
て詳述する。
第1図および第2図において、63は短円筒形
ケースであり、その内部に、外周面に歯部62a
を形成した円盤状の回転板62を収納する。短円
筒形ケース63は、バツクプレート19に腕64
を介して固定された支持板65の上面に、ねじ6
7により取付けられている。ケース63の近傍位
置には、ケース60内に収容した正逆転自在の駆
動モータMを設ける。駆動モータMの出力軸には
ピニオン61を固定し、該ピニオン61を前記歯
部62aに噛合させる。ケース60と短円筒形ケ
ース63は合成樹脂等により一体的に形成するの
が好ましい。
回転板62の表面には、第7図および第8図に
示すように、カム溝70を形成する。該カム溝7
0は、回転板62の回転中心の周りに「渦巻」の
形状に設けられている。この渦巻は、回転中心か
ら最も遠い位置にあるアンロツク位置突当部70
aと、回転中心から最も近い位置にあるロツク位
置突当部70bとの間に形成されている。アンロ
ツク位置突当部70aとロツク位置突当部70b
は回転板62の半径方向に並設される。アンロツ
ク位置突当部70aとロツク位置突当部70bと
は回転板62の半径方向に伸る連通溝71により
連通する。
短円筒形ケース63の上面には覆板63bを取
付ける。該覆板63bの前記連通溝71に対応す
る位置には開口72を形成する。覆板63bには
カム従動レバー75の中程を枢軸74により回転
自在に枢着する。カム従動レバー75の一端に
は、前記開口72を介してカム溝70及び連通溝
71と係合するカム従動子76を突設させる。
カム従動レバー75の他端には長孔77を形成
する。
前記ロツクレバー31の軸30の先端は角軸7
9に形成し、該角軸79に中間レバー80の一端
を角軸嵌合させる。これにより、中間レバー80
とロツクレバー31は軸30を介して一体回動す
る。中間レバー80の他端にはピン81を突設
し、該ピン81を前記長孔77に係合させる。
以上の構成において、駆動モータMによりピニ
オン61を介して回転板62をいずれかの方向に
回転させると、そのカム溝70に係合しているカ
ム従動子76は、カム溝70に沿つて回転板62
の半径方向に変位し、したがつて、カム従動レバ
ー75は枢軸74を中心に揺動する。
例えば、カム溝70のロツク位置突当部70b
にカム従動子76が突き当つている第9図の状態
において、回転板62を反時計方向に逆回転させ
ると、カム従動子76は最後に第10図に示すよ
うにカム溝70のアンロツク位置突当部70aに
突き当り、この間、カム従動レバー75は枢軸7
4を中心に時計方向に正回動する。これにより、
中間レバー80は軸30(79)を中心に反時計
方向に回動し、ロツクレバー31も反時計方向に
回動する。このロツクレバー31の回動により、
前記のように、ロツク状態が切替わる。
なお、第9図の状態はロツク状態であり、第1
0図の状態はアンロツク状態である。したがつ
て、カム従動子76がカム溝70のロツク位置突
当部70bにあると、ロツク状態が得られ、また
カム従動子76がカム溝70のアンロツク位置突
当部70aにあるとアンロツク状態が得られるこ
とになる。
なお、駆動モータMによりロツクレバー31を
ロツク位置とアンロツク位置の間で回動させると
き、駆動モータMは、カム従動子76がカム溝7
0のアンロツク位置突当部70aまたはロツク位
置突当部70bに突当るまで回転し、途中で停止
しない。
駆動モータMの操作によらず、手動操作により
行なうときは、従来と同様、キーシリンダ又はシ
ルノブに連結したフオーク部材51によりロツク
レバー31の係合突起33に操作力を加える。こ
の時、中間レバー80を介してカム従動レバー7
5が回動するが、カム従動子76は連通溝71に
沿つてアンロツク位置突当部70aとロツク位置
突当部70bの間を直線移動するため、回転板6
2は回転しない。したがつて、手動操作時に、駆
動モータMを回すことはない。
なお、前記手動操作においては、カム従動子7
6をアンロツク位置突当部70aまたはロツク位
置突当部70bに確実に移動させないまま、操作
をやめてしまうことが想定されるため、公知のオ
ーバーセンターばねに相当するものを付設するこ
とがのぞましい。本発明では、このオーバーセン
ターばねに相当するものを節動手段と称する。
該節動手段について詳述すると、第8図および
第12図に示すように、連通溝71の底部には、
山型に***させた節動付与部85を設け、カム従
動子76は従動レバー75とは別体に形成し、ば
ね86により突出方向に付勢させる。これによ
り、カム従動子76が連通溝71内を移動する際
には、前記節動付与部85との当接により弾力的
に後退し、カム従動子76をアンロツク位置突当
部70aまたはロツク位置突当部70bに確実に
移動させないまま、操作をやめてしまつた場合に
も、ばね86の弾力と節動付与部85の傾斜面と
の作用により、カム従動子76はアンロツク位置
突当部70aまたはロツク位置突当部70bに確
実に移動する。なお、前記のように、駆動モータ
Mによりカム従動子76を変位させるときは、カ
ム従動子76は連通溝71を通過しないため、節
動手段の影響を全く受けない。
第12図の構成は第13図に示すように改変す
ることもできる。この例では、従動レバー75と
カム従動子76とは一体に形成し、節動付与部8
5自体をばね86aの弾力に抗して回転板62の
内部へ向つて沈下可能に支持する。
次に、カム溝70のカム従動子76に対する作
用(増力効果)を第11図において説明する。同
図においてO1は回転板62の回転中心、Pはカ
ム従動子76とカム溝70の側壁との当接点であ
り、当接点Pと回転中心O1とを結ぶ直線と、カ
ム溝70の側壁とは直交しない。また、カム従動
子76を形成したカム従動レバー75の枢軸74
の回転中心はO2で示される。
さて、回転板62にM0で示すトルクが作用す
ると、カム従動子76には、点Pにおける力F0
が作用する。この力F0は、中心O1と点Pの距
離をl0とすると、 F0=M0/l0 で示される。また、この力F0は、点Pとカム従
動子76の中心を通る力の成分F1と他の力の成
分F2との合成ベクトルとなる。そこで、点Pに
おける圧力角をθとすると、 F1=F0/sinθ となり、sinθは1より小であるから、 F1>F0 となり、特に圧力角θが小さい場合には力F1は
力F0に対して遥かに大となる。
また、この力F1の力線に、点O2から降した
垂線の長さをl1とすると、従動レバー75に作用
する回転トルクM1は M1=F1×l1 となり、力F1をさらに増幅した回転トルクM1が
従動レバー75に作用することになる。したがつ
て、小型モータでも充分に従動レバー75を回転
させることができる。
第14図に示す例では、従動レバー89が連通
溝71の方向に設けられており、回転板62の回
転によつて従動レバー89はその長手方向に摺動
する。従動レバー89はロツクレバー31のピン
90に係合し、従動レバー89の摺動によつてロ
ツクレバー31が回動する。
なお、ロツクレバー31とカム従動子76の連
係は他の機構によつて行なうこともできる。
第15図には、カム従動子76をロツクレバー
31に直接設けた例を示す。ロツクレバー31に
は延長腕31aを設け、その先端にカム従動子7
6を突設させる。
以上述べた例では、回転板62のカム溝70は
連通溝71で連通しているが、手動操作機構を設
けない場合には、第16図に示すように連通溝7
1を省略してもよい。
また、連通溝71内の節動付与部85を第17
図に示すように省略し、代りにロツクレバー等に
節動付与手段(オーバーセンターばね等)を設け
てもよい。
第18図に示す回転板62の例では、節動手段
を設けずに、連通溝71を形成する側壁の一部に
面取り部71a,71bを形成している。これに
より、連通溝71の途中でカム従動子76が停止
した場合でも、モータMにより回転板62を回転
させれば、面取り部71a,71bを介してカム
従動子76がカム溝70内に復帰する。
以上に述べた例では、ロツク、アンロツクの切
替えをロツクレバー31の回動により行なつてい
るが、ロツクレバーの機能は他形式の変位を行な
う部材によつても果たすことができる。
また、回転板に代つて板状でない回転部材を用
いることも可能であり、さらにカム溝に代つて、
カム溝に相当する手段を用いることもできる。
第19図には回転板の代りに円筒状の回転柱を
用いた例を示す。この例は原理的に第14図の例
に類似しており、第14図に示す部材の符号にX
を付加して対応部分を示す。回転柱62Xの周面
には「螺旋」のカム溝70Xが形成され、そのア
ンロツク位置突当部70aXとロツク位置突当部
70bXの間に連通溝71Xを形成する。駆動モ
ータMの回転はピニオン61を介して歯車62
aXに伝達され、回転柱62Xが回転する。これ
によつて、カム従動子76を支持する従動レバー
89Xは矢印方向の変位、すなわち回転柱の軸線
方向に変位する。
なお、設計の必要によつては、既述のようなカ
ム従動子の半径方向変位に回転軸線方向の変位を
重畳したような変位を得ることも可能である。
(効果) 以上のように、本発明は、ロツク位置とアンロ
ツク位置との間変位するロツクレバーと、駆動モ
ータにより正逆回転する回転部材と、前記回転部
材の回転中心軸の周りに形成されたカム溝と、前
記カム溝に係合するカム従動子を有し前記回転部
材の回転により前記ロツクレバーを変位させるカ
ム従動レバーとからなり、前記カム溝は、前記回
転部材が正転したとき前記カム従動子が突き当る
ロツク位置突当部と、前記回転部材が逆転したと
き前記カム従動子が突き当るアンロツク位置突当
部とを有し、前記モータは前記カム従動子が前記
ロツク位置突当部又はアンロツク位置突当部に突
き当るまで回転を続けるロツク装置としたから、
前記公知例のように、スイツチ用カム輪とかモー
タ駆動停止用の複数のスイツチとかを必要とせ
ず、簡単に形成できるので、全体を小型化でき
る。また、カム従動子76は、ロツク位置突当部
70b,70bx、又はアンロツク位置突当部7
0a,70aXに突き当るまで回転を続け、その
位置で停止するから、精度の高いロツク装置にで
きる効果がある。
また、前記カム溝は、前記ロツク位置突当部と
アンロツク位置突当部とを、前記回転部材の半径
方向又は回転軸芯方向に並設させるとともに、前
記カム従動レバーが前記カム溝を通らずに前記ロ
ツク位置突当部とアンロツク位置突当部との間を
変位しうるよう前記ロツク位置突当部と前記アン
ロツク位置突当部とを連通溝により互いに連通さ
せたロツク装置としたから、この構成にしたとき
は、手動切替えは、軽く行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロツク装置の背面斜視図、第
2図は同背面図、第3図は同装置のカバープレー
トとラツチ・ラチエツトを示す背面斜視図、第4
図は同装置のボデイ上の部材を示す背面斜視図、
第5図はアンロツク状態時の関係図、第6図はロ
ツク状態時の関係図、第7図は要部の背面斜視
図、第8図は回転板の詳細を示す背面斜視図、第
9図はロツク状態の切替説明図、第10図はアン
ロツク状態の切替説明図、第11図は増力効果の
力学的効果の説明図、第12図は連通溝とカム従
動子の関係を示す断面図、第13図は同変形例の
断面図、第14図は回転板とロツクレバーの間の
機構の変形例を示す平面図、第15図はロツクレ
バーとカム従動レバーを一体にした例を示す背面
図、第16図ないし第18図は回転板の異なる変
形例をそれぞれ示す背面斜視図、第19図は回転
柱を用いた実施例の要部斜視図である。 符号の説明、2……ボデイ、3……カバープレ
ート、4……案内スリツト、5……軸、6……凹
入部、7……円弧状長溝、8……切起し片、9…
…圧縮バネ、10a……ハーフ係合段部、10b
……フル係合段部、11……ラチエツト、12…
…係合爪、13……軸、14……ばね、15……
長孔、17……中空***部、19……バツクプレ
ート、21……フランジ、26……立上り壁、3
0……軸、31……ロツクレバー、31a……延
長腕、32……立上り部、33……係合突起、3
4……二又部、36……連係リンク、37……一
端、38……当接片、39……案内樋、40……
ピン、42……オープンレバー、44……当接突
起、45……凹入部、46……窓、47……操作
リンク、48……ピン、49……突起、60……
ケース、61……ピニオン、62……回転板(回
転部材)、62X……回転柱(回転部材)、62a
……歯、62aX……歯車、63……短円筒形ケ
ース、63b……覆板、64……腕、65……支
持板、67……ねじ、70,70X……カム溝、
70a,70aX……アンロツク位置突当部、7
0b,70bX……ロツク位置突当部、71,7
1X……連通溝、71a,71b……面取り部、
72……開口、74……枢軸、75……カム従動
レバー、76……カム従動子、77……長孔、7
9……角軸、80……中間レバー、81……ピ
ン、85……節動付与部、86a……ばね、8
9,89X……従動レバー、90,90X……ピ
ン、S……ストライカ、L……ラツチ、M……駆
動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロツク位置とアンロツク位置との間変位する
    ロツクレバーと、駆動モータにより正逆回転する
    回転部材と、前記回転部材の回転中心軸の周りに
    形成されたカム溝と、前記カム溝に係合するカム
    従動子を有し前記回転部材の回転により前記ロツ
    クレバーを変位させるカム従動レバーとからな
    り、前記カム溝は、前記回転部材が正転したとき
    前記カム従動子が突き当るロツク位置突当部と、
    前記回転部材が逆転したとき前記カム従動子が突
    き当るアンロツク位置突当部とを有し、前記モー
    タは前記カム従動子が前記ロツク位置突当部又は
    アンロツク位置突当部に突き当るまで回転を続け
    るロツク装置。 2 特許請求の範囲第1項のものにおいて、前記
    カム溝は、前記ロツク位置突当部とアンロツク位
    置突当部とを、前記回転部材の半径方向又は回転
    軸芯方向に並設させるとともに、前記カム従動レ
    バーが前記カム溝を通らずに前記ロツク位置突当
    部とアンロツク位置突当部との間を変位しうるよ
    う前記ロツク位置突当部と前記アンロツク位置突
    当部とを連通溝により互いに連通させたロツク装
    置。
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