JPH0436370Y2 - - Google Patents

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JPH0436370Y2
JPH0436370Y2 JP1984111030U JP11103084U JPH0436370Y2 JP H0436370 Y2 JPH0436370 Y2 JP H0436370Y2 JP 1984111030 U JP1984111030 U JP 1984111030U JP 11103084 U JP11103084 U JP 11103084U JP H0436370 Y2 JPH0436370 Y2 JP H0436370Y2
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lock
lever
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key
lock lever
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JP1984111030U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車に最適なドアロツク装置の
ロツクレバー拘束装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のドアロツク装置において、車から離れる
時、あるいは車室内より施解錠操作するには、例
えば、第10図に示す如く車室内のロツクノブ3
3を操作するか、あるいは車外よりキーシリンダ
Kを操作してドアロツク装置Aのロツクレバーを
施錠位置へ回動させることで、インサイドハンド
ル65又はアウトサイドハンドル63を操作して
も空振りしドアの開扉ができない構造になつてい
る。なお、このようなドアロツク装置としては、
例えば、山海堂発行の自動車工学全書第13巻乗用
車の車体第131頁がある。
[考案が解決しようとする問題点] かかるドアロツク装置にあつては、例えば、ド
アウエスト部から針金や薄い板などを挿入して前
記ロツクレバーを解錠位置へ回動させることで外
から容易にドアロツクの解錠が行なえるため、非
常に不用心であつた。
そこで、この考案にあつては、単一機構にして
構造を簡潔にしてコンパクト化を図ると共に通常
のキー操作によりドアロツクの施錠と同時に、拘
束状態が得られるドアロツク装置のロツクレバー
拘束装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、少くともキーによ
る施錠又は解錠操作で施錠位置と解錠位置とに回
動するロツクレバーを備えたドアロツク装置にお
いて、前記ロツクレバーと連繋し、軸を支点とし
て施錠位置と解錠位置とに回動可能な作動レバー
と、前記軸に固着され作動レバーと当接して、解
錠位置から施錠位置へ作動レバーを作動させるス
トツパーを有すると共に、前記ストツパーと作動
レバーが当接し、ロツクレバーを施錠位置に拘束
する拘束姿勢と、ストツパーと作動レバーが離反
し、ロツクレバーの解錠位置への作動を自由にし
て拘束を解除する解除姿勢とに回動可能なロツク
部材と、ロツク部材側へのみ一方向に回転動力が
伝達される噛み合い部を有し、前記キーによる施
錠操作および解錠操作時に前記ロツク部材を拘束
姿勢又は解除姿勢へ回動させる駆動機構とを設け
てある。
[作用] かかる拘束装置によれば、キーによる施錠操作
時に、ロツクレバーは施錠位置に回動し、同時に
拘束装置によつて施錠位置で拘束されるようにな
る。この場合、拘束装置は、駆動機構とロツク部
材と作動レバーの三つから成り、ロツク部材及び
作動レバーは同軸上に設けられているため、構造
が簡潔となり、コンパクト化が図れる。
[実施例] 以下、第1図乃至第9図の図面を参照しなが
ら、この考案の一実施例を詳細に説明する。な
お、従来例と同一部材には同一符号を用いて説明
する。
図中1はドアロツク装置Aのラツチを示してい
る。
ラツチ1は、車体側に固着されたストライカ3
の進入で該ストライカ3と正規に噛み合う開扉状
態のフルラツチ位置と、半ドアの状態となるハ
ーフラツチ位置と、ストライカ3がフルラツチ
位置よりさらに深い噛み合いを一度は経過する
オーバトラベル位置とに回動可能で、ラツチ軸
5によつてカバープレート6及びベースプレート
7に枢着されている。フルラツチ位置のラツチ
1は、ポール9の爪部9aと係脱自在に係合し反
時計方向(矢印イ)への動きが規制されている。
ポール9はポール軸13を介してオープンレバ
ー17と連結し該レバー17に介装されたばね1
9によつてフルラツチ位置のラツチ1と常時係
合し合う位置に付勢されている。
オープンレバー17には突起部21が形成さ
れ、該突起部21は、サブレバー23に形成され
た係合部25と係脱可能である。サブレバー23
は、一端がアウトサイドレバー27と、他端が施
錠位置(第5図鎖線)及び解錠位置(同図実
線)とに回動可能なロツクレバー29とそれぞれ
連結しており、ロツクレバー29の施錠位置の
時、サブレバー23の係合部25は、オープンレ
バー17の突起部21と離れた状態にあつてアウ
トサイドレバー27又は該レバー27と連繋のイ
ンサイドレバー31を操作しても係合部25は空
振り(矢印ロ)し、ラツチ1とストライカ3の噛
み合いが保持されるようになつている。また、ロ
ツクレバー29が解錠位置の時、サブレバー2
3の係合部25はオープンレバー17の突起部2
1と係合した状態にあつてアウトサイド又はイン
サイドの各レバー27,31を操作することで、
時計方向(第5図矢印)に回動するオープンレバ
ー17を介してポール9の爪部9aがラツチ1よ
り外れるようになつている。
ロツクレバー29の施錠位置と解錠位置へ
の切換えは、ロツクレバー29と連繋のキーシリ
ンダK及び車室内のロツクノブ33によつてそれ
ぞれ作動制御される。
なお、アウトサイドレバー27及びインサイド
レバー31はアウトサイドハンドル63とインサ
イドハンドル65にそれぞれロツドを介して連結
している。
一方、ロツクレバー29には施錠位置のロツ
クレバー29を拘束する拘束装置35が連動連繋
されている。拘束装置35は、拘束姿勢(第1
図実線)と解除姿勢(第6図実線)とに回動可
能なロツク部材37とキーによる施錠及び解錠操
作で前記ロツク部材37を拘束姿勢と解除姿勢
とに回動させる駆動機構39と作動レバー49
とから成り、ロツク部材37は、軸41に対して
回動自在に枢着されている。ロツク部材37は、
その歯部43が後述するウオーム51と噛み合
い、この噛み合い部52は、ウオーム51側から
歯部43側へのみ一方向に回転動力が伝達される
噛み合いとなつており、ロツク部材37側からの
回転動力は伝達されないロツク部として機能して
いる。また、その適所にはストツパー45を設け
ている。ロツク部材37の拘束姿勢時は、スト
ツパー45が第1回動位置(第1図実線)にあ
る突起体47に係合してその時計方向への回動を
拘束している。
突起体47は軸41に一体的に固着され、同じ
く軸41に固着された作動レバー49を介して前
記ロツクレバー29と連動連繋しており、第1回
動位置の時、ロツクレバー29は施錠位置に
ある。また、第2回動位置(第6図鎖線)の
時、ロツクレバー29は解錠位置となる関係に
設定されている。
一方、駆動機構39は、ロツク部材37の歯部
43に噛み合うウオーム51と該ウオーム51の
該ウオーム軸53に伝導連結された駆動モータ5
5とから成り、駆動モータ55は、キースイツチ
Sの施錠接点S1側が閉になると制御回路SLを介
して正転し、解錠接点S2側が閉になると制御回路
SLを介して逆転する正・逆両用のモータとなつ
ている。
これにより、駆動モータ55の正転又は逆転に
よりウオーム51を介してロツク部材37は拘束
姿勢と解除姿勢とに回動するようになると共
に回動量はケース57に設けられた各ストツパー
P1・P2に当接することによつて各姿勢・に
位置決めされるようになる。
キースイツチSの施錠接点S1及び解錠接点S2はキ
ーシリンダ内に組込まれていて、例えば、右に回
転させることで施錠接点S1が閉となる。これによ
り、駆動モータ55の始動は、制御回路SLに組
込まれたタイマによつてロツクレバー29の施錠
位置後に作動するようになる。
また、解錠接点S2は、キーを挿込んで左に若干
回転させることで閉となる。これにより、駆動モ
ータ55の始動は、キーを挿込むと略同時に作動
するようになり、キーを挿込んで解錠操作する
際、ロツクレバー29、即ち、第1回動位置の
突起体47の拘束が解除されるようになつてい
る。
なお、第8図において他の駆動モータ55は、
フロントドアとリヤドアにそれぞれ設けられた例
を示したものである。
次に、作動について説明すると、キーによる施
錠・解錠操作を行なわない時、ロツク部材37は
解除姿勢にあるため、ロツクノブ33による車
室内からのロツクレバー29の施・解錠が支障な
く行なえる。また、ロツクレバー29の解錠位置
において、インサイドハンドル65又はアウト
サイドハンドル63を操作することでドアロツク
の解除が行なえるようになる。
次に、車を離れる時に、キーによつて施錠操作
を行いロツクレバー29を施錠位置とする。同
時に駆動機構39が働らいてロツク部材37を拘
束姿勢とする。この時、ロツク部材37は噛み
合い部52によつて拘束状態が確保されている結
果、ロツクレバー29を不正手段によつて攻撃を
かけても解錠されることはない。また、キーを挿
込むと、解錠接点S2が閉となりロツク部材37が
解除姿勢にもどるから、キーを解錠操作するこ
とでロツクレバー29は解錠位置となる。
したがつて、拘束装置35は、拘束、解除の単
純な単一機能で済むようになると共に、アウトサ
イドハンドル63を操作することでドアロツクの
解除と開扉が行なえる。
なお、第9図に示す如くドアロツク装置Aと拘
束装置35との間にアクチユエータ61を設け、
該アクチユエータ61を介して作動させるように
することも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、車か
ら離れるときに、キー操作するだけで、拘束装置
の拘束、解除が得られる単純な単一機能となり、
構造が簡潔となり、しかも、同軸上にロツク部材
と作動レバーが設けられているためコンパクト化
が図れる。また、不正手段によつて攻撃をかけら
れても解錠される虞れがなくなり、防盗性の面に
おいて大変好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の拘束装置の切断面図、第2
図は全体の概要説明図、第3図と第4図と第5図
はドアロツク装置の動作図、第6図は拘束装置の
動作図、第7図は第1図のB−B線断面図、第8
図は回路図、第9図はアクチユエータを加えた第
2図と同様の概要説明図、第10図は従来のドア
ロツク装置の斜視図である。 主要な図面符号の説明、A……ドアロツク装
置、29……ロツクレバー、37……ロツク部
材、……ロツクレバーの解錠位置、……ロツ
クレバーの施錠位置、……ロツク部材の拘束姿
勢、……ロツク部材の解除姿勢。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くともキーによる施錠又は解錠操作で施錠位
    置と解錠位置とに回動するロツクレバーを備えた
    ドアロツク装置において、前記ロツクレバーと連
    繋し、軸を支点として施錠位置と解錠位置とに回
    動可能な作動レバーと、前記軸に固着され作動レ
    バーと当接して、解錠位置から施錠位置へ作動レ
    バーを作動させるストツパーを有すると共に、前
    記ストツパーと作動レバーが当接し、ロツクレバ
    ーを施錠位置に拘束する拘束姿勢と、ストツパー
    と作動レバーが離反し、ロツクレバーの解錠位置
    への作動を自由にして拘束を解除する解除姿勢と
    に回動可能なロツク部材と、ロツク部材側へのみ
    一方向に回転動力が伝達される噛み合い部を有
    し、前記キーによる施錠操作および解錠操作時に
    前記ロツク部材を拘束姿勢又は解除姿勢へ回動さ
    せる駆動機構とを設けたことを特徴とするドアロ
    ツク装置のロツクレバー拘束装置。
JP1984111030U 1984-07-24 1984-07-24 ドアロツク装置のロツクレバ−拘束装置 Granted JPS6126867U (ja)

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JP1984111030U JPS6126867U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 ドアロツク装置のロツクレバ−拘束装置

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JPS6126867U JPS6126867U (ja) 1986-02-18
JPH0436370Y2 true JPH0436370Y2 (ja) 1992-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726501B2 (ja) * 1988-12-29 1995-03-22 株式会社大井製作所 自動車用ドアロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5565681A (en) * 1978-11-02 1980-05-17 Fichtel & Sachs Ag Safety device for lock for door or like of vehicle* particularly automobile
JPS55129575A (en) * 1979-03-28 1980-10-07 Bosch Gmbh Robert Driver for moving member* particularly for moving structural member belonging to automobile
JPS562217A (en) * 1979-03-24 1981-01-10 Kiekert Soehne Arn Centrally controlled locking apparatus for automobile door

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