JPH0761291A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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Publication number
JPH0761291A
JPH0761291A JP23087293A JP23087293A JPH0761291A JP H0761291 A JPH0761291 A JP H0761291A JP 23087293 A JP23087293 A JP 23087293A JP 23087293 A JP23087293 A JP 23087293A JP H0761291 A JPH0761291 A JP H0761291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
contact surface
contact
seal portion
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23087293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Ando
貴章 安藤
Hiroya Watanabe
浩也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP23087293A priority Critical patent/JPH0761291A/ja
Publication of JPH0761291A publication Critical patent/JPH0761291A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用ウエザストリップにおいて、広いシ
ール幅全体にわたって相手部材とよく密着し、すぐれた
シール性とともに、すぐれた遮音性を得ることである。 【構成】 スポンジゴムからなる中空状のシール部32
を備え、シール部32の相手部材2との当接面321が
緩かな湾曲面をなして相手部材2との間に幅の広いシー
ル面を形成するウエザストリップ3において、上記当接
面321の内面に、当接面321の中央部が厚く両側へ
漸次薄くなるソリッドゴム層4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特に車体の開口まわりに取付けられ、あるいは該開
口を開閉する開閉部材まわりに取付けられて、両者の間
をシールするウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のウエザストリップには防水性と
ともに、室内への騒音の侵入を防止するために遮音性が
要求される。図1および図3は、この種のウエザストリ
ップの代表例として、車体のクオータウインド1の開口
縁に取付けられるウエザストリップを示すもので、ウエ
ザストリップ3は、開口縁のフランジ10に係止される
取付基部31と、取付基部31の一方の側面から膨張
し、クオータウインドガラス2の周縁内面に当接する中
空状のシール部32を備えている。取付基部31はソリ
ッドゴム、シール部32はスポンジゴムからなる。
【0003】ところで、上記遮音性を良好にするために
は、シール部32のウインドガラス当接面(シール面)
321の幅を広くすることが望ましく、そのために当接
面321を緩やかな湾曲形状としている。
【0004】しかしながら、当接面321を広くして
も、必ずしも面幅の拡大に対応して遮音性は向上しな
い。それは、図4に示すようにウインドガラス2により
押込まれたときに当接面321の中央部がやや反転して
(図では若干誇張して示す)ガラス面と充分に密着せ
ず、二点シールのような状態となるからである。
【0005】そこで、シール部32のうち当接面321
部分をソリッドゴムで形成することがなされている。し
かしながらこの場合、ソリッドゴムではドアガラス面に
対する追従性が悪く、当接面321全面がドアガラス面
に均一に密着しないという問題がある。また、当接面3
21部分を他の部分よりも厚肉にすることも考えられる
が、シール部32の大きさや高さ等によってはウインド
ガラス2により押込まれたときに底づきが生じるという
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明はシール
部の相手部材との当接面を広くしても、当接面全面が相
手部材によく密着する自動車用ウエザストリップを提供
することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は図2に示すよう
に、ウエザストリップ3のスポンジゴムからなる中空状
のシール部32の相手部材(例えばウインドガラス2)
との当接面321の内面に、中央部が厚く両側へ向けて
漸次薄くなるソリッドゴム層4を設けたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】シール部32の当接面321が相手部材2によ
って押込まれたとき、当接面321はソリッドゴム層4
で裏打ちされているから、中央部が反転しない。また表
面側は柔軟なスポンジゴム層で形成されているから、相
手部材2に対する追従性がよく、相手部材2面とよく密
着する。
【0009】
【実施例】図1に示す自動車のクオータウインド1の開
口縁にはこれに沿って、図2に示すようにウエザストリ
ップ3が装着されている。ウエザストリップ3は、断面
U字形でソリッドゴムからなる取付基部31と、その一
方の側面から膨出するスポンジゴムからなる中空状のシ
ール部32を備えている。取付基部31には芯金33が
埋設されている。取付基部31は、内部対向面から突出
するリップ311により、上記開口縁に形成したフラン
ジ10に保持され、ウインドガラス2を閉じた時にその
周縁部内面によりシール部32が押付けられる。
【0010】シール部32のウインドガラス2との当接
面321は緩かな円弧状の断面形状をなしている。そし
てその内面側には、当接面321の中央部が厚く、両側
へ漸次薄くなるソリッドゴム層4が設けてある。この取
付基部31、中空シール部32およびソリッドゴム層4
を備えたウエザストリップ3は押出しにより一体成形さ
れる。
【0011】上記のように構成されたウエザストリップ
3において、上縁が車体にヒンジ結合されたクオータウ
インドガラス2を閉じると、シール部32の当接面32
1はウインドガラス2の外周内面で押込まれる。このと
き、ソリッドゴム層4で裏打ちされた当接面321は、
反転することなくウインドガラス2面に圧接しつつ撓
む。そして、ソリッドゴム層4は、両側へ薄くなってい
るから、ドアガラス閉力の増加は極めて少ない。また、
当接面321の表面はスポンジゴム層であるから、全面
がクオータウインドガラス2面とよく密着する。
【0012】本発明は、上記実施例以外にも、ドアフレ
ームまわりに装着されて車体のドア開口縁と当接するウ
エザストリップや、車体のドア開口縁に沿って装着され
てフレームレスドアのドアガラスの周縁と当接するウエ
ザストリップにも適用される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエザスト
リップのシール部は、相手部材と広い幅で接し、かつ接
触面全面が相手部材とよく密着するから、良好な防水性
とともに、良好な遮音性が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う位置での本発明のウエザ
ストリップの断面を示す図である。
【図3】図1のA−A線に沿う位置での従来のウエザス
トリップのウインドガラス閉時の断面を示す図である。
【図4】図3のウエザストリップのウインドガラス当接
部の拡大図である。
【符号の説明】
1 クオータウインド 2 ウインドガラス 3 ウエザストリップ 31 取付基部 32 シール部 321 当接面 4 ソリッドゴム層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポンジゴムからなる中空状のシール部
    を備えた自動車用ウエザストリップにおいて、シール部
    の相手部材との当接面の内面側に、当接面の中央部が厚
    く両側へ漸次薄くなるソリッドゴム層を設けたことを特
    徴とする自動車用ウエザストリップ。
JP23087293A 1993-08-24 1993-08-24 自動車用ウエザストリップ Pending JPH0761291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23087293A JPH0761291A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 自動車用ウエザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP23087293A JPH0761291A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 自動車用ウエザストリップ

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Publication Number Publication Date
JPH0761291A true JPH0761291A (ja) 1995-03-07

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ID=16914635

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JP23087293A Pending JPH0761291A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 自動車用ウエザストリップ

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JP (1) JPH0761291A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230279A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ
JP2011201544A (ja) * 2007-03-15 2011-10-13 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ
US8402696B2 (en) 2007-03-15 2013-03-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230279A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ
JP2011201544A (ja) * 2007-03-15 2011-10-13 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリップ
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