JPH0761288A - 車外視認装置 - Google Patents

車外視認装置

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JPH0761288A
JPH0761288A JP23225993A JP23225993A JPH0761288A JP H0761288 A JPH0761288 A JP H0761288A JP 23225993 A JP23225993 A JP 23225993A JP 23225993 A JP23225993 A JP 23225993A JP H0761288 A JPH0761288 A JP H0761288A
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Toru Kanazawa
徹 金澤
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Murakami Kaimeido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】凹面鏡4に映る後方視野像を拡大、縮小可能に
する。 【構成】対物レンズ3と凹面鏡4との間に中間レンズ2
0を有した倍率変換装置30を設け、この倍率中間レン
ズ30を対物レンズ3の光軸に略平行に移動させる駆動
装置を設ける。そして倍率変換装置30を凹面鏡4に近
づけることにより(矢印D2方向)小さな後方視野を凹
面鏡4に映し、逆に倍率レンズ30を凹面鏡4から遠ざ
ける(矢印D1方向)により大きな後方視野を凹面鏡4
に映す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のサイドミラー等
として用いられて好適であり、詳しくは鏡面手段に映る
後方視野像を拡大、縮小可能にした車外視認装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のサイドミラー等において
は、後方視野を有効に、かつ、安全に取り込むために種
々の提案がなられている。例えば、実開平2−1286
50においては、後方視野をレンズで取り込み、これを
凹面鏡に映し出す方法が開示され、また公特平3−50
3752においてはプリズムを用いて後方視野を取り込
む方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
の走行スピードや周囲の交通状況に応じて認識できる視
野の領域を変化させたい場合や自動車をバックさせる際
に後方視野を拡大、縮小して安全性を確認したい場合等
においては、上述した方法では対処できない問題があ
る。そこで本発明は、後方視野を任意に拡大、縮小でき
るようにして上記要求を満たすことが可能な車外視認装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、後方視野光を集光する集光手段と、該集光手段に集
光された後方視野を映す鏡面手段とを有してなる車外視
認装置において、前記集光手段と前記鏡面手段との間に
配設されて、前記集光手段が集光した前記後方視野光を
拡大又は縮小する倍率変換装置と、該倍率変換装置を前
記集光手段の光軸に略平行に移動させて前記鏡面手段に
映る前記後方視野の拡大率又は縮小率を変える駆動装置
とを有してなる、ことを特徴とする。
【0005】また、後方視野光を集光する集光手段と、
該集光手段に集光された後方視野を映す鏡面手段とを有
してなる車外視認装置において、前記集光手段の一方の
鏡面が凹面鏡部をなし、他方の鏡面が凸面鏡部をなすと
共に、前記集光手段からの後方視野を前記凹面鏡部又は
前記凸面鏡部のいずれかに映すべく前記鏡面手段を回動
させる鏡回動装置を有してなる、ことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成に基づき、集光手段により集光された
後方視野を倍率変換装置により拡大、縮小して鏡面手段
に映す。この際、拡大率又は縮小率の変更は駆動装置に
より集光手段と倍率変換装置との距離を変えることによ
り行う。
【0007】また、鏡面手段の表裏面を鏡面として、凹
面鏡部及び凸面鏡部を構成する。そして鏡面手段を鏡回
動装置により回動させて後方視野を凹面鏡部又は凸面鏡
部のいずれかに映しすことにより、後方視野の拡大又は
縮小を行う。
【0008】
【実施例】本発明の各実施例の説明に先立ち、車外視認
装置の外観を図1に示す斜視図により説明する。無論、
車外視認装置の外観はこれに限定されるものではない。
車外視認装置10は後方視野光を集光する対物レンズ3
がボデー2に取付けられた構造を有している。そして対
物レンズ3からの後方視野は凹面鏡4又は凹凸面鏡6に
映され、開口部5を通して認識される。以下、この車外
視認装置の内部構造に関する幾つかの実施例を分説す
る。
【0009】<実施例1>図2は本実施例1に係る車外
視認装置10の内部構造を示す水平断面図であり、図3
は図2におけるA−A矢視断面を示している。本実施例
2では対物レンズ3として凹レンズを用い、また凹面鏡
4と対物レンズ3との間には倍率変換装置30が設けら
れている。そして倍率変換装置30を対物レンズ3の光
軸と略平行に移動させる駆動装置40がボデー底部2a
内に設けられている。倍率変換装置30は、中間レンズ
20と、これを支持する支持部材22からなり、支持部
材22の下部21にはラック歯車24が設けられてい
る。また駆動装置40は、複数の減速歯車26,27,
28を有し、これによりモータ29の回転数を減速して
ピニオン歯車25に駆動力を伝達している。そしてモー
タ29を回転させると、駆動力がピニオン歯車25から
ラック歯車24に伝達され、倍率変換装置30が図1に
示す矢印D1又は矢印D2の方向に移動するようにな
る。
【0010】上記構成により、倍率変換装置30を移動
させることにより凹面鏡4に映る後方視野を拡大又は縮
小することができる。なお中間レンズ20として凹レン
ズ又は凸レンズのいずれを用いるかにより倍率変換装置
30の移動方向が逆転する(図1においては凹レンズを
想定している)。これらの関係をまとめたものを表1に
示す。
【0011】
【表1】 なお、中間レンズ20に凹レンズ又は凸レンズのどちら
を用いるかは、必要とされる倍率等考慮して適宜選択さ
れる。
【0012】<実施例2>図4は本実施例2に係る車外
視認装置10の内部構造を示す水平断面図を示し、図5
は図4におけるBーB矢視断面を示している。また、図
6は後述する倍率変換用レンズの斜視図を示している。
なお、実施例1と構成が同じ部分については同一符号を
付して説明を省略する。
【0013】実施例1ではラック歯車24にモータ29
の駆動力を伝達して倍率変換装置30を略平行移動させ
ていた。この点に関し本実施例2では、中間レンズ20
を支持する支持部材22とボデー2に固着されたねじ部
2aとが歯合し、支持部材22が回転することに支持部
材22が進退し、対物レンズ3との距離を変えるように
なっている。この支持部材22の回動力は支持部材22
と歯合した歯車27bから伝達され、歯車27bにはモ
ータ29の回動力が伝達されるようになっている。な
お、実施例1及び実施例2における中間レンズ20は、
複数のレンズからなる複合レンズであっても良く、また
手動により中間レンズ20を移動させてもよい。
【0014】<実施例3>図7は本実施例3に係る車外
視認装置の内部構造を示す水平断面図を示ししている。
また、図8は凹面鏡部の正面図を示し、図9にその斜視
図を示す。なお、実施例1と構成が同じ部分については
同一符号を付して説明を省略する。本実施例1又は2に
おいては、倍率変換装置30を用い、これと対物レンズ
3との距離を変えることにより凹面鏡4に映る後方視野
像の倍率を設定していた。この点に関し、本実施例3で
は凹面鏡4の裏面形状が凸面となることを利用して、こ
の凸面を凸面鏡にした実施例である。図7に見られる様
に、車外視認装置10の内部には凹凸面鏡6が設けら
れ、この凹凸面鏡6の片方の面が凹面鏡部6a、他方の
面が凸面鏡部6bとなっている。また凹凸面鏡6の回動
軸60は鏡回動装置50と係合して、鏡回動装置50の
モータ29から回動力を複数の歯車26,27,28に
より回動軸60に減速伝達することにより凹凸面鏡6を
回動軸60の回りに回動すようにしている。
【0015】上記構成において、運転者が後方視野を拡
大して見たい時は、凹凸面鏡6を回動させて対物レンズ
3からの後方視野を凹面鏡部6aに映し、また後方視野
を縮小してみたい時は凸面鏡部6bに後方視野が映る様
に凹凸面鏡6を回動させれば良い。なお、本実施例3と
上述した実施例1又は2との結合した態様の実施例も可
能であり、また凹凸面鏡6の回動を手動で行ってもよ
い。
【0016】
【効果】以上説明した様に、凹面鏡又は凹凸面鏡に映る
後方視野を拡大、縮小することができるので自動車の走
行スピードや周囲の交通状況に応じて認識できる視野領
域を変えることが可能となり、また自動車をバックさせ
る際の安全性を向上させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明に適用される車外視認装
置の斜視図である。
【図2】実施例1の説明に適用される車外視認装置の水
平断面図である。
【図3】図2におけるA−A矢視での断面図である。
【図4】実施例2の説明に適用される車外視認装置の水
平断面図である。
【図5】図4におけるB−B矢視での断面図である。
【図6】図4における中間レンズ部の斜視図である。
【図7】実施例3の説明に適用される車外視認装置の水
平断面図である。
【図8】図7における凹凸面鏡部の正面図である。
【図9】図8の斜視図である。
【符号の説明】
3 対物レンズ(集光手段) 4 凹面鏡(鏡面手段) 6 凹凸面鏡(鏡面手段) 6a 凹面鏡部 6b 凸面鏡部 10 車外視認装置 30 倍率変換装置 40 駆動装置 50 鏡回動装置
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】<実施例3>図7は本実施例3に係る車外
視認装置の内部構造を示す水平断面図を示している。ま
た、図8は凹面鏡部の正面図を示し、図9にその斜視図
を示す。なお、実施例1と構成が同じ部分については同
一符号を付して説明を省略する。本実施例1又は2にお
いては、倍率変換装置30を用い、これと対物レンズ3
との距離を変えることにより凹面鏡4に映る後方視野像
の倍率を設定していた。この点に関し、本実施例3では
凹面鏡4の裏面形状が凸面となることを利用して、この
凸面を凸面鏡にした実施例である。図7に見られる様
に、車外視認装置10の内部には凹凸面鏡6が設けら
れ、この凹凸面鏡6の片方の面が凹面鏡部6a、他方の
面が凸面鏡部6bとなっている。また凹凸面鏡6の回動
軸60は鏡回動装置50と係合して、鏡回動装置50の
モータ29から回動力を複数の歯車26,27,28に
より回動軸60に減速伝達することにより凹凸面鏡6を
回動軸60の回りに回動すようにしている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方視野光を集光する集光手段と、該集
    光手段に集光された後方視野を映す鏡面手段とを有して
    なる車外視認装置において、 前記集光手段と前記鏡面手段との間に配設されて、前記
    集光手段が集光した後方視野光を拡大又は縮小する倍率
    変換装置と、 該倍率変換装置を前記集光手段の光軸と略平行に移動さ
    せて前記鏡面手段に映る後方視野の倍率を変える駆動装
    置とを有してなる、 ことを特徴とする車外視認装置。
  2. 【請求項2】 後方視野光を集光する集光手段と、該集
    光手段に集光された後方視野を映す鏡面手段とを有して
    なる車外視認装置において、 前記集光手段が凹面鏡部と、該凹面鏡部の裏面に凸面鏡
    部とを備えると共に、回動軸を備え、かつ、 前記集光手段からの後方視野を前記凹面鏡部又は前記凸
    面鏡部のいずれかに映すべく前記鏡面手段を前記回動軸
    の回りに回動させる鏡回動装置を有してなる、 ことを特徴とする車外視認装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000069682A1 (en) * 1999-05-19 2000-11-23 Myung Duk Kho Sideview mirror for vehicles and angle control device thereof
US8331038B1 (en) * 2008-09-30 2012-12-11 Magna Mirrors Of America, Inc. Vehicular rearview/sideview mirror assembly utilizing afocal optical assembly
DE202017000462U1 (de) 2016-02-04 2017-04-21 Ykk Corporation Schieber für einen Reißverschluss

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US6590725B2 (en) 1999-05-19 2003-07-08 Myung Duk Kho Sideview mirror for vehicles and angle adjusting device thereof
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DE202017000462U1 (de) 2016-02-04 2017-04-21 Ykk Corporation Schieber für einen Reißverschluss

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