JPH0759570B2 - 2−オキサゾリジノン類の製造方法 - Google Patents

2−オキサゾリジノン類の製造方法

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JPH0759570B2
JPH0759570B2 JP61101935A JP10193586A JPH0759570B2 JP H0759570 B2 JPH0759570 B2 JP H0759570B2 JP 61101935 A JP61101935 A JP 61101935A JP 10193586 A JP10193586 A JP 10193586A JP H0759570 B2 JPH0759570 B2 JP H0759570B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下記一般式(I) R−NHCHR1CHR2OH (I) (式中、Rは水素原子,メチル基,エチル基,プロピル
基またはブチル基であり、R1およびR2はたがいに同一ま
たは異なり、それぞれ水素原子,メチル基またはエチル
基である。)で表わされるアミノアルコール類および/
またはその塩酸塩とホスゲンとを反応させて、下記一般
式(II) (式中、R,R1およびR2は式(I)のR,R1およびR2と同
じ。)で表わされる2−オキサゾリジノン類を製造する
方法の改良に関する。
前記式(II)で表わされる2−オキサゾリジノン類は、
高分子材料,医薬,農薬などの中間体として、あるいは
非プロトン性極性溶媒や、種々の組成物の添加成分とし
て有用な物質である。
〔従来の技術〕
2−オキサゾリジノン類の製造法としては、これまで多
くの方法が提案されており、アミノアルコール類とホス
ゲンを反応させる方法も既に公知である。
例えば、クロロホルム溶媒中で反応させる方法〔ベリヒ
テ デル ドイチエン ヘミツシエン ゲゼルシヤフト
(Ber.der Deut.Chem.G.),51巻1662頁:ドイツ特許917
972号〕では、収率31.6%で目的生成物を得ており、ま
たエーテル溶媒中でホスゲン−ピリジン錯体と反応させ
る方法〔ヘミツシエ ベリヒテ(Chem.Ber.)89巻,2565
頁〕では、収率60%、またジオキサン溶媒中で反応させ
る方法〔マクロモレキユラール ケミー(Makromol.Che
m.),94巻,132〜142頁:イスラエルジヤーナル オブ
ケミストリ(Israel J.of Chem.),6巻(2号),147〜
159頁〕では、夫々収率20%,35%で得られた記載があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のようにアミノアルコール類とホスゲンとの反応に
より2−オキサゾリジノン類を得る方法は公知である
が、ホスゲン−ピリジン錯体を使用する方法以外は、収
率が極めて低く、工業的製法として到底満足できるもの
ではなかった。
またホスゲン−ピリジン錯体を使用する方法は、わざわ
ざホスゲンとピリジンで予め錯体を作らねばならず、操
作性が煩雑であり、収率もなお満足すべきものではなか
った。
本発明の目的は、アミノアルコール類とホスゲンとを反
応させて、2−オキサゾリジノン類を得るのに際し、工
業的でしかも安価な製造方法を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者らは、ホスゲンを用いた2−オキサゾリジノン
類の工業的製造方法を鋭意検討し、以下の知見を得た。
通常、ホスゲンを使用する反応は極力水の存在しない条
件下に実施されており、さらにホスゲンは脱塩酸剤が水
溶液中に存在する時は容易に加水分解されることが知ら
れており、そのため大過剰量のホスゲンが必要となるで
あろうことが予想された。しかし意外にも、本発明に係
る前記一般式(I)で示されるアミノアルコール類とホ
スゲンとの反応において、水及び脱塩酸剤を存在させて
も、ホスゲンは化学当量の1.1〜1.5倍程度の使用で充分
であり、かつ工業的に満足のいく収率で、目的物の前記
式(II)で示される2−オキサゾリジノン類が得られる
ことがわかった。
さらにその際水存在下に、脱塩酸剤によって反応系のpH
を一定範囲にしながら反応を行えばさらに高収率で目的
生成物が得られることがわかり、本発明に達した。
本発明方法では、水媒体中で反応が実施されるので、ホ
スゲン化反応で副生する塩酸により逐次生成するアミノ
アルコール類の塩酸塩は、反応時に系外に析出すること
なく、水に溶解されるので、いかなる場合においても均
一状態で反応が実施できる。そのため、反応時のpHの管
理も極めて容易に実施することができる。
また反応時に脱塩酸剤を併用するので、脱塩酸剤が副生
塩酸のキヤツチに効率よく作用するだけでなく、さらに
pHを3.0〜10.0の範囲に維持しながら反応を行うと、ホ
スゲンの加水分解が想定される水溶媒中で、予想もでき
ない程の高収率で目的生成物が得られる。その理由は、
pHの高い範囲で予想される分子間副生物であるN,N′−
ジ(ヒドロキシアルキル)ウレアや、pHの低い範囲で結
果的に生ずると予想される副生物のクロロ炭酸エステル
の生成をpHを管理することによって抑制できるためと思
われる。
本発明において、前記式(I)で表わされるアミノアル
コール類としては、2−アミノエタノール,2−(メチル
アミノ)エタノール,2−(エチルアミノ)エタノール,2
−〔(1−メチルエチル)アミノ〕エタノール,2−(ブ
チルアミノ)エタノール,3−アミノ−2−ブタノール,1
−アミノ−2−ブタノール,1−エチルアミノ−2−プロ
パノールなどである。これらのアミノアルコール類は相
応するオレフインオキシドとアンモニア或いは相応する
アルキルアミンにより得ることができる。
これらのアミノアルコール類は、直接ホスゲン化させる
か、塩酸塩にしてホスゲンとの反応に供せられる。
しかしながら、反応をPH3.0〜10.0に維持しながら実施
する方法では、反応当初より一部分塩酸塩として仕込む
のが有利である。
すなわち、水にアミノアルコール類を溶解させ、所望の
pHになるように塩酸水であらかじめ調整するのがよい。
本発明において溶媒として用いる水は、あらかじめ反応
器中に入れておいてもよいし、脱塩酸剤と一緒に、たと
えばアルカリ金属化合物の水溶液として滴下装入しても
よい。
使用する水の量は、特に限定されないが、均一反応が維
持できる程度の充分な量が好ましく、アミノアルコール
類に対して0.5〜50重量倍、好ましくは3〜30重量倍が
よい。
本発明で用いられる脱塩酸剤は、水酸化ナトリウム,水
酸化カリウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウムのような
アルカリ金属化合物、またはトリメチルアミン,トリエ
チルアミン,N,N−ジメチルアニリン,N,N−ジエチルアニ
リン,ピリジン,ピコリンのような第三級アミンが好適
である。
もし、脱塩酸剤を使用しなければ、原料のアミノアルコ
ール類自体が副生塩酸のキヤツチ剤となり、原料のN原
子のホスゲン化反応速度は極めて遅くなる。
また、本発明における反応温度は特に限定されないが、
好ましくは0〜70℃で行なう。
本発明の好ましい方法である反応系のpHを一定範囲に維
持しながら反応させる方法の場合は、上記脱塩酸剤によ
って反応時のpHを3.0〜10.0好ましくは4.0〜9.0、さら
に好ましくは5.0〜8.0に維持しながら反応させる。pHが
高い場合は、ホスゲン自体の脱塩酸剤による消費が著し
い。またアミノアルコール類のN原子へのホスゲン化反
応速度は大きくなるが、分子間ウレア副生物〔N,N′−
(ジヒドロキシアルキル)ウレア〕の生成のためアミノ
アルコール類からの選択率は低くなる。逆にpHが低い場
合はホスゲン自体の脱塩酸剤による消費は少ないが、反
応系中では原料のN原子が塩酸塩となっている比率が大
きくなるため、N原子へのホスゲン化反応速度は小さく
なる。また、アミノアルコール類のアルコール残基がホ
スゲン化によってクロロフオーメート化されるため、結
果的にアミノアルコール類からの選択率は低下する。
本発明の方法で用いられるホスゲン量は、通常原料アミ
ノアルコール類に対して1.1〜1.5倍でよい。
本発明の方法で得られる前記式(II)で表わされる2−
オキサゾリジノン類としては、2−オキサゾリジノン,3
−メチル−2−オキサゾリジノン,3−エチル−2−オキ
サゾリジノン,3−(1−メチルエチル)−2−オキゾリ
ジノン,3−ブチル−2−オキサゾリジノン,4,5−ジメチ
ル−2−オキサゾリジノン,5−エチル−2−オキサゾリ
ジノン,3−エチル−5−メチル−2−オキサゾリジノン
などである。
本発明方法の通常の好ましい態様は次のようになる。
還流冷却器,温度計,ホスゲン吹き込み管,滴下ロー
ト,pH測定用電極及び攪拌機を備えた反応器中に、水及
びアミノアルコール類を加える。そのまま反応を開始し
ても良いが、好ましくは塩酸を加えて仕込み液のpHを3
〜10程度にする。この液を適当な温度下に撹拌しなが
ら、ホスゲンをホスゲン吹き込み管より導入すると同時
に、脱塩酸剤を滴下ロートより滴下する。これにより反
応液のpHを3.0〜10.0好ましくは4.0〜9.0、さらに好ま
しくは5.0〜8.0に維持する。
吹き込み及び滴下終了後、必要により窒素により未反応
ホスゲンをパージし、抽出および/もしくは蒸留等の常
法により目的生成物を取り出す。
〔発明の効果〕
本発明方法は、アミノアルコール類のホスゲン化反応に
より、2−オキサゾリジノン類を得る従来法にくらべて
下記の効果を奏する。
(1) 従来知られていた方法より高収率で目的化合物
が得られるため、安価な製法として工業的価値は大き
い。
(2) 溶媒として最も安価な水を使用し、しかも反応
に使用するホスゲンは、原料アミノアルコール類に対し
て1.1倍〜1.5倍でよいため経済的である。
(3) 反応混合物が均一であり、反応中の制御がしや
すく、反応の後処理も過操作等がないため、操作性が
よい。
などである。
実施例1 還流冷却器,温度計,滴下ロート,ホスゲン吹き込み
管,pH測定用電極,及び攪拌機を備えた2lのフラスコ中
に水500ml、2−(メチルアミノ)エタノール75.1g(1.
00モル)と36%HCl101.3g(1.00モル)を入れ、一方滴
下ロート中に30%NaOHを用意した。反応液を25℃に維持
し、撹拌しながらホスゲンをホスゲン吹き込み管を通し
て100g/時間の速度で1.5時間吹き込んだ。同時に30%Na
OHを滴下ロートより反応混合物のpHを7.0〜8.0に保つよ
うに滴下した。滴下した30%NaOHは、653g(4.90モル)
であった。
この反応マスをサンプリングしてガスクロマトグラフイ
ーにより原料2−(メチルアミノ)エタノールと生成物
3−メチル−2−オキサゾリジノンの分析を行なった。
その結果、未反応2−(メチルアミノ)エタノール6.9
g、3−メチル−2−オキサゾリジノン73.6gが反応マス
に存在し、転化率90.8%,選択率93.1%,収率84.5%で
あった。
この反応マスに49%水酸化ナトリウム溶液を加え、pHを
13以上にして、IPA100g/回で2回抽出し、油層を分離後
蒸留して、3−メチル−2−オキサゾリジノンを69.9g
得た。
実施例2 還流冷却器,温度計,滴下ロート,ホスゲン吹き込み
管,pH測定用電極及び攪拌機を備えた200mlフラスコ中
に、水50ml、アミノエタノール6.11g(0.100モル)と36
%HCl10.1g(0.100モル)を入れ、一方滴下ロート中に3
0%NaOHを用意した。反応液を25℃に維持し、撹拌しな
がらホスゲンをホスゲン吹き込み管を通じて10g/時間の
速度で1.5時間吹き込んだ。同時に30%NaOHを滴下ロー
トより反応混合物のpHを7.0〜8.0に保つように滴下し
た。滴下した30%NaOHは64g(0.48モル)であった。
この反応マスをサンプリングしてガスクロマトグラフイ
ーにより原料アミノエタノールと生成物2−オキサゾリ
ジノンの定量分析を行なった。その結果、転化率96.1
%,選択率95.2%,収率91.5%であった。
実施例3〜16 実施例2と同様の装置を用い、原料アミノアルコール,
脱塩酸剤、ホスゲン吹き込み量,反応pHを変化させて、
反応を行なわせ、実施例2と同様に原料アミノアルコー
ル類と生成物2−オキサゾリジノン類についてガスクロ
定量分析を行ない、転化率,選択率,収率を算出した。
その結果を実施例1、実施例2も含めて表1に示す。
比較例1 還流冷却器,温度計,ホスゲン吹き込み管及び攪拌機を
備えた200mlフラスコ中にジオキサン50ml、2−(メチ
ルアミノ)エタノール7.51g(0.100モル)を入れた。反
応液を25℃に維持し、撹拌しながらホスゲンをホスゲン
吹き込み管を通じて10g/時間の速度で1.5時間吹き込ん
だ。
この反応マスをサンプリングしてガスクロマトグラフイ
ーにより原料2−(メチルアミノ)エタノールと生成物
3−メチル−2−オキサゾリジノンの定量分析を行なっ
た。その結果、転化率99.1%,選択率19.7%、収率18.9
%であった。
比較例2 還流冷却器,温度計,ホスゲン吹き込み管及び攪拌機を
備えた200mlフラスコ中に、水50ml、2−(メチルアミ
ノ)エタノール7.51g(0.100モル)を入れた。反応液を
25℃に維持し、撹拌しながらホスゲンをホスゲン吹き込
み管を通じて10g/時間の速度で1.5時間吹き込んだ。
この反応マスをサンプリングしてガスクロマトグラフイ
ーにより原料2−(メチルアミノ)エタノールと生成物
3−メチル−2−オキサゾリジノンの定量分析を行なっ
た。その結果、転化率99.8%、選択率20.7%、収率20.7
%であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) R−NHCHR1CHR2OH (I) (式中、Rは水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
    基またはブチル基であり、R1およびR2は、たがいに同一
    または異なり、それぞれ水素原子、メチル基またはエチ
    ル基である。)で表されるアミノアルコール類と、ホス
    ゲンとの反応により、下記一般式(II) (式中、R、R1およびR2は式(I)のR、R1およびR2
    同じ。)で表される2−オキサゾリジノン類を得るに際
    し、水媒体中で、脱塩酸剤の存在下に反応させることを
    特徴とする2−オキサゾリジノン類の製造方法。」
  2. 【請求項2】下記一般式(I) R−NHCHR1CHR2OH (I) (式中、Rは水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
    基またはブチル基であり、R1およびR2は、たがいに同一
    または異なり、それぞれ水素原子、メチル基またはエチ
    ル基である。)で表されるアミノアルコール類および/
    またはその塩酸塩と、ホスゲンとの反応により、下記一
    般式(II) (式中、R、R1およびR2は式(I)のR、R1およびR2
    同じ。)で表される2−オキサゾリジノン類を得るに際
    し、水媒体中で、脱塩酸剤によりpHを3.0〜10.0に維持
    しながら反応させることを特徴とする2−オキサゾリジ
    ノン類の製造方法。」
  3. 【請求項3】pHを5.0〜8.0に維持する特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。
  4. 【請求項4】脱塩酸剤がアルカリ金属化合物である特許
    請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の方法。
  5. 【請求項5】脱塩酸剤が第3級アミンである特許請求の
    範囲第(1)項または第(2)項記載の方法。
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