JPH0759170A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JPH0759170A
JPH0759170A JP5205316A JP20531693A JPH0759170A JP H0759170 A JPH0759170 A JP H0759170A JP 5205316 A JP5205316 A JP 5205316A JP 20531693 A JP20531693 A JP 20531693A JP H0759170 A JPH0759170 A JP H0759170A
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JP
Japan
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remote control
control transmitter
menu
signal
transmitter
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Application number
JP5205316A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kamemoto
一廣 亀本
Yasushi Motomura
裕史 本村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リモコン送信機の向きを変えてメニューを選択
することにより操作性を向上させる。 【構成】センサ2,3は夫々リモコン送信機1の左右方
向及び上下方向の角速度に基づく出力を出力する。AM
P6,7はセンサ2,3の出力をリモコン送信機1の静
止時を基準電圧となるように増幅する。これにより、基
準電圧に対してAMP6,7の出力が正であるか負であ
るか、また、その大きさによってリモコン送信機1の方
位角の変化が分かる。この変化は、μ−COM10によっ
てコード化されて送信される。テレビジョン受像機15の
μ−COM17は送信されたコードに基づいてメニュー表
示上のカーソル移動させる。これにより、リモコン送信
機1本体の向きを変えることでメニュー選択が可能とな
り、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
のように表示画面を有する機器の遠隔制御に好適のリモ
ートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リモートコントロールを採用した
機器が増加しており、各機器の遠隔操作が容易に行える
ようになっている。テレビジョン受像機においてもリモ
ートコントロールユニットを装備したものが多く、操作
性の向上が図られている。テレビジョン受像機に採用さ
れるリモートコントロール装置(以下、リモコン装置と
いう)のリモコン送信機においては、チャンネルを直接
指定する数字キー、アップダウンキー、音量キー及び電
源キー等が配設されている。リモコン送信機は、ユーザ
ーのキー操作に基づくコードを例えば赤外光によって送
信する。テレビジョン受像機にはリモコン受信機及びマ
イクロコンピュータが配設されており、リモコン受信機
は赤外光を受信して復調し、マイクロコンピュータは復
調されたコードに応じて選局等を制御するようになって
いる。
【0003】ところで、近年、テレビジョン受像機は機
能が拡大してきており、リモコン送信機においても、こ
れらの機能を制御可能のように、配設するキー数が増加
している。このため、誤操作が発生しやすく、操作性が
悪化している。
【0004】そこで、従来、テレビ画面を利用して、テ
レビジョン受像機の各種の制御機能のリストであるメニ
ューを表示させることにより、操作性を向上させたリモ
コン装置が採用されることがある。このような従来のリ
モートコントロール装置は特開昭60−212064号
公報にて開示されている。この提案によれば、テレビジ
ョン受像機の各種の制御機能をメニュー方式で選択す
る。ユーザーのリモコン送信機のキー操作によってメニ
ューが画面上に表示される。ユーザーは画面のメニュー
を見ながら、選択キーを操作して所望のメニューを選択
し、実行キーによって選択した制御機能の実行を指示す
る。マイクロコンピュータは、選択されたメニューに基
づいて、各種の制御を行う。このように、選択キーのみ
を操作することによって、各種制御機能の1つを選択し
て実行させることができる。メニュー形式による制御機
能の選択操作は、リモコン送信機上に配設された多数の
キーの中から各制御機能に対応する所定のキーを選んで
操作する方法よりも簡単で且つ誤操作が少ない。
【0005】しかしながら、この方式では、ユーザー
は、リモコン送信機のキー操作の後にテレビ画面のメニ
ューによる確認を行わなければならない。すなわち、リ
モコン送信機とテレビジョン画面との両方を交互に見な
がら操作を行う必要があり、操作性が十分に改善されて
いないという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のリモートコントロール装置においては、メニュー
方式を採用した場合には、テレビ画面のメニューの確認
とリモコン送信機のキーの確認とを交互に行わなければ
ならず、操作性が悪いという問題点があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、リモコン送信機の方位角を変化させること
によって被遠隔制御機器の制御を可能とすることによ
り、操作性を向上させることができるリモートコントロ
ール装置を提供することを目的とする。
【0008】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明に係るリモートコ
ントロール装置は、所定の制御機能の実行を指示するた
めの複数のキーが配設されたリモコン送信機と、このリ
モコン送信機に配設されて、このリモコン送信機の角速
度を求めることによりこのリモコン送信機の方位角の変
化に基づく信号を出力するセンサと、前記リモコン送信
機に配設されて、前記複数のキーに基づく信号と前記セ
ンサからの信号とを被遠隔制御機器に送出する送信手段
とを具備したものである。
【0009】
【作用】本発明においては、センサによって、リモコン
送信機の方位角の変化に基づく信号が出力される。この
信号は、送信手段によって、リモコン送信機に配設され
た複数のキーに基づく信号と共に被遠隔制御機器に送出
される。即ち、リモコン送信機に配設されたキーのキー
操作だけでなく、リモコン送信機の向きを変えることに
よっても、被遠隔制御機器に対する制御を行うことがで
き、遠隔操作の操作性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るリモートコントロール
装置の一実施例を示すブロック図である。
【0011】リモコン送信機1は、テレビジョン受像機
15の選局、音量調整、電源のオンオフ及びその他の各種
機能を制御するためのキーの他に、画面上に表示させた
カーソルによって指定されたメニューを選択実行させる
ための実行キーが配設されている。リモコン送信機1
は、これらのキー操作に基づくコードを例えば赤外光に
よって出射するようになっている。
【0012】本実施例においては、リモコン送信機1
は、その角速度を検出するセンサ2,3が内蔵されてい
る。赤外光出射方向に対して垂直な面内の左右方向をX
軸に対応させ上下方向をY軸に対応させると、センサ
2,3は、夫々リモコン送信機1のX軸(左右)方向又
はY軸(上下)方向の角速度を検出するようになってい
る。センサ2,3としては例えば(株)村田製作所のジ
ャイロ(ENC−05S)が採用される。このジャイロ
は、その角速度が変化すると、内蔵している振動子の発
振周波数が変化し、この変化を電圧の変化に変換して出
力するようになっている。リモコン送信機1には調整ボ
タン13及びジャイロボタン14も配設されている。
【0013】センサ2,3によって、リモコン送信機1
のX軸及びY軸方向の動きが回転運動の角速度成分とし
て検出される。センサ2,3の出力は夫々フィルタ4,
5に与えられる。フィルタ4,5はセンサ2,3の出力
成分に含まれる直流(DC)成分及び高周波ノイズを除
去してAMP6,7に与える。AMP6,7はフィルタ
4,5の出力を直流増幅することにより必要な電圧に増
幅する。この場合には、リモコン送信機1の変位が0、
即ち、リモコン送信機1が静止している状態における電
圧を所定の基準直流電圧Vref に一致させるように増幅
する。これにより、リモコン送信機1のX,Y軸方向の
方位角の変化は、所定の基準直流電圧Vref に対する電
圧偏位によって与えられる。例えば、リモコン送信機1
をX軸又はY軸の+方向(右又は上方向)に移動させる
と、AMP6,7からの直流電圧は電圧Vref よりも高
くなり、−方向(左又は下方向)に移動させると電圧V
ref よりも低くなり、移動量に応じて電圧Vref からの
電圧偏位は大きくなる。なお、基準直流電圧として例え
ば2.5Vの電圧を与えている。
【0014】AMP6,7の出力は夫々A/D変換器
8,9に与え、A/D変換器8,9はAMP6,7の出
力を量子化してマイクロコンピュータ(以下、μ−CO
Mという)10に出力する。μ−COM10は調整ボタン13
を介して電源端子12に接続されると共に、ジャイロボタ
ン14を介して電源端子12に接続される。μ−COM10は
A/D変換器8,9の出力からリモコン送信機1の動き
を算出し、動きデータを送信部11に与える。なお、μ−
COM10はジャイロボタン14がオン時にのみリモコン送
信機1の動きを算出するようになっている。送信部11は
動きデータを例えば赤外光によってテレビジョン受像機
15に送出する。
【0015】テレビジョン受像機15には受光部16及びμ
−COM17が設けられている。受光部16は送信部11から
の赤外光を受光して復調しμ−COM17に与える。μ−
COM17は復調されたコードをデコードし、デコード結
果に応じて各部を制御することより、リモコン送信機1
のキー操作に基づく制御機能を実現させる。更に、本実
施例においては、μ−COM17はテレビジョン受像機15
に内蔵された図示しないオンスクリーンディスプレイ装
置を制御して、画面上に制御機能のリストであるメニュ
ーを表示させることができる。μ−COM17は、画面上
を複数の領域に分割し、これらの各分割領域に対応させ
てメニューの各種制御機能を表示させる。
【0016】更に、μ−COM17は、各メニューを選択
するためのカーソルも表示させることができるようにな
っている。μ−COM17は受光部16から動きデータも与
えられ、この動きデータに基づいてオンスクリーンディ
スプレイ装置を制御することより、メニュー上のカーソ
ルを移動させる。μ−COM17は、リモコン送信機1に
配設された実行キーが操作されると、カーソルが画面上
のいずれの分割領域上に移動したかを判断し、この分割
領域に対応する制御機能を実現するために、テレビジョ
ン受像機の各部を制御するようになっている。
【0017】なお、この場合には、μ−COM17は、リ
モコン送信機1のジャイロボタン14のオン期間にカーソ
ルを移動させ、ジャイロボタン14をオフにすることによ
りカーソル位置を確定するようになっており、ジャイロ
ボタン14のオン期間には実行キーのオン操作を認識しな
いようになっている。
【0018】次に、このように構成された実施例の動作
について図2乃至図4を参照して説明する。図2は実施
例の動作を説明するための説明図であり、図2(a)は
リモコン送信機1の移動方向と角速度成分との関係を示
し、図2(b)はテレビジョン受像機15の画面上の分割
領域を示している。また、図3は実施例の動作を説明す
るための波形図であり、図3(a)はX軸方向のセンサ
2の出力を示し、図3(b)はアンプ6の出力を示し、
図3(c)はA/D変換器8のディジタル変換動作を示
し、図3(d)はμ−COM10からの動きデータを示し
ている。また、図4はμ−COM17の処理を説明するた
めのフローチャートである。
【0019】テレビジョン受像機15のμ−COM17は、
図2(b)に示すように、表示画面21を4×4=16の
分割領域A乃至Pに分割し、これらの分割領域A乃至P
に夫々対応させて、16個の制御機能を割当てているも
のとする。μ−COM17は、ユーザーのリモコン送信機
1のキー操作によってメニュー表示が指示されると、分
割領域A乃至Pに夫々対応させて制御機能のリストであ
るメニュー画面22を表示する。なお、図2では実際のメ
ニュー表示は省略してある。
【0020】μ−COM17は、メニュー表示を行う場合
には、表示画面21上にカーソル23も表示する。ここで、
ユーザーがジャイロボタン14を押しながらリモコン送信
機1の向きを変化させるものとする。このリモコン送信
機1の回転運動はセンサ2,3によって検出される。即
ち、センサ2,3は夫々X,Y軸方向の角速度を検出
し、方位角の変化に応じたレベルの出力を出力する。図
3(a)では、リモコン送信機1が右方向に大きく,左
方向に大きく,右方向に小さく,左方向に小さく,右方
向に大きく,…方位角が変化したことを示している。
【0021】センサ2,3の出力(図3(a))は夫々
フィルタ4,5に与えられて、直流成分及びノイズが除
去される。フィルタ4,5の出力は、AMP6,7によ
って、図3(b)に示すように、静止位置における電圧
が2.5Vとなるように増幅される。AMP6,7の出
力は夫々A/D変換器8,9によってディジタル信号に
変換される。A/D変換器8,9は、図3(c)に示す
ようにサンプリングポイントa,b,c,…においてサ
ンプリングすることにより、AMP6,7の出力を量子
化する。図3(c)ではポイントa乃至fの量子化出力
が4,5,6,5,3,1であることを示している。μ
−COM10はA/D変換器8,9からの量子化出力を図
3(d)に示すようにコード化して送信部11に与える。
送信部11はこのコードで赤外光を変調して動きデータと
してテレビジョン受像機15に出射する。
【0022】テレビジョン受像機15の受光部16は赤外光
を受光して復調し、動きデータをμ−COM17に与え
る。μ−COM17は動きデータに基づいて図示しないオ
ンスクリーンディスプレイ装置を制御して、表示画面21
上のカーソル23を移動させる。即ち、μ−COM17は図
4のステップS1 において左右方向の動きデータからリ
モコン送信機1の左右方向の方位角の変化量を記憶す
る。μ−COM17は次のステップS2 において、リモコ
ン送信機1の左右方向の方位角が変化したか否かを判断
する。左右方向の方位角が変化している場合には、ステ
ップS3 において、変化量に応じてカーソル23を移動さ
せる。
【0023】例えば、μ−COM17は、X軸方向の動き
のデータとして“0110”が与えられた場合、即ち、
AMP6の出力が2.5Vを基準として正方向に大きい
場合にはカーソルを右方向に大きく移動させて、画面の
右端に位置させる。逆に、X軸方向の動きのデータとし
て“0001”が与えられた場合、即ち、AMP6の出
力が2.5Vを基準として負方向に大きい場合にはカー
ソルを左方向に大きく移動させて、画面の左端に位置さ
せる。また、X軸方向の動きデータとして“0100”
が与えられた場合、即ち、AMP6の出力が2.5Vで
ある場合にはカーソルを移動させない。
【0024】同様に、μ−COM17は、次のステップS
4 において、上下方向の動きデータからリモコン送信機
1の上下方向の方位角の変化量を記憶する。次のステッ
プS5 では、リモコン送信機1の方位角が上下方向に変
化したか否かを判断し、変化がある場合には、ステップ
S6 においてカーソル23を上下方向に移動させる。
【0025】いま、カーソル23が表示画面21の中心(図
2(b)の静止位置)上に位置するものとする。ここ
で、ユーザーがジャイロボタン14を押しながらリモコン
送信機1の向きを左上方向、即ち、X軸の−方向でY軸
の+方向に大きく変化させるものとする。この場合に
は、アンプ6の出力は2.5Vを基準として負方向に大
きくなり、アンプ7の出力は2.5Vを基準として正方
向に大きくなる。従って、テレビジョン受像機15のμ−
COM17によって、カーソル23は表示画面21の左上の方
向に移動する。リモコン送信機1の向きの変化が十分に
大きく、アンプ6の出力(センサ2の出力)が負方向に
最大で、アンプ7の出力(センサ3の出力)が正方向に
最大である場合には、カーソル23は図2(b)に示すよ
うに、画面左上端の分割領域A上に移動する。
【0026】ここで、ユーザーがジャイロボタン14から
手を離してオフにすると、μ−COM17はカーソル23の
移動を停止させる。ユーザーはメニュー画面22上のカー
ソル23が所望の制御機能を示す表示の近傍に位置してい
ると判断した場合には、リモコン送信機1の実行キーを
操作する。そうすると、テレビジョン受像機15のμ−C
OM17は、カーソル23が位置する分割領域Aに対応する
制御機能が実行されるよう各部を制御する。
【0027】なお、ユーザーがカーソル23を分割領域D
に移動させるためには、リモコン送信機1の向きを右上
に十分に変化させて、センサ2,3の出力を正方向に最
大にすればよい。同様に、カーソル23を分割領域Mに移
動させるためには、リモコン送信機1の向きを左下に十
分に変化させて、センサ2,3の出力を負方向に最大に
し、分割領域Pに移動させるためには、リモコン送信機
1の向きを右下に十分に変化させて、センサ2の出力を
正方向に最大にし、センサ3の出力を負方向に最大にす
ればよい。
【0028】このように、本実施例においては、リモコ
ン送信機1の方位角の変化をセンサ2,3によって検出
し、検出結果に基づくデータによってμ−COM17がメ
ニュー画面22上のカーソル23を移動させるようにしてい
る。このため、メニューの選択は、カーソル23の位置と
所望する制御機能の表示の位置とに応じた方向にリモコ
ン送信機1を向けて実行キーを押すという極めて簡単な
操作によって行うことができ、操作性が著しく向上す
る。また、リモコン送信機1の方位角の変化はジャイロ
ボタン14を押している場合にだけ動きデータとして出力
されるようになっているので、メニュー選択以外のとき
に不要なデータが出力されることはなく、無駄な電力が
消費されることを防止することができる。
【0029】図5は本発明の他の実施例を示す説明図で
ある。本実施例はリモコン送信機のメニュー選択操作後
の実行キーの操作を省略することにより、操作性を一層
向上させたものである。
【0030】本実施例はリモコン送信機25の構成が図1
のリモコン送信機1と一部相違するのみである。リモコ
ン送信機25上には、テレビジョン受像機の選局、音量調
整、電源のオンオフ及びその他の各種機能を制御するた
めのキーの他に、画面上に表示された各種制御機能のメ
ニューを選択すると共に、選択した制御機能を実行させ
るための動作ボタン26が配設されている。リモコン送信
機25にはジャイロボタンは配設されていない。
【0031】リモコン送信機25の構成は、図1のリモコ
ン送信機1と略同様であり、図1のセンサ2,3、フィ
ルタ4,5、AMP6,7、A/D変換器8,9、μ−
COM10及び送信部11を有している。本実施例のμ−C
OM10はジャイロボタンのオン期間にリモコン送信機25
の方位角の変化の検出を行うのではなく、動作ボタン26
のオン期間に方位角変化の検出を行う。本実施例のμ−
COM10は動作ボタン26がオフになると方位角の変化に
基づく動きデータの出力を停止すると共に、選択した制
御機能を実行させるための信号を出力するようになって
いる。
【0032】このように構成された実施例においては、
テレビジョン受像機にメニュー画面が表示されると、ユ
ーザーはリモコン送信機25に配設された動作ボタン26を
押しながらリモコン送信機25の向きを変える。そうする
と、メニュー画面上に表示されているカーソルが、リモ
コン送信機25の向きの変化に応じて移動する。カーソル
が所望の制御機能を表示した位置に到達すると、ユーザ
ーはリモコン送信機25の動作ボタン26から指を離してオ
フにする。これにより、リモコン送信機25の方位角の変
化に基づく動きデータの出力は停止し、メニュー画面上
のカーソルの移動が停止する。更に、動作ボタン26のオ
フと同時に、リモコン送信機25のμ−COM10は、カー
ソルで指定された制御機能を実行させるための信号を出
力する。テレビジョン受像機のμ−COMは制御機能を
実行させるための信号によって、カーソルが位置する分
割領域に対応する制御機能を実現させるために各部を制
御する。
【0033】このように、本実施例においては、動作ボ
タンを押すことよりメニューの選択を開始し、動作ボタ
ンを離すことにより選択した制御機能を実行させるよう
にしており、操作性を一層向上させている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
モコン送信機の方位角を変化させることによって被遠隔
制御機器の制御を可能とすることにより、操作性を向上
させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリモートコントロール装置の一実
施例を示すブロック図。
【図2】実施例を説明するための説明図。
【図3】実施例の動作を説明するための波形図。
【図4】実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】本発明の他の実施例を説明するための説明図。
【符号の説明】
2,3…センサ、6,7…AMP、10,17…μ−CO
M、11…送信部、15…テレビジョン受像機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の制御機能の実行を指示するための
    複数のキーが配設されたリモコン送信機と、 このリモコン送信機に配設されて、このリモコン送信機
    の角速度を求めることによりこのリモコン送信機の方位
    角の変化に基づく信号を出力するセンサと、 前記リモコン送信機に配設されて、前記複数のキーに基
    づく信号と前記センサからの信号とを被遠隔制御機器に
    送出する送信手段とを具備したことを特徴とするリモー
    トコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、 前記複数のキーのうちの所定のキーが操作された場合に
    のみ前記センサが動作して方位角の変化に基づく信号を
    送出可能であることを特徴とする請求項1に記載のリモ
    ートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記被遠隔制御機器は、 前記所定の制御機能のリストであるメニューを表示する
    第1の表示手段と、 前記メニューを選択するための指示表示を表示させる第
    2の表示手段と、 前記センサからの信号に基づいて前記第2の表示手段を
    制御して前記指示表示を画面上で移動させる制御手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のリモート
    コントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記指示表示が画面上のいずれの領域に位置するかを判
    定する位置判定手段と、 前記所定の制御機能の実行を指示する信号が送出される
    と前記位置判定手段によって判定された画面上の領域に
    対応する制御機能を実現させるための指示を行う実行手
    段とを具備したことを特徴とする請求項3に記載のリモ
    ートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、 前記複数のキーのうちの所定のキーがオン操作された場
    合には前記センサからの信号を送出し、オフ操作された
    場合には前記センサからの信号の送出を停止すると共
    に、前記所定の制御機能の実行を指示する信号を送出す
    ることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロ
    ール装置。
JP5205316A 1993-08-19 1993-08-19 リモートコントロール装置 Pending JPH0759170A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10474355B2 (en) 2013-01-21 2019-11-12 Keypoint Technologies India Pvt. Ltd. Input pattern detection over virtual keyboard for candidate word identification

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