JPH075905B2 - 難燃性潤滑油 - Google Patents

難燃性潤滑油

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JPH075905B2
JPH075905B2 JP61162751A JP16275186A JPH075905B2 JP H075905 B2 JPH075905 B2 JP H075905B2 JP 61162751 A JP61162751 A JP 61162751A JP 16275186 A JP16275186 A JP 16275186A JP H075905 B2 JPH075905 B2 JP H075905B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は難燃性潤滑油に関する。
(従来の技術) 従来難燃性潤滑剤としては、作動油において水−グリコ
ール系、リン酸エステル系、エマルジョン系、脂肪酸エ
ステル系等が知られている。また切削油におけるエマル
ジョン系、ソルブル系およびケミカルソリューション系
も難燃性潤滑剤に属する。
従来潤滑剤を難燃化するには、約10%以上の水分を系内
に包含させることによって可能ならしめている。また、
リン酸エステルや脂肪酸エステル、その他塩素・フッソ
等のハロゲンを付加させるかもしくはハロゲン化化合物
を含有せしめることによっても難燃化が可能であるが、
これらは物質によっては引火点を有し消防法上の非危険
物とはなり得ないものもある。引火点を有せず非危険物
という考え方からは有機物中に水を約10%以上好ましく
は約15%以上包含させることが最も容易な方法であり、
これはすでに知られた方法である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来これらの難燃性潤滑剤は水溶性有機物と水を混合溶
解せしめたり乳化剤を使って鉱油を水に分散させたり水
を鉱油に分散させたりして作られているが、これらの難
燃性潤滑剤の最大の問題点は系内に水を無制限に溶解す
ることにある。例えば熱間鉄鋼圧延機やその周辺機器の
転動部分にはギヤ油等の潤滑剤が用いられているが、こ
の部分は圧延時多量の冷却水に常にさらされる為に一般
の水−グリコール系のように水に無制限に溶解するもの
では、混入する水分によって容量が変ったりまた性能が
変動したりして安定なギヤ油とはなり得ない。また潤滑
剤が水を無制限に溶解すると、水で希釈された潤滑剤を
廃棄する場合その廃水処理に多大の経費を要するという
難点がある。
従来の水成系潤滑剤は鉱油を溶解させることができない
という問題点がある。潤滑油添加剤の多くは、鉱油から
なる潤滑油を対象に開発されており、従来の水成系の潤
滑油には適用できない。たとえば、水−グリコール系作
動油をギヤ油として用いようとしても、硫化オレフィン
やリン酸エステルなどの添加剤を溶解せず現存の鉱油系
ギヤ油と同じ極圧性を付与できない。さらに水−グリコ
ール系作動油などでは鉱油を溶解しないため、前歴油を
完全に除くためのフラッシング作業に多大な時間と費用
を要する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は上述した従来の難燃性潤滑剤のもつ難点の
ない潤滑剤を得るため種々研究した結果、特定組成の水
成系組成物が優れた特性を有することを見出し、本発明
を完成した。
すなわち本発明の要旨は、(A)下記一般式(I)で表
わされるポリオキシアルキレングリコールジエーテル5
〜85重量%、(B)下記一般式(II)で表わされるグリ
コールモノエーテル5〜50重量%、(C)下記一般式
(III)で表わされるポリオキシアルキレングリコール
モノエーテル5〜30重量%、(D)鉱油系基油1〜50重
量%および(E)水10〜50重量%よりなることを特徴と
する難燃性潤滑油 R1−G1−O−R3−G2−O−R4 (I) (式中R1、R4は炭素数6〜30の一価の炭化水素基、G1
G2はオキシエチレン基とオキシプロピレン基および/ま
たはオキシブチレン基との共重合物からなるポリオキシ
アルキレン基、R3はメチレン基またはエチレン基を表わ
しオキシエチレン基とより高級なオキシアルキレン基と
の重量比は10/90〜80/20で、平均分子量は500〜20000の
範囲にある。) R5−OC2H4OeH (II) (式中R5は炭素数1〜8の一価の炭化水素基、eは1ま
たは2の数を表わす。) R6−G3−OH (III) (式中R6は炭素数6〜30の一価の炭化水素基、G3はポリ
オキシエチレン基、またはオキシエチレン基とオキシプ
ロピレン基および/またはオキシブチレン基との共重合
物からなるポリオキシアルキレン基を表わし、オキシエ
チレン基単位の数は3〜30、オキシプロピレン基および
オキシブチレン基単位の数は0〜40である。)に存す
る。
本発明の潤滑油は組成内に充分な量の水を含有し得るの
で難燃性を示し、そしてこの組成内に含有し得る水の量
にはある限度があり、それ以上の水はたとえ混入したと
しても組成内に吸収せずに系外にそのまま排除するとい
う特徴を有すると共にこの潤滑油は水には本質的にほと
んど溶解しないという特徴を有し、さらに鉱油をも溶解
するという特徴を有する。
本発明で使用するポリオキシアルキレングリコールの誘
導体は上述の一般式(I)、(II)および(III)で表
わされ、これらを混合使用することにより水および鉱油
系基油を安定的に含むことができる。上式(I)、(II
I)のポリオキシアルキレン基G1、G2、G3においてオキ
シエチレン基部分とより高級なオキシアルキレン基部分
とはランダムコポリマーを形成していてもブロックコポ
リマーを形成していてもよい。
式(I)で表わされるポリオキシアルキレングリコール
ジエーテルとしては、次式(I a)または(I b)で表わ
されるものが好ましい。
R1−OR2−OaC2H4ObR3OC2H4cO −R2)d−O−R4 (I a) R1−OC2H4ObR2−OaR3O −R2)dOC2H4cO−R4 (I b) 上式(I a)、(I b)においてR1、R4は一価の直鎖もし
くは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪族、脂環族または芳
香族炭化水素基で、その炭素数は6〜30のものでありR1
とR4は同一でも異っていてもよく、その例としてはヘキ
シル基、ヘキセニル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基、ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オ
レイル基、ベンジル基、フエニル基、トリル基、ヘキシ
ルフエニル基、キシリル基、シクロヘキシル基、オクチ
ルシクロヘキシル基等がある。R2Oはオキシプロピレン
基、オキシブチレン基、またはそれらの混合基を表わ
し、R3はメチレン基またはエチレン基を表わす。a,b,c,
dは正の整数を表わす。オキシエチレン基とより高級な
オキシアルキレン基R2Oとの重量比は約10/90〜80/20
で、特に約20/80〜60/40のものが好ましい。オキシエチ
レン基部分とより高級なオキシアルキレン基部分とは互
にブロックコポリマーを形成する。式(I a)、(I b)
の化合物の平均分子量は約500〜20000である。
上式(I)、(I a)、(I b)のポリオキシアルキレン
グリコールジエーテルは一定量の水を保有し得るが、そ
れ以上の水分が混入しても系外に排除するという特性を
有している。ここで上式(I)、(I a)、(I b)にお
ける炭化水素基R1、R4の炭素数が6より小さくなると水
溶性が強くなり組成物自体が水に溶け易くなり、炭素数
が30より多くなると組成物の水保存性が失なわれてく
る。
またここでオキシエチレン基とオキシアルキレン基R2O
との比を限定しているのは、その比が10/90より小さく
なると飽和水分量が極端に少なくなり、また80/20より
大きくなると水溶性が大となり、鉱油系基油を含みにく
くなるためである。また式(I)、(I a)、(I b)の
化合物は分子量が約500よりも小さくなると蒸発し易く
なるし、組成物の粘度が低くなりすぎまた分子量が約20
000以上になると粘度が高くなりすぎて循環作業等に支
障をきたす。また式(I)、(I a)、(I b)のポリオ
キシアルキレングリコールジエーテルの配合量が少なく
なりすぎると飽和水分量を一定限度内に抑える特性が阻
害され、また潤滑性(粘性)が低下するし、水の配合量
が少なくなりすぎると難燃性がそこなわれる。
式(I)、(I a)、(I b)の化合物は例えば特開昭48
−22198号、特公昭49−15185号に記載の方法を利用して
製造することができる。すなわちR1OHのアルコールまた
はフェノールにプロピレンオキシドおよび/またはブチ
レンオキシドを付加重合し、次にエチレンオキシドを付
加重合してポリオキシアルキレングリコールモノエーテ
ルを得、これにナトリウムアルコキシドを加えて不活性
ガス中80〜150℃で加熱混合し、生成物に二ハロゲン化
メチレンまたは二ハロゲン化エチレンを徐々に添加して
反応させる方法によって調製できるし、またR1OHのアル
コールまたはフエノールにプロピレンオキシドおよび/
またはブチレンオキシドを付加重合し、次にエチレンオ
キシドを付加重合し、次にプロピレンオキシドおよび/
またはブチレンオキシドを付加重合してポリオキシアル
キレングリコールモノエーテルを得、末端OH基をエーテ
ル化する方法によっても調製できる。
本発明による難燃性潤滑油の第2の成分(B)は、次の
一般式(II)で表わされる。
R5−OC2H4OeH (II) 式中R5は炭素数1〜8の一価の直鎖または分岐の飽和も
しくは不飽和脂肪族、脂環族または芳香族炭化水素基、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘ
キシル基、ヘブチル基、オクチル基、オクテニル基、ベ
ンジル基、トリル基、キシリル基、シクロヘキシル基等
を表わし、eは1または2の数を表わす。この化合物を
上式(I)、(I a)、(I b)の化合物に加えることに
より、温度に対する水含有可能量の変動を小さくするこ
とができ、また外部混入水を多量に含んだときのゲル化
傾向を防止できる。特に鉱油系基油を配合した場合にゲ
ル化防止のため必要である。
上式(III)で表わされるポリオキシアルキレングリコ
ールモノエーテルとしては、次式(III a)で表わされ
るものが好ましい。
R6−OR2−OfC2H4OgR2−OhH(III a) 上式(III a)において基R6は式(I)、(I a)、(I
b)の化合物の基R1、R4と同様のものが使用でき、基R2O
も式(I a)、(I b)の基R2Oと同様のものが使用でき
る。すなわち基R6は炭素数6〜30の一価の直鎖または分
岐の飽和もしくは不飽和脂肪族、脂環族または芳香族炭
化水素基、例えばヘキシル基、ヘブチル基、オクチル
基、オクテニル基、ドデシル基、オクタデシル基、ベン
ジル基、トリル基、キシリン基、シクロヘキシル基等を
表わし、fは0〜10の整数、gは3〜30の整数、hは0
〜30の整数を表わし、かつオキシエチレン基とより高級
なオキシアルキレン基部分とは互にブロックコポリマー
を形成するか、またはオキシエチレン基のみのホモポリ
マーを形成する。R6の炭素数が小さい場合にはf、g、
hは小さい整数でよいが、R6の炭素数が大きい場合には
f、g、hは3以下では水を溶解せず大きい整数にする
必要がある。しかし各々の上限値を越えるとゲル化を起
こし使用できない。式(III)または(III a)の化合物
を上式(I)または(I a)、(I b)および(II)の化
合物に更に加えることにより鉱油系基油の溶解を容易に
する。式(III)、(III a)の化合物は式(I)、(I
a)、(I b)の化合物の調製法に準じて調製することが
できる。
本発明による難燃性潤滑油の組成(全体を100%とす
る。)は、上式(I)、(I a)もしくは(I b)の化合
物約5〜85重量%、好ましくは約20〜60重量%、上式
(II)の化合物約5〜50重量%、好ましくは約5〜30重
量%、上式(III)もしくは(III a)の化合物約5〜30
重量%、好ましくは約5〜20重量%、鉱油系基油約1〜
50重量%、好ましくは約10〜40重量%、および水約5〜
50重量%、好ましくは約10〜50重量%からなる。この混
合物において、特に高粘度の鉱油系基油を多量に配合し
た混合物において、式(II)の組成物が少なすぎると外
部混入水により低温でゲル化を起こし、多すぎると粘度
が低下する。なお、鉱油系基油については特に制限はな
く、必要粘度に応じて種々の燃度範囲例えば約1cSt/40
℃〜1000cSt/40℃のものを使うことができる。水は本発
明潤滑油に難燃性、冷却性を付与し、鉱油は鉱油系添加
剤の溶解を容易にし、また組成物の粘度を上げる。
本発明による難燃性潤滑油は、基本組成のみからなるも
のでも充分使用できるが、更に必要に応じて他の増粘
剤、希釈剤添加剤などを配合することができる。
増粘剤あるいは希釈剤として適当な一例は従来慣用の作
動油やブレーキ油に配合されているポリオキシアルキレ
ン系化合物である。その例としてはポリオキシプロピレ
ングリコール、そのモノエーテルもしくはジエーテル、
ポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)グリコール
コポリマー、そのモノエーテルもしくはジエーテル、ポ
リ(オキシエチレン−オキシブチレン)グリコールコポ
リマー、そのモノエーテルもしくはジエーテル、ポリオ
キシプロピレントリオール、ポリ(オキシエチレン−オ
キシプロピレン)トリオール、ソルビトール等の多価ア
ルコールに対してプロピレンオキシドもしくはプロピレ
ンオキシドとエチレンオキシドとの混合アルキレンオキ
シドを付加重合させたもの等である。これらポリオキシ
アルキレン系化合物はメタノール、エタノール等の1価
アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール、フ
ェノール類、アミン類など活性水素を有する化合物にプ
ロピレンオキシドおよび/またはブチレンオキシド、あ
るいはこれらアルキレンオキシドとエチレンオキシドと
の混合物を付加重合させて製造され、末端OH基は必要に
応じてエーテル化される。これらポリオキシアルキレン
系化合物を本発明による難燃性潤滑油に配合する場合は
水不溶性のものを使用することが排水処理の点で特に有
利であり、そのためには上記コポリマーにおいてオキシ
エチレン基部分とオキシプロピレン基部分および/また
はオキシブチレン基部分との重量比は約50/50以下のも
のが適する。このコポリマーはランダムコポリマーでも
ブロックコポリマーでもよい。またこれらポリオキシア
ルキレン系化合物を増粘剤あるいは増量剤として配合す
る場合、分子量が約500以上、特に約1000〜50,000のも
のが好ましい。本発明潤滑油の特徴である一定限度内の
水保有性および難燃性を損なわないためには、これら増
粘剤あるいは増量剤、希釈剤の配合量は本発明潤滑油組
成物中約30重量%以下が適当である。
本発明の潤滑油には通常の潤滑剤、酸化防止剤、防錆
剤、防食剤、消泡剤、流動点降下剤、粘度指数向上剤な
どの添加剤を必要に応じて添加することができる。潤滑
剤は本発明組成物に溶解するものならばいずれでも使用
でき、その例としてはパルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸などの脂肪酸類、ラードオイル、オリーブ油、
ヒマシ油、ナタネ油などの油脂類、高級アルコール類、
高級脂肪酸エステル類、合成潤滑油、トリクレジルホス
フェート、トリキシレニルホスフェート、リン酸モノオ
クチル、リン酸ジオクチル、リン酸トリオクチル、亜リ
ン酸トリオクチル、チオリン酸トリオクチル、チオリン
酸トリクレジルのようなリン酸エステル、亜リン酸エス
テル、チオリン酸エステル類のリン系添加剤、これらリ
ン系添加剤の残留OH基をアミン類で中和したリン系エス
テルアミン塩類、ジオクチルポリサルファイド、テルペ
ン硫化物などの炭化水素硫化物類、テルペンやC520
飽和炭化水素と硫化リン(P2S5、P2S4など)との反応生
成物であるイオウ−リン系添加剤、ジアルキルジチオリ
ン酸亜鉛類、塩素化パラフィンなどの塩素化炭化水素系
添加剤、硫化油脂、硫化鉱油などの硫化物系添加剤、ダ
イマー酸アミドなどの脂肪酸アミド類、オレイン酸アミ
ン、オレイン酸カリウム、ステアリン酸アルミニウム、
ナフテン酸銅、ステアリン酸鉛などの脂肪酸石けん類、
二硫化モリブデンやグラファイトなどの固体潤滑剤(固
体潤滑剤は溶解せず分散する。ギヤ油、切削油に使用さ
れる。)脂肪油に塩化硫黄を結合させた硫塩化物系添加
剤などがある。作動油、ギヤ油に特に適する潤滑(油性
向上剤、摩耗防止剤、極圧剤)は上記のうち脂肪酸類、
脂肪酸石けん類、イオウ系添加剤、リン系添加剤、イオ
ウ−リン系添加剤、亜鉛系添加剤、油脂類であり、切削
油に特に適する添加剤は上記のうちイオウ系添加剤、塩
化物系添加剤、脂肪酸類、油脂類、脂肪酸石けん類、リ
ン系添加剤である。防錆剤、防食剤も本発明組成物に溶
解するものならばいずれでもよく、その例としてはアビ
エチン酸等のロジン類、エタノールアミン類、ベンゾチ
アゾール類、ベンゾトリアゾール類、アミン類、アミド
類、ナフテン酸鉛やステアリン酸アルミニウム等のカル
ボン酸石けん類、スルホン酸カルシウム、スルホン酸バ
リウム等のスルホン酸石けん類、スルホネート類、ナフ
テネート類、アルケニルコハク酸類、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキ
ルフェノールエーテル類、ソルビタン脂肪酸エステル
類、ポリオキシアルキルソルビタン脂肪酸エステル類、
ポリオキシアルキルエスエル類のような非イオン界面活
性剤などがある。酸化防止剤の例としてはメチレン−4,
4−ビス(2,6−ジターシヤリーブチルフェノール)など
のビスフェノール類、ジターシヤリーブチルクレゾール
などのアルキルフェノール類、ナフチルアミン類、ジン
クジアリルジチオホスフェート類などがある。消泡剤の
例としてはシリコン系消泡剤、ポリメチルメタクリレー
ト系消泡剤などがある。潤滑剤の添加量は通常約1〜30
重量%、特に約1〜15重量%程度、防錆・防食剤の添加
量は約1〜15重量%程度、酸化防止剤および消泡剤の添
加量はそれぞれ約0.001〜1重量%程度である。
(発明の効果) 本発明の潤滑油の第1の特徴は、組成内に一定量の水分
を含み得るがそれ以上の水は系内に含み得ず、また水に
もほとんど溶解しないという点にある。水に溶解しない
という特徴は、顕著な利益を与える、すなわち一般の水
−グリコール系作動油が無制限に水に溶解するために廃
水処理を困難にしているのに較べ本発明の潤滑油は水と
分離するが為に仮に多量の廃水中に混入したとしても普
通の鉱油単体と同様容易に分離採取することが可能とな
るからである。また一定量以上の水分は系内に含み得
ず、系外に排出するという特性は例えば、熱間鉄鋼圧延
機やその周辺機器の転動部分に用いられるギヤ油等の潤
滑剤の難燃化に極めて優れた効果を有する。すなわち、
混入する水によって性能が変動することがないからであ
る。本発明の潤滑油の第2の特徴は、系内に一定量の鉱
油系基油を透明溶解しうることにある。鉱油を溶解する
という特徴は、通常の鉱油からなる潤滑油に使われる添
加剤を自由に選択できるという効果を有する。更に本発
明の潤滑油は系内に鉱油を含み得るだけでなく、系外か
らの鉱油を一定量溶解することが出来る。このことは、
従来の鉱油からなる潤滑油から難燃化を目的に本発明の
潤滑油に代える場合、装置内に若干残る前歴油を完全に
除去する必要がなく、更油が容易であるという効果を有
する。
そして本発明の潤滑油は引火点を示さず消防法上の危険
物には該当しないものである。また比熱が大きく熱伝達
係数も大きいという特性をも有し、更に流動点も低くま
た剪断に対する抵抗性にも優れている。そして例えば、
切削、研削油として用いた場合に問題となる発煙性も低
い。この為に本発明の潤滑油は多くの用途に共通に用い
うるという利点を有している。すなわち単一の油種を作
動油・工業用ギヤ油・切削・研削油として共通に用いる
こともできる。多種類の用途に単一の油種の潤滑油を共
通に用いることは現在産業界で強く要請されているとこ
ろであるが、本発明の潤滑油は例えば作動油ならびに切
削・研削油として、あるいは作動油ならびにギヤ油とし
て共通に単一の油種を用いることもでき、上述の産業界
の要請にもこたえるものである。
(実施例) 以下実施例によって、本発明の潤滑油の特性を具体的に
説明する。
以下の実施例においてEOはオキシエチレン基、POはオキ
シプロピレン基、またBOはオキシブチレン基を表わす。
尚、%は特記しない限り重量%である。
実施例1〜7、比較例1〜3 本発明による実施例は表1に組成を示す実施例1、2、
4、5、6、7の難燃性ギヤ油と実施例3の燃燃性作動
油の例である。この実施例における難燃性ギヤ油は引火
点を示さず、表2に性能を示すとおり通常の鉱油系市販
ギヤ油A(比較例1)と比較して同等もしくはそれ以上
の極圧性を有する。また、実施例に示す難燃性ギヤ油は
系外からの鉱油を数%含み得るため、鉱油系市販ギヤ油
Aからの更油に際しフラッシング作業を省略することが
できた。
実施例3に示す難燃性作動油は引火点を示さず、粘度46
cSt/40℃、流動点−30℃の性状を示し、ASTM−D−2882
−70Tに規定するV−104Cベーンポンプ試験140kg/cm2
1200rpm、1000hr後のカムリングとベーンの合計摩耗量
は100mg、比較のために実施した市販水グリコール系作
動油B(比較例2)は同条件で合計摩耗量40mg、市販水
グリコール系作動油C(比較例3)は合計摩耗量1000mg
を示した。
参考例1 実施例1、6、7に使用したポリオキシアルキレングリ
コールジエーエルは次に示す方法で製造した。
ドデカノール187gとKOH4.5gを3のオートクレーブに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、プロピレンオキサイド682gを100〜120℃の温度で仕
込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサ
イド576gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応させオ
ートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるように調
整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した後30
mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを実施し
反応物1416gを得る。この反応物1000gにナトリウムメチ
ラート52gを加え130℃〜140℃の温度で6時間反応させ
アルコラートを作り、メチレンクロリドと温度100〜120
℃で3時間反応させ反応物970gを得た。この反応物から
副生した無機塩を除去し873gのポリオキシアルキレング
リコールジエーテルを得た。
参考例2 実施例2に使用したポリオキシアルキレングリコールジ
エーテルは次に示す方法で製造した。
テトラデカノール215gとKOH4.1gを3のオートクレー
プに仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱
水し、プロピレンオキサイド604gを100〜120℃の温度で
仕込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキ
サイド518gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応さ
せオートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるよう
に調整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した
後、30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを
実施し反応物1280gを得る。この反応物1000gにナトリウ
ムメチラート55gを加え130℃〜140℃の温度で6時間反
応させアルコラートを作り、メチレンクロリドと温度10
0〜120℃で3時間反応させ反応物971gを得た。この反応
物から副生した無機塩を除去し872gのポリオキシアルキ
レングリコールジエーテルを得た。
参考例3 実施例3に使用したポリオキシアルキレングリコールジ
エーテルは次に示す方法で製造した。
テトラデカノール430gとKOH4.8gを3のオートクレー
ブに仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱
水し、プロピレンオキサイド604gを100〜120℃の温度で
仕込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキ
サイド564gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応さ
せオートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるよう
に調整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した
後、30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを
実施し反応物1568gを得る。この反応1000gにナトリウム
メチラート90gを加え130℃〜140℃の温度で6時間反応
させアルコラートを作り、メチレンクロリドと温度100
〜120℃で3時間反応させ反応物975gを得た。この反応
物から副生した無機塩を除去し877gのポリオキシアルキ
レングリコールジエーテルを得た。
参考例4 実施例4に使用したポリオキシアルキレングリコールジ
エーテルは次に示す方法で製造した。
ドデカノール19gとKOH3.2gを3のオートクレーブに仕
込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水し、
プロピレンオキサイド830gを100〜120℃の温度で仕込
み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサイ
ド235gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応させオー
トクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるように調整
した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した後、30
mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを実施し
反応物1062gを得る。この反応物1000gにナトリウムメチ
ラート8gを加え130℃〜140℃の温度で6時間反応させア
ルコラートを作り、メチレンクロリドと温度100〜120℃
で3時間反応させ反応物960gを得た。この反応物から副
生した無機塩を除去し858gのポリオキシアルキレングリ
コールジエーテルを得た。
参考例5 実施例5に使用したポリオキシアルキレングリコールジ
エーテルは次に示す方法で製造した。
ドデカノール187gとKOH4.0gを3のオートクレーブに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、1,2−ブチレンオキサイド648gを100〜120℃の温度
で仕込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオ
キサイド518gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイ
ド、1,2−ブチレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反
応させオートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となる
ように調整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行
した後、30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガ
スを実施し反応物1325gを得る。この反応物1000gにナト
リウムメチラート59gを加え130℃〜140℃の温度で6時
間反応させアルコラートを作り、メチレンクロリドと温
度100〜120℃で3時間反応させ反応物965gを得た。この
反応物から副生した無機塩を除去し869gのポリオキシア
ルキレングリコールジエーテルを得た。
参考例6 実施例1、4、5に使用したポリオキシアルキレングリ
コールモノエーテルは次に示す方法で製造した。
ドデカノール243gとKOH4.0gを3のオートクレープに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、プロピレンオキサイド393gを100〜120℃の温度で仕
込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサ
イド735gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応させオ
ートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるように調
整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した後、
30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを実施
し反応物1335gを得る。この反応物を塩酸で中和し、副
生した塩と水を除去し、ポリアルキレングリコールモノ
エーテルを1302g得た。
参考例7 実施例2に使用したポリオキシアルキレングリコールモ
ノエーテルは次に示す方法で製造した。
平均炭素数18の高級直鎖アルコール540gとKOH3.5gを3
のオートクレーブに仕込み30mmHg以下の真空度、100
〜120℃の温度で脱水し、エチレンオキサイド754gを100
〜120℃の温度で仕込む。エチレンオキサイドの反応中
はN2ガス中で反応させオートクレーブのゲージ圧が5kg/
cm2以下となるように調整した。エチレンオキサイドの
反応が十分進行した後、30mmHg以下の真空度、80〜100
℃の温度で脱ガスを実施し反応物1260gを得る。この反
応物を塩酸で中和し、副生した塩と水を除去し、ポリア
ルキレングリコールモノエーテルを1225g得た。
参考例8 実施例3に使用したポリオキシアルキレングリコールモ
ノエーテルは次に示す法で製造した。
ドデカノール279gとKOH4.1gを3のオートクレーブに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、プロピレンオキサイド339gを100〜120℃の温度で仕
込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサ
イド636gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイド、
プロビレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応させオ
ートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるように調
整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した後、
30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを実施
し反応物1228gを得る。この反応物を塩酸で中和し、副
生した塩と水を除去し、ポリアルキレングリコールモノ
エーテル1190gを得た。
参考例9 実施例6に使用したポリオキシアルキレングリコールモ
ノエーテルは次に示す方法で製造した。
オクタノール130gとKOH3.3gを3のオートクレーブに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、プロピレンオキサイド603gを100〜120℃の温度で仕
込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサ
イド376gを110〜140℃で仕込む。エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応させオ
ートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるように調
整した。エチレンオキサイドの反応が十分進行した後、
30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガスを実施
し反応物1085gを得る。この反応物を塩酸で中和し、副
生した塩と水を除去し、ポリアルキレングリコールモノ
エーテルを1050g得た。
参考例10 実施例7に使用したポリオキシアルキレングリコールモ
ノエーテルは次に示す方法で製造した。
ドデカノール150gとKOH5.0gを3のオートクレーブに
仕込み30mmHg以下の真空度、100〜120℃の温度で脱水
し、プロピレンオキサイド242gを100〜120℃の温度で仕
込み、十分反応後脱ガスを行ない、更にエチレンオキサ
イド376gを110〜140℃で仕込み十分反応後、プロピレン
オキサイド905gを100〜120℃で仕込む。エチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイドの反応中はN2ガス中で反応
させオートクレーブのゲージ圧が5kg/cm2以下となるよ
うに調整した。プロピレンオキサイドの反応が十分進行
した後、30mmHg以下の真空度、80〜100℃の温度で脱ガ
スを実施し反応物1640gを得る。この反応物を塩酸で中
和し、副生した塩と水を除去し、ポリアルキレングリコ
ールモノエーテルを1585g得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 20:04 30:00 Z 40:04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)下記一般式(I)で表わされるポリ
    オキシアルキレングリコールジエーテル5〜85重量%、
    (B)下記一般式(II)で表わされるグリコールモノエ
    ーテル5〜50重量%、(C)下記一般式(III)で表わ
    されるポリオキシアルキレングリコールモノエーテル5
    〜30重量%、(D)鉱油系基油1〜50重量%および
    (E)水10〜50重量%よりなることを特徴とする難燃性
    潤滑油。 R1−G1−O−R3−G2−O−R4 (I) (式中R1、R4は炭素数6〜30の一価の炭化水素基、G1
    G2はオキシエチレン基とオキシプロピレン基および/ま
    たはオキシブチレン基との共重合物からなるポリオキシ
    アルキレン基、R3はメチレン基またはエチレン基を表わ
    しオキシエチレン基とより高級なオキシアルキレン基と
    の重量比は10/90〜80/20で、平均分子量は500〜20000の
    範囲にある。) R5−OC2H4OeH (II) (式中R5は炭素数1〜8の一価の炭化水素基、eは1ま
    たは2の数を表わす。) R6−G3−OH (III) (式中R6は炭素数6〜30の一価の炭化水素基、G3はポリ
    オキシエチレン基、またはオキシエチレン基とオキシプ
    ロピレン基および/またはオキシブチレン基との共重合
    物からなるポリオキシアルキレン基を表わし、オキシエ
    チレン基単位の数は3〜30、オキシプロピレン基および
    オキシブチレン基単位の数は0〜40である。)
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