JPH0754571Y2 - エンジンの排気ガス浄化マフラ - Google Patents

エンジンの排気ガス浄化マフラ

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JPH0754571Y2
JPH0754571Y2 JP2492590U JP2492590U JPH0754571Y2 JP H0754571 Y2 JPH0754571 Y2 JP H0754571Y2 JP 2492590 U JP2492590 U JP 2492590U JP 2492590 U JP2492590 U JP 2492590U JP H0754571 Y2 JPH0754571 Y2 JP H0754571Y2
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晶洋 香川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動二輪車などに搭載するエンジンの排気
ガス浄化マフラに関する。
〔従来の技術〕
自動車に搭載するエンジンは、エンジンルームがあっ
て、排気マニホールドの後側にハニカム状の触媒などを
入れた触媒室を連結し、触媒で排気ガス中の有害成分を
酸化させて浄化するようにしている。自動二輪車では、
エンジンルームとして決った場所がなく、マフラ内に触
媒をクロスに含浸させた筒状のものを入れ、排気ガスを
筒内に通して浄化するようにしている。筒状の触媒の前
側には、仕切板を設けて筒内を排気ガスが通るようにし
ている。例えば、実開昭54-46917号公報参照。
〔考案が解決しようとする課題〕
筒状の触媒の中を排気ガスが通るものは、排気ガスが触
媒に触れる率が少く浄化率が低い。又、筒状の触媒に代
えて、ハニカム状の触媒を用いると、抵抗が大きく、自
動二輪車などの小型エンジンでは、出力損失が性能に与
える影響が大きい。
この考案は、かかる点に鑑み、デフューザー筒の後部と
マフラ筒中央部の内周に、クロス触媒を入れた触媒室を
設け、排気ガスの浄化率がよく出力損失も少いエンジン
の排気ガス浄化マフラを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案のエンジンの排気
ガス浄化マフラは、排気管の後端に内径を徐々に拡げた
デフューザー筒を連結し、該デフューザー筒をマフラ筒
内に挿入し、デフューザー筒の後部に外側に拡げた触媒
室を設け、マフラ筒中央内側に筒状に触媒室を設け、デ
フューザー筒の後側に中央を前側に突出させた傘形プレ
ートを設け、傘形プレートの外周部に通気孔を設け、マ
フラ筒後部に消音室を設けて尾管を消音室に挿入するよ
うにしたことにある。
〔作用〕
排気管からデフューザー筒に流れた排気ガスは、デフュ
ーザー筒後部の筒状の触媒室の触媒に触れて、酸化反応
して浄化する。更に、デフューザー筒を出た排気ガス
は、傘形プレートに当って外側に拡がり、マフラ筒内周
の触媒室の触媒に触れて浄化しながら、傘形プレートの
外周の通気孔を通って後側に流れ、消音室で膨張して消
音し、尾管から大気中に放出される。こうして、デフュ
ーザー筒と、マフラ内周の二つの触媒室の触媒で排気ガ
スを浄化でき、傘形プレートも排気ガスの流れをよくす
るように中央を前方に突出させ、外周に通気孔を設けて
いるので、触媒に当り易く、抵抗が少くて、出力損失を
少くできる。又、傘形プレートは、排気ガスの反射波を
デフューザー筒方向に帰すことができ、排気の脈動を利
用して、出力を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
エンジンの排気口に連結する排気管1の後端に、内径を
徐々に拡げたデフューザー筒2を連結する。デフューザ
ー筒2は、マフラ筒3の中央部まで挿入して溶着するも
ので、デフューザー筒2の後部に、デフューザー筒2を
外側に拡げて筒状の触媒室4を設ける。又、マフラ筒3
の中央内周には、筒状に触媒室5を設ける。触媒室4及
び触媒室5は、第3図に示すように、デフューザー筒2
又はマフラ筒3の内側にグラスウール6の層を設け、そ
の内側に、触媒剤を含浸させたクロス触媒7を数枚張
り、通気孔8を多数設けたパンチングプレート9で押え
止めて構成してある。デフューザー筒2の後側には、中
央を前方に突出させた傘形プレート10を配置する。傘形
プレート10は、外周に数個の脚11を設けて通気孔12を形
成し、脚11を触媒室5のパンチングプレート9に溶着す
る。触媒室5の後側には、消音室13を設けてバッフルパ
イプ14で連通させ、消音室13に尾管15を挿入してある。
排気ガスは、排気管1からデフューザー筒2に流れ、触
媒室4の触媒に触れて酸化反応して浄化し、傘形プレー
ト10に当って外側に拡がり、触媒室5の触媒に触れて酸
化反応して浄化しながら通気孔12を通って後側に流れ
る。又、傘形プレート10は、排気ガスの反射波をデフュ
ーザー筒2に帰し、排気脈動を利用して出力向上を図
る。排気ガスは、バッフルパイプ14を通って消音室13に
入り、消音室13で膨張消音して、尾管15に流れて放出さ
れる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、上述のように構成し
たので、排気ガスをデフューザー筒とマフラ筒内周に設
けた二つの触媒室の触媒に触れさせて浄化でき、浄化効
率を向上できる。そして、傘形プレートは、排気ガスが
マフラ筒の触媒室の触媒に当り易くすると共に、反射波
をデフューザー筒に帰し、排気脈動の利用によって、出
力を向上させることができる。こうして、排気ガスの浄
化率の向上を図りながら、出力損失を少くできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、 第1図は縦断側面図、 第2図は第1図A−A線拡大横断面図、 第3図は触媒室の部分拡大断面図、 である。 1……排気管、2……デフューザー筒、3……マフラ
筒、4……触媒室、5……触媒室、10……傘形プレー
ト、12……通気孔、13……消音室、15……尾管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気管の後端に内径を徐々に拡げたデフュ
    ーザー筒を連結し、該デフューザー筒をマフラ筒内に挿
    入し、デフューザー筒の後部に外側に拡げた触媒室を設
    け、マフラ筒中央内側に筒状に触媒室を設け、デフュー
    ザー筒の後側に中央を前側に突出させた傘形プレートを
    設け、傘形プレートの外周部に通気孔を設け、マフラ筒
    の後部に消音室を設けて尾管を消音室に挿入するように
    したことを特徴とするエンジンの排気ガス浄化マフラ。
JP2492590U 1990-03-14 1990-03-14 エンジンの排気ガス浄化マフラ Expired - Fee Related JPH0754571Y2 (ja)

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