JPH0754205Y2 - 折機の平行折装置 - Google Patents

折機の平行折装置

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JPH0754205Y2
JPH0754205Y2 JP8112090U JP8112090U JPH0754205Y2 JP H0754205 Y2 JPH0754205 Y2 JP H0754205Y2 JP 8112090 U JP8112090 U JP 8112090U JP 8112090 U JP8112090 U JP 8112090U JP H0754205 Y2 JPH0754205 Y2 JP H0754205Y2
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JP
Japan
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cylinder
folding
gripper
parallel
knife
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JP8112090U
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JPH0440064U (ja
Inventor
範幸 小島
由高 片岡
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、輪転印刷機に付設される折機の平行折装置に
関する。
〈従来の技術〉 巻紙輪転印刷機には、印刷後、乾燥冷却されたウエブを
所定の長さごとに断裁したり、これを幅方向または長さ
方向に折ったりする折機が備えられている。この折機に
よる折り方には、断裁前のウエブをフォーマで幅方向に
半折するフォーマ折りと、断裁後の折丁を折紙胴で長さ
方向に半折したり巻折りにしたりする平行1回折りまた
は平行2回折りと、平行折りされた折丁をチョッパで直
交方向へ半折するチョッパ折りとがあり、これらの折り
方は、折丁の仕様にしたがい選択されて単独で用いられ
たり、このうちのいくつかが組合わされたりする。
上記折装置のうち平行折装置で、断裁ウエブの略1/3を
平行1回折りで折り更に残りの略2/3を平行2回折りで
半分に折る巻折り(デルタ折り)を行なうことができる
折機を第3図に示す。
第3図に示すように、印刷後、冷却乾燥されたウエブ11
は折機の平行折装置12に導かれる。平行折装置12は、断
裁胴13、折胴14、第一くわえ胴15、第二くわえ胴16を備
えていて、これらは図中矢印で示す方向に同期して回転
駆動されるようになっている。
断裁胴13と折胴14とには、ウエブ11を所定の寸法ごとに
断裁して折胴14の下側半周面へ添接させる断裁刃20と軸
方向に並設する複数個の保持部材としての針21が設けら
れている。折胴14の径は裁断胴13の2倍となっており、
断裁刃20は周方向一箇所に設けられ、針21は周方向に2
等分する位置に設けられ、断裁刃20と針21は回転によっ
て互いに対向するようになっている。また、折胴14の外
周部には軸方向に並列する複数個を1組とする2列の差
込ナイフ22が設けられ、差込ナイフ22は針21の回転方向
120度後側に位置して設けられている。
第一くわえ胴15の径は折胴14の1.5倍(断裁胴13の3
倍)となっており、第一くわえ胴15の周面を円周方向に
3等分する位置には、軸方向に並列する複数個を1組と
する第一くわえとしての第一くわえ板23が各差込ナイフ
22に対向して配設されている。第一くわえ胴15の周面を
円周方向に3等分する位置には、軸方向に並列する複数
個を1組とする差込ナイフ24が設けられ、差込ナイフ24
は第一くわえ板23の回転方向40度後側に位置して設けら
れている。
第二平行折り装置である第二くわえ胴16の径は折胴14と
同一となっており、第二くわえ胴16の周面を円周方向に
2等分する位置には、軸方向に並列する複数個を1組と
する第二くわえとしての第二くわえ板25が各差込ナイフ
24に対向して配設されている。
折胴14の針21が設けられている針シリンダ14aと、差込
ナイフ22が設けられているナイフシリンダ14bとは、互
いに回転可能となっており、針シンダ14aとナイフシリ
ンダ14bとの互いの回転によって針21と差込ナイフ22の
位置関係が調節される。第一くわえ板23が設けられてい
るくわえシリンダ15aと、差込ナイフ24が設けられてい
るナイフシリンダ15bとは互いに回転可能となってお
り、くわえシリンダ15aとナイフシリンダ15bとの互いの
回転によって第一くわえ板23と差込ナイフ24の位置関係
が調節される。
このような胴配列において、各胴が回転してウエブ11が
断裁胴13と折胴14との間へ送り込まれると、このウエブ
11は断裁刃20で所定の寸法ごとに断裁されると共に、断
裁線の後続するウエブ11は針21に保持されて折胴14の下
側半円周面に巻付けられ、その紙尻端は上記と同様にし
て断裁刃20で断裁される。そして針21に保持された断裁
ウエブは、その長さ方向で略2/3の部分が両胴14,15の対
接点に達するまで折胴14に巻付けられると、差込ナイフ
22と第一くわえ板23とが対向するので、断裁ウエブの略
2/3の部分が差込ナイフ22の協働により第一くわえ板23
にくわえられて半折されながら折丁となって第一くわえ
胴15の上側周面に添接される。
第一くわえ胴15の第一くわえ板23にくわえられた折丁は
第二くわえ胴16の所まで到り、第一くわえ胴15の差込ナ
イフ24の協働により第二くわえ胴16の第二くわえ板25に
くわえられて折丁の略中央が2度目の半折をされながら
第二くわえ胴16の上側周面に添接され図示しない排紙装
置へ搬出される。
上述した平行折装置12では、第一くわえ胴15で断裁ウエ
ブの略1/3を折り、更に第二くわえ胴16で残りの略2/3を
半分に折るようにしているので、第4図に示したよう
に、針穴31の部分を外側にして巻折りされた折丁32が得
られる。
尚、図中33は折丁を案内するためのブラシガイドであ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した平行折装置12では、第一くわえ胴15の第一くわ
え板23にくわえられた折丁は、第3図に示すように、第
一くわえ胴15に添接する側(内側)の紙尻が短かく差込
ナイフ24の近傍で紙あばれが生じることがあった。内側
の紙尻にあばれが生じると折り終わった折丁32の内側に
折れが発生する虞があった。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、巻折りを行
なう際の一回目の折りから二回目の折りの間に内側の紙
尻に紙あばれが生じることがない平行折装置を提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、断裁ウエブ
を保持する保持部材が備えられた折胴と、該折胴に対接
して設けられ該折胴に保持された断裁ウエブを受け取っ
て一回目の平行折りを行なう第一くわえが備えられると
共に断裁ウエブを受け渡すための差込ナイフが備えられ
た第一くわえ胴と、該第一くわえ胴に対接して設けられ
前記差込ナイフの協働により該第一くわえ胴に保持され
た断裁ウエブを受け取って二回目の平行折りを行なって
巻折りをする第二平行折り装置とを有する折機の平行折
装置において、前記第一くわえによりくわえられた断裁
ウエブの前記第一くわえ胴に添接する側の紙尻を該第一
くわえ胴の径方向外側に押付ける押付部材を前記差込ナ
イフ近傍の回転方向前側に該第一くわえ胴の表面から出
没自在に設けたことを特徴とする。
〈作用〉 第一くわえ胴に保持された断裁ウエブは第一くわえ胴に
添接する側の紙尻が、第一くわえ胴の表面から突出した
状態の押付部材によって第一くわえ胴の径方向外側に押
付けられて紙あばれが防止される。第一くわえ胴が他の
胴と対接する際には第一くわえ胴の表面から押付部材が
没動する。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係る折機の平行折装置の
胴配列を示し、第2図には第1図中の矢印II部の拡大状
態を示してある。尚、第3図に示した部材と同一物には
同一符号を付して重複する説明は省略する。
第1図に示すように、差込ナイフ24近傍の第一くわえ板
23寄り(回転方向前側)には押付部材51が軸方向に複数
個設けられ、押付部材51は第一くわえ胴15の表面から出
没自在となっている。第一くわえ胴15の表面から突出し
た状態の押付部材51によって第一くわえ板23にくわえら
れた折丁(断裁ウエブ)52の第一くわえ胴15に添接する
側(内側)の紙尻52aを第一くわえ胴15の径方向外側の
押付けている。
第2図に示すように、第一くわえ胴15にはナイフホルダ
53が取付けられ、差込ナイフ24は回動自在なホルダ55に
固定され、ホルダ55の回動によって差込ナイフ24はナイ
フホルダ53間から出没するようになっている。
一方、第一くわえ胴15には軸方向に延びる回動軸71が設
けられ、回動軸71には押付ホルダ72が取付けられてい
る。押付ホルダ72にはプラスチック製の押え73がピン74
を中心に回動自在に支持され、押え73はばね75によって
第一くわえ胴15の外側に付勢されている。押え73を有す
る押付ホルダ72は回動軸71を介して回動し、押え73は押
付ホルダ72の回動によってナイフホルダ53間から出没す
るようになっており、押付部材51は回動軸71、押付ホル
ダ72、押え73によって構成されている。
回動軸71の回動によって押付ホルダ72が回動して押え73
がナイフホルダ53間から突出し、押え73によって折丁52
の紙尻52aを第一くわえ胴15の径方向外側に押付けてい
る。押付部材51の部位が折胴14と対接する際には回動軸
71の回動によって押付ホルダ72が回動して押え73がナイ
フホルダ53間から没動し、押え73が折胴14の外周面に干
渉することがない。
上記構成の平行折装置61では、第一くわえ胴15に保持さ
れた折丁52は内側の紙尻52aが、押付ホルダ72の回動に
よってナイフホルダ53間から突出する押え73により、第
一くわえ胴15の径方向外側に押されて外側の紙に押し付
けられ、紙あばれが防止される。第一くわえ胴15の押付
部材51の位置が他の胴に対接する際には、押付ホルダ72
の回動によってナイフホルダ53間から押え73を没動さ
せ、他の胴との干渉を防止する。
従って上述した平行折装置61では、押え73をナイフホル
ダ53間から突出させることにより折丁52の内側の紙尻52
aの紙あばれを防止することができる。このため、巻折
りされた折丁に切れ、しわ、折れが生じない。また、押
付部材51の部位が他の胴に対接する際には、押付ホルダ
72の回動によってナイフホルダ53間から押え73を没動さ
せることにより、押え73が他の胴と干渉することが防止
される。このため、押付部材51の耐久性を保つことがで
きる。
〈考案の効果〉 本考案の折機の平行折装置は、第一くわえ胴に保持され
た断裁ウエブの第一くわえ胴に添接する紙尻を第一くわ
え胴の径方向外側に押付ける押付部材を、第一くわえ胴
の表面から出没自在に設けたので、押付部材を突出させ
ることにより紙尻を径方向外側に押付けることができ
る。この結果、紙尻の紙あばれを防止することができ、
巻折りされた折丁の切れ、しわ、折れが防止でき、製品
品質向上が図れる。また、押付部材の部位が他の胴に対
接する際には押付部材を没動させることにより、押付部
材の他の胴への干渉を防止することができ、押付部材の
耐久性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る折機の平行折装置の胴
配列図、第2図は第1図中の矢印II部の拡大図、第3図
は従来の折機の平行折装置の胴配列図、第4図は巻折り
された折丁の斜視図である。 図面中、 13は断裁胴、14は折胴、15は第一くわえ胴、16は第二く
わえ胴、20は断裁刃、21は針、22,24は差込ナイフ、23
は第一くわえ板、25は第二くわえ板、51は押付部材、52
は折丁(断裁ウエブ)、52aは紙尻、71は回動軸、72は
押付ホルダ、73は押えである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断裁ウエブを保持する保持部材が備えられ
    た折胴と、該折胴に対接して設けられ該折胴に保持され
    た断裁ウエブを受け取って一回目の平行折りを行なう第
    一くわえが備えられると共に断裁ウエブを受け渡すため
    の差込ナイフが備えられた第一くわえ胴と、該第一くわ
    え胴に対接して設けられ前記差込ナイフの協働により該
    第一くわえ胴に保持された断裁ウエブを受け取って二回
    目の平行折りを行なって巻折りをする第二平行折り装置
    とを有する折機の平行折装置において、前記第一くわえ
    によりくわえられた断裁ウエブの前記第一くわえ胴に添
    接する側の紙尻を該第一くわえ胴の径方向外側に押付け
    る押付部材を前記差込ナイフ近傍の回転方向前側に該第
    一くわえ胴の表面から出没自在に設けたことを特徴とす
    る折機の平行折装置。
JP8112090U 1990-08-01 1990-08-01 折機の平行折装置 Expired - Lifetime JPH0754205Y2 (ja)

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JP8112090U JPH0754205Y2 (ja) 1990-08-01 1990-08-01 折機の平行折装置

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Publication Number Publication Date
JPH0440064U JPH0440064U (ja) 1992-04-06
JPH0754205Y2 true JPH0754205Y2 (ja) 1995-12-13

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JP (1) JPH0754205Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005105638A1 (ja) * 2004-04-30 2008-03-13 株式会社小森コーポレーション 折機の平行折装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005105638A1 (ja) * 2004-04-30 2008-03-13 株式会社小森コーポレーション 折機の平行折装置

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JPH0440064U (ja) 1992-04-06

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