JPH0339947B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも２つの折り目くわえ爪を
備えた少なくとも１つの折り目くわえ爪胴が、少
なくとも１つの折り刃を備えた折り刃胴と共に、
横裁ちされた製品から横折り目をもつ折畳み製品
を形成し、折り目くわえ爪の間の範囲において折
り目くわえ爪胴に設けられたせん断刃が、裁ち胴
に設けられた相手刃と共に、折り目くわえ爪に折
り目縁を保持された折畳み製品の反対側縁を裁ち
落とし、押離し舌片が、開かれた折り目くわえ爪
から折畳み製品を押離す、折畳み製品を製造する
折畳み装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の公知の装置では、押離し舌片は対応す
る折り目くわえ爪胴外で回転方向に固定的に設け
られている。せん断刃は折り目くわえ爪胴の周囲
から少し突出しているので、折り目くわえ爪胴に
係合する押離し舌片は、１つの折り目くわえ爪胴
しかもたない折畳み装置におけるようにこのせん
断刃上に設けられている場合、せん断刃の所を通
過するたびに、折り目くわえ爪にはまる端部を通
過するせん断刃から押離して、押離し舌片と通過
するせん断刃との衝突を防止せねばならない。折
り目くわえ爪により取出される製品が押離し舌片
の範囲でベルト案内装置へ引渡される場合、押離
し舌片が折り目くわえ爪胴上へ載るベルト案内装
置の上部ベルトへ製品を押付けるか、またはこね
らベルトの間で強く圧縮し、それにより折畳み製
品を損傷するかまたは新しい印刷物を汚すおそれ
がある。さらに押離し舌片により生ずる締付け作
用のため折り畳み製品の規則正しい運搬が行なわ
れず、それにより製品の流れが不規則になり、し
たがつて後に設けられる加工装置に障害がおこる
ことがある。しかし固定した押離し舌片の全く普
通の欠点は、折り目くわえ爪胴の速度で動かされ
る製品の前縁が押離しの際固定押離し舌片へ乗り
上げ、これに沿つてこすれる。これにより一般に
最終製品となる紙および通常はまだ新しい印刷物
が非常に強く機械的応力を受け、したがつて同様
に強い損傷を受け、それにより印刷くずの発生が
多くなる。

制御される押離し舌片の代りに、折り目くわえ
爪胴に接するくわえ爪胴上に押離しくわえ爪を設
けることも既に試みられた。しかし付加的なくわ
え爪胴の使用は非常に費用がかかるのみならず、
折り目くわえ爪胴へ近づくのを非常に困難にし、
これが特にせん断刃等の調節の際非常に支障を生
ずる可能性がある。したがつてこの種の装置は操
作し易くない。

〔発明が解決しようとする課題〕

これから出発して本発明の課題は、簡単したが
つて安価な手段で、折畳み製品の押離しの際折畳
み製品を傷つけない取扱いが保証され、印刷像の
汚れが回避されるのみならず、押離される製品の
確実かつ均一な搬出も保証され、調節すべき機構
にもよく近づくことができ、操作もし易いよう
な、最初にあげた種類の折畳み装置を提供するこ
とである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題を解決するため本発明によれば、折り
目くわえ爪胴の周囲に近い範囲に固定的に設けら
れた少なくとも１つの案内台が、折り目くわえ爪
胴の周囲に対してほぼ接線方向に延びかつ押離し
舌片により折り目くわえ爪から押離された折畳み
製品を折り目くわえ爪胴から引渡される支持面を
もち、押離し舌片が折り目くわえ爪の範囲におい
て折り目くわえ爪胴に可動に支持され、かつ折り
目くわえ爪胴の回転と共に案内台のそばを通過す
るたびに制御装置により操作され、開かれた折り
目くわえ爪から折畳み製品を押離す。

〔発明の効果〕

この場合押離し舌片は折り目くわえ爪をもつ折
り目くわえ爪胴上に設けられているため、折り目
くわえ爪から押離すべき折畳み製品と同じ速度を
もつているので、押離し過程において押離し舌片
と折畳み製品との間にほとんど相対運動がなく、
それにより製品および印刷像が傷つかない。押離
された製品は固定案内台へ引渡され、この固定案
内台が確実な案内を保証し、同時にせん断刃を支
障なく通過させるのに充分な自由空間の維持を可
能にする。したがつてこれらのせん断刃は動作方
向において最後の折り目くわえ爪胴上に設けるこ
とができ、これはただ１つの折り目くわえ爪胴が
設けられている場合にも当然あてはまる。したが
つて本発明による方策は、１回横折りされかつ横
折り目に対して平行な縁裁ち落としをもつ製品を
製造する折畳み装置において特に有利に使用され
る。例えば第２の縦折り目を生ずる装置へ至るベ
ルト案内装置へ製品を引渡す場合、案内台を固定
してあるため、案内台支持面とその上を移動する
ベルトとの間に不変な間隔が保証される。しかし
案内台の上方を移動する上部ベルトは折り目くわ
え爪胴上へ充分載つているので、これによりベル
ト案内装置への製品の確実な引込みが保証され
る。さらに固定案内台は比較的わずかな空間しか
必要としないので、これにより折り目くわえ爪胴
へ近づくのを実際上妨げられることがない。

〔実施態様〕

別の有利な方策によれば、１つまたは複数の案
内台が折り目くわえ爪胴側で楔状に薄くされてい
る。これにより案内台の支持面は胴表面の範囲ま
で延びることができるにもかかわらず、充分な安
定性が保証される。

適切な構成によれば、１つまたは複数の案内台
が互いに間隔をおいて横に並べられた複数の案内
舌片からできているようにすることができる。こ
れらの案内舌片は、折り目くわえ爪胴上に支持さ
れて舌片のそばを動かされる押離し舌片と熊手の
ようにかみ合うことができ、それによりベルト案
内装置への製品の故障のない導入が保証される。

本発明の別の構成によれば、各折り目くわえ爪
の範囲に、折り目くわえ爪胴の全長にわたつて分
布した複数の押離し舌片を備えた押離し桟片を設
け、これを回転方向において折り目くわえ爪の前
に設置することができる。折り目くわえ爪に保持
される折畳み製品の下へ回転方向において後端が
係合する押離し舌片は、この場合有利に案内台の
そばを引張られて通過せしめられ、それにより動
作の信頼性に有利な影響を受ける。

本発明の別の有利な発展によれば、押離し桟片
が折り目くわえ爪胴の側方のフランジに揺動可能
に支持され、このフランジ外の所で揺動レバーに
結合され、この揺動レバーが架台に固定して設け
られたカムを走査する走査機構を備えている。こ
の方策により特に簡単で非常に強固な構成が得ら
れる。

この方策の発展によれば、カムが折り目くわえ
爪胴の軸線のまわりに変位可能である。この方策
は異なる位置で押離し舌片の動作を可能にするの
で、交互に操作可能な排紙装置を設けることがで
きる。

〔実施例〕

本発明の別の適切な発展および有利な方策は、
他の特許請求の範囲と共に図面についての実施例
の以下の説明から明らかになる。

第１図に示す折畳み装置は２つの折り目くわえ
爪２を備えた折り目くわえ爪胴１をもち、１つの
折り刃３を備えた折り刃胴４に接しており、この
折り刃胴４は横裁ち装置を形成するため裁ち胴５
と共同作用する。裁ち胴５は裁ち刃６をもち、こ
の裁ち刃６が折り刃胴４に設けられた裁ち溝７と
共同作用する。横裁ち装置へ入る巻取り紙８は、
第１の縦折り目くを形成するためフオーマ９を通
されて折り丁状製品にされ、その先端は折り刃胴
４上に設けられて回転方向において裁ち溝７の後
で作用する針１０により保持される。折り刃胴４
と折り目くわえ爪胴１との接触範囲において、折
り丁状製品は折り刃３により横折り目を形成され
ながら、折り目くわえ爪胴１の対向する折り目く
わえ爪２へ引渡される。１度横折りされた製品は
折り目くわえ爪胴１により引取られて、いわゆる
タブロイド製品として折り目くわえ爪胴１の下方
に設けられた羽根車１１へ挿入されるか、あるい
はベルト案内装置１２を経て第２の縦折り目を形
成するチヨツパ折り装置１３へ供給される。

裁ち刃６と裁ち溝７との共同作用によつて行な
われる横裁ちは、通常はのこ刃裁ちの形である。
さらに針１０は折り丁前縁の範囲に刺し穴を残
す。したがつて横折りを行なつた後製品の後端を
きれいな縁裁ち落としにより除去するのがしばし
ば望ましい。このため折り目くわえ爪胴１はその
折り目くわえ爪２の間の範囲にせん断刃１４をも
つており、折り目くわえ爪胴１に接しかつこの折
り目くわえ胴１の回転方向において折り刃胴４の
後に設けられた裁ち胴１５に設けられた相手刃１
６と共同作用する。せん断刃１４と対応する相手
刃１６とにより、回転方向において前にある折り
目くわえ爪２に折り目縁を保持される折畳み製品
の後端が切り落とされる。切り落とされた紙片
は、例えば相手刃１６の後に設けられた針により
裁ち胴１５上に保持され、続いてこれから吸い出
される。このため裁ち胴１５は負圧を受ける吸引
通路１７へ入り込んでいる。

ベルト案内装置１２の入口範囲および折り目く
わえ爪胴１とその後にある羽根車１１との間の範
囲には、架台壁に固定的に取付けられたそれぞれ
１つの案内台１８が設けられ、その支持面１９は
折り目くわえ爪胴１の周囲に対してほぼ接線をな
すように向けられている。案内台１８の一方を通
過する際折り目くわえ爪胴１の折り目くわえ爪２
は自動的に開かれる。開かれた折り目くわえ爪２
から折畳み製品を押離すために、各折り目くわえ
爪２の範囲で折り目くわえ爪胴１に複数の押離し
舌片２０が設けられ、その端部が対応する折り目
くわえ爪２に入り込んでいる折畳み製品の下に係
合し、案内台１８を通過する際この製品を折り目
くわえ爪２から押離して、案内台１８へ引渡す。
案内台１８は互いに間隔を置いて横に並ぶ複数の
舌片により形成し、これらの舌片を押離し舌片２
０に対して横にずらせて設けるのがよく、これに
より動作状態では例えば第１図に破線で示す位置
をとる押離し舌片２０が案内台１８の舌片へ熊手
状に係合することができ、それにより案内台１８
へ折畳み製品を確実に引渡すことができる。案内
台１８の折り目くわえ爪胴側端部は、この折り目
くわえ爪胴１の周囲に対して、この周囲から少し
突出するせん断刃１４が妨げられることなく通過
できるような間隔をもつている。図示された実施
例では、案内台１８は折り目くわえ爪胴側で楔状
に薄くなつているので、折り目くわえ爪胴１に対
して必要な間隔は小さくなつている。

チヨツパ折り装置１３へ至るベルト案内装置１
２は、上部ベルト２１と下部ベルト２２からでき
ている。上部ベルト２１は折り目くわえ爪胴１上
に充分接しており、上部ベルト２１と下部ベルト
２２の互いに向き合うベルト辺の間隔に等しくか
つ製品厚さに等しいわずかな間隔で、ベルト案内
装置１２の入口に設けられた案内台１８の支持面
１９上を通過する。ベルト案内装置１２の入口に
設けられた案内台１８の支持面１９の延長面上に
は、上部ベルト２１に比較して短い下部ベルト２
２が設けられている。ベルト案内装置１２のベル
トは折り目くわえ爪胴１の周速に等しい速度で移
動する。

そのつど押離すべき製品と係合する押離し舌片
２０の端部部は、第１図に破線で示す動作状態で
は、実質的にベルト案内装置１２のベルトと同じ
速度をもつているので、これら舌片２０により折
り目くわえ爪２から押離された製品をベルト案内
装置１２へ引渡す際、ベルト案内装置１２へ引込
まれる製品と押離し舌片２０との間に相対速度は
生じない。同じことが押離し過程についてもいえ
る。なぜならば押離し舌片２０は折り目くわえ爪
胴１に設けられているため、そのつど折り目くわ
え爪２へはまる製品に対して押離し舌片２０は回
転方向に固定的に配置されていることになるから
である。

羽根車１１に付属する案内台１８の上方には押
圧ローラ２３が設けられて、羽根車１１に付属す
る案内台１８上へ前縁を乗上げる製品の端部がは
ね上るのを防止し、対応する折り目くわえ爪２か
ら既に釈放されたこの製品の確実な運搬を保証す
る。

折り目くわえ爪２のほぼ全体にわたつて均一に
分布して設けられた押離し舌片２０を支持するた
めに、各折り目くわえ爪の範囲には、折り目くわ
え爪胴１の全長にわたつて延びかつ揺動可能に支
持される押離し桟片２４が設けられ、この押離し
桟片２４上に個々の押離し舌片２０が例えばねじ
により取外し可能に取付けられている。折り目く
わえ爪２すなわちその固定ストツパ桟片および揺
動可能な揺動桟片は、その全長にわたつて押離し
舌片２０の軸線方向範囲に設けられた複数の中断
部をもち、これらの中断部へ押離し舌片２０が第
１図に示す不動作位置でかみ合うことができ、こ
の不動作位置で押離し舌片２０は折り目くわえ爪
２へはまる製品の前縁の下に係合する。押離し舌
片２０を湾曲線あるいは湾曲板によつて簡単に形
成し、それらを支持する折り目くわえ爪胴１の丸
みに応じて湾曲することができる。押離し桟片２
４は回転方向において対応する折り目くわえ爪２
の前に設けられている。したがつて押離し舌片２
０の回転方向における後端が、付属する折り目く
わえ爪２の中断部へかみ合つている。そのつど押
離すべき製品の下に係合する押離し舌片２０の端
部は、製品を引渡される案内台１８のそばを引張
られて通過せしめられ、したがつてこれにより障
害なしに半径方向内方へ押戻される。

押離し桟片２４は、第２図からよくわかるよう
に、折り目くわえ爪胴１の軸２５上にはまる側方
フランジ２６に揺動可能に支持されている。押離
し桟片２４の一端は付属する揺動軸受を越えて延
長され、この桟片２４に相対回転しないように取
付けられた揺動レバー２７を備え、この揺動レバ
ー２７上に回転可能に支持される走査ローラ２８
が、所望の位置で押離し舌片２０を動作させるよ
うな輪郭をもつカム２９に沿つて案内されてい
る。カム２９を一体に形成された環３０は、隣接
する架台側壁３１に、回転可能に支持された折り
目くわえ爪胴１に対して固定的に取付けられてい
る。押離し舌片２０に対応するカム２９はここで
は内側カムとして構成されている。折り目くわえ
爪２の制御も同じようにして同様にカムにより行
なわれ、この場合カムは外側カムとして構成する
ことができる。折り目くわえ爪２に付属するカム
はカム２９に対向する外側カム３２として環３０
に一体に形成することができ、これにより特にこ
じんまりした構成が得られる。

図示した実施例のように、横折りされた製品を
種々の案内台１８の範囲で折り目くわえ爪胴１か
ら取出し可能にする場合、折り目くわえ爪２とこ
れに付属する押離し舌片２０を適当に異なる周囲
個所で動作させねばならない。このため図示した
実施例では、カム２９および３２をもつ環３０が
折り目くわえ爪胴１の軸２５のまわりに回転可能
に設けられている。このため環３０は第１図に３
３で示すような弧状案内スリツトを備え、架台に
固定した案内ピンがこのスリツトにはまつてい
る。このため図示した実施例では、第２図からさ
らにわかるように案内スリツト３３へはまる案内
片３４が設けられて、架台側壁３１を貫通しかつ
頭部をこの側壁３１に支持される保持ねじ３５の
はまるねじ穴をもつている。保持ねじ３５をゆる
めた後環３０を所望の回転位置へもたらすことが
できる。このため環３０は盲穴３６をもち、環３
０を簡単に回すことのできる調節棒をこの盲穴３
６へ差込むことができる。環３０の急速かつ精確
な調節を保証するために、架台側壁３１の対向面
の範囲に適当な標識３１を設け、環３０に形成さ
れた指針３８にこの標識を一致させることができ
る。

以上本発明の好ましい実施例について述べた
が、これはなんら限定を伴うものでない。むしろ
当業者は、本発明の一般思想を個々の条件に合わ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はチヨツパ折り装置へ至るベルト案内装
置およびその代わりに製品を受けることのできる
羽根車をもつ本発明の折畳み装置の側面図、第２
図は押離し舌片の支持および制御装置をもつ折り
目くわえ爪胴の軸線を通る断面図である。 １……折り目くわえ爪胴、２……折り目くわえ
爪、３……折り刃、４……折り刃胴、１４……せ
ん断刃、１６……相手刃、１８……案内台、１９
……支持面、２０……押離し舌片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも２つの折り目くわえ爪２を備えた
   少なくとも１つの折り目くわえ爪胴１が、少なく
   とも１つの折り刃３を備えた折り刃胴４と共に、
   横裁ちされた製品から横折り目をもつ折畳み製品
   を形成し、折り目くわえ爪２の間の範囲において
   折り目くわえ爪胴１に設けられたせん断刃１４
   が、裁ち胴１５に設けられた相手刃１６と共に、
   折り目くわえ爪２に折り目縁を保持された折畳み
   製品の反対側縁を裁ち落とし、押離し舌片２０
   が、開かれた折り目くわえ爪２から折畳み製品を
   押離すものにおいて、折り目くわえ爪胴１の周囲
   に近い範囲に固定的に設けられた少なくとも１つ
   の案内台１８が、折り目くわえ爪胴１の周囲に対
   してほぼ接線方向に延びかつ押離し舌片２０によ
   り折り目くわえ爪２から押離された折畳み製品を
   折り目くわえ爪胴１から引渡される支持面１９を
   もち、押離し舌片２０が折り目くわえ爪２の範囲
   において折り目くわえ爪胴１に可動に支持され、
   かつ折り目くわえ爪胴１の回転と共に案内台１８
   のそばを通過するたびに制御装置２８，２９によ
   り操作されて、開かれた折り目くわえ爪２から折
   畳み製品を押離すことを特徴とする、折畳み製品
   を製造する折畳み装置。 ２ 案内台１８が折り目くわえ爪胴側で楔状に薄
   くされていることを特徴とする、特許請求の範囲
   第１項に記載の折畳み装置。 ３ 案内台１８が互いに間隔をおいて横に並べら
   れた複数の案内舌片からできていることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項または第２項に記載
   の折畳み装置。 ４ 折り目くわえ爪２の範囲において、折り目く
   わえ爪胴１の全長にわたつて均一に分布する複数
   の押離し舌片２０が、折り目くわえ爪胴１の全長
   にわたつて延びる押離し桟片２４に固定されてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記
   載の折畳み装置。 ５ 押離し桟片２４が折り目くわえ爪２の回転方
   向において前に設けられ、この桟片に取付けられ
   た押離し舌片２０の回転方向における後端が、対
   応する折り目くわえ爪２に保持される製品の下へ
   係合することを特徴とする、特許請求の範囲第４
   項に記載の折畳み装置。 ６ 押離し桟片２４が折り目くわえ爪胴の側方フ
   ランジ２６に揺動可能に支持され、このフランジ
   外の所で揺動レバー２７に結合され、この揺動レ
   バー２７が架台に固定して設けられた制御装置の
   カム２９を走査する走査機構を備えていることを
   特徴とする、特許請求の範囲第４項または第５項
   に記載の折畳み装置。 ７ カム２９が内面カムとして構成されているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第６項に記載の
   折畳み装置。 ８ 交互に作用可能な複数の案内台１８が設けら
   れ、カム２９が折り目くわえ爪胴１の軸線のまわ
   りに案内台１８の相互間隔に対応する角だけ変位
   可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項ないし第３項の１つに記載の折畳み装置。 ９ カム２９が環３０に取付けられ、この環３０
   が案内ピンの貫通する弧状案内スリツト３３をも
   つていることを特徴とする、特許請求の範囲第８
   項に記載の折畳み装置。 １０ 案内スリツト３３に案内片３４が案内さ
   れ、この案内片３４に保持ねじ３５がはまつてい
   ることを特徴とする、特許請求の範囲第９項に記
   載の折畳み装置。 １１ カム２９の取付けられる環３０がその外周
   の範囲に操作工具を接続する装置をもつているこ
   とを特徴とする、特許請求の範囲第９項に記載の
   折畳み装置。 １２ 押離し舌片２０に付属するカム２９と折り
   目くわえ爪２に付属するカム３２とが同じ保持部
   材に形成されていることを特徴とする、特許請求
   の範囲第６項に記載の折畳み装置。 １３ 折り目くわえ爪胴１の後に上部ベルト２１
   および下部ベルト２２をもつベルト案内装置１２
   が設けられて、第２の縦折り目を形成する装置１
   ３へ通じ、この案内装置の上部ベルト２１が折り
   目くわえ爪胴１上に載り、下部ベルト２２が固定
   案内台１８の延長面上に設けられていることを特
   徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の折畳み
   装置。 １４ 折り目くわえ爪胴１から製品を直接受ける
   ことのできる少なくとも１つの羽根車１１に付属
   する案内台１８の前に、折り目くわえ爪胴１に接
   する押圧ローラ２３が設けられていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項に記載の折畳み装
   置。