JPH0753168Y2 - ディスクプレ−ヤのディスク装着装置 - Google Patents

ディスクプレ−ヤのディスク装着装置

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JPH0753168Y2
JPH0753168Y2 JP1985180223U JP18022385U JPH0753168Y2 JP H0753168 Y2 JPH0753168 Y2 JP H0753168Y2 JP 1985180223 U JP1985180223 U JP 1985180223U JP 18022385 U JP18022385 U JP 18022385U JP H0753168 Y2 JPH0753168 Y2 JP H0753168Y2
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tray
notch
rack
disc
roll
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国男 沢井
静治 塚
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Funai Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ディスクに記録されたデジタル信号をレーザ
ーピックアップにより読取って再生するディスクプレー
ヤのディスク装着装置に関する。
「従来の技術」 従来、特開昭60−80159号公報に示す如く、ディスクを
載せて出入させるトレーを備え、前記トレーを退出させ
てディスクの交換取出を行うと共に、前記トレーを進入
させてクランパによりディスクをターンテーブルに固持
させる技術があった。
「考案が解決しょうとする問題点」 前記従来技術は、前記トレーに半クラッチ型に接触させ
るクラッチ面を前記ディスク出入ギヤに形成し、そのギ
ヤの回転によりトレーを若干退出させた後、トレーのラ
ックに前記ギヤを噛合開始させていたので、前記ラック
にギヤが噛合うまでのトレーの押出動作時間が不定であ
り、トレーの退出操作からラックによる送出までの時間
的ギャップにより、トレーの退出動作が緩慢になる問題
があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、ディスクを載せるトレーにラックを
形成すると共に、トレーを収納位置から若干退出方向に
移動させたときにラックに噛合開始させるディスク出入
ギヤを設けたディスクプレーヤのディスク装着装置にお
いて、前記トレーにノッチを形成し、本機シャーシに回
動付勢力が付与され回動可能に枢軸された部材に取付け
られたロックロールを設け、該ロックロールを、該ノッ
チに該ラックと該ディスク出入ギヤとの噛合開始位置で
係入開始させると共に、且つ、付与方向が該トレーの該
ノッチの深部方向で、該部材の回動付勢方向の回動に従
って、該ロックロールがノッチ内に進入するに従って該
トレーが更に収納位置方向に押し込まれ、ロックロール
がノッチの最深部に進入することでトレーが収納位置に
移動し、また本機シャーシにラックと出入ギヤとの噛合
開始位置で当接させてたわみ変形開始させる板バネを前
記トレーに設け、該板バネはロックロールがノッチ内に
進入するに従ってたわみ変形量を増大してロックロール
がノッチの最深部に進入したときにたわみ変形量が最大
となる構成としたものである。
「作用」 従って本考案によれば、ロックロールをノッチの最深部
に嵌着させてトレーをラックと出入ギヤとの噛合開始位
置から収納位置に移動させたとき、板バネの弾性力が最
も強くなり、その後トレーを退出方向へ操作したときつ
まりロックロールをノッチから外したときトレーは板バ
ネの強い反発力によって収納位置から退出方向へ円滑
に、且つ瞬間的に移動し、ラックと出入ギヤとが噛合う
から、トレーの退出動作を敏速に行い得ると共に、ラッ
クと出入ギヤとの噛合開始位置では板バネのたわみ変形
量はほぼゼロになるから、ラックと出入ギヤとの噛合に
無理な力が加わらず、ラックと出入ギヤとの噛合せを良
好に開始し得、トレーの出入操作に機敏に反応するトレ
ーの出入動作が得られるものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図はトレーを装着した平面図、第2図は概略平面図、第
3図は分解斜視図であり、ディスクプレーヤケース
(1)に内設する本機シャーシ(2)中央の下面側にタ
ーンテーブル駆動モータ(3)を固設させ、前記モータ
(3)の出力軸(3a)をシャーシ(2)上面に略垂直に
突設すると共に、ディスク(4)を回転させるターンテ
ーブル(5)を前記出力軸(3a)上端に固定している。
また前記モータ(3)後側のシャーシ(2)に受部材
(6)(7)を介して2本の柱状レール(8)(8)を
横架させ、前記ターンテーブル(5)に支持させて回転
させるディスク(4)の記録信号を読取るレーザーピッ
クアップ(9)を前記レール(8)に受台(9a)を介し
て移動自在に取付け、ターンテーブル(5)に対しピッ
クアップ(9)を直線的に接離させるように構成してい
る。
さらに前記ディスク(4)を載せて出入するトレー(1
0)を備え、第4図及び第5図にも示す如く、ディスク
載せ面(10a)をトレー(10)の略中央に形成すると共
に、トレー(10)の裏面側に昇降プレート(11)を設け
る。前記プレート(11)に形成する左右一対のディスク
持上げアーム(12)(12)を前記載せ面(10a)の上方
に進退自在に突出させると共に、前記プレート(11)の
軸(13)(13)をトレー(10)のU形軸受(14)(14)
に遊嵌させ、トレー(10)の係止アーム(15)(15)を
その軸(13)(13)に係止させ、その軸(13)を軸受
(14)に回転自在に支持している。また前記プレート
(11)を上昇支持する板バネ(16)をトレー(10)裏面
に固設すると共に、前記ディスク載せ面(10a)の左側
隅部に前記プレート(11)に設けた昇降アーム(17)を
突出させ、トレー(10)に固定する板バネ(18)の一端
を前記アーム(17)にこの裏面から圧接させる。一方、
前記トレー(10)の左側内面にこの前後長と略同一長の
ラック(19)を形成すると共に、前記トレー(10)の左
右外面に四角形突条(20)(20)を設ける。そして第6
図のようにシャーシ(2)の側壁(2a)内側にガイド片
(21)…を設け、第9図のように前記突条(20)の上下
にガイド片(21)(21)を摺接させ、シャーシ(2)に
トレー(10)を出入自在に支持すると共に、前記側壁
(2a)の一部を折曲げ形成した支え片(22)にガイド片
(21)を嵌込み固定させ、第10図のように片側4個のガ
イド片(21)…で両側8個取付けてトレー(10)を支え
ており、第6図のように上下一対のガイド片(21)(2
1)に対しシャーシ(2)からガイド柱(23)を突設
し、上下ガイド片(21)(21)によりトレー(10)の上
下動を、また上ガイド片(21)とガイド柱(23)により
トレー(10)の左右動を夫々規制している。
次いで、前記トレー(10)上面のディスク(4)をター
ンテーブル(5)に固定するクランパ(24)を備え、前
記クランパ(24)をL形に折曲げてこのクランパ(24)
の水平部(24a)をターンテーブル(5)上方に、また
クランパ(24)の垂直部(24b)をシャーシ(2)左側
の側壁(2a)外側面に沿わせて垂下させると共に、ター
ンテーブル(5)とでディスク(4)を挾むチャック板
(25)を設ける。第6図のようにチャック板軸(25a)
をクランパ水平部(24a)下方から上方に貫通させ、前
記軸(25a)端にワッシャ(26)を嵌着させてクランパ
水平部(24a)先端にチャック板(25)を回転及び移動
自在に遊嵌支持させる。そして前記チャック板軸(25
a)上端にこの上方から板バネ(27)の一端を圧接さ
せ、チャック板(25)の上動を規制すると共に、クラン
パ水平部(24a)の一部を上面側に折曲げて対向する傾
斜突起(28)…を形成し、前記板バネ(27)の他端を対
向する傾斜突起(28)…間に係入支持させ、3個所の突
起(28)…で板バネ(27)をクランパ(24)上面に固定
している。さらに第8図のようにシャーシ側壁(2a)の
固定軸(29)及び突起(30)にクランパ垂直部(24b)
の長孔(31)及び長溝(32)を係入させ、シャーシ
(2)左側にクランパ(24)を昇降自在に支持すると共
に、シャーシ(2)の突起(30)とクランパ(24)間に
クランパ下降バネ(33)を張設し、そのバネ(33)によ
りクランパ(24)を下降させ、チャック板(25)をター
ンテーブル(5)上面にディスク(4)を介して圧着さ
せるように構成している。
またシャーシ(2)右側で前後方向に摺動自在に操作レ
バー(34)を設け、そのレバー(34)に復帰バネ(35)
を連結させると共に、前記レバー(34)に一端(36a)
を連結するアイドルレバー(36)を備え、該レバー(3
6)中間に8の字形軸孔(37)を開設し、シャーシ
(2)の一部を起立させて形成した舌片(38)をその軸
孔(37)に嵌入させ、軸孔(37)の4個所を舌片(38)
に当接させて水平方向のレバー(36)移動を規制した状
態で、舌片(38)を支点としてレバー(36)を水平回転
自在に設ける。
そして前記トレー(10)を退出操作するディスク出入レ
バー(39)を備え、このレバー(39)の折曲端(39a)
にアイドルレバー(36)の他端(36b)を連結させると
共に、シャーシ(2)に固定したカム軸(40)に出入レ
バー(39)の長孔(41)を遊嵌させる。
一方、前記ピックアップ(9)の移動並びに前記トレー
(10)の出入を行う単一の駆動モータ(42)を備える。
第11図にも示すようにシャーシ(2)裏面側に支軸(4
3)を介して水平方向に揺動自在に前記モータ(42)を
支持し、そのモータ(42)に軸(44)を介して出入レバ
ー(39)一端を連結させると共に、ピックアップ(9)
の受台(9a)にラック(45)を固定し、そのラック(4
5)をシャーシ(2)前面側に延設させ、平ギヤ(46)
(47)(48)及びウォームホイル(49)を介してモータ
(42)の出力軸(50)に設けたウォーム(51)を前記ラ
ック(45)に連結させ、出入レバー(39)に連結した復
帰バネ(52)力によりウォーム(51)をホイル(49)に
噛合保持し、モータ(42)によりピックアップ(9)を
移動すべく構成している。
さらに一体形成する大径及び小径ギヤ(53)(54)をシ
ャーシ(2)の固定軸(55)に軸支させ、前記バネ(5
2)に抗してレバー(34)(36)(39)操作によりモー
タ(42)を揺動させたとき、ウォーム(51)に一体形成
した小径ギヤ(56)を前記大径ギヤ(53)に噛合せると
共に、前記トレー(10)を収納位置から若干退出方向に
移動させたときにラック(19)に噛合開始させるディス
ク出入ギヤ(57)を備え、シャーシ(2)のカム軸(4
0)にそのギヤ(57)を軸支し、前記小径ギヤ(54)に
そのギヤ(57)を噛合せてモータ(42)によりトレー
(10)を出入すべく構成している。
また前記クランパ(24)を昇降制御するクランパ昇降カ
ム(58)を備え、第11図のようにこのカム(58)を出入
ギヤ(57)下側に一体形成し、第1図のように前記出入
ギヤ(57)及び昇降カム(58)をクランパ(24)より前
方側に、また前記ターンテーブル(5)及びレーザーピ
ックアップ(9)取付位置より前記駆動モータ(42)を
前方側に夫々配設させると共に、第3図及び第10図のよ
うに前記クランパ(24)に一端(60a)を連結したクラ
ンパ昇降カム(58)に他端の昇降ロール(59)を当接さ
せるクランパ昇降レバー(60)を設け、シャーシ側壁
(2a)に軸(61)を介してそのレバー(60)中間を取付
け、前記トレー(10)前端一側の収納支持ノッチ(62)
にラック(19)と出入ギヤ(57)との噛合開始位置で係
入開始させるロック部材であるロックロール(63)を前
記昇降レバー(60)に設け、前記トレー(10)出入時に
該トレー(10)下面にロックロール(63)を摺接させて
昇降レバー(60)によりクランパ(24)を上昇支持可能
に構成している。
さらに第10図及び第12図のように前記ロックロール(6
3)はトレー(10)を収納方向に移動させ乍らノッチ(6
2)内に進入してトレー(10)の収納位置でノッチ(6
2)の最深部に嵌着させると共に、本機シャーシ(2)
前面に板バネ(18)の一端をラック(19)と出入ギヤ
(57)との噛合開始位置で当接させてたわみ変形開始さ
せ、且つロックロール(63)がノッチ(62)内に進入す
るに従って板バネ(18)のたわみ変形量を増大してロッ
クロール(63)がノッチ(62)の最深部に嵌着したとき
に板バネ(18)のたわみ変形量を最大とするもので、ラ
ック(19)と出入ギヤ(57)との噛合開始位置から収納
位置までのトレー(10)移動を前記ロックロール(63)
で行う一方、収納位置からラック(19)と出入ギヤ(5
7)との噛合開始位置までのトレー(10)移動を板バネ
(18)で行い、ロックロール(63)による収納位置での
トレー(10)の固定支持を解除したときに前記板バネ
(18)によりトレー(10)のラック(19)退出始端を出
入ギヤ(57)に噛合開始させるように構成している。
しかも第8図のように前記トレー(10)を退出操作する
ディスク出入レバー(39)の突部(39b)に前記昇降レ
バー(60)下縁を当接させてクランパ(24)の上昇を規
制可能に構成すると共に、第12図のように前記昇降カム
(58)及び出入ギヤ(57)に一体形成する円筒(64)に
位置決めノッチ(65)を形成すると共に、前記出入ギヤ
(57)を駆動操作するディスク出入レバー(39)に突起
(66)を設け、前記トレー(10)を定位置に収納させた
状態で前記ノッチ(65)に突起(66)を係入可能に構成
している。
第3図及び第10図のようにまた前記クランパ(24)に加
圧アーム(67)を一体形成し、クランパ(24)が下降し
たとき、前記プレート(11)の昇降アーム(17)に加圧
アーム(67)を当接させ、トレー(10)の持上げアーム
(12)(12)を下降させ、ターンテーブル(5)にトレ
ー(10)のディスク(4)を載せるように構成してい
る。
本実施例は上記の如く構成しており、前記操作レバー
(34)を押すことにより、アイドルレバー(36)を介し
てバネ(52)に抗して出入レバー(39)を移動させ、突
起(66)をノッチ(65)から離脱させると共に、駆動モ
ータ(42)の小径ギヤ(56)を大径ギヤ(53)に噛合さ
せ、各ギヤ(56)(53)(54)(57)を介してモータ
(42)により昇降カム(58)を回転させる。
前記カム(58)によって昇降ロール(59)を押下げ、昇
降レバー(60)を揺動させることにより、クランパ(2
4)をバネ(33)に抗して持上げてチャック板(25)を
上昇させ、トレー(10)の持上げアーム(12)(12)に
よりターンテーブル(5)上方にディスク(4)を持上
げると共に、前記レバー(60)のロックロール(63)が
トレー(10)のノッチ(62)から離脱し、トレー(10)
の突条(20)下面にロール(63)が当接し、レバー(6
0)を介してクランパ(24)を上昇支持する。
また前記ロール(63)がノッチ(62)から外れたとき、
シャーシ(2)前面に圧接して最大にたわみ変形してい
る板バネ(18)によりトレー(10)が押出され、トレー
(10)のラック(19)が出入ギヤ(57)に噛合い、モー
タ(42)回転によりトレー(10)をシャーシ(2)から
退出させる。前記出入レバー(39)がバネ(52)力によ
り戻るのを各レバー(39)(60)の当接により阻止し、
トレー(10)の退出を完了する。ここでラック(19)と
出入ギヤ(57)との噛合開始位置では板バネ(18)のた
わみ変形量はほぼゼロとし、ラック(19)と出入ギヤ
(57)の激しい衝突を防止してこれらを噛合すから歯こ
ぼれや噛合不良を防止できる。
そしてトレー(10)のディスク載せ面(10a)のディス
ク(4)交換及び装着及び取出を行い、トレー収納スイ
ッチ(図示省略)操作により前記モータ(42)を逆転さ
せることにより、トレー(10)がシャーシ(2)に収納
され、ロックロール(63)がトレー(10)のノッチ(6
2)に嵌ると、クランパ(24)が下降し、チャック板(2
5)によりディスク(4)をターンテーブル(5)に固
定すると共に、出入レバー(39)の突起(66)がノッチ
(65)に嵌り、昇降カム(58)を固定し、出入レバー
(39)の復帰によりモータ(42)のウォーム(51)がウ
ォームホイル(49)に噛合い、ピックアップ(9)をモ
ータ(42)の回転により移動し、ピックアップ(9)に
よりディスク(4)の記録信号を読取り、ディスク
(4)の再生を行うものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、ディスク
(4)を載せるトレー(10)にラック(19)を形成する
と共に、トレー(10)を収納位置から若干退出方向に移
動させたときにラック(19)に噛合開始させるディスク
出入ギヤ(57)を設けたディスクプレーヤのディスク装
着装置において、前記トレー(10)にノッチ(62)を形
成し、本機シャーシ(2)に回動付勢力が付与され回動
可能に枢軸された部材(60)に取付けられたロックロー
ル(63)を設け、該ロックロール(63)を、該ノッチ
(62)に該ラック(19)と該ディスク出入ギヤ(57)と
の噛合開始位置で係入開始させると共に、且つ、付与方
向が該トレー(10)の該ノッチ(62)の深部方向で、該
部材(60)の回動付勢方向の回動に従って、該ロックロ
ール(63)がノッチ(62)内に進入するに従って該トレ
ー(10)が更に収納位置方向に押し込まれ、ロックロー
ル(63)がノッチ(62)の最深部に進入することでトレ
ー(10)が収納位置に移動し、また本機シャーシ(2)
にラック(19)と出入ギヤ(57)との噛合開始位置で当
接させてたわみ変形開始させる板バネ(18)を前記トレ
ー(10)に設け、該板バネ(18)はロックロール(63)
がノッチ(62)内に進入するに従ってたわみ変形量を増
大してロックロール(63)がノッチ(62)の最深部に進
入したときにたわみ変形量が最大となるもので、ロック
ロール(63)をノッチ(62)の最深部に嵌着させてトレ
ー(10)をラック(19)と出入ギヤ(57)と噛合開始位
置から収納位置に移動させたとき、板バネ(18)の弾性
力が最も強くなり、その後トレー(10)を退出方向へ操
作したときつまりロックロール(63)をノッチ(62)か
ら外したときトレー(10)は板バネ(18)の強い反発力
によって収納位置から退出方向へ円滑に、且つ瞬間的に
移動し、ラック(19)と出入ギヤ(57)とが噛合うか
ら、トレー(10)の退出動作を敏速に行うことができる
と共に、ラック(19)と出入ギヤ(57)との噛合開始位
置では板バネ(18)のたわみ変形量はほぼゼロになるか
ら、ラック(19)と出入ギヤ(57)との噛合に無理な力
が加わらず、ラック(19)と出入ギヤ(57)との噛合せ
を良好に開始でき、トレー(10)の出入操作に機敏に反
応するトレー(10)の出力動作を得ることができる顕著
な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示すトレーを装着した平面
図、第2図は概略平面図、第3図は分解斜視図、第4図
はトレーの平面図、第5図はトレーの底面図、第6図は
クランパの正面図、第7図は操作レバーの側面図、第8
図はクランパ昇降レバーの側面図、第9図はトレーの部
分拡大図、第10図はトレーの部分側面図、第11図はクラ
ンパ出入ギヤ部の正面図、第12図はディスク出入レバー
の平面図である。 (2)…本機シャーシ (4)…ディスク (10)…トレー (19)…ラック (57)…ディスク出入ギヤ (62)…ノッチ (63)…ロックロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−80555(JP,U) 実開 昭60−127660(JP,U) 実開 昭60−9046(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク(4)を載せるトレー(10)にラ
    ック(19)を形成すると共に、トレー(10)を収納位置
    から若干退出方向に移動させたときにラック(19)に噛
    合開始させるディスク出入ギヤ(57)を設けたディスク
    プレーヤのディスク装着装置において、前記トレー(1
    0)にノッチ(62)を形成し、本機シャーシ(2)に回
    動付勢力が付与され回動可能に枢軸された部材(60)に
    取付けられたロックロール(63)を設け、該ロックロー
    ル(63)を、該ノッチ(62)に該ラック(19)と該ディ
    スク出入ギヤ(57)との噛合開始位置で係入開始させる
    と共に、且つ、付与方向が該トレー(10)の該ノッチ
    (62)の深部方向で、該部材(60)の回動付勢方向の回
    動に従って、該ロックロール(63)がノッチ(62)内に
    進入するに従って該トレー(10)が更に収納位置方向に
    押し込まれ、ロックロール(63)がノッチ(62)の最深
    部に進入することでトレー(10)が収納位置に移動し、
    また本機シャーシ(2)にラック(19)と出入ギヤ(5
    7)との噛合開始位置で当接させてたわみ変形開始させ
    る板バネ(18)を前記トレー(10)に設け、該板バネ
    (18)はロックロール(63)がノッチ(62)内に進入す
    るに従ってたわみ変形量を増大してロックロール(63)
    がノッチ(62)の最深部に進入したときにたわみ変形量
    が最大となることを特徴とするディスクプレーヤのディ
    スク装着装置。
JP1985180223U 1985-11-22 1985-11-22 ディスクプレ−ヤのディスク装着装置 Expired - Lifetime JPH0753168Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS609046U (ja) * 1983-06-29 1985-01-22 アルプス電気株式会社 デイスクカ−トリツジ用記録再生装置
JPS6080555U (ja) * 1983-11-09 1985-06-04 ソニー株式会社 カセツトエジエクト装置
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JPS6290443U (ja) 1987-06-10

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