JPH0752028Y2 - 簡易再封機能付き包装袋 - Google Patents

簡易再封機能付き包装袋

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JPH0752028Y2
JPH0752028Y2 JP1700690U JP1700690U JPH0752028Y2 JP H0752028 Y2 JPH0752028 Y2 JP H0752028Y2 JP 1700690 U JP1700690 U JP 1700690U JP 1700690 U JP1700690 U JP 1700690U JP H0752028 Y2 JPH0752028 Y2 JP H0752028Y2
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packaging bag
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packaging
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along
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芳規 生田
順典 永井
直美 林田
秀彦 山田
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株式会社フジキカイ
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、包装袋を開封して所望量の内容物を取出した
後、再び開口部を簡易に再封し得るようにした包装袋に
関するものである。
従来技術 例えば、キャンディーや一口サイズのチョコレート等の
いわゆる「ばら物」を多数纏めて密封包装したり、その
他粉状物等を包装袋に密封包装することが一般に行なわ
れている。この場合において、包装袋を開封して所望量
の内容物を取出した後、該包装袋を開封状態で長時間に
亘って放置しておくと、袋中の内容物が外気に晒されて
湿ったり、呈味変化等の品質劣化をきたす問題がある。
そこで、開封した包装袋の開口部を再封して、内容物の
品質低下を防止する形態の包装袋が、前記「ばら物」等
の包装に採用されている。
前記包装袋を再封する手段としては、例えば、実開平
1-154139号公報に開示される如く、包装袋の開口部付近
にジッパーを設けたものや、実開昭64-26256号公報お
よび実開昭57-190750号公報に開示される如く、包装袋
の所要個所に針金等からなる金属線を固定し、再封時に
金属線を折り曲げたり、捻ったりして開口部を簡易的に
再封するものがある。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、前記ジッパーを設ける構造の包装袋
は、包装素材とは別にジッパーを必要とし、部品点数が
多くなってコストが嵩む欠点が指摘される。またジッパ
ーは、包装袋に充填した内容物とシール部(開口部とな
る部位)との間に配設するため、該シール部と内容物と
の間に充分の余裕を持たせなければならない。すなわ
ち、包装袋の一個当りに要する素材量が増大し、材料費
が嵩む難点も指摘される。
前記金属線を配設する構造の包装袋では、前記の構
造と同様に包装素材とは別に金属線を必要とし、コスト
が嵩む欠点がある。また包装袋に金属線を配設する際
や、製造された包装袋を多数梱包するに際し、金属線が
包装袋を破損させるおそれがあり、煩雑で注意を要する
作業が多くなって製造能率が低下する難点があった。更
に、包装袋を自動製袋充填包装機等で製造する場合は、
ジッパーや金属線を包装素材に配設するための複雑な装
置が必要となり、コストが嵩む要因となる等の問題も指
摘される。
考案の目的 この考案は、前述した包装袋に内在している前記諸種の
問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたもの
であって、簡単な構造でかつ低廉なコストを達成した再
封機能を備えた包装袋を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述の課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案
は、包装素材の両端縁部に縦シール部を形成して得た筒
状体の長手方向両端部に、横シール部を夫々形成してな
る包装袋において、 前記端縁部における縦シール部に沿う開放端から所定距
離だけ内方に臨む個所に、該縦シール部に沿って延在す
る切離し手段を設けると共に、 この切離し手段により包装袋から切離し得る端縁部で、
かつ包装袋本体と対向する面に、接着剥離自在な貼着手
段を配設したことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る簡易再封機能付き包装袋につき、好
適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明
する。第1図は、本考案を実施した一例に係る包装袋の
概略構造を傾斜状態で示すものであって、該包装袋10
は、包装素材を筒状に成形し、その長手方向の両端縁部
10a,10bを合掌状に重ね合わせて熱融着した縦シール部1
2が形成されている。この縦シール部12は、第1図に示
す如く、包装袋10の背面(または正面)の略中央に形成
されると共に、端縁部10b側を包装袋10と対向するよう
に倒伏させてある。また包装袋10の長手方向の両端部、
すなわち筒状袋の縦シール部12に対し、内容物(図示せ
ず)を挟んで夫々交差する部位に、横シール部14,14が
形成されている。一方の横シール部14における長手方向
の一端に切欠16が形成され、この切欠16を案内として包
装袋10を容易に開封し得るよう構成してある。なお、切
欠16に替えてミシン目や開封用テープ(いわゆる「カッ
トテープ」)を設けるようにしてもよい。
前記外側に位置する端縁部10aは、第2図に示す如く、
他方の端縁部10bよりも長尺に設定されて、該端縁部10b
と熱融着されない突出部18が形成されている。この突出
部18における包装袋本体を指向する面には、その長手方
向に沿って接着剥離自在な貼着手段20が配設されてい
る。この貼着手段20としては、貼着・剥離を繰返し行な
い得る接着剤や、貼着テープ等が使用される。なお、突
出部18の先端、すなわち前記切欠16を形成した横シール
部14と重なる部位に、貼着手段20を配設しない被貼着部
24が設けられている。この被貼着部24は、後述する如
く、包装袋10の表面に貼着した突出部18を、包装袋10か
ら引き剥がす際の手懸りとして機能する(第6図(c)
参照)。また、実施例では突出部18の全長に亘つて貼着
手段20を配設したが、本考案はこれに限定されるもので
なく、例えば前記被貼着部24から所定長さだけ貼着手段
20を配設するようにしてもよい。
前記端縁部10aには、縦シール部12(両端縁部10a,10bが
熱融着されている部分)と突出部18との境界に、縦シー
ル部12に沿って延在する切離し手段22が形成され、突出
部18を端縁部10aから任意の長さだけ切離し得るよう構
成されている。この切離し手段22としては、ミシン目が
好適に使用されるが、その他開封用テープ等も適宜採用
し得る。
第3図は、本考案に係る包装袋の別の実施例を示すもの
であって、包装素材の両端縁部10a,10bは同一寸法だけ
合掌状に重ね合わされ、その全面に亘って熱融着された
縦シール部12が形成されている。そして、縦シール部12
の短手方向の略中央に、長手方向に沿って延在する切離
し手段22が形成されている。また、切離し手段22で区切
られた外方の縦シール部12には、該縦シール部12を包装
袋10の表面に沿って倒伏させた際に、包装袋本体を指向
する面に接着剥離自在な貼着手段20が配設されている。
また第4図は、本考案に係る包装袋の更に別の実施例を
示すものであって、包装素材の両端縁部10a,10bが合掌
状に重ね合わされると共に、この重ね合わせ部の開放端
から所定長さだけ内方の部位が熱融着されて、縦シール
部12が形成される。両端縁部10a,10bの縦シール部12か
ら外方に突出する被融着部は、図面に示す如く、夫々離
間する方向に倒伏してある。そして、一方の端縁部10a
に、縦シール部12に沿って延在するように切離し手段22
が形成されると共に、該端縁部10aにおける切離し手段2
2より外方で、かつ包装袋本体と対向する面に接着剥離
自在な貼着手段20が配設されている。
第5図は、本考案の更に別の実施例を示すものであっ
て、包装素材の両端縁部10a,10bは、一方の端縁部10bの
上方に他方の端縁部10aを重ねた、いわゆる封筒貼り状
に重ね合わされている。そして、上方に重なる端縁部10
aの長手方向に沿う開放端から所定距離だけ内方の部位
が、他方の端縁部10bと熱融着されて縦シール部12が形
成される。すなわち、端縁部10aには、その開放端から
所定長さ内方に臨む領域に、他方の端縁部10bと熱融着
されていない被融着部が形成される。この被融着部に
は、その長手方向に沿って延在する切離し手段22が形成
されると共に、該切離し手段22よりも外方で、かつ包装
袋本体と対向する面に接着剥離自在な貼着手段20が配設
されている。
実施例の作用 次に、このように構成した実施例に係る簡易再封機能付
き包装袋の作用につき説明する。包装袋10から内容物
(図示せず)を取出す場合は、第6図(a)に示す如
く、包装袋10における一方の横シール部14を、切欠16を
案内として横方向に引き裂いて開封する。そして、開口
部26から内容物を所望量だけ取出す。なお、包装袋10を
開封する前は、前記端縁部10aにおける突出部18に配設
した貼着手段24により、該突出部18が包装袋本体に密着
するように貼着されているので、当該包装袋10はスマー
トな外観を呈する。
この開封された包装袋10を再封する場合は、第6図
(b)に示す如く、先ず前記端縁部10aに形成した突出
部18を、切離し手段22に沿って先端から所定長さだけ切
離す。次いで、第6図(c)に示す如く、開口部26を閉
じて所要回数折曲すると共に、該折曲部を包装袋10に密
着させる。このとき、突出部18が外側に臨むように包装
袋10を折曲する必要がある。そして、前記端縁部10aか
ら所定長さだけ切換されて、該端縁部10aから舌状に延
在する突出部18を、包装袋10の表面に貼着すれば、折曲
部を包装袋10に密着した状態で保持することができる。
なお、突出部18の先端には被貼着部24が形成されている
ので、再度開封する場合は、この被貼着部24を手指で挟
んで引上げることにより、突出部18を容易に剥離し得
る。
また第3図〜第5図に示す実施例に係る包装袋において
も、一旦開封した包装袋10を再封する場合は、貼着手段
20を配設した端縁部10a(10b)を、切離し手段22に沿っ
て所定長さだけ切離す。そして、包装袋10の端部(開口
部26が形成される端部)を閉成するように折曲し、この
折曲部を包装袋本体に密着させた状態で、所定長さだけ
切離して舌状に延在する端縁部10a(10b)を、本体に貼
着することにより再封することができる。
考案の効果 以上説明した如く、本考案に係る簡易再封機能付き包装
袋によれば、包装袋の縦シール部が形成される端縁部に
は接着剥離自在な貼着手段を配設し、該端縁部を包装袋
の再封手段として機能させるよう構成してある。すなわ
ち、包装素材とは別に再封手段を必要としないので、構
造が極めて簡単で、かつ低廉なコストで再封機能を備え
る包装袋を提供し得る。また、再封手段を包装袋の目立
つ位置に配設しないので、スマートな外観形状を呈し、
商品価値を高めることもできる。更に、端縁部に貼着手
段を自動的に配設することは、簡単な構造の装置により
実施することができる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の好適実施例に係る簡易再封機能付き
包装袋の概略斜視図、第2図は、第1図に示す包装袋を
II-II線で横断した状態で示す概略斜視図、第3図は、
本考案の別実施例に係る包装袋を横断して示す概略斜視
図、第4図は、本考案の更に別の実施例に係る包装袋を
横断して示す概略斜視図、第5図は、本考案の更に別の
実施例に係る包装袋を横断して示す概略斜視図、第6図
(a)〜(c)は、第1図に示す実施例に係る包装袋を
再封する場合の過程を示す説明図である。 10……包装袋、10a,10b……端縁部 12……縦シール部、14……横シール部 20……貼着手段、22……切離し手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装素材の両端縁部(10a,10b)に縦シー
    ル部(12)を形成して得た筒状体の長手方向両端部に、
    横シール部(14)を夫々形成してなる包装袋において、
    前記端縁部(10a,10b)における縦シール部(12)に沿
    う開放端から所定距離だけ内方に臨む個所に、該縦シー
    ル部(12)に沿って延在する切離し手段(22)を設ける
    と共に、 この切離し手段(22)により包装袋(10)から切離し得
    る端縁部(10a,10b)で、かつ包装袋本体と対向する面
    に、接着剥離自在な貼着手段(20)を配設したことを特
    徴とする簡易再封機能付き包装袋。
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JP7061313B2 (ja) * 2018-06-29 2022-04-28 大森機械工業株式会社 包装袋および包装機

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