JPH07508486A - 複数の容器を束ねる束ね装置，特に複数の飲料容器を１つに束ねる束ね装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複数の容器を束ねる束ね装置、特に複数の飲料容器を１つに束ねる束ね装置この 発明は、複数の容器を束ねる束ね装置、特に複数の飲料容器を１つに束ねる束ね 装置、に関係しており、この束ね装置は複数の容器を１つに束ねる為のプラスチ ック材料製の膜とこの１つの束を持ち運び可能にする運搬取っ手とを備えている 。

複数の容器、特に例えばボトルや缶やジャー（ｉｕ＋広口容器）の如き飲料容器 、を１つに束ねることは現在射出成型樹脂または熱成形樹脂または厚紙製の“ク ラスター”と呼ばれる包装部材により行われていることが知られており、この包 装部材には一般に予め装飾が施されている。

特に複数の１リツトル及びこれ以上大きなボトルを１つに束ねる為には、熱収縮 性プラスチックフィルムが使用されていて、取っ手がその中に形成されているか またはそれに取り付けられている。なおこの取っ手は例えばボトルの束を取り囲 みボトルの束の下を通過している帯片により形成されている。

幾つかの包装においては、プラスチックフィルムに加えて、ボトルの束の底が導 入される厚紙製の保持深皿か使用されている。

手順に上述した如き従来公知の束ね技術は幾つかの限界と不便さとを有している 。

実際には、全体または一部が厚紙製の包装は、例えば湿気及び自身の重量による 摩耗を生じる可能性があるばかりでなく、製造コストが高い。

熱収縮性プラスチックフィルムにより形成された包装は、個々の束の為に必要な 材料の量が多いことに加えて、熱収縮性プラスチックフィルムを適用する際に必 要な熱収縮作業の為に無視出来ないエネルギーが費やされる。

さらに、熱収縮性プラスチックフィルムは包装作業にあたり熱収縮されるので、 例えば広告の如き文字の記載やメツセージは熱収縮性プラスチックフィルムに付 は加えることが出来ず、また文字の記載やメツセージを包装の適切な位置に配置 させることも難しい。

このような状況の下でなされたこの発明の目的は、上述した如き従来の欠点を実 質的に取り除くことが出来る、複数の容器を束ねる束ね装置を提供することであ る。

この発明においては、実際的で信頼性に富むばかりでなく装置自体および装置を 使用する段階において非常に経済的である、複数の容器を束ねる束ね装置を提供 することは重要な目的である。

この発明においてはさらに、複数の容器を１つに束ねる作業の経済的な効率を向 上させることが出来、また束ねられた複数の容器の販売及び宣伝を行うことが出 来る、複数の容器を束ねる束ね装置を提供することはもう１つの重要な目的であ る。

この発明においてはまたさらに、束ねられた複数の容器を取り扱い運搬すること を容易とする取っ手を備えた、複数の容器を束ねる束ね装置を提供することはさ らに重要な目的である。

上述したこの発明の目的を達成する為に、この発明に従った複数の容器を束ねる 束ね装置はニブラスチック材料の膜が、夫々の側方に相互に隣接した状態で所定 の数配置された複数の容器を包み締め付ける環状帯として規定されていて、この 環状帯が弾性的に伸びることが可能なプラスチック材料により形成されている、 ことを特徴としている。

この発明に従った、複数の容器を束ねる束ね装置の幾つかの好ましい実施例が添 付の図面に示されているが、この発明はこれら好ましい実施例に限定されるもの ではない。

図１は、３本のボトルを１つに束ねることに適用された、この発明の第１の実施 例に従った複数の容器を束ねる束ね装置の側面図であり；図２は、３本のボトル を１つに束ねることに適用された、この発明の第２の実施例に従った複数の容器 を束ねる束ね装置の側面図であり；図３は、図２の束ね装置の底面図であり：図 ４は、６本のボトルを１つに束ねることに適用された、この発明の第２の実施の 例変形例に従った複数の容器を束ねる束ね装置の斜視図であり；図５は、この発 明の第３の実施例に従った複数の容器を束ねる束ね装置の側面図であり；そして 図６は、図５の複数の容器を束ねる束ね装置の取っ手を示す上面図である。

上述した各図において、この発明に従った複数の容器を束ねる束ね装置は参照符 号１により示されている。

複数の容器を束ねる束ね装置１は、複数の例えば飲料ボトルの如き容器３を包装 ７運搬、及び販売の為に１つに束ねるのに使用されるプラスチック材料製の膜２ を備えている。複数の容器を束ねる束ね装置１はさらに、１つに束ねられた複数 の容器３を取り扱う為の運搬取っ手４を備えている。

当初の状態で膜２は弾性的に伸びることが可能なプラスチック材料製の環状の帯 または管として規定されており、夫々の側方に相互に隣接した状態で所定の数（ 例えば、２つ、３つ、４つ、または６つ）配置された数数の容器３を包み締めつ けるよう適用される。

環状の帯２の高さは、幾つかの機能パラメータ、即ち１つに束ねられた複数の容 器３の取り扱いの容易さ及びコンパクトさ、に基づいて設定出来るとともに、さ らには環状の帯２が装飾及び／または宣伝の為に利用出来る表面を提供するので 商業上のパラメータに基づいても設定する出来る。

図１．２．及び４に示されている運搬取っ手４は非伸縮性の粘着テープ５を備え ており、粘着テープ５は少なくとも環状の帯２の対称な位置に対して適用された 両端部５ａと握り５ｂとして機能する中央部とを含んでいる。粘着テープ５の中 央部には厚紙または他の材料製のリボン６が運搬取っ手４の下側を形成するよう 適用されている。なおリボン６には予め印刷Ｉされている記載及び／または宣伝 を取り付けることが出来る。

さらに、粘着テープ５の両端部５ａは、例えば図１に示す如（−列に配置された ３一つの容器の場合には３つの容器の両端部の容器に、そして図４に示す如く両 列に配置された６つの容器の場合には各列において中央に配置された２つの容器 に、接着されることが好ましい。このようにすることにより運搬取っ手４はそれ が接着している複数の容器の束が運搬取っ手４を中心軸として回転することを防 止する。

上述した如き解決は２つのボトルの組み合わせにの為に特に適切であり、もしも １つに束ねられる複数の容器が少なくとも３つの直線に配置されるのであればこ の発明の束ね装置は各列において中間位置に配置された容器の固定の為の１つの 補助部材を備える。

さらに直線状に配置された３つの容器の場合には、膜２により負荷される弾性締 め付は力により３つの容器が直線状の配置から３角形状の配置に変更されてしま うのを防止する為に図１に示された第１の実施例では２つの補助固定部材が対称 位置に設置されている。２つの補助固定部材の夫々は粘着ラベル７により構成さ れていて、夫々の粘着ラベル７の一端部７ａは膜２に適用されており、他端部７ ｂは中間に位置する容器３に係合されている。

図２１図３．及び図４に示されているこの発明の第２の実施例及び第２の実施例 の変形例に従った、複数の容器を束ねる束ね装置１では、補助固定部材が中間に 配置されている容器３の底面に配置された補助粘着テープ８により形成されてい る。そして補助粘着テープ８の両端部は膜２に適用されていて補助粘着テープ８ を略Ｕ字形状にしている。６つの容器が２列の直線状に配置されている場合には 、補助固定部材として粘着ラベル７よりも補助粘着テープ８を使用することが好 ましい。これにより、中間に配置されている容器３が両端に配置されている容器 ３よりも狭い面積でしか膜２に係合していないことを考慮しても中間に配置され ている容器３が所定の位置からずれることが確実に防止される。

図５に示されているこの発明の第３の実施例に従った、複数の容器を束ねる束ね 装置１は、特に複数の容器３が複数のボトルである場合には、１つに束ねられる ？友数のボトルの中心軸間の距離に対応したピッチに従って相互に１１１ｒｊ１ シて配置されている複数の取り付は座１０を有した支持部材９により規定された 運搬取っ手４を備えている。

複数の取り付１ブ座１０の夫々は個々のボトルのネック部上に被着されるカラ一 部１１を含んでおり、カラ一部１１はカラ一部１１自体により規定された位置決 め開口１３の内側に向いている柔軟な片から成る突起１２を有している。上記柔 軟な片は対応するボトルのネック部に通常設置されている環状突起に対して係合 する。

１つの取り付は座１０とこれに隣接する次の取り付は座１０の間の支持部材９は 、運搬取っ手４が過剰に撓むのを防止する剛性リブ１４を有している。

支持部材９は熱成形及び／または射出成型プラスチック材料により形成されてい ることが好ましいが、例えば帯またはワイヤの使用を提供する他の技術を適用す ることにより製造することも出来る。

主に構造について上述された複数の容器を束ねる束ね装置１の動作は以下の通り である。

膜２はクランプの如く複数の容器３の側部を弾性的に締め付けることにより、複 数の容器３が直線状の配列から水平にずれたり垂直にずれ落ちたりすることを防 止し、ｆＩＡ２により１つに束ねられた複数の容器３のコンパクトな形態を確実 に保つ。

３つの容器３が直線状に配置された状態で１つに束ねられた場合には、粘着テー プにより形成されている運搬取っ手が両端に位置する容器と係合することにより 両端に位置する容器が環状の帯２から滑り落ちることを禁止している。

粘着ラベルまたは粘着テープ７、または補助粘着テープ８は、これらが適用され た複数の８器がこれらの中心軸の回りに回転してしまうのを防止するばかりでな く、複数の容器が直線状の配置から逸脱してしまおうとする傾向に対抗するよう にも作用する。

もＬも支持部材９が運搬取っ手として使用されるのであれば、支持部材自身で粘 着ラベルまたは補助粘着テープなしても複数のボトルの直線状の配置を保つこと が出来る。

支持部材９を持ち上げることにより支持部材９は撓むので、個々のカラ一部１１ における開口１３の突起１２は縮径して対応するボトルのネ・ツク部により大き な圧力を負荷するようになる。この結果として、ボトルのネック部に設けられて いる環状の突起に対する支持部材９の開口１３の突起１２の当接及び固定作用が 増大される。

この発明は重要な利点を達成する。

実際には、まず最期に、この発明の、複数の容器を束ねる束ね装置は市場におい て既に入手可能な装置により形成された自動組み立てライン中に容易に導入され る。さらにこの束ね装置は、複数の容器を１つに束ねる為に使用する材料の重墓 及び容積を減少させることが出来、これにより包装コストの大きな節約を達成す ることが出来る。しかも、束ね装置の表面を記載や宣伝の為に効果的に使用する ことが出来、１つに束ねられた複数の容器を運搬及び販売の為に実際的に使用す ることが出来る。

この発明の、複数の容器を束ねる束ね装置の構成部材が動作するには加熱その他 の高エネルギ吸収を必要とするような動作が不要なので、複数の容器を束ねる束 ね装置を複数の容器を１つに束ねる為に適用する際に束ね装置が要求する消費エ ネルギを減少させることが出来て、包装コストをさらに低減させることが出来る 。

さらには、複数の容器を１つに束ねた包装は、この実施例では粘着テープが設け られている運搬取っ手がより快適な把持を提供する厚紙製下部を有しているとい う有利な形状のお陰で、容易に取り扱うことが出来るばかりでなく、大変機能的 であり高い市場効率を有している。実際には、環状の帯及び取っ手の厚紙製のリ ボンの両者における広告または他の適当な目的の為に利用可能な大きな表面が１ つに束ねられた複数の容器を自立性のある、即ち単なる複数の容器の寄せ集めか らは独立した、製品としている。環状の帯が、１つに束ねられた複数の容器上で 正確に位置決めされ正確な方向を向いた、高品質の印刷の為の表面を提供してい ることを指摘する。さらには、販売地点及び営業戦略に応じて環状の帯の上に幾 つかの異なった印刷をすることにより、販売活動を容易に変更することが出来る 。

最後に、環状の帯２は、その特別な位置のおかげにより、複数の容器の１束の販 売に関するバーコードを受け入れると同時に複数の容器の夫々のバーコードを覆 うことが出来、この結果として販売カウンタにおける販売作業と支払い作業とが 容易になるとともに在庫の整理作業も容易になる。

図示された特定の実施例もまた、その最も限定された概念において種々の利点を 有している。

二の発明は、添付の請求の範囲の権利範囲から逸脱しない範囲で種々の実施例や 変更例が可能である。さらには、詳細の全ては技術的な均等物に置き換えること が可能である。この発明を実施するにあたっては、材料や形状や寸法は要求に従 ってどうようにでも変更することが可能である。

ＦＩＧ、４ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＮＥ 、ＳＮ。

ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ。

ＣＨ，ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎ。

、ＰＬ、Ｒ○、　ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の容器、特に飲料容器、を１つに束ねる束ね装置であって、複数の容器 （３）を１つに束ねる為のプラスチック材料製の膜（２）と１つに束ねられた複 数の容器を持ち運び可能にする運搬取っ手（４）とを備えており、プラスチック 材料製の膜（２）が、夫々の側方に相互に隣接した状態で所定の数配置された複 数の容器を包み締め付ける環状帯として規定されていて、この環状帯が弾性的に 伸びることが可能なプラスチック材料により形成されている、ことを特徴とする 、複数の容器を束ねる束ね装置。 ２．請求項１に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記運搬取っ手 （４）が中央把持部（５ｂ）と両端部（５ａ）とを有した粘着テープ（５）とを 備えていて、両端部（５ａ）は環状の帯に対して環状の帯において正反対の側の 対称な位置で連結されているとともに両端に位置している個々の容器（３）にも 連結されている、ことを特徴とする。 ３．請求項２に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記運搬取っ手 （４）がさらに、粘着テープ（５）に対して中央把持部（５ｂ）で係合している 厚紙製または他の材料製のリボン（６）をさらに備えている、ことを特徴とする 。 ４．請求項１に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記複数の容器 （３）が複数のボトルであり、上記運搬取っ手（４）が支持部材（９）であり、 支持部材（９）には１つに束ねられた複数のボトルの夫々の長手方向中心線の相 互間の距離に対応しているピッチに従って相互に離間している複数の取り付け座 （１０）が設けられていて、複数の取り付け座（１０）の夫々は対応するボトル のネック部の上に被着されるカラー形状部を備えており、カラー形状部には対応 するボトルのネック部から突出している当接突起に着座される位置決め突起（１ ２）が設けられている、ことを特徴としている。 ５．請求項４に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記位置決め突 起（１２）が上記カラー形状部により規定された開口（１３）の内側を向いて弾 性片により規定されている、ことを特徴としている。 ６．請求項１に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記束ね装置が １つに束ねられた複数の容器中の少なくとも１つの容器（３）に環状の帯（２） を係合させている少なくとも１つの補助固定部材を備えている、ことを特徴とし ている。 ７．請求項６に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記補助固定部 材が少なくとも１つの粘着ラベル（７）または少なくとも１つの粘着テープであ り、これらの粘着ラベル（７）または粘着テープは上記環状の帯（２）に係合し た第１の部分（７ａ）と上記容器（３）に係合した第２の部分（７ｂ）とを有し ている、ことを特徴としている。 ８．請求項６に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記補助固定部 材が１つに束ねられた複数の容器の中の少なくとも１つの容器（３）の底の下に 配置された補助粘着テープ（８）であり、補助粘着テープ（８）の両端は環状の 帯（２）に対して環状の帯（２）における相互に対称な位置に適用されて補助粘 着テープ（８）を略Ｕ字形状にしている、ことを特徴としている。 ９．請求項６に記載の複数の容器を束ねる束ね装置においては、上記１つに束ね られた複数の容器が少なくとも３つの容器（３）を含む直線状の少なくとも１つ の列を備えていて、これにより両端に配置された容器と中間に配置された容器と を規定しており、上記補助固定部材（７，８）は中間に配置された容器に配置さ れている、ことを特徴としている。