JPH07500039A - ペン形状のシリンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大型の投与ペン 本発明は、シリンジの容器から個々に設定した投与量の薬剤を繰り返し注射する ためのペン形状のシリンジに関する。

・そのようなシリンジは、特に、許容限界内のぶどう糖レベルに血液を保つため にインシュリン製剤を彼ら自身にしばしば注射せねばならない糖尿病患者により 使用される。

抑制作用を有するインシュリン製剤、並びに、インシュリンの急な要求に合致す る製剤及び長時間の基本的要求をカバーする製剤を同時に注射することを可能に する混合製剤の出現により、注射の間の時間は、増大し、各注射毎に管理される 投与量も増大した。投与量は、ペンシリンジの部分をシリンジの残りの部分に対 して回すことにより主として設定され、シリンジの１つの回転可能な部分の縁部 に沿うスケールを形成する数は、設定投与量を示すためにシリンジの残部のマー クを表示することに関連して動かされる。これにより、投与量は、数量的に制限 された数のみか、読解可能である場合に、回転可能な部分の縁部に沿って移動さ れ得る、という事実によって制限される。この問題は、その回転に調和する軸方 向移動を回転可能部分に付与することによって克服され、投与量表示の数や１０ 金分な回転をカバーするスケールのために、円形の代わりにヘリカルラインが利 用できるようになる。

ペンシリンジは、使用のために出来る限り簡単であるへきである。

すなわち、通常の使用は、投与量の設定及び設定した投与量の注射を意味しなけ ればならない。そして、これらのステップは、実施が簡単でなければならず、こ の状態は、たいていのペンシリンジによって充足される。しかしながら、総ての シリンジは、設定投与量をキャンセルする可能性を提供しない。従って、もし一 度設定された投与量が、注射に適しないならば、シリンジをその中立位置に復帰 させるための唯一の方法は、投与量をこぼすことである。大投与量が設定される シリンジの場合、これは、受は入れ難い。

公知タイプのシリンジによっては、ちょうど１回転を有する螺旋に沿ってスケー ルが配置される。投与量設定部材の円筒面の螺旋状の窪みは、シリンジハウジン グのビンと係合し、これにより、投与量設定部材は、回転時にその軸線に沿って 軸方向に移動される。投与量の設定による軸方向移動の後で、ビンと螺旋状（ヘ リカル）の窪みとの間の保合は、ホーム位置に軸方向に押圧される時に、投与量 設定部材の回転を生じさせ、この回転は、投与量設定のための回転の反対方向で ある。投与量設定部材の回転は、回転に比例する寸法だけシリンジ内のピストン を前方に駆動するねじ／ナツト機構に伝えられる。

１回転の螺旋状窪みの端部は、軸方向窪みに連結されている。それにより、もし シリンジハウジングのビンが窪みの螺旋部分の代わりに軸方向窪みに係合するよ うな設定部材の回転角度位置ならば、それに回転運動を付与することなく設定部 材を軸方向に押し戻すことが可能になる。このように、設定投与量は、ビンが軸 方向窪みに係合する以上に投与量設定部材を回すことによりキャンセルされ得る 。しかしながら、このキャンセル特性は、投与量設定部材の効果的な投与量設定 用の回転を１回転を僅かに下まわるように制限し、更に、注射投与量の正確さの 要求がねじ／ナツト機構の回転毎の投与量の大小に制限を与えるので、可能な設 定投与量の大小は、大きく制限される。

従って、本発明の目的は、設定投与量がキャンセルされ得るし、キャンセルの可 能性が、起き得る設定投与量の大小に影響を及ぼさない、大投与量が設定可能で あるペンシリンジを提供することにある。

上記課題は、シリンダアンプル容器から個々に設定した投与量の薬剤を繰り返し 注射するためのペン形状のシリンジであって二設定投与量を示す指示部材の複合 的な回転及び軸方向移動と投与量部材の回転とを生じさせるために、回転され得 る投与量設定部材と；一方向回転時にピストンをシリンダアンプル内に移動させ るピストン駆動部材と：投与量部材の投与量設定用の回転がピストン駆動部材に 伝えられないで、反対方向の回転が伝えられるように構成される、投与量部材及 びピストン駆動部材の間の一方向カツブリング；とを含むシリンジにおいて：ナ ット／ねじ連結部が、投与量設定部材とシリンジハウジングとの間に形成され、 ピストン駆動部材及び投与量部材の間の一方向カツブリングを解放するための手 段が設けられることを特徴とするシリンジによって達成される。

ナツト／ねじ連結部は、相互係合するねじ部により、ピン保合窪みよりも安定し た投与量設定部材の案内を提供する。キャンセル機構が復帰経路として軸方向窪 みに基づかないので、投与量設定部材の投与用回転は、１回転以上を実施され得 る。これにより、ピストンを１回転だけ回すことによって得られ得る投与量より も多い投与量を設定することが可能となる。キャンセル機構は、投与量部材をピ ストン駆動部材から離脱させ得るカップリングとして認識され、投与量設定部材 及び投与量部材は、ピストン駆動部材に回転が伝えられることなく、回し戻され 得る。

ハウジング及び投与量部材のナツト／ねじ連結部のねじは、ナツト／ねじ連結部 の摩擦角を越えるピッチ角を有し得る。従って、投与量設定部材の投与用回転は 、この部材を軸方向に単に押し戻すことにより実現され得る。これにより、ねじ は、ナツトを通してそれ自体が自動的に捩込まれ且つ投与方向の投与量設定部材 の回転を実現させる。この自動的な投与用ねじ機能は、もし投与量設定部材の外 側端部に、ノブがあり、押圧ボタンが、ジャーナル支承され、ボタン及びノブが 、ナツト／ねじ連結部の摩擦角よりも小さい摩擦角を有する材料で形成される相 互係合面を有するならば、容易に獲得され得る。

本発明の一実施例に従い、投与量設定部材は、ねじスピンドルを含み得るし、投 与量部材は、管状を育し且つスピンドルに嵌合し得るし、スピンドルは、投与量 部材の穴の内側の対応する軸方向ビームに係合する軸方向窪みを有し得る。従っ て、投与量設定部材の軸方向運動ではない回転に従う投与量部材が設けられる。

上記投与量部材及びピストン駆動部材の間の一方向カツブリングは、突部及び傾 斜縁部を有する扇形の歯を具備する円形の面を有するカップリング部によって構 成され得るし、数面は、スプリングによって相互に押圧され、一方の面の歯の傾 斜縁部は、他方の面の歯の傾斜縁部に当接し得る。投与量設定部材が投与量設定 位置に回転されるとき、カップリング部の歯は、傾斜部が相互に関してスライド し、これにより投与量部材は、スプリングの力に抗して軸方向に移動され、歯の 突縁部が出会うたびに飛んで戻る。操作者は、この飛び戻りを知覚・認識し得る 。歯のピッチは、投与量設定が１ユニツト毎に増大されるたびに飛び戻りが起き るように、選択される。

カップリング機構は：管状の基部材と：基部材の固定位置に管状部材を強制する スプリングの力に抗して軸方向に移動され得る、基部材を同心的に囲う管状部材 と；管状部材がスプリングの力に抗してその固定位置から離れるように基部材ｌ 上を軸方向に移動される場合にピストン駆動部材のカップリング部に係合しない ようにカップリング部を持ち上げるために投与量部材の外側環状突起に係合する 、管状部材によって支持される持ち上げフォーク部：とを含むシリンジのよって 提供され得る。

以下において、本発明は、添付図面に関連して更に詳細に記載されよう。

図１は、本発明に係るペン形状のシリンジの断面図である。

図２は、投与機構を含む図１のシリンジの要部の拡大図である。

図３は、図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図である。

図４は、投与機構、カートリッジホルダー、及びキャップを含む部分に分離され た図１のペンシリンジの側面図である。

図５は、組み立てられた図４のシリンジを示す図である。

図６は、設定投与量のキャンセルを可能にする相互に引き離されたカートリッジ ホルダー、投与機構部、及びキャップの除去されたシリンジの側面図である。

図７は、一方向カッブリングのカップリングディスクの図解図である。

図１〜６に示すペン形状のシリンジ（ペンシリンジ）は、拡大された直径を具え る部分４２をその一端に育する管状の基部材１の周りに形成され、この部分は、 環状の突起部によって２つの部分（カートリッジホルダー２が螺着され得るねじ 部を具備する第１の部分と、管状の部材８を受容する第２の部分）に分離される 。カートリッジホルダー２は、カートリッジを適合するように設計され且つ軸方 向に延びる開口をその側壁に有する管状の要素を含み、カートリッジの内容物は 、該開口を通して検査され得る。側壁の窪み部分４には、１つの開口に沿う、イ ンシュリンの国際的ユニットの数のような利用可能な薬量を示すスケールが設け られる。その末端において、カートリッジホルダー２は、図示しない突起部を具 備し、該突起部は、カートリッジをホルダー内に保持するためにカートリッジホ ルダー壁から内方に突出し且つカートリッジの首部のアダプタ上部５と協働する 。このアダプタ上部５は、カートリッジボルダ−２の端部から突出しており、カ ートリッジをホルダー２に取着するためにニードルハブ６が螺着される外側ねじ 部を具備する。管状の保護キャップ３は、シリンジの非使用時に、カートリッジ ボルダ−２から外され得る 管状部材８は、その一端が基部材１の一端の拡径部分４２の第２部分に嵌着され 、その縁部が環状突起７に対して当接する。管状部材８の他端は、直径が減少し ており、基部材ｌが嵌着されている。

また、管状部材８の他端の外側端部には、管状スピンドル１ｏの外側ねじ部分に 係合する内側ねじ部分を支持する更に小径の部品９か装着されている。

スプリング１１は、その一端が、基部材ｌの穴の環状内側突起１２に当接し、そ の他端が、その機能が後述される一連の持ち上げフす−り部１３に圧力を伝える ブツシュ４１を押圧する。該フォーク１３は、部材８の周辺に沿って離隔される 開口に案内されて支持されており、基部材Ｉの突起７に当接するように縁部を保 持する部材８に対して圧力を伝える。管状の基部材１の壁のスロット４３を通し て、持ち上げフォーク部は、基部材の穴に突出し、それらのスロットに軸方向に 配置される。

スピンドルＩＯは、その一端が、投与量設定ノブ１４に取着される部品９を越え て延び、このノブＩ４の回転によって回転され得る。

一方向の回転時に、スピンドルｌＯ１従って、ノブ１４は、管状部材８から離れ るように軸方向に移動される。

指示スリーブ１５は、ノブ１４に取着されており、ノブ１４から垂れ下がるスカ ート部を形成する。また、指示スリーブ１５は、部材８と、この部材８の大径部 分に取着される管状ハウジング１６との間の空間に適合される。管状ハウジング １６の窓部は、拡大ガラス１７を具備する。回転され且つ同時的にノブ１４に沿 って軸方向に移動される時に、窓を通して、スリーブ１５は、ヘリカルラインに 沿って点検され得る。設定した投与量を示す数は、拡大ガラスＩ７を通して実際 の投与量を示すために、ヘリカルラインに沿って映し出される。

スピンドル１０の回転は、スピンドルｌＯのねじ部に嵌着される管状の投与量部 材１８に伝えられる。伝達は、投与量部材１８の内面の軸方向ビームＩ９にねじ 係合する１以上の軸方向窪みを有するスピンドルＩＯによって実現される。従っ て、回転は、伝えられるが、軸方向の動きは、伝えられない。

ノブ１４と反対の端部において、投与量部材１８は、一方向カッブリングの一部 ２０を形成する。それを介して、投与量部材１８は、ピストンロッド２３の外側 ねじ部に係合する内側ねじ部を有する駆動ナツト２２とカップリング部２１とを 含むピストン駆動体に連結される。ピストンロッド２３は、管状スピンドル１０ の穴に適合されて引っ込んだ位置に位置し、固定用突起２４によって基部材ｌに 対して回転しないように構成される。固定用突起２４は、基部材ｌに関して回転 しないように取着され、ピストンロッド２３のねじ部の軸方向スロットに係合す る。

一方向カツブリングは、ディスク状のカップリング部２ｏ及び２１を育するピス トン駆動ナツト２２及び投与量部材１８によって提供される。カップリング部２ ０及び２１の各々は、対向する面に、それぞれが扇形（セクター）の一部を形成 し且つ傾斜部と突縁部とを有する歯部を有する。これらのディスクは、図７に図 解的に示される。歯付き面は、スプリング２５によって相互に強制される。スプ リング２５は、管状部材８の上端部の肩部２６とブッシング２８の一端の外側フ ランジ２７との間で圧縮状態にされる。ブッシング２８は、その他端に、投与量 部材の上縁部に当接する内方フランジ２９を有する。投与量部材が、ノブが外方 に回されるときのその方向に回転せしめられるとき、傾斜する縁部は、突縁部に 至るまで、スプリング２５の力に対して相互に離れる方向にカップリング部材を 移動させるように相互に沿ってスライド摺動する。カップリング部は、傾斜部に 沿う新たなスライドの開始の準備のためのホーム位置に、スプリング力によって 移動される。この乗り越しは、投与量設定方向にノブが回転されるときに、ピス トン駆動ナツト２２に回転が伝達されるのを阻止するが、カップリング部の突縁 部が相互に係合するような反対方向にノブが回転されるときには、伝達される。

この回転は、軸方向ホーム位置にノブを押圧することにより提供され得る。スピ ンドルのねじ部は、軸方向圧力を回転に変換させ得るピッチを有する。この機構 を緩和するために、ノブ１４は、ノブ１４にジャーナル支承される押圧ボタン３ ０を具備し、ボタンの下面は、ノブの上面に当接し、当接する面は、低摩擦を保 証する材料で形成される。

回転は、カップリングのピストン駆動部２１に、従って、ピストン駆動ナツトに 伝達される。伝達される回転によってナツト２２が回転せしめられるとき、それ は、シリンダアンプル３１に向かって軸方向に非回転ピストンロッド２３を駆動 する。ピストンフット部３２により、ピストンロッドは、ピストン３３をシリン ダアンプル３１内に押圧する。

カップリングのピストン駆動部２１は、その外周において、弾性歯部３４を具備 する。弾性歯３４は、ピストン駆動ナツト２２の注射方向の回転を許容するが反 対方向のナツト２２の回転を阻止する爪部を設けるために、基部材ｌに剛性取着 される管状部材３６の内側歯３５に協働する。

ピストンロッド２３は、ピストンロッド固定部材３７の固定突起２４に係合する 軸方向の窪みを設けることにより非回転状態に構成される。スプリング３８の力 に拮抗するように、この部材は、シリンダアンプル３１の上縁部によって、非回 転係合状態の基部材ｌの端部に押圧される。シリンダアンプル３１を含むカート リッジホルダー２が、基部材！からそれを逆回しすることによって取り外される とき、スプリング３８は、基部材１から自由なピストンロッド固定部材３７を押 圧する。ピストンロッドは、固定部材３７がそれと共に回転し得るように、回転 され得る。従って、ピストンロッドは、ピストン駆動ナツト２２を介してその引 っ込み位置までねじ戻され得る。新しいアンプルを具えるカートリッジホルダー が基部材１に螺着されるとき、固定部材３７は、基部材に対して非回転係合状態 になるように押し戻され、ピストンウッドは、再度非回転状態にされる。

既述の機能から、投与量は、カップリング部２０及び２１の相対的な非保合運動 を生じさせる所定方向にノブ１４を回転させることによって、設定され得る、と いうことが理解される。部分２０及び２１は、例えばｌユニットに対応する相互 に沿ってスライドする一対の歯の傾斜部の端部における可聴的な急速移動の各々 が形成され得るように、適切に歯形成される。ボタン３０の押圧によって為され 得るようにノブ１４がホーム位置に捩られるとき、回転は、設定した投与量に対 応するピストンの前進動を生じさせるようにピストン駆動ナツト２２に伝達され る。

投与量がキャンセルされるべき場合、それは、基部材１に取着されるカートリッ ジホルダー２と、管状部材８に取着される管状ハウジンク１６、とを保持するこ とにより、更に、カートリッジホルダー２及び相互に軸方向に離れる管状ハウジ ング１６を引くことにより、実現される。従って、管状部材８は、基部材１に関 係して軸方向に移動され、基部材ｌの所定位置に管状部材８を保持するスプリン グ１１は、更に圧縮される。この移動によって、管状部材８の開口に挿入される 持ち上げフォーク部１３は、基部材ｌのスロットを通して内方に延びる股部（ｐ ｒｏｎｇ）　３９の下側の一方が投与量部材Ｉ８の環状突起４０に当接するまで 、移動される。スプリング１１に拮抗しての更なる移動は、スプリング２５の力 に抗して投与量部材１８を移動させ、カップリング部２０及び２１を相互係合状 態でなくする。投与量部分は、ピストン駆動ナツトに伝達される回転を必要とせ ずに自由に回転され得る。従って、設定された投与量は、初期位置まで投与量設 定ノブ１４を回して戻すことにより、可能ならばそれをホーム位置に押圧するこ とにより、キャンセルされ得る。

解除時に、部材８は、スプリング１１によって、その元の位置に押し戻され、投 与量部材１８は、スプリング２５によって、そのナツト駆動位置まで復帰移動さ れる。

国際調査報告 国際調査報告 Ｌ　ｍ’：ｓ”：ｍ　＝＝＋’ｅｅｎ＋＊−二−二ｌ　Ｚ　エ；：’；＝ｌ＊ｈ 　Ｎｌ＊＋＋＋〒＋　＝ｚ、ｐｍ；；＋＋＋−１：；ｔ；ｒ高v　ｄｏｍ　ｌ＋ ｔ　Ｉｋ＊　ｍ７７ｙｌ、１）Ｗｌｌｓ＋ｗｌ　＠Ｗｎｈ　“フロントページの 続き （８１）指定−ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＳＥ）、０ Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、　ＭＲ ，ＳＮ、　ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３， ＦＩ、　ＨＵ。

Ｊ　Ｐ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　ＰＬ、　 ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＵＳ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．シリンダアンプル容器から個々に設定した投与量の薬剤を繰り返し注射する ためのペン形状のシリンジであって：設定投与量を示す指示部材（１５）の複合 的な回転及び軸方向移動と投与量部材（１８）の回転とを生じさせるために、回 転され得る投与量設定部材（１０、１４、１５）と；一方向回転時にピストンを シリンダアンプル内に移動させるピストン駆動部材（２２）と；投与量部材（１ ８）の投与量設定用の回転がピストン駆動部材に伝えられないで、反対方向の回 転が伝えられるように構成される、投与量部材（１８）及びピストン駆動部材（ ２２）の間の一方向カップリング；とを含むシリンジにおいて：ナット／ねじ連 結部（９、１０）が、投与量設定部材（１０、１４、１５）とシリンジハウジン グ（８）との間に形成され、ピストン駆動部材（２２）及び投与量部材（１８） の間の一方向カップリング（２０、２１）を解放するための手段（１３、４０） が設けられることを特徴とするシリンジ。
2. ２．上記ナット／ねじ連結部（９、１０）のねじは、ナット／ねじ連結部の摩擦 角を越えるピッチ角を有することを特徴とする請求項１に記載のシリンジ。
3. ３．上記投与量設定部材（１０、１４、１５）の外側端部には、ノプ（１０）が あり、押圧ボタン（３０）は、ジャーナル支承され、ボタン（３０）及びノプ（ １０）は、ナット／ねじ連結部（９、１０）の摩擦角よりも小さい摩擦角を有す る材料で形成される相互係合面を有することを特徴とする請求項２に記載のシリ ンジ。
4. ４．上記投与量設定部材（１０、１４、１５）は、ねじスピンドル（１０）を含 み、投与量部材（１８）は、管状を有し且つスピンドル（１０）に嵌合し、スピ ンドル（１０）は、投与量部材（１８）の穴の内側の対応する軸方向ビーム（１ ９）に係合する軸方向窪みを有することを特徴とする請求項１、２、又は３に記 載のシリンジ。
5. ５．上記投与量部材（１８）及びピストン駆動部材（２２）の間の一方向カップ リングは、突部及び傾斜縁部を有する扇形の歯を具備する円形の面を有するカッ プリング部（２０、２１）によって構成され、該面は、スプリング（２５）によ って相互に押圧され、一方の面の歯の傾斜縁部は、他方の面の歯の傾斜縁部に当 接することを特徴とする請求項４に記載のシリンジ。
6. ６．管状の基部材と：基部材（１）の固定位置に管状部材（８）を強制するスプ リング（１１）の力に抗して軸方向に移動され得る、基部材（１）を同心的に囲 う管状部材（８）と；管状部材（８）がスプリング（１１）の力に抗してその固 定位置から離れるように基部材１上を軸方向に移動される場合にピストン駆動部 材（２２）のカップリング部（２１）に係合しないようにカップリング部（２０ ）を持ち上げるために投与量部材（１８）の外側環状突起（４０）に係合する、 管状部材（８）によって支持される持ち上げフォーク部（１３）；とを含むこと を特徴とする請求項５に記載のシリンジ。