JPH0748853Y2 - 連結形デッキ材 - Google Patents

連結形デッキ材

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JPH0748853Y2
JPH0748853Y2 JP14391389U JP14391389U JPH0748853Y2 JP H0748853 Y2 JPH0748853 Y2 JP H0748853Y2 JP 14391389 U JP14391389 U JP 14391389U JP 14391389 U JP14391389 U JP 14391389U JP H0748853 Y2 JPH0748853 Y2 JP H0748853Y2
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JP
Japan
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deck material
locking piece
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deck
joist
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JP14391389U
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憲司 末延
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は連結形デッキ材に関する。
(従来の技術) 従来、住宅のベランダ、バルコニー、サンルーム等は木
を加工して製作していたが、雨や太陽に曝されるため、
腐食が著しく、耐久性に欠けるため、最近では、アルミ
ニウム等でベランダ、バルコニー、サンルーム等のフレ
ームを製作し、その床にプラスチック性デッキ材を敷設
する方法が行われている。
この床に敷設する連結形デッキ材はJIS−A−5721に記
載ある構造のものが標準品として、最も多く利用されて
いる。
このJIS−A−5721に記載ある従来の連結形デッキ材
を、第3〜4図を参照しながら、説明する。
第3図に示されるように、連結形デッキ材1は、両端長
手方向にU形溝2、2を設けた係止部と、中央部長手方
向に凹部3を設けたものである。
そして、連結形デッキ材1を組み立てる場合、住宅のベ
ランダやバルコニー等の床根太の上にU形溝の係止部2
を第4図の如く係止しながら敷設し、中央の凹部3に上
からビスを打ち、ベランダ等の床根太にビス止めしてい
た。ビス頭が見えて具合が悪い場合には、この凹部3に
嵌合するキャップをはめ込んでいた。
又、デッキ材をベランダ等に敷設する場合の最初と最後
のデッキ材は、デッキを係止する一端のみ前記連結形デ
ッキ材と同じ形状の係止部を設けたデッキ材先端部材
を、係止部のない一端をベランダの周辺材に当接し、こ
れを床根太上に敷設して使用していた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、かかる構造のデッキ材では、中央部を釘止めす
る関係から、敷設されたデッキ材の両端が上方に反って
いる。このデッキ材の上を歩行すると、この上方に反っ
ていた両端が下方に撓み、歩行感覚の悪いものである。
これを解決するために、デッキ材の両端を止める方法が
いろいろ考えられているが、釘止めの工数が増加した
り、釘頭が見えたりして、良い方法が見出せない状態で
ある。
又、ベランダ等の床の幅は種々あるから、この幅の違い
はデッキ材の枚数で対応している。尚、残りの幅がデッ
キ材の幅より狭いときは、デッキ材先端部材の幅を各種
用意して、残りの幅に合うデッキ材先端部材を使用し、
これに対応していた。しかし、このデッキ材先端部材の
幅の種類には限度があり、細かい寸法の違いには対応不
可能であった。
この考案は上述の如き欠点のない即ちビス止めの工数が
増加したり、ビス頭の見えるということのない止め方の
でき、しかも、ベランダ等の幅と連結したデッキ材の細
かい寸法の違いにも対応できるデッキ材を提供すること
を目的にする。
(課題を解決するための手段) この考案は上記の問題を解決し、上記の目的を達成する
ために、デッキ材の一端に係止片51とその後方の横壁に
半円形の凹部52を長手方向に設け、他端にこの係止片51
及び凹部52に嵌合するJ形突出部53を長手方向に設けた
デッキ材本体5と、一端に前記デッキ材本体5の係止片
51及び凹部52と同じ形状の係止片61及び凹部62を長手方
向に設けたデッキ材先端部材6と、スライド片92とU形
溝91を長手方向に設けた根太固定部品9と、一端に前記
デッキ材本体5のJ形突出部53と同じ形状のJ形突出部
部43を長手方向に設け、他端に前記スライド片92が挿入
される通孔45を設けた伸縮部材4とからなるものであ
る。
本考案デッキ材の材料は特に限定しないが、耐久性の見
地から、プラスチック製が良い。特に、このプラスチッ
クを発泡させたプラスチック発泡体は弾力性に富んでい
て、歩行感覚が良いので、好適に使用される。
(作用) 本考案連結形デッキ材の組立方方法び作用を説明する。
先ず、第1図に示すように、デッキ材先端部材6の係止
片61及び凹部62を上に向け、バルコニー等の周辺材81
に、係止片61及び凹部62の設けられている端部と反対側
の端部を当接させながら床根太83の上に敷設する。そし
て、係止片61と凹部62との間の肉薄部65にビスを打っ
て、床根太83にデッキ材先端部材6をビス止めする。
このようにすると、デッキ材先端部材6は幅が短いの
で、このビス止めした1列のビスでデッキ材先端部材6
は浮き上がることがない。
次に、デッキ材本体5のJ形突出部53をデッキ材先端部
材6の係止片61と凹部62との間に入れ、嵌合させる。こ
の際、突出部53の先端は半円形凹部62の円形の面に沿っ
て滑って動き、滑らかに嵌入される。
このように、嵌入されると、嵌合部は強固に嵌合され
て、この部分が浮き上がることはないし、又、ビス頭を
見えなくなる。
次に、デッキ材本体5を床根太83の上に敷設し、係止片
51と凹部52との間の肉薄部55にビスを打ち、床根太83に
デッキ材本体5をビス止めする。すると、この係止片51
のある一端は浮き上がることはない。
同様に操作で、デッキ材本体5をつぎからつぎにバルコ
ニー等の床根太83に敷設し、ビス止めする。
このように、デッキ材本体5の両端部は、ビス止めと嵌
合とにより、浮き上がることがないし、ビス止めのビス
頭は次のデッキ材を嵌合することにより、見えなくな
る。
最後に、バルコニー等の床の残りの幅がデッキ材本体5
を入れられない状態になったら、根太固定部品9が取り
付けられている伸縮部材4を取り付ける。
伸縮部材4に根太固定部品9を取り付ける方法は伸縮部
材4の通孔45に根太固定部材9のスライド片92を挿入す
る。このようにすると、伸縮部材45の通孔45にスライド
片92を挿入する深さにより、伸縮部材のJ形突出部43か
ら根太固定部品9の端部迄の長さが自由に変化できる。
第2図は挿入する深さを浅くし、伸縮部材4のJ形突出
部43から根太固定部品9までの長さを長くした状態を示
したものである。
又、この根太固定部品9の取り付けられている伸縮部材
4をベダンダ等の床に取り付ける方法を説明する。第1
図に示されるように、伸縮部材4のJ形突出部43をデッ
キ材本体5の係止片51及び凹部52の間に入れ嵌合され、
伸縮部材4付根太固定部品9をバルコニー等の床に敷設
する。その後、根太固定部品9のU形溝91の底壁にビス
を打って、伸縮部材4及び根太固定部品9を床根太83に
ビス止めする。
その後、U形溝64の底壁の釘頭が見えて、見苦しいよう
であれば、このU形溝64にキャップ7を挿入して、ビス
頭を見えなくする。
本考案デッキ材はこのように極めて簡単に組立ができ
る。
(実施例) 以下、第1〜2図を参照しながら、本考案の実施例を説
明する。
第1図において、8はアルミニウム製のバルコニーであ
り、住宅に接する面82とその他の周辺部材81と床根太83
とからなる。
この床根太83は住宅に接する面82と相対している周辺部
材81との間に設けられている。
5はデッキ材本体であり、一端に係止片51とその後方の
横壁に半円形の凹部52とが長手方向に設けられている。
又、他端にはこの係止片51と凹部52との間に嵌合するJ
形突出部53が長手方向に設けられている。
6はッキ材先端部材であり、一端に前記デッキ材本体5
の係止片51及び凹部52と同じ形状の係止片61と凹部62と
が長手方向に設けられている。
4は伸縮部材であり、一端に前記デッキ材本体5のJ形
突出部53と同じ形状のJ形突出部43が設けられ、他端に
根太固定部品9のスライド片92が挿入される通孔45が設
けられている。又、J形突出部43が設けられている面に
は、キャップ7の化粧板72の厚みだけ低くされた凹部48
が設けられている。
9は根太固定部品であり、前記伸縮部材4の通孔45に挿
入するスライド片92とU形溝91とからなる。そして、伸
縮部材4の通孔45にスライド片92を挿入して使用する。
このように、伸縮部材4の通孔45にスライド片92を挿入
すると、スライド片92の挿入の深さにより、伸縮部材の
J形突出部43から根太固定部品のU形溝91までの長さが
自由に変化できる。
7はキャップであり、嵌合部71と化粧板72とからなる。
そして、この化粧板72は、第1図に記載されているよう
に、一端は根太固定部品9のスライド片92と同じ長さだ
け長くされている。
デッキ材本体5、デッキ材先端部材6及び伸縮部材4は
皮付低発泡の塩化ビニール樹脂発泡体製品である。根太
固定部品9及びキヤップ7は硬質塩化ビニール樹脂製品
である。
組立方法は、前述の如くして、このバルコニーの床根太
83の上に、先ずデッキ材先端部材6を次にデッキ材本体
5を次々と敷設し、ビス止めする。
最後に、根太固定部品9付伸縮部材4のJ形突出部43を
デッキ本体5の係止片51と凹部52との間に嵌入する。次
に、伸縮部材4を床根太83に敷設し、根太固定部品9を
バルコニーの面82に当接させ、根太固定部品9のU形溝
91の底にビスを打ち、伸縮部材4及び根太固定部材9を
床根太83に固定する。
その後、このU形溝に打ち込んだビス頭が見えないよう
に、キャップ7をこのU形溝に嵌入する。
(考案の効果) 本考案連結形デッキ材はデッキ材の一端である係止片と
半円形の凹部との間の肉薄部をビス止めし、更に、他端
のJ形突出部を、この係止片と半円形の凹部との間に嵌
合するだけで、強固に床根太に止めることができ、しか
も、ビス頭を見えなくすることができる。従って、両端
をビス止めしたり、ビス頭を見えなくするためにキャッ
プを嵌め込むより工数が少なくなる。
又、ビス止めの端部は浮き上がることがないし、その他
の端部もこのビス止めの端部に嵌合されているから、浮
き上がることがない。このように、両端が浮き上がらな
いから、従来の連結形デッキ材のように歩行感覚が悪く
ならない。
本考案のデッキ材では、バルコニーの床の幅と連結した
デッキ材の幅の差の細かい調節を、伸縮部材の通孔に根
太固定部品のスライド片を挿入する深さで調節するよう
にしたから、自由に調節でき、従って、バルコニー等の
種々な幅の違いに対応でき極めて便利である。
又、本考案のデッキ材の材料に弾力性に優れた低発泡の
ポリ塩化ビニール樹脂発泡体を使用すると、更に歩行感
覚に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案連結形デッキ材の断面図、第2図は本考
案連結形デッキ材の伸縮部材の通孔に根太固定部品のス
ライド片を浅く挿入して、連結したデッキ材を長くした
状態の要部を示す断面図、第3図は従来の連結形デッキ
材の斜視図、第4図は従来の連結形デッキ材の連結状態
を示す斜視図である。 5……デッキ材本体 51……係止片 52……凹部 53……J形突出部 6……デッキ材先端部材 61……係止片 62……凹部 4……伸縮部材 43……J形突出部 45……通孔 9……根太固定部品 91……U形溝 92……スライド片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に係止片51とその後方の横壁に半円形
    の凹部52とを長手方向に設け、他端にこの係止片51及び
    凹部52に嵌合するJ形突出部53を長手方向に設けたデッ
    キ材本体5と、一端に前記デッキ材本体5の係止片51及
    び凹部52と同じ形状の係止片61及び凹部62を長手方向に
    設けたデッキ材先端部材6と、スライド片92とU形溝91
    を長手方向に設けた根太固定部品9と、一端に前記デッ
    キ材本体5のJ形突出部52と同じ形状のJ形突出部43を
    長手方向に設け、他端に前記スライド片92が挿入される
    通孔45を設けた伸縮部材4とからなることを特徴とする
    連結形デッキ材。
JP14391389U 1989-12-12 1989-12-12 連結形デッキ材 Expired - Lifetime JPH0748853Y2 (ja)

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