JPH0747933Y2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH0747933Y2 JPH0747933Y2 JP1988119367U JP11936788U JPH0747933Y2 JP H0747933 Y2 JPH0747933 Y2 JP H0747933Y2 JP 1988119367 U JP1988119367 U JP 1988119367U JP 11936788 U JP11936788 U JP 11936788U JP H0747933 Y2 JPH0747933 Y2 JP H0747933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- fpc
- connector housing
- connector
- junction box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車内配線の接続等に用いられる電気
接続箱に関するものである。
接続箱に関するものである。
自動車等に用いられる電気接続箱は一般に、射出成形体
よりなるケースの中に、接続回路を構成するバスバーを
収納した構造となっているが、最近では電気接続箱の小
型化、軽量化のため、接続回路を構成するバスバーのう
ち比較的流れる電流の小さいものについてはFPC（フレ
キシブルプリント回路基板）に置き換えることが検討さ
れている。
よりなるケースの中に、接続回路を構成するバスバーを
収納した構造となっているが、最近では電気接続箱の小
型化、軽量化のため、接続回路を構成するバスバーのう
ち比較的流れる電流の小さいものについてはFPC（フレ
キシブルプリント回路基板）に置き換えることが検討さ
れている。
FPCを用いる場合において、FPCとワイヤーハーネス等と
の接続が必要なときは、図−５に示すように、ケース11
に、コネクタ挿入口12と、そのコネクタ挿入口12の縁か
らケース11の内面側に突出するコネクタハウジング部13
とを形成し、かつFPC21には、ケースのコネクタハウジ
ング部13内に張り出す端子部22を形成しておく。このよ
うに構成すると、コネクタハウジング部13内に図−６の
ようにコネクタ31を差し込めば、コネクタ31の接触子32
とFPC21の端子部22とを簡単に接続できることになる。
なお、33はコネクタ31に接続されたワイヤーハーネスで
ある。
の接続が必要なときは、図−５に示すように、ケース11
に、コネクタ挿入口12と、そのコネクタ挿入口12の縁か
らケース11の内面側に突出するコネクタハウジング部13
とを形成し、かつFPC21には、ケースのコネクタハウジ
ング部13内に張り出す端子部22を形成しておく。このよ
うに構成すると、コネクタハウジング部13内に図−６の
ようにコネクタ31を差し込めば、コネクタ31の接触子32
とFPC21の端子部22とを簡単に接続できることになる。
なお、33はコネクタ31に接続されたワイヤーハーネスで
ある。
従来の電気接続箱においては、ケース11とFPC21は別体
であり、電気接続箱を組み立てるときにケース11の内面
にFPC21を組み込むようにしている。FPC21を組み込む際
には、FPC21の端子部22をコネクタハウジング部13内に
張り出させる必要があるため、コネクタハウジング部13
の基部にはスリット14が予め形成してあり、このスリッ
ト14を通してFPC21の端子部22をコネクタハウジング部1
3内に張り出させるようにしている。
であり、電気接続箱を組み立てるときにケース11の内面
にFPC21を組み込むようにしている。FPC21を組み込む際
には、FPC21の端子部22をコネクタハウジング部13内に
張り出させる必要があるため、コネクタハウジング部13
の基部にはスリット14が予め形成してあり、このスリッ
ト14を通してFPC21の端子部22をコネクタハウジング部1
3内に張り出させるようにしている。
しかし電気接続箱の組立の際に、FPCの端子部22をケー
ス11のスリット14に差し込む作業はきわめて面倒であ
り、組立作業のネックとなっていた。
ス11のスリット14に差し込む作業はきわめて面倒であ
り、組立作業のネックとなっていた。
本考案は、上記のような課題を解決するため、射出成形
体よりなるケースと、その内面側に設置されたFPC（フ
レキシブルプリント回路基板）とを備え、上記ケースに
は、コネクタ挿入口と、そのコネクタ挿入口の縁からケ
ースの内面側に突出するコネクタハウジング部が形成さ
れ、上記FPCには上記ケースのコネクタハウジング部内
に張り出す端子部が形成されている電線接続器におい
て、上記FPCは上記コネクタハウジング部に相当する部
分に樹脂流通穴を有し、上記コネクタハウジング部はFP
Cの樹脂流通穴を通してケースと一体に射出成形されて
いることを特徴とするものである。
体よりなるケースと、その内面側に設置されたFPC（フ
レキシブルプリント回路基板）とを備え、上記ケースに
は、コネクタ挿入口と、そのコネクタ挿入口の縁からケ
ースの内面側に突出するコネクタハウジング部が形成さ
れ、上記FPCには上記ケースのコネクタハウジング部内
に張り出す端子部が形成されている電線接続器におい
て、上記FPCは上記コネクタハウジング部に相当する部
分に樹脂流通穴を有し、上記コネクタハウジング部はFP
Cの樹脂流通穴を通してケースと一体に射出成形されて
いることを特徴とするものである。
すなわちこの電気接続箱は、FPCのコネクタハウジング
部に相当する部分に樹脂流通穴を形成しておき、このFP
Cを、ケースを射出成形する金型内に配置し、ケースを
射出成形するときに、その樹脂流通穴を通してコネクタ
ハウジング部が形成できるようにして、ケースとFPCを
一体化したものである。このようにすれば電子接続箱の
組立の際に、ケースとFPCの面倒な組立作業が必要なく
なる。
部に相当する部分に樹脂流通穴を形成しておき、このFP
Cを、ケースを射出成形する金型内に配置し、ケースを
射出成形するときに、その樹脂流通穴を通してコネクタ
ハウジング部が形成できるようにして、ケースとFPCを
一体化したものである。このようにすれば電子接続箱の
組立の際に、ケースとFPCの面倒な組立作業が必要なく
なる。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
図−１ないし図−４は本考案の一実施例に係る電気接続
箱を示すもので、図−１は要部の断面図、図−２は全体
の斜視図、図−３は全体の平面図、図−４はFPCの平面
図である。
箱を示すもので、図−１は要部の断面図、図−２は全体
の斜視図、図−３は全体の平面図、図−４はFPCの平面
図である。
FPC21は図−４に示すように、絶縁フィルム23の片面ま
たは両面に銅箔などからなる回路パターン24を形成した
もので、このFPC21には斜線で示す打ち抜き穴25・26・2
7が形成されている。25は舌片状の端子部22を形成する
ための穴であり、26はコネクタハウジング部を形成する
ための樹脂流通穴であり、27はコネクタ取付け部形成用
の穴である。
たは両面に銅箔などからなる回路パターン24を形成した
もので、このFPC21には斜線で示す打ち抜き穴25・26・2
7が形成されている。25は舌片状の端子部22を形成する
ための穴であり、26はコネクタハウジング部を形成する
ための樹脂流通穴であり、27はコネクタ取付け部形成用
の穴である。
このようなFPC21を、射出成形用の金型内にセットして
ケースを射出成形すると、図−１ないし図−３に示すよ
うに、FPC21の片面側にケース11の本体部分が形成さ
れ、他面側に樹脂流通穴26を通して樹脂が回り込んでコ
ネクタハウジング部13が一体に形成される。この例では
コネクタハウジング部13の背面に補強用のリブ15が形成
されている。FPC21は少なくともコネクタハウジング部1
3の基部でケース11と一体化されるが、FPC21に予めケー
ス11との接着剤を塗布しておけば、ケース11とFPC21を
全面にわたって一体化できる。
ケースを射出成形すると、図−１ないし図−３に示すよ
うに、FPC21の片面側にケース11の本体部分が形成さ
れ、他面側に樹脂流通穴26を通して樹脂が回り込んでコ
ネクタハウジング部13が一体に形成される。この例では
コネクタハウジング部13の背面に補強用のリブ15が形成
されている。FPC21は少なくともコネクタハウジング部1
3の基部でケース11と一体化されるが、FPC21に予めケー
ス11との接着剤を塗布しておけば、ケース11とFPC21を
全面にわたって一体化できる。
〔考案の効果） 以上説明したように本考案によれば、ケースの内面側に
FPCが設置され、そのFPCの端子部が、ケースの内面側に
突出するコネクタハウジング部内に張り出しているタイ
プの電気接続箱において、コネクタハウジング部がFPC
の樹脂流通穴を通してケースと一体に射出成形され、こ
れによってFPCとケースが一体化されているため、FPCを
ケースに組み込む必要がなくなる。したがってFPCを用
いた電気接続箱の組立作業を簡素化できる利点がある。
FPCが設置され、そのFPCの端子部が、ケースの内面側に
突出するコネクタハウジング部内に張り出しているタイ
プの電気接続箱において、コネクタハウジング部がFPC
の樹脂流通穴を通してケースと一体に射出成形され、こ
れによってFPCとケースが一体化されているため、FPCを
ケースに組み込む必要がなくなる。したがってFPCを用
いた電気接続箱の組立作業を簡素化できる利点がある。
図−１は本考案に係る電気接続箱の要部を示す断面図、
図−２および図−３は同接続箱の斜視図および平面図、
図−４は同接続箱に使用したFPCの平面図、図−５およ
び図−６は従来の電気接続箱にコネクタを接続する前と
後の状態を示す断面図である。 11:ケース、12:コネクタ挿入口、13:コネクタハウジン
グ部、21:FPC、22:端子部、26:樹脂流通穴。
図−２および図−３は同接続箱の斜視図および平面図、
図−４は同接続箱に使用したFPCの平面図、図−５およ
び図−６は従来の電気接続箱にコネクタを接続する前と
後の状態を示す断面図である。 11:ケース、12:コネクタ挿入口、13:コネクタハウジン
グ部、21:FPC、22:端子部、26:樹脂流通穴。
Claims (1)
- 【請求項１】射出成形体よりなるケース（11）と、その
内面側に設置されたFPC（フレキシブルプリント回路基
板）（21）とを備え、上記ケース（11）には、コネクタ
挿入口（12）と、そのコネクタ挿入口（12）の縁からケ
ース（11）の内面側に突出するコネクタハウジング部
（13）が形成され、上記FPC（21）には上記ケース（1
1）のコネクタハウジング部（13）内に張り出す端子部
（22）が形成されている電線接続器において、上記FPC
（21）は上記コネクタハウジング部（13）に相当する部
分に樹脂流通穴（26）を有し、上記コネクタハウジング
部（13）はFPC（21）の樹脂流通穴（26）を通してケー
ス（11）と一体に射出形成されていることを特徴とする
電気接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119367U JPH0747933Y2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119367U JPH0747933Y2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241613U JPH0241613U (ja) | 1990-03-22 |
| JPH0747933Y2 true JPH0747933Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31364535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988119367U Expired - Lifetime JPH0747933Y2 (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747933Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5521508Y2 (ja) * | 1976-02-28 | 1980-05-23 | ||
| JPS58173891A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-12 | 株式会社日立製作所 | 電気機器用基板装置の製造方法 |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP1988119367U patent/JPH0747933Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0241613U (ja) | 1990-03-22 |
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