JPH0746862Y2 - 加圧液導管用自在管継手 - Google Patents

加圧液導管用自在管継手

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JPH0746862Y2
JPH0746862Y2 JP1991055925U JP5592591U JPH0746862Y2 JP H0746862 Y2 JPH0746862 Y2 JP H0746862Y2 JP 1991055925 U JP1991055925 U JP 1991055925U JP 5592591 U JP5592591 U JP 5592591U JP H0746862 Y2 JPH0746862 Y2 JP H0746862Y2
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賢一 麻場
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として、薬液散布装
置において、薬液圧送ホースと噴霧器との接続や、ホー
スリールとこれに薬液を供給するホースとを回転自在に
接続する場合などに使用する管継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】例えば、ホースリールは、ホースが巻装さ
れているドラムと一体回転する回転軸が、薬液導管を兼
ねており、ドラムに巻装されているホースの始端が、該
回転軸に連通するように接続されており、回転軸へは、
図3に示すような自在管継手を介して、薬液圧送ポンプ
に一端が接続するホースの他端を連結して、ホースに薬
液を送るようにして用いる。
【0003】このような従来の自在管継手は、加圧液導
管の一側に螺着する外管71内に、Oリングなどのシー
ル材72を介して、内管73が、気、液密に摺接してお
り、内管73に設けた突縁部74と、この突縁部74を
外包する外管71の端縁にリングネジ75を螺着するこ
とにより、外管内周面から中心方向に突出し、前記突縁
部74に若干の間隙をおいて対面する突壁部75aを設
け、この突壁部75aと突縁部74との間に、球体7
6,…を、転動自在に介装した構成を有する。75b
は、突壁部に設けた球体保持溝である。
【0004】このような従来の加圧液導管用自在管継手
は、薬液に侵されないことと加工のしやすさから、一般
に真鍮を用いて作られているが、真鍮は、耐摩耗性に乏
しく、したがって、球体や球体保持溝が摩耗によって変
形して、内外管の相互回転が妨げられたり、或いは、突
縁部74と球体保持溝75bとの間隔が、広がっていわ
ゆるがたが生じるなどの不具合があった。
【0005】
【考案の目的】本考案は、このような従来の加圧液導管
用自在管継手の欠点を解消し、長期にわたって、性能の
劣化がなく、しかも、製造は、従来よりもむしろ容易な
自在管継手を提供することを、目的とするものである。
【0006】
【考案の構成】本考案の要旨は、一端に、連結すべき一
方の加圧液導管への螺着部を有する外管と、一端に、連
結すべき他方の加圧液導管への螺着部を有し、前記外管
の内周面に、シール部材を介して摺接する内管とを有
し、該内管から外方に突出して設けた突縁部と、外管
の、前記突縁部付近を外包する外管の内側周面に、該突
縁部の一側の面に若干の間隙をおいて対面する突壁部を
形成し、該突壁部と前記突縁部間に耐摩耗性素材から成
るリングを介して、耐摩耗性素材から成る多数の球体を
収納したことを特徴とする加圧液導管用自在管継手にあ
る。以下一実施例について、図面を参照しながら、詳細
に説明する。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示すものであ
る。図1において、本願自在管継手は、接続すべき加圧
液導管40側に設けた接続用雌ネジ部と、気、液密に螺
合可能な螺着部2を有する外管1と、該外管1の内周面
に、シール部材としてのOリング3を介して摺接する内
管20とから成る。内管20の前記加圧液導管40と反
対側に、接続すべき、もう一方の加圧液導管50の端部
に設けられた接続用雄ネジ部に、気、液密に螺合する螺
着部21が刻設されている。これらの外管1及び内管2
0の素材は、いずれも切削加工の容易な真鍮が用いられ
ている。
【0008】内管20の、前記外管との重合部には、内
管外周面から突出する突縁部22が、設けられている。
この突縁部22を外包する外管の先端付近4は、中心軸
方向に屈曲することにより、前記突縁部22の一側の面
22aと、若干の間隔をおいて対面する突壁部5を形成
している。この突縁部22と突壁部5との間に、ステン
レススチール製のリング6,7を介して、ステンレスス
チール製の多数の転動球体9、…を介在せしめて成るも
のである。11,51は、シール部材である。
【0009】上記実施例では、耐摩耗性素材及び防錆素
材から成るリング及び球体として、ステンレススチール
製のリング及び球体を用いたが、これは、セラミックな
ど他の素材を用いてもよいことは勿論である。更に、外
管1は、突壁部4を有する管体1aと、この管体1aの
端部に螺着して一体化し、内周面にOリング3を保持す
ると共に、加圧液導管40との螺合部2を有する管体1
bとから構成され、また内管20も、外管1と重なり合
う小径部20aと、これに螺着して一体化している突縁
部22とから構成される例を示したが、これは、組み立
てを容易にするためのもので、内管、外管の構成は、こ
れに限られるものではない。又、リング6,7は、リン
グ状平板で構成された例を示したが、これは、図2に示
すように、リング16,17の対向面に、球体9の保持
溝16a,17aをプレス成型等の適宜な方法で形成し
たものであってもよい。
【0010】
【効果】従来の加圧液導管用自在管継手は、耐薬品性と
柔らかくて加工がしやすいことから、殆ど真鍮を用いて
作られているが、球体やこれを挟む突壁部や球体保持溝
が摩耗によって変形して、内外管の相互回転が妨げられ
たり、突縁部74と球体保持溝75aとの間隔が、広が
っていわゆるがたが生じるなどの不具合が生じ、製品寿
命を短くしていた。これに対して、本考案にかかる自在
管継手は、切削加工を施さざるを得ない非回動部位に
は、従来と全く同様に、加工の容易な真鍮などの銅合金
を使用し、球体が転動する部分のみについて、プレス加
工等によって簡単に製造できるステンレススチール製ワ
ッシャーなどの耐摩耗性リングにより構成しているの
で、従来の製造設備がそのまま使用でき、製造が極めて
容易な上に、回動部位における摩耗、変形が殆ど生じな
い。更に、従来のように、球体による突縁部や突壁部の
不規則な侵食を防止するため、球体保持溝によって、所
定の転動域を備える必要性は必ずしもなく、又、これを
設ける場合でも、従来の切削加工に比べて、プレス加工
等により、極めて容易に形成できるので、加工工程も少
なくてすむなど、製造コストを上げることなく、製品の
耐用年数を従来の2〜3倍に延長することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】本考案の他の実施例の要部を示す説明図であ
る。
【図3】従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 外管 3 Oリング 5, 突壁部 6,7、16,17 リング 9 球体 20 内管 2,21 螺着部 22 突縁部 40,50 加圧液導管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に、連結すべき一方の加圧液導管へ
    の螺着部を有する外管と、一端に、連結すべき他方の加
    圧液導管への螺着部を有し、且つ、前記外管の内周面
    に、シール部材を介して摺接する内管とを有し、該内管
    から外方に突出して設けた突縁部と、外管の、前記突縁
    部付近を外包する外管内周面に、該突縁部の一側の面に
    若干の間隙をおいて対面する突壁部とを形成し、該突壁
    部と前記突縁部間に耐摩耗性素材から成るリングを介し
    て、耐摩耗性素材から成る多数の球体を収納したことを
    特徴とする加圧液導管用自在管継手。
  2. 【請求項2】 内管及び外管が、銅合金で構成されてお
    り、リング及び球体が、ステンレススチールで構成され
    ている請求項1の加圧液導管用管継手。
JP1991055925U 1991-06-20 1991-06-20 加圧液導管用自在管継手 Expired - Fee Related JPH0746862Y2 (ja)

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