JPH074684B2 - 切込量調整可能な２重主軸構造 - Google Patents
切込量調整可能な２重主軸構造Info
- Publication number
- JPH074684B2 JPH074684B2 JP26839185A JP26839185A JPH074684B2 JP H074684 B2 JPH074684 B2 JP H074684B2 JP 26839185 A JP26839185 A JP 26839185A JP 26839185 A JP26839185 A JP 26839185A JP H074684 B2 JPH074684 B2 JP H074684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- tool
- gear
- spindle structure
- spindle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/50—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/54—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only
- B23Q1/5468—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only a single rotating pair followed parallelly by a single rotating pair
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/70—Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Turning (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えば工具径補正機能を有する工作機械の主軸
構造に係り、径方向の工具の切込量を調整して工具径補
正をする簡便な切込量調整可能な２重主軸構造に関する
ものである。
構造に係り、径方向の工具の切込量を調整して工具径補
正をする簡便な切込量調整可能な２重主軸構造に関する
ものである。
従来の技術 主軸に嵌入される工具の刃先を出入せしめて径方向の切
込量を変える手段としては従来よりツールスライダを有
する面板を用いたものや、偏心したツールホルダを用い
るものなどを採用されているが操作性が悪く、また自動
調整ができない欠点があった。この解決手段として、特
公昭49-16398号に開示する従来技術がある。これは外側
主軸に偏心して枢支される内側主軸を駆動源により駆動
し、差動歯車装置を介して外側主軸を内側主軸と同一速
度同一方向に回転させると共に、前記差動歯車装置に位
相調整装置を関連結合せしめて、外側および内側主軸と
の同軸位相を調整するようにしたものである。すなわち
差動歯車装置を主要素とした点に特徴があるものであ
る。本発明により前記欠点は解決されるが、構造が複雑
となり、部品点数も多く、従って高精度調整が難しい欠
点がある。
込量を変える手段としては従来よりツールスライダを有
する面板を用いたものや、偏心したツールホルダを用い
るものなどを採用されているが操作性が悪く、また自動
調整ができない欠点があった。この解決手段として、特
公昭49-16398号に開示する従来技術がある。これは外側
主軸に偏心して枢支される内側主軸を駆動源により駆動
し、差動歯車装置を介して外側主軸を内側主軸と同一速
度同一方向に回転させると共に、前記差動歯車装置に位
相調整装置を関連結合せしめて、外側および内側主軸と
の同軸位相を調整するようにしたものである。すなわち
差動歯車装置を主要素とした点に特徴があるものであ
る。本発明により前記欠点は解決されるが、構造が複雑
となり、部品点数も多く、従って高精度調整が難しい欠
点がある。
本発明が解決しようとする問題点 本発明は前記欠点等を解決するもので、構造簡単で、部
品点数が少なく、装置全体を高精度に、かつ安価に形成
し得る切込量調整可能な２重主軸構造を提供することに
ある。
品点数が少なく、装置全体を高精度に、かつ安価に形成
し得る切込量調整可能な２重主軸構造を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 本発明はこのために、外側主軸とこれに偏心して枢支さ
れる内側主軸にそれぞれ逆ねじれ角の歯車を固定し、該
歯車に同一軸線上に逆ねじれ角のギャを一体的に形成し
てなるヘリカルギャを噛合せしめると共に、該ヘリカル
ギャをその軸線方向に移動手段により移動せしめてなる
切込量調整可能な２重主軸構造をその手段としたもので
ある。
れる内側主軸にそれぞれ逆ねじれ角の歯車を固定し、該
歯車に同一軸線上に逆ねじれ角のギャを一体的に形成し
てなるヘリカルギャを噛合せしめると共に、該ヘリカル
ギャをその軸線方向に移動手段により移動せしめてなる
切込量調整可能な２重主軸構造をその手段としたもので
ある。
作用 ヘリカルギャをその軸線方向に所定量移動せしめ、外側
および内側主軸を逆方向に回転せしめて回転位相を変
え、工具嵌入穴位置を変化せしめて切込量を調整すべく
する。なおこの動作は主軸回転中であっても有効であ
る。
および内側主軸を逆方向に回転せしめて回転位相を変
え、工具嵌入穴位置を変化せしめて切込量を調整すべく
する。なおこの動作は主軸回転中であっても有効であ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面な基づき説明する。
第１図に示す如く、クイル１内には軸受2,3を介し外側
主軸４が枢支される。また外側主軸４内には内側主軸５
が偏心して枢支される。偏心量ｅは第２図に示す如く外
側主軸４の中心O1と内側主軸５の中心O2との距離により
表示される。内側主軸５の先端側には工具（図示せず）
の嵌入される穴６が形成される。なお穴６は内側主軸５
に対し偏心して形成される（偏心量をｅとする）。詳し
くには工具のシャンク部が穴６に嵌入され、工具の刃先
は主軸の半径方向を向いて配設される。外側主軸４およ
び内側主軸５には互に逆のねじれ角を有する歯車7,8が
固定され歯車８には内歯車11が噛合する。歯車７と内歯
車11との外径（ピッチ径）は同一に形成されるなお歯車
８と内歯車11とを使用したのは外側および内側主軸4,5
の偏心を打ち消し、これ等をスムースに回転させるため
である。
主軸４が枢支される。また外側主軸４内には内側主軸５
が偏心して枢支される。偏心量ｅは第２図に示す如く外
側主軸４の中心O1と内側主軸５の中心O2との距離により
表示される。内側主軸５の先端側には工具（図示せず）
の嵌入される穴６が形成される。なお穴６は内側主軸５
に対し偏心して形成される（偏心量をｅとする）。詳し
くには工具のシャンク部が穴６に嵌入され、工具の刃先
は主軸の半径方向を向いて配設される。外側主軸４およ
び内側主軸５には互に逆のねじれ角を有する歯車7,8が
固定され歯車８には内歯車11が噛合する。歯車７と内歯
車11との外径（ピッチ径）は同一に形成されるなお歯車
８と内歯車11とを使用したのは外側および内側主軸4,5
の偏心を打ち消し、これ等をスムースに回転させるため
である。
ヘリカルギャ９は同一軸線上に更に逆のねじれ角を有す
るギャ9a,9bを一体的に形成したものから形成され、ギ
ャ9a,9bはそれぞれ歯車7,内歯車11に噛合すべく配設さ
れる。ギャ9a,9bは前記の移動手段たるねじ軸10に回転
自在に支持されると共にねじ軸10の回転によりその軸線
方向に移動可能に形成される。ねじ軸10にはこれを駆動
するモータ12が連結される。また内歯車11（歯車７にて
も可）には主軸回転モータ13に連結する歯車14が噛合す
る。
るギャ9a,9bを一体的に形成したものから形成され、ギ
ャ9a,9bはそれぞれ歯車7,内歯車11に噛合すべく配設さ
れる。ギャ9a,9bは前記の移動手段たるねじ軸10に回転
自在に支持されると共にねじ軸10の回転によりその軸線
方向に移動可能に形成される。ねじ軸10にはこれを駆動
するモータ12が連結される。また内歯車11（歯車７にて
も可）には主軸回転モータ13に連結する歯車14が噛合す
る。
次に本実施例の作用を説明する。
モータ12を回転するとねじ軸10が回転し、ヘリカルギャ
９が軸線方向に移動する。これにより歯車７と内歯車11
とが互に逆方向に回転し外周および内周側主軸4,5の回
転位相を変化させる。従ってこの分だけ外側および内側
主軸の位相がずれる。
９が軸線方向に移動する。これにより歯車７と内歯車11
とが互に逆方向に回転し外周および内周側主軸4,5の回
転位相を変化させる。従ってこの分だけ外側および内側
主軸の位相がずれる。
一方内側主軸５の回転は主軸回転モータ13を作動すれば
よい。この場合内歯車11の回転に伴ってヘリカルギャ９
も回転し、歯車9aにより歯車７も廻されるが内側主軸５
は外側主軸４に枢支されているため問題ない。
よい。この場合内歯車11の回転に伴ってヘリカルギャ９
も回転し、歯車9aにより歯車７も廻されるが内側主軸５
は外側主軸４に枢支されているため問題ない。
また内側主軸５の回転中ひもモータ12を回転することに
より前記と同様の位相変化を与えることができる。
より前記と同様の位相変化を与えることができる。
第２図により工具刃先の切込量の調整を説明する。
前記の如く、外側主軸４と内側主軸５とは偏心量ｅだけ
偏心し、工具の穴６は同じく偏心量ｅだけ偏心する。従
って穴６は内側主軸５の中心O2を中心として半径ｅ（偏
心量）の円15上に位置される。今回転位相角をθとする
刃先の切込量ａは下式の如くなる。
偏心し、工具の穴６は同じく偏心量ｅだけ偏心する。従
って穴６は内側主軸５の中心O2を中心として半径ｅ（偏
心量）の円15上に位置される。今回転位相角をθとする
刃先の切込量ａは下式の如くなる。
ａ＝ｅ（１−cosθ） よって所定の切込量ａを得るためには上式と満足する角
度θだけ回転位相を調整すればよい。
度θだけ回転位相を調整すればよい。
本実施例では外側主軸４と内側主軸５との偏心量ｅと工
具の穴６の偏心量ｅを同一値としたがこれに限定するも
のでない。
具の穴６の偏心量ｅを同一値としたがこれに限定するも
のでない。
本実施例は一体的構造のヘルカルギャ９を用いた簡単な
もので、部品点数も少なく安価に実施されると共に、各
構成要素は高精度に加工、組立でき、全体の精度を向上
することができる。
もので、部品点数も少なく安価に実施されると共に、各
構成要素は高精度に加工、組立でき、全体の精度を向上
することができる。
発明の効果 以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば、構
造簡単で、安価に実施でき装置の精度を向上し得る効果
が上げられる。
造簡単で、安価に実施でき装置の精度を向上し得る効果
が上げられる。
第１図は本発明一実施例の全体構成図、第２図は工具の
切込量を説明するための説明図である。 １……クイル、2,3……軸受、４……外側主軸、５……
内側主軸、６……穴、7,8,14……歯車、９……ヘリカル
ギャ、9a,9b……ギャ、10……ねじ軸、11……内歯車、1
2……モータ、13……主軸回転モータ、15……円。
切込量を説明するための説明図である。 １……クイル、2,3……軸受、４……外側主軸、５……
内側主軸、６……穴、7,8,14……歯車、９……ヘリカル
ギャ、9a,9b……ギャ、10……ねじ軸、11……内歯車、1
2……モータ、13……主軸回転モータ、15……円。
Claims (1)
- 【請求項１】クイルに枢支される外側主軸と、該外側主
軸内に偏心して枢支され工具の嵌入される偏心穴を穿設
してなる内側主軸とから構成され、前記外側および内側
主軸の回転位相を調整して前記工具の径方向の切込量を
調整すべく形成される２重主軸構造において、前記外側
および内側主軸に固定され、互に逆ねじれ角に形成され
る歯車に同時噛合すべく同一軸線上に逆ねじれ角のギャ
を一体的に形成してなるヘリカルギャを設けると共に、
該ヘリカルギャをその軸線に沿って移動する移動手段を
設けることを特徴とする切込量調整可能な２重主軸構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26839185A JPH074684B2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 切込量調整可能な２重主軸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26839185A JPH074684B2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 切込量調整可能な２重主軸構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62130146A JPS62130146A (ja) | 1987-06-12 |
| JPH074684B2 true JPH074684B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17457820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26839185A Expired - Lifetime JPH074684B2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 | 切込量調整可能な２重主軸構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074684B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170209946A1 (en) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | The Boeing Company | Orbital drilling system and associated methods and apparatuses |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112009004909T5 (de) * | 2009-06-10 | 2012-06-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerische Steuervorrichtung und numerisch gesteuertes Bearbeitungssystem |
| JP5981826B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-08-31 | コマツＮｔｃ株式会社 | 工具径可変型主軸装置 |
-
1985
- 1985-11-30 JP JP26839185A patent/JPH074684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170209946A1 (en) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | The Boeing Company | Orbital drilling system and associated methods and apparatuses |
| US9770769B2 (en) * | 2016-01-22 | 2017-09-26 | The Boeing Company | Orbital drilling system and associated methods and apparatuses |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62130146A (ja) | 1987-06-12 |
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