JPH0746143A - 並列直列変換回路の動作制御方式及び直列並列変換回路の動作制御方式 - Google Patents

並列直列変換回路の動作制御方式及び直列並列変換回路の動作制御方式

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JPH0746143A
JPH0746143A JP18824893A JP18824893A JPH0746143A JP H0746143 A JPH0746143 A JP H0746143A JP 18824893 A JP18824893 A JP 18824893A JP 18824893 A JP18824893 A JP 18824893A JP H0746143 A JPH0746143 A JP H0746143A
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JP
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parallel
serial
conversion circuit
circuit
phase
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Application number
JP18824893A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kubo
和夫 久保
Eiji Nagatake
栄二 長竹
Yuji Ando
雄二 安藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一位相に動作を制御する並列直列変換回路
および直列並列変換回路が増えても、回路規模の増加を
抑制でき、また、タイミング設計および高速動作が容易
な並列直列変換回路および直列並列変換回路の動作制御
方式を得る。 【構成】 第1のn:1並列直列変換回路1から出力さ
れるリセット信号S41を第2のn:1並列直列変換回
路1に接続し、第2のn:1並列直列変換回路1から出
力されるリセット信号S42を第3のn:1並列直列変
換回路1に接続し、以下同様に、第(m−1)のn:1
並列直列変換回路1から出力されるリセット信号S4m
−1を第mのn:1並列直列変換回路1に接続するよう
構成し、それぞれ、下位のn:1並列直列変換回路1を
リセットするので、全てのn:1並列直列変換回路1か
らの直列信号は同一位相で出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は並列直列変換回路およ
び直列並列変換回路に関し、特に、高速で動作する並列
直列変換回路または直列並列変換回路を複数個組み合わ
せる際の動作制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は例えば文献(宮川他:“超高速
多重化回路モジュールの検討”、1991電子情報通信
学会秋季大会論文集、B−660)に示された従来の並
列直列変換回路の動作制御方式を示す構成図である。図
において、1はnビットの並列データS21をクロック
パルスS1に基づいて直列データS31に変換する第1
のn:1並列直列列変換手段と、nビットの並列データ
S22をクロックパルスS1に基づいて直列データS3
2に変換する第2のn:1並列直列変換手段であり、2
はクロックパルスS1に基づいてリセット信号S40を
生成するリセット信号生成手段である。3はこのリセッ
ト信号生成手段2で生成されたリセット信号S40を第
1のn:1並列直列変換手段1および第2のn:1並列
直列変換手段1にそれぞれリセット信号S41,S42
として分配する分配手段である。
【0003】また、図18は上記第1のn:1並列直列
変換手段1および第2のn:1並列直列変換手段1を示
す構成図である。図において、101はクロックパルス
S1によりnビットを計数し、リセット信号S4m(m
=1,2)により動作位相が制御される分周カウンタ回
路、102はnビットの並列データS2mをnビット周
期で保持するラッチ回路、103はラッチ回路に保持さ
れたnビットの信号を分周カウンタ回路のアドレス値に
より順次選択して直列データS3mを出力するセレクタ
回路である。
【0004】次に動作について、図19に示すタイミン
グチャートを用いて説明する。ここでは、説明の簡単の
ためにn=4としている。
【0005】まず、初期状態として、第1のn:1並列
直列変換手段1内の分周カウンタ回路101のアドレス
値が並列データS21の変化点に対して“3”から動作
しているとする。分周カウンタ回路101はクロックパ
ルスS1に基づきカウントを開始し、分周カウンタアド
レス値が“2”となると、ラッチ回路102が並列デー
タS21を保持してセレクタ回路103へ送出する。セ
レクタ回路103は、分周カウンタのアドレス値“3”
に対してデータ“a1”を、“4”に対してデータ“a
2”を“1”に対してデータ“a3”を“2”に対して
データ“a4”を順次直列データS31として出力す
る。
【0006】同様に、初期状態として、第2のn:1並
列直列変換手段1内の分周カウンタ回路101のアドレ
ス値が並列データS22の変化点に対して“2”から動
作しているとすると、直列データS32のデータ“b
1”の位置は直列データS31のデータ“a1”の位置
に対して3ビット分ずれて出力されることになる。
【0007】そこで、リセット信号生成手段2により生
成されたリセット信号S40は分配手段3によりリセッ
ト信号S41、リセット信号S42としてそれぞれ第1
および第2のn:1並列直列変換手段1へ送出され、そ
れぞれの分周カウンタ101のアドレス値が等しくなる
ように制御する。これにより直列データS31のデータ
“a9”と直列データS32のデータ“b9”からは同
一の位相で出力されるようになる。
【0008】また、図20は前記文献に示された従来の
直列並列変換回路の動作制御方式を示す構成図である。
図において、4は直列データS31をクロックパルスS
1に基づいてnビットの並列データS21に変換する第
1の1:n直列並列変換手段と、直列データS32をク
ロックパルスS1に基づいてnビットの並列データS2
2に変換する第2の1:n直列並列変換手段であり、2
はリセット信号生成手段、3は分配手段であり、前記従
来例と同様である。
【0009】図21は上記第1の1:n直列並列変換手
段4および第2の1:n直列並列変換手段4を示す構成
図である。図において、101は分周カウンタ回路、1
02はラッチ回路であり、前記従来例と同様な構成であ
り、104は直列データS3mをクロックパルスS1に
基づいて順次シフトしてnビットのデータを出力するシ
フトレジスタ回路である。
【0010】次に動作について、図22に示すタイミン
グチャートを用いて説明する。ここでは、前記従来例と
同様にn=4としている。
【0011】まず、初期状態として、第1の1:n直列
並列変換手段4内の分周カウンタ回路101のアドレス
値が直列データS31のデータ“a1”に対して“3”
から動作しているとする。シフトレジスタ回路104は
クロックパルスS1に基づき直列データS31を順次シ
フトしていき、また、分周カウンタ回路101はクロッ
クパルスS1に基づきカウントを開始し、分周カウンタ
アドレス値が“4”となると、ラッチ回路102がシフ
トレジスタ回路104からのデータを一斉に保持し、並
列データS21として出力する。
【0012】同様に、初期状態として、第2の1:n直
列並列変換手段4内の分周カウンタ回路101のアドレ
ス値が直列データS32の“b1”に対して“2”から
動作しているとすると、並列データS22は並列データ
S21の並列展開位相とは異なる位相で出力される。
【0013】そこで、リセット信号生成手段2により生
成されたリセット信号S40は分配手段3によりリセッ
ト信号S41、リセット信号S42としてそれぞれ第1
および第2の1:n直列並列変換手段4へ送出され、そ
れぞれの分周カウンタ101のアドレス値が等しくなる
ように制御する。これにより、並列データS21の並列
展開位相と並列データS22の並列展開位相は同一の位
相となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の並列直列変換回
路および直列並列変換回路の動作制御方式は以上のよう
に構成されているので、同一位相に動作を制御する並列
直列変換回路および直列並列変換回路が増加すると分配
手段の回路規模が増大し、また、分配する複数のリセッ
ト信号の遅延差を小さくすることが困難になるため、タ
イミング設計が困難となり、ひいては、高速動作が困難
になるという問題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、同一位相に動作を制御する並列直
列変換回路および直列並列変換回路が増えても、回路規
模の増加を抑制でき、また、タイミング設計および高速
動作が容易な並列直列変換回路および直列並列変換回路
の動作制御方式を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る並列直列
変換回路の動作制御方式は、複数個並列に配置したn:
1並列直列変換回路内の分周カウンタからリセット信号
を出力させ、それぞれ、下位のn:1並列直列変換回路
内の分周カウンタをリセットする。すなわち、第1の並
列直列変換回路と、少なくとも第2並列直列変換回路と
を備え、並列直列変換回路からリセット信号を出力し、
下位の並列直列変換回路をリセットすることで、複数の
並列直列変換回路を同一の位相で動作させることを特徴
とする。
【0017】また、第1の並列直列変換回路内に、並列
データの位相と並列直列変換回路の動作位相との位相差
を検出して所定の禁止位相範囲内である場合、前期動作
位相を推移させる位相比較回路を設けることで、複数の
並列直列変換回路を同一の位相で安定に動作させること
を特徴とする。
【0018】また、この発明に係る直列並列変換回路の
制御動作方式は、複数個並列に配置した1:n直列並列
変換回路の分周カウンタからリセット信号を出力させ、
それぞれ、下位の1:n直列並列変換回路内の分周カウ
ンタをリセットする。すなわち、第1の直列並列変換回
路と、少なくとも第2の直列並列変換回路とを備え、直
列並列変換回路からリセット信号を出力し、下位の直列
並列変換回路をリセットすることで、複数の直列並列変
換回路を同一の位相で動作させることを特徴とする。
【0019】また、第1の直列並列変回路内に、並列デ
ータが所定の並列展開順序で出力されるよう制御する位
相制御回路を設け、第1の直列並列変換回路にのみ位相
制御をかけることで、複数の直列並列変換回路を同一の
位相で、かつ、所定の並列展開順序で並列データが出力
されるよう動作させることを特徴とする。
【0020】
【作用】この発明においては、複数個のn:1並列直列
変換回路がそれぞれリセット信号を出力し、下位のn:
1並列直列変換回路をリセットするので、全てのn:1
並列直列変換回路からの直列信号は同一位相で出力され
る。
【0021】また、複数個の1:n直列並列変換回路が
それぞれリセット信号を出力し、下位の1:n直列並列
変換回路をリセットするので、全ての直列並列変換回路
からの並列データは同一位相で出力される。
【0022】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図を用
いて説明する。図1は、本発明による並列直列変換回路
の動作制御方式の実施例1を示す構成図である。図にお
いて、1は第1〜第m(mは整数)のn:1並列直列変
換手段であり、図17の同一符号を付したものとは同等
な構成であるが、第1のn:1並列直列変換手段からの
リセット信号S41は第2のn:1並列直列変換手段に
接続され、第2のn:1並列直列変換手段からのリセッ
ト信号S42は第3のn:1並列直列変換手段に接続さ
れ、以下同様に、第(m−1)のn:1並列直列変換手
段からのリセット信号S4m−1は第mのn:1並列直
列変換手段に接続されている。
【0023】また、図2は上記第1〜第m(mは整数)
のn:1並列直列変換手段1を示す構成図である。図に
おいて、101は分周カウンタ回路、102はラッチ回
路、103はセレクタ回路であり、図18の同一符号を
付したものとは同様な構成であるが、分周カウンタ回路
101にはリセット信号S4m−1が入力され、リセッ
ト信号S4mが出力されている。
【0024】次に動作について、図3に示すタイミング
チャートを用いて説明する。ここでは、従来例との比較
のためにn=4、m=2としている。
【0025】まず、初期状態として、第1のn:1並列
直列変換手段1内の分周カウンタ回路101のアドレス
値が並列データS21の変化点に対して“1”から動作
しているとする。また、分周カウンタ回路101はクロ
ックパルスS1に基づきカウントを開始し、分周カウン
タアドレス値が“2”となると、ラッチ回路102が並
列データS21を保持してセレクタ回路103へ送出す
るものとする。セレクタ回路103は、分周カウンタア
ドレス値“3”に対してデータ“a1”を、“4”に対
してデータ“a2”を、“1”に対してデータ“a3”
を、“2”に対してデータ“a4”を順次直列データS
31として出力する。
【0026】同様に、初期状態として、第2のn:1並
列直列変換手段1内の分周カウンタ回路101のアドレ
ス値が並列データS22の変化点に対して“2”から動
作しているとすると、直列データS32のデータ“b
1”の位置は直列データS31のデータ“a1”の位置
に対して1ビット分ずれて出力されることになる。
【0027】ここで、第1のn:1並列直列変換手段1
からのリセット信号S41は第1の分周カウンタアドレ
ス値が“4”の位置で第2のn:1並列直列変換手段1
内の分周カウンタ101をリセットするので、第2の分
周カウンタアドレス値は第1の分周カウンタアドレス値
の位相と等しくなる。従って、直列データS31のデー
タ“a3”と直列データS32のデータ“b3”からは
同一の位相で出力されるようになる。
【0028】また、リセット信号S42もリセット信号
S41と同一の位相となるので、例えば、m=3として
第3のn:1並列直列変換手段1の動作制御を行う場合
には、リセット信号S42により第3のn:1並列直列
変換手段1内の分周カウンタ101をリセットすること
で、第1〜第3のn:1並列直列変換手段1全てを容易
に同一位相で動作させる事ができる。
【0029】図4は図2に示した分周カウンタ101の
n=4の場合を示す詳細回路例である。図において、1
001〜1004はフリップフロップ、1005は4入
力ノア、1006はインバータであり、4ビットのリン
グカウンタを構成している。これによると、リセット信
号S4mはフリップフロップ1004の出力をインバー
タ1006を介して取り出すだけでよい。また、リセッ
トをかけるには、4入力ノア1005にリセット信号S
4m−1を入力するだけでよいので、これらの機能によ
る回路規模の増加分はきわめて小さい。
【0030】実施例2.図5は、本発明による直列並列
変換回路の動作制御方式の実施例2を示す構成図であ
る。図において、4は第1〜第m(mは整数)の1:n
直列並列変換手段であり、図17の同一符号を付したも
のとは同等な構成であるが、第1の1:n直列並列変換
手段からのリセット信号S41は第2の1:n直列並列
変換手段に接続され、第2の1:n直列並列変換手段か
らのリセット信号S42は第3の1:n直列並列変換手
段に接続され、以下同様に、第(m−1)の1:n直列
並列変換手段からのリセット信号S4m−1は第mの
1:n直列並列変換手段に接続されている。
【0031】また、図6は上記第1〜第m(mは整数)
の1:n直列並列変換手段4を示す構成図である。図に
おいて、101は分周カウンタ回路、102はラッチ回
路、104はシフトレジスタ回路であり、図18の同一
符号を付したものとは同様な構成であるが、分周カウン
タ回路101にはリセット信号S4m−1が入力され、
リセット信号S4mが出力されている。
【0032】次に動作について、図7に示すタイミング
チャートを用いて説明する。ここでは、従来例との比較
のためにn=4、m=2としている。
【0033】まず、初期状態として、第1の1:n直列
並列変換手段4内の分周カウンタ回路101のアドレス
値が直列データS31のデータ“a1”に対して“1”
から動作しているとする。シフトレジスタ回路104は
クロックパルスS1に基づき直列データS31を順次シ
フトしていき、また、分周カウンタ回路101はクロッ
クパルスS1に基づきカウントを開始し、分周カウンタ
アドレス値が“4”となると、ラッチ回路102がシフ
トレジスタ回路104からのデータを一斉に保持し、並
列データS21として出力する。
【0034】同様に、初期状態として、第2の1:n直
列並列変換手段4内の分周カウンタ回路101のアドレ
ス値が直列データS32の“b1”に対して“2”から
動作しているとすると、並列データS22は並列データ
S21の並列展開位相とは異なる位相で出力される。
【0035】ここで、第1の1:n直列並列変換手段4
からのリセット信号S41は第1の分周カウンタアドレ
ス値が“4”の位置で第2の1:n直列並列変換手段4
内の分周カウンタ101をリセットするので、第2の分
周カウンタアドレス値は第1の分周カウンタアドレスの
位相と等しくなる。従って、並列データS21の並列展
開位相と並列データS22の並列展開位相は同一の位相
となる。
【0036】また、リセット信号S42もリセット信号
S41と同一の位相となるので、例えば、m=3として
第3の1:n直列並列変換手段4の動作制御を行う場合
には、リセット信号S42により第3の1:n直列並列
変換手段4内の分周カウンタ101をリセットすること
で、第1〜第3の1:n直列並列変換手段4全てを容易
に同一位相で動作させることができる。
【0037】実施例3.図8は、本発明による並列直列
変換回路の動作制御方式の実施例3を示す構成図であ
る。図において、1は第1〜第m(mは整数)のn:1
並列直列変換手段であり、第1のn:1並列直列変換手
段1には分周クロックS5が入力されている。
【0038】また、図9は、上記第1のn:1並列直列
変換手段1を示す構成図であり、105は分周クロック
パルスS5と分周カウンタ回路101との位相を比較す
る位相比較回路である。
【0039】次に動作について、図10に示すタイミン
グチャートを用いて説明する。まず、初期状態として、
第1のn:1並列直列変換手段1内の分周カウンタ回路
101のアドレス値が並列データS21の変化点に対し
て“3”から動作しているとする。分周カウンタ回路1
01はクロックパルスS1に基づきカウントを開始し、
分周カウンタアドレス値が“2”となると、ラッチ回路
102が並列データS21を保持してセレクタ回路10
3へ送出する。セレクタ回路103は、分周カウンタア
ドレス値“3”に対してデータ“a1”を、“4”に対
してデータ“a2”を、“1”に対してデータ“a3”
を、“2”に対してデータ“a4”を順次直列データS
31として出力する。
【0040】ここで、ラッチ回路102の並列データS
21を保持するタイミングが並列データS21の変化点
近傍であると、ラッチ回路102が誤動作する場合があ
る。これを防ぐため、位相比較回路105は並列データ
S21の変化点に同期した分周クロックパルスS5と第
1の分周カウンタアドレス値との位相を比較し、その位
相差が所定の禁止位相範囲内である場合、分周カウンタ
101の位相を所定ビット(図10においては2ビッ
ト)推移させる。この結果、第1のn:1並列直列変換
回路1の安定な動作が可能となる。また、リセット信号
S41の位相も推移するので、これによりリセットされ
る第2のn:1並列直列変換回路1の動作位相も推移
し、第1のn:1並列直列変換回路1と同一位相で安定
な動作が可能となる。
【0041】図11は図9に示した位相比較回路105
と分周カウンタ101のn=4の場合を示す詳細回路図
ある。分周カウンタ101は4ビットのリングカウンタ
を構成している。分周カウンタ101は、4入力ノア1
005にリセット信号S4m−1を入力し、4ビットの
リングカウンタを用いて、リセット信号S4mをインバ
ータ1006を介して出力する。この動作は、図4に示
した分周カウンタ101と同様のものである。一方、位
相比較回路105は4ビットのリングカウンタの第2ビ
ット目と第3ビット目の間において分周クロックパルス
S5との同期をとる。位相比較回路105はフリップフ
ロップ1002からの出力をフリップフロップ1008
とTフリップフロップ1009に入力する。また、フリ
ップフロップ1008は、分周クロックパルスS5を入
力する。2入力ナンド1010は、フリップフロップ1
008とTフリップフロップ1009からの信号に基づ
き、分周カウンタ101の第2ビット目のフリップフロ
ップ1002からの信号の位相を推移させる同期信号を
出力する。2入力アンド1007は、位相比較回路10
5からの同期信号に基づき、フリップフロップ1002
からの信号をフリップフロップ1003へ伝える。この
ようにして、位相比較回路105は、分周クロックパル
スS5の変化するタイミングに合わせて分周カウンタア
ドレス値の位相を推移させる。この例においては、分周
カウンタ101の位相を2ビット目に推移させる場合に
ついて説明した。また、このように分周カウンタ101
の位相を2ビット目に推移させることにより、同時にリ
セット信号S4mの位相も推移する。
【0042】実施例4.図12は、本発明による直列並
列変換回路の動作制御方式の実施例4を示す構成図であ
る。図において、4は第1〜第m(mは整数)の1:n
直列並列変換手段であり、第1の1:n直列並列変換手
段4には位相制御信号S6が入力されている。
【0043】図13は、図12に示した直列並列変換回
路をディジタル信号伝送の受信部におけるフレーム同期
回路に適用した場合の構成図であり、例えば、特願平4
−60062号に示されたものである。図において、5
は1:k直列並列変換手段、6は図12に示したように
第1〜第mの1:n直列並列変換手段から構成される
1:n直列並列変換手段群、7はパターン検出手段、8
はフレーム同期判定手段、10は信号並べ替え手段、9
はパターン検出手段7で検出されたフレーム同期パター
ン検出結果S9から位相制御信号S6、セレクト信号S
10を生成して1:n直列並列変換手段群6、信号並べ
替え手段10をそれぞれ制御するシフト制御手段であ
る。
【0044】次に図13の動作について説明する。今、
1:k直列並列変換手段5では高速直列データS7の
1:2直列並列変換(k=2)を行っており、1:n直
列並列変換手段群6では直列データS31〜S3mのそ
れぞれ1:4直列並列変換(n=4)を行っているもの
とする。
【0045】まず、1:k直列並列変換手段5では、受
信された高速直列データS7が高速クロックパルスS8
とクロックパルスS1により2並列に展開され、2本の
直列データS31〜S32はクロックパルスS1ととも
に1:n直列並列変換手段群6へ出力される。
【0046】次に、1:n直列並列変換手段群6では、
1:k直列並列変換手段5からの2本の直列データS3
1〜S32をそれぞれ4並列に展開し、並列データS2
1〜S22を信号並べ替え手段4へ出力する。
【0047】この並列データS21〜S22はパターン
検出手段7にも取り込まれ、予め定められたフレーム同
期パターンの検出が行われる。このパターン検出手段7
によるフレーム同期パターン検出結果S9はフレーム同
期判定手段8、シフト制御手段9に送られ、フレーム同
期判定手段8では、このパターン検出手段7のフレーム
同期パターン検出位置と内蔵するフレームカウンタのタ
イミングをとって、周知の前方保護および後方保護を行
う。
【0048】ここで、フレーム同期復帰時に前記並列デ
ータS21〜S22が所定の順序で並列展開されていな
い場合、それを検知したシフト制御手段9は、所定の順
序に対する並列展開位相ずれ量に対応した1:n直列並
列変換手段群6への位相制御信号S6および信号並べ替
え手段10へのセレクト信号S10を生成する。信号並
べ替え手段10では、1:k直列並列変換手段5による
並列展開順序の位相ずれをセレクト信号S10に従い補
正する。位相制御信号S6は1:n直列並列変換手段群
6での並列展開順序の位相ずれを補正するが、ここで
は、位相制御信号S6は、1ビットの並列展開順序の位
相ずれ量に対して1ビット幅のパルス、2ビットの並列
展開順序の位相ずれ量に対して2ビット幅のパルス、n
−1ビットの並列展開順序の位相ずれ量に対してn−1
ビット幅のパルスとして生成される場合について、以
下、図12により構成される1:n直列並列変換手段群
6の動作を図14、図15を用いて説明する。
【0049】図14は上記第1の1:n直列並列変換手
段4を示す構成図であり、106は入力された位相制御
信号S6に従い分周カウンタ回路101の動作位相を制
御する位相制御回路である。
【0050】次に動作について、図15に示すタイミン
グチャートを用いて説明する。初期状態として、第1お
よび第2の1:n直列並列変換回路4は同一位相で動作
しているものの、並列データS21および並列データS
22が所定の並列展開順序でない場合がある。ここで
は、所定の並列展開順序に対して1ビットずれている場
合を示している。これを補正するため、位相制御信号S
6に並列データ1ビット幅のパルスが入力されると、第
1の1:n直列並列変換回路4内の位相制御回路106
は、第1の分周カウンタアドレス値の位相を1ビットシ
フトさせる。これにより、並列データS21は所定の並
列展開順序となる。一方、リセット信号S41の位相も
1ビットシフトするので、これによりリセットされる第
2の1:n直列並列変換回路4の位相もシフトし、並列
データS21と同一の位相で並列データS22も所定の
並列展開順序となる。
【0051】図16は図14に示した位相制御回路10
6と分周カウンタ回路101のn=4の場合を示す詳細
回路例である。位相制御回路106は、フリップフロッ
プ1011により構成されている。フリップフロップ1
011は、位相制御信号S6のビット幅に応じてリセッ
ト信号を分周カウンタ回路101に出力する。リセット
信号は、分周カウンタ回路101のフリップフロップ1
003に入力され、フリップフロップ1003をリセッ
トする。こうして、位相制御回路106は分周カウンタ
アドレス値の位相をシフトさせる。また、同様にリセッ
ト信号S4mの位相もシフトする。
【0052】なお、上記実施例では、分周カウンタの位
相を“1”だけ減少させて並列データの展開順序を並べ
替える場合について説明したが、“2”あるいは“3”
等、他の値としても、さらには、分周比を増加させるよ
うにしてもよく、いずれの場合にも上記実施例と同様の
効果を奏する。
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0054】n:1並列直列変換回路内の分周カウンタ
からリセット信号を出力させ、下位の、n:1並列直列
変換回路内の分周カウンタをリセットする構成としたの
で、同一位相に動作を制御するn:1並列直列変換回路
が増えても、動作制御を行う回路規模の増加を抑制で
き、また、タイミング設計および高速動作が容易とな
る。
【0055】また、1:n直列並列変換回路内の分周カ
ウンタからリセット信号を出力させ、下位の、1:n直
列並列変換回路内の分周カウンタをリセットする構成と
したので、同一位相に動作を制御する1:n直列並列変
換回路が増えても、同様に、動作制御を行う回路規模の
増加を抑制でき、また、タイミング設計および高速動作
が容易となる。
【0056】第1のn:1並列直列変換回路内に並列デ
ータの変化点と同期した分周クロックと分周カウンタア
ドレスとの位相を比較し、その差が所定の禁止位相範囲
内の場合に分周カウンタの位相を推移させる位相比較回
路を設けることで、全てのn:1並列直列変換回路が安
定に同一位相で動作させることができる。
【0057】第1の1:n直列並列変換回路内に分周カ
ウンタの動作位相を制御する位相制御回路を設け、出力
される並列データが所定の並列展開順序となるように、
第1の1:n直列並列変換回路のみ制御することで、全
ての1:n直列並列変換回路から出力される並列データ
を同一位相で所定の並列展開順序とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1におけるn:1並列直列変
換手段を示す構成図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を説明するタイミン
グ図である。
【図4】この発明の実施例1における分周カウンタ回路
の詳細回路図である。
【図5】この発明の実施例2を示す構成図である。
【図6】この発明の実施例2における1:n直列並列変
換手段を示す構成図である。
【図7】この発明の実施例2の動作を説明するタイミン
グ図である。
【図8】この発明の実施例3を示す構成図である。
【図9】この発明の実施例3におけるn:1並列直列変
換手段を示す構成図である。
【図10】この発明の実施例3の動作を説明するタイミ
ング図である。
【図11】この発明の実施例3の位相比較回路と分周カ
ウンタ回路の詳細回路図である。
【図12】この発明の実施例4を示す構成図である。
【図13】この発明の実施例4における直列並列変換回
路を用いたフレーム同期回路を示す構成図である。
【図14】この発明の実施例4における1:n直列並列
変換手段を示す構成図である。
【図15】この発明の実施例4の動作を説明するタイミ
ング図である。
【図16】この発明の実施例4の位相制御回路と分周カ
ウンタ回路の詳細回路図である。
【図17】従来の並列直列変換回路の動作制御方式を示
す構成図である。
【図18】従来のn:1並列直列変換手段を示す構成図
である。
【図19】従来の並列直列変換回路の動作制御方式を説
明するタイミング図である。
【図20】従来の直列並列変換回路の動作制御方式を示
す構成図である。
【図21】従来の1:n直列並列変換手段を示す構成図
である。
【図22】従来の直列並列変換回路の動作制御方式を説
明するタイミング図である。
【符号の説明】
1 n:1並列直列変換手段 4 1:n直列並列変換手段 101 分周カウンタ回路 105 位相比較回路 106 位相制御回路 S21〜S2m 並列データ S31〜S3m 直列データ S41〜S4m リセット信号 S5 分周クロックパルス S6 位相制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、第1と第2の並列直列変換
    回路を備え、上記第1の並列直列変換回路は、第2の並
    列直列変換回路をリセットするリセット信号を出力し、
    上記第2の並列直列変換回路は、上記第1の並列直列変
    換回路からのリセット信号に基づいてリセット処理を行
    うことを特徴とする並列直列変換回路の動作制御方式。
  2. 【請求項2】 上記並列直列変換回路の動作制御方式
    は、さらに、第3の並列直列変換回路を備え、上記第2
    の並列直列変換回路は、第1の並列直列変換回路からの
    リセット信号に基づいて上記第3の並列直列変換回路を
    リセットするリセット信号を出力し、上記第3の並列直
    列変換回路は、上記第2の並列直列変換回路からのリセ
    ット信号に基づいてリセット処理を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の並列直列変換回路の動作制御方式。
  3. 【請求項3】 上記第1の並列直列変換回路は、並列直
    列変換する並列データの位相と並列直列変換動作の位相
    との位相差を検出し、その位相差に基づいて、並列直列
    変換動作の位相を推移させる位相比較回路を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の並列直列変換回路の動作制
    御方式。
  4. 【請求項4】 少なくとも、第1と第2の直列並列変換
    回路を備え、上記第1の直列並列変換回路は、第2の直
    列並列変換回路をリセットするリセット信号を出力し、
    上記第2の直列並列変換回路は、第1の直列並列変換回
    路からのリセット信号に基づいてリセット処理を行うこ
    とを特徴とする直列並列変換回路の動作制御方式。
  5. 【請求項5】 上記直列並列変換回路の動作制御方式
    は、さらに、第3の直列並列変換回路を備え、上記第2
    の直列並列変換回路は、第1の直列並列変換回路からの
    リセット信号に基づいて上記第3の直列並列変換回路を
    リセットするリセット信号を出力し、上記第3の直列並
    列変換回路は、上記第2の直列並列変換回路からのリセ
    ット処理に基づいてリセット処理を行うことを特徴とす
    る請求項4記載の直列並列変換回路の動作制御方式。
  6. 【請求項6】 上記第1の直列並列変換回路は、直列並
    列変換動作の位相を推移させる位相制御回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の直列並列変換回路の動作
    制御方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041978A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2012257047A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Fujitsu Ltd パラレルシリアル変換回路、情報処理装置及び情報処理システム

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