JPH0746080Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0746080Y2
JPH0746080Y2 JP1989055450U JP5545089U JPH0746080Y2 JP H0746080 Y2 JPH0746080 Y2 JP H0746080Y2 JP 1989055450 U JP1989055450 U JP 1989055450U JP 5545089 U JP5545089 U JP 5545089U JP H0746080 Y2 JPH0746080 Y2 JP H0746080Y2
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定男 磯部
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、所定電圧の直流電源を供給する電源回路に関
する。
[従来技術] 第2図に示すように、所定電圧の直流電源を供給する第
一のレギュレータ回路6の出力端子に、第二のレギュレ
ータ回路8の入力端子及び2相以上のバイファイラ巻き
されたコイルなどより成る誘導負荷回路を接続して成る
電源回路において、 例えば、該誘導負荷回路としてモータ10を接続し、該モ
ータ10の回転軸を回転すると、 これらレギュレータ回路6、8の入力端子に電源供給を
しないにもかかわらず、該モータ10の回転により発電さ
れる起電力が該第二のレギュレータ回路8の入力端子へ
供給され、その出力端子に直流電源が供給される。
もし、ダイオード20およびツェナーダイオード21が接続
されていない場合には、該第二のレギュレータ回路8の
出力端子に、例えば発光ダイオード19などの負荷が接続
されている場合には、電源スイッチ2を切っているにも
かかわらず、モータ10の回転により該発光ダイオード19
が点灯し、操作者に対し、機器が誤動作したかのような
錯覚を与えてしまうことがある。
これを防止するため、従来は、第一のレギュレータ回路
6とモータ10のコイル12、13との間に、該モータ10より
発生する起電力を遮断するためのダイオード20を直列に
接続し、また該コイル12、13及びその制御回路11と並列
に逆起電力の電流還流用ツェナーダイオード21を設ける
などの対策を施していた。
[考案が解決しようとする問題点] 前記電源回路は、モータのコイルより発生する起電力が
第二のレギュレータ回路の入力端子へ入力するのを遮断
する機能をダイオードで行い、また該コイルより発生す
る逆起電力による電流の循環機能をツェナーダイオード
で行うため、回路の部品点数が多く、且つ回路構成が複
雑になる欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、所定電圧の直流電源を供給する第一のレギュ
レータ回路の出力端子に、第二のレギュレータ回路の入
力端子と、2相以上のバイファイラ巻きされたコイルな
どより成る誘導負荷回路とを接続し、ツェナーダイオー
ドを介して該誘導負荷より発生する逆起電力を帰還させ
る帰還回路を構成する電源回路において、該ツェナーダ
イオードは、アノード側が第一のレギュレータ回路の出
力端子に接続され、またカソード側が該誘導負荷回路に
接続されることにより該帰還回路を構成すると共に、ツ
ェナー電圧を該誘導負荷回路より発生する逆起電力電圧
よりも小さく、且つ該誘導負荷回路により発電される起
電力電圧よりも大きな値に設定し、該誘導負荷回路より
発生する逆起電力を帰還させると共に、該誘導負荷回路
により発電される起電力を遮断する電源回路とすること
により前記の欠点を解消し、回路の部品点数が少なく且
つ回路構成が簡単な電源回路を提供することを目的とし
たものである。
[作用] 本考案の電源回路によれば、一つのツェナーダイオード
で、モータのコイルより発生する起電力が第二のレギュ
レータ回路の入力端子へ入力するのを遮断する機能、及
び該コイルより発生する逆起電力による電流の循環機能
を二つの機能を行うため、 該ツェナーダイオードのツェナー電圧を、前記起電力電
圧と前記逆起電力電圧との中間に設定し、 該ツェナー電圧より低電圧の該起電力による電流は、該
ツェナーダイオードで遮断し、該ツェナー電圧より高電
圧の逆起電力による電流は、該ツェナーダイオードを通
過させて循環を行う。
[考案の実施例] 以下、本考案を一実施例に基づき詳細に説明を行う。以
下、共通部分は第2図の参照符号を共用する。
第1図は本考案の電源回路の一例を示したものである。
該図において、商用電源1は、電源スイッチ2を介して
トランス3の一次側に接続され、その二次側は整流器4
の入力端子に接続される。該整流器4の出力端子は、平
滑コンデンサ5及び電圧24Vの直流電源を供給する第一
のレギュレータ回路6の入力端子に接続されている。
該第一のレギュレータ回路6の出力端子は、平滑コンデ
ンサ7及び電圧5Vの直流電源を供給する第二のレギュレ
ータ回路8の入力端子に接続され、更にツェナーダイオ
ード9を介してモータ10とその制御回路11に接続されて
いる。
該モータ10のコイル12及びコイル13は、バイファイラ巻
きされ、それらの一端は互いに結線されてツェナーダイ
オード9のカソードに接続されている。
該コイル12の他端は、駆動制御用トランジスタ14のコレ
クタ及び電流循環用ダイオード15のカソードに接続さ
れ、該コイル13の他端は、駆動制御用トランジスタ16の
コレクタ及び電流循環用ダイオード17のカソードに接続
されている。更に、該駆動制御用トランジスタ14及び16
のエミッター及び電流循環用ダイオード15及び17のアノ
ードは前記レギュレータ回路の0V電位に接続され、該駆
動制御用トランジスタ14及び16のベースに制御信号を入
力することにより、モータ10の駆動制御が行われる。
一方、前記第二のレギュレータ回路8の出力端子には、
平滑コンデンサ18及び表示用の発光ダイオード19が接続
されている。
前記電源回路は、電源スイッチ2がOFFの場合、第一の
レギュレータ回路6及び第二のレギュレータ回路8の出
力端子には電源は供給されないが、 モータの回転軸(図示せず)に、外部より回転力が加わ
った場合には、該モータのコイル12及び13の両端部に、
数十Vの誘導起電力が発生する。
該誘導起電力による電流が、第二のレギュレータ回路8
の入力端子へ流れると、その出力端子に直流電圧が供給
され、発光ダイオード19が点灯するため、操作者に対し
て機器が誤動作したかのような錯覚を与えてしまう。
従って、該誘導起電力により第二のレギュレータ回路8
の入力端子へ流れ込む電流は、ツェナーダイオード9の
ツェナー電圧を該起電力電圧以上に設定すれば遮断する
ことが可能である。
一方、電源スイッチ2がONの場合、第一のレギュレータ
回路6及び第二のレギュレータ回路8の出力端子には、
それぞれ電圧24Vと電圧5Vの直流電圧が供給され、駆動
回路11によりモータ10が回転し、表示用の発光ダイオー
ド19が点灯する。
該モータ10の回転により、そのコイル12もしくは13の両
端には逆起電力が発生する。
該逆起電力の電圧は、前記起電力電圧よりはるかに高圧
で、数百ボルトにも達するため、ツェナーダイオード9
及び循環用ダイオード15もしくは17を通過し、平滑用コ
ンデンサ7に充電される。
従って、駆動制御用トランジスタ14及び16のコレクタに
は高電圧が印加されることもなく、これらが破損する恐
れもない。
以上、本考案を一実施例に基づき説明したが、本考案の
レギュレータ回路はドロッパー型あるいはチョッパー型
などいずれでも良く、また出力電圧なども限定されるも
のではない。
更に、誘導負荷は、バイファイラ巻きされたコイルより
構成されていれば必ずしもモータに限定されるものでは
ない。
[考案の効果] 以上、詳述したごとく、本考案によれば一つのツェナー
ダイオードで、モータのコイルなどの誘導負荷より発生
する起電力が第二のレギュレータ回路の入力端子へ入力
するのを遮断する機能、及び該コイルより発生する逆起
電力による電流の循環機能の二つの機能を行うため、 回路の部品点数が少なく、且つ回路構成が簡単な電源回
路を提供できるなどの効果がある。
更に、出力端子からの電圧供給がない時、誘導負荷より
発生する起電力により、第2のレギュレータ回路に接続
された表示負荷の誤点灯等の誤動作を防止することがで
きるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示した電源回路図、第2
図は、従来の電源回路図を示したものである。 6:第一のレギュレータ回路 8:第二のレギュレータ回路 9:ツェナーダイオード 10:モータ 11:制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定電圧の直流電源を供給する第一のレギ
    ュレータ回路の出力端子に、第二のレギュレータ回路の
    入力端子と、2相以上のバイファイラ巻きされたコイル
    などより成り電流循環用ダイオードを配して電源への帰
    還路を構成してなる誘導負荷回路と、を接続した電源回
    路において、 前記第一のレギュレータ回路の出力端子と前記第二のレ
    ギュレータ回路の入力端子との接続部にツェナーダイオ
    ードのアノードを接続し、前記誘導負荷回路に該ツェナ
    ーダイオードのカソードを接続すると共に、 該ツェナーダイオードのツェナー電圧は、該誘導負荷回
    路より発生する逆起電力電圧よりも小さく、また該誘導
    負荷回路により発電される起電力電圧よりも大きな値に
    設定され、 該誘導負荷回路より発生する逆起電力を、該ツェナーダ
    イオードを介して電源側に帰還させると共に、該誘導負
    荷回路により発電される起電力を遮断することを特徴と
    した電源回路。
JP1989055450U 1989-05-15 1989-05-15 電源回路 Expired - Fee Related JPH0746080Y2 (ja)

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JPH02145418U JPH02145418U (ja) 1990-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02123996A (ja) * 1988-11-01 1990-05-11 Olympus Optical Co Ltd ステッピングモータの駆動回路

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