JPH0745208B2 - 円筒状タイヤ構成部材の成形方法および装置 - Google Patents

円筒状タイヤ構成部材の成形方法および装置

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JPH0745208B2
JPH0745208B2 JP61079863A JP7986386A JPH0745208B2 JP H0745208 B2 JPH0745208 B2 JP H0745208B2 JP 61079863 A JP61079863 A JP 61079863A JP 7986386 A JP7986386 A JP 7986386A JP H0745208 B2 JPH0745208 B2 JP H0745208B2
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strip
forming drum
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claw
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山本  誠
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、成形ドラムに帯状材料を巻き付けて円筒状
のタイヤ構成部材を成形する方法および装置に関する。
従来の技術 タイヤ業界においては、ラジアルタイヤは、例えばタイ
ヤ成形ドラムに貼り付けられた円筒状のカーカスに、予
め別の成形ドラムで円筒状に成形されたベルト、トレッ
ドバンドを嵌合した後、カーカスをトロイダル状に変形
し両者を貼り合わせて製造している。このようなトレッ
ドバンドは、一般に帯状のトレッドゴムを成形ドラムに
巻き付けて成形しているが、帯状のトレッドゴムはその
幅方向両側端部の肉厚が薄いため、該両側端部が長手方
向に収縮してショートサイドと呼ばれる現象が生じ、こ
れによりトレッドゴムの始、終端の突き合わせが確実に
行なわれないという問題点がある。
従来、このようなショートサイドを修正しながら円筒状
のタイヤ構成部材を成形する方法および装置としては、
例えば特開昭58−42445号公報あるいは特開昭60−79938
号公報に記載されているようなものが知られている。
ここで、前者のものは、ゴムシートの両側端部を挟持す
ることができるチャック機構と、該チャック機構を成形
ドラムに向かって移動させるエアシリンダと、ゴムシー
トの後部を保持し前記チャック機構と協働してゴムシー
トの両側端部を若干引き伸ばす制動機構と、ゴムシート
の始端部を成形ドラムに押圧して接着させる押圧機構
と、を備えている。そして、チャック機構によりゴムシ
ート始端部の両側端部挟持した後、該チャック機構をエ
アシリンダにより成形ドラムに向かって移動させるが、
このとき、前記チャック機構が移動を開始してから所定
距離移動するまでの間、制動機構がゴムシートの後部を
保持し、ゴムシートの両側端部を若干引き伸ばしてショ
ートサイドを修正するようにしている。その後、チャッ
ク機構がゴムシートの始端を成形ドラム上の所定位置ま
で移送すると、押圧機構がゴムシートの始端を成形ドラ
ムに押圧して接着させ、次に、チャック機構をゴムシー
トから退避させた後、ゴムシートを供給しながら成形ド
ラムを回転し円筒状のタイヤ構成材料を成形するのであ
る。
一方、後者のものは、ドラムの軸線に垂直な平面内を移
動することができるサイドフレームに取り付けられ、ね
じ軸の回転により互いに接近離隔する第2クランパの上
爪と、前記サイドフレームに下爪と対をなすようにして
取り付けられ、対応する下爪に対してシリンダの作動に
より接近離隔して該下爪とともにゴム様部材の両側端部
をそれぞれ挟持することができる第2クランパの一対の
上爪と、前記第2クランパ(下、上爪)を前記平面内で
後方に向かって直線的に移動させるシリンダと、前記第
2クランパの上爪間に位置するようサイドフレームに取
り付けられ、シリンダの作動によりゴム様部材の厚さ方
向に移動することができる圧着、押圧プレートと、を備
えている。そして、ゴム様部材を前方に向かって移送し
押圧用ローラによって該ゴム様部材の始端部をドラムに
押圧貼付した後、ゴム様部材をセンタリングしながら回
転中のドラムに供給して該ドラムの周囲に巻き付け、次
に、圧着、押圧プレートによりゴム様部材の後端部でそ
の幅方向中央部をドラム圧着した後、第2クランパの
上、下爪によってゴム様部材の終端部でその両側端部を
挟持し、次に、第2クランパをゴム様部材の始端に接近
させることによりゴム様部材の終端部でその両側端部を
長手方向に引き伸ばしながら該ゴム様部材の始端と終端
の両側端部同士を圧着接合させ、円筒状のタイヤ構成材
料を成形するようにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前者のような方法および装置にあって
は、制動機構でゴムシートの後部を保持しながら、ゴム
シート始端部の両側端部を挟持しているチャック機構を
移動させ、これによりゴムシートの両側端部を若干引き
伸ばすようにしているため、ゴムシートの幅方向中央部
も同時に多少引き伸ばされ、この結果、突き合わせ接合
部に接合不良が生じてしまうという問題点がある。ま
た、このものは、ゴムシートの始端を成形ドラムに押圧
接着させた後、ゴムシートの両側端部を引き伸ばした状
態に拘束することなくチャック機構をゴムシートから退
避させているため、引き伸ばされたゴムシートの両側端
部が弾性変形して再び部分的に収縮し、この結果、突き
合わせ接合部に接合不良が生じてしまうという問題点も
ある。
一方、後者のような方法および装置にあっては、ゴム様
部材の終端部の両側端部を引き伸ばした状態で始端の両
側端部に直接圧着接合した後、第2クランパの上爪を下
爪から離隔させるとともに下爪をゴム様部材とドラムと
の間から抜き出しゴム様部材を挟持から解放するが、こ
のようにゴム様部材の終端部を上、下爪の挟持から解放
したとき、ゴム様部材の終端部はその始端にのみ突合せ
接合されドラムには圧着されていない。ここで、ゴム様
部材の両側端部は肉厚が徐々に薄くなっているため、前
述の突合せ時に簡単に変形して圧着力を大きくすること
ができず、しかも、その接合面積は狭いものとなり、こ
の結果、両側端部同士の接合強度は低く、挟持の解放後
にこれら両側端部同士の接合が外れることがある。そし
て、このように接合が外れた場合には、ゴム様部材の後
端部でその両側端部が弾性変形により収縮し突合せ接合
部に接合不良が生じてしまうという問題点がある。
問題点を解決するための手段 このような問題点は、第1に、帯状材料の始端部を保持
しながら前方に向かって移送して成形ドラムに圧着した
後、前記帯状材料をセンタリングしながら回転中の成形
ドラムに供給して該成形ドラムの周囲に巻き付け、次
に、ハンドの圧着部材により帯状材料の終端部でその幅
方向中央部を成形ドラムに圧着した後、前記ハンドの
上、下爪により帯状材料の終端部でその幅方向両側端部
を上下から挟持し、次に、帯状材料を挟持している上、
下爪を前端側が下側となるよう揺動させることにより、
帯状材料の終端部でその幅方向両側端部を長手方向に引
き伸ばした後、ハンドの上、下爪を成形ドラムに接近さ
せ、下爪より前後方向長さが大きな上爪の前端側エッジ
によって帯状材料の終端部でその幅方向両側端部を成形
ドラムに押し付け圧着し、次に、下爪を帯状材料と成形
ドラムとの間から引き抜いた後、上爪より帯状材料の終
端隅部を成形ドラムに押し付け圧着して帯状材料の始、
終端を突き合わせ接合するようにした円筒状タイヤ構成
部材の成形方法により、第2に、帯状材料の始端部を保
持しながら前方に向かって移送した後、ハンドの圧着部
材により該帯状材料の始端部でその幅方向中央部を成形
ドラムに圧着し、次に、前記ハンドの上、下爪により該
帯状材料の始端部でその幅方向両側端部を上下から挟持
した後、帯状材料を挟持している上、下爪を後端側が下
側となるよう揺動させることにより、帯状材料の始端部
でその幅方向両側端部を長手方向に引き伸ばし、次に、
ハンドの上、下爪を成形ドラムに接近させ、下爪より前
後方向長さが大きな上爪の後端側エッジによって帯状材
料の始端部でその幅方向両側端部を成形ドラムに押し付
け圧着した後、下爪を帯状材料と成形ドラムとの間から
引き抜き、次に、上爪により帯状材料の始端隅部を成形
ドラムに押し付け圧着した後、帯状材料をセンタリング
しながら回転中の成形ドラムに供給して該成形ドラムの
周囲に巻き付け、帯状材料の始、終端を突き合わせ接合
するようにした円筒状タイヤ構成部材の成形方法によ
り、第3に、成形ドラムの軸線に垂直な平面内を少なく
とも移動することができるハンド本体に取り付けられ成
形ドラムの軸線に沿って互いに接近離隔することができ
る一対の下爪と、前記ハンド本体に下爪と対をなすよう
にして取り付けられ、対応する下爪に対して相対的に接
近離隔可能で、対応する下爪とともに帯状材料の幅方向
両側部をそれぞれ挟持することができる一対の上爪と、
前記対をなす下、上爪を前記平面内で一体的に揺動させ
る揺動手段と、前記一対の上爪間に位置するようハンド
本体に取り付けられ帯状材料の厚さ方向に移動可能な圧
着部材と、を備え、帯状材料を前方に向かって移送して
成形ドラムの周囲に巻き付け、該帯状材料の始、終端を
突き合わせ接合するに際し、前記圧着部材によって帯状
材料の長手方向端部でその幅方向中央部を成形ドラムに
圧着した後、上、下爪により該帯状材料の長手方向端部
で幅方向両側端部を上下から挟持し、次に、帯状材料を
挟持している上、下爪を揺動手段によって揺動させるこ
とにより、該帯状材料の幅方向両側端部を長手方向に引
き伸ばすようにした円筒状タイヤ構成部材の成形装置で
あって、前記上爪の前後方向長さを対応する下爪の前後
方向長さより大きくし、前記帯状材料の引き伸ばし後、
これら上、下爪をハンド本体とともに前記平面内を成形
ドラムに向かって接近移動させることにより、上爪の前
後方向端エッジによって帯状材料の幅方向両側端部を成
形ドラムに押し付け圧着し、次に、下爪を帯状材料と成
形ドラムとの間から引き抜いた後、上爪により帯状材料
の隅部を成形ドラムに押し付け圧着するようにした円筒
状タイヤ構成部材の成形装置により解決することができ
る。
作用 まず、帯状材料の始端部を保持しながら前方に向かって
移送して成形ドラムに圧着した後、前記帯状材料をセン
タリングしながら回転中の成形ドラムに供給して該帯状
材料を成形ドラムの周囲に巻き付ける。そして、帯状材
料が所定長さだけ成形ドラムに巻き付けられると、ハン
ドの圧着部材を帯状材料の厚さ方向に移動させて帯状材
料の終端部でその幅方向中央部を成形ドラムに押し付け
圧着させる。次に、対応する上爪と下爪とを互いに接近
させ、これら対応する下、上爪により帯状材料の終端部
でその両側端部をそれぞれ挟持する。次に、揺動手段に
より下、上爪を前端側が下側となるよう一体的に揺動さ
せ、前記帯状材料の終端部でその両側端部を長手方向に
引き伸ばしショートサイドを修正する。次に、下、上爪
を一体的に成形ドラムに接近させるが、このとき、下、
上爪は前述のように揺動した状態であり、しかも、上爪
の前後方向長さは下爪の前後方向長さより大きいので、
上爪の前端側エッジによって帯状材料の終端部でその両
側端部は成形ドラムに強力に押し付けられ確実に圧着さ
れる。その後、下爪を互いに離隔させて該下爪を帯状材
料と成形ドラムとの間から引き抜く。次に、前記引き伸
ばされた帯状材料の終端隅部を上爪によって上方から押
し付けながら成形ドラムに圧着すると、帯状材料の始、
終端は突き合わせ接合されせて円筒状のタイヤ構成部材
が成形される。ここで、前述のようにショートサイドの
修正時に帯状材料の幅方向中央部を成形ドラムに圧着す
ることで拘束しているので、帯状材料の両側端部のみを
引き伸ばすことができる。また、これら帯状材料の両側
端部の圧着は成形ドラムに対してであり、しかも、これ
ら両側端部の圧着は、下爪が引き抜かれる以前の、下、
上爪の挟持によって収縮が阻止されているときに上爪の
前端側エッジにより行われるため、帯状材料の終端部で
その両側端部は確実に引き伸ばされた状態で成形ドラム
に強固に圧着され、帯状材料の始端部でその両側端部に
確実に接合される。なお、第2の発明のように、帯状材
料の始端部でその両側端部を巻き付けに先立って引き伸
ばしてもショートサイドを修正できる。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は床面2上に設置されたローラコン
ベアからなる送り出し機構であり、この送り出し機構1
は帯状材料3、例えば定長裁断されたトレッドゴムを前
方に向かって送り出す。なお、前記送り出し機構1はベ
ルトコンベアでもよく、要するに、帯状材料3が引き取
られたとき円滑に帯状材料3を送り出すか、または引き
取り速度と同速度で同期走行し帯状材料3を強制的に供
給できればよい。また、前記帯状材料3は連続したもの
であってもよいが、この場合には所定長さだけ送り出し
た時点でカッターにより切断すればよい。送り出し機構
1の前方にはロボット5が設置され、このロボット5
は、垂直なポスト6と、このポスト6に昇降可能に支持
されたボディ7と、このボディ7に前後方向に移動可能
に支持されたアーム8と、を有し、アーム8の先端には
前記帯状材料3を取り扱うハンド9が取り付けられてい
る。前記送り出し機構1とロボット5との間には回転量
および回転速度が制御可能な成形ドラム11が設置され、
この成形ドラム11の回転軸線は左右方向に延びるととも
に水平である。前述のことから、前記ハンド9は成形ド
ラム11の回転軸線に垂直な平面内を二次元的に移動する
ことができることになる。なお、前記ロボット5に左右
方向の移動機能または旋回機能を付加してハンド9を三
次元的に移動させるようにしてもよい。前記ハンド9は
第2、3図に詳示するように、左右方向に延びる水平な
ハンド本体を有し、このハンド本体14の両端には補助プ
レート15がそれぞれ固定されている。また、ハンド本体
14の中央部には垂直な一対の中央プレート16が固定さ
れ、各中央プレート16に設けられた軸受17と各補助プレ
ート15に設けられた軸受18とには、成形ドラム11の軸線
方向に沿って、即ち左右方向に延び互いに逆ねじが形成
された一対のねじ軸19の両端がそれぞれ回転可能に支持
されている。各ねじ軸19に螺合しているねじブロック20
にはガイドブロック21が固定され、このガイドブロック
21はハンド本体14の下面に取り付けられねじ軸19と平行
な一対のレール22にそれぞれ摺動可能に係合している。
23はハンド本体14の両端部にそれぞれ固定されたモータ
であり、これらモータ23の出力軸24の先端にはプーリ25
が固定され、これらプーリ25と前記各ねじ軸19に固定さ
れたプーリ26との間にはタイミングベルト27が掛け渡さ
れている。そして、前記モータ23が作動することによ
り、ねじブロック20同士は互いに接近離隔しながら等距
離だけ移動する。前述したねじ軸19、ねじブロック20、
ガイドブロック21、レール22、モータ23、プーリ25、2
6、タイミングベルト27は全体として接離手段28を構成
し、これらの接離手段28は後述する右方の上、下爪と左
方の上、下爪とを互いに接近離隔させる。前記ねじブロ
ック20にそれぞれ固定された可動体29内には減速機31が
収納され、各減速機31の入力軸32に固定されたプーリ30
は図示していないモータに接続されている。各減速機31
の出力軸33は可動体29に軸受34、35を介して回転可能に
支持され、これら出力軸33にはキー36を介して歯車37が
それぞれ固定されている。前記減速機31より下方の可動
体29にはねじ軸19とほぼ平行なシリンダ41が軸受42を介
してそれぞれ回転可能に支持され、各シリンダ41のロッ
ド側には歯車体43が固定されている。各歯車体43は歯車
37に対向する外周に約1/3周に亘って歯車37に噛み合う
歯が形成されている。各シリンダ41のピストンロッド44
の先端には下爪45が固定され、これら下爪45は帯状材料
3の幅方向一側端部3cの下面および幅方向他側端部3dの
下面にそれぞれ係合することができる。そして、各下爪
45は、シリンダ41のピストンロッド44が突出したり引っ
込んだりすることにより、成形ドラム11の軸線に沿って
移動し互いに接近離隔する。前述したシリンダ41、ピス
トンロッド44は全体として下爪45同士を互いに帯状材料
3の幅方向に接近離隔させる移動手段46を構成する。48
は各シリンダ41のロッド側に固定された揺動ブロックで
あり、各揺動ブロック48には垂直なシリンダ49が固定さ
れている。各シリンダ49のピストンロッド50の先端には
ピン51を介して下爪45と対をなす上爪52が回動可能に連
結され、これら上爪52はシリンダ49の作動により対応す
る下爪45に対して接近離隔し、対応する下爪45とともに
帯状材料3の幅方向一側端部3cおよび幅方向他側端部3d
をそれぞれ挟持する。そして、これら上爪52の前後方向
長さ(幅)は前記下爪45の前後方向長さ(幅)より広
い。なお、53はピストンロッド50に固定され、上爪52の
回転止めを行なうストッパーである。前述したシリンダ
49、ストッパー53は全体として上爪52を対応する下爪45
に対して接近離隔させこれら爪を開閉する開閉手段54を
構成する。また、前記図示していないモータ、減速機3
1、歯車37、歯車体43、揺動ブロック48は全体として対
をなす上、下爪52、45を成形ドラム11の回転軸線に垂直
な平面内でシリンダ41の軸線を中心として前端側が下側
となるよう一体的に揺動させる揺動手段56を構成する。
前記中央プレート16間のハンド本体14に固定されたブラ
ケット61にはピン62を介してシリンダ63のヘッド側が回
動可能に連結され、このシリンダ63のピストンロッド64
の先端にはピン65を介して圧着部材66が回動可能に連結
されている。この圧着部材66内にはパイプ67を介して真
空源に接続された通路68が形成され、この通路68には圧
着部材66の下面に開口する多数の吸引開口69が連通して
いる。この結果、前記圧着部材66は上爪52間に位置する
とともに、帯状材料3の幅方向中央部3eを表面側から吸
着保持することができる。また、この圧着部材66はシリ
ンダ63のピストンロッド64を突出したとき帯状材料3の
厚さ方向に移動し、帯状材料3の中央部3eを成形ドラム
11に圧着することができる。前記一対の中央プレート16
を連結する連結プレート71にはピストンロッド73を有す
るピンシリンダ72が固定され、また、両端が前記シリン
ダ63および中央プレート16に係止されたスプリング74は
該シリンダ63を前記ピンシリンダ72に向かって付勢す
る。そして、このピンシリンダ72のピストンロッド73が
突出すると、シリンダ63はスプリング74に対抗してピン
62を中心として送り出し機構1側に揺動する。前述した
シリンダ63、ピンシリンダ72、スプリング74は全体とし
て圧着部材66を成形ドラム11に向かって移動させ、帯状
材料3の中央部3eを成形ドラム11に圧着させる押圧手段
75を構成する。78は前記シリンダ63の下端に固定された
ブラケットであり、このブラケット78の圧着部材66より
ロボット5側の前端には帯状材料3の始端3aを検出する
始端センサ79が取り付けられ、また、このブラケット78
の圧着部材66より送り出し機構1側の後端には帯状材料
3の終端3bを検出する終端センサ80が取り付けられてい
る。そして、これら始端センサ79および終端センサ80は
帯状材料3の幅方向中央において検出を行なっている。
前記揺動ブロック48にはブラケット82を介して軸83がそ
れぞれ固定され、各軸83には軸受84を介してセンタリン
グローラ85が回転可能に支持されている。これらセンタ
リングローラ85は帯状材料3の一側端部3cおよび他側端
部3dの側端面にころがり接触し、帯状材料3を搬送中に
センタリングする。前述したブラケット82、軸83、軸受
84、センタリングローラ85は全体として帯状材料3をセ
ンタリングするセンタリング手段86を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、帯状材料3が送り出し機構1上をその始端3aが成
形ドラム11近傍の所定位置に到達するまで搬送される。
次に、ロボット5が作動してハンド9が帯状材料3の始
端3aに向かって接近し、始端センサ79が始端3aを検出し
たときその移動が停止する。このとき、ねじブロック20
同士は最も離隔し、下爪45先端間の間隔は前記帯状材料
3の幅よりも広く、また上爪52および圧着部材66は上昇
している。次に、上爪52と下爪45との間に帯状材料3が
位置するまでハンド9が下降した後、モータ23が作動し
てねじ軸19が回転される。これにより、ねじブロック2
0、下爪45、上爪52が一体となって互いに接近し、下爪4
5が帯状材料3の下方に所定量だけ潜り込む。次に、下
爪45が帯状材料3の下面に当接するまでハンド9が上昇
した後、シリンダ49のピストンロッド50が突出し上爪52
が下降する。この結果、帯状材料3の始端部でその一側
端部3cおよび他側端部3dが、対をなす下爪45および上爪
52によりそれぞれ挟持される。次に、シリンダ63のピス
トンロッド64が突出して圧着部材66が帯状材料3の中央
部上面に当接するとともに、吸引開口69の吸引力により
帯状材料3の中央部が圧着部材66に吸着保持される。こ
の保持状態のままハンド9を成形ドラム11の頂点近傍の
所定位置まで移動させ、帯状材料3の始端3aを前方に向
かって成形ドラム11まで移送する。このとき、帯状材料
3は送り出し機構1から引き出される。なお、前記送り
出し機構1がベルトコンベアの場合には、ハンド9の移
動速度と等速でベルトコンベアが駆動走行される。次
に、下爪45が成形ドラム11の頂点の極く近くに位置する
までハンド9が下降した後、シリンダ63のピストンロッ
ド64がさらに突出し、帯状材料3の始端部でその中央部
3eが成形ドラム11に押し付けられて圧着される。なお、
このとき、帯状材料3の両側端部も成形ドラム11に圧着
させてもよいが、帯状材料3の断面形状が第2図に示す
ような台形であるため、現時点では必要ではない。次
に、この圧着部材66が帯状材料3を成形ドラム11に押し
付けた状態において、シリンダ49のピストンロッド50を
引っ込ませ上爪52を上昇させるとともに、シリンダ41の
ピストンロッド44を引っ込ませ下爪45同士を互いに離隔
させて該下爪45と帯状材料3との接触面積を減少させ
る。次に、帯状材料3を圧着部材66の吸着保持から解放
した後、シリンダ63のピストンロッド64を引っ込ませ圧
着部材66を上昇させる。次に、成形ドラム11と送り出し
機構1との間の巻き付け時に帯状材料3に悪影響を及ぼ
さない所定位置までハンド9を移動させる。次に、成形
ドラム11を回転させると、送り出し機構1上の帯状材料
3は下爪45により両側端部が下方から支持されながら引
き取られ、成形ドラム11の周囲に巻き付けられる。この
とき、帯状材料3の両側端面にはセンタリングローラ85
がそれぞれ挟持した状態で転がり接触しているので、該
帯状材料3はセンタリングされながら回転中の成形ドラ
ム11に供給される。そして、成形ドラム11に帯状材料3
が所定長さだけ巻き取られると、成形ドラム11の回転が
停止する。次に、ハンド9が送り出し機構1側に移動す
るが、終端センサ80が帯状材料3の終端3bを検知したと
きその移動は停止する。次に、シリンダ41のピストンロ
ッド44を突出し、下爪45をそれぞれ帯状材料3の両側端
部3c、3dの下方に深く潜り込ませ、後述する帯状材料3
の全体的な引き伸ばし圧縮の準備をする。次に、ハンド
9を上昇させ帯状材料3の終端部を下爪45により持ち上
げる。次に、シリンダ49のピストンロッド50が突出し、
上爪52が下降して対応する下爪45に接近する。この結
果、これら下爪45と上爪52との間に帯状材料の3の一側
端部3cおよび他側端部3dがそれぞれ挟持される。次に、
シリンダ63のピストンロッド64が突出して圧着部材66が
帯状材料3に当接するとともに、この圧着部材66により
帯状材料3の中央部3eが吸着保持される。次に、この状
態で成形ドラム11を回転させ、残余の帯状材料3を成形
ドラム11の周囲に巻き付ける。このとき、ハンド9は帯
状材料3の終端部を保持しながら成形ドラム11の頂点に
向かって移動するが、帯状材料3が短かい場合には帯状
材料3が引張り加減となるようハンド9の移動速度を成
形ドラム11の周速度より僅かに遅くし、一方、帯状材料
3が長い場合には帯状材料3が圧縮加減となるようハン
ド9の移動速度を成形ドラム11の周速度より僅かに速く
し、帯状材料3の始端3aと終端3bとが正確に突き合うよ
うにする。そして、成形ドラム11が1回転して停止する
と、ハンド9はその下爪45が成形ドラム11の極く近くに
到達するまで下降する。次に、シリンダ63のピストンロ
ッド64がさらに突出して圧着部材66が帯状材料3の厚さ
方向に移動されると、帯状材料3の終端部でその中央部
3eは前記圧着部材66により成形ドラム11に押し付けられ
て圧着される。次に、圧着部材66の帯状材料3に対する
吸着が停止した後、シリンダ63のピストンロッド64が引
っ込み圧着部材66が上昇する。次に、ピンシリンダ72の
ピストンロッド73が突出し、シリンダ63が送り出し機構
1側にピン62を中心として揺動する。そして、この揺動
は圧着部材66が帯状材料3の接合部、即ち始端3a、終端
3bの直上に到達したとき停止する。次に、シリンダ63が
作動し、圧着部材66が下降して前記帯状材料3の接合部
を圧着した後上昇復帰する。次に、シリンダ49のピスト
ンロッド50が引っ込んで上爪52が上昇した後、モータ23
が作動して下爪45、上爪52が一体となって互いに離隔す
るとともに、ハンド9は送り出し機構1に向かって移動
する。そして、下爪45が帯状材料3の終端3b側の両側端
部、即ち隅部のみに接触するようになると、前記離隔移
動は停止する。次に、シリンダ49のピストンロッド50が
突出して上爪52が下降し、下爪45と上爪52とにより帯状
材料3の終端部でその両側端部、即ち隅部が挟持され
る。このとき、シリンダ63のピストンロッド64が引っ込
み圧着部材66が上昇する。次に、図示していないモータ
を駆動して歯車37を回転させ、下爪45および上爪52を一
体的にシリンダ41の軸線を中心として前端側が下側とな
るよう、例えば35度から45度程度揺動させる。この結
果、帯状材料3の終端3b側の両側端部のみが長手方向に
引き伸ばされ、ショートサイドが修正される。このよう
にショートサイドの修正時に帯状材料3の幅方向中央部
3eを成形ドラム11に圧着することで拘束しているので、
帯状材料3の両側端部のみを引き伸ばすことができる。
この際の引き伸ばし量が帯状材料3の種類によって予め
決定されている適正引き伸ばし量と異なる場合には、ハ
ンド9を前方または後方に必要量だけ移動させて前記引
き伸ばし量を調整するとよい。また、前記揺動時、下爪
45が成形ドラム11の表面に接触する場合には、揺動させ
ながらハンド9を上昇させればよい。次に、下、上爪4
5、52をハンド9と一体的に成形ドラム11に接近、即ち
下降させるが、このとき、下、上爪45、52は前述のよう
に揺動した状態にあり、しかも、上爪52の前後方向長さ
は下爪45の前後方向長さより大きいため、上爪52の下端
となった前端側エッジ(ロボット5側エッジ)によって
帯状材料3の終端部でその両側端部が成形ドラム11に押
し付けられて圧着される。この状態で、シリンダ41のピ
ストンロッド44を引っ込めると、下爪45が互いに離隔し
て帯状材料3の隅部下面と成形ドラム11との間から引き
抜かれる。次に、前記モータにより歯車37を回転させて
上爪52を水平になるよう揺動させながら、ハンド9を送
り出し機構1に向かって移動させ、上爪52により前記引
き伸ばされた帯状材料3の終端隅部を多少引っ張り気味
で成形ドラム11に上方から押し付けて圧着させる。この
ように、引き伸ばされた両側端部を上爪52で押し付けな
がら圧着しているので、圧着時に引き伸ばした部分が収
縮することはない。これにより、帯状材料3の始端3aお
よび終端3b同士が、隙間あるいは重なりを生じることな
く、全幅に亘って均一確実に付き合わせ接合され、円筒
状のタイヤ構成部材が成形される。ここで、これら帯状
材料3の両側端部の圧着は成形ドラム11に対してであ
り、しかも、これら両側端部の圧着は下爪45が引き抜か
れる以前の、下、上爪45、52の挟持によって収縮が阻止
されているときに上爪45の前端側エッジにより行われる
ため、帯状材料3の終端部でその両側端部は確実に引き
伸ばされた状態で成形ドラム11に強固に圧着され、帯状
材料3の始端部でその両側端部に確実に接合される。そ
の後、下爪45および上爪52はモータ23、シリンダ41、シ
リンダ49およびロボット5の作動により初期位置まで復
帰する。以上がこの発明の一実施例の作用の1サイクル
であり、以後、このサイクルが繰り返され、次々と円筒
状タイヤ構成部材が成形される。
なお、前述の実施例においては上爪52を昇降させて上爪
52と下爪45とを接近離隔させたが、この発明において
は、下爪45を昇降させたり、あるいは上、下爪52、45双
方を移動させて互いに接近離隔させてよい。また、この
発明においては、前記装置を用いて帯状材料3の始端3a
側の両側端部を引き伸ばしショートサイドを修正するよ
うにしてもよい。この場合には、帯状材料3の始端部で
その中央部3eを成形ドラム11に圧着した後、上、下爪5
2、45を後端側が下側となるよう揺動させ、帯状材料3
の始端側の両側端部を長手方向に引き伸ばすようにする
とともに、揺動した上爪による幅方向両端部の成形ドラ
ムへの圧着は、該上爪の後端側エッジによって行う。さ
らに、この発明においては、帯状材料の始端部をサービ
サー等の適当な手段で保持しながら成形ドラムに移送
し、圧着ロールを用いて圧着するようにしてもよい。ま
た、この発明においては、帯状材料を成形ドラムに供給
する際、該帯状材料のセンタリングを、例えばサービサ
ーに設置され帯状材料の両側端に接触するセンタリング
ローラで行なってもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、帯状材料の
始、終端同士を接合不良を生じさせることなく、強固に
突き合わせ接合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略正面図、第2図
は一部が破断された第1図のI−I矢視図、第3図は第
2図のII−II矢視断面図である。 3……帯状材料、9……ハンド 11……成形ドラム、14……ハンド本体 45……下爪、52……上爪 56……揺動手段、66……圧着部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 泰三 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 (56)参考文献 特開 昭60−79938(JP,A) 特開 昭59−207227(JP,A) 米国特許3867231(US,A) 米国特許4007081(US,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状材料の始端部を保持しながら前方に向
    かって移送して成形ドラムに圧着した後、前記帯状材料
    をセンタリングしながら回転中の成形ドラムに供給して
    該成形ドラムの周囲に巻き付け、次に、ハンドの圧着部
    材により帯状材料の終端部でその幅方向中央部を成形ド
    ラムに圧着した後、前記ハンドの上、下爪により帯状材
    料の終端部でその幅方向両側端部を上下から挟持し、次
    に、帯状材料を挟持している上、下爪を前端側が下側と
    なるよう揺動させることにより、帯状材料の終端部でそ
    の幅方向両側端部を長手方向に引き伸ばした後、ハンド
    の上、下爪を成形ドラムに接近させ、下爪より前後方向
    長さが大きな上爪の前端側エッジによって帯状材料の終
    端部でその幅方向両側端部を成形ドラムに押し付け圧着
    し、次に、下爪を帯状材料と成形ドラムとの間から引き
    抜いた後、上爪により帯状材料の終端隅部を成形ドラム
    に押し付け圧着して帯状材料の始、終端を突き合わせ接
    合するようにしたことを特徴とする円筒状タイヤ構成部
    材の成形方法。
  2. 【請求項2】帯状材料の始端部を保持しながら前方に向
    かって移送した後、ハンドの圧着部材により該帯状材料
    の始端部でその幅方向中央部を成形ドラムに圧着し、次
    に、前記ハンドの上、下爪により該帯状材料の始端部で
    その幅方向両側端部を上下から挟持した後、帯状材料を
    挟持している上、下爪を後端側が下側となるよう揺動さ
    せることにより、帯状材料の始端部でその幅方向両側端
    部を長手方向に引き伸ばし、次に、ハンドの上、下爪を
    成形ドラムに接近させ、下爪より前後方向長さが大きな
    上爪の後端側エッジによって帯状材料の始端部でその幅
    方向両側端部を成形ドラムに押し付け圧着した後、下爪
    を帯状材料と成形ドラムとの間から引き抜き、次に、上
    爪により帯状材料の始端隅部を成形ドラムに押し付け圧
    着した後、帯状材料をセンタリングしながら回転中の成
    形ドラムに供給して該成形ドラムの周囲に巻き付け、帯
    状材料の始、終端を突き合わせ接合するようにしたこと
    を特徴とする円筒状タイヤ構成部材の成形方法。
  3. 【請求項3】成形ドラムの軸線に垂直な平面内を少なく
    とも移動することができるハンド本体に取り付けられ成
    形ドラムの軸線に沿って互いに接近離隔することができ
    る一対の下爪と、前記ハンド本体に下爪と対をなすよう
    にして取り付けられ、対応する下爪に対して相対的に接
    近離隔可能で、対応する下爪とともに帯状材料の幅方向
    両側端部をそれぞれ挟持することができる一対の上爪
    と、前記対をなす下、上爪を前記平面内で一体的に揺動
    させる揺動手段と、前記一対の上爪間に位置するようハ
    ンド本体に取り付けられ帯状材料の厚さ方向に移動可能
    な圧着部材と、を備え、帯状材料を前方に向かって移送
    して成形ドラムの周囲に巻き付け、該帯状材料の始、終
    端を突き合わせ接合するに際し、前記圧着部材によって
    帯状材料の長手方向端部でその幅方向中央部を成形ドラ
    ムに圧着した後、上、下爪により該帯状材料の長手方向
    端部で幅方向両側端部を上下から挟持し、次に、帯状材
    料を挟持している上、下爪を揺動手段によって揺動させ
    ることにより、該帯状材料の幅方向両側端部を長手方向
    に引き伸ばすようにした円筒状タイヤ構成部材の成形装
    置であって、前記上爪の前後方向長さを対応する下爪の
    前後方向長さより大きくし、前記帯状材料の引き伸ばし
    後、これら上、下爪をハンド本体とともに前記平面内を
    成形ドラムに向かって接近移動させることにより、上爪
    の前後方向端エッジによって帯状材料の幅方向両側端部
    を成形ドラムに押し付け圧着し、次に、下爪を帯状材料
    と成形ドラムとの間から引き抜いた後、上爪により帯状
    材料の隅部を成形ドラムに押し付け圧着するようにした
    ことを特徴とする円筒状タイヤ構成部材の成形装置。
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