JPH074462B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents
洗濯機の制御装置Info
- Publication number
- JPH074462B2 JPH074462B2 JP61034517A JP3451786A JPH074462B2 JP H074462 B2 JPH074462 B2 JP H074462B2 JP 61034517 A JP61034517 A JP 61034517A JP 3451786 A JP3451786 A JP 3451786A JP H074462 B2 JPH074462 B2 JP H074462B2
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- Japan
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- motor
- cloth
- amount
- time
- dehydration
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類などの布量を検知し、布量に応じて脱水時
間あるいは、すすぎ時間等を制御する洗濯機の制御装置
に関する。
間あるいは、すすぎ時間等を制御する洗濯機の制御装置
に関する。
従来の技術 従来の洗濯機における脱水あるいはすすぎ時間を設定す
るための負荷量検知手段はコンデンサモータにおける脱
水あるいはすすぎ運転起動時のコンデンサ端子電圧を検
知し、すなわち、負荷量に応じたコンデンサ端子電圧に
よって脱水あるいはすすぎ時間を制御するようにしてい
る。この制御において、第６図に示すように脱水起動時
のコンデンサ電圧の変化は布量が増加するほど設定電圧
VCに達するまでの時間が長くなる。第６図のＡは布量が
最大、Ｂはその約1/2、Ｃはほとんど無負荷時であり、
設定電圧VCに達するまでの時間tCは、ＡとＢとでは大き
な変化はない。
るための負荷量検知手段はコンデンサモータにおける脱
水あるいはすすぎ運転起動時のコンデンサ端子電圧を検
知し、すなわち、負荷量に応じたコンデンサ端子電圧に
よって脱水あるいはすすぎ時間を制御するようにしてい
る。この制御において、第６図に示すように脱水起動時
のコンデンサ電圧の変化は布量が増加するほど設定電圧
VCに達するまでの時間が長くなる。第６図のＡは布量が
最大、Ｂはその約1/2、Ｃはほとんど無負荷時であり、
設定電圧VCに達するまでの時間tCは、ＡとＢとでは大き
な変化はない。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の負荷量の検知方法は、脱水起動時に含
まれていた水量の影響が大きく、第６図に示すように布
量がＡとＢとでは２倍差があっても、起動時間tC3とtC2
の差はほとんどなく、布量の正確な検知が困難であっ
た。
まれていた水量の影響が大きく、第６図に示すように布
量がＡとＢとでは２倍差があっても、起動時間tC3とtC2
の差はほとんどなく、布量の正確な検知が困難であっ
た。
本発明は、このような問題点を解決するもので、布の種
類により起動時含水量が変化しても脱水起動時間の布量
とのリニヤリティの良好な布量検知手段を実現しようと
するものである。
類により起動時含水量が変化しても脱水起動時間の布量
とのリニヤリティの良好な布量検知手段を実現しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、モータと、前記
モータ巻線間に接続されたコンデンサと、前記モータの
通電を制御するスイッチング手段と、前記モータの回転
変化を検出するモータ回転検知回路と、前記スイッチン
グ手段のオン、オフを制御する制御回路よりなり、前記
制御回路は布量検知工程において、前記スイッチング手
段により前記モータを間欠駆動して間欠脱水を行うとと
もに、モータ回転検知回路からの回転数が所定基準値に
達するまでの時間により布量を検知するものである。
モータ巻線間に接続されたコンデンサと、前記モータの
通電を制御するスイッチング手段と、前記モータの回転
変化を検出するモータ回転検知回路と、前記スイッチン
グ手段のオン、オフを制御する制御回路よりなり、前記
制御回路は布量検知工程において、前記スイッチング手
段により前記モータを間欠駆動して間欠脱水を行うとと
もに、モータ回転検知回路からの回転数が所定基準値に
達するまでの時間により布量を検知するものである。
作用 このような脱水モータの間欠的駆動により布量の変化に
応じて脱水起動時間が直線的に変化し、より正確な布量
検知が可能となる。すなわち前記の間欠的に駆動すると
布に含まれた水は最初の駆動時に脱水され、次回からの
駆動時には、布量に応じて回転数が変化する。そして間
欠駆動の休止期間においても回転は布量に応じて変化す
るので、布量のより正確な検知が可能となる。
応じて脱水起動時間が直線的に変化し、より正確な布量
検知が可能となる。すなわち前記の間欠的に駆動すると
布に含まれた水は最初の駆動時に脱水され、次回からの
駆動時には、布量に応じて回転数が変化する。そして間
欠駆動の休止期間においても回転は布量に応じて変化す
るので、布量のより正確な検知が可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例について、第１図から第５図を用
いて説明する。
いて説明する。
第１図は、本発明による洗濯機の制御装置の一実施例で
あり全自動洗濯機に使用した実施例を示す。第２図は、
脱水起動時にモータを間欠的に駆動したときの回転数の
変化を示したもので、第３図は同様に間欠起動時のコン
デンサ電圧の変化を示す。第４図および第５図は本発明
による布量検知のフローチャートを示す。
あり全自動洗濯機に使用した実施例を示す。第２図は、
脱水起動時にモータを間欠的に駆動したときの回転数の
変化を示したもので、第３図は同様に間欠起動時のコン
デンサ電圧の変化を示す。第４図および第５図は本発明
による布量検知のフローチャートを示す。
第１図において、１は交流電源であり、この交流電源１
にモータ２を接続するとともに、モータ２の巻線間には
コンデンサ３を接続している。また交流電源１には全自
動洗濯機の電気的負荷として、排水弁用ソレノイド４と
給水弁用ソレノイド５を接続している。前記モータ２
は、正転，逆転制御用のスイッチング手段6a,6bにより
制御され、かつ脱水時にはブレーキクラッチと連動した
排水弁用ソレノイド４をスイッチング手段6cにより駆動
し、スイッチング手段6aを駆動すると脱水起動するよう
になっている。スイッチング手段6dは、給水弁用ソレノ
イド５を駆動するものである。制御回路７は、マイクロ
コンピュータよりなり、モータ回転検知回路8,水位セン
サー等のセンサー入力回路10および、キースイッチと表
示部よりなる操作表示入力回路９より構成されている。
にモータ２を接続するとともに、モータ２の巻線間には
コンデンサ３を接続している。また交流電源１には全自
動洗濯機の電気的負荷として、排水弁用ソレノイド４と
給水弁用ソレノイド５を接続している。前記モータ２
は、正転，逆転制御用のスイッチング手段6a,6bにより
制御され、かつ脱水時にはブレーキクラッチと連動した
排水弁用ソレノイド４をスイッチング手段6cにより駆動
し、スイッチング手段6aを駆動すると脱水起動するよう
になっている。スイッチング手段6dは、給水弁用ソレノ
イド５を駆動するものである。制御回路７は、マイクロ
コンピュータよりなり、モータ回転検知回路8,水位セン
サー等のセンサー入力回路10および、キースイッチと表
示部よりなる操作表示入力回路９より構成されている。
第２図は、スイッチング手段6aを間欠駆動して脱水起動
した場合の脱水回転数の変化を示し、Ａは布量がＢと比
較して大きいので、回転数は徐々に上昇する。
した場合の脱水回転数の変化を示し、Ａは布量がＢと比
較して大きいので、回転数は徐々に上昇する。
第３図は、コンデンサ電圧変化を示し、スイッチング手
段6aが導通すると、回転数が上昇してコンデンサ電圧は
高くなり、スイッチング手段6aがオフするとコンデンサ
電圧は、交流電源電圧にほぼ等しい値となる。Ｂは布量
が少ない場合であり、設定電圧VCに達するまでの時間tC
は３サイクル目であり、布量が多い場合は、５サイクル
目で検知する。
段6aが導通すると、回転数が上昇してコンデンサ電圧は
高くなり、スイッチング手段6aがオフするとコンデンサ
電圧は、交流電源電圧にほぼ等しい値となる。Ｂは布量
が少ない場合であり、設定電圧VCに達するまでの時間tC
は３サイクル目であり、布量が多い場合は、５サイクル
目で検知する。
第４図は、脱水起動時間欠的に起動させ、コンデンサ電
圧が設定電圧VCSに達した時間tCを記憶し、tCの大小を
判別して第５図に示すように次の脱水あるいはすすぎ時
間を制御する。703のＮは間欠起動のサイクルカウンタ
で、704で間欠起動サイクルの判断を行なう。705以降は
間欠脱水のオンオフ時間を制御するもので、脱水モータ
オン時に、コンデンサ電圧VCの大小を判別し、設定電圧
VCSと高くなったとき、フラグＦを立て時間tSをtCとす
る。またそのときの間欠サイクルＮをNSとする。フラグ
Ｆが０の場合のみtC＝tSとする。第５図は、tCに応じて
脱水時間tSP及びすすぎ時間tRを変えるもので、tCが長
くなるとtSPとtRを長くする。714〜718はtCの大小判別
により次工程の脱水及びすすぎ時間を制御する。
圧が設定電圧VCSに達した時間tCを記憶し、tCの大小を
判別して第５図に示すように次の脱水あるいはすすぎ時
間を制御する。703のＮは間欠起動のサイクルカウンタ
で、704で間欠起動サイクルの判断を行なう。705以降は
間欠脱水のオンオフ時間を制御するもので、脱水モータ
オン時に、コンデンサ電圧VCの大小を判別し、設定電圧
VCSと高くなったとき、フラグＦを立て時間tSをtCとす
る。またそのときの間欠サイクルＮをNSとする。フラグ
Ｆが０の場合のみtC＝tSとする。第５図は、tCに応じて
脱水時間tSP及びすすぎ時間tRを変えるもので、tCが長
くなるとtSPとtRを長くする。714〜718はtCの大小判別
により次工程の脱水及びすすぎ時間を制御する。
上記実施例は、全自動洗濯機の洗濯工程終了後の中間脱
水工程の起動時に布量検知を行ない、次工程以降の脱水
時間とすすぎ時間を制御するものであるが、全自動洗濯
機に限らず、２槽式洗濯機にも応用でき、特に脱水槽す
すぎを行なう洗濯機において、特に効果を発する。
水工程の起動時に布量検知を行ない、次工程以降の脱水
時間とすすぎ時間を制御するものであるが、全自動洗濯
機に限らず、２槽式洗濯機にも応用でき、特に脱水槽す
すぎを行なう洗濯機において、特に効果を発する。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば脱水起動時に間欠的にモータを駆動して、モータ回転
数が所定値に達するまでの時間により布量を検知するも
ので、間欠的な駆動により布量の変化によって回転数の
立上りが大きく変化する特長がある。特に初期時に布に
含まれた水の影響を減らすことができ、かつ休止期間は
回転数が布量に応じて減少するので、より負荷の影響に
より変化し易くなる特長がある。また、全自動洗濯機の
すすぎの前の中間脱水行程にて間欠駆動することにより
洗剤の泡による起動不良も除くことができる。また、布
量に応じて、すすぎ，脱水時間を制御することにより、
布量が少ない場合には、すすぎの水量の節約あるいは脱
水時間の短縮ができる。また、布量が多い場合には、従
来はすすぎ不十分の場合があったが、十分なすすぎ，脱
水が自動的に可能となる。実施例として述べなかった
が、布量に応じて水位あるいは給水量を制御すれば、さ
らに、すすぎ水の節水が可能となる。２槽式洗濯機の脱
水すすぎにおいても同様な効果がある。
ば脱水起動時に間欠的にモータを駆動して、モータ回転
数が所定値に達するまでの時間により布量を検知するも
ので、間欠的な駆動により布量の変化によって回転数の
立上りが大きく変化する特長がある。特に初期時に布に
含まれた水の影響を減らすことができ、かつ休止期間は
回転数が布量に応じて減少するので、より負荷の影響に
より変化し易くなる特長がある。また、全自動洗濯機の
すすぎの前の中間脱水行程にて間欠駆動することにより
洗剤の泡による起動不良も除くことができる。また、布
量に応じて、すすぎ，脱水時間を制御することにより、
布量が少ない場合には、すすぎの水量の節約あるいは脱
水時間の短縮ができる。また、布量が多い場合には、従
来はすすぎ不十分の場合があったが、十分なすすぎ，脱
水が自動的に可能となる。実施例として述べなかった
が、布量に応じて水位あるいは給水量を制御すれば、さ
らに、すすぎ水の節水が可能となる。２槽式洗濯機の脱
水すすぎにおいても同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明による洗濯機の制御装置の一実施例の回
路図であり、第２図は本発明により脱水時モータを間欠
的に駆動したときの回転数の変化特性図、第３図は間欠
駆動時のコンデンサ電圧の変化特性図、第４図は本発明
による負荷量検知方法のフローチャートを示し、第５図
は負荷量に応じて次行程の脱水時間あるいは、すすぎ時
間を制御するフローチャートを示す。第６図は従来の負
荷量検知の一実施例のコンデンサ電圧特性図である。 ２……モータ、３……コンデンサ、6a,6b……スイッチ
ング手段、７……制御回路、８……モータ回転検知回
路。
路図であり、第２図は本発明により脱水時モータを間欠
的に駆動したときの回転数の変化特性図、第３図は間欠
駆動時のコンデンサ電圧の変化特性図、第４図は本発明
による負荷量検知方法のフローチャートを示し、第５図
は負荷量に応じて次行程の脱水時間あるいは、すすぎ時
間を制御するフローチャートを示す。第６図は従来の負
荷量検知の一実施例のコンデンサ電圧特性図である。 ２……モータ、３……コンデンサ、6a,6b……スイッチ
ング手段、７……制御回路、８……モータ回転検知回
路。
フロントページの続き (72)発明者 中村 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−141293（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−156491（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】モータと、前記モータ巻線間に接続された
コンデンサと、前記モータの通電を制御するスイッチン
グ手段と、前記モータの回転変化を検出するモータ回転
検知回路と、前記スイッチング手段のオン、オフを制御
する制御回路よりなり、前記制御回路は布量検知工程に
おいて、前記スイッチング手段により前記モータを間欠
駆動して間欠脱水を行うとともに、モータ回転検知回路
からの回転数が所定基準値に達するまでの時間により布
量を検知する洗濯機の制御装置。 - 【請求項２】モータの回転変化を検出するモータ回転検
知回路は、モータ巻線間のコンデンサの端子電圧を検知
することを特長とする特許請求の範囲第１項記載の洗濯
機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61034517A JPH074462B2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-18 | 洗濯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61034517A JPH074462B2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-18 | 洗濯機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62192197A JPS62192197A (ja) | 1987-08-22 |
| JPH074462B2 true JPH074462B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=12416459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61034517A Expired - Fee Related JPH074462B2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-18 | 洗濯機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074462B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5042808B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-10-03 | 三星電子株式会社 | ドラム式洗濯機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55141293A (en) * | 1979-04-24 | 1980-11-05 | Tokyo Shibaura Electric Co | Controller for washing machine |
| JPS60156491A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-08-16 | シャープ株式会社 | 洗濯機の制御装置 |
-
1986
- 1986-02-18 JP JP61034517A patent/JPH074462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62192197A (ja) | 1987-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |