JPH0696063B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents
洗濯機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0696063B2 JPH0696063B2 JP61145156A JP14515686A JPH0696063B2 JP H0696063 B2 JPH0696063 B2 JP H0696063B2 JP 61145156 A JP61145156 A JP 61145156A JP 14515686 A JP14515686 A JP 14515686A JP H0696063 B2 JPH0696063 B2 JP H0696063B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- motor
- failure
- dehydration
- detecting
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマイクロコンピュータ等の制御装置を利用し
て、洗濯物の量を検知することにより、洗い、すすぎ、
脱水時間を制御する洗濯機の制御装置に関するものであ
る。
て、洗濯物の量を検知することにより、洗い、すすぎ、
脱水時間を制御する洗濯機の制御装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の洗濯機の制御装置は第３図に示すような
構成であった。第３図において、１は洗い、すすぎ、脱
水の一連の遂次動作を制御する制御手段、2,3はたとえ
ば双方向性サイリスタ等の半導体素子、４は進相用コン
デンサ、５は脱水槽を回転させるモータ、６は交流電
源、７は上記コンデンサ４の両端の電圧を検知するコン
デンサ電圧検知手段、８は上記コンデンサ電圧検知手段
７により検知された電圧変化からモータ５に加わる負荷
量を検知する負荷量検知手段、９は電源スイッチであ
る。
構成であった。第３図において、１は洗い、すすぎ、脱
水の一連の遂次動作を制御する制御手段、2,3はたとえ
ば双方向性サイリスタ等の半導体素子、４は進相用コン
デンサ、５は脱水槽を回転させるモータ、６は交流電
源、７は上記コンデンサ４の両端の電圧を検知するコン
デンサ電圧検知手段、８は上記コンデンサ電圧検知手段
７により検知された電圧変化からモータ５に加わる負荷
量を検知する負荷量検知手段、９は電源スイッチであ
る。
前記のような構成において、洗濯物に正規の給水前に若
干の給水をした状態で、前記制御手段１の制御により、
前記半導体素子３をオンし、前記モータ５を駆動させ
る。そして前記モータ５の進相コンデンサ４の両端電圧
を前記コンデンサ電圧検知手段７により検知し、その電
圧変化から前記モータ５に加わる負荷量を前記負荷検知
手段８により検知する。そして検知された負荷量データ
に基づいて、給水水位、水量の強さ、洗濯時間、すすぎ
時間、脱水時間を制御し、また脱水時において同様の方
法により負荷量を検知し、その検知された負荷量データ
に基づいて脱水時間を制御するものであった。
干の給水をした状態で、前記制御手段１の制御により、
前記半導体素子３をオンし、前記モータ５を駆動させ
る。そして前記モータ５の進相コンデンサ４の両端電圧
を前記コンデンサ電圧検知手段７により検知し、その電
圧変化から前記モータ５に加わる負荷量を前記負荷検知
手段８により検知する。そして検知された負荷量データ
に基づいて、給水水位、水量の強さ、洗濯時間、すすぎ
時間、脱水時間を制御し、また脱水時において同様の方
法により負荷量を検知し、その検知された負荷量データ
に基づいて脱水時間を制御するものであった。
発明が解決しようとする問題点 この様な従来の構成では、モータ５の進相コンデンサ４
の両端電圧の変化から、モータ５に加わる負荷量のみを
検知しているため、半導体素子３が故障して短絡してい
る場合等に負荷量を誤って検知するのみならず、脱水槽
が回転し続けることとなり、洗濯機の使用者に対する安
全性に問題があった。
の両端電圧の変化から、モータ５に加わる負荷量のみを
検知しているため、半導体素子３が故障して短絡してい
る場合等に負荷量を誤って検知するのみならず、脱水槽
が回転し続けることとなり、洗濯機の使用者に対する安
全性に問題があった。
本発明はこのような従来の問題点を解説するもので、デ
ータの進相コンデンサの両端電圧を検知することによ
り、モータの制御用半導体素子の故障を検知し、使用者
に対する危険を防止することを目的とするものである。
ータの進相コンデンサの両端電圧を検知することによ
り、モータの制御用半導体素子の故障を検知し、使用者
に対する危険を防止することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本発明の洗濯機の制御装置
は、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を制御する制
御手段と、制御手段の出力により脱水槽回転駆動用のモ
ータへの通電をオン、オフするスイッチング手段と、前
記モータの進相コンデンサの両端の電圧を検出するコン
デンサ電圧検知手段と、前記コンデンサ電圧検知手段の
検出電圧を入力し、モータに加わる負荷量を検知する負
荷量検知手段と、前記電圧検知手段の検出電圧を入力
し、前記スイッチング手段の故障を検知する故障検知手
段を備え、前記負荷量検知手段は脱水工程におけるコン
デンサ電圧の変化により負荷量を検知するとともに、前
記制御手段は脱水工程の初期段階では前記スイッチング
手段をオン、オフして間欠脱水を行い、前記故障検知手
段が間欠脱水工程におけるコンデンサ電圧の変化を検出
し、コンデンサの電圧変化によりスイッチング手段の故
障を検知するものである。
は、洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を制御する制
御手段と、制御手段の出力により脱水槽回転駆動用のモ
ータへの通電をオン、オフするスイッチング手段と、前
記モータの進相コンデンサの両端の電圧を検出するコン
デンサ電圧検知手段と、前記コンデンサ電圧検知手段の
検出電圧を入力し、モータに加わる負荷量を検知する負
荷量検知手段と、前記電圧検知手段の検出電圧を入力
し、前記スイッチング手段の故障を検知する故障検知手
段を備え、前記負荷量検知手段は脱水工程におけるコン
デンサ電圧の変化により負荷量を検知するとともに、前
記制御手段は脱水工程の初期段階では前記スイッチング
手段をオン、オフして間欠脱水を行い、前記故障検知手
段が間欠脱水工程におけるコンデンサ電圧の変化を検出
し、コンデンサの電圧変化によりスイッチング手段の故
障を検知するものである。
作用 この構成により、モータ制御用のスイッチング手段をオ
フさせた場合のコンデンサ電圧を判定することにより、
スイッチング手段の故障を検知し、故障の場合はモータ
の無謀な回転を防止する等して、使用者の安全を図るこ
ととなる。
フさせた場合のコンデンサ電圧を判定することにより、
スイッチング手段の故障を検知し、故障の場合はモータ
の無謀な回転を防止する等して、使用者の安全を図るこ
ととなる。
実施例 以下、本発明の全自動の洗濯機の制御装置の場合の実施
例を第１図〜第２図を参照して説明する。図において従
来例と同一の構成部品については同一符号を付し、その
説明を省略する。第１図において、３は脱水制御用の半
導体素子10はコンデンサ電圧検知手段７により検出され
た電圧から半導体素子2,3の故障を検知する半導体素子
故障検知手段、11は半導体素子、12は半導体素子11によ
り制御され、電源スイッチ９をオフする電磁マグネット
である。
例を第１図〜第２図を参照して説明する。図において従
来例と同一の構成部品については同一符号を付し、その
説明を省略する。第１図において、３は脱水制御用の半
導体素子10はコンデンサ電圧検知手段７により検出され
た電圧から半導体素子2,3の故障を検知する半導体素子
故障検知手段、11は半導体素子、12は半導体素子11によ
り制御され、電源スイッチ９をオフする電磁マグネット
である。
このような構成において、まず負荷量の検知を行う場合
は洗濯の脱水行程において、制御手段１の制御により、
半導体素子２をオフのままで、半導体素子３を間欠的に
オンオフを繰り返して前記モータ５を始動させる。その
後、半導体素子３は連続してオンしモータ５は連続して
回転し、脱水を行う。このときコンデンサ４の両端の電
圧変化をコンデンサ電圧検出手段７により検出する。第
２図は脱水工程において、コンデンサ電圧検出手段７に
より検出されたコンデンサ４の両端電圧の変化を示す。
縦軸はコンデンサ電圧、横軸は時間を示す。
は洗濯の脱水行程において、制御手段１の制御により、
半導体素子２をオフのままで、半導体素子３を間欠的に
オンオフを繰り返して前記モータ５を始動させる。その
後、半導体素子３は連続してオンしモータ５は連続して
回転し、脱水を行う。このときコンデンサ４の両端の電
圧変化をコンデンサ電圧検出手段７により検出する。第
２図は脱水工程において、コンデンサ電圧検出手段７に
より検出されたコンデンサ４の両端電圧の変化を示す。
縦軸はコンデンサ電圧、横軸は時間を示す。
ここでＡは比較的負荷量の少ない場合、Ｂは比較的負荷
量の多い場合を示し、あらかじめ決められたコンデンサ
電圧のしきい値VHに達した時刻をＡの場合はtA、Ｂの場
合はtBとし、間欠脱水から連続脱水へ移った時刻をt0と
すると、連続脱水開始時t0からしきい値VHに達するまで
の時間はＡの場合はtA−t0、Ｂの場合はtB−t0となり、
両者を比較すると（tA−t0）＜（tB−t0）という結果と
なる。このようにコンデンサ電圧のしきい値VHに達する
までの時間により、モータ５に加わる負荷量を、負荷量
検知手段８により検知する。そして検知された負荷量デ
ータに基づいて、以後の行程の水流や時限を制御するも
のである。
量の多い場合を示し、あらかじめ決められたコンデンサ
電圧のしきい値VHに達した時刻をＡの場合はtA、Ｂの場
合はtBとし、間欠脱水から連続脱水へ移った時刻をt0と
すると、連続脱水開始時t0からしきい値VHに達するまで
の時間はＡの場合はtA−t0、Ｂの場合はtB−t0となり、
両者を比較すると（tA−t0）＜（tB−t0）という結果と
なる。このようにコンデンサ電圧のしきい値VHに達する
までの時間により、モータ５に加わる負荷量を、負荷量
検知手段８により検知する。そして検知された負荷量デ
ータに基づいて、以後の行程の水流や時限を制御するも
のである。
次に、半導体素子2,3の故障検知を行う場合を説明す
る。この場合は制御手段１が半導体素子2,3ともにオフ
した状態で、コンデンサ電圧検知手段７によりコンデン
サ４の電圧を検知する。このときに半導体素子３が正常
であればコンデンサ電圧検知手段７の入力は電源電圧に
ほぼ等しく、また半導体素子３が短絡故障している場合
は、モータ５が回転しているためにコンデンサ電圧は上
昇してしきい値VHを越えている。半導体素子故障検知手
段10はコンデンサ電圧がしきい値VHを越えている場合、
半導体素子故障と判定し、制御手段１により半導体素子
11をオンし、電磁マグネット12により電源スイッチ９を
オフする。これによりモータ５は停止し、脱水槽が回転
し続けることはなく、使用者の安全が図れることとな
る。
る。この場合は制御手段１が半導体素子2,3ともにオフ
した状態で、コンデンサ電圧検知手段７によりコンデン
サ４の電圧を検知する。このときに半導体素子３が正常
であればコンデンサ電圧検知手段７の入力は電源電圧に
ほぼ等しく、また半導体素子３が短絡故障している場合
は、モータ５が回転しているためにコンデンサ電圧は上
昇してしきい値VHを越えている。半導体素子故障検知手
段10はコンデンサ電圧がしきい値VHを越えている場合、
半導体素子故障と判定し、制御手段１により半導体素子
11をオンし、電磁マグネット12により電源スイッチ９を
オフする。これによりモータ５は停止し、脱水槽が回転
し続けることはなく、使用者の安全が図れることとな
る。
また、本実施例では、半導体素子の故障を検知して電源
をオフしたが、ブザーや表示装置等で異常の報知をして
使用者に知らせ使用者の安全を図ってもよい。また、本
実施例は全自動洗濯機での例であるが、二槽式洗濯機、
あるいは自動二槽式洗濯機でも応用できる。さらに半導
体素子によりモータの通電制御を行っているが、要はス
イッチでオン・オフ制御できるものであればよい。
をオフしたが、ブザーや表示装置等で異常の報知をして
使用者に知らせ使用者の安全を図ってもよい。また、本
実施例は全自動洗濯機での例であるが、二槽式洗濯機、
あるいは自動二槽式洗濯機でも応用できる。さらに半導
体素子によりモータの通電制御を行っているが、要はス
イッチでオン・オフ制御できるものであればよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、モータのコンデンサ電圧
検知手段を負荷量の検知と兼用してスイッチング手段の
故障検知に使用し、スイッチング手段が短絡故障してい
る場合には、モータの回転を停止させたり、異常報知す
ることにより使用者の危険を防止できる。また、コンデ
ンサ電圧検知手段で負荷量とスイッチング手段の故障の
両方を検知するので、スイッチング手段の故障を検知す
るために新た故障検知用のセンサーを設ける必要もな
く、その構造を簡素化でき、組立性の向上を図ることが
できる。
検知手段を負荷量の検知と兼用してスイッチング手段の
故障検知に使用し、スイッチング手段が短絡故障してい
る場合には、モータの回転を停止させたり、異常報知す
ることにより使用者の危険を防止できる。また、コンデ
ンサ電圧検知手段で負荷量とスイッチング手段の故障の
両方を検知するので、スイッチング手段の故障を検知す
るために新た故障検知用のセンサーを設ける必要もな
く、その構造を簡素化でき、組立性の向上を図ることが
できる。
第１図は本発明の実施例による洗濯機の制御装置の要部
ブロック図、第２図は進相用コンデンサの両端の電圧変
化を示す図、第３図は従来の洗濯機の制御装置の要部ブ
ロック図である。 １……制御手段、2,3……半導体素子、４……進相用コ
ンデンサ、５……モータ、６……交流電源、７……コン
デンサ電圧検知手段、８……負荷量検知手段、９……電
源スイッチ、10……サイリスタ故障検知手段、11……半
導体素子、12……電磁マグネット。
ブロック図、第２図は進相用コンデンサの両端の電圧変
化を示す図、第３図は従来の洗濯機の制御装置の要部ブ
ロック図である。 １……制御手段、2,3……半導体素子、４……進相用コ
ンデンサ、５……モータ、６……交流電源、７……コン
デンサ電圧検知手段、８……負荷量検知手段、９……電
源スイッチ、10……サイリスタ故障検知手段、11……半
導体素子、12……電磁マグネット。
フロントページの続き (72)発明者 松井 正一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 玉江 貞之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−68894（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】洗い、すすぎ、脱水の一連の逐次動作を制
御する制御手段と、制御手段の出力により脱水槽回転駆
動用のモータへの通電をオン、オフするスイッチング手
段と、前記モータの進相コンデンサの両端の電圧を検出
するコンデンサ電圧検知手段と、前記コンデンサ電圧検
知手段の検出電圧を入力し、モータに加わる負荷量を検
知する負荷量検知手段と、前記電圧検知手段の検出電圧
を入力し、前記スイッチング手段の故障を検知する故障
検知手段を備え、前記負荷量検知手段は脱水工程におけ
るコンデンサ電圧の変化により負荷量を検知するととも
に、前記制御手段は脱水工程の初期段階では前記スイッ
チング手段をオン、オフして間欠脱水を行い、前記故障
検知手段が間欠脱水工程におけるコンデンサ電圧の変化
を検出し、コンデンサの電圧変化によりスイッチング手
段の故障を検知する洗濯機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145156A JPH0696063B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 洗濯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61145156A JPH0696063B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 洗濯機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62299294A JPS62299294A (ja) | 1987-12-26 |
| JPH0696063B2 true JPH0696063B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=15378719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61145156A Expired - Lifetime JPH0696063B2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 洗濯機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696063B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0822349B2 (ja) * | 1988-01-04 | 1996-03-06 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
| AU596331B2 (en) * | 1988-02-19 | 1990-04-26 | Hitachi Limited | Full automatic electric washing machine having an auto-off power source structure |
| JP2545187Y2 (ja) * | 1991-02-21 | 1997-08-25 | シャープ株式会社 | 洗濯機 |
| CN102587076B (zh) * | 2012-03-30 | 2014-07-09 | 松下家电研究开发（杭州）有限公司 | 全自动波轮洗衣机桶停止的检知方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6068894A (ja) * | 1983-09-26 | 1985-04-19 | 日本建鐵株式会社 | 洗たく機 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61145156A patent/JPH0696063B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62299294A (ja) | 1987-12-26 |
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