JPH074448U - 板状物の半重ね搬送装置 - Google Patents

板状物の半重ね搬送装置

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JPH074448U
JPH074448U JP4094893U JP4094893U JPH074448U JP H074448 U JPH074448 U JP H074448U JP 4094893 U JP4094893 U JP 4094893U JP 4094893 U JP4094893 U JP 4094893U JP H074448 U JPH074448 U JP H074448U
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JP
Japan
Prior art keywords
belt conveyor
plate
ham
vacuum chamber
pack
Prior art date
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Pending
Application number
JP4094893U
Other languages
English (en)
Inventor
広次 内野
信治 吉田
Original Assignee
株式会社不二レーベル
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH074448U publication Critical patent/JPH074448U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状物の重なり具合や包装紙等の摩擦係数に
関係なく、半重ねにした状態でそれを崩すことなく板状
物を搬送させることができる板状物の半重ね搬送装置を
提供することにある。 【構成】 板状物の半重ね搬送装置は、板状物(H)を
搬送する第1ベルトコンベア(1)と、該第1ベルトコ
ンベア(1)の終端に配置され、第1ベルトコンベア
(1)により板状物(H)が送られてくると次に搬送さ
れてくる板状物(H)との間で半重ねとなるように間歇
的に移動する第2ベルトコンベア(2)とから成る装置
で、前記第2ベルトコンベア(2)に通気性(3)のあ
るベルトコンベアを使用すると共に第2ベルトコンベア
(2)の真下に開口を上に向けてバキュームチャンバ
(4)を配置し、少なくとも第2ベルトコンベア(2)
が間歇移動するとき、該バキュームチャンバ(4)をバ
キューム源に接続して半重ねになった板状物(H)を吸
引することを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば平べったい菓子を半重ねにして箱詰めしたり、真空パックし たハムを半重ねにしてラベリングしたりする目的で板状物を半重ねにして搬送す る板状物の半重ね搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ある食品業界においては体裁よく見せるため平べったい菓子を半重ねにして箱 詰めしたり、あるいはサービス品であることがよく判るように真空パックしたハ ムを複数個半重ねにして上下にラベルを貼り付けることを行っている。その際使 用する装置としては、菓子、又は真空パックしたハムを第1ベルトコンベア装置 で第2ベルトコンベア装置まで搬送し、次に送られてくる菓子、又はハムとの間 で半重ねとなるように第2ベルトコンベア装置を間歇的に移動させるようにした ものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、板状物の種類や形状によっては半重ねで搬送することが難しかった り、あるいは当初うまくいっていても作業能力をあげるため第2ベルトコンベア の移動速度をあげると板状物の慣性や摩擦力の関係で半重ね状態が崩れ、所期の 目的が達成されないことがあった。 そこで、本考案の目的は上記欠点を解消した板状物の半重ね搬送装置を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る板状物の半重ね搬送装置は、板状物 を搬送する第1ベルトコンベアと、該第1ベルトコンベアの終端に配置され、第 1ベルトコンベアにより板状物が送られてくると次に搬送されてくる板状物との 間で半重ねとなるように間歇的に移動する第2ベルトコンベアとから成る装置で 、前記第2ベルトコンベアに通気性のあるベルトコンベアを使用すると共に第2 ベルトコンベアの真下に開口を上に向けてバキュームチャンバを配置し、少なく とも第2ベルトコンベアが間歇移動するとき、該バキュームチャンバをバキュー ム源に接続して半重ねになった板状物を吸引することを特徴とするものである。 第2ベルトコンベアの通気性は要するにバキュームチャンバがベルトコンベア を通して空気を吸引できるようなものであればよく、例えば発泡性の材料で形成 して通気性を持たせてもよく、あるいはベルトに小孔を多数設けて通気性を持た せるようにしてもよい。小孔を明ける場合には、半重ね状態で板状物が並ぶ領域 だけに明けてもよく、あるいはベルト全体に明けてもよい。
【0005】
【作用】
本考案においては、通気性のある第2ベルトコンベアが間歇移動するとき、そ のベルトコンベアの真下にあるバキュームチャンバが半重ねになった板状物を吸 引し、板状物の慣性力よりもベルトコンベアとの摩擦力を大きくすることができ るから板状物の慣性や摩擦力に影響されることなくほとんどの板状物を半重ねに して搬送することができる。また吸引力を大きくすることによって第2ベルトコ ンベアの搬送能力を上げることもできる。
【0006】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。 図示例では、真空パックしたハム(以下パックハムという)を三段重ねにし上 下にラベリングする装置の前段に用いるようにしたものである。その基本構成は パックハムHを次々に搬送する第1ベルトコンベア1と、その第1ベルトコンベ ア1の終端に配置され、第1ベルトコンベア1から送られてくるパックハムHを 4分の1ずつずらして三段重ねにする第2ベルトコンベア2から成る。第2ベル トコンベア2は第1ベルトコンベア1から送られてくるパックハムHを光センサ 等で検出するとパックハムの全長の4分の1だけ間歇的に移動し、それを繰り返 してA点で三段重ねになると、次の作業位置、B点まで急速に移動するように第 2ベルトコンベア2を駆動するモータ(図示せず)を介して制御される。B点で はパックハムの上側に3パック全体にわたるようにラベルが貼り付けられる。そ の後、次の行程に移動してパックハムの下側にも同じく3パック全体にわたって ラベルが貼り付けられる。
【0007】 パックハムHは下面が平で上面が短円筒状に突出しているので上記のようにず らして重ねると、重なり面がほとんど線接触程度で密着しない。また包装紙との 間やベルトコンベアとの間の摩擦係数も小さいので、このまま第2ベルトコンベ ア2を間歇移動させたり、急速移動させたりすると、パックハムHの慣性力で重 なり部分が不規則にずれる。
【0008】 この場合、第2ベルトコンベアに段付きベルトコンベアを使用し、パックハム Hの縁をベルトコンベアの段に引っ掛けてずれを防止することも考えられるが、 パックハムHの縁が浮き上がっていたり、上側に湾曲したりしているとその効果 を得ることが難しい。そこで本考案はパックハムHを吸引してパックハムHと第 2ベルトコンベア2との間の摩擦力を大きくして搬送するようにしたもので、そ の目的を達成するため、第2ベルトコンベア2は例えば発泡材料で形成してベル ト全体に通気性を持たせるか、もしくは小孔を設けて通気性があるように形成す るか、あるいは複数のベルトを幅方向に間隔をあけてそのように構成してもよい 。図示例では第2ベルトコンベア2に小孔3を多数設けることにより通気性が持 たせられている。小孔3は三段重ね位置Aと作業位置Bとが異なるためブロック 毎に間隔をおいてエンドレスベルトの全周にわたって形成されている。ブロック 毎に明けられた小孔3はパックハムHを4分の1ずらして重ねるためパックハム H全長の4分の1の長さの間隔をあけて3ヵ所設けられている。小孔3の大きさ と個数はパックハムHの重量、ベルトコンベア2との摩擦係数や後述するバキュ ームチャンバの吸引力によって定められる。また図示されていないが、パックハ ムHの所定の縁部が所定の小孔3位置に確実に重なるように第2ベルトコンベア 2の上に案内板を設けてもよい。
【0009】 第2ベルトコンベア2の真下には点線で示すようにバキュームチャンバ4が開 口を上に向けて配置されている。このバキュームチャンバ4は、三段重ね位置A の第1小孔3から作業位置Bまで延長して設けられている。バキュームチャンバ 4は、図示されていないが第2ベルトコンベア2の駆動制御装置と関連したエア 制御装置を介してバキューム源に接続されている。バキューム源にはブロワー、 真空ポンプあるいは真空発生機等を用いることが可能であるが、好ましくは風量 が多く取れるブロワーを使用することが望ましい。
【0010】 以上構成を説明したので次に動作について説明する。 第1ベルトコンベア1でパックハムHが送られてくると、図示しない案内板に 案内されながらパックハムHの後縁部がブロックの第1小孔3に重なるように落 下する。落下したパックハムHは図示しない光センサ等により検出される。この 光センサの信号で制御装置が作動してバキューム源をバキュームチャンバ4に接 続すると共に第2ベルトコンベア2を4分の1だけ間歇移動させる。この移動時 においてはパックハムHが小孔3を通してバキュームチャンバ4に吸引され、パ ックハムHの慣性力よりもベルトコンベア2との摩擦力が大きくなるので位置が ずれることがない。移動後、次の小孔3がバキュームチャンバ4上に現れるが、 省エネのためバキューム源が切れ、次のパックハムHが送られてくるまで第2ベ ルトコンベア2はそのままの状態を保って待機する。2番目のパックハムHが送 られてくると1番目のときと同じ動作を繰り返す。この場合も1番目と同じく移 動時にパックハムHがバキュームチャンバ4により吸引されるので位置がずれる ことがない。2番目のパックハムHが落下して1番目の位置が狂うようであれば バキューム源を切ることなくバキュームチャンバ4をバキューム源に接続したま まにしておいてもよい。次いで3番目が送られてくるとバキューム源がバキュー ムチャンバ4に接続されたまま三段重ね位置Aから作業位置Bまで急速に移動し 、図示されていないがそこで待機しているラベリング装置によりラベルが張り付 けられる。それと同時に前記した動作が繰り返される。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば板状物の重なり具合や包装紙等の摩擦係 数に関係なく、半重ねにした状態でそれを崩すことなく板状物を搬送させること ができる。また、その移動速度を高めて作業能率を上げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 第1ベルトコンベア 2 第2ベルトコンベア 3 小孔 4 バキュームチャンバ H 真空パックしたハム A 三段重ね位置 B 作業位置(ラベリング位置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状物を搬送する第1ベルトコンベ
    アと、該第1ベルトコンベアの終端に配置され、第1ベ
    ルトコンベアにより板状物が送られてくると次に搬送さ
    れてくる板状物との間で半重ねとなるように間歇的に移
    動する第2ベルトコンベアとから成る板状物の半重ね搬
    送装置において、前記第2ベルトコンベアに通気性のあ
    るベルトコンベアを使用すると共に第2ベルトコンベア
    の真下に開口を上に向けてバキュームチャンバを配置
    し、少なくとも第2ベルトコンベアが間歇移動すると
    き、該バキュームチャンバをバキューム源に接続して半
    重ねになった板状物を吸引することを特徴とする板状物
    の半重ね搬送装置。
JP4094893U 1993-06-28 1993-06-28 板状物の半重ね搬送装置 Pending JPH074448U (ja)

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JP4094893U JPH074448U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 板状物の半重ね搬送装置

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JP4094893U JPH074448U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 板状物の半重ね搬送装置

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JPH074448U true JPH074448U (ja) 1995-01-24

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ID=12594733

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JP4094893U Pending JPH074448U (ja) 1993-06-28 1993-06-28 板状物の半重ね搬送装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990302