JPH0742698B2 - コンクリートパイル用端板におけるpc鋼線の定着座の形成方法 - Google Patents

コンクリートパイル用端板におけるpc鋼線の定着座の形成方法

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JPH0742698B2
JPH0742698B2 JP62225062A JP22506287A JPH0742698B2 JP H0742698 B2 JPH0742698 B2 JP H0742698B2 JP 62225062 A JP62225062 A JP 62225062A JP 22506287 A JP22506287 A JP 22506287A JP H0742698 B2 JPH0742698 B2 JP H0742698B2
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JP
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hole
steel wire
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concrete pile
forming
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宏道 寿上
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シントク工業株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D5/00Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
    • E02D5/22Piles
    • E02D5/58Prestressed concrete piles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリートパイル用端板におけるPC鋼線の
定着座の形成方法に関する。更に詳しくは、コンクリー
トパイルを造形する際該パイルの端部に設けられる端板
に、PC鋼線のヘッドを定着させるための略ひょうたん形
の定着座を形成する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、コンクリートパイル用端板にPC鋼線の定着座を形
成する方法としては、端板にタップ穴の下穴抜きを施
し、次にタップ穴の側方に捨穴を抜き捨穴にヘソ押絞り
加工を施してその裏面に突起部を形成し、その後、前記
タップ孔と捨穴並びにヘソ押し絞り加工穴間を連通する
8字穴(ひょうたん形穴)の抜き加工を施し、前記タッ
プ穴にタップ加工を施す方法が知られている(特公昭58
−48688号)。
また、座ぐり孔設置予定部分を局部的に加圧して表側に
はPC鋼線の頭部遊嵌部とその中央に柱状中空部を、裏側
には凸部を夫々加圧形成し、次いで前記柱状中空部の底
壁を打抜いて定着座を形成する方法が、特開昭62−4181
7号として提供されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記特公昭58−48688号の方法は、定着板にタップ穴の
下穴抜きを施す第1工程、タップ穴の側方に捨穴を抜く
第2工程、捨穴にヘソ押し絞り加工を施す第3工程、更
にタップ穴と捨穴間の連通孔を抜く第4工程等、8字穴
を形成するまで4工程を要するものである。
一方、特開昭62−41817号に示されている定着座の形成
方法は、PC鋼線の頭部遊嵌部と柱状中空部とを加工形成
する工程、及び中空部の底壁を打抜く工程を経て、PC鋼
線を係止するための通孔を形成するものである。このも
のは、タップ孔の打抜き及び連結部の打抜きを上記柱状
中空部の底壁の打抜きと同時に行うとしても2工程を要
するものである。即ち、上記両方法においては、8字穴
(ひょうたん形穴)を形成するまでに数工程を要するた
めに、金型の交換及び端板の位置決め等も数回行う必要
があって作業効率が悪い他、不良品が多く発生し、ま
た、必然的に設備が複雑となり、設備費も要するという
欠点があった。
本発明は、PC鋼線の通孔にそのヘッド定着用凹部を備え
た略ひょうたん形の定着座を1工程で形成することによ
って、上述のような従来の欠点を一掃したコンクリート
パイル用端板におけるPC鋼線の定着座の形成方法を提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、コンクリートパイル用端板に、タップ孔とPC
鋼線の通孔とこれらを連通する連通孔とからなる略ひょ
うたん形の定着座を形成するに当り、上記タップ孔と通
孔と連通孔及び通孔の上部にはPC鋼線のヘッド定着用凹
部とをプレス加工により同時に形成するものである。こ
のタップ孔等をプレス加工により同時に形成するには、
例えば、上型と下型とを使用する。次にタップ孔にタッ
プ加工を施すことを特徴としている。
〔発明の作用〕
本発明においては、タップ孔、PC鋼線の通孔、これらの
孔を連通する連通孔、及びPC鋼線のヘッド定着用凹部を
プレス加工により1工程で形成するから、金型の交換や
金型と端板との位置決め等が一度で足り、数回行う必要
がない。また、付属設備も要せず設備が簡略化する。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を添附の図面において詳述する。
第1図はコンクリートパイル用端板の平面図、第2図は
第1図II−II線拡大断面図、第3図は本発明実施に用い
る上型を示しAは断面図Bは下面図、第4図は本発明実
施に用いる下型を示しAは上面図Bは断面図、第5図は
一工程の断面図である。
本発明は、第1図及び第2図に示す如く、コンクリート
パイルの一端部または両端部に設けPC鋼線の定着板、必
要に応じて継手端板ともなる端板1に、タップ孔2とPC
鋼線の通孔3とこれらの孔を連通する連通孔4とからな
る略ひょうたん形の定着座を形成するものである。この
ような略ひょうたん形の定着座を形成するに当り、上記
タップ孔2と通孔3と連通孔4は勿論、通孔3の上部に
はPC鋼線のヘッド定着用凹部5をプレス加工により同時
に形成するものである。このプレス加工には、例えば第
3図及び第4図に示すような上型6と下型7とを使用す
る。上型6は、タップ孔2の打抜用パンチ8と通孔3の
打抜用パンチ9と連通孔4の打抜用パンチ10とが一体に
設けられ、かつ、通孔3の打抜用パンチ9にはPC鋼線の
ヘッド定着用凹部5を形成するための絞りパンチ11が備
えており、第3図Bに示す如く、下端面略ひょうたん形
を呈している。
なお、上記各パンチ8、9、10を2体または3体に分け
て形成、それらを互いに嵌込むようにして一体となして
もよい。また、タップ孔2の打抜用パンチ8は、タップ
孔2の上面に面取り部12を形成するための面取りパンチ
13を備えたものを示してある。
一方、下型7は上記上型6の各打抜用パンチに対応する
ダイス穴14と絞りパンチ11に対応する凹部15とが設けら
れ、第4図Aに示すように上面略ひょうたん形の穴が形
成されているものである。この下型7の上面に端板1を
当接し、上記上型6により加圧する。そうすると、まず
タップ孔2の部分が打抜かれ、次いで連通孔4の部分が
打抜かれ、次いでPC鋼線の通孔3はやや遅れて内側に少
々歪みながら打抜かれる。この際、PC鋼線の通孔3のダ
イス穴部の切刃は下型7の上面より下った凹部15の底部
に位置しているので、打抜かれる通孔3の下面側の穴は
大分広がり気味になる。尚も加圧すると、第5図に示す
如く、タップ孔2、通孔3及び連通孔4とからなる略ひ
ょうたん形の穴に打抜かれ、上型6の各打抜用パンチ
8、9、10の下端部が下型7のダイス穴14に挿入する。
更に上型6の加圧を続ける。そうすると、上型6の絞り
パンチ11が通孔3の上面を押圧し、通孔3の上部にPC鋼
線のヘッド定着用凹部5が形成される。この際、上型6
の各打抜用パンチ8、9、10の下端部は端板1のタップ
孔2、通孔3、連通孔4を貫通して下型7のダイス穴14
に芯金の如くそれぞれ嵌入しているので、絞りパンチ11
により絞り押し出された鋼材は打抜用パンチ9及び10の
周囲を押圧しながら下方に移動し、通孔3及び連通孔4
は勿論、タップ孔2の形状を損うことなく下型7の凹部
15により通孔3の下面外周に凸条16を形成する。このと
き、PC鋼線の定着部は略ひょうたん形に打抜かれ、捨穴
的効果により歪み吸収し、上型6の絞りパンチ11による
鋼材の絞り移動量も少なく、下型7の凹部15の大きさも
上記鋼材の移動量を基準にしてその形状、大きさ及び深
さ等を考慮することによって、PC鋼線のヘッド定着用凹
部5の周囲のダレコミや歪みが殆どなくなるものであ
る。なお、第3図及び第4図に示すような上型6と下型
7とによりプレス加工する場合を説明したが、プレス加
工する型やその手段は上述したものに限定されない。上
述のように1工程で端板1に略ひょうたん形の穴を形成
した後に、タップ孔2にタップ加工を施す。これは第2
工程で、タップ加工は常法により行う。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、タップ孔、PC鋼線の通
孔、連通孔とからなる略ひょうたん形の孔及びPC鋼線の
ヘッド定着用凹部1を1工程で形成するから、金型の交
換や端板の位置決め等も一度で足りるので、作業性が著
しく向上する。また、附属設備も要せず設備が簡略化す
るので、端板を安価に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示し、第1図はコンクリート
パイル用端板の平面図、第2図は第1図II−II線拡大断
面図、第3図は本発明実施に用いる上型を示しAは断面
図Bは下面図、第4図は本発明実施に用いる下型を示し
Aは上面図Bは断面図、第5図は一工程の断面図であ
る。 図中1は端板、2はタップ孔、3は通孔、4は連通孔、
5はPC鋼線のヘッド定着用凹部、6は上型、7は下型で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートパイル用端板に、タップ孔と
    PC鋼線の通孔とこれらを連通する連通孔とからなる略ひ
    ょうたん形の定着座を形成するに当り、上記タップ孔と
    通孔と連通孔及び通孔の上部にはPC鋼線のヘッド定着用
    凹部とをプレス加工により同時に形成し、次いでタップ
    孔にタップ加工を施すことを特徴とするコンクリートパ
    イル用端板におけるPC鋼線の定着座の形成方法。
JP62225062A 1987-09-08 1987-09-08 コンクリートパイル用端板におけるpc鋼線の定着座の形成方法 Expired - Lifetime JPH0742698B2 (ja)

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