JPH0741380B2 - 連続鋳造装置の自動始動方法 - Google Patents
連続鋳造装置の自動始動方法Info
- Publication number
- JPH0741380B2 JPH0741380B2 JP61058454A JP5845486A JPH0741380B2 JP H0741380 B2 JPH0741380 B2 JP H0741380B2 JP 61058454 A JP61058454 A JP 61058454A JP 5845486 A JP5845486 A JP 5845486A JP H0741380 B2 JPH0741380 B2 JP H0741380B2
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- JP
- Japan
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- level
- mold
- slab
- filling level
- casting
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D2/00—Arrangement of indicating or measuring devices, e.g. for temperature or viscosity of the fused mass
- B22D2/006—Arrangement of indicating or measuring devices, e.g. for temperature or viscosity of the fused mass for the temperature of the molten metal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
- B22D11/20—Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock
- B22D11/201—Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock responsive to molten metal level or slag level
- B22D11/202—Controlling or regulating processes or operations for removing cast stock responsive to molten metal level or slag level by measuring temperature
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶湯を中間容器から調整可能な出湯口閉鎖装
置を経て連続鋳造用鋳型へ充填し、この鋳型内で上昇す
る実際充填レベルを所定の鋳込み開始曲線に従つて目標
充填レベルに調整し、測定装置および調整装置により連
続鋳造中この目標充填レベルを維持する、連続鋳造装置
の自動始動方法に関する。
置を経て連続鋳造用鋳型へ充填し、この鋳型内で上昇す
る実際充填レベルを所定の鋳込み開始曲線に従つて目標
充填レベルに調整し、測定装置および調整装置により連
続鋳造中この目標充填レベルを維持する、連続鋳造装置
の自動始動方法に関する。
ドイツ連邦共和国特許第3221708号明細書は、既にこの
ような方法および装置を含んでいる。この場合擬似鋳片
の上方にある空の鋳型への溶湯の充填は、２つの段階し
かも間欠充填段階A-Bと連続充填段階B-Dで行なわれる。
段階A-Bでは充填は、中間容器にあるストツパによる出
湯口閉鎖装置の持続する開閉により間欠的に行なわれ、
これに反し段階B-Dは連続的に経過する。両方の充填過
程A-BおよびB-Dはあらかじめプログラミングされた鋳込
み開始曲線（時間特性曲線）に沿つて制御され、その際
入力された目標充填レベルと光学的充填レベル測定装置
により測定されるそのつどの実際充填レベルとの比較
が、出湯口閉鎖装置を適当に補正しながら行なわれる。
開放過程と共に始まる充填段階A-Bの数回の完全な停止
は、鋳造の間に鋳型内のそのつどの実際充填レベルを検
出するため溶湯面を鎮静化するために行なわれる。これ
は煩雑な過程であり、中間容器の出湯口閉鎖装置特にそ
の耐火摩耗部分を酷使するのみならず、時間をとる。さ
らに特に出湯口閉鎖装置として摺動閉鎖装置を使用する
と、一定の開度でただし完全に開くことなしに行なわれ
る間欠的開放中に、中間容器および出湯口閉鎖装置を予
熱するにもかかわらず、鋳込み開始の際流通路がつまる
おそれが大きい。これについて指摘すべきことは、中間
容器への溶湯の充填の際出湯口閉鎖装置が閉じられた状
態にあることである。さらに光学的測定装置は鋳造運転
の実際においてよくなかつた。
ような方法および装置を含んでいる。この場合擬似鋳片
の上方にある空の鋳型への溶湯の充填は、２つの段階し
かも間欠充填段階A-Bと連続充填段階B-Dで行なわれる。
段階A-Bでは充填は、中間容器にあるストツパによる出
湯口閉鎖装置の持続する開閉により間欠的に行なわれ、
これに反し段階B-Dは連続的に経過する。両方の充填過
程A-BおよびB-Dはあらかじめプログラミングされた鋳込
み開始曲線（時間特性曲線）に沿つて制御され、その際
入力された目標充填レベルと光学的充填レベル測定装置
により測定されるそのつどの実際充填レベルとの比較
が、出湯口閉鎖装置を適当に補正しながら行なわれる。
開放過程と共に始まる充填段階A-Bの数回の完全な停止
は、鋳造の間に鋳型内のそのつどの実際充填レベルを検
出するため溶湯面を鎮静化するために行なわれる。これ
は煩雑な過程であり、中間容器の出湯口閉鎖装置特にそ
の耐火摩耗部分を酷使するのみならず、時間をとる。さ
らに特に出湯口閉鎖装置として摺動閉鎖装置を使用する
と、一定の開度でただし完全に開くことなしに行なわれ
る間欠的開放中に、中間容器および出湯口閉鎖装置を予
熱するにもかかわらず、鋳込み開始の際流通路がつまる
おそれが大きい。これについて指摘すべきことは、中間
容器への溶湯の充填の際出湯口閉鎖装置が閉じられた状
態にあることである。さらに光学的測定装置は鋳造運転
の実際においてよくなかつた。
本発明の課題は、鋳込み開始過程とそのための装置を改
善された運転信頼度で簡単化することである。
善された運転信頼度で簡単化することである。
この課題を解決するため本発明によれば、出湯口閉鎖装
置を完全に開いて鋳型への溶湯の充填を開始し、鋳型内
の所定の第１のレベルに実際充填レベルが達すると、出
湯口閉鎖装置を所定の絞り位置に絞り、第１のレベルよ
り高い第２の所定のレベルにおいて鋳型内の実際充填レ
ベルの引続く上昇を監視して、鋳込み開始曲線に従つて
出湯口閉鎖装置の絞り位置を補正し、第２のレベルより
高い第３の所定のレベルに実際充填レベルが達すると鋳
片引抜き装置を始動し、一定の速度で鋳片を鋳型から引
抜く。
置を完全に開いて鋳型への溶湯の充填を開始し、鋳型内
の所定の第１のレベルに実際充填レベルが達すると、出
湯口閉鎖装置を所定の絞り位置に絞り、第１のレベルよ
り高い第２の所定のレベルにおいて鋳型内の実際充填レ
ベルの引続く上昇を監視して、鋳込み開始曲線に従つて
出湯口閉鎖装置の絞り位置を補正し、第２のレベルより
高い第３の所定のレベルに実際充填レベルが達すると鋳
片引抜き装置を始動し、一定の速度で鋳片を鋳型から引
抜く。
こうして本発明によれば、出湯口閉鎖装置を全開して鋳
型への溶湯の充填を開始し、第１の所定のレベルに実際
充填レベルが達すると、出湯口閉鎖装置を所定の絞り位
置に絞り、この第１のレベルより高い第２のレベルにお
いて実際充填レベルの引続く上昇を監視して、出湯口閉
鎖装置の絞り位置を補正する。従つて実際充填レベル即
ち溶湯面は、ただ１つのレベルによる１回のみの監視と
補正で、おだやかにかつ速やかに目標充填レベルへ到達
することができる。しかも１回のみの監視と補正しか行
なわないので、レベルの測定装置及び調整装置も安価な
ものを使用することができる。
型への溶湯の充填を開始し、第１の所定のレベルに実際
充填レベルが達すると、出湯口閉鎖装置を所定の絞り位
置に絞り、この第１のレベルより高い第２のレベルにお
いて実際充填レベルの引続く上昇を監視して、出湯口閉
鎖装置の絞り位置を補正する。従つて実際充填レベル即
ち溶湯面は、ただ１つのレベルによる１回のみの監視と
補正で、おだやかにかつ速やかに目標充填レベルへ到達
することができる。しかも１回のみの監視と補正しか行
なわないので、レベルの測定装置及び調整装置も安価な
ものを使用することができる。
本発明によるいわゆる開放鋳込み開始の好ましい方法態
様では、第１のレベルと第２のレベルとの間における実
際充填レベルの調整から、第２のレベルと第３のレベル
との間にある測定区間内で行なわれる目標充填レベルの
調整へ移行させ、出湯口閉鎖装置の引続く絞りによつて
第３のレベルにある鋳造運転位置への移行を行なう。た
だ１つの監視信号面としての第２のレベルを持つ鋳込み
開始曲線（時間特性曲線）に沿う調整と、これに続いて
目標充填レベル範囲で出湯口閉鎖装置の鋳造運転位置へ
の引続く絞りにより開始される測定区間調整とのこの組
合わせは、鋳込み開始過程の確実な経過に著しく寄与す
る。鋳造運転位置で出湯口閉鎖装置は、目標充填レベル
を維持する開始指令を同様に考慮できる位置をとる。
様では、第１のレベルと第２のレベルとの間における実
際充填レベルの調整から、第２のレベルと第３のレベル
との間にある測定区間内で行なわれる目標充填レベルの
調整へ移行させ、出湯口閉鎖装置の引続く絞りによつて
第３のレベルにある鋳造運転位置への移行を行なう。た
だ１つの監視信号面としての第２のレベルを持つ鋳込み
開始曲線（時間特性曲線）に沿う調整と、これに続いて
目標充填レベル範囲で出湯口閉鎖装置の鋳造運転位置へ
の引続く絞りにより開始される測定区間調整とのこの組
合わせは、鋳込み開始過程の確実な経過に著しく寄与す
る。鋳造運転位置で出湯口閉鎖装置は、目標充填レベル
を維持する開始指令を同様に考慮できる位置をとる。
本発明の別の特徴によれば、特に大きい断面積の鋳片の
鋳造において、鋳造運転位置へ出湯口閉鎖装置を絞る
際、同時に鋳片引抜き装置の始動を行なうのに反し、小
さい断面積をもつ鋳片では、鋳片引抜き装置の始動を時
間特性曲線の終端範囲で行ない、この時間特性曲線の引
続く経過において、鋳片引抜き装置の速度の影響を考慮
する。さらに時間特性曲線の始端にある出湯口閉鎖装置
の絞りを、鋳型の充填レベルの25ないし65％の範囲で開
始し、ビレツト鋳型または小さい分塊鋳型の場合全開度
の５ないし30％、大きいスラブ鋳型または分塊鋳型の場
合15ないし50％とするのがよい。これらの範囲により、
すべての通常寸法の鋳片を得ることができる。
鋳造において、鋳造運転位置へ出湯口閉鎖装置を絞る
際、同時に鋳片引抜き装置の始動を行なうのに反し、小
さい断面積をもつ鋳片では、鋳片引抜き装置の始動を時
間特性曲線の終端範囲で行ない、この時間特性曲線の引
続く経過において、鋳片引抜き装置の速度の影響を考慮
する。さらに時間特性曲線の始端にある出湯口閉鎖装置
の絞りを、鋳型の充填レベルの25ないし65％の範囲で開
始し、ビレツト鋳型または小さい分塊鋳型の場合全開度
の５ないし30％、大きいスラブ鋳型または分塊鋳型の場
合15ないし50％とするのがよい。これらの範囲により、
すべての通常寸法の鋳片を得ることができる。
本発明を図面に基いて以下に説明する。
第１図において、１は溶湯流1aにより満たされる中間容
器を意味し、この中間容器から溶鋼が、摺動閉鎖装置２
の形の調整可能な出湯口閉鎖装置とそれに続く注入管３
とを経て、水冷連続鋳造鋳型４へ計量して供給される。
このため摺動閉鎖装置２の摺動板５は操作装置６に機械
的に遊隙なく連結され、この操作装置のそのつどの運転
位置が位置測定器７により記録される。注入管３の自由
端は鋳型４へ入り込み、その測定区間９内にある目標充
填レベル８は、棒放射器10と計数器11から成る測定装置
により監視される。装置10,11より下において鋳型４に
は、互いに垂直間隔をおいて第１のレベルおよび第２の
レベルに対応する点状測定個所12および13を設けられて
いる。第２図からわかるように、これらの測定個所は鋳
型４の壁へ交換可能に取付けられる温度検知器14をも
ち、この温度検知器は、大体においてなるべく電気加熱
の熱電素子15またはPTC抵抗、圧縮ばねの荷重を受ける
検知器スリーブ16、ニツプル17および電気接続部18から
成る。
器を意味し、この中間容器から溶鋼が、摺動閉鎖装置２
の形の調整可能な出湯口閉鎖装置とそれに続く注入管３
とを経て、水冷連続鋳造鋳型４へ計量して供給される。
このため摺動閉鎖装置２の摺動板５は操作装置６に機械
的に遊隙なく連結され、この操作装置のそのつどの運転
位置が位置測定器７により記録される。注入管３の自由
端は鋳型４へ入り込み、その測定区間９内にある目標充
填レベル８は、棒放射器10と計数器11から成る測定装置
により監視される。装置10,11より下において鋳型４に
は、互いに垂直間隔をおいて第１のレベルおよび第２の
レベルに対応する点状測定個所12および13を設けられて
いる。第２図からわかるように、これらの測定個所は鋳
型４の壁へ交換可能に取付けられる温度検知器14をも
ち、この温度検知器は、大体においてなるべく電気加熱
の熱電素子15またはPTC抵抗、圧縮ばねの荷重を受ける
検知器スリーブ16、ニツプル17および電気接続部18から
成る。
鋳型４の後には、簡単にするため図示してない二次冷却
装置と、それから常温鋳片19をつかむ鋳片引抜き装置20
が設けられ、引抜き装置は駆動ロール21、その駆動装置
22、駆動調整器23および回転計24をもつている。回転計
24はその測定値を駆動調整器23に与え、またプロセス計
算機25へも与え、この計算機はさらに摺動閉鎖装置２の
開度を監視する位置測定器７、測定装置10,11の計数器1
1、および測定個所12,13の測定値を受けて処理し、制御
指令を摺動閉鎖装置２の操作装置７と鋳片引抜き装置20
の調整器23へ与える。この調整器には引抜き速度が定数
として規定され、すなわち常温鋳片19より上で鋳造され
る鋳片の引抜き速度が不変な場合、鋳型４内の目標充填
レベル８が主として流入側からのみ摺動閉鎖装置２によ
り調整されるが、摺動閉鎖装置２の調整範囲を越える鋳
造条件では、鋳片引抜き装置20の駆動調整器23を介して
引抜き速度に影響を受ける。
装置と、それから常温鋳片19をつかむ鋳片引抜き装置20
が設けられ、引抜き装置は駆動ロール21、その駆動装置
22、駆動調整器23および回転計24をもつている。回転計
24はその測定値を駆動調整器23に与え、またプロセス計
算機25へも与え、この計算機はさらに摺動閉鎖装置２の
開度を監視する位置測定器７、測定装置10,11の計数器1
1、および測定個所12,13の測定値を受けて処理し、制御
指令を摺動閉鎖装置２の操作装置７と鋳片引抜き装置20
の調整器23へ与える。この調整器には引抜き速度が定数
として規定され、すなわち常温鋳片19より上で鋳造され
る鋳片の引抜き速度が不変な場合、鋳型４内の目標充填
レベル８が主として流入側からのみ摺動閉鎖装置２によ
り調整されるが、摺動閉鎖装置２の調整範囲を越える鋳
造条件では、鋳片引抜き装置20の駆動調整器23を介して
引抜き速度に影響を受ける。
第３図には、230×230mmの辺長をもつ分塊の例につい
て、装置の始動が示されている。鋳造開始の際常温鋳片
19が入れられ、引抜き駆動装置20が動作停止され、摺動
閉鎖装置２が第4a図による完全に開いた位置へもたらさ
れるので、常温鋳片19より上に第１図の実際充填レベル
26が形成されて、迅速に測定個所12の信号面と同じレベ
ルまで上昇し、摺動閉鎖装置２を第4b図の絞り位置へ動
かし始める。それにより実際充填レベル26の上昇速度が
減少し、同時にプロセス計算機25に規定された時間特性
曲線27に沿つて、測定個所９の下にあって第３のレベル
に対応する信号面28まで導かれる。ここで鋳片引抜き20
の開始29が行なわれ、同時に目標充填レベル８を測定区
間９内に調整するため第4c図による運転位置へ摺動閉鎖
装置２を動かして鋳造運転の開始が行なわれる。目標充
填レベル８には約30秒後に達し、引抜き駆動装置22の始
動29は20秒の経過後に行なわれ、実際充填レベル26の上
昇速度の減少は５秒後に始まる。その際重要な個所29お
よび12は、鋳型４内の常温鋳片19上で利用可能な充填レ
ベル範囲（100％）の約81％および35％である。
て、装置の始動が示されている。鋳造開始の際常温鋳片
19が入れられ、引抜き駆動装置20が動作停止され、摺動
閉鎖装置２が第4a図による完全に開いた位置へもたらさ
れるので、常温鋳片19より上に第１図の実際充填レベル
26が形成されて、迅速に測定個所12の信号面と同じレベ
ルまで上昇し、摺動閉鎖装置２を第4b図の絞り位置へ動
かし始める。それにより実際充填レベル26の上昇速度が
減少し、同時にプロセス計算機25に規定された時間特性
曲線27に沿つて、測定個所９の下にあって第３のレベル
に対応する信号面28まで導かれる。ここで鋳片引抜き20
の開始29が行なわれ、同時に目標充填レベル８を測定区
間９内に調整するため第4c図による運転位置へ摺動閉鎖
装置２を動かして鋳造運転の開始が行なわれる。目標充
填レベル８には約30秒後に達し、引抜き駆動装置22の始
動29は20秒の経過後に行なわれ、実際充填レベル26の上
昇速度の減少は５秒後に始まる。その際重要な個所29お
よび12は、鋳型４内の常温鋳片19上で利用可能な充填レ
ベル範囲（100％）の約81％および35％である。
所定の時間特性曲線27の経過の監視には、測定個所13の
信号面が役立ち、この測定個所において実際充填レベル
26への早すぎるかまたは遅すぎる到達が監視される。例
えばtFまたはtSのような時間偏差が生ずると、補正用摺
動閉鎖装置２の操作装置６へ、適当な操作運動が指令さ
れる。
信号面が役立ち、この測定個所において実際充填レベル
26への早すぎるかまたは遅すぎる到達が監視される。例
えばtFまたはtSのような時間偏差が生ずると、補正用摺
動閉鎖装置２の操作装置６へ、適当な操作運動が指令さ
れる。
小さい鋳片断面では、鋳型４′内において鋳片がよく凝
固するため、第５図に示すように短い始動時間ですみ、
目標充填レベル８′への安定が20秒後既に終了する。こ
の場合実際充填レベル26が測定区間９′の下の信号面2
8′に達する前に、鋳片引抜き装置20用駆動装置22の始
動29′が行なわれる。これは、測定個所12′および13′
のように温度検知器14から成る別の点状測定個所31によ
り行なわれる。
固するため、第５図に示すように短い始動時間ですみ、
目標充填レベル８′への安定が20秒後既に終了する。こ
の場合実際充填レベル26が測定区間９′の下の信号面2
8′に達する前に、鋳片引抜き装置20用駆動装置22の始
動29′が行なわれる。これは、測定個所12′および13′
のように温度検知器14から成る別の点状測定個所31によ
り行なわれる。
第１図は連続鋳造装置の原理的構成図、第２図は第１図
の測定個所の拡大図、第３図は装置の始動を示す線図、
第４図は摺動閉鎖装置として構成された出湯口閉鎖装置
の異なる位置における断面図、第５図は始動プログラム
の第２の実施例の線図である。 １……中間容器、２……出湯口閉鎖装置、４……鋳型、
８……目標充填レベル、12,13……信号面、22……引抜
き駆動装置、26……実際充填レベル、27……時間特性曲
線。
の測定個所の拡大図、第３図は装置の始動を示す線図、
第４図は摺動閉鎖装置として構成された出湯口閉鎖装置
の異なる位置における断面図、第５図は始動プログラム
の第２の実施例の線図である。 １……中間容器、２……出湯口閉鎖装置、４……鋳型、
８……目標充填レベル、12,13……信号面、22……引抜
き駆動装置、26……実際充填レベル、27……時間特性曲
線。
Claims (5)
- 【請求項１】溶湯を中間容器から調整可能な出湯口閉鎖
装置を経て連続鋳造用鋳型へ充填し、この鋳型内で上昇
する実際充填レベルを所定の鋳込み開始曲線に従つて目
標充填レベルに調整し、測定装置および調整装置により
連続鋳造中この目標充填レベルを維持する、連続鋳造装
置の自動始動方法において、出湯口閉鎖装置（２）を完
全に開いて鋳型（４）への溶湯の充填を開始し、鋳型
（４）内の所定の第１のレベル（12）に実際充填レベル
（26）が達すると、出湯口閉鎖装置（２）を所定の絞り
位置に絞り、第１のレベル（12）より高い第２の所定の
レベル（13）において鋳型（４）内の実際充填レベル
（26）の引続く上昇を監視して、鋳込み開始曲線に従つ
て出湯口閉鎖装置（２）の絞り位置を補正し、第２のレ
ベルより高い第３の所定のレベル（28）に実際充填レベ
ル（26）が達すると、鋳片引抜き装置（20）を始動し、
一定の速度で鋳片（19）を鋳型（４）から引抜くことを
特徴とする、連続鋳造装置の自動始動方法。 - 【請求項２】第１のレベル（12）と第２のレベル（13）
との間における実際充填レベル（26）の調整から、第２
のレベル（13）と第３のレベル（28）との間にある測定
区間（９）内で行なわれる目標充填レベル（８）の調整
へ移行させ、出湯口閉鎖装置（２）の引続く絞りによつ
て第３のレベル（28）にある鋳造運転位置への移行を行
なうことを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の
方法。 - 【請求項３】鋳造運転位置へ出湯口閉鎖装置（２）を絞
る際、同時に鋳片引抜き装置（20）の始動を行なうこと
を特徴とする、特許請求の範囲第２項に記載の方法。 - 【請求項４】鋳片引抜き装置（20）の始動（29′）を鋳
込み開始曲線（27）の終端範囲で行ない、この曲線の引
続く経過において、鋳片引抜き装置（20）の速度の影響
を考慮することを特徴とする、特許請求の範囲第３項に
記載の方法。 - 【請求項５】出湯口閉鎖装置（２）の絞りを、鋳型
（４）の充填レベル（30,30′）の25ないし65％の範囲
で開始し、ビレツト鋳型または小さい分塊鋳型の場合全
開度の５ないし30％、大きいスラブ鋳型または分塊鋳型
の場合15ないし50％とすることを特徴とする、特許請求
の範囲第１項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3509932.1 | 1985-03-19 | ||
| DE19853509932 DE3509932A1 (de) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | Verfahren zum anfahren einer stranggiessanlage |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61219457A JPS61219457A (ja) | 1986-09-29 |
| JPH0741380B2 true JPH0741380B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=6265716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61058454A Expired - Lifetime JPH0741380B2 (ja) | 1985-03-19 | 1986-03-18 | 連続鋳造装置の自動始動方法 |
Country Status (17)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4770230A (ja) |
| JP (1) | JPH0741380B2 (ja) |
| AT (1) | AT389257B (ja) |
| BE (1) | BE904428A (ja) |
| CA (1) | CA1267520A (ja) |
| CH (1) | CH671535A5 (ja) |
| DE (1) | DE3509932A1 (ja) |
| ES (1) | ES8702190A1 (ja) |
| FR (1) | FR2579120B1 (ja) |
| GB (1) | GB2172532B (ja) |
| IN (1) | IN165386B (ja) |
| IT (1) | IT1186231B (ja) |
| MX (1) | MX163421B (ja) |
| PL (1) | PL147083B1 (ja) |
| SE (1) | SE463247B (ja) |
| SU (1) | SU1528335A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA861927B (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| LU85878A1 (de) * | 1985-05-07 | 1986-12-05 | Arbed | Verfahren zur automatischen steuerung des anfahrbetriebes einer metall-stanggiessanlage |
| DE3679950D1 (de) * | 1985-09-02 | 1991-08-01 | Nippon Steel Corp | Verfahren zum regeln des anfangsstadiums beim stranggiessen. |
| JPS6254562A (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-10 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造の鋳造初期制御方法 |
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