JPH0741040A - キャリアテープの製造方法 - Google Patents

キャリアテープの製造方法

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JPH0741040A
JPH0741040A JP20558793A JP20558793A JPH0741040A JP H0741040 A JPH0741040 A JP H0741040A JP 20558793 A JP20558793 A JP 20558793A JP 20558793 A JP20558793 A JP 20558793A JP H0741040 A JPH0741040 A JP H0741040A
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recess
carrier tape
base portion
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slit
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JP20558793A
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Tomoyasu Kato
知康 加藤
Hiroshi Kato
浩 加藤
Tsutomu Miyauchi
勉 宮内
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Urawa Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Urawa Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品の収納や取出を円滑かつ確実に行え、ま
た、輸送に伴う振動等を受けた場合でも部品のリードの
曲げ等の不都合が生じないキャリアテープを容易かつ効
率的に製造できるキャリアテープの製造方法を提供す
る。 【構成】熱可塑性樹脂からなる長尺シートに底面に台部
分が突出する凹部をプレス金型装置によって部品の収納
可能に成形し、次いで、台部分の上面に、雄型42,雌
型43,シート押え45からなる打ち抜き金型装置41
によって壁片を部品と係合可能に形成する。そして、こ
の壁片の成形に際しては、多角形の一辺を打抜き刃42
aにより除く形にスリットを形成し、このスリットによ
り確定される断片を引き起こして壁片を形成するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品や精密機械
部品等の微細な部品を巻取収容するキャリアテープの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路基板等への電子部品の装
着はインサートマシン等の自動機によって行われる。こ
のような自動機に用いられる電子部品はキャリアテープ
に巻取保持され、キャリアテープに巻取保持された状態
で輸送、保管、収納される。そして、自動機において
は、キャリアテープをスプール等に回転自在に装着して
引き出し、この引き出したキャリアテープから電子部品
を取り出す。
【0003】従来、上述したようなキャリアテープとし
ては、図14に示すように、熱可塑性樹脂からなる長尺
状シート(テープ)1に多数の凹部2を長手方向に連設
し、これら凹部2にそれぞれ1つの電子部品Pを収容す
るものが知られる。そして、これら凹部2には、底面中
央位置に浅底の台部分3が突設、すなわち、底面に浅底
部分3と深底部分4とが形成され、また、台部分3の縁
部にリブ5が一体に突設される。そして、電子部品Pの
パッケージ(本体)Paを台部分3上に載置してリブ5
により位置決めし、また、電子部品PのリードPbを深
底部分4に延ばして曲げ等の不都合の発生を防止してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャリ
アテープにあっては、プレス成形や真空成形あるいは圧
空成形や圧空真空成形等でリブ5をも含めて凹部2全体
を一体に成形するが、成形型との関連でリブ5の内側面
の傾斜角度θを小さくすることが困難であり、結果とし
てリブ5の太さ寸法wが大きくなり電子部品Pの本体P
aとリードPbとの間にリブ5が嵌合しやすく、リブ5
が嵌合した場合に部品Pの取出が困難となり、また、リ
ードPbに曲げ等の不都合を生じるおそれが大きいとい
う問題があった。特に、上述したようなリブ5は剛性も
大きいため上述した問題も顕著であり、さらに、リード
Pbが電子部品PのリードPbと干渉、接触した場合等
にリードPbが曲げ等の不都合を生じやすいという問題
もあった。この発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、電子部品のリードの曲げ等の不都合が生じることを
確実に防止できる新規なキャリアテープの製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、熱可塑性樹脂の長尺状シ
ートに部品が収容可能な多数の部品収容用凹部をシート
長手方向に連設するとともに、該凹部にそれぞれ前記部
品と係合する壁部を起設して構成されるキャリアテープ
の製造方法において、前記凹部の底面に多角形の一辺を
除く形状にスリットを形成しつつ該スリットにより形成
された断片を引き起こし、該断片を引き起こした切り起
こし片で前記壁部を構成するようにした。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、熱可塑性
樹脂の長尺状シートに部品が収容可能な多数の部品収容
用凹部をシート長手方向に連設するとともに、該凹部の
底面に中央位置で前記部品を載置可能な台部分を突設
し、該台部分の上面周辺部にそれぞれ前記部品と係合す
る壁部を起設して構成されるキャリアテープの製造方法
において、前記凹部を前記台部分と一体に形成する第一
工程と、該第一工程に続いて、前記凹部の台部分の上面
に多角形状の一辺を除いた形にスリットを形成しつつ同
時に該スリットにより区画される断片を引き起こす第二
工程とを備え、前記断片を引き起こした切り起こし片で
前記壁部を構成するようにした。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、熱可塑
性樹脂の長尺状シートに部品が収容可能な多数の部品収
容用凹部をシート長手方向に連設するとともに、該凹部
の底面に中央位置で前記部品を載置可能な台部分を突設
し、前記凹部の底面に前記台部分の周りで前記部品と係
合する壁部を起設して構成されるキャリアテープの製造
方法において、前記凹部を前記台部分と一体に形成する
第一工程と、該第一工程に続いて、前記凹部の前記台部
分の周りの底面に多角形状の一辺を除いた形にスリット
を形成しつつ同時に該スリットにより区画される断片を
引き起こす第二工程とを備え、前記断片を引き起こした
切り起こし片で前記壁部を構成するようにした。
【0008】そして、各請求項に記載の発明は、前記凹
部の形成と同時あるいは前記凹部の形成前に走行駆動用
のスプロケットホイール歯が噛合するスプロケットホー
ルを形成する態様に、また、前記切り起こし片の形成と
同時あるいは前記切り起こし片を形成した後に前記部品
の種類認識用の穴を所定位置に形成する態様に構成する
ことができる。
【0009】
【作用】この発明によれば、凹部を形成した後におい
て、多角形の一辺を除いた形にスリットを形成し、この
スリットにより確定される断片を引き起こして壁部を形
成するため、壁部を容易に形成することができる。そし
て、壁部は打ち抜き・引き起しで形成され、剛性も小さ
いため、電子部品と接触してもリードに曲げ等の不都合
を生じさせるおそれも少なく、また、電子部品が過大な
力で保持されることがなく電子部品の取出も容易であ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図8にはこの発明の一実施例を示し、
図1がキャリアテープの一部拡大斜視図、図2が模式断
面図、図3が同キャリアテープの製造工程を示す模式断
面図、図4が図3に続く工程の模式断面図、図5が図4
に続く工程の模式断面図、図6が図5に続く工程の模式
断面図、図7a,b,cが一部分の変形例を示す模式
図、図8が製造に用いる金型装置の模式断面図である。
【0011】図1および図2において、11は塩化ビニ
ール等の熱可塑性樹脂シートから構成されたキャリアテ
ープであり、キャリアテープ11は電子部品収容用の多
数の凹部12が長手方向Lに連設されている。具体的に
は、このキャリアテープ11はポリ塩化ビニール製シー
ト 1378BHR(信越ポリマー(株)製 商品名)
の厚みが0.3mmのもの等が用いられる。凹部12に
は、底面中央部に平面視矩形状の台部分12aが突設さ
れ、この台部分12aの廻りに矩形溝状のリード逃がし
部分12bが形成されている。なお、図1中、19はテ
ープ長手方向に沿って連設されたスプロケットホールで
あり、このスプロケットホール19には図示しないテー
プ走行駆動用のスプロケットホイールの歯が噛合する。
【0012】台部分12aには、上面に4辺の周辺位置
で矩形状の壁片(壁部)15が切り起こし形成され、ま
た、中央に部品種類識別用の穴17が形成されている。
図2に示すように、この台部分12aには上面に電子部
品Pが載置され、この電子部品Pの4面に各壁片15が
部品Pを挟み込むように自身の弾性で接触している。電
子部品Pは、本体Paに4方向から壁片15が当接して
位置決めされ、また、リードPbがリード逃がし部分1
2bに延在する。なお、台部分12aには図13に示す
ように剛性の向上等の目的で上面中央に底上げ部分12
eを形成することができる。
【0013】なお、図2中、21はキャリアテープ11
の表面に貼着されたトップテープであり、トップテープ
21は凹部12を閉塞する。このトップテープ21は、
部品Pの上面に接触し、部品Pを凹部12内に保持す
る。そして、キャリアテープ11の凹部12の寸法は、
収納された部品Pとトップテープ21との間隔(クリア
ランス)δが0、あるいはトップテープ21が部品Pを
直接に押さえ込むことができるように定めることが望ま
しい。
【0014】この実施例のキャリアテープ11は、以下
に記載するようにして製造される。すなわち、先ず、第
一工程において凹部12がプレス金型装置31によりプ
レス成形され、この後、第二工程において壁片15が打
ち抜き金型装置41により切り起こし成形される。そし
て、第一工程においては、長尺状すなわちテープ状に裁
断された熱可塑性樹脂シート22を軟化点温度以上に加
熱(予備加熱)し、また、プレス金型装置31を所定の
温度に設定する。具体的には、樹脂シート22を表面温
度が140°Cで軟化した状態に、また、金型温度を4
0°Cに設定し、樹脂シート22をプレス金型装置31
に送り出す。なお、図中明示しないが、第一工程におい
て、あるいは第一工程の前にシート22にはスプロケッ
トホール19が形成される。
【0015】ここで、プレス金型装置31は、図3およ
び図4に示すように、雄型32と雌型33とを有するも
のが用いられる。雌型33は、ダイス35と2つの型部
材33A,33Bとを備え、型部材33Aが図中上下動
可能に組み付けられる。この雌型33は、型部材33B
が台部分12aに対応して型部材33Aから突出し、こ
の型部材33Bとダイス35との間に凹部12bに対応
した凹部33aが形成される。また、雄型32は、突部
33bに対応した凹部32aが形成され、全体として凹
部33aに嵌合可能な形状を有する。このプレス金型装
置31は、雄型32を雌型33に向かって移動させ、シ
ート22に台部分12aを備える凹部12を形成する
(図4参照)。そして、凹部12が成形された後は、雌
型33の型部材33Aを上動させて凹部12をダイス3
5から離型する。
【0016】なお、上述した凹部12の成形に際して
は、壁片15の立ち上がり角度を安定的に維持するため
には台部分12aの側壁を垂直に立ち上げることが望ま
しく、このためには、プレス金型装置31の型32,3
3のクリアランス、例えば、凹部32aと突部33bと
の間のクリアランスC(C=(a1 −a2 )/2)をシ
ート22の厚みtに対して50%〜100%に設定、よ
り望ましくは、50%〜65%(0.50t≦C≦0.
65t)に設定する。具体的には、例えば、寸法a1
20.60mmであれば寸法a2 を20.20mmに設
定する。
【0017】次に、第二工程においては、凹部12を形
成された熱可塑性シート22は打ち抜き金型装置41に
導かれる。打ち抜き金型装置41は、図5および図6に
示すように、雄型42、雌型43およびシート押さえ部
材45を有し、雄型42に対し雌型43を昇降可能に配
置して構成される。雄型42は、ダイス44と2つの型
部材42A,42Bとを備え、凹部12に対応した凹部
44aを形成する。型部材42Aは上下動可能に組み付
けられ、型部材42Bには前述した壁片15と対応して
クサビ型様の4つの打ち抜き刃42aが形成され、これ
ら打ち抜き刃42aが台部分12aに対応して凹部43
a内に突出する。また、雌型43は、雄型42の型部材
42Bに対応した凹部43aおよび凹部43a内に突出
する突部43bを有し、全体として凹部44a内に嵌入
可能な形状に成形されている。
【0018】この打ち抜き金型装置41は、雄型42の
凹部44a底面と雌型43の先端面との間のクリアラン
スD1 をシート22の厚みの50%〜100%に、雄型
42の型部材42Bの先端面と雌型43の先端面との間
のクリアランスD2 をシート22の厚みの約70%以上
に設定され、また、クリアランスb1 −b2 をスリット
の精度向上とバリの発生防止のため片側で5/1000
〜20/1000mm、好ましくは5/1000〜10
/1000mmに、さらに、クリアランスc2−c1
壁片15を垂直に立ち上げるためにシート22の台部分
12aの厚みに対して片側で60%〜80%程度に設定
する。また、打ち抜き刃42aは、任意の形状に成形す
ることができるが、くさび形形状に成形した場合はその
傾斜角度α(図8参照)を20°〜80°の範囲、好ま
しくは45°前後に設定する。
【0019】この第二工程においては、図5に示すよう
に、打ち抜き金型装置41に熱可塑性シート22が定置
され、熱可塑性シート22に打ち抜き金型装置41によ
って壁片15を形成する。すなわち、打ち抜き金型装置
41は雄型42を雌型43に向けて下動させて打ち抜き
刃42aで四角形の一辺を残した形にスリットを入れつ
つ、換言すれば、四角形状の断片を形成しつつ、この断
片を立ち上げる。したがって、この第二工程により熱可
塑性シート22には壁片15が形成される。なお、この
第二工程においては、上述した第一工程と同様に、熱可
塑性シート22を所定の温度に加熱して加工することも
可能である。
【0020】次に、壁片15が形成された熱可塑性シー
ト22は、第三工程で凹部12の台部分12aの上面中
央部に部品認識用の穴17が形成され、以上の一連の工
程を繰り返し行うことでキャリアテープ11が完成す
る。
【0021】そして、このように製造されたキャリアテ
ープ11は壁片15が切り起こしで成形されるため、厚
肉化すること無く構成でき、電子部品Pの本体Paとリ
ードPbとの間に嵌合する等の不都合が防止でき、ま
た、剛性を小さくでき接触によりリードPbに曲げ等を
生じさせることもない。
【0022】なお、上述した実施例では、四角形の一辺
を除く形にスリットを入れて断片を形成するが、この断
片の形状は図7aに示す長方形、図7bに示す角部をR
面取りした長方形、図7cに示すように角部をC面取り
した長方形に形成することもでき、また、6角形等の多
角形あるいは円形(半円形)等の形状に設定することも
可能である。上述した図7では、スリットを実線で、折
れ線を破線で表している。
【0023】図9から図12にはこの発明の他の実施例
を示し、図9がキャリアテープの要部の斜視図、図10
が同キャリアテープの模式断面図、図11および図12
が製造工程を示す模式断面図である。なお、以下に述べ
る実施例では、上述した実施例と同一の部分には同一の
番号を付して説明を省略する。
【0024】この実施例のキャリアテープ11にあって
は、凹部12の台部分12aが上述した実施例よりも小
さな寸法に形成され、凹部12の底面、すなわち、台部
分12aの廻りのリード逃がし部12bの底面に壁片1
5が切り起こしによって形成されている。
【0025】この実施例にあっても、上述した実施例と
同様に、第一工程から第三工程までを経て制作される。
すなわち、第一工程でシート22に台部分12aを有す
る凹部12が形成され、第二工程で壁片15が切り起こ
しによって形成され、第三工程で凹部12の台部分12
aの上面中央に部品識別用の穴17が形成される。この
キャリアテープ11も、壁片15の薄肉化、低剛性化が
図れるため、電子部品PのリードPbの曲げ等の不都合
の発生が防止される。
【0026】ここで、第二工程においては、上述した実
施例と同様に、雄型42と雌型43とを有する打ち抜き
金型装置41によって壁片15を切り起こし成形する。
図11および図12に示すように、この打ち抜き金型装
置41は、雄型42が型部材42Aのシート22の逃が
し部12bと対応した位置に打ち抜き刃42aを有し、
雌型43を下動させて壁片15を切り起こし成形する。
すなわち、上述した実施例と同様に、打ち抜き刃42a
で四角形の一辺を除く形にスリットを形成し、このスリ
ットにより確定される断片を立ち上げて壁片15を形成
する。
【0027】なお、上述した各実施例では、キャリアフ
ィルム11を構成する熱可塑性樹脂として塩化ビニール
を例示するが、塩化ビニール等の塩化ビニール系の樹脂
に限らず、ポリスチレン、アモルファスポリエチレンテ
レフタレートなどのポリエステル、ポリカーボネート、
ポリプロピレン等の樹脂、また、これらの樹脂に導電性
付与のためカーボン等を練り込んだもの、さらには、こ
れらの樹脂からなるシートの表面に導電コートをを施し
たもの等を採用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、凹部内への部品の収納を円滑かつ確実に行うことが
でき、しかも、凹部に収納した部品がテープ巻取や輸送
に伴う振動を受けた場合にもリードに曲げ等の不都合が
生じることを防止でき、さらに、部品の取出が容易なキ
ャリアテープを容易かつ効率的に製造できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるキャリアテープの
要部の斜視図である。
【図2】同キャリアテープの模式断面図である。
【図3】同キャリアテープの凹部の成形工程を示す模式
断面図である
【図4】同成形工程の図3に続く状態の模式断面図であ
る。
【図5】同キャリアテープの壁片の切り起こし工程を示
す模式断面図である。
【図6】同切り起こし工程の図5に続く状態の模式断面
図である。
【図7】同キャリアテープの壁片の他の態様を示す模式
平面図である。
【図8】切り起こし工程に用いられる金型装置の要部の
拡大模式断面図である。
【図9】この発明の他の実施例にかかるキャリアテープ
の要部の斜視図である。
【図10】同キャリアテープの模式断面図である。
【図11】同キャリアテープの壁片の切り起こし工程を
説明する模式断面図である。
【図12】同切り起こし工程の図11に続く状態の模式
断面図である。
【図13】同キャリアテープの要部の他の態様を示す斜
視図である。
【図14】従来のキャリアテープの模式断面図である。
【符号の説明】
11 キャリアテープ 12 凹部 12a 台部分 12b リード逃がし部分 15 壁片 17 部品種類認識用の穴 19 スプロケットホール 31 プレス金型装置 41 打ち抜き金型装置 42a 打ち抜き刃 P 部品 Pa 部品本体 Pb リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 勉 埼玉県北葛飾郡栗橋町小右衛門1333 浦和 ポリマー株式会社栗橋工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂の長尺状シートに部品が収
    容可能な多数の部品収容用凹部をシート長手方向に連設
    するとともに、該凹部にそれぞれ前記部品と係合する壁
    部を起設して構成されるキャリアテープの製造方法にお
    いて、 前記凹部の底面に多角形の一辺を除く形状にスリットを
    形成しつつ該スリットにより形成された断片を引き起こ
    し、該断片を引き起こした切り起こし片で前記壁部を構
    成するようにしたことを特徴とするキャリアテープの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂の長尺状シートに部品が収
    容可能な多数の部品収容用凹部をシート長手方向に連設
    するとともに、該凹部の底面に中央位置で前記部品を載
    置可能な台部分を突設し、該台部分の上面周辺部にそれ
    ぞれ前記部品と係合する壁部を起設して構成されるキャ
    リアテープの製造方法において、 前記凹部を前記台部分と一体に形成する第一工程と、 該第一工程に続いて、前記凹部の台部分の上面に多角形
    状の一辺を除いた形にスリットを形成しつつ同時に該ス
    リットにより区画される断片を引き起こす第二工程とを
    備え、前記断片を引き起こした切り起こし片で前記壁部
    を構成するようにしたことを特徴とするキャリアテープ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂の長尺状シートに部品が収
    容可能な多数の部品収容用凹部をシート長手方向に連設
    するとともに、該凹部の底面に中央位置で前記部品を載
    置可能な台部分を突設し、前記凹部の底面に、前記台部
    分の周りで前記部品と係合する壁部を起設して構成され
    るキャリアテープの製造方法において、 前記凹部を前記台部分と一体に形成する第一工程と、 該第一工程に続いて、前記凹部の前記台部分の周りの底
    面に多角形状の一辺を除いた形にスリットを形成しつつ
    同時に該スリットにより区画される断片を引き起こす第
    二工程とを備え、前記断片を引き起こした切り起こし片
    で前記壁部を構成するようにしたことを特徴とするキャ
    リアテープの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記凹部の形成と同時あるいは前記凹部
    の形成前に走行駆動用のスプロケットホイール歯が噛合
    するスプロケットホールを形成するようにした請求項
    1、請求項2または請求項3記載のキャリアテープの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記切り起こし片の形成と同時あるいは
    前記切り起こし片を形成した後に前記部品の種類認識用
    の穴を所定位置に形成するようにした請求項1、請求項
    2または請求項3記載のキャリアテープの製造方法。
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