JPH0740708B2 - リダイヤル制御方式 - Google Patents

リダイヤル制御方式

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JPH0740708B2 JP61128155A JP12815586A JPH0740708B2 JP H0740708 B2 JPH0740708 B2 JP H0740708B2 JP 61128155 A JP61128155 A JP 61128155A JP 12815586 A JP12815586 A JP 12815586A JP H0740708 B2 JPH0740708 B2 JP H0740708B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 AA形NCU内蔵モデムによるリダイヤル制御方式におい
て、受信信号の品質を検出する信号品質検出回路(SQ
D)を設け、受信信号の品質低下が検出されたときは回
線を切断し、自動発呼コマンド中のリダイヤル指示パラ
メータに基づいてモデムが自動的にリダイヤルを行う。
これにより、回線状態悪化により回線が切断されても自
動的にリダイヤルを行うことが出来る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モデムにおけるリダイヤル制御方式、特に、
発着信自動形網制御装置(AA形NCU)内蔵モデムにおけ
るリダイヤル制御方式に関する。
データ端末装置(DTE)からディジタル信号を電話回線
を用いてアナログ伝送する場合には、モデム(MODEM)
を用いてディジタル信号とアナログ信号の相互変換が行
われ、又モデルに内蔵された網制御装置(NCU:Network
Control Unit)により、通常の電話機と同様に交換網と
の接続制御及びDTEと電話回線との接続制御、ダイヤル
信号の発生等が行われる。ダイヤル信号形式には、ダイ
ヤルパルス信号(DP信号)及び押しボタンダイヤル信号
(PB信号)の両形式が用いられる。
NCUによる1回線用の接続制御には、1回線用手動発着
信接続形式の場合に使用される手動型NCU(MM形NCU)、
1回線用手動発信、自動着信接続形式の場合に使用され
る半自動形NCU(MA形NCU)及び1回線用自動発着信接続
形式の場合に使用される自動形NCU(AA形NCU)がある。
本発明は、これ等の中のAA形NCU内蔵モデムにおいて、
回線接続を行う場合のリダイヤル制御方式に関する。
〔従来の技術〕
第4図により、従来のAA形NCU内蔵モデムによるリダイ
ヤル制御方式を説明する。第4図は、従来のDTEとモデ
ムの回線構成を示したものである。
第4図において、21は全体のAA形NCU内蔵モデムで、211
はモデム部であり、212はAA形NCU(以下、NCUという)
である。
22はDTE、23は端末インタフェース、24は電話回線であ
る。電話回線は図示しない電話交換網に接続され、端末
インタフェース23には、RS−232Cが使用されている。
この構成において、DTE22が相手局とデータ通信をする
場合は、ダイヤル番号のキャラクタを端末インタフェー
ス23を経由してNCU212及びモデム211部に伝送すること
により自動発呼を行う。
いま、例えば、ASCIIコードでダイヤル番号D774111(D
はダイヤル信号を示し、774111が電話番号を示す)を送
るとNCU212は、このASCIIコード中の電話番号774111で
ダイヤリングして自動発呼を行う。
相手局との間の回線が接続され、相手局とハンドシェイ
クが成功すると、データ通信モードとなり、DTE22と相
手局間のデータ通信が行われる。
NCU212による回線接続制御動作中において、相手局が通
信中の場合は、モデム部211はNCU212に指定して所定回
数リダイヤルを行わせ、相手局との回線接続を成功させ
る様にする。
相手局に正しく接続した場合に、もし接続した回線状態
が悪く(例えばノイズが多い)ハンドシェイクが成功し
なかったり、あるいは通信中に回線状態が悪化しエラー
が多発する様になると、通信の途中において回線が切断
される場合がある。
この様に途中で回線が切断されたときに再び同一の相手
局との回線接続を行う場合には、発呼から始まる同一の
接続制御手順を最初からやり直して、相手局と再接続す
る操作が行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のAA形NCU内蔵モデムによる回線接続方式において
は、相手局に接続した場合に、回線状態の悪化等により
信号品質が低下すると通信の途中において回線が切断さ
れる場合があり、そのとき同一相手局と再接続する場合
は、相手局との接続処理を再び最初からやり直さねばな
らなかった。
この為、通信途中において回線状態の悪化等により回線
切断が発生した場合には、その再接続処理に時間と手間
が掛るという問題があった。
本発明は、AA形NCU内蔵モデムによる通信回線設定時に
おける電話回線よりのビジートーンまたは音声信号が検
出された場合、また、通信途中において、回線状態悪化
等により回線切断が発生した場合に、回線状態を判断し
て自動的にリダイヤルを行うリダイヤル制御方式を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
AA形NCU内蔵モデムによる回線接続方式における前述の
問題点を解決する為に本発明が講じた手段を、第1図を
参照して説明する。
第1図は、本発明の基本構成をブロック図で示したもの
である。
第1図において、11はAA形NCU内蔵モデム(以下、単に
モデム11という)であり、12はDTE(図示せず)と接続
する端末インタフェースであり、13は交換網(図示せ
ず)と接続する電話回線である。
DTEがモデム11に送る自動発呼コマンド中には、リダイ
ヤル情報としてリダイヤル指示パラメータが付加されて
いる。
モデム11において、111はAA形NCU(以下、NCU111とい
う)で、交換網との接続制御及びDTEと電話回線との接
続制御を行う。
112は信号品質検出器(SQD:Signal Quality Detector)
で、通信中の受信信号の品質を指示する信号品質指示値
(SQ指示値)を発生する。
116はトーン検出回路で、通信回線設定時の電話回線の
ビジートーンまたは音声信号を検出する。
113はリダイヤル制御部で、トーン検出部116でビジート
ーンまたは音声信号が検出されたとき、また、SQD112か
ら入力されたSQ指示値により受信信号の品質を判別し、
受信信号の品質低下が検出されたときは回線を切断し
て、自動発呼コマンド中のリダイヤル指示パラメータに
基づいてNCU111にリダイヤルを指示する。
〔作 用〕
モデム11は、DTEより送られた自動発呼コマンドに基づ
いて自動発呼を行い、相手局との回線接続を行う。
回線接続時に、回線より相手が話中であるビジートーン
や音声信号がトーン検出回路116で検出された場合は、
回線を切断して自動発呼コマンド中のリダイヤル指示パ
ラメータに基づいてNCU111に対してリダイヤル制御部11
3はリダイヤルを指示する。
すなわち、通信相手はモデムであるが、通信相手がモデ
ムと電話機が並列に接続された構成の場合が存在する。
このような構成の場合、交換器よりの呼出しに対して電
話機をオフフックするとモデムとの接続は出来ない。
そこで、電話機をオフフックして音声信号が返送され、
トーン検出回路116で検出された場合は、回線を切断し
てリダイヤルを行なう。
リダイヤルが行なわれ、再度相手局と接続し、呼出しベ
ルが鳴った場合は、前回の通信がモデムであることを知
っていることにより電話機をオフフックを行なわず、モ
デムと接続される。
以上の様に、回線設定時に、相手局の受信信号よりビジ
ートーンまたは音声信号のいずれかが検出された場合は
回線を切断し、自動的にリダイヤルするようにしたの
で、再処理のための手間を省くことができる。
回線が接続されてデータ通信中、SQD112は、相手局より
受信された信号の品質を検出し、SQ指示値を発生する。
いま、信号品質が良好な場合はSQ指示値のレベルは低
く、信号品質が低下する程SQ指示値のレベルは高くなる
ことにより信号品質の指示が行われるものとする(本発
明のSQ指示値の内容は、これに限定されるものではな
い)。
データ通信中において、回線の状態が悪化して信号品質
が低下すると、SQD112の発生するSQ指示値のレベルが高
くなる。
リダイヤル制御部113は、SQD112から入力されたSQ指示
値により受信信号の品質を判別し、受信信号の品質低下
が検出されたときは回線を切断して、自動発呼コマンド
中のリダイヤル指示パラメータに基づいてNCU111にリダ
イヤルを指示する。
交換網を経由して相手局と回線接続を行う場合には、相
手局と接続する回線の接続ルートは多数存在し、各回線
の状態は、通常各回線毎に異なったものとなる。例え
ば、1つの回線ルートの状態が悪くとも、他の回線ルー
トの状態は良好である場合がある。従って、モデム11に
おいてリダイヤルを行い、通信中に回線切断された同一
相手局に対して再接続を行うと、良好な状態の回線ルー
トによる接続が可能となる。
以上の様にして、通信途中において回線状態悪化等によ
り信号品質が低下したことにより回線切断が行われた場
合にも、モデムが同一相手局に対して自動的にリダイヤ
ルを行って回線を再接続させることが出来る。その際、
良好な状態の回線ルートによる接続が可能である。
〔実施例〕
本発明の実施例を、第2及び第3図を参照して説明す
る。
第2図は本発明の一実施例の構成のブロック説明図、第
3図は同実施例の処理フローチャートである。
(A)実施例の構成 第2図において、AA形NCU内蔵モデム11(モデム11)、A
A形NCU111(NUC111)については、第1図で説明した通
りである。
モデム11は、この実施例では、2線式全二重モデムであ
るとする。
113はリダイヤル制御の他、モデム11の動作モードの設
定、NCU111の制御等、モデム11の全体の動作制御も行う
ので、以下、制御部という。
制御部113において、113aはマイクロプロセッサ(MPU)
で、DTEから与えられた各種コマンドに従って、モデム1
1の動作モードの設定や、NCU111を制御してダイヤリン
グ等を行わせる。113bはコマンド用RAMで、DTEから送ら
れた各種コマンドが蓄えられる。113cはプログラムROM
で、モデム11の行う各種制御動作を指令するプログラム
が格納されている。
114は受信部で、相手局から受信された信号から元のデ
ータを復調する。SQD112は、受信部114で行われる復調
動作時に得られる信号を用いてSQ指示値を発生するの
で、受信部114の内部に示されている。
115はキャリヤ検出回路(CD検出回路)で、受信信号に
おけるキャリヤ検出を行う。
116はトーン検出回路で、電話回線上のトーン、即ち、
音声信号、ダイヤルトーン、リングバックトーン、ビジ
ートーンの検出、判定、及びこれらのトーンを有無の検
出、判定等を行う。
117は送信部で、DTEからのデータでキャリヤを変調して
電話回線上に送出する。
118は帯域分離回路で、送信部117から送出される送信信
号と、受信信号とを帯域によって分離する。
12は端末インタフェースで、DTE(図示せず)とモデム1
1間を接続する。端末インタフェース12としてRS−232C
が使用される。
13は交換網(図示せず)と接続される電話回線である。
(B)実施例の動作 実施例の動作を、第3図の処理フローチャートを参照
し、そのステップに従って説明する。
ステップS1 図示しないDTEより端末インタフェース12を経由してモ
デム11に、ASCIIコードを用いて自動発呼コマンドが送
られる。
この自動発呼コマンド中には、次に例示する様に、もし
回線接続に失敗したり、相手局が出なかったり、相手局
が話中であったり、又、相手局と回線接続後に回線状態
悪化等により通信途中で切断が行われた場合に、再度同
一の相手に自動的にリダイヤルする様に指示を与えるパ
ラメータが付加される。
DP0424774111R3 〔自動発呼コマンドの例〕 この自動発呼コマンドにおいて、最初の“D"はダイヤル
コマンドを指示し、次の“P"(押しボタンダイヤルのと
きは“T")はパルスダイヤルであることを指示し、“04
24774111"は相手電話番号を指示する。
最後の“R3"はリダイヤルを指示するパラメータであ
る。この中“R3"は、リダイヤルを指示するパラメータ
であり、“3"は、自動的にリダイヤルを行う回数が3回
であることを指示する。リダイヤルを指示するパラメー
タは、“R"以外に、ダイヤル番号に使用されない文字や
記号を用いることが出来る。この様にすると、このパラ
メータを検出することにより、電話番号の終了とリダイ
ヤルの有無を共に知ることが出来る。又、リダイヤル回
数は、“3"以外に一般にn回まで行わせることが出来
る。リダイヤル回数nの指示が無いときは、1回として
扱われる。なお、自動発呼コマンドは、ASCIIコード以
外のコードを用いる様にしてもよい。
ステップS2 MPU113aは、自動発呼コマンドを受けると、このコマン
ドをコマンド用RAMA113bに記憶し、NCU111を制御してダ
イヤリングを行わせる。NCU111は、自動発呼コマンド中
の電話番号“0424774111"でダイヤリングを行う。電話
番号は、パルス信号形式でもって電話回線13に送出され
る。
ダイヤルに失敗した場合は、ステップS6に移って、リダ
イヤルを行い、ダイヤルに成功した場合は、次のステッ
プS3に移る。
ダイヤルに失敗する場合は、例えば、社内PBXを使用し
て外線にダイヤルする時に、外線に接続されなかった場
合である。この場合は、外線のダイヤルトーンが返送さ
れない。MPU113aは、トーン検出回路116に外線ダイヤル
トーンの検出を指示し、トーン検出回路116により外線
ダイヤルトーンが検出されないときは、ステップS6に移
ってリダイヤル処理を行わせる。ステップS6の処理につ
いては、後に説明する。
ステップS3,S4,S5 ダイヤルを行った後、MPU113aは、トーン検出回路116に
指示して、ビジートーンの検出(ステップS3)、ボイス
の検出(ステップS4)及びリングバックトーンの検出
(ステップS5)を行わせる。
トーン検出回路116がビジートーンを検出した場合は
(ステップS3)相手は話中であるので、ステップS6に移
ってリダイヤル処理を行う。
モデムの場合、切換えを誤って人間が応答する場合があ
り、その場合は、トーン検出回路116に音声即ちボイス
が検出される。トーン検出116がボイスを検出した場合
も(ステップS4)回線接続に失敗したものとし、ステッ
プS6に移ってリダイヤル処理を行う。ボイスは、リング
バックトーン(2100HZ)と異なって、一定閾値以上のレ
ベルを持った信号がビジートーンやリングバックトーン
とも異なる不規則な同期で発生されるので、これを検出
することによりボイスが検出される。
リングバックトーンが検出されているのに相手が所定の
一定時間内に出なかった場合も(ステップS5)回線接続
に失敗したものとし、ステップS6に移ってリダイヤル処
理を行う。MPU113aは、内部のタイマによりトーン検出
回路116より送られたリングバックトーンの持続時間を
カウントし、前述の一定時間以上リングバックトーンが
持続した場合は、回線接続に失敗したものとする。
ステップS2〜S5において、回線接続に失敗すると、MPU1
13aは回線の切断処理を行う。
ステップS6 回線接続に失敗した場合は、MPU113aは自動発呼コマン
ド中にリダイヤルを指示するパラメタ(Rn)の有無を検
出する。
パラメタ(Rn)が検出されないときは、そのまま処理が
終了し、パラメタRnが検出されたときは、次のステップ
S7の処理を行う。
ステップS7 MPU113aは、リダイヤルの回数をカウントし、それが指
定値nに達したか否かを判別する。指定値n回リダイヤ
ルされたときは、リダイヤルを行わず処理を終了すす
る。
リダイヤルの回数が指定値nに達しない場合は、所定の
遅延時間(Delay)後にステップS1に戻って、リダイヤ
ルを行う。この遅延時間は、ステップS1〜S5によって生
じた各回線接続失敗の内容及び後に説明する回線状態悪
化によるリダイヤルに応じて異なった値に選定される。
これらの値は、コマンド用RAM113b中に予めコマンドと
して与えられている。
なお、自動リダイヤルの回数が、法律等により一定回数
以下に規制されている場合がある。もしパラメタRnで指
示したリダイヤル回数nがこの規制回数より大きい場合
は、リダイヤル回数は、この規制回数までとする。規制
回数は、各国によって異なることが多いので、各国毎の
規則回数をプログラムROM113cに記憶させて、各国別に
リダイヤル回数が規制回数以下となる様に処理する。
ステップS8 ステップS1〜S5において回線接続が正しく行われた場
合、又はリダイヤルによる回線接続が正しく行われた場
合はリダイヤル制御は無効となり、全二重方式で相手局
との間で通常のデータ通信が行われる。
送信時は、DTEからのデータは、端末インタフェース12
を介して送信部117に入力される。送信部117は、このデ
ータでキャリヤを変調し、帯域分離回路118及びNCU111
を経由して電話回線13に送出する。送信信号は、図示し
ない交換網及び受信側モデムを経由して相手局に送られ
る。
受信時は、相手局からの受信信号は、電話回線13、NCU1
11及び帯域分離回路118を経由して受信部114及びCD検出
回路115に入力される(受信信号はトーン検出回路116に
も入力されるが、データ通信時はトーン検出回路116は
動作しない)。
受信部114は、受信信号から元のデータを復調し、この
データを、端末インタフェース12を介してDTEに送る。
ステップ SQD112は、受信信号より信号品質指示値(SQ指示値)を
発生してMPU113aに供給する。
QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変
調)波が送信及び受信信号として用いられる場合、SQ指
示値は、QAM波復調時の基準点(その大きさは受信信号
の最大値に比例する)と直角格子点に配置された各信号
点との間の距離の和で表される。この距離の和が大きく
なる程、即ちSQ指示値のレベルが大きくなる程エラー発
生率が高くなり、信号品質が低下する。従って、このSQ
指示値のレベルを監視することにより、信号品質及び回
線状態を検出することが出来る。
MPU113aは、閾値を設け、SQD112より入力されたSQ指示
値のレベルがこの閾値を越えた場合は、回線状態が悪化
して通信に必要な信号品質が得られなくなったと判定
し、一旦回線を切断してステップS6に戻り、前述のリダ
イヤル処理を行う。
ステップS10 SQ指示値が閾値よりも低く回線状態が良好である場合で
も、相手局からのキャリヤが一定時間以上検出されない
ときは、通信を終了する。
相手局からデータが送られる場合は、規約により必ずキ
ャリヤが送られるので、CD検出回路115によりキャリヤ
が検出される。MPU113aは、CD検出回路115より一定時間
キャリヤ検出信号が入力されないきは、相手局からの通
信は終了したと判定し、通信終了処理を行う。
ステップS11 DTEより相手局にデータを送信する場合は、規約によりD
TEからER(Equipment Ready:データ端末レディ)信号が
モデム11に送られる。
MPU113aは、端末インタフェース12を介してDTEより送ら
れるER信号を監視し、このER信号が一定時間以上検出さ
れないときは、DTEからのデータの通信が終了したもの
と判定し、通信終了処理を行う。
以上、全二重モデムの場合の実施例について説明した
が、本発明はこの全二重モデムの場合に限定されるもの
でなく、半二重モデムの場合にも適用されるものであ
る。
半二重モデムの場合は、帯域分離回路118の代りに、送
信時は受信部117をNUC111に接続し、受信時は受信部11
4、CD検出回路115及びトーン検出回路116にNCU111を接
続する切換え回路が用いられる。その他の構成は、全二
重モデムの場合と同じであり、その回路接続及びリダイ
ヤル動作は、前述の全二重モデムの場合と同じである。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、通信回線設定時に
電話回線より音声信号またはビジートーンが検出された
場合、また、通信途中において回線状態悪化等により信
号品質が低下したことにより回線切断が行われた場合に
も、モデムが同一相手局に対して自動的にリダイヤルを
行って回線を再接続させることが出来る。その際、自動
的にリダイヤルされるので、再設定のための手間を省く
ことができ、良好な状態の回線ルートによる接続が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図…本発明の基本構成の説明図、 第2図…本発明の一実施例の構成の説明図、 第3図…同実施例の処理フローチャート、 第4図…従来のデータ端末装置(DTE)とモデムの回線
構成の説明図、 第1図及び第2図において、 11……発着信自動形網制御装置(AA形NCU)内蔵モデ
ム、12……端末インタフェース、13……電話回線、111
……発着信自動形網制御装置(AA形NCU:NCUと略記)、1
12……信号品質検出回路(SQD)、113……リダイヤル制
御部(又は制御部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発着信自動形網制御装置(111)内蔵形モ
    デム(11)によるリダイヤル制御方式において、 (a)通信中の前記モデム(11)で受信された受信信号
    の品質値を出力する信号品質検出回路(112)と、 (b)通信回路設定時の前記モデル(11)で受信される
    電話回線のビジートーンおよび音声信号を検出するトー
    ン検出回路(116)と、 (c)前記信号品質検出手段(112)より出力される品
    質値が或る一定値以下に低下したとき、また、前記トー
    ン検出回路(116)でビジートーンまたは音声信号が検
    出されたとき、設定されている回線を切断し、自動発呼
    コマンド中のリダイヤル指示パラメータに基づいて発着
    信自動網制御装置(111)にリダイヤルを指示するリダ
    イヤル制御部(113)、 を前記モデム(11)に備えたことを特徴とするリダイヤ
    ル制御方式。
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