JP2566267B2 - 電話回線を使用した出退表示システム - Google Patents

電話回線を使用した出退表示システム

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JP2566267B2
JP2566267B2 JP2014788A JP2014788A JP2566267B2 JP 2566267 B2 JP2566267 B2 JP 2566267B2 JP 2014788 A JP2014788 A JP 2014788A JP 2014788 A JP2014788 A JP 2014788A JP 2566267 B2 JP2566267 B2 JP 2566267B2
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博国 黒橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話回線を使用した出退表示システムに関
する。
〔従来の技術〕
近時、オフィスなどにおいて、人の出退状況の管理を
システム化してコミュニケーションの円滑化を図るため
に、管理すべき人物に応じて表示部を設け、その表示部
の点灯,消灯状態により出退情報を表示できるシステム
を省配線で実現するため多重伝送方式を利用した出退表
示システムが使用されるようになってきたが、このよう
なシステムは、複数の表示操作端末器とコントローラを
多重信号線で接続して個々に独立した出退表示システム
を構成しており、更に最近ではこのような出退表示シス
テムを電話回線に接続して互いに情報を転送できるシス
テムも開発されている。
しかしながら、相互に電話回線に接続して構成した出
退表示システムでは、出退表示データを他方のシステム
に転送する時には必ず電話回線を使用するため、通話料
の軽減が望まれており、またデータ転送が一時期に集中
することの対策が望まれている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の問題点を解決できる電話回線を使用
した出退表示システムを提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため提案される本発明は、いずれ
も、コントローラに多重信号線を介して複数の表示操作
端末器に接続して構成された複数の出退表示システムを
複数の電話回線によって互いに接続した出退表示システ
ムの改良に係るものである。
本発明の第1の発明は、電話回線で接続された出退表
示システムの各々に、送信タイム設定手段と、この設定
された送信タイムの間に、出退表示システムに含まれた
表示操作端末器から順次コントローラ側に入力されて来
る転送すべき出退表示データを蓄積する転送データ蓄積
手段と、上記送信タイムが経過した時に作動されて上記
転送データ蓄積手段に蓄積された出退表示データをひと
まとめとして、対応した電話回線を通じて転送すべき出
退表示システムに転送させる自動発着信機能を有した通
信制御手段とを設けた構成にしている。
また、第2の発明は、電話回線で接続された出退表示
システムの各々に、送信タイム設定手段と、この設定さ
れた送信タイムの間に、出退表示システムに含まれた表
示操作端末器から順次コントローラ側に入力されて来る
転送すべき出退表示データを蓄積する転送データ蓄積手
段と、上記送信タイムが経過した時に作動されて上記転
送データ蓄積手段に蓄積された出退表示データをひとま
とめとして、対応した電話回線を通じて転送すべき出退
表示システムに転送させる自動発着信機能を有した通信
制御手段と、この通信制御手段が上記転送データ蓄積手
段に蓄積された出退表示データを転送先となる複数の出
退表示システムに順次転送している時に、コントローラ
側に新たな出退表示データが入力されたときには、出退
表示データを未だ転送していない出退表示システムに対
しては、該付加された出退表示データを上記データ蓄積
手段に取り込んでいっしょに転送するが、出退表示デー
タを既に転送した出退表示システムに対しては、1順の
転送処理が終了した時点で上記付加された出退表示デー
タを後から転送するように構成している。
更に、第3の発明は、電話回線によって互いに接続さ
れた出退表示システムに含まれたコントローラ側に、送
信タイム設定手段と、この送信タイムの間に、転送すべ
き出退表示データをひとまとめにして記憶させる転送デ
ータ蓄積手段と、この転送データ蓄積手段に記憶された
転送すべきデータ長を基にして、そのデータ長に応じた
待機時間を算出する待機時間算出手段と、上記転送デー
タ蓄積手段に蓄積された出退表示データをひとまとめと
して、上記対応した電話回線を介して転送先の出退表示
システムに転送させる自動発着信機能を有した通信制御
手段とを設け、上記転送データ記憶手段に記憶させた出
退表示データを対応した電話回線を通じて転送先の出退
表示システムに転送する時にその電話回線が使用中であ
るときには、上記待機時間算出手段によって算出された
時間間隔だけ待機した後、上記通信制御手段を作動して
上記転送データ記憶手段に記憶させた出退表示データを
転送先の出退表示システムに再転送させるように構成し
ている。
〔作 用〕
本発明の第1の発明では、他のシステムに転送される
べき出退表示データが順次コントローラ側に入力されて
来ても、これらのデータは転送データ蓄積手段に所定の
送信タイムの間次々と蓄積され、その送信タイムの経過
後にひとまとまりとなって転送先のシステムに転送され
る。
第2の発明では、出退表示データが転送先が複数あ
り、その転送先に出退表示データを転送している時に、
新たなデータが入力されると、入力された新たな付加デ
ータは、未だデータの転送を終了していないシステムに
対しては、転送データ蓄積手段に既に蓄積された転送デ
ータに加算して一緒に転送されることになり、既にデー
タの転送を終了したシステムに対しては、転送先へのデ
ータ転送が1順した後に、付加データのみが転送され
る。
更に第3の発明では、転送すべきデータを転送する場
合に使用する電話回線が使用中の場合には、転送すべき
データ長さに応じた所定の待機時間だけ待機した後、デ
ータ転送が再開される。
〔実施例〕
以下に、添付図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
第1図は、本発明に使用される電話回線を使用した出
退表示システムの基本構成を示したもので、説明を簡易
にするため、1本の電話回線4に2つの独立した出退表
示システムA,Bを接続した例を示している。
それぞれの出退表示システムA,Bは、いずれも出退情
報を入力し、表示するための表示操作端末器1A・・・1B
・・・を複数個有しており、これらの表示操作端末器1A
・・・1B・・・とコントローラ2A,2Bとは多重信号線5,5
によって接続されて独立した出退表示システムが構成さ
れている。これらの出退表示システムA,Bの情報処理
は、各々に設けたコントローラ2A,2Bによってなされて
おり、それぞれのコントローラ2A,2BにはRS232Cなどの
入出力インターフェースを介してモデムホンなどで構成
された自動発着信機能を有した通信制御手段3A,3Bに接
続されており、それぞれのシステムの通信制御手段3A,3
Bは、電話回線4を介して互いに接続された構成となっ
ている。
このようなシステムにおける表示操作端末器1A,1B
は、操作スイッチを操作するなどにより、出退情報が入
力でき、入力した情報を同一のシステム以外に電話回線
4を通じて他のシステムへ転送できるようになってい
る。
第2図は、システムに使用される表示操作端末器1
(1A,1B)の外観構成を示しており、この表示操作端末
器1は、各人に割当てられたネームプレート1aに、出退
表示灯1bと、操作スイッチ1cを設けている。
操作要領を説明すると、今、システムA内の端末器1A
の出退表示をしようとする人物に応じた操作スイッチ1c
をONにすると、その人物に割当られたネームプレート1a
の表示灯1bが点灯して出退情報が入力され、多重信号線
5を介してコントローラ2Aにその入力データが送信され
る。コントローラ2Aでは、送られてきたデータのアドレ
スが予め登録したアドレスデータに含まれているかいな
かを判別し、そのデータが登録されたアドレスに含まれ
ているときは、多重信号線5に表示のための制御データ
を送出し、該当する表示操作端末器1Aではこのデータが
受信され、対応したネームプレート1aの表示灯1bを点
灯,消滅させて出退情報を表示する。
しかし、コントローラ2Aが受信した出退情報の表示先
が他のシステムに含まれた表示操作端末器1Bである場合
には、通信制御手段3Aを作動させて他のシステムBのコ
ントローラ2Bに付設した通信制御手段3Bの回線番号を自
動的にダイアリングしてコントローラ2Bに出退データを
転送させる。
コントローラ2Bでは、このとき送られてきたデータの
アドレスが予め登録したアドレスデータに含まれている
かいなかを判別し、そのデータが登録されたアドレスに
含まれているときは、表示データを抽出して、表示すべ
き表示操作器1Bにデータを送出する。そして、表示操作
端末器1Bでは送られてきたデータを解読して対応するネ
ームプレート1aの表示灯1bを点灯,消滅して出退情報が
表示される。
第3図は、本発明システムにおける出退表示データの
電話回線を通じての転送動作を説明したもので、n個の
独立した出退表示システムがある場合に一番目の出退表
示システムに設けた表示操作端末器#1によって入力さ
れた出退情報を、n番目のシステムに転送して、そのシ
ステムの表示操作端末器#nの所定の個所に設けた表示
灯を点灯させる例を示したものである。
第4図は、本発明システムにおいて使用可能な表示操
作端末器1の内部回路の構成を示したもので、多重信号
線5を介して送られてきたデータはI/F15に入力され、C
PU11で処理することにより、表示制御回路13を駆動して
対応した表示部1bを点灯,点滅できる構成とされてお
り、操作スイッチ1cの入力は、発振回路14,入力マトリ
クス回路16を介してCPU11に入力され、更にI/F15より出
力されて多重信号線5を介して隣接する端末器、あるい
はコントローラ2に送出される構成としている。
なお、表示操作端末器1は、図例以外にも出退表示情
報を入力できるものであれば良く、システム内に入力専
用の操作器,表示専用に操作器を含んでいても良い。
第5図は、以上のようなシステムを改良した第1発明
の基本構成を機能ブロック図として示したものである。
この図に示されたように、第1の発明システムでは、
コントローラ2は、転送データ蓄積手段7と送信タイム
設定手段8を備えた構成とされており、転送データ蓄積
手段7において、蓄積された出退表示データは、自動発
着信機能を有した通信制御手段3に送出され、コントロ
ーラ2がこの通信制御手段3を作動し電話回線4を通じ
て転送先の出退表示システムに転送データ蓄積手段7に
蓄積された出退表示データを転送するようにしている。
第6図(a),(b)は、この第1の発明による転送
動作を説明するタイムチャートであり、第7図のステッ
プ100→106はその時の動作手順を示したフローチャート
である。
これらの図に示したように、第1の発明システムで
は、システム内の操作端末器より他の出退表示システム
に転送すべきデータが入力されると、送信タイム設定手
段8によって設定された送信タイムの計測が開始され、
所定の送信タイムが経過するまでの間、入力された転送
すべき出退表示データを転送データ蓄積手段7に蓄積す
る。そして、送信タイムが経過すると、コントローラ2
は通信制御手段3を作動して、転送先のモデムホンなど
をダイアリングして呼出し、転送データ蓄積手段7に蓄
積されたデータをひとまとめにして、自動転送するもの
である。
出退表示データは、第8図に示したようなアスキーコ
ードを使用して構成されており、その1文字を構成する
データは、スタートビット「0」の後方に、D0〜D6の7
ビットのアスキーコードによる1文字分のデータを設
け、その後方にパリティビットD7,ストップビット
「1」を設けて構成されている。
第9図は、第1発明〜第3発明のシステムのすべてに
対応して共用できるコントローラ2の外観構成を示した
もので、コントローラ2は、その本体ケース20の前面
に、押釦型の4つのデータ入力キー(「1」〜「4」で
示す)2bを設けており、このキー2bを操作して入力した
データをLCDやLEDで構成された7セグメント表示部2gに
よって確認できる構成としている。このキー2dによって
入力されるデータは、転送先システムのモデムホンなど
に割当られた電話信号の他、前述した第1の発明の必須
の構成をなす送信タイムがある(これらは、後に詳しく
のべる)。
また、2cは動作モード設定スイッチであり、データの
書き込み時には「書込」の位置に、データの呼出時には
「呼出」の位置に、送信タイムの設定時には「送信タイ
ム」の位置に移動させてモード設定を行うものである。
更に、2bは電話番号をセットする場合に「入」に設定操
作される電話セットスイッチであり、また2aは出退表示
データを転送する場合に「入」に設定操作される信号ス
イッチである。なお、2hは転送先システムの地区番号を
指定するスイッチであり、2iは指定した転送先の地区番
号を表示する地区表示窓,2e,2fはデータの書込,呼出時
に操作される操作スイッチである。なお、コントローラ
2は、コネクタ(不図示)にRS232Cを接続してモデムホ
ンなどの通信制御手段3と接続されるが、コネクタ(不
図示)にRS232Cを接続するなどしてハンドヘルドコンピ
ュータと接続すれば、データをダウンロード,アップロ
ードさせることができることはいうまでもない。
なお、第10図は、第9図に示したコントローラ2の内
部回路の構成をブロック図で示したものであり、CPUを
用いたマイクロコンピュータシステムとして構成されて
おり、これらのハード部のうち、転送データ蓄積手段7
はCPU21,メモリ22などを組合わせて構成され、送信タイ
ム設定手段8はCPU21,送信タイム設定スイッチ2c,デー
タ入力スイッチ2dなど組合わせて構成されている。ま
た、I/F(6)は、RS232Cを通じて通信制御手段3側に
出力されるシリアルデータをパラレルデータに変換する
ためのインターフェースである。
このような構成のコントローラの操作要領を、次いで
説明する。
このコントローラ2は、本発明を実施するために必要
な送信タイムの設定と、転送先のシステムの電話番号の
設定が可能である。
送信タイムの設定を行う場合は、信号スイッチ2aを
「切」に設定し、電話セットスイッチ2bを「入」,動作
モードスイッチ2cを「送信タイム」に設定し、データ入
力スイッチ2dの「1」〜「4」を押操作して入力する。
ここに、データ入力スイッチ2dは、「1」と「2」で
分,「3」と「4」で秒の設定が出来き、データを入力
した後、書込スイッチ2eを操作すれば入力されたデータ
が登録される。
また、データ入力スイッチ2dのそれぞれの押釦スイッ
チ「1」〜「4」は、これを押し操作することにより表
示部2gの対応した窓に、「−」,「0」→・・・「9」
→「−」を表示する。
一方、出退データの転送先を登録する場合は、4つの
転送先、つまり4つの地区の電話番号の設定ができる。
信号スイッチ2aを「切」に設定し、電話セットスイッ
チ2bを「入」,動作モードスイッチ2cを「書込」に設定
すると、回数表示窓には「1」の表示が表れるので、デ
ータ入力スイッチ2dの「1」〜「4」を押操作して入力
する。
ここに、データ入力スイッチ2dは、「1」〜「4」を
操作することにより、電話番号の4ケタ分が入力でき、
書込スイッチ2eを操作すれば登録される。この時回数表
示窓には、「2」の数が表示されて次の4ケタ分の電話
番号の登録を可能にする。かくして、電話番号は4ケタ
づつ2回に分割して登録されることになる。また、登録
した電話番号をクリアするときには、スイッチ2dを操作
して表示部2gの表示を「−」・・・「−」にして行う。
次に、信号スイッチ2aを「切」に設定し、電話セット
スイッチ2bを「入」,動作モードスイッチ2cを「呼出」
に設定し、地区設定スイッチ2hを「1」〜「4」のいず
れに設定すると、その地区に登録された電話番号が表示
部2gに2回に分けて表示される。
すなわち、呼出スイッチ2fを一度操作すると、回数表
示窓には「1」が表示され、始めの4ケタ分の電話番号
が表示され、次いで呼出スイッチ2fを操作すると回数表
示窓には「2」が表示され、残りの4ケタ分の電話番号
が表示される。
そして、再度呼出スイッチ2fを操作すると、回数表示
窓には「1」が表示され、始めの4ケタ分の電話番号の
表示に戻り、以後同様にして登録された電話番号が4ケ
タ分づづ表示されることになる。
次いで、第2発明の詳細を説明する。
第2発明のシステムは、第1発明を更に改良したもの
である。
この発明では、出退表示システムの転送データ蓄積手
段7に蓄積された出退表示データを通信制御手段3を作
動させて複数の出退表示システム側に順次転送している
時に、新たにコントローラ2側に出退表示データの追加
データが表示操作端末器1などから入力された時に有効
なもので、未だ出退表示データを転送していない転送先
のシステムに対しては、新たに追加されたデータを転送
データ蓄積手段7に既に蓄積した出退表示データに加算
して転送し、既に転送を終了している転送先に対して
は、転送処理の1順が完了した時点で、追加データのみ
を転送させるものである。
例えば、第11図は、転送データ蓄積手段7に蓄積した
データを第1地区〜第4地区の4つの転送先に連続して
転送する場合の動作を示したもので、送信タイムが経過
した後、蓄積されたデータを第1地区から順に第4地区
まで転送する場合において、第3地区の転送途中に追加
データがコントローラ側に入力された場合には、その第
3地区,第4地区には蓄積データの後ろに追加データを
付加して転送され、既に転送を終了している第1地区,
第2地区に対しては、追加データのみが転送されること
が理解される。
追加データの有無は、第12図に示したように、蓄積デ
ータの転送時に蓄積データを所定数(例えば5つ)づづ
区分する期間T0毎に確認すれば良い。
最後に、第3の発明システムについて説明する。
第13図は、この第3発明のシステム構成を機能ブロッ
ク図をもって示したものである。
コントローラ2と通信制御手段3に加えて、転送デー
タ蓄積手段7に待機時間算出手段9を設けた構成とされ
ている。
この発明システムは、出退表示データを他のシステム
に転送する場合に、電話回線が使用中であったため再度
転送すべき必要が生じた場合に有効である。この第3の
発明では、再転送時の待機時間が待機時間算出手段9で
算出され、転送すべきデータ長に応じて定まるため、転
送すべきデータの短いものでは、短い待機期間の後デー
タが再転送され、長いデータのものでは、それに応じた
長いめの待機時間の後データが再転送される。
待機時間は、例えば転送データ蓄積手段7に蓄積され
たデータ長に一定の定数を乗算するなどして算出すれば
良い。
第14図は、第3発明における再転送の動作を、一定の
待機時間の後再転送する従来システムの場合と比較して
示したものであり、蓄積データD1′〜D4′が変化しても
再転送を始める待機時間Tが一定の場合(第14図(b)
参照)に比べて、蓄積データ長D1〜D4が順次長くなるに
つれて、再転送を始める待機時間T1〜T3も長く設定され
ることが理解される(第14図(a)参照)。
〔発明の効果〕
第1の発明によれば、転送すべきデータが所定の送信
タイムの間に蓄積された後に、電話回線を使用してデー
タを転送するので、始業,終業,昼食時などに集中する
ことがなく、しかも電話回線を使用する回数が軽減し経
済的な出退表示システムを提供できる。
第2の発明によれば、所定の送信タイムの経過後に複
数の転送先に転送する場合に、新たに追加されたデータ
も迅速に転送できる。
第3の発明によれば、電話回線が使用中の場合に、再
転送するための待機時間が転送すべきデータ長に応じて
変化するため、再転送時に衝突する可能性が少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電話回線を使用した出退表示システムの基本的
な構成を示す図、第2図は表示操作端末器の外観構成例
図、第3図は電話回線を使用して出退表示データを転送
する場合の説明図、第4図は表示操作端末器の内部回路
の構成を示したブロック図、第5図は本発明の第1発明
のシステム構成を示した機能ブロック図、第6図はその
動作を説明するタイムチャート、第7図は対応したフロ
ーチャート、第8図は出退表示データの構成を示す図、
第9図はコントローラの外観例図、第10図はコントロー
ラの内部回路の構成を示すブロック図、第11図,第12図
は第2発明の動作を説明するタイムチャート、第13図は
第3発明の構成を示した機能ブロック図、第14図はその
動作を説明する図である。 (符号の説明) 1……表示操作端末器 2……コントローラ 3……通信制御手段 4……電話回線 7……転送データ蓄積手段 8……送信タイム設定手段 9……待機時間算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒橋 博国 京都府京都市下京区西七条八幡町27番地 黒井電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 一豊 京都府京都市下京区西七条八幡町27番地 黒井電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−20095(JP,A) 特開 昭62−9499(JP,A) 特開 昭52−2198(JP,A) 特開 昭62−285561(JP,A) 特開 昭62−162159(JP,A) 特開 昭58−161061(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントローラに多重信号線を介して複数の
    表示操作端末器に接続して構成された複数の出退表示シ
    ステムを複数の電話回線によって互いに接続して構成さ
    れた出退表示システムにおいて、 上記出退表示システムの各々に、送信タイム設定手段
    と、この設定された送信タイムの間に、上記出退表示シ
    ステムに含まれた表示操作端末器から順次コントローラ
    側に入力されて来る転送すべき出退表示データを蓄積す
    る転送データ蓄積手段と、上記送信タイムが経過した時
    に作動されて上記転送データ蓄積手段に蓄積された出退
    表示データをひとまとめとして、対応した電話回線を通
    じて転送すべき出退表示システムに転送させる自動発着
    信機能を有した通信制御手段とを設けた電話回線を使用
    した出退表示システム。
  2. 【請求項2】コントローラに多重信号線を介して複数の
    表示操作端末器に接続して構成された複数の出退表示シ
    ステムを複数の電話回線によって互いに接続して構成さ
    れたシステムにおいて、 上記出退表示システムの各々に、送信タイム設定手段
    と、この設定された送信タイムの間に、上記出退表示シ
    ステムに含まれた表示操作端末器から順次コントローラ
    側に入力されて来る転送すべき出退表示データを蓄積す
    る転送データ蓄積手段と、上記送信タイムが経過した時
    に作動されて上記転送データ蓄積手段に蓄積された出退
    表示データをひとまとめとして、対応した電話回線を通
    じて転送すべき出退表示システムに転送させる自動発着
    信機能を有した通信制御手段と、この通信制御手段が上
    記転送データ蓄積手段に蓄積された出退表示データを転
    送先となる複数の出退表示システムに順次転送している
    時に、コントローラ側に新たな出退表示データが入力さ
    れたときには、未だ出退表示データを転送していない出
    退表示システムに対しては、上記付加された出退表示デ
    ータを上記転送データ蓄積手段に取り込んで、その転送
    データ蓄積手段に既に蓄積されている出退表示データと
    ともに転送するが、出退表示データを既に転送した出退
    表示システムに対しては、1順の転送処理が終了した時
    点で上記付加された出退表示データを後から転送するよ
    うにした電話回線を使用した出退表示システム。
  3. 【請求項3】コントローラに多重信号線を介して複数の
    表示操作端末器に接続して構成された複数の出退表示シ
    ステムを複数の電話回線によって互いに接続して構成さ
    れた出退表示システムにおいて、 上記出退表示システムの各々に、送信タイム設定手段
    と、この設定された送信タイムの間に、上記出退表示シ
    ステムに含まれた表示操作端末器から順次コントローラ
    側に入力されて来る転送すべき出退表示データを蓄積す
    る転送データ蓄積手段と、この転送データ蓄積手段に蓄
    積された転送すべきデータ長を基にして、そのデータ長
    に応じた待機時間を算出する待機時間算出手段と、上記
    転送データ蓄積手段に蓄積された出退表示データをひと
    まとめとして、上記対応した電話回線を介して転送先の
    出退表示システムに転送させる自動発着信機能を有した
    通信制御手段とを設け、上記転送データ蓄積手段に記憶
    させた出退表示データを対応した電話回線を通じて転送
    先の出退表示システムに転送する時にその電話回線が使
    用中であるときには、上記待機時間算出手段によって算
    出された待機時間だけ待機した後、上記通信制御手段を
    作動して上記転送データ蓄積手段に記憶させた出退表示
    データを転送先の出退表示システムに再転送させるよう
    にしたことを特徴とする電話回線を使用した出退表示シ
    ステム。
JP2014788A 1988-01-31 1988-01-31 電話回線を使用した出退表示システム Expired - Lifetime JP2566267B2 (ja)

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JP2014788A JP2566267B2 (ja) 1988-01-31 1988-01-31 電話回線を使用した出退表示システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014788A JP2566267B2 (ja) 1988-01-31 1988-01-31 電話回線を使用した出退表示システム

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