JPH0740129Y2 - 湯水混合栓用逆止バルブ - Google Patents

湯水混合栓用逆止バルブ

Info

Publication number
JPH0740129Y2
JPH0740129Y2 JP7162990U JP7162990U JPH0740129Y2 JP H0740129 Y2 JPH0740129 Y2 JP H0740129Y2 JP 7162990 U JP7162990 U JP 7162990U JP 7162990 U JP7162990 U JP 7162990U JP H0740129 Y2 JPH0740129 Y2 JP H0740129Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
passage
hot
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7162990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430368U (ja
Inventor
秀孝 山村
Original Assignee
株式会社カクダイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カクダイ filed Critical 株式会社カクダイ
Priority to JP7162990U priority Critical patent/JPH0740129Y2/ja
Publication of JPH0430368U publication Critical patent/JPH0430368U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0740129Y2 publication Critical patent/JPH0740129Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Check Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、湯水混合栓用逆止バルブに関する。
従来の技術 湯水混合栓としては、第9図に示すように、給湯パイプ
(71)および給水パイプ(72)の先端部に接続されかつ
湯水混合室(73)を有する栓本体(74)と、湯水混合室
(73)の2つの入口にそれぞれ配されている湯用バルブ
(75)および水用バルブ(76)と、湯水混合室(73)の
出口に配されている混合湯水用バルブ(77)と、給湯パ
イプ(71)および給水パイプ(72)内にそれぞれ配され
ている2つの逆止バルブ(78)と(第8図参照)を備え
たものが知られている。
混合栓の使用に際しては、湯用バルブ(75)および水用
バルブ(76)をあらかじめ開いておいて、混合湯水用バ
ルブ(77)を必要に応じて開閉することにより、混合湯
水を混合栓から出したり、止めたりしている。湯用バル
ブ(75)および水用バルブ(76)をあらかじめ開いてお
いて、混合湯水用バルブ(77)を閉じた場合、混合室
(73)から給湯パイプ(71)および給水パイプ(72)へ
混合湯水が逆流する恐れがあるが、これを逆止バルブ
(78)が阻止する。
また、別の湯水混合栓としては、第10図に示すように、
給湯パイプ(81)および給水パイプ(82)の先端部に接
続されかつ隔壁(83)で仕切られた湯通路(84)および
水通路(85)を有する栓本体(86)と、栓本体(86)に
回動自在に設けられている混合レバー(87)とを備えて
いるものが知られている。また、給湯パイプ(81)およ
び給水パイプ(82)内には、図示しないが、上記逆止バ
ルブが配されている。
混合栓の使用に際しては、詳しく説明しないが、混合レ
バー(87)を回動することにより、適宜割合に混合され
た湯および水を混合栓から出したり、止めたりしてい
る。
上記2つのタイプの混合栓に用いられている逆止バルブ
(78)は、第8図に詳しく示すように、通路(91)内に
設けられた弁座(92)に密接して通路(91)を閉鎖し、
弁座(92)から離隔して通路(91)を閉鎖する弁体(9
3)と、弁座(92)に弁体(93)が密接するように弁体
(93)を付勢しているばね(94)とを備えている。
考案が解決しようとする課題 上記第9図に示す混合栓において、混合栓をしばらく使
用しない場合、湯用バルブ(75)および水用バルブ(7
6)を閉じておくのが一般的である。この場合、混合湯
水用バルブ(75)が開かれていると、問題がないが、通
常は閉じられていて、混合湯水は混合湯水バルブ(77)
と逆止バルブ(78)によって密閉されている。湯用バル
ブ(75)および水用バルブ(76)を閉じるには両バルブ
(75)(76)弁体を上記密閉空間内へ下降させるという
ことであり、そうすると、密閉された湯水は行き場がな
くて、密閉空間内の圧力が上昇する。このような内圧上
昇があると、各バルブ(75)〜(78)のシール部、とく
にパッキンに損傷を来すことがある。
また、第10図に示す混合栓において、湯だけを出して、
水は出さない場合、水通路(85)内の水は密閉されてい
る。湯が湯通路(84)内を流れると、その熱で水通路
(85)内の水が熱せられる。そうすると、水の温度が上
昇して熱膨脹し、水通路(85)内の圧力が上昇し、上記
した同じような問題点が発生する。
この考案の目的は、上記問題点を解決した湯水混合栓用
逆止バルブを提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による湯水混合栓用逆止バルブは、一端に流入
口、他端に流出口をそれぞれ有しかつ通路が流入口から
流出口にかけて小径部および大径部となされている筒状
弁箱と、小径部内に位置するときに通路を閉鎖し、大径
部内に位置するときに通路を開放する弁体と、弁体を小
径部および大径部にまたがって移動自在に保持かつ通路
内の流れが静止している状態で弁体を小径部内において
流入口から所定距離隔てたところに位置させるようにば
ね力が設定されているばね手段とを備えているものであ
る。
作用 この考案による湯水混合栓用逆止バルブには、一端に流
入口、他端に流出口をそれぞれ有しかつ通路が流入口か
ら流出口にかけて小径部および大径部となされている筒
状弁箱と、小径部内に位置するときに通路を閉鎖し、大
径部内に位置するときに通路を開放する弁体と、弁体を
小径部および大径部にまたがって移動自在に保持しかつ
通路内の流れが静止している状態で弁体を小径部内にお
いて流入口から所定距離隔てたところに位置させるよう
にばね力が設定されているばね手段とが備わっているか
ら、弁体が小径部内に位置して通路が閉鎖されている状
態で、弁体より下流側の通路内の圧力が上昇しようして
も、弁体が流入口に接近する方向に移動する。
実施例 この考案の実施例を、第1図〜第7図を参照してつぎに
説明する。
第6図に、上記従来の技術の項で説明した第8図の湯ま
たは水の供給パイプに相当するパイプ(11)が示されて
いる。このパイプの従来逆止バルブがあった部分には、
逆止バルブと良く似たバルブ(12)が配されているが、
このバルブは、上記従来の逆止バルブからばねが取り去
らたものであって、流量調整バルブである。そして、こ
の流量調整バルブ(12)の上流側に、この考案による逆
止バルブ(13)が配されている。また、第7図に示すよ
うに、流量調整バルブ(12)の下流側に逆止バルブ(1
3)が配されていても良い。
逆止バルブ(13)は、第1図に詳しく示すように、垂直
筒状弁箱(21)を有している。弁箱(21)外周面には、
Oリング(22)をはめ入れた環状溝(23)が形成されて
いる。弁箱(21)は、下端に流入口(24)を、上端に流
出口(25)を、流入口(24)から流出口(25)にかけて
小径部(26)および大径部(27)となされた通路(28)
をそれぞれ有している。流入口(24)の縁部には、これ
と一体的にばね受け(31)が設けられている。ばね受け
(31)は、外周リング(32)、中央円柱部(33)および
これら両者を連結している放射状アーム(34)よりな
る。流出口(25)の縁部には、弁箱(21)と別部材のば
ね押え(35)が載せられている。ばね押え(35)も、ば
ね受け(31)と同様に、外周リング(36)、中央円柱部
(37)およびこれら両者を連結している放射状アーム
(38)よりなる。ばね受け(31)の円柱部(33)と、ば
ね押え(35)の円柱部(37)にまたがって垂直案内棒
(41)が渡し止められ、これにそって移動するように弁
体(42)が配されている。弁体(42)は、案内棒(41)
に摺動自在にはめられた軸孔(43)を有しかつ小径部
(26)の内径より僅かに小さい外径を有する円板状のも
のである。弁体(42)の外周面には、環状溝(44)が形
成されて、これに、シールリング(45)がはめ入れられ
ている。そして、ばね受け(31)と弁体(42)の間に下
ばね(46)が介在されるとともに、ばね押え(35)と弁
体(42)の間に上ばね(47)が介在されている。
上下のばね(46)(47)のばね力は、つぎに説明するよ
うに設定されている。
第1図は、逆止バルブ(13)が閉じていて通路(28)内
の流れが静止している状態を示しており、この状態で弁
体(42)は小径部(26)の上端に位置している。第2図
は、逆止バルブ(13)が開いていて通路(28)内の流れ
が静止していない状態を示しており、この状態で弁体
(42)は大径部(27)の高さの中程に位置している。第
3図は、上記従来技術の項で説明したように、弁体(4
2)より下流側で内圧が発生した状態を示しており、こ
の状態で弁体(42)は小径部(26)の高さの中程に位置
している。弁体(42)が、第1図に示す位置から第3図
に示す位置まで下降した分だけ、混合湯水の容積が増加
したことになるが、これは、湯用バルブおよび水用バル
ブを閉じたことによるものである。
第4図に他の実施例が示されている。この実施例では、
案内棒(51)が、上記実施例のものより大径に形成され
かつばね押え(52)のと一体化されている。また、案内
棒(51)の下端部は、ばね受け(53)を貫通している。
第5図にさらに他の実施例が示されている。この実施例
では、案内棒(61)は弁体(62)と一体化され、案内棒
(61)の上下端は、ばね受け(63)およびばね押え(6
4)で摺動自在に保持されている。
考案の効果 この考案によれば、弁体が小径部内に位置して通路が閉
鎖されている状態で、弁体より下流側の通路内の圧力が
上昇しようしても、弁体が流入口に接近する方向に移動
するから、弁体より下流側の通路内の圧力が上昇するこ
とがなく、各バルブのシール部が損傷する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の実施例を示し、第1図〜第
3図はそれぞれ逆止バルブの作動状態を示す垂直縦断面
図、第4図は他の実施例を示す垂直縦断面図、第5図は
さらに他の実施例を示す垂直縦断面図、第6図は逆止バ
ルブの使用状態を示す説明図、第7図は逆止バルブの他
の使用状態を示す説明図、第8図は従ららいれいを示す
垂直縦断面図、第9図は混合栓全体の垂直縦断面図、第
10図は他の混合栓全体の垂直縦断面図である。 (21)…弁箱、(24)…流入口、(25)…流出口、(2
6)…小径部、(27)…大径部、(28)…通路、(42)
…弁体、(46)(47)…ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に流入口(24)、他端に流出口(25)
    をそれぞれ有しかつ通路(28)が流入口(24)から流出
    口(25)にかけて小径部(26)および大径部(27)とな
    されている筒状弁箱(21)と、 小径部(26)内に位置するときに通路(28)を閉鎖し、
    大径部(27)内に位置するときに通路(28)を開放する
    弁体(42)と、 弁体(42)を小径部(26)および大径部(27)にまたが
    って移動自在に保持かつ通路(28)内の流れが静止して
    いる状態で弁体(42)を小径部(26)内において流入口
    (24)から所定距離隔てたところに位置させるようにば
    ね力が設定されているばね手段(46)(47)と、 を備えている、湯水混合栓用逆止バルブ。
JP7162990U 1990-07-04 1990-07-04 湯水混合栓用逆止バルブ Expired - Lifetime JPH0740129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162990U JPH0740129Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 湯水混合栓用逆止バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7162990U JPH0740129Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 湯水混合栓用逆止バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0430368U JPH0430368U (ja) 1992-03-11
JPH0740129Y2 true JPH0740129Y2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=31608833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7162990U Expired - Lifetime JPH0740129Y2 (ja) 1990-07-04 1990-07-04 湯水混合栓用逆止バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740129Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430368U (ja) 1992-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10678277B2 (en) Mixing valve
US4055298A (en) Thermally responsive by-pass valve device providing maximum flow area
US3426797A (en) Multiple orifice valve
US3219063A (en) Valve with increased flow area
JPS606686Y2 (ja) 流量制御弁
US5232199A (en) Sliding gate line blind
JP2004528520A (ja) 制御バルブ
JPS58112781U (ja) 緩速閉鎖水栓
US1873769A (en) Fluid temperature control
JPH0740129Y2 (ja) 湯水混合栓用逆止バルブ
US2587960A (en) Transfer valve
US2973001A (en) Multiple-passage pressure-responsive valve
JPH0214586B2 (ja)
JPH0432272B2 (ja)
JPH0743047B2 (ja) 電動3方弁
US4494731A (en) Valve having a movable interface isolating an actuating mechanism
US2520069A (en) Simpson
JP3496966B2 (ja) フラッシュ弁装置
JPH047419Y2 (ja)
JPH0410449Y2 (ja)
JPH0313654Y2 (ja)
US1092035A (en) Valve.
JPS5922368Y2 (ja) ガスコツク
JPH0230525Y2 (ja)
JPS5835917Y2 (ja) 流量制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term