JPH0739247B2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents
車載用空気清浄器Info
- Publication number
- JPH0739247B2 JPH0739247B2 JP3515190A JP3515190A JPH0739247B2 JP H0739247 B2 JPH0739247 B2 JP H0739247B2 JP 3515190 A JP3515190 A JP 3515190A JP 3515190 A JP3515190 A JP 3515190A JP H0739247 B2 JPH0739247 B2 JP H0739247B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- vehicle
- filter
- lid
- air purifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のリアトレイに設置される車載用空気
清浄器の構造に関するものである。
清浄器の構造に関するものである。
従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車載用空気
清浄器が増加し、リアトレイに取り付けられるのが一般
的になってきている。
清浄器が増加し、リアトレイに取り付けられるのが一般
的になってきている。
従来、この種のリアトレイに設置される車載用空気清浄
器には第4,5図に示すようなトランク内に内蔵するもの
がある。
器には第4,5図に示すようなトランク内に内蔵するもの
がある。
１は車載用空気清浄器本体に取着したファン２を駆動さ
せるモーターで、水平に取着している。
せるモーターで、水平に取着している。
４は屏風状に屈曲させたフィルターである。本体はフィ
ルター４を入れるフィルターケース５とファン２を覆う
渦室３とにわかれ、吸気口６より吸いこまれた空気はフ
ィルター４で塵埃を濾過され、渦室３を通って排気口７
より排出される。
ルター４を入れるフィルターケース５とファン２を覆う
渦室３とにわかれ、吸気口６より吸いこまれた空気はフ
ィルター４で塵埃を濾過され、渦室３を通って排気口７
より排出される。
上記本体は車のトランクルーム内に取付け用金具によっ
て取りつけられ、吸気と排気は車内リアトレイに設置し
たグリル９を通過して車内の空気を浄化する。
て取りつけられ、吸気と排気は車内リアトレイに設置し
たグリル９を通過して車内の空気を浄化する。
10は吸気口６、排気口７とグリル９をエアタイトして運
通させるパッキングである。
通させるパッキングである。
発明が解決しようとする課題 このような構造ではフィルター４を交換する場合にトラ
ンクルームを開け、奥に手を入れて交換しなくてはなら
ず、作業自体に負担がかかった。
ンクルームを開け、奥に手を入れて交換しなくてはなら
ず、作業自体に負担がかかった。
またフィルター４の汚れ具合も確認しにくいため、汚れ
具合がわからず浄化性能が低下したままで使用し、効率
の悪いものとなっていた。
具合がわからず浄化性能が低下したままで使用し、効率
の悪いものとなっていた。
さらにトランクルームにつける本体と車内につける部品
との連通を行うパッキング11などが必要となり、構成及
び取付け工事が複雑になるなどの問題を有していた。
との連通を行うパッキング11などが必要となり、構成及
び取付け工事が複雑になるなどの問題を有していた。
本発明は上記問題を解決するもので、本体は基本的にト
ランクルーム内に収納し、フィルターなどメンテナンス
の必要な部品は車内から交換できるようにするものであ
る。
ランクルーム内に収納し、フィルターなどメンテナンス
の必要な部品は車内から交換できるようにするものであ
る。
また本体取付け、取外しも車内から行えるようにするも
のである。
のである。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために、本体および蓋体で
形成した箱体に送風ファン、送風ファン駆動モーター、
ファン室とさらに放電器、フィルターなどの集塵ユニッ
トを内蔵し、本体の多くの部分をトランクルーム内に埋
設するとともに、吸気口および排気口を車室内に開口
し、さらに放電器、フィルターなどの集塵ユニットは前
記蓋体開蓋時に車室内より着脱可能にし、メンテナンス
を容易に行えるようにするものである。
形成した箱体に送風ファン、送風ファン駆動モーター、
ファン室とさらに放電器、フィルターなどの集塵ユニッ
トを内蔵し、本体の多くの部分をトランクルーム内に埋
設するとともに、吸気口および排気口を車室内に開口
し、さらに放電器、フィルターなどの集塵ユニットは前
記蓋体開蓋時に車室内より着脱可能にし、メンテナンス
を容易に行えるようにするものである。
また車体に取りつけるための金具は車体から本体に向か
って下方から突出し、本体をその上に設置した後ナット
等で上方より締めつけて固定できるようにするものであ
る。
って下方から突出し、本体をその上に設置した後ナット
等で上方より締めつけて固定できるようにするものであ
る。
作用 上記構成によれば空気清浄器本体の多くの部分がリアト
レイの下のトランクルーム内に埋設されるため、リアト
レイより上に出る部分の全厚は低く後方視界を妨げる事
なく、それでいてフィルター交換などのメンテナンスは
車内から容易に行うことができ実用性のすぐれた車載用
空気清浄器を提供することができる。また従来のように
本体とリアトレイ上の部品とを連通させる部品も要らず
構成および取付けも簡単になる。
レイの下のトランクルーム内に埋設されるため、リアト
レイより上に出る部分の全厚は低く後方視界を妨げる事
なく、それでいてフィルター交換などのメンテナンスは
車内から容易に行うことができ実用性のすぐれた車載用
空気清浄器を提供することができる。また従来のように
本体とリアトレイ上の部品とを連通させる部品も要らず
構成および取付けも簡単になる。
実施例 以下本発明の一実施例について添付図面に添って説明す
る。
る。
第１図〜第６図において、車載用空気清浄器本体は、下
本体21と上本体22と蓋体20よりなり、下本体21には天板
部23から垂下せしめた外壁25、底板部26とでファン室27
を構成し、底板部26に固定したモーター28にファン29を
固定して内設している。前記天板部23には吸込口30を設
けており、上方に平板状のフィルター31を支える支えリ
ブ32を有する。前記上本体22は下本体21と結合されてお
り、蓋体20は着脱自在に取着される。
本体21と上本体22と蓋体20よりなり、下本体21には天板
部23から垂下せしめた外壁25、底板部26とでファン室27
を構成し、底板部26に固定したモーター28にファン29を
固定して内設している。前記天板部23には吸込口30を設
けており、上方に平板状のフィルター31を支える支えリ
ブ32を有する。前記上本体22は下本体21と結合されてお
り、蓋体20は着脱自在に取着される。
蓋体20には多数のスリット状の吸気口33を設けてあり、
その下に放電電極35とこれに対峙した対向電極36よりな
る放電器37を保持している。放電器37とフィルター31は
共に平板に近い形状をし、かつ水平に保持され、蓋体20
を開けたときに共に着脱することができる。
その下に放電電極35とこれに対峙した対向電極36よりな
る放電器37を保持している。放電器37とフィルター31は
共に平板に近い形状をし、かつ水平に保持され、蓋体20
を開けたときに共に着脱することができる。
フィルター31は静電フィルター38と活性炭を組みこんだ
活性炭フィルター39を貼り合わせて形成しており、横方
向より抜き差しする。
活性炭フィルター39を貼り合わせて形成しており、横方
向より抜き差しする。
40は車内の空気の汚れ具合を検知するガスセンサーであ
る。41はガスセンサー40を取着したプリント基板であ
り、ガスセンサー40の入力に応じ制御回路42によってモ
ーター28の入力を制御する。ガスセンサー40装着部は保
護壁43により小室44を形成して本体内空気通路と遮断さ
れておりセンサーへの煙は通風口45より入る。
る。41はガスセンサー40を取着したプリント基板であ
り、ガスセンサー40の入力に応じ制御回路42によってモ
ーター28の入力を制御する。ガスセンサー40装着部は保
護壁43により小室44を形成して本体内空気通路と遮断さ
れておりセンサーへの煙は通風口45より入る。
蓋体20のガスセンサー40に対峙する位置には細い格子で
形成したガス取り入れ口46を設け、綿ごみ等の大きな塵
埃の侵入は取り入れ口の格子で防止する。
形成したガス取り入れ口46を設け、綿ごみ等の大きな塵
埃の侵入は取り入れ口の格子で防止する。
ガスセンサー40を装着した小室44はフィルター端部を押
さえるとともにフィルターのガイドの役目をなし、ガス
センサー40は活性炭フィルター39の近傍に位置すること
になる。
さえるとともにフィルターのガイドの役目をなし、ガス
センサー40は活性炭フィルター39の近傍に位置すること
になる。
ここで下本体21のほとんどの部分は車のリアトレイ47を
貫通してトランクルーム内に入りこんでおり、リアトレ
イ47上に出る部分は全厚の低いものとなる。
貫通してトランクルーム内に入りこんでおり、リアトレ
イ47上に出る部分は全厚の低いものとなる。
48は排気口、49は車のリアウインドである。
50は本体を車に固定する金具であり、車体より本体下方
に向かって突出している。そして下本体に設けたねじ穴
51を貫通させ、上方よりナット52で締結する。
に向かって突出している。そして下本体に設けたねじ穴
51を貫通させ、上方よりナット52で締結する。
上記構成においてモーター28を駆動すると吸気口33より
吸いこまれた車内空気は放電電極35と対向電極36の間を
通過する際にプラスイオンを付与されて後方のマイナス
極性の静電フィルター38に電気的に吸着され、臭いの粒
子は活性炭フィルター39に吸着される。
吸いこまれた車内空気は放電電極35と対向電極36の間を
通過する際にプラスイオンを付与されて後方のマイナス
極性の静電フィルター38に電気的に吸着され、臭いの粒
子は活性炭フィルター39に吸着される。
こうして浄化された清浄空気はファン室29内を通り、排
気口48より車内に排出される。
気口48より車内に排出される。
フィルター31を交換するとき、または放電器37を洗浄の
ために外すときには蓋体20を開けることにより、車内か
ら容易に作業を行うことができる。またフィルターの汚
れ具合の確認も容易にでき、汚れによる清浄性能の低下
も防ぎやすい。
ために外すときには蓋体20を開けることにより、車内か
ら容易に作業を行うことができる。またフィルターの汚
れ具合の確認も容易にでき、汚れによる清浄性能の低下
も防ぎやすい。
故障した場合でも本体は従来例に比べ簡単に取り外せる
ため、修理も容易に行うことができる。
ため、修理も容易に行うことができる。
それでいて本体の多くの部分がリアトレイの下に収納さ
れているのでリアトレイ上の全厚は低く、後方視界を防
げることはない。
れているのでリアトレイ上の全厚は低く、後方視界を防
げることはない。
発明の効果 このように発明によれば空気清浄器本体の多くの部分が
リアトレイの下のトランクルーム内に収納されるため、
リアトレイより上に出る部分の全厚は低く後方視界を妨
げる事なく、それでいてフィルター交換などのメンテナ
ンスは車内から容易に行うことができ実用性のすぐれた
車載用空気清浄器を提供することができる。また従来の
ように本体とリアトレイ上の部品とを連通させる部品も
要らず構成および取付け方法も簡単になるなど車載用と
してその実用価値は大きいものである。
リアトレイの下のトランクルーム内に収納されるため、
リアトレイより上に出る部分の全厚は低く後方視界を妨
げる事なく、それでいてフィルター交換などのメンテナ
ンスは車内から容易に行うことができ実用性のすぐれた
車載用空気清浄器を提供することができる。また従来の
ように本体とリアトレイ上の部品とを連通させる部品も
要らず構成および取付け方法も簡単になるなど車載用と
してその実用価値は大きいものである。
第１図は本発明の実施例を示す側断面図、第２図は同正
断面図、第３図は同分解斜視図、第４図は従来例の分解
斜視図、第５図は同断面図である。 20……蓋体、21……下本体、22……上本体、28……モー
ター、29……ファン、31……フィルター、33……吸気
口、37……放電器、48……排気口、50……金具、51……
ねじ穴、52……ナット。
断面図、第３図は同分解斜視図、第４図は従来例の分解
斜視図、第５図は同断面図である。 20……蓋体、21……下本体、22……上本体、28……モー
ター、29……ファン、31……フィルター、33……吸気
口、37……放電器、48……排気口、50……金具、51……
ねじ穴、52……ナット。
Claims (2)
- 【請求項１】本体および蓋体で形成した箱体に送風ファ
ン、送風ファン駆動モーター、ファン室とさらに放電
器、フィルターなどの集塵ユニットを内蔵し、本体の多
くの部分をトランクルーム内に埋設するとともに、吸気
口および排気口を車室内に開口し、さらに放電器、フィ
ルターなどの集塵ユニットは前記蓋体開蓋時に車室内よ
り着脱可能にした車載用空気清浄器。 - 【請求項２】車体に取りつけるための金具は車体から本
体に向かって下方から突出し、本体をその上に設置した
後ナット等で上方より締めつけて固定するためのねじ穴
を設けた請求項１記載の車載用空気清浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3515190A JPH0739247B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 車載用空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3515190A JPH0739247B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 車載用空気清浄器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03239627A JPH03239627A (ja) | 1991-10-25 |
| JPH0739247B2 true JPH0739247B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=12433901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3515190A Expired - Fee Related JPH0739247B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 車載用空気清浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739247B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101588833B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-01-26 | 엘지전자 주식회사 | 차량용 공기청정기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101919440B1 (ko) * | 2018-04-11 | 2018-11-19 | 남춘옥 | 차량 후미용 공기 정화장치 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3515190A patent/JPH0739247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101588833B1 (ko) * | 2014-08-28 | 2016-01-26 | 엘지전자 주식회사 | 차량용 공기청정기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03239627A (ja) | 1991-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |