JPS5815211Y2 - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

自動車用空気清浄器

Info

Publication number
JPS5815211Y2
JPS5815211Y2 JP1979029804U JP2980479U JPS5815211Y2 JP S5815211 Y2 JPS5815211 Y2 JP S5815211Y2 JP 1979029804 U JP1979029804 U JP 1979029804U JP 2980479 U JP2980479 U JP 2980479U JP S5815211 Y2 JPS5815211 Y2 JP S5815211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cleaning member
case
blower
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979029804U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55129113U (ja
Inventor
横山隆吉
小島一雄
小島康史
鍋田貞一
Original Assignee
株式会社デンソー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP1979029804U priority Critical patent/JPS5815211Y2/ja
Publication of JPS55129113U publication Critical patent/JPS55129113U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815211Y2 publication Critical patent/JPS5815211Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車室内空気から塵や臭気を除去して車
室内空気を清浄化する自動車用空気清浄器に関する。
従来のこの種の空気清浄器は乗用車用として用いられる
場合、自動車の後部座席後方のリアパッケージトレイの
上面に設置されることが多い。
その場合、空気清浄器は静電式集塵ユニットあるいは活
性炭フィルタ等からなる清浄部材と、この清浄部材に空
気流を与える送風機とを車両の前後方向(進行方向)に
対して直列に配置する構成であるので、空気清浄器の車
両前後方向の寸法すなわち奥行寸法を性能低下を生ずる
ことなく短かくすることは極めて困難となり、その結果
実際の製品としてはどうしても奥行寸法が長くなってし
まうという問題がある。
最近の乗用車では、後部座席にリクライニングシートを
用いるとか、車両の外観スタイル上の必要性等の理由か
らリアパッケージトレイの奥行寸法が短かいものが多く
出現するようになっており、このような車両ではリアパ
ッケージトレイ上に空気清浄器を設置できないという不
具合が生ずる。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、清浄部材の側
方にシロッコファンを用いた送風機を並列配置する構成
とすることにより、奥行寸法を大幅に短縮できる自動車
用空気清浄器を提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図は本考案空気清浄器の自動車への取付状態を説明
するもので、1は自動車のリアウィンド、2はリアパッ
ケージトレイ、3は後部座席、4はリアパッケージトレ
イ2の上面に取付けられた本考案空気清浄器である。
5はリアパッケージトレイ2の下方に形成されているト
ランクルームである。
第2図は空気清浄器4の内部構造を示す分解図で、6は
静電式集塵ユニット部、7は空気中の臭気を取除(活性
炭フィルタであり、本例ではこの集塵ユニット部6と活
性炭フィルタ7とにより清浄部材を構成している。
8aはシロッコファン、8bはこのシロッコファン8a
を駆動する送風機用モータ、9は静電式集塵ユニット部
6に使用する高電圧発生回路、10はコントロールスイ
ッチ部、11は送風機風量を減少するときに使用する抵
抗器、12は通風ダクトをかねた上部ケースで空気吸入
口13及び清浄空気吹出口14、通風ダクトの一部を形
成する仕切板15、および静電式集塵ユニット部6と活
性炭フィルタ7を固定するガイド16を有し、樹脂にて
一体成形されている317は下部ケースで、通風ダクト
の一部を形成する仕切板18、静電式集塵ユニット部6
、活性炭フィルタ7を上部ケース12とではさんで固定
するガイド19、送風機の一部を形成するアンダースク
ロール部20、送風機用モータ固定台21を有し、やは
り樹脂にて一体形成されている。
22は送風機の一部を形成するアッパースクロール部で
、樹脂成形品よりなるものであって、アンダースクロー
ル部20の爪23と、上部ケースによってはさみこまれ
、ずれることなく確実に固定されるよう設計されている
前記モータ8は、ブラケット24とポル)24aとによ
り、モータ固定台21に堅固に固定される。
高電圧発生回路9、抵抗器11もそれぞれボルト9a、
11aにより下部ケース17に固定される。
コントロールスイッチ部10は、ボルト10aで上部ケ
ース12に固定される。
25は蓋で、活性炭フィルタ7の交換を容易にするため
に上部ケース12と下部ケース17にあけられた穴26
と穴27を塞ぐものである。
なお、上部ケース12と下部ケース17はボルト28に
て結合される。
第3図は本考案空気清浄器4の組付後の状態を示すもの
で、矢印a、b)cは送風機による空気流を示しており
、上下のケース12,17からなるケース全体形状は図
示のように車両幅方向に細長形状に形成されており、一
方、集塵ユニット部6と活性炭フィルタ7からなる清浄
部材は略直方体状の形状をなしており、この直方体状の
清浄部材はその長手方向がケース12,17の長手方向
と平行になるようにしてケース12,17内に収納しで
ある。
そして、この清浄部材の側方に位置するようにしてシロ
ッコファン8aを用いた送風機がケース12,17内に
配置しである。
従って、上記の清浄部材と送風機はケース12,17の
奥行方向(本例では車両前後方向)に並列配置されてい
る。
また、このような配置関係を有することから、清浄部材
通過空気の流れ方向(矢印a)と送風機吸入空気の流れ
方向(矢印b)は略9σ方向転換している。
このように構成することにより、フィルタ面積の大きい
静電式集塵ユニット部6を備えていても空気清浄器4の
奥行寸法を短くすることができる。
しかも本例では上部ケース12の後面側にリアウィンド
1の傾斜角度に沿った傾斜面12aを設けることにより
、奥行寸法の短かいリアパッケージトレイ2上にも空気
清浄器4の設置が可能となる。
第4図は電気回路を示すもので、29は車載の蓄電池、
30は空気清浄器の主スィッチ、31は送風量切替用の
スイッチである。
静電式Mユニット部6はマイナス電極6aと、プラス電
極6bと、吸入空気中の粒子をプラスに帯電させるアイ
オナイザ6cとを有している。
なお、上記両スイッチ30,31は第2図、第3図図示
のコントロールスイッチ部10に設置され、上部ケース
12の上面側から手動操作できるようになっている。
次に、上記構成において作動を説明する。
主スィッチ30を投入すると、送風機用モータ8bがス
イッチ31の投入位置に従って高速回転または低速回転
し、シロッコファン8aが作動する。
これにより、車室内空気は第3図の矢印aで示すように
吸入口13から吸入され、集塵ユニット部6および活性
炭フィルタ7を通過する。
このとき集塵ユニット部6には高電圧発生回路9から約
5KVの電圧が印加されているので、粒子を含む空気が
第4図の矢印dに示すように、集塵ユニット部6に流入
すると、アイオナイザ6cによって粒子はプラスに帯電
し、電極6a、6bの間に形成される電界の作用により
、帯電した粒子は、マイナス電極6aに吸着され、空気
中の塵埃が除去される。
この空気を更に活性炭フィルタ7に通すことにより、空
気中の臭気が除去され、吸入空気は清浄なものとなる。
この清浄空気は矢印すのように、ケース12,17によ
って形成された通風路を通って、送風機のシロッコファ
ン8aに入り、吹出口14から矢印Cに示すように車室
上方側へ吹出される。
なお、上述の実施例では空気吸入口13を空気清浄器の
ケース12,17の前面側に設けているが、第5図に示
すように、送風機のシロッコファン8aの回転軸を上下
方向に配置し、空気吸入口13をケース12,17の上
面側に設け、空気吹出口14をケース12,17の前面
側に設けるようにしてもよい。
また、主スィッチ30、切替スイッチ31等のコントロ
ールスイッチ類を清浄器本体だけでなく、自動車の運転
席近辺に増設して、リモートコントロールするようにし
てもよい。
また、本考案清浄器はリアパッケージトレイ2の上面に
限らず、このリアパッケージトレイ2下方のトランクル
ーム5内に設置してもよい。
また、本考案清浄器は乗用車用に限らず、トラック用、
バス用等にも適用できる。
上述したように本考案では、細長形状に形成されたケー
スと、このケース内に車室内空気を吸入する空気吸入口
と、この空気吸入口から吸入された空気中の塵を取除く
静電式集塵ユニット部を少なくとも有する直方体状の清
浄部材と、車室内空気を吸入して前記清浄部材に空気流
を与える送風機と、前記清浄部材を通過して清浄になっ
た空気を前記ケースから車室内に吹出す空気吹出口とを
具備し、かつ前記送風機の送風ファンとしてシロッコフ
ァンを使用し、前記直方体状の清浄部材を、その長手方
向が前記ケース長手方向と平行になるようにして前記ケ
ース内に収納するとともに、この清浄部材の側方に位置
するようにして前記送風機を前記ケース内に収納し、前
記清浄部材と前記送風機を前記ケース奥行方向に並列配
置し、前記清浄部材通過空気と前記送風機吸入空気の流
れ方向が略90°方向転換するように構成しているから
、フィルター面積の大きい静電式集塵ユニット部をケー
ス内に備えていても、空気清浄器の奥行寸法を従来のも
のに比し大幅に短縮(例えば3/4程度に短縮)でき、
そのため自動車への設置に際して非常に有利となり、奥
行寸法の短かいリアパッケージトレイ等にも空気清浄器
を容易に設置できるという効果が犬である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案清浄器の設置状態を例示する自動車後部
の要部断面図、第2図は本考案清浄器の一実施例を示す
分解斜視図で、第3図はその組付後の概略構成を示す透
視図である。 第4図は本考案清浄器の電気回路図、第5図は本考案清
浄器の他の実施例を示す透視図である。 2・・・・・・リアパッケージトレイ、4・・・・・・
空気清浄器、6,7・・・・・・清浄部材をなす集塵ユ
ニット、活性炭フィルタ、8 a t 8 b・・・・
・・送風機をなすシロッコファン、モータ、13・・・
・・・空気吸入口、14・・・・・・空気吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長形状に形成されたケースと、このケース内に車室内
    空気を吸入する空気吸入口と、この空気吸入口から吸入
    された空気中の塵を取除く静電式集塵ユニット部を少な
    くとも有する直方体状の清浄部材と、車室内空気を吸入
    して前記清浄部材に空気流を与える送風機と、前記清浄
    部材を通過して清浄になった空気を前記ケースから車室
    内に吹出す空気吹出口とを具備し、かつ前記送風機の送
    風ファンとしてシロッコファンを使用し、前記直方形状
    の清浄部材を、その長手方向が前記ケース長手方向と平
    行になるようにして前記ケース内に収納するとともに、
    この清浄部材の側方に位置するようにして前記送風機を
    前記ケース内に収納し、前記清浄部材と前記送風機を前
    記ケース奥行方向に並列配置し、前記清浄部材通過空気
    と前記送風機吸入空気の流れ方向が略90°方向転換す
    るようにしたことを特徴とする自動車用空気清浄器。
JP1979029804U 1979-03-08 1979-03-08 自動車用空気清浄器 Expired JPS5815211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979029804U JPS5815211Y2 (ja) 1979-03-08 1979-03-08 自動車用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979029804U JPS5815211Y2 (ja) 1979-03-08 1979-03-08 自動車用空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55129113U JPS55129113U (ja) 1980-09-12
JPS5815211Y2 true JPS5815211Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=28878261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979029804U Expired JPS5815211Y2 (ja) 1979-03-08 1979-03-08 自動車用空気清浄器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815211Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932508U (ja) * 1982-08-26 1984-02-29 株式会社白元 自動車用消臭機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55129113U (ja) 1980-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4722747A (en) Add-on vehicle air filtration system
JPS5815211Y2 (ja) 自動車用空気清浄器
EP0196287A1 (en) Filter
JP2998332B2 (ja) 天井設置型車両用クーリングユニット
JP3043046B2 (ja) 車両用空気清浄器
JP3119862B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH0544216U (ja) 車載用空気清浄器
JPH0418674Y2 (ja)
JPS6010180Y2 (ja) 自動車室内用空気清浄装置
JP3237160B2 (ja) 空気清浄器
JPS6136405Y2 (ja)
JPH03266718A (ja) 車載用空気清浄器
JPH0557124A (ja) 車載用空気清浄器
JP2596610Y2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH0742826Y2 (ja) 車両用送風装置
JPH03239627A (ja) 車載用空気清浄器
JP2549676Y2 (ja) 空気清浄機
JPH0410092Y2 (ja)
JPS62146714A (ja) 車輛用空気清浄器
JPH0763646B2 (ja) 車載用空気清浄器のフィルター
JP2003146068A (ja) 車両用空気清浄器
JPH07121365B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPS6235609Y2 (ja)
JPH0618591Y2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH10244832A (ja) 車両用サンバイザー