JPH03232549A - 車載用空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のリアトレイに載置される車載用空気
清浄器の構造に関するものである。

従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車載用空気
清浄器が増加し、リアトレイに取り付けられるのが一般
的になってきている。

従来、この種のリアトレイに載置される車載用空気清浄
器には第４図〜第６図に示すような構成のものがある。

１は車載用空気清浄器本体で、内部にファン２及びこれ
を駆動させるモーター３を内蔵しており、モーター３は
支持ゴム４を介して隔壁５と本体１で挟持しである。

ファン２は水平に配設され、それを覆ううす室６に開口
した吸込ロアは上向きに、通気ロア′は下向きに設けら
れており、上下より吸引する。

本体１側方に設けた吸気口８には放電装置９が設けてあ
り、その放電装置９の後方にＶ字形に折り曲げたフィル
タ１０を配備している。

なお放電装置９の吸気口側には金網１５が取着されてい
る。

フィルタ１０の下には制御回路１６が配備してあり、モ
ーター３の制御を行う。

制御回路１６の上には金属性のシールド板１７が制御回
路１６を覆うように形成してあり、シールド板１７はフ
ィルタ１０の下辺と接触されている。

１１はガスセンサー１２を取着したプリント基板であり
、ガスセンサー１２の入力に応じ制御回路１６によって
モーター３の入力を制御する。

ガスセンサー１２の装着部は保護壁１３により本体内空
気通路と遮断されておりセンサーへの煙は通風口１４よ
り入る。

上記構成においてモーター３を駆動すると吸気口８より
吸いこまれた車内空気は放電装置９の金網１５によって
比較的粗大な埃を除去され、微細な埃は放電装置９を通
過する際にプラスイオンを付与されて後方のマイナス極
性のフィルタ１０に電気的に吸着される。

こうして浄化された清浄空気はうす室６内に導入され、
排気口１８より車内に排出される。

上記の動作はガスセンサー１２が煙など汚れを検知した
ときに行われ、車内の汚れ状態に応じて自動的に浄化作
用を為し、常に車内をきれいに保つものである。

ガスセンサー１２はガスが付着する際にガスセンサー１
２の温度が上昇し、その信号に応じて制御回路１６がモ
ーター３をコントロールする。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構造では、ガスセンサー１２はガス成
分に反応するため、センサー近傍の本体に汚れが付着し
ているとその汚れのガス成分に反応してしまい車内の汚
れを正確に検知できなくなる。

本発明は上記問題を解決するもので、本体に付着した汚
れに関係なくセンサーが正確に作動し、車内の汚れ具合
に即応して作動する車載用空気清浄器を提供するもので
ある。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、ガスセンサーを取
着する取着部に近接して空気清浄用のフィルターを設置
し、かつそのフィルター内に活性炭を配合させ、ガスセ
ンサー近傍に付着した汚れのガス成分も吸収するもので
ある。

作用 上記構成により、本体に付着する汚れに影響されずガス
センサーが車内の汚れ度を正確に捕らえ、車内の汚れ具
合に即応して作動する車載用空気清浄器を提供すること
ができ、無駄な電力を使わず、かつ車内の状態を常にき
れいに保つことができる。

実施例 以下本発明の一実施例について添付図面に添って説明す
る。

第１図〜第３図において、車載用空気清浄器本体は下本
体２１と上本体２２と蓋体２０でなり、下本体２１には
天板部２３から垂下せしめた外壁２５、底板部２６とで
ファン室２７を構成し、底板部２６に固定したモーター
２８にファン２９を固定して内設している。前記天板部
２３には吸込口３０を設けてあり、上方に平板状のフィ
ルター３１を支える支えリブ３２を有する。前記上本体
２２は下本体２１と結合されており、蓋体２０は着脱自
在に取着される。

蓋体２０には多数のスリット状の吸気口３３を設けてあ
り、その下には放電電極３５とこれに対峙した対向電極
３６よりなる放電器３７を保持している。

放電器３７とフィルター３１は共に平板に近い形状をし
、かつ水平に保持され、蓋体２０を開けたときに共に着
脱することができる。

フィルタ３１は静電フィルタ３８と活性炭を組みこんだ
活性炭フィルタ３９を貼り合わせて形成しており、横方
向より抜き差しする。

４０は車内の空気の汚れ具合を検知するガスセンサーで
ある。４１はガスセンサー４０を取着したプリント基板
であり、ガスセンサー４０の入力に応じ制御回路４２に
よってモーター２８の入力を制御する。

ガスセンサ−４０装着部は保護壁４３により小室４４を
形成して本体内空気通路と遮断されておりセンサーへの
煙は通風口４５より入る。

蓋体２０のガスセンサー４０に対峙する位置には細い格
子で形成したガス取り入れ口４６を設け、綿ごみ等の大
きな塵埃の侵入は取り入れ口の格子で防止する。

ガスセンサー４０を装着した小室４４はフィルタ一端部
を押さえるとともにフィルターのガイドの役目をなし、
ガスセンサー４０は活性炭フィルタ３９の近傍に位置す
ることになる。

ここで下本体２１のほとんどの部分は車のリアトレイ４
７を貫通してトランクルーム内に入りこんでおり、リア
トレイ４７上に出る部分は全厚の低いものとなる。

４８は排気口、４９は車のリアウィンドウである。

ガス取り入れ口４６に設けた第一の格子５０は廐埃の侵
入防止のため細い格子で形成されているが、その内側に
設けた通風口４５の第二の格子はガスセンサー４０を衝
撃など外部からの力から保護する役目をなす。

上記構成においてモーター２８を駆動すると吸気口３３
より吸いこまれた車内空気は放電電極３５と対向電極３
６の間を通過する際にプラスイオンを付与されて後方の
マイナス極性の静電フィルタ３８に電気的に吸着され、
臭いの粒子は活性炭フィルタ３９に吸着される。

こうして浄化された清浄空気はファン室２９内を通り、
排気口４８より車内に排出される。

ガスセンサー４０は車内空気の汚れ具合を検知し、その
出力信号に応じてモーター２８の入力を制御する。

ガスセンサー４０は空気内のガス成分を汚れとして検知
するため、センサー付近の本体にガス類が付着している
とそれがとれるまでガスセンサー４０は車内の汚れとし
て誤って検知してしまう。

しかし本実施例ではセンサー近傍に活性炭フィルター３
９があるためセンサー付近の本体にガス類が付着しても
活性炭に吸収されるのでガスセンサー４０は常時ガス取
り入れ口４６より入って（る車内空気に対し、正確に反
応する。

発明の効果 このように本発明によればガスセンサーを取着する取着
部に近接して空気清浄用のフィルターを設置し、かつそ
のフィルター内に活性炭を配合させて本体のガスセンサ
ー近傍に付着した汚れのガス成分ら吸収するため本体に
付着する汚れに影響されずガスセンサーが車内の汚れ度
を正確に捕らえることができ、車内の汚れ具合に即応し
て作動する車載用空気清浄器を提供することができるた
め、無駄な電力を使わず、かつ車内の状態を常にきれい
に保つことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同正
断面図、第３図は同分解斜視図、第４図は従来例の断面
図、第５図は同部分断面図、第６図は同斜視図である。 ２８・・・・・・モーター、２９・・・・・・ファン、
３１・・・・・・フィルター、３８・・・・・・静電フ
ィルター、３９・・・・・・活性炭フィルター　４０・
・・・・・ガスセンサー　４２・・・・・・制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放電装置、フィルタなどで構成される集塵装置と、ファ
   ン及びこのファンを駆動するモーターと、車内の汚れ具
   合を検知するガスセンサーと、このセンサーの出力信号
   に応じてモーターの入力を制御する制御回路とを具備し
   、フィルタは活性炭を内部に有するとともに、上記ガス
   センサーの取着部の近傍の同ガスセンサーと連通した位
   置に配置させた車載用空気清浄器。