JPH0738664B2 - 分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御 - Google Patents

分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御

Info

Publication number
JPH0738664B2
JPH0738664B2 JP63501118A JP50111888A JPH0738664B2 JP H0738664 B2 JPH0738664 B2 JP H0738664B2 JP 63501118 A JP63501118 A JP 63501118A JP 50111888 A JP50111888 A JP 50111888A JP H0738664 B2 JPH0738664 B2 JP H0738664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
control unit
terminals
group
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63501118A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02504576A (ja
Inventor
ジョン オーネン,デビッド
オーバフェミ エイカンビ,チャールズ
ダグラス ブルース,イアン
カーペンター クレーマー,ジャクリーン
ダリティ ラールソン,キャロライン
ニー,ウェイ‐チェン
テレサ オーウェンズ,アネッタ
Original Assignee
アメリカン テレフォン アンド テレグラフ カムパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン テレフォン アンド テレグラフ カムパニー filed Critical アメリカン テレフォン アンド テレグラフ カムパニー
Publication of JPH02504576A publication Critical patent/JPH02504576A/ja
Publication of JPH0738664B2 publication Critical patent/JPH0738664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/002Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、情報交換に関する。
[背景技術と問題点] 単一のステーション装置から複数の電話中央局線にアク
セスする装置が幾つかある。当初からごく一般的に使用
されている装置は、1つのステーションに複数の中央局
線を引き込み、電話装置と中央局線との間の接続はスイ
ッチによって電気機械的に行われる電気機械的なキー電
話である。一般に、キー電話においては、1つの電話ス
テーションに複数の中央局線を並列に引き込み、ステー
ションにはキーとスイッチを備え付けて、1台の電話装
置に各中央局線が同時に1回線しか接続されないように
なっている。一般に、同一の中央局線に複数のステーシ
ョンがアクセスしなければならないので、キー電話シス
テムは、配分箱(distribution box)を備え、それによ
り各中央局線からのチップ線(tip wire)およびリング
線(ring wire)を複数の電話ステーションに並列に配
分する。複数のステーションが複数の中央局線を共有す
る場合、例えば、何れの中央局線が呼出中か、何れの線
が通話中か、または何れの線が保留中か等を識別し、知
らせるために視覚的な表示器がキーに付いている。
これに代わる装置としては、各電話装置が1対のチップ
線およびリング線によってのみアクセスされる電子的な
キー・システムがある。種々の中央局線と電話ステーシ
ョンとの間の交換は、電子キー・サービス・ユニットに
置かれ電子的に制御される中央交換マトリックスにおい
て行われる。一般に、電話ステーションにはキーが含ま
れていて、それによって、ユーザーはそのステーション
への接続を希望する中央局線を交換マトリックスに知ら
せることができる。ステーションで呼や視覚的な状態表
示器が使用できるようにするには、中央局線の選択や制
御を行ったり、前記の視覚的な表示器のオン/オフを行
うために、更に線が必要となる。
キー・システム・サービスは、大部分の顧客の間で好評
ではあるが、キー・システムのステーションに対する特
殊な配線および配分装置の設備が高価で融通がきかな
い。キー・システム・サービスに対する最近の設備方法
は、各ステーションをそれぞれの線を介して内蔵プログ
ラム制御による中央局または構内交換機(PBX)の交換
システムに接続することにより、そのシステムの中央制
御を利用して、キー・システム・グループを構成する端
末との間の呼処理を調整させることである。これによ
り、キー・システムのステーションは特殊な配線も配分
装置も全く不必要となる。しかし、呼ごとに強いられる
システムの中央制御の仕事を軽減するために、制御を複
数の交換機能モジュールに分散する場合、このようなス
イッチに基づく装置においては、キー・システム・グル
ープの制御は一段と複雑なものになる。これが特に言え
るのは、信頼性を高めるとともに、グループ構成電話機
の変更に関する管理上の便宜を図るために、多数の交換
機能モジュールにキー・システム・グループを構成する
端末が分散し得ることが重要であるようなアプリケーシ
ョンの場合が典型的である。
前記の観点から、従来の技術において認識された課題
は、中央制御に依存することなく交換システムからキー
・システム・グループを制御する複雑さである。
[解決法] 分散制御型交換システムにおける本発明の原理に従え
ば、前記の課題は解決し、技術的進歩が遂げられる。本
発明においては、1つのキー・システム・グループの端
末に共有されるディレクトリ番号からの呼、およびそれ
への呼(以下、双方向の呼と言う)は、分散した多数の
制御ユニット(以下、分散制御ユニットという)によっ
て協調的に処理されてはいるが、その処理は、それらの
制御ユニットのうち都合よく主導制御ユニットのみに格
納されている共有ディレクトリ番号に対するビジー/ア
イドル・データに応じて行われる。例えばグループの端
末の1台からの接続、またはそれへの接続を確立するな
どの呼出を処理するだけでなく、その呼が進行しそのグ
ループの各端末に呼の状態を知らせる場合も、分散制御
ユニットが、協調し合い、あたかも電気機械的なキー・
システムにおいて、それらの端末が1つの中央局線に並
列に接続されているかのように動作する。
本発明による方法は、複数の端末にサービスを行う分散
制御型交換システムにおいて使用され。本発明によるシ
ステムは、それぞれが別個の部分集合の端末に接続され
た多数の制御ユニットを有する。つまり、各制御ユニッ
トは、それに接続されている端末の部分集合からの接
続、およびそれらへの接続(以下、双方向の接続とい
う)を制御する。多数の制御ユニット(分散制御ユニッ
ト)に接続されたキー・システム・グループの端末によ
って共有されたディレクトリ番号との双方向の呼出は、
次のように制御される。主導制御ユニットにより、共有
ディレクトリ番号に対するビジー/アイドル・データが
保持される。その主導制御ユニットが、呼出に応じてそ
のビジー/アイドル・データを読むと、分散制御ユニッ
トは、その呼出を協調的に処理することにより、そのよ
うにして読まれたデータに応答する。各呼の期間中、分
散制御ユニットは、グループの端末にその呼の状態を協
調的に知らせる。
グループの発端端末の共有ディレクトリ番号から発信さ
れた呼出の場合、その呼出の処理は、その発端端末に接
続されている制御ユニットによって開始される。そのグ
ループの多数の端末(以下、分散端末という)からセッ
トアップ信号が受信された場合、システムの接続は、そ
れらの端末のうち1つの端末からの接続のみが確立され
る。発端端末から終端端末へと、システムの接続が完了
すると、そのグループのもう一つの端末から発端端末に
ブリッジを渡して終端端末に会議接続することが可能と
なる。
共有ディレクトリ番号に終端する呼出の場合、分散制御
ユニットは、協調して端末のグループにその終端する呼
出を提出する。そして、そのグループの主導端末を定義
するために、共有ディレクトリ番号の解釈を行う。指定
された主導端末は、そのグループの主導制御ユニットに
結合される。システムの最初の接続は、前記の解釈に応
じて発端端末から主導端末へと制御される。接続信号が
主導端末から受信された時に、最初の接続が主導端末に
確立する。しかし、そうではなく接続信号がグループの
非主導端末から受信された場合、最初の主導端末への接
続は解除され、発端端末からその非主導端末に第2のシ
ステム接続が確立する。接続信号がグループの多数の端
末から受信された場合、それらの端末の1つへのシステ
ム接続のみが確立する。発端端末から終端端末へのシス
テム接続が確立した後は、そのグループのもう一つの端
末を終端端末にブリッジして発端端末に会議接続するこ
とができる。
1つのディレクトリ番号で、それぞれが別個の呼に使用
可能な複数の応・発呼手段を扱うことが可能であるた
め、キー・システム・グループの端末は、その共有ディ
レクトリ番号の複数の応・発呼手段を持つことができ
る。共有ディレクトリ番号への所与の呼出に対し、主導
制御ユニットは、応・発呼手段のうち遊休のものを1つ
決定する。次に、分散制御ユニットが協調して、その決
定した応・発呼手段を有するグループの端末にその呼出
を提出する。
[図面の簡単な説明] 第1図は、本発明によってキー・システム・グループの
端末を制御する分散制御型交換システムを例示するブロ
ック図、 第2図は、第1図の端末の1つを更に詳細に示した図、 第3図から第15図は、第1図のシステムの分散制御ユニ
ットによってキー・システムの呼出を発する処理を例示
する機能単位の図、 第16図から第21図は、第1図のシステムの分散制御ユニ
ットによってキー・システムの呼を終了させる処理を例
示する機能単位の図、 第22図および第23図は、第1図のシステムの分散制御ユ
ニット間において使用される監査機構の機能図およびそ
れに関するプログラムの流れ線図である。
[詳細な説明] 本発明の原理を、分散制御型の統合サービス・デジタル
網(ISDN)交換システム100との関連において説明す
る。統合サービス・デジタル網の定義は、標準的な多目
的顧客インタフェースの制限されたセットによってユー
ザがアクセスすることができ、音声サービスおよび非音
声サービスを含む広範なサービスを支援する完全なデジ
タル接続性を提供する、電話統合デジタル網から発展し
た通信網とされる。交換システム100は、アナログ端末
でもデジタル端末でも接続可能であるが、第1図には、
デジタルISDN181〜186および191〜194のみを示す(第1
図には示されていないが、システム100は、他の交換シ
ステムに接続された端末にトランクを介して接続するこ
ともできる)。システム100は、多数の交換モジュール
(SM)を備え、その各々が、別個の部分集合をなす端末
に接続されている。例えば、交換モジュール110は端末1
81と191に接続され、交換モジュール120は端末182、18
3、192、および193に接続され、交換モジュール130は18
4と194に接続され、そして交換モジュール140は185と18
6に接続されている。各交換モジュールは、それに接続
されている部分集合の端末との双方向の接続を制御する
ための制御ユニット、即ち交換モジュール・プロセッサ
(SMP)を備えている。例えば、交換モジュール110は、
端末181および191との双方向の接続を制御する制御ユニ
ット111を備えている。同時に、交換モジュール120、13
0、および140は、それぞれ制御ユニット121、131、およ
び141を備えている。
ISDNユーザの各端末は、Bチャネルと称する2つの毎秒
64Kバイトのチャネル、およびDチャネルと称する1つ
の毎秒16Kバイトのチャネルで、システム100との通信を
行う。この実施例においては、一方のBチャネルを使用
して、デジタル化した8ビットの音声標本を8000標本毎
秒の速度で伝送し、他方のBチャネルを使用して、デー
タを64Kビット毎秒の速度で伝送する(しかし、各Bチ
ャネルを、音声伝送かデータの何れか一方に使用するこ
とも可能である)。Dチャネルは、ISDN端末と交換モジ
ュールのチャネルユニットとの間のメッセージ通信を実
施するためのシグナリング・パケット(通知パケット)
の伝達、および異なったISDN端末の間におけるデータ・
パケットの伝達の両方に使用される。
この典型的な実施例において、ISDN端末とシステム100
との間の情報の伝達には、各伝送方向に対し1対の線を
用いる4線式デジタル加入者線(DSL)170が使用されて
いる。DSL170により、192Kビット毎秒の速度の直列ビッ
ト・ストリームが伝送される。この速度は、前記の2つ
の64KbpsのBチャネルおよび1つの16KbpsのDチャネル
に対する144Kbpsを含み、更にフレーム化、直流ブラン
キング、制御、および保守を含む多くの機能に使用され
る48Kbpsを含む。DSL170は、国際電信電話諮問委員会
(CCITT)が称するところのTインタフェースの典型で
ある。しかし、本発明は他のアクセス方法を使用するシ
ステムにも同様に応用可能であるから、このTインタフ
ェースを使用するのは、単に説明のために過ぎない。
シグナリング・パケットは、端末と交換モジュールの制
御ユニットとの間を、例えば標準のラップDプロトコル
に従う第2レベル(リンク・レベル)のフレームで囲ん
で伝達される。回線交換音声呼の制御に使用されるシグ
ナリング・メッセージは、一般にCCITT勧告Q.931に従っ
ている。
システム100のアーキテクチャは、中枢装置として通信
モジュール(CM)150を有し、更にそれに接続された、
交換モジュール110、120、130および140、ならびに管理
モジュール(AM)160を伴う。各交換モジュールは、統
合サービス回線ユニット(ISLU)を備え、これによっ
て、デジタル加入者線を終端するとともに、タイム・ス
ロット交換ユニット(TSIU)およびパケット交換ユニッ
ト(PSU)へのアクセスを提供する。例えば、交換モジ
ュール110では、ISLU112がデジタル加入者線を終端し、
更にTSIU113およびPSU114が制御ユニット111の管理下
で、接続されている端末との回線交換接続およびパケッ
ト交換接続をそれぞれ提供する。同様に、交換モジュー
ル120、130および140も、ISLU122、132および142、TSIU
123、133および143、ならびにPSU124、134および144を
備えている。
通信モジュール150は、時分割空間分割スイッチ、即ち
時間多重スイッチを備え、交換モジュール間に64Kbpsの
回線交換伝送路を提供している。これにより、交換モジ
ュール間のBチャネル伝送だけでなく、異なった交換モ
ジュールのPSUどうしのパケット伝送もサポートされ
る。交換モジュール制御ユニットにより、その交換モジ
ュールに、呼の処理、全般的な制御および保守の各機能
が与えられる。別個の交換モジュールにある交換モジュ
ール制御ユニットは、相互に通信しあったり、通信モジ
ュール内のメッセージ・スイッチ(図示せず)を介して
管理モジュール160と、内部メッセージ・プロトコルを
用いて通信を行ったりする。このアーキテクチャは、特
定の処理要素に特定の処理機能を与える点において、柔
軟性がある。一般的な方法を言えば、交換モジュール制
御ユニットに必要とされる処理能力を多くもたせるが、
本質的に中央集権化するような機能に付いては、管理モ
ジュールを充てることになる。例えば、呼処理機能を分
散するには多くの方法がある。その1つは、呼処理機能
の多くを交換モジュール制御ユニットに置くとともに、
行路設定、端末選択、および線路選択の各機能は管理モ
ジュールに配する方法である。また、すべての呼機能を
交換モジュール制御ユニットに置き、管理モジュールを
純粋に管理的な処理に充てる方法もある。
第2図に、典型的なISDN端末181を示す。端末181は、受
話器237、電話キーパッド233、および視覚的にメッセー
ジを表示する表示器232を備えている。また、端末181
は、22個のボタン201〜222も備えている。ボタン219〜2
22はHOLD、DROP、CONFERENCE、およびTRANSFER以外には
使用されない。その他のボタンは、端末181での設定に
より、ボタン201〜214を特殊機能ボタン、ボタン215〜2
18を応・発呼ボタンとしている。しかし、ユーザの要求
が異なる場合には、同一の電話でも、それに合わせて設
定し、例えばボタン201〜206を応・発呼ボタンに、ボタ
ン207〜218を特殊機能ボタンにすることも可能である。
応・発呼ボタンおよび特殊機能ボタンの各々は、それぞ
れの使用中ランプおよび状態ランプを有する。例えば、
ボタン201はそれに関係付けられた使用中ランプと状態
ランプとを持つ。ある応・発呼ボタンがその端末上で選
択したものである場合、その応・発呼ボタンに対する使
用中ランプが点灯する。状態ランプは、鳴鈴や通話など
の呼の種々の段階を示す、即ち特殊機能ボタンの使用を
示すのに使用される。
第1図に示した端末は、2つのキー・システム・グルー
プ180および190からなる。キー・システム・グループと
は、1つのディレクトリ番号(DN)に対して1つ以上の
応・発呼手段を共有する端末の集合のことである。キー
・システム・グループに対する動的なビジー/アイドル
状態の情報が、そのグループの主導端末に接続された交
換モジュールの制御ユニットによって記憶されている。
各端末は、基本のDNを1つずつ持つ。グループで共有す
るDNを何れかの端末が基本としている場合、その端末
が、そのグループの主導端末として選択される。主導端
末は、共有DNに対する応・発呼手段を最も多く持つ。グ
ループで共有するDNを何れの端末も基本としていない場
合には、主導端末は次のようにして選択される。そのグ
ループの1つの端末が共有DNの応・発呼手段を他の何れ
のグループ端末より多く持っている場合、その端末が主
導端末として選択される。共有DNの応・発呼手段を最も
多く有する端末がグループ内に複数存在しても、その内
の一つの端末が共有DNの応・発呼手段を他の端末より多
く持つ交換モジュールに接続されている場合、その応・
発呼手段をより多く持つ交換モジュールに接続されてい
る端末が主導端末として選択される。共有DNの応・発呼
手段を最も多く有する端末がグループ内に複数存在し、
それらの端末が、その共有DNの応・発呼手段をそれぞれ
同数有する交換モジュールに接続されている場合、それ
らの分散端末の1つが主導端末として任意に選択され
る。本明細書においては、キー・システム・グループの
ビシー/アイドル状態情報を記憶している制御ユニット
を主導制御ユニットと称する。主導制御ユニットは、主
導端末に接続された交換モジュールの制御ユニットとい
うことになる。
キー・システム・グループ180は、DN1〜DN6の基本DNを
それぞれ有する端末181〜186からなる。DN2がグループ1
80の共有DN、端末182が主導端末、そして制御ユニット1
21が主導制御ユニットである。端末182は、DN2に対する
応・発呼手段を最も多く(4個)持っている。DN2の4
個の応・発呼手段に対する動的なビジー/アイドル状態
情報は、主導制御ユニット121のビジー/アイドル・テ
ーブル(B/I)126に格納されている。キー・システム・
グループ190は、DN11〜DN14の基本DNをそれぞれ有する
端末191〜194からなる。DN11がグループ190の共有DN、
端末191が主導端末、そして制御ユニット111が主導制御
ユニットである。端末191は、DN11に対する応・発呼手
段を最も多く(4個)持っている。DN11の4個の応・発
呼手段に対する動的なビジー/アイドル状態情報は、主
導制御ユニット111のビジー/アイドル・テーブル(B/
I)116に格納されている。
キー・システム・グループの端末との双方向の呼の制御
は、それらの端末に接続されている制御ユニットによっ
て協調的に行われる。全体に処理を行うタスク(仕事)
は、プログラム・プロセス(プログラム処理)と呼ばれ
る多数の主要なタスクに配分される。プロセスは手続き
(プロシージャ)の集まりからなり、各手続きによっ
て、そのプロセスを細分化した小さなタスク(サブタス
ク)が行われる。プロセスには、そのプロセスの個々の
手続きで役に立つデータを格納するプロセス・コントロ
ール・ブロックと呼ばれるメモリのブロックが結合され
ている。プロセスは、更に、モデルと呼ばれる下位プロ
セスに分割することができる。プロセス(およびモデ
ル)どうしは、メッセージによって相互の通信が可能で
ある。同一プロセッサの他のプロセスとの通信、または
異なるプロセッサのプロセスとの通信に使用される種類
のメッセージもある。システム100には、端末プロセス
およびシステム・プロセスの2種類のプロセスがある。
システム・プロセスは、システムの動作中、常駐する。
一方、端末プロセスは、それぞれの呼の期間中、または
診断検査やサービスの査定のようなサービス事象の期間
中に限り駐在する。
キー・システム・グループから発せられた呼出に関する
呼出処理上の事象を、例として、端末181のディレクト
リ番号DN2の応・発呼手段CA1(以下、DN2・CA1のように
記す)からの呼出に関連して説明する。端末181が発し
たSETUPメッセージを制御ユニット111が受信する。制御
ユニット111は、このSETUPメッセージに応じて、発端端
末プロセス(OTP)OTP1(第3図)を生成し、端末181お
よびキー・システム・グループ180に関するデータを、
その呼出中に迅速に参照できるように、2つのデータ・
ブロックDALB181およびBRCS181に格納する。ブロックDA
LB181に格納されるのは、その呼出を制御する端末プロ
セスとしてプロセスOTP1を定義する可変pid、そのグル
ープの主導制御ユニットとして制御ユニット121を定義
する変数、および端末181に関する端末プロセスとして
プロセスOTP1を定義する変数pcbla_keyである。ブロッ
クBRCS181に格納されるのは、端末181が現在そのキー・
システム・グループの結合端末でないことを定義する変
数assoc、および端末181が、発信中のディレクトリ番号
をそのグループの他の端末と共有しているを定義する変
数sharである。(呼の期間中に、そのグループの端末
は、その呼に積極的に関わっていると言う意味でアクテ
ィブな場合があり、また単に呼状態の情報を受けている
と言う意味で結合されている場合もある。)キー・シス
テム・グループの属する端末に結合された各制御ユニッ
トは、それらのすべての端末との通信を調整するのに使
用される共有呼出システム・プロセス(SCSP)を1つだ
け持つ。制御ユニット121のプロセスSCSP121を第3図に
示す。
一度、プロセスOTP1、ならびにデータ・ブロックDALB18
1およびBRCS181が生成されると、プロセスOTP1は、発信
要求を明示するMGZORIGREQメッセージ(第4図)を主導
制御ユニット121のプロセスSCSP121に送信する。プロセ
スSCSP121は、テーブル126(第1図)に格納されている
DN2・CA1のビジー/アイドル・データを読む。読み出し
たデータが、DN2・CA1が現在アイドルであることを示す
場合、プロセスSCSP121は、そのデータをビジー状態を
示すように変更し、MGZORIGOKメッセージをプロセスOTP
1に返す。しかし、読み出したデータが、DN2・CA1が現
在ビジーであることを示す場合、プロセスSCSP121は、M
GZORIGDENメッセージをプロセスOTP1に返し、発信要求
は拒否される。従って、そのグループの分散端末からほ
ぼ同時に発信しようとすると、最初の呼出以外はすべて
拒否される。ここで、プロセスOTP1は、MGZORIGOKメッ
セージに応じて、種々の呼処理機能を果たす多数のモデ
ル(第5図)を生成する。即ち、1)共有DNからの発信
を制御する共有呼出モデルSCM、2)POTS(普通の従来
の電話サービス)的モデル、3)その呼を発信している
片方に関する端末181との通信を制御するモデルNEAR、
および4)その呼の遠い方の末端における終端端末プロ
セスとの通信を制御するモデルCC、である。モデルSCM
が、モデルPFMを介してモデルNEARにSETUPメッセージを
送ると、モデルNEARは、端末181にSETUP_ACKメッセージ
の送信を果たし、モデルPFMを介してモデルSCMにMSGSND
ASETUPを送る。今度は、モデルSCMが、そのキー・シス
テム・グループの他の制御ユニットの各々にある共有呼
出システム・プロセスにMSGASETUPメッセージを送る。
制御ユニット121のプロセスSCSP121に送られるMSGASETU
Pメッセージを第5図に示す。
MSGASETUPメッセージに応じて、プロセスSCSP121は、端
末182および183に対するブロックDALB182、BRCS182、DA
LB183、およびBRCS183を割り当て、リンクし、更に初期
化する。DALB182およびDALB183は、端末プロセスに結合
されていないので、NULLであることに注意を要する。変
数pidにより、プロセスOTP1は、端末182および183が通
信するべきプロセスであると定義される。プロセスSCSP
121は、ブロックDALB182およびDALB183のそれぞれに対
しインデックスを決定して、それらのインデックスをMS
GDABLINDXメッセージでプロセスOTP1に送り、以降、プ
ロセスOTP1からそれらのブロックに効率的にアクセスで
きるようにする。また、プロセスSCSP121は、ASSOC(SE
TUP)メッセージを端末182および183に送り、それらの
端末に、そのグループの他の端末の1つがDN2・CA1で呼
を発信中であることを知らせる。端末182およひ183は、
共に、制御ユニット121のメッセージ通信プロセス(図
示せず)によってASSOC_ACKメッセージをプロセスOTP1
に返す(第6図)。プロセスOTP1がMSGASETUPメッセー
ジをプロセスSCSP121(第5図)に送った時点で、プロ
セスOTP1はタイマーを初期化する。グループの結合端末
の何れかが、所定の時間内(4秒)にASSOC_ACKセージ
を返さなかった場合、プロセスOTP1は非承認端末のSCSP
に2つ目のMSGASETUPメッセージを送り、タイマーを再
び初期化する。第2のMSGASETUPメッセージで非承認端
末を指定し、2つ目のASSOC(SETUP)メッセージが指定
された端末のみに送られるようにする。所定の時間内に
応答しない端末は、すべてサービス外としてマークされ
る。
発信先のDNは、最初のSETUPメッセージに入れる(第3
図、一括送信モード)か、またはINFO(KEYPAD)メッセ
ージで一度に1桁ずつ送る(第6図、重複(overlap)
送信モード)こともできる。結合端末に発信を知らせる
通信と同時に、モデルCCは、MGRT_GENメッセージを送
り、発信先DNの解釈を必然的に含む行路設定・端末割当
機能を起動し、その呼出に対するシステム100の終端ポ
ートを決定する。(前述のように、この機能は、管理モ
ジュール160の環境で行っても、交換モジュールの制御
ユニットが単独で行ってもよい。)離れた方の末端にあ
るISDN端末で鳴鈴が始まると、MGALERTINGメッセージが
プロセスOTP1に返される。これに応じて、モデルSCM
は、モデルPFMを介してモデルNEARにMGALERTINGメッセ
ージを送ると、今度は、モデルNEARが発呼端末181にALE
RTINGメッセージを送る。(更に、可聴鳴鈴音をBチャ
ネルで端末181に送ることができる。)また、モデルSCM
は、他の制御ユニットのSCSPにMGZALERTメッセージを送
る。第6図に、制御ユニット121のプロセスSCSP121に送
られるMGZALERTメッセージを示す。これに応じて、プロ
セスSCSP121は、端末182および183にALERTINGメッセー
ジ(第7図)を送る。
呼出が応答があった場合、メッセージ(MGANS_CHGまた
はMGANS_CHGの一方)がプロセスOTP1に返される。モデ
ルSCMがMGANS_CHGメッセージをモデルPFMに送ると、モ
デルPFMがISGANS_CHGメッセージをモデルCCに送る。次
に、モデルCCは、モデルPFMを介してモデルNEARにISGAN
Sメッセージを送る。これに応じて、モデルNEARは、CON
NECTメッセージを発呼端末181に送る。また、モデルSCM
は、他の制御ユニットSCSPにMGZCONNメッセージを送
る。第7図に、制御ユニット121をプロセスSCSP121に送
られるMSGCONNメッセージを示す。プロセスSCSP121は、
これに応じて、結合端末182および183にCONNECTメッセ
ージを送り、それらに新しい呼状態を知らせる。
端末181が呼のその端末側のプロセスOTP1にDISCメッセ
ージを送った場合、プロセスOTP1は、端末181とのRELEA
SEメッセージおよびREL_CMPメッセージの交換を完了す
る。呼の時点で、ブロックDALB181およびBRCS181が開放
される。しかし、そのグループの端末のすべてが開放手
続きを完了した訳ではないので、DN2の応・発呼手段CA1
は、ビジー/アイドル・テーブル126(第1図)におい
てアイドルとはされず、発端端末プロセスOTP1は駐在し
ている。プロセスOTP1は、他の制御ユニットのSCSPにMG
ZDISCメッセージを送る。第8図に、制御ユニット121の
プロセスSCSP121に送られるMGZDISCメッセージを示す。
プロセスSCSP121は、これに応じて、結合端末182および
183にDISCメッセージを送ると、これらの端末はプロセ
スOTP1にRELEASEメッセージ(第8図)を返して応答す
る。モジュール120に接続されているグループのすべて
の結合端末(この場合は、端末182および183)がRELEAS
Eメッセージを返した場合、プロセスOTP1は、制御ユニ
ット121のプロセスSCSP121にMGZREL_COMメッセージを送
る。これに応じて、プロセスSCSP121は、結合端末182お
よび183にREL_CMPメッセージ(第10図)を送り、ブロッ
クDALB121、BRCS121、DALB183、およびBRCS183が、開放
される。また、プロセスSCSP121は、プロセスOTP1にMGZ
IDLEDメッセージを送り返す。プロセスOTP1が、そのグ
ループの他のすべての制御ユニットのSCSPからMGZIDLED
メッセージを受信した場合、プロセスOTP1は、主導制御
ユニットのSCSPのみに、即ち制御ユニット121のプロセ
スSCSP121に、MGZLTMIDメッセージを返す。この時点
で、ビジー/アイドル・テーブル126(第1図)におけ
るDN2・CA1の状態が、アイドルに戻される。プロセスSC
SP121はMGZFINメッセージをプロセスOTP1に返し、プロ
セスOTP1は終了させられる(第11図)。
遠い方の側が切り放した(接続を断った)場合、メッセ
ージ(MGCLR_FWDおよびMGPATH_RELまたはMGCLR_BK)が
プロセスOTP1のモデルCCに返され、代わって、MCGFARDI
SCメッセージおよびMCGDISCメッセージがモデルPFMおよ
びSCMにそれぞれ送られる。続いて、プロセスOTP1は、D
ISCメッセージを端末181に送り、MGZDISCメッセージを
他の制御ユニットのそれぞれのSCSPに送る。第12図に、
制御ユニット121のプロセスSCSP121に送られるMGZDISC
メッセージを示す。続いて、プロセスSCSP121は、DISC
メーセージを結合端末182および183に送る。そのグルー
プの各端末181、182、および183は、RELEASEメッセージ
(第13図)をプロセスOTP1に返す。プロセスOTP1がREL_
CMPメッセージを端末181に返し、ブロックDALB181およ
びBRCS181が開放される。所与のモジュールに接続され
た結合端末のすべてが応答した場合、プロセスOTP1は、
そのモジュールの制御ユニットのSCSPにMGZREL_CMPメッ
セージを返す。第13図に示すように、端末182および183
がRELEASEメッセージを返した場合、プロセスOTP1はMGZ
REL_CMPメッセージをプロセスSCSP121に送る。そうする
と、プロセスSCSP121は、REL_CMPメッセージ(第14図)
を端末182および183に送り、ブロックDALB182、BRCS18
2、DALB183、およびBRCS183が開放される。また、SCSP1
21は、MGZIDLEDメッセージをプロセスOTP1に送り返す。
プロセスOTP1がそのグループの他のすべての制御ユニッ
トのSCSPからMGZIDLEDメッセージを受信すると、プロセ
スOTP1は、主導制御ユニットのSCSPのみに、即ち制御ユ
ニット121のプロセスSCSP121に、MGZLTMIDメッセージを
返す。ビジー/アイドル・テーブル126(第1図)にお
けるDN2・CA1の状態が、この時点でアイドルに戻され
る。プロセスSCSP121がMGZFINメッセージをプロセスOTP
1に返し、プロセスOTP1が終了する(第15図)。
ここでは、キー・システム・グループへの呼出の終端に
関する呼出処理上の事象を、例として、DN11への呼出に
関連して説明する。キー・システム・グループ190(第
1図)に対する主導端末は端末191で、これが共有ディ
レクトリ番号DN11を持っているため、呼出先のディレク
トリ番号DN11を解釈すると、結果は、端末191に接続さ
れているシステム100のポートとなる。この解釈の結果
に従い、制御ユニット111において行路設定・端末割当
(RTA)システム・プロセスRTASP111がMGLN_TERMメッセ
ージを受信する。システム100は、最初に、端末191がそ
の呼出に応答するものと仮定し、最初のシステム100の
接続は、発端交換モジュールおよび終端交換モジュール
の各タイム・スロット交換ユニット、ならびに通信モジ
ュール150を介して、発端端末から端末191へと制御され
る。(その呼出がモジュール内の呼出の場合、そのモジ
ュールのタイム・スロット交換ユニットを介した通信の
みが必要となる。)しかし、ISLU112から端末191への最
終的な接続は、応答があるまで完了しない。プロセスRT
ASP111は、ビジー/アイドル・テーブルの116(第1
図)の読み出しを実行し、応・発呼手段に遊休で利用で
きるものがあるかどうかを判断する。応・発呼手段CA1
が利用できると仮定する。ビジー/アイドルテーブル11
6では、応・発呼祝団CA1の状態がアイドルからビジーに
変更され、制御ユニット111では、終端端末プロセスTTP
1が生成される。更に、データ・ブロックDALB191および
BRCS191も生成される。応・発呼手段は(ブロックBRCS1
91において変数sharで定義されるように)共有されてい
るので、プロセスTTP1には、モデルPFM、NEAR、およびC
Cに加えて、共有呼出モデルSCM(第17図)も含まれる。
モデルSCMが、SETUPメッセージをモデルPFMを介して端
末191に送ると、モデルNEARは、MCGSNDESETUPメッセー
ジをモデルPFMを介してモデルSCMに返す。これに対し、
モデルSCMは、キー・システム・グループ190の結合端末
に結合された各制御ユニットの共有呼出システム・プロ
セス(SCSP)に、MGZSETUPメッセージを送る。第17図
に、プロセスSCSP121に送られるMGZSETUPメッセージを
示す。このMGZSETUPメッセージに応じて、プロセスSCSP
121は、結合端末192および193に対するブロックDALB19
2、BRCS192、DALB193、およびBRCS193を割り当て、リン
クし、更に初期化する。また、プロセスSCSP121は、SET
UPメッセージを端末192および193に送る。端末191、19
2、および193は、SETUPメッセージに応じて、鳴鈴し、
更にCALL_PROCまたはALERTINGメッセージをプロセスTTP
1に送る。
プロセスTTP1がMGZSETUPメッセージをプロセスSCSP121
に送った(第17図)時点で、プロセスTTP1はタイマーを
初期化する。そのグループの結合端末の何れかが、承認
メッセージ(CALL_PROCまたはALERTING)を所定時間
(4秒)内に返さなかった場合、プロセスTTP1は、非承
認端末のSCSPに2つ目のMGZSETUPメッセージを送り、タ
イマーを再び初期化する。2番目のMGZSETUPメッセージ
で非承認端末を指定し、2番目のSETUPメッセージが指
定された端末以外には送られないようにする。所定の時
間内に応答しなかった端末は、サービス外としてマーク
される。
第1の仮定として、端末191が最初に応答するものとす
る。端末191は、CONNECTメッセージ(第19図)をプロセ
スTTP1に送る。これに応じて、CONN_ACKメッセージが端
末191に返され、ISLU112を介して端末191に至る接続が
完了し、音声通信を始めることができるようになる。モ
デルSCMは、MGZACONNメッセージを他の制御ユニットのS
CSPに送る。第19図に、制御ユニット121のプロセスSCSP
121に送られるMGZACONNメッセージを示す。このMGZACON
Nメッセージに応じて、プロセスSCSP121は、ASSOC(con
n)メッセージを結合端末192および193に送って、新し
い呼状態を知らせる。
第2の仮定として、非主導端末が最初に応答するものと
する。T192が、制御ユニット121のメッセージ通信プロ
トコル(図示せず)によって、CONNECTメッセージ(第2
0図)をプロセスTTP1に送ったとする。このCONNECTメッ
セージに応じて、プロセスTTP1が、行路設定手続きの始
動を行い、終端端末プロセスTTP2(第21図)が制御ユニ
ット121に生成される。ブロックBRCS192にある変数ASSO
Cを変更して、端末192が既にその呼に関する結合端末で
ないことを定義し、またブロックDALB192にある変数pcb
la_keyを変更して、プロセスTTP2が端末192に現在接続
されていることを定義する。更に、主導端末191への最
初のシステム100の接続が解除され、システム100の第2
の接続が非主導端末192へと制御される。プロセスTTP2
のモデルNEARが、CONN_ACKメッセージを端末192に送
る。端末192へのシステム100の接続が完了すると、プロ
セスTTP2のモデルCCがMGPAS_CMPメッセージをプロセスT
TP1のモデルSCMに送る。これに応じて、プロセスTTP1の
モデルSCMは、その呼出に対する係合端末を有する各制
御ユニットのSCSPにMGZACONNメッセージを送る。制御ユ
ニット111のプロセスSCSP111、および制御ユニット121
のプロセスSCSP121に送られるMGZACONNメッセージを第2
1図に示す。このMGZACONNメッセージに応じて、プロセ
スSCSP121は、ASSOC(conn)メッセージを端末193に送
り、プロセスSCSP111は、ASSOC(conn)メッセージを端
末191に送る。ブロックBRCS191における変数assocを変
更して、現在は端末191がその呼出に関する結合端末で
あることを定義するようにする。
終端端末プロセスの共有呼出モデルSMCにおける呼出の
制御に焦点を合わせれば、確実に1つの端末のみが呼出
に最初に応答できるようになる。ただし、本明細書で述
べるとおり、引き続いて第2の端末が、その接続にブリ
ッジすることが可能である。
キー・システム・グループへの呼が、ある端末でHOLD
(保留)状態におかれた場合、HOLDからの復活は別の端
末から行うことができる。このようになった場合、非主
導端末が掛かってきた呼出に最初に応答する場合に付い
て説明した方法と同じ方法で、システム100の接続を第
2の端末に移すことができる。
キー・システム・グループは、1台以上のデジタルISDN
端末の他に、アナログ端末を1台備えることができる。
このようなアナログ・キー・システム・グループの場
合、アナログ端末は、常に、そのグループの主導端末で
ある。主導端末はキー・システム・グループに対し最大
数の応・発呼手段を持つ必要があるが、アナログ端末は
応・発呼手段を1つしか持っていないため、アナログ・
キー・システム・グループを構成する各端末は、その共
有DNの応・発呼手段を1つ持つのみである。勿論、アナ
ログ端末とシステム100との間の通信は、デジタル・メ
ッセージの交換によるのではなく、刺激的な鳴鈴やオン
・フック/オフ・フックの検出などを使用して行われ
る。アナログ・キー・システム・グループのISDN端末が
呼出を発している場合、そのアナログ端末に結合されて
いる制御ユニットにおいて、アナログ・データ・ブロッ
ク(ADB)が割り当てられる。ADBは、そのアナログ端末
に関する発端端末プロセスとの通信を指示するために使
用される。アナログ端末に対しては、一般に、受信側の
アナログ端末で受話器を置いても、その端末が10秒以内
に再びオフ・フックとなった場合、依然として接続状態
となっているように、切り放しの時間調整が行われる。
アナログ端末がキー・システム・グループの構成端末で
ある場合、前記の切り放し時間調整の期間中は、そのグ
ループのISDN端末からのブリッジが拒否される。
キー・システムグループの端末が呼に関しアクティブで
ある場合は常に、そのグループのもう1台の端末が、そ
の呼にブリッジすることが可能である。2台の端末が同
時にブリッジしようとした場合、最初の端末のRECONNEC
Tメッセージは受け付けられるが、2番目の端末には、R
ECONN_REJメッセージが送られる。ブリッジは、発信に
対しても送信に対しても許される。キー・システム・グ
ループの端末で、定常的な呼、呼出(鳴鈴)、または通
話を現在サポートしている応・発呼手段を選択して、オ
フ・フックにすると、その端末は、次のような条件の場
合、その呼にブリッジされる。即ち、1)その呼のこち
ら側で、会議がまだ存在せず、2)手動排他機能、特殊
機能(端末の特殊機能ボタンの何れかによって発動する
ことができる)、または(そのグループの構成端末にあ
る程度の秘密保護権を与える)発動コードが、その呼に
対して未発動であり、3)会議回路が利用可能であり、
更に4)1つの呼に対する会議回路制限、例えば3者を
超えていない。
状況は次のようになる。キー・システム・グループのユ
ーザが共有DNの使用中の応・発呼手段でオフ・フックに
する。ブリッジをしているユーザの端末は、(その応・
発呼手段に現在関係付けられている呼照会値(Call Ref
erence Value)を得るために)RECONNメッセージをシス
テム100に送る。その端末は、前もってその応・発呼手
段に対するASSOC(setupまたはconn)メッセージを受け
取っている。その呼が定常状態であり、かつ上に掲げた
4つの条件が満たされている場合、システム100は、こ
れに対し、RECONN_ACKメッセージを送り、その呼のため
にBチャネルを選択したことを示す。それ以外の場合、
システム100は、RECONN_REJメッセージをその端末に、
適切な原因要素とともに送る。次に、システム100は、
ブリッジしている側を現在会話中の側に、会議回路(図
示せず)を使用して接続する。
ブリッジは、キー・システムグループのアナログ端末と
ISDN端末との間で許されている。その手続きは、アナロ
グ端末がシステム100にブリッジの要求を知らせる場
合、ISDN端末で使用中のDNでオン・フックすることを除
けば、2台のISDN端末間の場合と同じである。また、ア
ナログ端末に対してブリッジが拒否された場合、ビジー
音が返される点も異なる。
キー・システム・グループに、ある呼についてアクティ
ブな端末が1つでもある場合、その呼が中止されること
はない。ブリッジされた端末が(DROPメッセージがDISC
メッセージの何れかをシステム100に送ることによっ
て)切り放した場合、切り放した側への線路を取り去る
ことにより、他の話中の当事者に影響することはない。
本明細書で動作維持機構と称する、クロス・プロセッサ
またはクロス・モジュールによる監査機構を実施するこ
とにより、次の点が保証される。即ち、1)開放されて
いないDALBブロックおよびBRCSブロックは、すべて、話
中の呼に結合された状態であり、更に2)呼を制御する
共有呼出モデルによって動作中であると半ば看做され
る、グループのすべてのISDN端末は、DALBブロックおよ
びBRCSブロックに結合されている。第16図から第21図に
関して上述した呼終端の例を考察する。第18図に示した
編成状態を第22図に繰り返す。動作維持機構は、次のよ
うにして実現される。プロセスTTP1が、5分おきに、MG
ZKAメッセージをキー・システム・グループの各SCSPに
送る。第22図に、制御ユニット111のプロセスSCSP111、
および制御ユニット121のプロセスSCSP121に送られるMG
ZKAメッセージを示す。それらのSCSPプロセスは、MGZKA
メッセージに応じて、そのグループの各端末のDALBブロ
ックにある変数KA1を設定する。更に、各SCSPは、5分
毎に機能維持端末プロセス(KATP)を生成し、その制御
ユニットのDALBブロックおよびBRCSブロックを1つ1つ
調べる監査プログラム(第23図)を実行させる。例え
ば、プロセスSCSP121がプロセスKATP121を生成し、この
プロセスが監査プログラムを実行させ、制御ユニット12
1のすべてのDALBブロックおよびBRCSブロックを調べ
る。具体的には、第22図に示すブロックDALB192、BRCS1
92、DALB193、およびBRCS193に加えて、更に他のキー・
システム・グループの端末に結合されているDALBブロッ
クおよびBRCSブロックも調べる。
プロセスKATP121によって実行される監査プログラムの
流れ線図を第23図に示す。ブロック310から実行が始ま
り、DALBブロックおよびBRCSブロックがすべて検査され
たかどうか、が判断される。検査もれがある場合、実行
はブロック320に進み、所与のDALBブロック、例えばDAL
B192の変数KA1が検査され、変数KA1が設定されているか
どうかが判断される。変数KA1が設定されている場合、
実行はブロック330に進み、変数KA1およびKA2が共に解
除される。一方、変数KA1が設定されていない場合、実
行はブロック320からブロック340に進み、変数KA2の設
定状態が判断される。変数KA2が設定されていない場
合、実行はブロック360に進み、変数KA2が設定される。
しかし、ブロック340で行われた検査の結果、KA2が設定
されていると判断され、ブロックDALB192の変数KA1がTT
P1からのMGZKAメッセージに従って設定されてから5分
以上経過したことを示している場合、実行はブロック35
0に進み、ブロックDALB191およびBRCS191が解除され
る。この監査は、制御ユニット121のDALBブロックおよ
びBRCSブロックの各々に対して、繰り返される。2つの
変数KA1およびKA2を用いた2パス検査機構によって、プ
ロセスTTP1およびSCSP121における5分間タイマーの差
が原因で、DALBブロックおよびBRCSブロックが決して偶
然に開放されることのないようになっている。
プロセスSCSP121が、プロセスTTP1からのMGZKAメッセー
ジに応じて検査した結果、そのグループのある端末に対
するDALBブロックおよびBRCSブロックが全く無いことを
確認したにもかかわらず、その端末がサービス中である
と看做される場合、プロセスSCSP121は、以上を示すMGZ
DEADメッセージをプロセスTTP1に送る。プロセスTTP1の
モデルSCMは、これに応じて、その端末に対するDALBブ
ロックおよびBRCSブロックの再割り当てを制御し、ブリ
ッジが再び可能となるように、その端末を現在の呼の状
態に戻す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース,イアン ダグラス アメリカ合衆国,60190 イリノイ ウィ ンフィールド,チャートウェル ドライブ 27 ダブリュ 162 (72)発明者 クレーマー,ジャクリーン カーペンター アメリカ合衆国,60555 イリノイ ワレ ンビル,マリー キューリー レーン 2 エス 638 (72)発明者 ラールソン,キャロライン ダリティ アメリカ合衆国,60565 イリノイ ネイ パービル,キャラコ アヴェニュー 1227 (72)発明者 ニー,ウェイ‐チェン アメリカ合衆国,60540 イリノイ ネイ パービル,アズテック サークル 1530 (72)発明者 オーウェンズ,アネッタ テレサ アメリカ合衆国,60506 イリノイ オー ロラ,ラークスパー コート 2230

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末の異なる部分集合に結合された
    複数の制御ユニットを備え、それに結合されている前記
    端末の前記部分集合との接続を制御する、複数の端末を
    接続可能な分散型交換システムにおいて、前記制御ユニ
    ットの複数の制御ユニットに結合された前記端末のキー
    ・システム・グループによって共有されたディレクトリ
    番号との双方向の呼を処理することに関して、 前記複数の制御ユニットのうち主導制御ユニットが、前
    記共有ディレクトリ番号に対するビジー/アイドル・デ
    ータを保持する保持段階と、 前記呼に応じて、前記主導制御ユニットが、前記データ
    を読み出す段階、 前記読み出しデータに応じて、前記複数の制御ユニット
    が協調して、前記呼を処理する処理段階と、 各呼の期間中に、前記複数の制御ユニットが協調して、
    端末の前記グループに各呼の状態を知らせる通知段階と を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記処理段階が、 前記グループの前記端末の発信端末の前記共有ディレク
    トリ番号からの発呼に対し、前記発信端末に結合された
    前記複数の制御ユニットのうち発信制御ユニットが、前
    記発呼の処理を開始する処理開始段階を備える ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記発信端末から前記複数の端末のうち着
    信端末への前記システムの接続を確立する確立段階を更
    に備える ことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記確立段階の後、前記発信端末でない前
    記グループの端末からの信号に応じて、前記着信端末に
    会議接続するために、前記の発信端末でない端末と前記
    発信端末とをブリッジするブリッジ段階を更に備える ことを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記通知段階が、 前記発信制御ユニットが、前記発呼の承認を前記発信端
    末に送る承認段階と、 前記発信制御ユニットが、前記複数の制御ユニットのう
    ち別の1つの制御ユニットに対し、前記発呼を明示する
    セツトアツプ・メツセージを送るメツセージ送信段階
    と、 前記セットアップ・メッセージに応じて、前記の更に1
    つの制御ユニットが、前記グループに含まれる端末の、
    前記ユニットに結合された部分集合の何れかに、前記発
    呼の信号を送る信号伝送段階と を備えることを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】前記セットアップ・メッセージの送信と同
    時に、前記発信制御ユニットが、タイマーを始動する始
    動段階と、 前記タイマーの始動から所定の時間内に、前記グループ
    に含まれ、かつ前記別の1つの制御ユニットに結合され
    た前記端末の各々から承認を受けることができなかった
    場合、これに応じて、前記発信制御ユニットが、第2の
    セットアップ・メッセージを前記別の1つの制御ユニッ
    トに、各非承認端末を指定して送る第2メッセージ送信
    段階と、 前記第2のセットアップ・メッセージに応じて、前記別
    の1つの制御ユニットが、前記発呼に対する第2の信号
    を前記指定端末の各々に送る第2信号送信段階とを更に
    備えることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第2のセットアップ・メッセージの送
    信と同時に、前記発信制御ユニットが、前記タイマーを
    再始動する第2始動段階と、 前記タイマーの再始動から所定の時間内に、前記指定端
    末の各々から承認を得ることができなかった場合、これ
    に応じて、前記主導制御ユニットが、前記指定端末のう
    ちの各非承認端末をサービス外として定義する状態情報
    を記憶する記憶段階とを更に備えることを特徴とする請
    求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】前記グループの複数の端末からのセットア
    ップ信号に応じて、前記グループの前記複数の端末の1
    つのみから前記システムの接続を確立する接続確立段階
    を更に備えることを特徴とする請求項2記載の方法。
  9. 【請求項9】前記処理段階が、 前記共有ディレクトリ番号に着信する呼に対し、前記複
    数の制御ユニットが協調して、前記の着信呼を端末の前
    記グループに提出する提出段階を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】前記読み出す段階に先立ち、前記の着信
    呼に応じて、前記共有ディレクトリ番号の解釈を行い、
    前記グループの前記端末の1つで、かつ前記主導制御ユ
    ニットに結合されている主導端末を定義する段階を更に
    備える ことを特徴とする 請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】前記着信する呼が、前記複数の端末の発
    信端末から発信され、更に、 前記方法が、前記解釈に応じて、前記システムの最初の
    接続を、前記発信端末から前記主導端末へと制御する制
    御段階を更に備えることを特徴とする請求項10記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記主導端末からの接続信号に応じて、
    前記最初の接続が前記主導端末に確立する確立段階を更
    に備えることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】前記確立段階の後、前記主導端末でない
    前記グループの端末からの信号に応じて、前記発信端末
    に会議接続するために、前記の主導端末でない端末と前
    記主導端末との間をブリッジする段階を更に備える ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】前記グループの前記端末の非主導端末か
    らの接続信号に応じて、前記最初の接続を解除する解除
    段階と、 前記システムの第2の接続を、前記発信端末から前記非
    主導端末へと確立する確立段階とを更に備えることを特
    徴とする請求項11記載の方法。
  15. 【請求項15】前記確立段階の後、前記非主導端末でな
    い前記グループの端末からの信号に応じて、前記発信端
    末に会議接続するために、前記の非主導端末でない端末
    と前記非主導端末との間をブリッジする段階を更に備え
    ることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】前記提出段階が、 前記主導制御ユニットが、前記着信呼のセットアップ信
    号を、前記グループに含まれ、前記ユニットに係合され
    た端末の部分集合のすべてに送る段階と、 前記主導制御ユニットが、前記着信呼を明示するセット
    アップ・メッセージを、前記の制御ユニットの非主導制
    御ユニットに送る段階と、 前記セットアップ・メッセージに応じて、前記非主導制
    御ユニットが、前記の着信する呼のセットアップ信号
    を、前記グループに含まれ、前記非主導制御ユニットに
    結合された端末の部分集合の全てに送る段階と を備えることを特徴とする請求項9記載の方法。
  17. 【請求項17】前記セットアップ・メッセージの送信と
    同時に、前記主導制御ユニットが、タイマーを始動する
    段階と、 前記タイマーの始動から所定の時間内に、前記グループ
    に含まれ、かつ前記非主導制御ユニット結合された前記
    端末の各々から承認を受けることができなかった場合、
    これに応じて、前記主導制御ユニットが、第2のセット
    アップ・メッセージを前記非主導制御ユニットに、各非
    承認端末を指定して送る第2メッセージ送信段階と、 前記第2のセットアップ・メッセージに応じて、前記非
    主導制御ユニットが、前記着信呼に対する第2のセット
    アップ信号を前記指定端末の各々に送る第2信号送信段
    階とを更に備えることを特徴とする請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】前記第2のセットアップ・メッセージの
    送信と同時に、前記主導制御ユニットが、前記タイマー
    を再始動する第2始動段階と、 前記タイマーの再始動から所定の時間内に、前記指定端
    末の各々から承認を得ることができなかった場合、これ
    に応じて、前記主導制御ユニットが、前記指定端末のう
    ちの各非承認端末をサービス外として定義する状態情報
    を記憶する記憶段階とを更に備えることを特徴とする請
    求項6記載の方法。
  19. 【請求項19】前記提出段階が、 前記主導制御ユニットが、前記着信呼のアナログ鳴鈴信
    号を、前記グループに含まれるアナログ端末に送る段階
    と、 前記主導制御ユニットが、前記着信呼を明示するセット
    アップ・メッセージを、前記の制御ユニットの非主導制
    御ユニットに送る段階と、 前記セットアップ・メッセージに応じて、前記非主導制
    御ユニットが、前記の着信する呼のデジタル・セットア
    ップ信号を、前記グループに含まれるデジタル端末に送
    る段階とを備える ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  20. 【請求項20】前記グループの前記端末が、前記共有デ
    ィレクトリ番号の複数の応・発呼手段を有し、更に、前
    記提出段階が、 前記主導制御ユニットが、前記の読んだデータに応じて
    前記複数の応・発呼手段のうち遊休のものを判定する段
    階と、 前記複数の制御ユニットが協調して、前記の着信する呼
    を、前記の判定した応・発呼手段を有する端末の前記グ
    ループの1つに提出する段階とを備える ことを特徴とする請求項9記載の方法。
  21. 【請求項21】前記グループの複数の端末からの接続信
    号に応じて、前記システムの接続を、前記グループの前
    記複数の端末の1つのみに確立する段階を更に備える ことを特徴とする請求項9記載の方法。
JP63501118A 1987-07-23 1988-01-15 分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御 Expired - Fee Related JPH0738664B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/077,531 US4791662A (en) 1987-07-23 1987-07-23 Controlling key-system groups from a distributed control switching system
US77,531 1987-07-23
PCT/US1988/000096 WO1989001277A1 (en) 1987-07-23 1988-01-15 Controlling key-system groups from a distributed control switching system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02504576A JPH02504576A (ja) 1990-12-20
JPH0738664B2 true JPH0738664B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=22138621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63501118A Expired - Fee Related JPH0738664B2 (ja) 1987-07-23 1988-01-15 分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4791662A (ja)
EP (1) EP0368845B1 (ja)
JP (1) JPH0738664B2 (ja)
KR (1) KR0127341B1 (ja)
CA (1) CA1287679C (ja)
DE (1) DE3888835T2 (ja)
WO (1) WO1989001277A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4873717A (en) * 1988-06-14 1989-10-10 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Call coverage arrangement
US4958343A (en) * 1988-11-30 1990-09-18 At&T Bell Laboratories Communication channel reservation
US4873716A (en) * 1988-12-27 1989-10-10 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Path allocation arrangement for multi-terminal groups
EP0427871B1 (en) * 1989-05-30 1996-03-20 Fujitsu Limited Inter-network connection system
CA2107982C (en) * 1992-10-16 1999-03-30 Akihisa Nakajima Connection control method for personal communications
JPH06291849A (ja) * 1993-04-02 1994-10-18 N T T Idou Tsuushinmou Kk 通信システムの発番号伝達方法
US5568543A (en) * 1993-07-19 1996-10-22 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Stored program controlled digital public exchange
US5579380A (en) * 1994-10-25 1996-11-26 Connection Laboratories, Inc. Method and apparatus for processing telephone calls from one line to another
JP3582023B2 (ja) * 1994-10-25 2004-10-27 富士通株式会社 代表グループ着信端末集約方式
US5828746A (en) * 1995-06-07 1998-10-27 Lucent Technologies Inc. Telecommunications network
US5583929A (en) * 1995-06-07 1996-12-10 Lucent Technologies Inc. Customer oriented telecommunications network
US5608790A (en) * 1995-06-07 1997-03-04 Lucent Technologies Inc. Trunk utilization in a telecommunications network
US5644632A (en) * 1995-06-07 1997-07-01 Lucent Technologies Inc. Distributed key telephone station network
US5887054A (en) * 1997-02-28 1999-03-23 Lucent Technologies Inc. Play and plug telephone system
US5883944A (en) * 1997-02-28 1999-03-16 Lucent Technologies Inc. "Plug and play" telephone system
US6787939B2 (en) * 2001-09-27 2004-09-07 American Superconductor Corporation Electronic module interconnect system
US10536491B2 (en) * 2013-07-26 2020-01-14 Apple Inc. Apparatus, systems and methods for providing telephony services to multiple devices

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE756180A (fr) * 1969-09-19 1971-02-15 Western Electric Co Central de commutation de communications
US3860761A (en) * 1973-06-14 1975-01-14 Bell Telephone Labor Inc Digital progressively controlled switching system
US4256926A (en) * 1976-10-21 1981-03-17 Wescom Switching, Inc. Microprocessor control complex for a telecommunication switching system
US4259549A (en) * 1976-10-21 1981-03-31 Wescom Switching, Inc. Dialed number to function translator for telecommunications switching system control complex
US4317962A (en) * 1977-03-02 1982-03-02 International Telephone And Telegraph Corporation Distributed control for digital switching system
JPS5616355A (en) * 1979-07-20 1981-02-17 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Dispersion-type switchboard
US4322843A (en) * 1979-12-26 1982-03-30 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Control information communication arrangement for a time division switching system
US4339633A (en) * 1980-10-06 1982-07-13 International Standard Electric Corporation Modular telecommunications system
US4340776A (en) * 1980-10-29 1982-07-20 Siemens Corporation Modular telecommunication system
US4442321A (en) * 1981-06-08 1984-04-10 Rockwell International Corporation Transparent dialing between interconnected telecommunication switching systems
US4550404A (en) * 1983-05-11 1985-10-29 At&T Bell Laboratories Switching system having remote switching capability
US4607144A (en) * 1984-01-20 1986-08-19 Telecomputer Corporation, Ltd. Apparatus for enhancing the use of electromechanical key telephone systems
US4588864A (en) * 1984-09-21 1986-05-13 Itt Corporation Small key telephone system
US4644528A (en) * 1985-02-07 1987-02-17 At&T Bell Laboratories Terminating port determination in a distributed control switching system using a distributed database
US4694487A (en) * 1985-02-07 1987-09-15 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Controlling multi-fort hunt groups in a distributed control switching system

Also Published As

Publication number Publication date
CA1287679C (en) 1991-08-13
EP0368845A1 (en) 1990-05-23
DE3888835D1 (de) 1994-05-05
US4791662A (en) 1988-12-13
JPH02504576A (ja) 1990-12-20
EP0368845B1 (en) 1994-03-30
KR890702396A (ko) 1989-12-23
DE3888835T2 (de) 1994-07-14
WO1989001277A1 (en) 1989-02-09
KR0127341B1 (ko) 1998-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5963620A (en) Integrated communications control device for a small office configured for coupling within a scalable network including multiple simultaneous call capability
US6041116A (en) Method and apparatus for controlling outbound calls
CA2095508C (en) Digital switching system connecting buses with incompatible protocols and telephone answering system and private automatic branch exchange with integrated voice and textual message recording
US4922490A (en) Telephone station set
JPH0738664B2 (ja) 分散制御型交換システムから行うキー・システム・グループの制御
JPH01213094A (ja) キーテレホンシステム
US5815563A (en) Telecommunication system with remote call pick-up capabilities
US6058180A (en) Automatic person-following communication system
US5983096A (en) Communications system with mobile telephones and operating method
US6466661B2 (en) Method of establishing a connection, as well as exchange, service computer and communications network
US4560837A (en) Call transfer method and circuitry
WO1997030558A1 (fr) Systeme telephonique a touches numeriques et son terminal
WO1989004573A1 (en) Call appearance reservation arrangement
JPH05506341A (ja) 簡易コマンド装置を有する構内電話システム
JP3583565B2 (ja) 通信ネットワークにおける接続制御システムおよびその方法および通信ネットワーク内で優先度を付けた接続を確立するシステム
JPH0683297B2 (ja) デイジタル電話機
US6195424B1 (en) Automatic person-following communication system
JP3234698B2 (ja) Isdn交換機および端末
JP3451905B2 (ja) ボタン電話装置
JP3355229B2 (ja) 構内自動交換機
JP3075061B2 (ja) 構内自動交換機
JPH01314496A (ja) トランク発着信衝突制御方法
JPH02216953A (ja) 被呼端末話中時のサービス選択方式
JPH06261119A (ja) 構内交換機
JPH03104493A (ja) 構内交換システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees