JPH0737506Y2 - フェンス状獣害防止ネット - Google Patents

フェンス状獣害防止ネット

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Publication number
JPH0737506Y2
JPH0737506Y2 JP1989029728U JP2972889U JPH0737506Y2 JP H0737506 Y2 JPH0737506 Y2 JP H0737506Y2 JP 1989029728 U JP1989029728 U JP 1989029728U JP 2972889 U JP2972889 U JP 2972889U JP H0737506 Y2 JPH0737506 Y2 JP H0737506Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
fence
damage prevention
prevention net
animal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989029728U
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JPH02120172U (ja
Inventor
三郎 田中
幸廣 前村
Original Assignee
泰東製綱株式会社
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Publication date
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、動物による破網を困難にし、かつ取り扱い
を簡便にしたフェンス状獣害防止ネットに関するもので
ある。
〈従来の技術およびその問題点〉 山林に植林した苗木の若芽は、これをそのまま開放して
おくと野生の鹿、兎等の格好の食料となるため、これを
防止する目的で、植林した周囲にネットをフェンス状に
張り巡らすことは従来から行われているところである。
ところでこのような野生の動物の侵入を防止するための
フェンス状獣害防止ネットとしては、例えばポリエチレ
ン等の化学繊維によって構成されたネットが使用された
こともあった。このものによると、軽量であるために作
業性がよく、作業人員がさほど多くなくとも展開面積を
多くとることができたが、一方では動物によって噛み切
られることがあり、その結果、長期に亙る効果は期待で
きなかった。またこのようなネットに忌避剤を塗布する
ということもあったが、これによると忌避剤の量が少な
い場合、すなわち薄い場合には効果を発揮することがで
ない一方、量が多い場合は若芽が傷むという悪影響を及
ぼすことがあった。
さらにまた金属単線の金網を用いるということもあった
が、この場合は動物によって噛み切られて破網するとい
うことはないものの、比較的太い針金から構成されてい
たため、嵩張ったり重量が大となって、作業性が悪く、
かつ地形の起伏に沿うように展開することが不可能に近
い程困難であった。またステンレス線とポリエチレン繊
維とを混撚してして形成したものも存在したが、これに
よれば、破網防止という見地からはポリエチレン単独の
ものよりは多少よいものの、未だ決定的な効果を得るに
至っていないのである。
〈問題点を解決するための手段〉 そこでこの考案に係るフェンス状獣害防止ネットは前記
の問題点を解決するために、金属線材のみで撚紐無結節
網に編網したネット本体の組節部はきつめに、また網脚
部は弛めに形成して、動物による破網を困難にし、かつ
取り扱いを簡便にしたものである。
〈実施例〉 次にこの考案に係るフェンス状獣獣害防止ネットの一実
施例を図面に基づいて述べると、1は獣害防止ネット本
体であり、この獣害防止ネット本体1は、金属線材(ス
テンレス)のみで撚紐無結節網に編網することによって
構成されている。このように撚紐無結節網に編網するこ
とによって、形成される各網目の形状を菱形状又は正方
形状に揃えて展開することができ、また各網目から動物
が潜り込むが如き侵入を不可能にすることができるので
ある。
すなわち、動物が網目から侵入しようと試みても、組節
部分が強固になっているために、いわゆる目ずれ防止効
果が作用して、網目を拡大変形せしめることがないので
ある。このことを図るためには有結節網でもよいことに
なるが、有結節網の場合、全体的に嵩張ることは明らか
で、作業性に悪影響を及ぼすことになる。そこでこのよ
うな作業性と目ずれ防止の双方を実現させるためには、
組節部はきつめに、また網脚部は弛め(例えば1インチ
中に0.5乃至1回の撚り)に編網するのである。
尚、図中2は支柱、3は張りロープ、4は押さえロープ
である。
〈考案の効果〉 前記のようにこの考案に係るフェンス状獣害防止ネット
によれば、金属線材のみで撚紐無結節網に編網したネッ
ト本体の組節部はきつめに、また網脚部は弛めに形成し
てあるので、動物による破網を困難にし、かつ取り扱い
を簡便になるという効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係るフェンス状獣害防止ネットの一実
施例を示す正面図である。 1……獣害防止ネット本体 2……支柱 3……張りロープ 4……押さえロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属線材のみで撚紐無結節網に編網したネ
    ット本体の組節部はきつめに、また網脚部は弛めに形成
    したことを特徴とするフェンス状獣害防止ネット。
JP1989029728U 1989-03-17 1989-03-17 フェンス状獣害防止ネット Expired - Lifetime JPH0737506Y2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843733A (ja) * 1981-09-10 1983-03-14 菊川工業株式会社 鳩避スクリ−ン
JPS6279722A (ja) * 1985-10-04 1987-04-13 旭化成株式会社 農作物保護用有孔布帛状物
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JPS63126952A (ja) * 1986-11-13 1988-05-30 旭化成株式会社 噛み切り防止用シ−ト状物

Patent Citations (5)

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JPH02120172U (ja) 1990-09-27

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