JPH0737300Y2 - チョークコイル - Google Patents
チョークコイルInfo
- Publication number
- JPH0737300Y2 JPH0737300Y2 JP5761589U JP5761589U JPH0737300Y2 JP H0737300 Y2 JPH0737300 Y2 JP H0737300Y2 JP 5761589 U JP5761589 U JP 5761589U JP 5761589 U JP5761589 U JP 5761589U JP H0737300 Y2 JPH0737300 Y2 JP H0737300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar member
- choke coil
- type core
- holes
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、大電流を流すバー部材をEI型コアに貫通した
構造のチョークコイルに関する。
構造のチョークコイルに関する。
［従来の技術］ 従来、安定化電源等で負荷に対し大電流を供給する出力
回路に使用されるチョークコイルとしては例えば第３図
のものが知られている。
回路に使用されるチョークコイルとしては例えば第３図
のものが知られている。
第３図において、１はＥ型コア２とＩ型コアとを組合わ
せてなるEI型コアであり、EI型コア１に形成された貫通
穴4a,4bの中に大電流を流すために厚板部材を使用した
ブスバー5a,5bを貫通した構造とし、EI型コア１の数を
増やすことでトータルで１ターン分のインダクタンスを
もつチョークコイルを構成している。
せてなるEI型コアであり、EI型コア１に形成された貫通
穴4a,4bの中に大電流を流すために厚板部材を使用した
ブスバー5a,5bを貫通した構造とし、EI型コア１の数を
増やすことでトータルで１ターン分のインダクタンスを
もつチョークコイルを構成している。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、このようなブスバーを使用した従来のチ
ョークコイルにあっては、EI型コアの数によりインダク
タンスを決めているが、チョークコイルの設置スペース
には制約があるためEI型コアをむやみに増加することが
できず、ターン数が制約され、ターン数を増やそうとす
ると小型化できないという問題があった。
ョークコイルにあっては、EI型コアの数によりインダク
タンスを決めているが、チョークコイルの設置スペース
には制約があるためEI型コアをむやみに増加することが
できず、ターン数が制約され、ターン数を増やそうとす
ると小型化できないという問題があった。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、大電流を流すバー部材を使用しても必要なターン
数に相当するインダクタンスを小型化を損なうことなく
得ることのできるチョークコイルを提供することを目的
とする。
ので、大電流を流すバー部材を使用しても必要なターン
数に相当するインダクタンスを小型化を損なうことなく
得ることのできるチョークコイルを提供することを目的
とする。
［課題を解決するための手段］ まず本考案は、Ｅ型コアとＩ型コアを組合わせたEI型コ
アの貫通穴の各々に大電流を流すバー部材を貫通した構
造のチョークコイルを対象とする。
アの貫通穴の各々に大電流を流すバー部材を貫通した構
造のチョークコイルを対象とする。
このようなチョークコイルにつき本考案にあっては、EI
型コアの貫通穴の各々を電源ラインの正負に分け、且つ
貫通穴の各々に、入力バー部材と出力バー部材を各々異
なる方向から挿入すると共に、該入出力バー部材の貫通
穴からの取出し先端部をコ字型バー部材の端部をコア外
部から接続して少なくとも２ターン分のインダクタンス
をもつチョークコイルを実現する。
型コアの貫通穴の各々を電源ラインの正負に分け、且つ
貫通穴の各々に、入力バー部材と出力バー部材を各々異
なる方向から挿入すると共に、該入出力バー部材の貫通
穴からの取出し先端部をコ字型バー部材の端部をコア外
部から接続して少なくとも２ターン分のインダクタンス
をもつチョークコイルを実現する。
また複数のコ字型バー部材と直線バー部材とを使用する
ことでターン数を必要に応じて任意に増加させることが
できる。
ことでターン数を必要に応じて任意に増加させることが
できる。
［作用］ このような構成を備えた本考案のチョークコイルによれ
ば、EI型コアの２つの貫通穴を正負の電源ラインに分け
て使用し、且つ貫通穴各々に入出力バー部材とコ字型バ
ー部材との連結により１ターンずつ形成することによ
り、トータルで２ターン分のインダクタンスをもつチョ
ークコイルを少なくとも実現でき、大電流を流すバー部
材を使用したチョークコイルであっても、小型化を損な
うことなくインダクタンスを増やすことができる。
ば、EI型コアの２つの貫通穴を正負の電源ラインに分け
て使用し、且つ貫通穴各々に入出力バー部材とコ字型バ
ー部材との連結により１ターンずつ形成することによ
り、トータルで２ターン分のインダクタンスをもつチョ
ークコイルを少なくとも実現でき、大電流を流すバー部
材を使用したチョークコイルであっても、小型化を損な
うことなくインダクタンスを増やすことができる。
［実施例］ 第１図は本考案の一実施例を示した実施例構成図であ
り、ブスバーについては太い実線により省略して示して
いる。
り、ブスバーについては太い実線により省略して示して
いる。
第１図において、１はEI型コアであり、Ｅ型コア２とＩ
型コア３を組合わせることにより構成され、EI型コア１
には２つの貫通穴4a,4bが形成される。
型コア３を組合わせることにより構成され、EI型コア１
には２つの貫通穴4a,4bが形成される。
この実施例にあっては、負荷に対する電源ラインのプラ
ス側を貫通穴4aに割り当て、またマイナス側を貫通穴4b
に割り当てている。
ス側を貫通穴4aに割り当て、またマイナス側を貫通穴4b
に割り当てている。
貫通穴4aにはプラス電源ラインを構成する入力バー部材
6aと出力バー部材7aが各々異なる方向から挿入され、各
バー部材6a,7aの端部をコ字型バー部材8aの端部に接続
し、１ターンのバー部材による電流経路を形成してい
る。
6aと出力バー部材7aが各々異なる方向から挿入され、各
バー部材6a,7aの端部をコ字型バー部材8aの端部に接続
し、１ターンのバー部材による電流経路を形成してい
る。
この点はマイナス電源ラインが割り当てられた貫通穴4b
についても同様であり、入力バー部材6a、出力バー部材
7b及びコ字型バー部材8bによって１ターンの電流経路を
形成している。
についても同様であり、入力バー部材6a、出力バー部材
7b及びコ字型バー部材8bによって１ターンの電流経路を
形成している。
第２図は第１図に示した１ターンの電流経路をコアに対
し形成したバー部材の具体的構造を取出して示した説明
図である。
し形成したバー部材の具体的構造を取出して示した説明
図である。
第２図において、例えば右側に位置するプラス電源ライ
ン側を見ると、直線状の入力バー部材6aと出力バー部材
7aが異なる方向から突き合わされ、両者はコア貫通穴4a
の寸法Ｌに板幅Ｗの２倍を加えた寸法（Ｌ＋2W）だけ少
なくとも隣接状態に突き合わされている。そして入出力
バー部材6a,7aの先端側の板幅Ｗ分がコア貫通穴から取
り出されていることから、この取り出し部分にコ字型バ
ー部材8aの先端を各々ビス９により固定し、１ターンの
電流経路を形成する。コ字型バー部材は一方の客部10a
に対し他方の客部10bがバー並び方向にずらされてお
り、このずらしにより入出力バー6a,6b間にクリアラン
スを設けて接触しないようにしている。
ン側を見ると、直線状の入力バー部材6aと出力バー部材
7aが異なる方向から突き合わされ、両者はコア貫通穴4a
の寸法Ｌに板幅Ｗの２倍を加えた寸法（Ｌ＋2W）だけ少
なくとも隣接状態に突き合わされている。そして入出力
バー部材6a,7aの先端側の板幅Ｗ分がコア貫通穴から取
り出されていることから、この取り出し部分にコ字型バ
ー部材8aの先端を各々ビス９により固定し、１ターンの
電流経路を形成する。コ字型バー部材は一方の客部10a
に対し他方の客部10bがバー並び方向にずらされてお
り、このずらしにより入出力バー6a,6b間にクリアラン
スを設けて接触しないようにしている。
この点は、マイナス電源ライン側で１ターンの電流経路
を形成する入出力バー部材6b,7b及びコ字型バー部材8b
についても同様である。
を形成する入出力バー部材6b,7b及びコ字型バー部材8b
についても同様である。
このような第1,2図に示した実施例によれば、EI型コア
の貫通穴4a,4bの各々に電源ラインの正負に割り当てて
第２図に示すように各々１ターンの電流経路を形成でき
るため、トータルで２ターンのインダクタンスをもつチ
ョークコイルを実現することができ、EIコアを増やす必
要がないため、チョークコイルの小型化を図りながらタ
ーン数を増やすことができる。
の貫通穴4a,4bの各々に電源ラインの正負に割り当てて
第２図に示すように各々１ターンの電流経路を形成でき
るため、トータルで２ターンのインダクタンスをもつチ
ョークコイルを実現することができ、EIコアを増やす必
要がないため、チョークコイルの小型化を図りながらタ
ーン数を増やすことができる。
また本考案の他の実施例として、第２図に示すコ字型バ
ー部材8a,8bの他に、少なくとも（Ｌ＋2W）の長さを有
する直線バー部材を準備し、この直線バー部材とコ字型
バー部材を複数使用して入出力バー部材の間を連結する
ことにより、１つのコア貫通穴のターン数を２ターン、
３ターンというように必要に応じて増加させることもで
きる。
ー部材8a,8bの他に、少なくとも（Ｌ＋2W）の長さを有
する直線バー部材を準備し、この直線バー部材とコ字型
バー部材を複数使用して入出力バー部材の間を連結する
ことにより、１つのコア貫通穴のターン数を２ターン、
３ターンというように必要に応じて増加させることもで
きる。
［考案の効果］ 以上説明してきたように本考案によれば、EIコアの２つ
の穴を電源ラインの正負の各々に分けて使用し、各貫通
穴をバー部材の連結で１ターンの電流経路を設けること
で、少なくとも２ターン分のインダクタンスをもつチョ
ークコイルを得ることができ、チョークコイルの小型化
を損なうことなくインダクタンスを増加させることがで
きる。
の穴を電源ラインの正負の各々に分けて使用し、各貫通
穴をバー部材の連結で１ターンの電流経路を設けること
で、少なくとも２ターン分のインダクタンスをもつチョ
ークコイルを得ることができ、チョークコイルの小型化
を損なうことなくインダクタンスを増加させることがで
きる。
第１図は本考案の実施例説明図； 第２図は本考案で１ターンを構成するバー部材の実施例
説明図； 第３図は従来技術の説明図である。 1:EI型コア 2:E型コア 3:I型コア 4a,4b:貫通穴 6a,6b:入力バー部材 7a,7b:出力バー部材 8a,8b:コ字型バー部材 10a,10b:客部
説明図； 第３図は従来技術の説明図である。 1:EI型コア 2:E型コア 3:I型コア 4a,4b:貫通穴 6a,6b:入力バー部材 7a,7b:出力バー部材 8a,8b:コ字型バー部材 10a,10b:客部
Claims (2)
- 【請求項１】Ｅ型コアとＩ型コアを組合わせたEI型コア
の貫通穴の各々に大電流を流すバー部材を貫通した構造
のチョークコイルに於いて、 前記貫通穴の各々を電源ラインの正負に分け、該貫通穴
の各々に、入力バー部材と出力バー部材を各々異なる方
向から挿入する共に、該入出力バー部材の端部をコ字型
バー部材の端部に接続して少なくとも２ターン分のイン
ダクタンスをもたせたことを特徴とするチョークコイ
ル。 - 【請求項２】更に複数の前記コ字型バー部材と、コア貫
通穴の両側に先端が取り出し可能な長さを有する直線バ
ー部材とにより前記入出力バー部材間を接続してターン
数を増加させたことを特徴とする請求項１記載のチョー
クコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5761589U JPH0737300Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5761589U JPH0737300Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | チョークコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319U JPH0319U (ja) | 1991-01-07 |
| JPH0737300Y2 true JPH0737300Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31582485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5761589U Expired - Fee Related JPH0737300Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737300Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004039230A1 (de) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Epcos Ag | Induktives Bauelement für hohe Ströme und Verfahren zu dessen Herstellung |
| JP4793758B2 (ja) * | 2007-04-16 | 2011-10-12 | Ｔｄｋラムダ株式会社 | インダクタンス素子 |
| JP6894784B2 (ja) * | 2017-07-07 | 2021-06-30 | 矢崎総業株式会社 | サージ電圧低減部材 |
| DE102018111468A1 (de) * | 2018-05-14 | 2019-11-14 | Schaffner International AG | Drossel mit Stromschienenwindungen |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP5761589U patent/JPH0737300Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319U (ja) | 1991-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |