JPH0736916Y2 - 表面凹凸コンクリートパネルの積重ね装置 - Google Patents

表面凹凸コンクリートパネルの積重ね装置

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JPH0736916Y2
JPH0736916Y2 JP1987014221U JP1422187U JPH0736916Y2 JP H0736916 Y2 JPH0736916 Y2 JP H0736916Y2 JP 1987014221 U JP1987014221 U JP 1987014221U JP 1422187 U JP1422187 U JP 1422187U JP H0736916 Y2 JPH0736916 Y2 JP H0736916Y2
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panel
concrete
concrete panel
panels
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和洋 後藤
隼人 永吉
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旭化成工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オートクレーブ養生された軽量気泡コンクリ
ート(以下ALCという)パネル等のコンクリートパネル
であって、表面が凹凸加工されたパネルを積重ねるため
の装置に関し、特に片側の表面が凹凸加工された二本の
パネルをその加工面を互いに合わせて積重ねたときに、
その表面模様が互いに組み合わさって二枚のパネルが平
らに積重ねることが可能である表面が凹凸加工されたパ
ネルを積重ねるための装置に関する。
(従来の技術) ALCパネル等のコンクリートパネルは、ベルト上でパネ
ルの一方の端を軸として180度回転させると、パネルの
端が欠けることがあるので、従来は、片面のみに凹凸加
工を施されたコンクリートパネルを互いの加工面を向き
合わせて積重ねるために、一枚おきにパネルを人力によ
って反転して積重ねていた。
即ち、第10図に示すように、平坦な表面を有するALCパ
ネル等のパネルaの表面を切削加工機によって連続的に
凹凸加工して鎧下見調b(Zライン)に加工した場合、
第11図や第12図にb1として示すように加工したパネルを
一枚おきにパネルを反転し積重ねることによって、第13
図に示すように層状に積重ねている。このように積重ね
るとパネルの加工面を損なうことなく、また極めて安定
した状態で積重ねることができる。
このように安定した状態で10組程度積重なったパネル
は、これを一山として、フォークリフトで製品置場に搬
出することが可能となっている。
しかし、一般的にパネルの大きさは、長さが1800〜2000
mm、幅が600mm、重さが一枚当たり60kg程度あり、パネ
ルを反転する作業とそれを積重ねる作業を2人で互いに
向き合って行ったとしても、パネルの表面切削加工機か
ら次々に流れてくるコンクリートパネルを取り扱わねば
ならず、その作業はかなり重労働であり、かつ取扱い方
によってはパネルの加工面や角部を傷つける等問題が多
い作業である。
(考案が解決しようとする課題) 従来の技術では、前述したようにパネルの加工面や角部
を傷つける等の問題があり、人力による作業は重労働で
あるので、本考案の目的はこれらの課題を解決した機械
装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、表面凹凸加工されたコンクリートパネルの搬
送受台(1)と、該コンクリートパネル表面と同じ表面
模様を有する仮置台(2)と、前記搬送受台(1)と前
記仮置台(2)との間に設置されて、コンクリートパネ
ル両端を把持する把持機構(3)を有し回転軸(4)で
180度回転可能な並列した二本の回転腕(5)を有する
反転機(6)、コンクリートパネル両端の把持装置
(7)と前記把持装置(7)を上下に移動できるコンク
リートパネル吊上機(8)と前記パネル吊上機(8)を
左右に移動しうる移動装置(9)とを有するコンクリー
トパネル吊上移動装置(18)を具備することを特徴とす
る表面凹凸コンクリートパネルの積重ね装置である。
本考案は、上述のように、搬送受台(1)と仮置台
(2)との間に設置された反転機(6)が、回転軸
(4)で180度回転可能な左右二本の回転腕(5)を有
しており、かつこの回転腕(5)がコンクリートパネル
両端を把持する把持機構(3)を有していることによ
り、搬送受台(1)のコンクリートパネルの両端を回転
腕(5)で把持し、パネルを両端で把持した状態で180
度回転してパネルを裏返しにでき、しかも、コンクリー
トパネル表面と同じ表面模様を有する仮置台(2)の上
に持ってくることができるという作用を発揮するのであ
る。
そしてコンクリートパネル両端の把持装置(7)とこの
パネル両端の把持装置(7)を上下に移動できるコンク
リートパネル吊上機(8)とこのパネル吊上機(8)を
左右に移動できる移動装置(9)を有するコンクリート
パネル吊上移動装置(18)は、反転されていない表面凹
凸コンクリートパネルを積重ね場所に移動させる役割
と、仮置台(2)の上に置かれた反転されたコンクリー
トパネルを積重ね場所に反転されたままの姿で移動させ
る役割を果たすのである。
そこで本考案に用いる構成要素について具体例を挙げて
説明する。
搬送受台(1)は、表面凹凸加工されたコンクリートパ
ネルを受ける台であり、第1図〜第9図に示すようにロ
ーラーコンベア式の搬送受台(1)であっても、他の形
式の受台であってもよい。
この搬送受台(1)には停止センサースイツチ(11)を
設け搬送受台(1)上のパネルの有無を検知するように
することが好ましい。
仮置台(2)は、その表面が表面凹凸加工されたコンク
リートパネルの表面と同じ表面模様を有しておればよ
く、平らな台とその上に置かれた表面模様部とから構成
されていてもよい。この仮置台(2)の設置位置は搬送
受台(1)上のパネル(b1)が後述の反転機(6)によ
り180度回転されたとき、該パネルを受け取れる位置で
ある。
また、仮置台(2)の表面はALCで構成してもよく、ま
た合成樹脂発泡体で構成してもよい。更にこの仮置台
(2)はパネル(b1)の全長に亘る大きさとしてもよい
が、第2図に例示するように、間隔を置いた二つの位置
に設けたパネル表面模様を有する受台とする方がパネル
の反転作業をし易くするので好ましい。
反転機(6)は、搬送受台(1)と仮置台(2)との間
に設置された左右二本の回転腕(5)を備えている。こ
の回転腕(5)は回転軸(4)で180度回転可能にされ
ていると共にパネルを両端で把持する把持機構(3)を
有している。
この把持機構(3)は、左右で対になっているクランプ
の間隔が常時は開いているが、パネルが前記回転腕
(5)上に載置されると(図示しないシーケンサーから
の)信号により、クランプ間隔が狭められパネルを把持
する機構を持っている。
このクランプは第1図に示すように二対以上とし、これ
らのクランプや左右の回転腕(5)が同時に作動するよ
うに構成することが好ましい。
なお、回転腕(5)は駆動装置(10)によって回転軸
(4)を軸に180度回転する。
コンクリートパネル吊上移動装置(18)は、コンクリー
トパネル両端を把持するための把持装置(7)と、前記
把持装置(7)を上下に移動できるコンクリートパネル
吊上機(8)と、このパネル吊上機(8)を左右に移動
できる移動装置(9)を有している。
図2には把持装置(7)を上下に移動できる装置(13)
が示されている。この装置(13)はシリンダ機構になっ
ており(図示しないシーケンサーとリミットスイツチ
の)信号により上下する。
コンクリートパネルの把持装置(7)は、常時開いてい
るが吊上機(8)が下降し定位置にくると(図示しない
シーケンサーとリミットスイツチの)信号によりクラン
プ間隔が狭められパネルを把持する。
又この把持装置(7)は(図示しないシーケンサーの)
信号により逆の働きもする。即ち、パネルを把持し吊り
上げて移動装置(9)により所定の積み重ね位置まで移
動させ、所定の高さまで降下させたときに、把持装置
(7)が逆の作動(クランプ間隔を開放する作動)をす
る。
又この吊上機(8)の移動装置(9)はモーターを動力
とする駆動装置を持っており(図示しないシーケンサー
の)信号によりレール(12)上を左右に移動する装置と
なっている。
このパネル吊上機(8)により、例えば仮置台(2)上
のパネル(b1)は搬送受台(1)上へ移動でき、搬送受
台(1)上のパネル(b2)と重ねることができ、また重
ねられたパネルを他の場所例えば第1図に示す積込台
(16)に移動させることができる。
なお、仮置台(2)の表面を、表面加工パネルそれ自体
で構成しておけば、この上に反転機(6)により反転さ
れたパネルを積み重ねたとき、これらのパネルを積み重
ねた状態でコンクリートパネル吊上移動装置(18)によ
り積込台(6)上へ移動することも可能である。
以上、本考案の装置について説明したが、以下その使用
方法を第4図〜第9図により説明する。
第1図や第2図に示すように表面加工装置より表面凹凸
加工されたコンクリートパネルが搬送装置(17)によっ
て搬送される。搬送された前記コンクリートパネルが搬
送受台(1)上の停止センサースイツチ(11)に当たり
反転機(6)の横に位置すると、第4図に示すようにそ
のセンサー(11)の信号により仮置台(2)位置にあっ
た反転機(6)の回転腕(5)は第5図に示すように18
0度回転して表面凹凸加工されたパネル(b1)上に位置
し、回転腕(5)の把持機構(3)であるクランプがシ
ーケンサーの信号により作動し、パネル(b1)を把持す
る。
次いで、シーケンサーの信号により反転を開始し、第6
図に示すように180度回転した後、仮置台(2)の上に
仮置される。このときに回転腕(5)の把持機構(3)
であるクランプは開かれ、コンクリートパネル(b1)を
把持機構(3)から離した状態とする。
その後、コンクリートパネル吊上移動装置(18)のパネ
ル吊上機(8)が下降し仮置台(2)上のパネル(b1
を把持装置(7)にて把持し、第7図に示すように吊上
機(8)は上昇する。この間に搬送受台(1)上には、
次の表面凹凸コンクリートパネル(b2)が送られてく
る。次いで上昇した吊上機(8)は搬送装置(1)上へ
移動、下降して、第8図に示すように前記のコンクリー
トパネル(b2)の上に反転されたコンクリートパネル
(b1)は積み重ねられる。
そして吊上移動装置の保持装置(7)であるクランプは
一旦開き、吊上機(8)が更に下降し、第9図に示すよ
うに下段にあるパネル(b2)を把持することによってパ
ネル(b1)も一緒に持ち上げ、仮置台(2)とは反対位
置にある積込場である搬送装置であるローラー(17)付
きの積込み架台(16)迄移動し、二枚のパネルを積み降
ろした後、コンクリートパネル吊上移動装置(18)は空
のままで上昇し、第4図の状態に戻る。
以上の操作を10回程度繰り返すと、フォークリフトでの
運搬単位となるので積込場より製品置場へフォークリフ
トにより搬出する。
(作用) 本考案の装置は、上述のように、搬送受台(1)と仮置
台(2)との間に設置された反転機(6)が、回転軸
(4)で180度回転可能な左右二本の回転腕(5)を有
しており、かつ、この回転腕(5)がコンクリートパネ
ル両端を把持する機構(3)を有していることにより、
搬送受台(1)のコンクリートパネルの両端を腕(5)
で把持し、パネルを両端で把持したままの状態で180度
回転してパネルを裏返しにでき、しかも、コンクリート
パネル表面と同じ表面模様を有する仮置台(2)の上に
持ってくることができるという作用を発揮する。
なお、反転機(6)が搬送受台(1)と仮置台(2)と
の間に設置されているので、前述の180度パネルの回転
の際、上述のようにパネル両端を把持したままの状態
で、搬送受台(1)からパネルを完全に持ち上げながら
パネルを180度回転させるという作用も発揮する。
(本考案の効果) このような構成にすることにより本考案の装置は、機械
的な手段で表面凹凸コンクリートパネルを積み重ねるこ
とにより反転積込の作業を省力化することができると共
に、パネルを両端で完全に把持した状態で180度回転で
き、しかも回転されたパネルが該パネル表面と同じ表面
模様を有する仮置台(2)の上に受け止められることが
できるので、従来の手作業の場合に発生していたコンク
リートパネルの加工面や角部を傷つけるという現象をな
くすことができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の積重ね装置の平面図、第2図は本考案
の積重ね装置の側面図、第3図は本考案の積重ね装置の
正面図、第4図乃至第9図は本考案の積重ね装置を用い
て積重ね操作の順序を示す正面図、第10図(A)は表面
加工を施す前のコンクリートパネルの斜視図、第10図
(B)は表面凹凸加工されたコンクリートパネルの斜視
図、第11図は順次搬送されてくる表面凹凸加工されたコ
ンクリートパネルの側面を示す図、第12図は二枚のパネ
ルが組み合わせられる直前の状態を示す側面図、第13図
は二枚一組とした表面凹凸加工されたコンクリートパネ
ルを逐次積重ねた側面図である。 (1)……搬送受台 (2)……仮置台 (3)……把持機構 (4)……回転軸 (5)……回転腕 (6)……反転機 (7)……把持装置 (8)……コンクリートパネル吊上機 (9)……移動装置 (10)……駆動装置 (11)……センサースイツチ (12)……レール (13)……上下移動装置 (15)……積重ね後の荷姿 (16)……積重ね架台 (17)……搬送装置 (18)……コンクリートパネル吊上移動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面凹凸加工されたコンクリートパネルの
    搬送受台(1)と、該コンクリートパネル表面と同じ表
    面模様を有する仮置台(2)と、前記搬送受台(1)お
    よび前記仮置台(2)との間に設置され、コンクリート
    パネル両端を把持する把持機構(3)を有し回転軸
    (4)で180度回転可能な並列した二本の回転腕(5)
    を有する反転機(6)、及びコンクリートパネル両端の
    把持装置(7)と前記把持装置(7)を上下に移動しう
    るコンクリートパネル吊上機(8)、前記パネル吊上機
    (8)を左右に移動できる移動装置(9)とを有するコ
    ンクリートパネル吊上移動装置(18)を具備することを
    特徴とする表面凹凸コンクリートパネルの積重ね装置。
JP1987014221U 1987-02-04 1987-02-04 表面凹凸コンクリートパネルの積重ね装置 Expired - Lifetime JPH0736916Y2 (ja)

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JPS63123526U JPS63123526U (ja) 1988-08-11
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JPS5234099A (en) * 1975-09-08 1977-03-15 Toyo Boseki Rigid finishing method of fiber article

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