JP3971827B2 - 方形板積重ね装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、外壁ボードとして用いられる石膏ボード、木製ボード、樹脂製ボード等の凹凸形状に形成された方形板を積重ねるとき、上下に積重ねられる方形板の対向面間にシートを敷設する作業に用いられる方形板積重ね装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述のような外壁ボードを運搬する方法としては、例えば、複数枚の外壁ボードの表面側と裏面側とを対接して上下に積重ねたり、或いは、外壁ボードの表面側と表面側とを対接して上下に積重ねたりする運搬方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように複数枚の外壁ボードを直接積重ねた場合、運搬時に生じる振動により上下の外壁ボードが互いに擦れ合い、また、積重ね時に生じる衝撃により上下の外壁ボードが互いに当接するので、外壁ボードの表面側にキズや凹凸が付きやすく、破損又は損傷したりすることがあり、商品価値及び施工精度が損なわれてしまうという問題点を有している。
【0004】
この発明は上記問題に鑑み、上下に積重ねられる方形板の対向面間に、該方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを敷設するので、運搬時又は積重ね時に於いて、方形板の対向面にキズや凹凸が付いたり、破損又は損傷したりするのを確実に防止することができる方形板積重ね装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、凹凸形状又は扁平形状を有する方形板が上下に複数枚積重ねられる積重ね部に、該積重ね部に供給された方形板を持上げる持上げ手段と、上記積重ね部に供給される方形板と、上記持上げ手段により持上げられた方形板との対向面間に、該方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを供給する供給手段を設け、上記積重ね部に供給される方形板を持上げ手段で持上げる前に、該積重ね部に供給される方形板を上下両面が逆向きとなる状態に反転する反転手段を設け、上記反転手段により上下両面が逆向きとなる状態に反転した方形板を積重ね部に供給し、上記持上げ手段により反転済みの方形板を一旦持上げた後、上記持上げ手段により保持された反転済みの方形板と、上記積重ね部に供給される未反転の方形板の対向面間に、該方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを供給して、上記持上げ手段により保持した反転済みの方形板を、上記シートを介して上記積重ね部に供給された未反転の方形板に積重ねる方形板積重ね装置であることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の構成と併せて、上記持上げ手段を、上記積重ね部に供給された方形板を吸着保持する吸着子で構成すると共に、上記方形板に対して密着される吸着子の一部又は複数の吸着子に対して負圧を作用させる切換え手段を設けた方形板積重ね装置であることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の構成と併せて、上記持上げ手段により持上げられた方形板と、上記積重ね部に供給される方形板とを互いに重合される方向に相対移動する移動手段を設けた方形板積重ね装置であることを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1記載の方形板積重ね装置は、積重ね部に供給される凹凸形状又は扁平形状の方形板を持上げ手段で持上げる前に、反転手段で上下両面(表裏両面)が逆向きとなる状態に反転する。人為的手段又は機械的手段により積重ね部に供給された反転済みの方形板(例えば、外壁ボード)を持上げ手段(例えば、負圧力、粘着力、磁力等)で保持して一旦持上げる。次の方形板を表裏反転せずに積重ね部に供給する前又は供給した後、供給手段を駆動して、方形板の対向面(表面側)が覆われる大きさに形成したシートを、反転済みの方形板と未反転の方形板との対向面間(表面間)に供給する。持上げ手段で保持した反転済みの方形板を、積重ね部に供給された未反転の方形板に重合して、上下に積重ねられる方形板の対向面間に、例えば、合成ゴム、軟質樹脂等で形成したシートを敷設するので、運搬時又は積重ね時に於いて、方形板の重合面にキズや凹凸が付いたり、破損又は損傷したりするのを確実に防止することができる。且つ、シートの接触抵抗により、上下に積重ねられた方形板の積重ね位置が変位するのを積極的に防止でき、複数枚の方形板を上下に揃えた状態のまま供給することができる。
【0009】
請求項2記載の方形板積重ね装置は、上記請求項1記載の作用と併せて、方形板の凹凸面に対して一つの吸着子又は複数の吸着子を押圧したとき、吸着子の吸着面に隙間が形成され、吸着子の一部又は複数の吸着子による負圧が低下するが、切換え手段を駆動して、負圧の低下した吸着子の一部又は複数の吸着子による吸着を解除することで、吸着子の他の部分又は残りの吸着子による負圧が高くなり、方形板を吸着保持するのに必要な負圧が安定して得られる。
【0010】
請求項3記載の方形板積重ね装置は、上記請求項1又は2記載の作用と併せて、上下に積重ねられる方形板の対向面間にシートを供給した後、移動手段を駆動して、上下の方形板を互いに重合される方向に相対移動させ、上下の方形板を互いに近接又は対接して、その対向面間にシートを敷設するので、敷設時に於いて、シートの向き及び位置が変位するのを確実に防止でき、方形板の対向面が覆われる状態にシートを敷設することができる。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、上下に積重ねられる方形板の対向面間に、方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを敷設するので、運搬時又は積重ね時に於いて、方形板の重合面にキズや凹凸が付いたり、破損又は損傷したりするのを確実に防止することができる。且つ、シートの接触抵抗により、上下に積重ねられた方形板の積重ね位置が変位するのを積極的に防止でき、複数枚の方形板を上下に揃えた状態のまま供給することができる。
【0012】
しかも、方形板の凹凸面に対して一つの吸着子又は複数の吸着子を押圧したとき、吸着子の吸着面に隙間が形成され、吸着子による負圧が低下するが、切換え手段を駆動して、負圧の低下した吸着子の一部又は複数の吸着子による吸着を解除することで、吸着子の他の部分又は残りの吸着子による負圧が高くなり、方形板を吸着保持するのに必要な負圧が得られるため、方形板の積重ね作業が安定して行える。
【0013】
さらに、上下の方形板を互いに重合される方向に相対移動して、上下の方形板を互いに近接又は対接し、その対向面間にシートを敷設するので、敷設時に於いて、シートの向き及び位置が変位するのを確実に防止でき、方形板の対向面が覆われる状態にシートを敷設することができる。
【0014】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は方形板の一例として、上下に積重ねられる外壁ボードの間に保護シートを敷設する作業に用いられる外壁材積重ね装置を示し、図1及び図2に於いて、この外壁材積重ね装置1は、長尺の外壁ボードAを表面側が上向きとなる状態であって、送り方向に対して直交する方向に載置して第1コンベア2と第2コンベア3との間に設定した反転部Cに搬送する。反転部Cには、凹凸形状又は扁平形状に形成した外壁ボードAを表裏反転するための反転機構4を配設し、第2コンベア3上に設定した積重ね部Dの上部には、表裏反転した外壁ボードAを一旦持上げるための持上げ機構5を配設し、積重ね部Dの側部には、持上げ機構5で持上げた外壁ボードAの下方に、外壁ボードAの表面全体が覆われる状態に大きさ及び形状に形成した保護シートBを供給するための供給機構6を配設している。
【0015】
上述した第1コンベア2は、後述する受けベルト12の始端部に近接して張架した搬入ベルト2a…を減速機付き駆動モータ(図示省略)で送り方向に回転して、搬入ベルト2a…上に載置された表面側が上向きの外壁ボードAを反転部Cに搬送供給する。第2コンベア3は、受けベルト12の終端部に近接して張架した搬出ベルト3a…を減速機付き駆動モータ(図示省略)で送り方向に回転して、後述する反転機構4により反転済み又は未反転の外壁ボードAを積重ね部Dに搬送供給し、後述する持上げ機構5により上下に積重ねられた外壁ボードA,Aを次工程に搬送供給する。
【0016】
且つ、搬入ベルト2a及び搬出ベルト3aは、後述する受けベルト12の搬送幅よりも幅広となる間隔に隔てて送り方向に平行して張架され、搬入ベルト2aの終端部及び搬出ベルト3aの始端部は、受けベルト12の端部間に対して若干入り込ませた状態に張架している。なお、実施例では、ベルトコンベアによりコンベア2,3を構成しているが、例えば、チェーンコンベア、スラストコンベア等の搬送手段で構成してもよい。
【0017】
前述した反転機構4は、図3にも示すように、反転部Cに搬送される外壁ボードAを、回転枠10の下側枠部11に張架した受けベルト12上に送り方向に対して直交する方向に移載したとき、枠部11,11に取付けた上下の保持パッド13…で外壁ボードAの上下面を押圧保持し、保持パッド13…で保持した外壁ボードAを表面側が下向きとなる状態に表裏反転(例えば、約180度)する。表裏反転した外壁ボードAは、下側枠部11に張架した受けベルト12に一旦移載して第2コンベア3に移載する。なお、実施例では、外壁ボードAを保持パッド13…で保持して表裏反転するが、例えば、反転台又はコンベア等の載置部に外壁ボードAを載置保持した後、一端側を支点として載置部を約180度回転させて、外壁ボードAを表裏反転してもよい。
【0018】
回転枠10は、同枠の両端部に突設した支軸14,14を、両側部に配設した軸受15,15で回転可能に軸支し、支軸14,14の端部と、同枠下部に軸架した回転軸16の両端部とを、スプロケット17,18及び連動チェーン19を介して動力伝達可能に連結している。下部一側に配設した減速機付き回転用モータ20は、スプロケット20a,20a及び駆動チェーン20bと、スプロケット17,18及び連動チェーン19とを介して、支軸14,14及び回転軸16を回転させ、保持パッド13…で保持した外壁ボードAが表裏反転(例えば、約180度)される状態に回転枠10を一方向に回転又は正逆回転する。
【0019】
受けベルト12…は、回転枠10の上下に架設された枠部11,11に、反転部Cに搬送される外壁ボードAの表裏両面と対向して送り方向に平行して張架され、後述する保持パッド13…の押圧部分を除く外壁ボードAの表裏両面と対向して配設している。つまり、枠部11に架設した支持枠21,21の前後端部にロール22,22を軸架し、そのロール22,22間に上述した受けベルト12を張架して、回転枠10又はロール22に設けられた減速機付き回転モータ(図示省略)により送り方向に回転駆動する。
【0020】
保持パッド13…は、例えば、合成ゴム(スポンジゴム、ウレタンゴム)、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体で形成され、枠部11に張架した受けベルト12…の間であって、下側の受けベルト12…に移載される外壁ボードAの表裏両面と対向して取付けている。枠部11に取付けた押圧シリンダ23…は、受けベルト12…に移載された外壁ボードAの表裏両面に対して保持パッド13…が押圧される押圧位置と、受けベルト12…の搬送面よりも内側に没入される解除位置とに保持パッド13…を上下動する。
【0021】
前述した持上げ機構5は、図4、図5にも示すように、積重ね部Dに搬送される外壁ボードAを吸着ユニット28で吸着保持して一旦持上げた後、積重ね部Dに搬送される次の外壁ボードAの上面側に保護シートBを介して積重ねる。吸着ユニット28は、積重ね部D上方に架設した昇降枠27の下面側に、表裏反転された外壁ボードAの裏面側全長と対向して吸着パッド29を取付けている。
【0022】
吸着パッド29は、図11にも示すように、例えば、合成ゴム、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体で形成され、外壁ボードAの全長及び横幅と略同等となる大きさに形成すると共に、その吸着パッド29内部を幅方向又は長さ方向に対して複数に分割して吸気室30…(チャンバー)を形成している。吸気室30は、吸着パッド29の吸着面側に形成した吸気孔29aと連通して形成され、後述する吸気ボックス33及び吸気ダクト35を介して切換えボックス34に接続している。切換えボックス34は、メインダクト36を介して負圧発生装置32(例えば、吸気用ブロワ、真空ポンプ等)に接続している。積重ね部D上部に配設した昇降用シリンダ31は、積重ね部Dに搬送された外壁ボードAの裏面側に対して吸着パッド29が密着される降下位置と、後述する供給機構6の動作が許容される上昇位置とに吸着ユニット28を上下動する。なお、実施例では、一つの吸着パッド29で外壁ボードAを吸着保持するが、複数又は多数の吸着パッド29で外壁ボードAの全体を吸着保持してもよい。
【0023】
負圧発生装置32は、昇降枠27上部に配設した吸気ボックス33…と吸着パッド29の吸気室30…とを接続し、吸気ボックス33…と切換えボックス34…とを吸気ダクト35…で接続している。切換えボックス34…は、負圧発生装置32の吸気側に接続したメインダクト36に接続され、負圧発生装置32の吐出側には、例えば、集塵機、フィルター等を介して大気側に開放した排気ダクト37を接続している。切換えボック34に取付けた開閉用シリンダ38は、ダンパー39を開放して吸気し、吸着パッド29で外壁ボートAを吸着保持する。ダンパー39を閉塞して吸気を遮断し、吸着パッド29による吸着を解除する。
【0024】
且つ、積重ね部Dの搬出側下部に配設した取付け台40上に、積重ね部Dに搬送される外壁ボードAの長手側前端部と対向してストッパ41…を出没回動可能に枢着している。取付け台40上に配設した出没用シリンダ42は、外壁ボードAの長手側前端部に対して当接される突出位置と、その当接が解除される没入位置とにストッパ41を出没回動する。取付け台40は、送り方向に平行して軸架したネジ軸42…上に係合され、ネジ軸42…の端部と、同軸端部に対して直交する方向に軸架した回転軸43とをベベルギャ44,45を介して動力伝達可能に連結し、例えば、ハンドル又はモータ等の回転手段により回転軸43を回転して、外壁ボードAのサイズに対応してストッパ41…を送り方向に移動させ、外壁ボードAの上面側中央部に対して吸着ユニット28が押圧される位置に調節する。
【0025】
積重ね部Dの下方には、第2コンベア3を構成する搬出ベルト3a…の間であって、外壁ボードAの両端側下面部と対向して昇降台46…を配設している。同側下部に配設した昇降用シリンダ47は、上述した吸着ユニット28により吸着保持した外壁ボードAに対して所定間隔に近接される上昇位置と、第2コンベア3の搬送面よりも下方に没入される没入位置とに昇降台46…を上下動する。昇降台46の上面側には、例えば、合成ゴム、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体で形成した受けパッド48を装着している。
【0026】
昇降枠27の両端部には、吸着ユニット28で吸着保持される外壁ボードAの両端部と対向して保持板49を配設している。同側端部に配設した進退用シリンダ50は、積重ね部Dに搬送された外壁ボードAを吸着ユニット28で吸着保持したとき、外壁ボードAの両端部に保持板49を押圧して保持する。
【0027】
積重ね部Dの両側部には、外壁ボードAの両端部と対向して幅寄せ板51を配設している。同側に配設した進退用シリンダ52は、積重ね部Dに搬送される外壁ボードAの両端部に幅寄せ板51を当接して、外壁ボードA,Aが上下に揃えて積重ねられる状態に幅寄せする。
【0028】
前述した供給機構6は、吸着ユニット28で吸着保持した外壁ボードAを所定高さに持上げた後、その外壁ボードAの下方に、後述する挾持板71,72で挾持したシート状又はフィルム状の保護シートBを引出し供給する。上下の外壁ボードA,Aを重合する前又は重合した後、外壁ボードAの表面側が覆われる大きさに保護シートBを分離して、外壁ボードA,Aの表面側が覆われる状態に保護シートBを敷設する。
【0029】
装置側部に配設したロール装填部55には、ロール状に巻回してなる保護シートBを回転可能に装填している。保護シートBは、外壁ボードAの表面側が覆われる横幅であって、外壁ボードAの表面側を保護するのに必要な強度を有する単一又は複数の材質(例えば、合成ゴム、軟質樹脂等)で形成又は編成している。且つ、保護シートBの繰出し側端部は、繰出し経路上に軸架した送りロール56及び押えロール57の間と、ダンサーロール58…と、その前後に軸架した補助ロール59,60とに張架され、減速機付き送り用モータ(図示省略)によりロール56,57を送り方向に回転して、ロール56,57で挾持した保護シートBを分離部62に対して繰出し供給する。接続器61は、先に装填された保護シートBの終端部と、予備に装填された保護シールBの始端部とを熱溶着して接続する。
【0030】
分離部62は、図4、図6にも示すように、同部下方に供給される保護シートBの下面側と対向して受け板63を幅方向に架設し、上方に架設した取付け枠68の下面側に、保護シートBの上面側と対向して合成ゴム製の押え部材64,66を上下動可能に設けている。取付け枠68の後側上面に固定した押え用シリンダ65は、後述する切断刃69により切断される保護シートBの切断部分よりも後側上面が押圧及びその押圧が解除される高さに押え部材64を上下動する。取付け枠68の前側上面に固定した押え用シリンダ67は、切断刃69により切断される切断部分を除いて保護シートBの前後上面が押圧及び挾持板71,72に対して接触が回避される高さに押え部材66を上下動する。
【0031】
且つ、受け板63の繰出し側上面に、後述する切断刃69が若干上方に突出許容される隙間63aを幅方向に形成し、繰出し側端部に、後述する挾持板71,72が挿入許容される切欠き部63b…を形成している。且つ、受け板63の下面側に固定したロッドレス型の切断用シリンダ70は、押え部材66により押圧された保護シートBが幅方向に切断される方向に切断刃69を往復移動する。
【0032】
挾持板71,72は、図7にも示すように、受け板63の切欠き部63bに繰出された保護シートBが挾持される大きさ及び形状に形成され、受け板63の繰出し側端部と対向して架設した可動枠73の下面側前端部に、受け板63の切欠き部63b…と対応する間隔に隔てて複数取付けている。挾持板71…は、可動枠73の下面側前端部に、受け板63の切欠き部63bに繰出された保護シートBの上面側に対向して水平固定している。挾持板72…は、可動枠73の下面側前端部に軸架した支軸74の上部周面に固定され、受け板63の切欠き部63bに繰出された保護シートBの下面側に対して押圧される方向に回動可能に設けている。
【0033】
且つ、支軸74に固定した係止部74aと、可動枠73に固定した係止部73aとの間にバネ部材75を張架して、挾持板72を所定角度に開放される方向に牽引付勢している。可動枠73の上面側後端部に固定した挾持用シリンダ76は、そのシリンダロッドを支軸74に固定した操作片74bに当接して、バネ部材75の弾性に抗して支軸74を回動させ、保護シートBの端部が挾持される閉状態及びその挾持が解除される開状態とに挾持板72を開閉回動する。なお、挾持板71,72の挾持面に、例えば、合成ゴム、軟質樹脂等の接触抵抗の大きな滑止め部材を装着してもよい。
【0034】
可動枠73は、外壁ボードAの搬送が許容される高さであって、前後部に架設したレール77,77間に架設され、受け板63の繰出し側端部と対向する方向に対して水平移動可能に設けている。且つ、始端側両側部に軸支したスプロケット78と、終端側両側部に軸支したスプロケット79との間に周回チェーン80を張架し、周回チェーン80の端部を可動枠73の下面側両端部に連結している。終端側下部に配設した減速機付き移動用モータ81は、スプロケット81a,81b及び駆動チェーン81cを介して周回チェーン80を繰出し方向に正逆回転させ、受け板63上に繰出された保護シートBが挾持板71,72で挾持される前進位置と、外壁ボードAの表面側が覆われる大きさに挾持板71,72で挾持した保護シートBが繰出される後退位置とに可動枠73を前後動する。
【0035】
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、外壁材積重ね装置1により上下に積重ねられる外壁ボードA,Aの間に保護シートBを敷設するときの動作を説明する。
【0036】
先ず、図1、図2に示すように、第1コンベア2に載置された外壁ボードAを表向けた状態のまま反転部Cに搬送し、反転機構4を構成する下側の受けベルト12…に外壁ボードAを1枚移載する。反転部Cに未反転の外壁ボードAが搬送されたとき、光電センサ等による検知に基づいて受けベルト12を搬送停止させた後、図8、図9に示すように、上下の保持パッド13…で外壁ボードAの上下面を押圧保持する。回転枠10を回転して、保持パッド13…で保持した外壁ボードAを表面側が下向きとなる状態に表裏反転(例えば、約180度)する。反転後、保持パッド13…による保持を解除して、下側の受けベルト12…に反転済みの外壁ボードAを移載する。
【0037】
次に、図4、図10に示すように、受けベルト12…に載置された反転済みの外壁ボードAを第2コンベア3に移載し、第2コンベア3に載置された外壁ボードAを裏向き状態のまま積重ね部Dに搬送する。積重ね部Dに反転済みの外壁ボードAが搬送されたとき、ストッパ41で外壁ボードAを搬送停止し、外壁ボードAの両端部に幅寄せ板51,51を当接して、2枚の外壁ボードA,Aが上下に揃えて積重ねられる状態に幅寄せする。
【0038】
次に、図11に示すように、持上げ機構5を構成する吸着ユニット28を降下させ、吸着パッド29を外壁ボードAの裏面側に密着して、吸着パッド29の吸着面に生じる負圧により外壁ボードAを吸着保持する。同時に、吸着ユニット28で吸着保持した外壁ボードAの両端部に保持板49,49を押圧して保持する。この時、外壁ボードAの凹凸面に対して吸着パッド29を押圧したとき、吸着パッド29の吸着面に隙間が形成され、吸気孔29aと連通して形成した吸気室30内の負圧が低下するが、圧力センサ等による検知に基づいて、吸気室30に接続された切換えボックス34のダンパー39を閉塞し、吸気を遮断することで、他の吸気室30,30に生じる負圧が高くなり、外壁ボードAを吸着保持するのに必要な負圧が得られる。
【0039】
次に、図12に示すように、吸着ユニット28で保持した外壁ボードAを、供給機構6の動作が許容される高さに一旦持上げた後、供給機構6を構成する挾持板71,72で分離部62の受け板63上に繰出された保護シートBを挾持し、吸着ユニット28で保持した外壁ボードAの表面側に近接して、外壁ボードAの全長と対応する長さだけ保護シートBを繰出す。
【0040】
一方、次の外壁ボードA…が反転部Cに搬送されたとき、反転機構4を駆動せず、下側の受けベルト12…を送り方向に回転して、第1コンベア2から第2コンベア3に向けて外壁ボードA…を表向けた状態のまま積重ね部Dに搬送する。積重ね部Dに未反転の外壁ボードAが搬送されたとき、ストッパ41で外壁ボードAを搬送停止し、外壁ボードAを幅寄せ板51,51で幅寄せする。
【0041】
次に、図13に示すように、昇降台46を上昇して、未反転の外壁ボードAを表向き状態のまま持上げ、吸着ユニット28で保持した外壁ボードAの表面側に近接又は対接する。外壁ボードA,Aを重合する前に、分離部62の受け板63上に繰出された保護シートBを押え部材64,66で押圧し、外壁ボードA,Aの間に引き出された保護シートBの後端側を切断刃69で切断して、外壁ボードAの表面側が覆われる大きさに保護シートBを分離する。
【0042】
次に、分離済みの保護シートBを若干牽引して、外壁ボードA,Aの表面側が覆われる位置に保護シートBを引出した後、吸着ユニット28を降下して、昇降台46に載置された外壁ボードAに、吸着ユニット28で保持した外壁ボードAを重合する。反転済みの外壁ボードAを、昇降台46に載置された未反転の外壁ボードAに載置し、外壁ボードA,Aの表面側を互いに対接して保護シートBを挾持した後、吸着ユニット28による吸着を解除して、押え部材66による押圧を解除し、挾持板71,72による挾持を解除して、外壁ボードA,Aの表面全体を保護シートBで被覆保護する。
【0043】
次に、図14に示すように、吸着ユニット28を待機位置に上昇復帰させ、昇降台46を降下して、上下に積重ねられた外壁ボードA,Aを第2コンベア3に移載した後、ストッパ41を没入して、第2コンベア3に載置された外壁ボードA,Aを上下に積重ねた状態のまま次工程に搬送供給する。以下同様に、機構4,5,6を駆動して、先に搬送される外壁ボードAを表裏反転し、次に搬送される外壁ボードAを表裏反転せず、反転済みの外壁ボードAと、未反転の外壁ボードAとを上下に積重ねるとき、その対向面間に保護シートBを敷設して外壁ボードAの表面側を被覆保護する。
【0044】
以上のように、上下に積重ねられる外壁ボードA,Aの表面間に、外壁ボードAの表面全体が覆われる大きさに形成した保護シートBを敷設するので、運搬時又は積重ね時に於いて、外壁ボードAの表面側にキズや凹凸が付いたり、破損又は損傷したりするのを防止でき、寸法精度及び商品価値が損なわれるのを確実に防止することができる。且つ、保護シートBの接触抵抗により、上下に積重ねられた外壁ボードA,Aの積重ね位置が変位するのを積極的に防止でき、2枚の外壁ボードA,Aを上下に揃えた状態のまま次工程に搬送供給することができる。
【0045】
しかも、外壁ボードAの凹凸面に対して吸着パッド29を押圧したとき、吸着パッド29の吸着面に隙間が形成され、吸気孔29aと連通して形成した吸気室30内の負圧が低下しても、吸気室30に接続された切換えボックス34のダンパー39を閉塞して、吸気を遮断することで、他の吸気室30,30に生じる負圧が高くなり、外壁ボードAを吸着保持するのに必要な負圧が得られるため、外壁ボードAの積重ね作業が安定して行える。
【0046】
さらに、吸着ユニット28で保持した外壁ボードAと、昇降台46で持上げた外壁ボードAとを上下に積重ねられる方向に相対移動して、外壁ボードA,Aを互いに近接又は対接し、その対向面間に保護シートBを敷設するので、敷設時に於いて、保護シートBの向き及び位置が変位するのを確実に防止でき、外壁ボードA,Aの表面側が覆われる状態に保護シートBを敷設することができる。
【0047】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の方形板積重ね装置は、実施例の外壁材積重ね装置1に対応し、
以下同様に、
方形板は、外壁ボードAに対応し、
シートは、保護シートBに対応し、
反転手段は、反転機構4に対応し、
持上げ手段は、持上げ機構5に対応し、
供給手段は、供給機構6に対応し、
吸着子は、吸着パッド29に対応し、
切換え手段は、切換えボックス34と、開閉用シリンダ38と、ダンパー39とに対応し、
移動手段は、吸着ユニット28及び昇降用シリンダ31と、昇降台46及び昇降用シリンダ47とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0048】
上述した実施例では、2枚の外壁ボードA,Aを上下に積重ねた例を説明したが、例えば、3枚、4枚、5枚等の外壁ボードA…を上下に積重ねる作業にも用いることができ、実施例のような積重ね枚数のみに限定されるものではない。
【0049】
また、実施例では、反転機構4の受けベルト12に載置した外壁ボードAを保持パッド13…で保持して幅方向に表裏反転するが、例えば、挾持手段、吸着手段、係止手段等で外壁ボードAを保持して長さ方向に表裏反転してもよい。
【0050】
さらにまた、上述した装置は、表向き状態のまま搬送される先の外壁ボードAを表裏反転して、上下の外壁ボードA,Aの表面側を対向して積重ねる構成であるが、例えば、裏向き状態のまま搬送される次の外壁ボードAを表裏反転して、上下の外壁ボードA,Aの表面側を対向して積重ねてもよい。また、表面側を互いに重合して積重ねられる外壁ボードA…の表面間又は裏面間、或いは、表面側を上向き又は下向きにして積重ねられる外壁ボードA…の表裏面間に保護シートBを敷設してもよい。
加えて、例えば、長方形、正方形、六角形、五角形、三角形、菱形、星形、円形、楕円形等の形状に形成された方形板の積重ね作業にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外壁材積重ね装置による積重ね動作を示す側面図。
【図2】 コンベアによる外壁ボートの搬送状態を示す平面図。
【図3】 反転機構の構成を示す正面図。
【図4】 持上げ機構及び供給機構の構成を示す正面図。
【図5】 負圧発生装置の配管状態を示す平面図。
【図6】 保護シートの分離動作を示す側面図。
【図7】 一対の挾持板による保護シートの挾持状態を示す側面図。
【図8】 外壁ボードの搬送状態を示す側面図。
【図9】 反転機構による反転動作を示す側面図。
【図10】 反転済み外壁ボードの搬送状態を示す側面図。
【図11】 吸着ユニットによる外壁ボードの吸着状態を示す側面図。
【図12】 外壁ボードの持上げ状態を示す側面図。
【図13】 外壁ボードの近接状態を示す側面図。
【図14】 外壁ボードを上下に積重ねた状態を示す側面図。
【符号の説明】
A…外壁ボード
B…保護シート
C…反転部
D…積重ね部
1…外壁材積重ね装置
2…第1コンベア
3…第2コンベア
4…反転機構
5…持上げ機構
6…供給機構
10…回転枠
12…受けベルト
13…保持パッド
28…吸着ユニット
29…吸着パッド
29a…吸気孔
30…吸気室
32…負圧発生装置
34…切換えボックス
35…吸気ダクト
39…ダンパー
46…昇降台
69…切断刃
71,72…挾持板

Claims (3)

  1. 凹凸形状又は扁平形状を有する方形板が上下に複数枚積重ねられる積重ね部に、該積重ね部に供給された方形板を持上げる持上げ手段と、
    上記積重ね部に供給される方形板と、上記持上げ手段により持上げられた方形板との対向面間に、該方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを供給する供給手段を設け、
    上記積重ね部に供給される方形板を持上げ手段で持上げる前に、該積重ね部に供給される方形板を上下両面が逆向きとなる状態に反転する反転手段を設け、
    上記反転手段により上下両面が逆向きとなる状態に反転した方形板を積重ね部に供給し、上記持上げ手段により反転済みの方形板を一旦持上げた後、上記持上げ手段により保持された反転済みの方形板と、上記積重ね部に供給される未反転の方形板の対向面間に、該方形板の対向面全体が覆われる大きさに形成したシートを上記供給手段で供給して、上記持上げ手段により保持した反転済みの方形板を、上記シートを介して上記積重ね部に供給された未反転の方形板に積重ねることを特徴とする
    方形板積重ね装置
  2. 上記持上げ手段を、上記積重ね部に供給された方形板を吸着保持する吸着子で構成すると共に、
    上記方形板に対して密着される吸着子の一部又は複数の吸着子に対して負圧を作用させる切換え手段を設けた
    請求項1記載の方形板積重ね装置。
  3. 上記持上げ手段により持上げられた方形板と、上記積重ね部に供給される方形板とを互いに重合される方向に相対移動する移動手段を設けた
    請求項1又は2記載の方形板積重ね装置。
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