JPH0736501A - 車載センサのフェール検出装置 - Google Patents

車載センサのフェール検出装置

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JPH0736501A
JPH0736501A JP5179643A JP17964393A JPH0736501A JP H0736501 A JPH0736501 A JP H0736501A JP 5179643 A JP5179643 A JP 5179643A JP 17964393 A JP17964393 A JP 17964393A JP H0736501 A JPH0736501 A JP H0736501A
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博樹 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準電圧をとるアース位置が車載センサとセ
ンサフェールを検出する車載コントローラとで離れてい
るレイアウトを持つ車載センサのフェール検出装置にお
いて、車載コントローラによる大電流負荷駆動時にセン
サフェールの誤検出を防止すること。 【構成】 車載センサaから出力されるアナログ信号が
正常判定範囲から外れている場合に車載センサaがフェ
ールであると検出する車載コントローラcのセンサフェ
ール検出回路fに、車載コントローラcによる大電流負
荷駆動時にセンサフェール検出を禁止するセンサフェー
ル検出禁止手段gを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準電圧をとるアース
位置が車載センサとセンサフェールを検出する車載コン
トローラとで離れているレイアウトを持つ車載センサの
フェール検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源電圧フェール検出回路として
は、例えば、特開昭59−213551号公報に記載さ
れているように、リトリガータイマを用いて、電源電圧
のレベルが上限値以上となったり下限値以下となった場
合、電源電圧が異常であると検出する回路が知られてい
る。
【0003】この技術を電圧値によるアナログ信号を出
力する車載センサ(例えば、スロットル開度センサ等)
にそのまま応用した場合、車載センサからの出力電圧レ
ベルが上限値以上となったり下限値以下となった場合、
車載センサが異常であると検出するセンサフェール検出
回路となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
載センサのフェール検出装置において、車載センサとセ
ンサフェールを検出するセンサフェール検出回路を有す
るコントローラとが車両前方と車両後方というように離
れた位置に設置されている場合、コントローラによる大
電流負荷駆動時に正常である車載センサがフェールであ
ると誤検出されることがある。
【0005】つまり、車載センサとコントローラとは基
準電圧をとるアース位置が離れているため、コントロー
ラ側での大電流負荷駆動時には、コントローラのアース
線が見かけ上の抵抗を持ち、この抵抗により基準電圧
(アース電圧)が本来の0ボルトから瞬間的に電圧レベ
ルが上昇し、基準電圧レベルの上昇が大きい場合、車載
センサからの出力電圧レベルが下限値以下と判断され、
車載センサがフェールであると誤検出される。
【0006】特に、車載センサが車両前方に配置される
スロットル開度センサであり、コントローラが車両後方
に配置されるアンチスキッドブレーキコントローラ(以
下、ABSコントローラ)である場合、ABS作動時に
は複数のABSソレノイドが同時に作動する場合が多く
て大電流負荷駆動となるし、スロットル開度センサから
は低スロットル開度であるABS作動時には低電圧の出
力となることで、スロットル開度センサがフェールであ
ると誤検出される可能性が非常に高くなる。
【0007】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、基準電圧をとるアー
ス位置が車載センサとセンサフェールを検出する車載コ
ントローラとで離れているレイアウトを持つ車載センサ
のフェール検出装置において、車載コントローラによる
大電流負荷駆動時にセンサフェールの誤検出を防止する
ことにある。
【0008】第2の目的とするところは、大電流負荷駆
動時かどうかの判断を要さずセンサフェールの誤検出を
防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため請求項1記載の車載センサのフェール検出装置で
は、図1のクレーム対応図に示すように、所定の物理量
をアナログ信号にて出力する車載センサaと、制御条件
が整った場合にはアクチュエータbに対して駆動電流を
出力する車載コントローラcを有し、前記車載センサa
の基準電圧をとる第1アースdと車載コントローラcの
基準電圧をとる第2アースeが離れた位置であり、前記
車載コントローラcには、車載センサaから出力される
アナログ信号が正常判定範囲から外れている場合に車載
センサaがフェールであると検出するセンサフェール検
出回路fを有する車載センサのフェール検出装置におい
て、前記センサフェール検出回路fに、車載コントロー
ラcによる大電流負荷駆動時にセンサフェール検出を禁
止するセンサフェール検出禁止手段gを設けたことを特
徴とする。
【0010】上記第2の目的を達成するため請求項2記
載の車載センサのフェール検出装置では、請求項1記載
の車載センサのフェール検出装置において、前記車載コ
ントローラcがアンチスキッドブレーキコントローラを
少なくとも含むコントローラであり、前記センサフェー
ル検出禁止手段gがアンチスキッドブレーキ作動中にセ
ンサフェール検出を禁止する手段であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0012】車載コントローラcによるアクチュエータ
bの非駆動時や低負荷駆動時には、センサフェール検出
回路fにおいて、所定の物理量をアナログ信号にて出力
する車載センサaから出力されるアナログ信号が正常判
定範囲内の場合には車載センサaがが正常と検出され、
正常判定範囲から外れている場合には車載センサaがフ
ェールであると検出される。
【0013】一方、車載コントローラcによるアクチュ
エータbの大電流負荷駆動時には、センサフェール検出
禁止手段gにおいて、センサフェール検出回路fによる
車載センサaのセンサフェール検出が禁止される。
【0014】したがって、車載コントローラcによるア
クチュエータbの大電流負荷駆動時には、車載センサa
と車載コントローラcの基準電圧をとる第1アースdと
第2アースeが離れた位置であることで、車載コントロ
ーラcのアース線が見かけ上の抵抗を持ち、この抵抗に
より基準電圧が上昇し、車載センサaの基準電圧とに差
が生じることにより、車載センサaからは正常な出力を
しているにもかかわらず車載コントローラcのセンサフ
ェール検出回路fによりセンサフェールであると誤検出
されるのが防止される。
【0015】請求項2記載の発明の作用を説明する。
【0016】低μ路制動時や急制動時等で車輪がロック
しそうな時、車載コントローラcであるアンチスキッド
ブレーキコントローラから角輪のアクチュエータbに対
して駆動指令が出力され、車輪ロックを抑制するアンチ
スキッドブレーキ作動が行なわれる。このアンチスキッ
ドブレーキ作動中は、大電流負荷駆動かどうかを判断す
ることなくセンサフェール検出禁止手段gにおいてセン
サフェール検出が禁止される。
【0017】したがって、アンチスキッドブレーキ作動
中は複数のアクチュエータbを同時に駆動させることが
多く必然的に大電流負荷駆動となる点に着目し、センサ
フェール検出禁止条件をアンチスキッドブレーキ作動中
という条件で置き換えることにより、大電流負荷駆動時
かどうかの判断を要さずセンサフェールの誤検出が防止
される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】まず、構成を説明する。
【0020】図2は本発明実施例の車載センサのフェー
ル検出装置が適用された車載電子制御系を示すブロック
図である。
【0021】図2において、1はスロットル開度センサ
(車載センサaに相当)、2はABS/ETSコントロ
ールユニット(車載コントローラcに相当)、3はAB
Sアクチュエータ(アクチュエータbに相当)、4は第
1アース、5は第2アース、6はバッテリ、7はECC
Sコントロールユニット、8は車輪回転センサ、9はG
センサ、10はABSアクチュエータリレー、11はA
BSモータリレー、12は4WAS警告灯、13はET
S油圧ユニット、14はETSアクチュエータリレー、
15はETSモータリレー、16は4WD警告灯、17
はフロントトルクメータである。
【0022】前記スロットル開度センサ1は、車両前方
に設置されるエンジンのスロットルバルブ開度を電圧値
により検出するセンサで、車両前方の第1アース4を基
準電圧として、スロットル開度の0%〜100%に比例
するスロットル開度電圧TVOとして0.5[V]〜4.
5[V]を出力する。
【0023】前記ABS/ETSコントロールユニット
2は、車両後方のトランクルーム内に設置され、アンチ
スキッドブレーキ制御(ABS制御)と前後輪トルクス
プリット制御(ETS制御)とを1つのユニットにて行
なうコントローラであり、波形整形回路2a,ABS用
マイクロコンピュータ2b,ETS用マイクロコンピュ
ータ2c,ABSソレノイド駆動回路2d,ABSソレ
ノイド駆動回路2e,ABSソレノイド駆動回路2f,
ABSフェールセーフ回路&リレー・モータ駆動回路2
g,ETSフェールセーフ回路&リレー・モータ駆動回
路2h,ETSソレノイド駆動回路2i,ETSトルク
メータ駆動回路2j,発光ダイオードkを有する。そし
て、前記ETS用マイクロコンピュータ2cには、車両
後方の第2アース5を基準電圧としてスロットル開度セ
ンサ1からのスロットル開度電圧TVOの監視によりセン
サフェールを検出するセンサフェール検出回路が内部回
路として組み込まれている。
【0024】前記ABSアクチュエータ3は、右前輪用
ABSソレノイド3aと、左前輪用ABSソレノイド3
bと、後輪用ABSソレノイド3cと、ABSモータ3
dとを有する。
【0025】前記バッテリ6は、ABS/ETSコント
ロールユニット2と共に車両後方のトランクルーム内に
設置されている。
【0026】前記ECCSコントロールユニット7は、
スロットル開度情報を含む入力情報に基づいて燃料噴
射,点火,アイドル回転等の電子制御を集中して行なう
エンジン集中電子制御システム(ECCS)のコントロ
ールユニットである。
【0027】前記車輪回転センサ8は、各輪の車輪則情
報をもたらすセンサで、前右車輪回転センサ8aと、前
左車輪回転センサ8bと、後右車輪回転センサ8cと、
後左車輪回転センサ8dを有する。
【0028】前記Gセンサ9としては、前後Gセンサ9
aと横Gセンサ9bを有する。
【0029】前記ETS油圧ユニット13は、ETSソ
レノイド13aとETSモータ13bを有する。
【0030】前記ABSアクチュエータリレー10,A
BSモータリレー11及び4WAS警告灯12は、AB
Sフェール検出時、前記ABSフェールセーフ回路&リ
レー・モータ駆動回路2gからの指令によりフェールセ
ーフ作動を行なう。
【0031】前記ETSアクチュエータリレー14,E
TSモータリレー15及び4WD警告灯16は、ETS
フェール検出時、前記ETSフェールセーフ回路&リレ
ー・モータ駆動回路2hからの指令によりフェールセー
フ作動を行なう。
【0032】前記フロントトルクメータ17は、車室内
のフロントパネルに設けられ、前輪側への伝達トルクを
指示支持するメータである。
【0033】次に、作用を説明する。
【0034】[センサフェール検出処理作動]図2はE
TS用マイクロコンピュータ2cに組み込まれているセ
ンサフェール検出回路により行なわれるセンサフェール
検出処理作動の流れを示すフローチャートで、以下、各
ステップについて説明する。
【0035】ステップ30では、スロットル開度電圧T
VOが読み込まれる。
【0036】ステップ31では、スロットル開度電圧T
VOが0[V]以下かどうかが判断される。
【0037】ステップ32では、スロットル開度電圧T
VOが5[V]以上かどうかが判断される。
【0038】ステップ33では、ステップ31でTVO≦
0もしくはステップ32でTVO≧5であると判断された
場合、ABSの作動・非作動を示すABSFLAGがA
BSFLAG=0かどうか、つまり、ABS非作動かど
うかが判断され、ABS作動中である場合には、ステッ
プ31,32のセンサフェール条件を満足する時であっ
てもステップ30へ戻る(センサフェール検出禁止手段
gに相当)。
【0039】ステップ34では、ステップ33でYe
s、つまり、ABS非作動と判断された場合、スロット
ル開度センサ1がフェールであると検出され、センサフ
ェール検出に基づいてフェールセーフ動作が実行され
る。
【0040】[ABS非作動時]ABS非作動時には、
ABS/ETSコントロールユニット2からABSアク
チュエータ3に対する駆動電流の出力がないことで、第
1アース4による基準電圧と同様に第2アース5による
基準電圧もほぼ0[V]となり、スロットル開度電圧T
VOの比較基準が同レベルとなる。
【0041】よって、スロットル開度センサ1が正常の
時には、図4に示すように、スロットル開度電圧TVOが
0.5〜4.5[V]であることで、図3のフローチャ
ートにで、ステップ30→ステップ31→ステップ32
の流れによりスロットル開度電圧TVOの監視が繰り返さ
れる。
【0042】そして、スロットル開度センサ1が何らか
の原因によりフェールとなった場合には、ステップ31
もしくはステップ32のフェール判断条件を満足するこ
とでステップ33へ進み、このステップ33ではABS
非作動時であることでYesと判断され、ステップ34
でスロットル開度センサ1のフェールが検出されると共
に、ETS制御を禁止して4WD警告灯16を点灯させ
る等の所定のフェールセーフ動作が実行されることにな
る。
【0043】[ABS作動中]ABS作動中には、AB
S/ETSコントロールユニット2からABSアクチュ
エータ3に対し大きな駆動電流が出力されることで、車
両前方の第1アース4による基準電圧はほぼ0[V]で
あるが、第2アース5による基準電圧はアース線が大電
流の印加により見かけ上の抵抗を持つことで、例えば、
瞬間的に0.5[V]以上に電圧が上昇し、スロットル
開度電圧TVOの比較基準となる基準電圧が、図4に示す
ように、第1アース基準電圧と第2アース基準電圧との
大きなレベル差が生じることになる。
【0044】よって、ABS/ETSコントロールユニ
ット2側でのセンサフェールの検出において、スロット
ル開度電圧TVOが0<TVO<5[V]である場合には、
図3のフローチャートで、ステップ30→ステップ31
→ステップ32の流れが繰り返され、スロットル開度電
圧TVOが0[V]以下と判断された場合には、図3のフ
ローチャートで、ステップ30→ステップ31→ステッ
プ33へと進み、ステップ33ではABS作動中である
ことでNoと判断され、ステップ34へ進むことなく、
ステップ30へと戻り、センサフェール検出が禁止され
る。
【0045】したがって、スロットル開度電圧TVOの監
視によりセンサフェールを検出する場合、スロットル開
度センサ1は正常であるにもかかわらず、ABS作動中
には、第1アース基準電圧と第2アース基準電圧とに大
きなレベル差が生じることにより、例えば、図4でスロ
ットル開度電圧TVOがAの範囲にある場合、第2アース
基準電圧との関係でTVO≦0と判断され、センサフェー
ルであると誤検出されることになるが、このように大電
流負荷駆動となる蓋然性の高いABS作動中にはセンサ
フェール検出を禁止するという検出処理法を採用するこ
とで、基準電圧にレベル差が生じる場合のセンサフェー
ルの誤検出が防止される。
【0046】次に、効果を説明する。
【0047】(1)基準電圧をとるアース位置がスロッ
トル開度センサ1の第1アース4とセンサフェールを検
出するABS/ETSコントロールユニット2の第2ア
ース5とで離れているレイアウトを持つ車載センサのフ
ェール検出装置において、ABS作動中はセンサフェー
ルの検出を禁止するようにしたため、ABS/ETSコ
ントロールユニット2からABSアクチュエータ3への
大電流負荷駆動を原因とするセンサフェールの誤検出を
防止することができる。
【0048】(2)センサフェールの検出禁止条件とし
て、ABS用マイクロコンピュータ2bからTCS用マ
イクロコンピュータ2cにもたらされるABS作動中情
報(ABSFLAG=1)を条件としたため、大電流負
荷駆動時かどうかの判断を要さない簡単な処理によりセ
ンサフェールの誤検出を防止することができる。
【0049】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0050】例えば、実施例では、車載センサとしてス
ロットル開度センサの例を示したが、アナログ信号を出
力するセンサであれば他のセンサにも適用できるのは勿
論である。
【0051】実施例では、車載コントローラとしてAB
S/ETSコントロールユニットの例を示したが、AB
S制御と差動制限力をクラッチ締結力により制御するL
SD制御とを兼ねるABS/LSDコントロールユニッ
トに対しても実施例をそのまま適用することができる。
さらに、車載コントローラとしては制御作動時にアクチ
ュエータに対し大電流負荷駆動を行なうようなコントロ
ーラであれば上記の例に限られるものではない。
【0052】実施例では、ABS作動中にセンサフェー
ルの検出を禁止する例を示したが、車載コントローラか
らアクチュエータに出力される駆動指令を監視し、大電
流負荷駆動時であるとの判断時にセンサフェールの検出
を禁止するような例としても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1記載の
本発明にあっては、基準電圧をとるアース位置が車載セ
ンサとセンサフェールを検出する車載コントローラとで
離れているレイアウトを持つ車載センサのフェール検出
装置において、車載センサから出力されるアナログ信号
が正常判定範囲から外れている場合に車載センサがフェ
ールであると検出する車載コントローラのセンサフェー
ル検出回路に、車載コントローラによる大電流負荷駆動
時にセンサフェール検出を禁止するセンサフェール検出
禁止手段を設けたため、車載コントローラによる大電流
負荷駆動時にセンサフェールの誤検出を防止することが
できるという効果が得られる。
【0054】請求項2記載の本発明にあっては、車載コ
ントローラをアンチスキッドブレーキコントローラを少
なくとも含むコントローラとし、センサフェール検出禁
止手段をアンチスキッドブレーキ作動中にセンサフェー
ル検出を禁止する手段としたため、大電流負荷駆動時か
どうかの判断を要さずセンサフェールの誤検出を防止す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載センサのフェール検出装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】実施例の車載センサのフェール検出装置が適用
された車載電子制御系を示すブロック図である。
【図3】実施例のETS用マイクロコンピュータに組み
込まれているセンサフェール検出回路により行なわれる
センサフェール検出処理作動の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】第1アースと第2アースによる基準電圧特性及
びスロットル開度センサから出力されるスロットル開度
電圧特性図である。
【符号の説明】
a 車載センサ b アクチュエータ c 車載コントローラ d 第1アース e 第2アース f センサフェール検出回路 g センサフェール検出禁止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の物理量をアナログ信号にて出力す
    る車載センサと、 制御条件が整った場合にはアクチュエータに対して駆動
    電流を出力する車載コントローラを有し、 前記車載センサの基準電圧をとる第1アースと車載コン
    トローラの基準電圧をとる第2アースが離れた位置であ
    り、 前記車載コントローラには、車載センサから出力される
    アナログ信号が正常判定範囲から外れている場合に車載
    センサがフェールであると検出するセンサフェール検出
    回路を有する車載センサのフェール検出装置において、 前記センサフェール検出回路に、車載コントローラによ
    る大電流負荷駆動時にセンサフェール検出を禁止するセ
    ンサフェール検出禁止手段を設けたことを特徴とする車
    載センサのフェール検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載センサのフェール検
    出装置において、 前記車載コントローラがアンチスキッドブレーキコント
    ローラを少なくとも含むコントローラであり、前記セン
    サフェール検出禁止手段がアンチスキッドブレーキ作動
    中にセンサフェール検出を禁止する手段であることを特
    徴とする車載センサのフェール検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101988518B1 (ko) * 2018-03-09 2019-09-30 주식회사 만도 차량 고장 판별 장치 및 차량 고장 판별 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101988518B1 (ko) * 2018-03-09 2019-09-30 주식회사 만도 차량 고장 판별 장치 및 차량 고장 판별 방법

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