JPH0735200B2 - 給液装置 - Google Patents

給液装置

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JPH0735200B2
JPH0735200B2 JP15188191A JP15188191A JPH0735200B2 JP H0735200 B2 JPH0735200 B2 JP H0735200B2 JP 15188191 A JP15188191 A JP 15188191A JP 15188191 A JP15188191 A JP 15188191A JP H0735200 B2 JPH0735200 B2 JP H0735200B2
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隆 山田
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株式会社新潟鉄工所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油槽所等に於てタンク
ローリに油種の異なる油を給油する給液装置に係り、特
に、給油作業とガスパージの実施に対する作業性の向上
と、ガスパージの完全実施を図った給液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タンクローリは最大6〜7個に
仕切られたタンク室を有するタンクを搭載し、油槽所等
の供給側貯蔵タンクからガソリン,灯油,軽油等油種の
異なる油を各タンク室に個別に給油した後、ガソリンス
タンド等の需要先までこれを搬送して油を需要先の受入
れ側貯蔵タンクである地下タンクへ荷卸ししている。
【0003】而して、タンクローリのタンク室へ給油す
る際に、或るタンク室に於ける前回の積荷油種とこれか
ら積み込もうとする油種が異なる場合には、給油に先立
ちガスパージを行ってタンク室内のガスを除去する必要
がある。何故ならば、例えばガソリンの次に灯油が給油
されると、ガソリン蒸気が希薄され引火し易くなり、静
電気等の火花により着火する場合があるからである。
【0004】そのため、従来では、レギュラーガソリン
とハイオクガソリンのグループ及び灯油と軽油のグルー
プとに分け、各グループ内ではガスパージを行わない
が、上述の如くガソリンの荷卸し後に灯油を給油する場
合のようにグループが異なる場合には、給油に先立ち特
公平1−46395号公報に開示されるようなガスパー
ジ装置を用いて、タンク室のガスパージを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記特公平
1−46395号公報に開示されたガスパージ装置を始
め、従来の多くのガスパージ装置は油槽所内の給油エリ
アから離れた場所に設置されているため、ガスパージの
ためにタンクローリをガスパージエリアまでわざわざ移
動させなければならなかった。
【0006】又、ガスパージ装置が給油エリアに設置さ
れている場合でも、従来ではガスパージ用のローディン
グアームと給油用のローディングアームが異なるため、
給油とガスパージの作業が繁雑で作業性に問題があっ
た。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、タンクローリのタンク室に給油を行うに当たり、給
油作業とガスパージの実施に対する作業性の向上を図っ
た給液装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明に係る給液装置は、複数の油種が収容された
供給側貯蔵タンク側に、油の積込み予定の複数のタンク
ローリ中で一台のタンクローリが保有しているタンク室
数の最大数と同数基設置されたローディングアームと、
各供給側貯蔵タンクと各ローディングアームとのライン
上に装着された流量計及び荷役弁と、各ローディングア
ームと各荷役弁との間のライン上に装着され、各ローデ
ィングアームへのラインを開閉する制御弁と、分岐ライ
ンを介して各ラインの制御弁と荷役弁との間に接続さ
れ、各ラインを連通させるバイパスラインと、各分岐ラ
イン毎に装着されて該分岐ラインを開閉する制御弁と、
上記バイパスラインに接続されたガスパージラインと、
該ガスパージライン上に装着されたブロワ及び該ブロワ
の上流側のガスパージラインに装着された制御弁とから
なるガスパージ手段と、油の積込み予定のタンクローリ
の車番毎のタンク室配列に従って積込み予定の油種と積
込み量とのタンクデータを入力する入力手段と、油の積
込み予定のタンクローリ毎の車番,各タンクローリのタ
ンク室配列及びタンク室容量等のタンク構成、並びに上
記入力手段からの積込み予定のタンクデータとタンク室
毎の前回のタンクデータとを記憶する記憶手段と、ロー
ディングアームとタンク室との接続数を判断するローデ
ィングアーム接続数判断手段と、積込みを行うタンクロ
ーリの車番を確認する車番確認手段と、車番確認手段で
確認された車番から、ローディングアーム接続数判断手
段で判断されたタンク室へのローディングアームの接続
数と上記記憶手段のタンクデータのタンク室の数とを比
較し、接続したローディングアームの数とタンクデータ
内のタンク室の数が一致しているときに荷役許可信号を
発する荷役許可判断手段と、上記両タンクデータに基づ
く各タンク室の積込み予定の油種と各タンク室の前回の
積荷油種とを比較し、ガスパージを必要とするときにガ
スパージ指令信号を発する判別手段と、荷役許可判断手
段及び判別手段からの信号を入力して、上記ガスパージ
ライン上の制御弁を開制御してブロワを駆動させ、且つ
ガスパージが必要なタンク室のバイパスラインに到るラ
イン上の上記制御弁を開制御してガスパージを行わせる
と共に、ガスパージ終了後に、目的とするタンク室へ目
的とする油が給液されるように上記各荷役弁と制御弁を
開閉制御する制御手段と、を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、ローディングアームを1本宛
タンク室に接続すると、ローディングアーム接続数判断
手段でタンク室に接続されたローディングアームの数が
判断され、その結果が荷役許可判断手段に送られる。そ
して、荷役許可判断手段では、車番確認手段で確認され
た車番から、ローディングアーム接続数判断手段で判断
されたタンク室へのローディングアームの接続数と今回
の積込み予定のタンクデータ内のタンク室の数とを比較
し、接続されたローディングアームの数とタンクデータ
内のタンク室の数が一致しているか否かを判断する。
【0010】そして、その数が一致したときに、荷役許
可判断手段から制御手段に荷役許可信号が発せられ、そ
して、制御手段は荷役弁と制御弁の開閉制御を行ってタ
ンクデータに応じた各タンク室への給油が行われること
となる。
【0011】又、荷役許可判断手段での上記判断と同時
に、判別手段では、記憶手段からタンクローリの今回の
積込み予定のタンクデータと前回のタンクデータを基
に、各タンク室の積込み予定の油種と前回の積荷油種と
を比較し、ガスパージが必要であるか否かを判別する。
そして、ガスパージを必要と判別したときには、ガスパ
ージ指令信号を制御手段に発する。
【0012】そして、制御手段は、荷役許可判断手段か
ら荷役許可信号が発せられると、記憶手段に記憶されて
いるタンク室毎のタンクデータから目的とするタンク室
へ目的とする油種が供給されるように各荷役弁や制御弁
を開閉制御するが、上記判別手段からガスパージ指令信
号が入力したときは、斯かる制御に先立ち、ガスパージ
装置によって所望のタンク室のガスパージを行う。
【0013】そして、ガスパージの終了後、制御手段は
記憶手段に記憶されているタンクデータから、目的とす
るタンク室へ目的とする油種が供給されるように各荷役
弁と制御弁の開閉制御を行ない、給油作業がなされるこ
ととなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1乃至図6は本発明の一実施例に係る給液
装置を示し、図1に於て、1は油槽所3の敷地内に設け
たラックで、ラック1上には、一般にタンクローリ中最
大のタンク室数を有する20キロリットルタンクローリ
5のタンク室数と同数の6基のローディングアーム7,
9,11,13,15,17が設置されており、該ロー
ディングアーム7,9,11,13,15,17は、タ
ンクローリ5の運転室19側から順に、第1ローディン
グアーム,第2ローディングアーム,・・・第6ローデ
ィングアームというように番号が付されている。尚、各
ローディングアーム7,9,11,13,15,17
は、周知のローディングアームと構造的に同一である。
【0015】そして、図1及び図2に示すように、第1
ローディングアーム7は、ハイオクガソリンが収容され
た供給側貯蔵タンクからのパイプライン21とライン2
3で結ばれており、そのライン23上には、上流側から
順に流量計25,荷役弁27,制御弁29が装着されて
いる。同様に、第2ローディングアーム9は、レギュラ
ーガソリンが収容された供給側貯蔵タンクからのパイプ
ライン31とライン33で結ばれており、ライン33上
には、流量計35,荷役弁37,制御弁39が上流側か
ら順に装着されている。
【0016】又、第3,第4ローディングアーム11,
13は、軽油が収容された供給側貯蔵タンクからのパイ
プライン41と、下流側が二股に別れたライン43を介
して結ばれており、そのライン43上には、上流側から
順に流量計45と荷役弁47が、そして、二股に別れた
第3ローディングアーム11へのライン43aと、第4
ローディングアーム13へのライン43bに、夫々、制
御弁49,51が装着されている。同様に、第5,第6
ローディングアーム15,17は、灯油が収容された供
給側貯蔵タンクからのパイプライン53と、下流側が二
股に別れたライン55を介して結ばれており、そのライ
ン55上にも、上流側から順に流量計57と荷役弁59
が、そして、二股に別れた第5ローディングアーム15
へのライン55aと、第6ローディングアーム17への
ライン55bに、夫々、制御弁61,63が装着されて
いる。
【0017】そして、上記各ライン23,33,43,
55は、バイパスライン65を介して夫々が連通した構
造となっている。即ち、各ライン23,33,43,5
5に装着した荷役弁27,37,47,59の下流側
に、夫々、分岐ライン67,69,71,73を介して
バイパスライン65が接続されており、又、各分岐ライ
ン67,69,71,73には、夫々、制御弁75,7
7 79 81が装着されている。そして、例えば、第
1ローディングアーム7にハイオクガソリンを給液する
には、制御弁29を開放して制御弁75を閉鎖しておい
て荷役弁27を開放すれば、パイプライン21からライ
ン23を介してハイオクガソリンが第1ローディングア
ーム7に給液され、又、第2ローディングアーム9にハ
イオクガソリンを給液するには、制御弁75,77,3
9を開放し、そして、荷役弁37と制御弁29,79,
81を閉鎖した状態で荷役弁27を開放すれば、パイプ
ライン21からライン23→分岐ライン67→バイパス
ライン65→分岐ライン69→ライン33を経て、ハイ
オクガソリンが第2ローディングアーム9に給液される
ようになっている。 更に、図に示すように、上記バイ
パスライン65にはガスパージライン83が接続され、
該ガスパージライン83上に制御弁85とブロワ87と
からなるガスパージ装置89が装着されている。又、ガ
スパージライン83の吐出側83aは安全な場所まで延
びて開口しているか、又は図示しないガス処理装置に連
結されている。そして、例えば、上記制御弁29,7
5,85を開放し、荷役弁27と制御弁77,79,8
1を夫々閉じてブロワ87を駆動させれば、第1ローデ
ィングアーム7が接続されたタンク室のガスパージが行
えるようになっている。
【0018】図3及び図4は本実施例に係る給液装置の
全体構成を示し、油槽所3の事務所91内には油槽所3
の全体を管理するホストコンピュータ93が設置され、
該ホストコンピュータ93はその端末装置として入力装
置95を有し、入力装置95には、図5に示すように車
番読取手段97が設けられている。又、図4に示すよう
に油槽所3内の出荷施設99には、ローカルコンピュー
タ101を有する出荷制御装置が設置されている。
【0019】上記ホストコンピュータ93のROM10
3には、タンクローリの車番毎のタンク構成が記憶され
ている。例えば、車番001のタンクローリ5のタンク
室数は6室で、運転室19側からタンク番号が付された
第1タンク室105,第2タンク室107,第3タンク
室109,第4タンク室111の容量は夫々4キロリッ
トル、そして、第5タンク室113と第6タンク室11
5の容量は2キロリットルというデータが記憶されてい
る。
【0020】又、ホストコンピュータ93のRAM15
7には、各タンクローリ毎に、各々のタンク室構成(タ
ンク室番号とタンク容量)とこれから積み込まれる予定
の油種及び予定積込量のタンクデータが対応して書き込
み可能となっている。
【0021】例えば車番001のタンクローリ5の場合
には、タンクNO.1に相当する第1タンク室105にはハ
イオクガソリンが積み込まれる予定になっており、その
予定積込量は4キロリットルである。同様に、タンクN
O.2に相当する第2タンク室107及びタンクNO.3に相
当する第3タンク室109にはレギュラーガソリンが夫
々4キロリットル、タンクNO.4に相当する第4タンク室
111には軽油が4キロリットル、タンクNO.5に相当す
る第5タンク室113には軽油が2キロリットル、タン
クNO.6に相当する第6タンク室115には灯油が2キロ
リットル積み込まれる予定になっている。尚、図中、軽
は軽油、灯は灯油、RGはレギュラーガソリン、HGは
ハイオクガソリンを示す。
【0022】而して、これらのタンクデータの書込み
は、例えば給油予定の前日に操作者が車番001の車番
カード117を入力装置95に挿入して、給油すべきタ
ンクローリ5の車番を車番読取手段97に読み取らせれ
ば、ROM103からタンクローリ5のタンク構成がR
AM157上に取り込まれるようになっている。従っ
て、斯かる状態で操作者が入力装置95をキー操作し
て、タンク室毎の予定の油種と予定積込量を書き込めば
よい。そして、例えば、給油当日にタンクローリ5の運
転者が入力装置95に車番カード117を挿入すると、
給油伝票119が保管用の記録として出力するようにな
っている。尚、給油当日にタンクデータの書込み及び給
油伝票の発行を同時に行ってもよい。又、タンクデータ
の書込みは、給油予定の全てのタンクローリに対してタ
ンクデータを書き込むことができるようになっている
が、この場合、積込量はROM103に記憶されたタン
ク室容量を越えて入力ができないようになっている。
【0023】又、図示しないがホストコンピュータ93
の他のRAMには、車番毎に前回の給油の際に書き込ま
れたタンクデータが記憶されるようになっており、RA
M157上に同時に表示されるようになっている。
【0024】一方、図6に示すように、ローカルコンピ
ュータ101の入力側には、流量計25,35,45,
57とアース接続センサ121,ローディングアーム接
続センサ123,オーバーフローセンサ125,入力・
記憶情報読取手段127、そして、車番確認手段129
が接続されると共に、出力側には弁開閉駆動装置131
を備えた荷役弁27,37,47,59と制御弁29,
39,49,51,61,63,75,77,79,8
1とガスパージ装置89の制御弁85、そして、ブロワ
87が接続されている。
【0025】アース接続センサ121は、タンクローリ
5側のアースコネクタの接続を検出し、ローディングア
ーム接続センサ123は各ローディングアーム7,9,
11,13,15,17とタンク室105,107,1
09,111,113,115との接続の有無を検出す
るものである。図示しないが、このローディングアーム
接続センサ123は、各ローディングアームのドロップ
パイプの上方に取り付けられた光センサから構成されて
おり、給液ハッチがローディングアーム接続センサ12
3に近づくことにより、光センサから発光した光がハッ
チに反射して返ってくる光を捕らえて信号を出すもので
ある。
【0026】又、上記オーバーフローセンサ125は、
油の出荷時にタンクローリ5の各タンク室105,10
7,109,111,113,115内の所定位置に装
着されて積み込まれる油の液面を検出し、荷役弁27,
37,47,59等の故障時等によって液面が基準値を
超えたとき、異常供給を検出するものである。
【0027】車番確認手段129は、給油当日にタンク
ローリ5の運転者がタンクローリ5を出荷施設99まで
運転して車番カード117を該車番確認手段129に挿
入すると、車番カード117からタンクローリ5の車番
を確認して、出荷施設99に入車したタンクローリ5の
タンクデータをホストコンピュータ93に要求する。そ
して、ホストコンピュータ93から入力・記憶情報読取
手段127を介して、タンクローリ5のタンク構成や今
回の積込み予定のタンクデータ、そして、タンクローリ
5の前回のタンクデータがローカルコンピュータ101
内の記憶手段133に記憶されるようになっている。
【0028】次に、ローカルコンピュータ101の構成
を説明すると、ローカルコンピュータ101は、アース
接続判断手段135,ローディングアーム接続判断手段
137,オーバーフローセンサ作動判断手段139,荷
役許可判断手段141,判別手段143,制御手段14
5,ローディングアーム接続数判断手段147、そし
て、上記記憶手段133とで構成されている。
【0029】上記アース接続判断手段135はアース接
続センサ121からの信号が入力されてアースの接続の
有無を判断し、又、ローディングアーム接続判断手段1
37は、ローディングアーム接続センサ123からの信
号に基づきローディングアームとタンク室との接続の有
無を判断し、その結果をローディングアーム接続数判断
手段147に出力するようになっている。そして、ロー
ディングアーム接続数判断手段147では、その信号を
基に、タンク室に接続されたローディングアームの数を
判断する。
【0030】又、オーバーフローセンサ作動判断手段1
39は、オーバーフローセンサ125からの信号に基づ
きタンクローリ5の各タンク室105,107,10
9,111,113,115に供給された油の液面レベ
ルが基準を超えているか否かを判断する。
【0031】そして、荷役許可判断手段141に於て
は、車番確認手段129で確認された車番から、ローデ
ィングアーム接続数判断手段147で判断されたタンク
室へのローディングアームの接続数と記憶手段133内
の今回積込み予定のタンクデータのタンク室の数とを比
較し、接続されたローディングアームの数とタンクデー
タ内のタンク室の数が一致しているときに、荷役許可信
号を制御手段145に発するようになっている。尚、ア
ースが接続されていないときは、アース接続判断手段1
35からの信号によって荷役許可判断手段141は荷役
許可信号を発することはない。又、油の積込みが行われ
ている時にオーバーフローセンサ作動判断手段139か
らオーバーフローであるとの信号を入力すると、指令を
制御手段145に送って制御弁29等を閉じさせるよう
になっている。
【0032】又、荷役許可判断手段141による上記判
断と同時に、判別手段143では、記憶手段133から
タンクローリ5の今回の積込み予定のタンクデータと前
回のタンクデータを基に、各タンク室の積込み予定の油
種と前回の積荷油種とを比較し、ガスパージを必要と判
別したときに、ガスパージ指令信号を制御手段145に
発するようになっている。この場合、本実施例に於て
も、従来と同様、レギュラーガソリンとハイオクガソリ
ンのグループ及び灯油と軽油のグループとに分け、例え
ばガソリンの後に灯油を給油するようにグループが異な
る場合にガスパージが必要であるとして、判別手段14
3がガスパージ指令信号を発するようになっている。
【0033】そして、制御手段145は、荷役許可判断
手段141から荷役許可信号が発せられると、記憶手段
133に記憶されているタンク室毎のタンクデータから
目的とするタンク室へ目的とする油種が供給されるよう
に、制御弁29,39,49,51,61,63,7
5,77,79,81と各荷役弁27,37,47,5
9との開閉を制御するが、上記判別手段143からガス
パージ指令信号が入力したときは、斯かる制御に先立
ち、所望のタンク室のガスパージを行うようになってい
る。
【0034】例えば、車番001のタンクローリ5の今
回の積込み予定のタンクデータでは、第6タンク室11
5へは灯油2リットルが予定されている。ところが、前
回のタンクデータから第6タンク室115にはハイオク
ガソリンが積み込まれていた場合、ガスパージを行わず
に第6タンク室115に灯油を直接給油するのは危険で
ある。
【0035】そのため、制御手段145は、上記制御弁
63,81とガスパージライン83上の制御弁85を開
放すると共に、ブロワ87を駆動させて、第6タンク室
115に挿入した第6ローディングアーム17から第6
タンク室115内のガソリン蒸気を、ライン55b→分
岐ライン73→ガスパージライン83→ガスパージライ
ン83の吐出側83aを経て外部に排出するようになっ
ている。尚、このガスパージ作業は、各制御弁29,3
9,49,51,61,63,75,77,79,8
1,85を開閉制御して、複数個のタンク室のガスパー
ジを同時に行うことができるようになっている。
【0036】そして、予め設定された所要時間が経過し
た所で、制御手段145はガスパージ完了信号を受け
て、記憶手段133に記憶されているタンクデータから
目的とするタンク室へ目的とする油種が供給されるよう
に制御弁29,39,49,51,61,63,75,
77,79,81の開閉を制御し、該制御弁29等の開
閉作動終了後、荷役弁27,37,47,59が夫々開
閉するようになっている。
【0037】例えば、RAM157のタンクデータに従
ってタンクローリ5の各タンク室105,107,10
9,111,113,115に給油を行う場合、各荷役
弁27,37,47,59と制御弁29,39,49,
51,61,63,75,77,79,81の開閉制御
パターンは次の各表に記載の如くである。尚、各表中、
数字は図中の各符号を示す。
【0038】 尚、上記流量計25,35,45,57は夫々が装着さ
れたライン23,33,43,55を通過した油の流量
を逐次測定して制御手段145に送っており、該制御手
段145は、記憶手段133に記憶された積込量に達す
ると所定の荷役弁27,37,47,59を閉じさせて
給油を終了するようになっている。その他、図4中、1
49はハイオクガソリンが収容された供給側貯蔵タンク
である。
【0039】本実施例に係る給液装置はこのように構成
されており、次に、タンクデータに従って車番001の
タンクローリ5に給油を行う場合を、図7乃至図9のフ
ローチャートに従って説明する。
【0040】先ず、例えば給油予定の前日に、操作者が
翌日の給油予定の複数台のタンクローリ毎の予定油種と
予定積込量をRAM157に書き込むため、タンクロー
リ5の車番カード117を入力装置95に挿入して、タ
ンクローリ毎の車番を車番読取手段97で読み取らせる
(ステップS1)。すると、ROM103から車番毎の
タンク構成がRAM157上に取り込まれるから(ステ
ップS2)、斯かる状態で操作者が入力装置95をキー
操作すれば、車番毎にタンク室毎のタンクデータ(予定
油種と予定積込量)がRAM157に書き込まれること
となる(ステップS3)。
【0041】そして、給油当日に例えば車番001のタ
ンクローリ5の運転者が入力装置95に車番カード11
7を挿入すると、給油伝票119が保管用の記録として
出力される(ステップS4)。その後、運転手は事務所
91からタンクローリ5を運転して油槽所3の出荷施設
99に運送し、該出荷施設99でアースコネクタを所定
箇所に接続してタンクローリ5のアースを行う(ステッ
プS5)。そして、運転手は車番確認手段129に車番
カード117を挿入して自分のタンクローリ5の車番を
確認させる(ステップS6)と、ローカルコンピュータ
101は出荷施設99に於けるタンクローリ5の今回の
積込み予定のタンクデータと前回のタンクデータとをホ
ストコンピュータ93に要求し(ステップS7)、そし
て、入力・記憶情報読取手段127によりホストコンピ
ュータ93内の各タンクデータがローカルコンピュータ
101の記憶手段133に記憶される(ステップS
8)。
【0042】次いで、従来と同様、各ローディングアー
ム7,9,11,13,15,17の先端には夫々ドロ
ップパイプを連結しており、タンクローリ5の運転室1
9側から順に、第1ローディングアーム7,第2ローデ
ィングアーム9,・・・第6ローディングアーム17の
各ドロップパイプを第1タンク室105,第2タンク室
107,・・・第6タンク室115内に1本宛挿入し
て、各ローディングアームを各タンク室に接続する(ス
テップS9)。
【0043】上述したように、ローディングアームとタ
ンク室との接続は、ローディングアーム接続センサ12
3で検知されてその信号がローディングアーム接続判断
手段137に入力して接続の有無が判断された後、ロー
ディングアーム接続数判断手段147でタンク室に接続
されたローディングアームの数が算出されることとなる
(ステップS10)。
【0044】そして、荷役許可判断手段141では、上
記車番確認手段129で確認された車番、即ち、タンク
ローリ5の車番001から、ローディングアーム接続数
判断手段147で判断されたタンク室へのローディング
アームの接続数と、上記記憶手段133のタンクデータ
のタンク室の数とを比較し、接続されたローディングア
ームの数とタンクデータ内のタンク室の数が夫々6本と
6個で一致しているか、又、アース接続判断手段135
からの判断結果を基にアースが接続されているか否かの
荷役許可の判定を行う(ステップS11)。
【0045】而して、ステップS11で「YES」と判
断されると、荷役許可判断手段141から制御手段14
5に荷役許可信号が発せられる(ステップS12)。一
方、荷役許可判断手段141による上記判断と同時に、
判別手段143では、記憶手段133からタンクローリ
5の今回の積込み予定のタンクデータと前回のタンクデ
ータを基に、各タンク室の積込み予定の油種と前回の積
荷油種とを比較し、上述したように、例えば前回ガソリ
ンを積み込んでいたタンク室に今回灯油を給油するとい
った具合にグループの異なった油種が給油されるか否か
を判定する(ステップS13)。
【0046】そして、ステップS13でガスパージを必
要と判別したときには、ステップS14に進んで給油作
業に先立ち、先ず、ガスパージが行われる。上述の例を
繰り返すと、例えば、車番001のタンクローリ5の今
回の積込み予定のタンクデータでは、第6タンク室11
5へは灯油2リットルが予定されている。ところが、前
回のタンクデータから第6タンク室115にはハイオク
ガソリンが積み込まれていた場合、ガスパージを行わず
に第6タンク室115に灯油を直接給油するのは危険で
ある。
【0047】そのため、制御手段145は、上記制御弁
63,81とガスパージライン83上の制御弁85を開
放すると共に、ブロワ87を駆動させて、第6タンク室
115に挿入した第6ローディングアーム17から第6
タンク室115内のガソリン蒸気を、ライン55b→分
岐ライン73→ガスパージライン83→ガスパージライ
ン83の吐出側83aを経て外部に排出することとな
る。尚、このガスパージ作業は、他のタンク室でもガス
パージが必要である場合には、各制御弁29,39,4
9,51,61,63,75,77,79,81,85
を開閉制御してガスパージを同時に行ってもよい。
【0048】そして、所定時間が経過してガスパージが
終了すると、或いは又、上記ステップS13に於てガス
パージは不要であると判定されると、制御手段145は
次に、上記表1に基づく開閉制御パターンによって、各
タンク室105,107,111,115への給油を行
うこととなる(ステップS15)。尚、本実施例で3回
の給油を要するのは、例えば1回目の給油の際に第3タ
ンク室109へレギュラーガソリンを給油しようとして
も、ラインライン43a,43bとの合流部にはライン
43から第4ローディングアーム13へ軽油が流れてお
り、第3タンク室109へと第4タンク室111への給
油が同時に行えないからである。
【0049】そして、流量計25,35,45,57は
各ライン23,33,43,55を通過した油の流量を
逐次測定してその信号を制御手段145に出力してお
り、該制御手段145はその信号を基に記憶手段133
に記憶された今回の積込量に達すると、所定の荷役弁2
7,37,47,59を閉じて1回目の給油を終了する
が、この給油時にはオーバーフローセンサ125が機能
しており(ステップS16)、オーバーフローセンサ作
動判断手段139からオーバーフローであるとの異常信
号を入力すると、制御手段145は荷役弁27や制御弁
29等を閉じさせて異常箇所の給油を停止する(ステッ
プS17)。又、オーバーフローの異常がない場合に
は、1回目の給油が終了し(ステップS18)、次い
で、2回目,3回目の給油の開始,終了を上記表2,3
に基づく開閉制御パターンによって行うこととなる(ス
テップS19)。
【0050】尚、この場合に於ても、オーバーフローセ
ンサ125が機能しており、オーバーフローセンサ作動
判断手段139からオーバーフローであるとの異常信号
を入力すると、制御手段145は制御弁49等を閉じさ
せて異常箇所の給油を停止する。
【0051】そして、全ての給油作業を終えたところ
で、各ローディングアーム7,9,11,13,15,
17を各タンク室105,107,109,111,1
13,115から取り外してラック1上に収容し、又、
アースコネクタを取り外せばよい(ステップS20)。
【0052】又、上記ステップS11で「NO」と判定
された場合には、荷役許可判断手段141から荷役許可
が下りず、荷役弁や制御弁は閉状態が維持されることと
なる(ステップS21)。
【0053】そして、次の給油予定の例えば車番002
のタンクローリの運転者が、上記タンクローリ5への給
油作業と同様な工程を経て、タンクデータに従った給油
作業を行えばよい。
【0054】このように、本実施例は、最初にローディ
ングアーム7,9,11,13,15,17を、1本宛
タンクローリ5のタンク室105,107,109,1
11,113,115の全数に同時に接続しておけば、
制御手段145による荷役弁27,37,47,59と
制御弁29,39,49,51,61,63,75,7
7,79,81の開閉制御によってタンクデータに従っ
た給油がライン23,33,43,55やバイパスライ
ン65,分岐ライン67,69,71,73を介して行
えるので、従来の如く各油種毎に個別に設置したローデ
ィングアームを各タンク室へ接続し、荷役し、切り離
し、そして、ラック上へ格納するといった作業を頻繁に
繰り返す必要がなくなった。
【0055】而も、本実施例によれば、ハッチ毎に設け
た被検出具とローディングアーム毎に設けた検出器とを
夫々接続するといった従来の煩雑な作業も必要なくなる
ことも相俟って、従来に比し給油の作業性が飛躍的に向
上すると共に、予め設定したタンクデータに従って自動
的に給油でき、人為的なミスがなく安全に給油できるこ
ととなった。そして、本実施例によれば、3〜4油種の
同時荷役が可能となるため、従来に比し同時積込みタン
ク室が増加して、より効率的に給油ができる利点も有す
る。
【0056】又、本実施例によれば、最初にローディン
グアーム7,9,11,13,15,17を、1本宛タ
ンクローリ5のタンク室105,107,109,11
1,113,115の全数に同時に接続しておけば、制
御手段145による上記制御弁29,39,49,5
1,61,63,75,77,79,81やガスパージ
ライン83上の制御弁85の開閉制御によって、タンク
室105,107,109,111,113,115内
のガスパージが行えるので、従来の如く油槽所内の給油
エリアから離れたガスパージエリアまでガスパージのた
めにタンクローリをわざわざ移動させる必要がなく、
又、ガスパージ装置が給油エリアに設置された従来例に
比しても、従来の如くガスパージ用のローディングアー
ムと給油用のローディングアームを別個に操作するとい
った作業が不要となった。
【0057】従って、本実施例によれば、タンクローリ
5の各タンク室105,107,109,111,11
3,115に給油を行うに当たり、従来に比し給油作業
とガスパージの実施に対する作業性の向上が図られるこ
ととなった。
【0058】尚、上記ROM103に記憶させたタンク
構成や、RAM157に書き込むタンクデータは上記実
施例のものに限定されるものではないことは勿論であ
り、又、ローディングアームに比しタンクローリのタン
ク室が少ないときには、運転席側から順にローディング
アームをタンク室に接続して、残ったローディングアー
ムはラック上に収納状態としておけばよい。
【0059】又、上記実施例はタンクローリの上部から
荷役するトップローディング方式に本発明を適用した
が、タンクローリの下部より荷役する所謂ボトムローデ
ィング方式にも適用できることは勿論である。
【0060】更に、上記実施例では、ローディングアー
ムとタンク室との接続センサに光センサを用いたが、給
油ハッチが近ずくことにより静電容量の変化や磁界の変
化を捕らえて信号を出す近接スイッチ等を使用してもよ
い。
【0061】又、上記実施例ではブロワ87でガソリン
蒸気等を吸引して外部に排出したが、N2 ガスを各タン
ク室105,107,109,111,113,115
内に注入してもよく、斯かる構造によっても、上記実施
例と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来の如く各油種毎に個別に設置したローディングアーム
を各タンク室へ接続し、荷役し、切り離し、そして、ラ
ック上へ格納するといった危険性を伴うタンクローリ上
での作業を頻繁に繰り返す必要がなくなり、而も、本発
明によれば、ハッチ毎に設けた被検出具とローディング
アーム毎に設けた検出器とを夫々接続するといった従来
の煩雑な作業も必要なくなることも相俟って、従来に比
し給油の作業性が飛躍的に向上すると共に、予め設定し
たタンクデータに従って自動的に給油でき、人為的な間
違いがなく安全に給油できることとなった。
【0063】又、本発明によれば、3〜4油種の同時荷
役が可能となるため、従来に比し同時積込みタンク室が
増加して、より効率的に給油ができる利点も有する。更
に、本発明によれば、最初にローディングアームを1本
宛タンクローリのタンク室の全数に同時に接続しておけ
ば、ガスパージ装置の制御によってタンク室内のガスパ
ージが行えるので、従来の如く油槽所内の給油エリアか
ら離れたガスパージエリアまでガスパージのためにタン
クローリをわざわざ移動させる必要がなく、又、ガスパ
ージ装置が給油エリアに設置されている従来例に比して
も、従来の如くガスパージ用のローディングアームと給
油用のローディングアームを別個に操作するといった作
業が不要となり、その結果、タンクローリに給油を行う
に当たり、給油作業とガスパージの実施に対する作業性
の向上が図られることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る給液装置を備えた油槽
所の概略斜視図である。
【図2】各ラインの拡大斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る給液装置のホストコン
ピュータ側の全体構成図である。
【図4】本発明の一実施例に係る給液装置のローカルコ
ンピュータ側の全体構成図である。
【図5】給液装置の制御を行うホストコンピュータのブ
ロック図である。
【図6】給液装置の制御を行うローカルコンピュータの
ブロック図である。
【図7】制御手段による制御の手順を示すフローチャー
トである。
【図8】制御手段による制御の手順を示すフローチャー
トである。
【図9】制御手段による制御の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ラック 3 油槽所 5 タンクローリ 7 第1ローディングアーム 9 第2ローディングアーム 11 第3ローディングアーム 13 第4ローディングアーム 15 第5ローディングアーム 17 第6ローディングアーム 23,33,43,55 ライン 25,35,45,57 流量計 27,37,47,59 荷役弁 29,39,49,51,61,63,75,77,7
9,81,85 制御弁 65 バイパスライン 67,69,71,73 分岐ライン 83 ガスパージライン 87 ブロワ 89 ガスパージ装置 93 ホストコンピュータ 101 ローカルコンピュータ 105 第1タンク室 107 第2タンク室 109 第3タンク室 111 第4タンク室 113 第5タンク室 115 第6タンク室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の油種が収容された供給側貯蔵タン
    ク側に、油の積込み予定の複数のタンクローリ中で一台
    のタンクローリが保有しているタンク室数の最大数と同
    数基設置されたローディングアームと、各供給側貯蔵タ
    ンクと各ローディングアームとのライン上に装着された
    流量計及び荷役弁と、各ローディングアームと各荷役弁
    との間のライン上に装着され、各ローディングアームへ
    のラインを開閉する制御弁と、分岐ラインを介して各ラ
    インの制御弁と荷役弁との間に接続され、各ラインを連
    通させるバイパスラインと、各分岐ライン毎に装着され
    て該分岐ラインを開閉する制御弁と、上記バイパスライ
    ンに接続されたガスパージラインと、該ガスパージライ
    ン上に装着されたブロワ及び該ブロワの上流側のガスパ
    ージラインに装着された制御弁とからなるガスパージ手
    段と、油の積込み予定のタンクローリの車番毎のタンク
    室配列に従って積込み予定の油種と積込み量とのタンク
    データを入力する入力手段と、油の積込み予定のタンク
    ローリ毎の車番,各タンクローリのタンク室配列及びタ
    ンク室容量等のタンク構成、並びに上記入力手段からの
    積込み予定のタンクデータとタンク室毎の前回のタンク
    データとを記憶する記憶手段と、ローディングアームと
    タンク室との接続数を判断するローディングアーム接続
    数判断手段と、積込みを行うタンクローリの車番を確認
    する車番確認手段と、車番確認手段で確認された車番か
    ら、ローディングアーム接続数判断手段で判断されたタ
    ンク室へのローディングアームの接続数と上記記憶手段
    のタンクデータのタンク室の数とを比較し、接続したロ
    ーディングアームの数とタンクデータ内のタンク室の数
    が一致しているときに荷役許可信号を発する荷役許可判
    断手段と、上記両タンクデータに基づく各タンク室の積
    込み予定の油種と各タンク室の前回の積荷油種とを比較
    し、ガスパージを必要とするときにガスパージ指令信号
    を発する判別手段と、荷役許可判断手段及び判別手段か
    らの信号を入力して、上記ガスパージライン上の制御弁
    を開制御してブロワを駆動させ、且つガスパージが必要
    なタンク室のバイパスラインに到るライン上の上記制御
    弁を開制御してガスパージを行わせると共に、ガスパー
    ジ終了後に、目的とするタンク室へ目的とする油が給液
    されるように上記各荷役弁と制御弁を開閉制御する制御
    手段と、を備えたことを特徴とする給液装置。
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