JPH0734513U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0734513U
JPH0734513U JP6411493U JP6411493U JPH0734513U JP H0734513 U JPH0734513 U JP H0734513U JP 6411493 U JP6411493 U JP 6411493U JP 6411493 U JP6411493 U JP 6411493U JP H0734513 U JPH0734513 U JP H0734513U
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JP
Japan
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light
distribution pattern
illumination light
light distribution
bulb
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Pending
Application number
JP6411493U
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English (en)
Inventor
一郎 秋山
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基本配光パターンの照明光のみを考慮した光学
設計でありながら、グレア光の防止、並びに基本配光パ
ターンの照明光の上方に向かう照明光を形成することが
できる車両用灯具を提供する。 【構成】バルブ14から出射された光束が前面レンズ1
3を透過して基本配光パターンで照明し、前面レンズ1
3の内壁面13aに突設されて略水平方向に伸びる水平
面19a,20aを有するプリズム19,20の傾斜面
19b,20bにより基本配光パターンの照明光の上方
にバルブ14から出射された光束が導かれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バルブから出射された光束を透過させる前面レンズと、該前面レン ズの内壁面に突設されて略水平方向に伸びる稜線を形成するプリズムとを備えた 車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2及び図3に示すように、バルブ1から出射された光束を透過させる 前面レンズ2と、前面レンズ2の内壁面2aに突設されて略水平方向に伸びる稜 線R1,R2を形成するプリズム3,4を備えた車両用灯具5がある。
【0003】 プリズム3,4は、図3に示した縦横傾斜線で示す意匠的なラインを形成する 一部となっていて、図2(B)に示すように、前面レンズ2の内壁面から突出し た上下一対の水平面3a,3b,4a,4bと、この水平面3a,3b,4a, 4b間に伸びる垂直面3c,4cとを備え、意匠的なラインを太くして強調する ように設定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された車両用灯具5にあっては、プリズム3,4が 意匠的なラインを強調するように垂直面3c,4cを有しているため、プリズム 3,4に入射されたバルブからの光束がグレア光として透過してしまうという問 題が生じていた。
【0005】 また、前面レンズ2に形成された各配光レンズ(図3の縦横傾斜線に区画され たもの)毎の組み合わせに基づく光学設計により基本配光パターンの照明光を形 成しているが、この基本配光パターンの照明光以外に、例えば、標識の確認をす るために基本配光パターンの照明光の上方に向かう配光の標識用照明光もこの配 光レンズの光学設計に依存している。
【0006】 したがって、基本配光パターンの照明光を形成するための光束の一部を、グレ ア光とならないように考慮した上で基本配光パターンの照明光の上方に向かう標 識確認用の照明光として用いるように配光レンズの一部を上方へ傾けた光学設計 とする面倒なものであった。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、基本配光パターンの照明光の みを考慮した光学設計でありながら、グレア光の防止、並びに基本配光パターン の照明光の上方に向かう照明光を形成することができる車両用灯具を提供するこ とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、バルブから出射された光束を透過させる 前面レンズと、該前面レンズの内壁面に突設されて略水平方向に伸びる稜線を形 成するプリズムとを有する車両用灯具において、 前記プリズムは、前記内壁面から突出した水平面と、前記内壁面から前記水平 面の先端に向かって伸び且つ前記バルブから出射された光束を上方へと導く傾斜 面とからなることを要旨とする。
【0009】
【作用】
このような構成においては、バルブから出射された光束により、基本配光パタ ーンの照明光が形成されると共に、前面レンズの内壁面に突設されて略水平方向 に伸びる水平面を有するプリズムの傾斜面が基本配光パターンの照明光の上方に 向かう照明光を形成する。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の車両用灯具の実施例を図1に基づいて説明する。
【0011】 図1(A)において、車両用灯具10は、前面開口11aを形成したハウジン グ11と、前面開口11aを閉成するようにホットメルト材料12を介してハウ ジング11に保持された前面レンズ13と、バルブ14から出射された光束の一 部を前面レンズ13に向けて反射するリフレクタ15と、バルブ14から出射さ れた光束の一部を遮断するシェード16と、ハウジング11とバルブ14との間 をシールするブーツ17と、ブーツ17の基端部をハウジング11に固定させる 固定リング18と備えている。
【0012】 なお、この車両用灯具10を正面から見た場合、見かけ上は図3に示した従来 の車両用用具5と同一であるためその図面は省略する。
【0013】 前面レンズ13にはバルブ14から出射されてリフレクタ15に反射された平 行光束P1,P2により基本配光パターンの照明光として透過させる配光レンズ が形成され、この配光レンズのレンズパターンにより前面レンズ13に縦横傾斜 線が形成される。図中、19,20は、この縦横傾斜線の一部で略水平方向に伸 びる稜線を形成するように前面レンズ13の内壁面13aから突設したプリズム である。
【0014】 このプリズム19,20は、図1(B)に示すように、内壁面13aから突出 した水平面19a,20aと、内壁面13aから水平面19a,20aへと斜め 上方に向かって一直線に伸びる傾斜面19b,20bとを有する。水平面19a ,20aは、図3に示した稜線R1,R2を形成する。
【0015】 傾斜面19b,20bは、平行光束P1,P2のうち基本配光パターンの照明 光を形成しない平行光束P3,P4を有効利用するように、この平行光束P3, P4を基本配光パターンの照明光の上方へと導き、標識等を照明する照明光を形 成する。
【0016】 なお、図1(C)に示すように、プリズム19,20の代わりに内壁面13a から突出した水平面21a,22aと、内壁面13aから水平面19a,20a へと斜め上方に向かって曲線上に伸びる傾斜面21b,21bとを有するプリズ ム21,22としてもよい。
【0017】 上記の構成において、バルブ14から出射されてリフレクタ15により反射さ れた平行光束P1,P2は、レンズ13に形成された配光レンズのレンズパター ンにより基本配光パターンの照明光が形成される。
【0018】 一方、配光レンズのレンズパターンにより形成されたプリズム19,20に向 かう平行光束P3,P4は、そのまま拡散されずに傾斜面19b,20bのプリ ズム作用により基本配光パターンの照明光の上方へと導かれ、標識等を照明する 照明光として有効利用される。
【0019】 なお、上記実施例では、レンズ13により基本配光パターンの照明光を形成す るものを開示したが、近時のマルチリフレクターやコンプレックスリフレクター などを用いて、このリフレクターの反射作用により基本配光パターンの照明光を 形成し、レンズには意匠的な稜線を有するプリズムを形成した車両用灯具におい て、この意匠的な稜線を形成するプリズムを本願と同様のプリ図部19,20と して基本配光パターンの照明光の上方に向かう照明光を形成するように構成して もよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の車両用灯具にあっては、レンズの内壁面に形成 されたプリズムを基本配光パターンの照明光として利用されないバルブからの出 射光束を基本配光パターンの上方に導くプリズムとしたことにより、基本配光パ ターンの照明光のみを考慮した光学設計でありながら、グレア光の防止、並びに 基本配光パターンの照明光の上方に向かう照明光を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯
具の縦断面図、(B)は要部の拡大断面図、(C)は変
形例を示す要部の拡大断面図である。
【図2】従来の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯具
の縦断面図、(B)は要部の拡大断面図である。
【図3】同じく、車両用灯具の正面図である。
【符号の説明】
10…車両用灯具 13…前面レンズ 13a…内壁面 14…バルブ 19…プリズム 19a…水平面 19b…傾斜面 20…プリズム 20a…水平面 20b…傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブから出射された光束を透過させる
    前面レンズと、該前面レンズの内壁面に突設されて略水
    平方向に伸びる稜線を形成するプリズムとを有する車両
    用灯具において、 前記プリズムは、前記内壁面から突出した水平面と、前
    記内壁面から前記水平面の先端に向かって伸び且つ前記
    バルブから出射された光束を基本配光パターンの照明光
    の上方へと導く傾斜面とからなることを特徴とする車両
    用灯具。
JP6411493U 1993-11-30 1993-11-30 車両用灯具 Pending JPH0734513U (ja)

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JP6411493U JPH0734513U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 車両用灯具

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JPH0734513U true JPH0734513U (ja) 1995-06-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335301A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯の灯具ユニット
JP2009238470A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯
JP2014235836A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社小糸製作所 車両用灯具

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