JPH0734089B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH0734089B2
JPH0734089B2 JP26238087A JP26238087A JPH0734089B2 JP H0734089 B2 JPH0734089 B2 JP H0734089B2 JP 26238087 A JP26238087 A JP 26238087A JP 26238087 A JP26238087 A JP 26238087A JP H0734089 B2 JPH0734089 B2 JP H0734089B2
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reflector
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山田  晃
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、カメラなどの光学器械で使用されるストロボ
装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来、この種のストロボ装置は、第4図に示されるよう
に、閃光放電管1、反射傘2、不図示のキャパシタ等の
電気部材より構成され、反射傘2の開口3を被写体4に
向けて発光するものがほとんどだった。また、第4図の
改良として、コンパクト化のために、本願出願人は実開
昭55-157230号公報において第5図のようなストロボ装
置を提案した。第5図に示されるものは、反射傘2の開
口3が被写体4の方向に対し略直交方向を向いていると
ころに特徴がある。閃光放電管1から発した光は、直接
或いは反射傘2によって反射された後、反射傘2の開口
3を経て、可動の反射鏡5によって被写体4の方向に反
射される。このように構成することにより、閃光放電管
1や反射傘2を直接動かさずに、軽量で動かしやすい反
射鏡5を回転させることによって、カメラの撮影光軸か
ら離れた位置よりストロボ光を被写体4に到達させるこ
とができる。
カメラの撮影光軸とストロボの光軸とが接近している
と、被写体4が人間の場合、目が赤く写ることがある
が、第5図図示のストロボ装置では赤目に写るのを防ぐ
ことができる。しかしながら、第5図図示のストロボ装
置においては、閃光放電管1と反射傘2からの光束は広
がって進行するために、反射鏡5は大きなものにならざ
るを得ないという欠点があった。即ち、第6図で、上下
方向の十分な配光特性を保とうとするならば、被写体4
の上方を照明する光束aと下方を照明する光束bのすべ
てを被写体4側に反射することが必要であり、特に被写
体4の上方を照明する光束aをすべて被写体4の方向に
反射するために、反射鏡5を極めて大きくしなければな
らなかった。なお、第6図において、6はストロボ装置
の函体、7はカメラ本体であり、5′はストロボ不使用
時に函体6をカバーする反射鏡5の不使用位置を示す。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、被写体を照
明する反射光束の配光特性を良好に保ちつつ、その反射
面体を小さくすることができるストロボ装置を提供する
ことである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、閃光放電灯と、
該閃光放電灯から発する光束を反射する第1の反射面体
と、前記閃光放電灯よりの直接光束及び前記第1の反射
面体よりの反射光束を反射する第2の反射面体とを備
え、前記第1の反射面体を、その直交2断面のうちの少
なくとも一方の断面形状が2次曲線或いはそれに近い曲
線になるような凹面に形成し、前記第2の反射面体を、
その直交2断面のうちの少なくとも一方の断面形状が2
次曲線或いはそれに近い曲線になるような凸面に形成
し、前記第1の反射面体を、被写体に対し逆方向をカメ
ラ本体に固定し、前記第2の反射面体を、使用位置と前
記第1の反射面体を覆う不使用位置との間を回転し得る
ように配置し、以て、第1の反射面体の反射光束の照射
角を狭め、第2の反射面体の反射光束の照射角を拡大す
るようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す。
第6図と同様な部分は同一符号にて示されており、1は
閃光放電管、2は本発明の第1の反射面体に相当する反
射傘、3は反射傘2の開口、4は被写体、6はストロボ
装置の函体、7はカメラ本体、aは被写体4の上方を照
明する光束、bは下方を照明する光束である。8は本発
明の第2の反射面体に相当する反射鏡であり、8′はス
トロボ不使用時に函体6をカバーする反射鏡8の不使用
位置を示す。反射傘2は、被写体4に対し逆方向を向く
ようにカメラ本体7に対して固定される。反射鏡8は、
実線の使用位置と函体6を覆う点線の不使用位置8′と
の間を回転し得るように軸9に取り付けられる。
閃光放電管1から発した光は、直接或いは反射傘2によ
って反射された後、開口3を経て反射鏡8に入射する、
この時、反射鏡8をできる限り小さくするために、開口
3から射出される光はできる限り小さな照射角になるよ
う、反射傘2の形状は、反射光束の進行方向に垂直な断
面を除く直交2断面のうちの、少なくとも一方の断面形
状が2次曲線或いはそれに近い曲線になるような凹面に
形成されることが重要である。反射傘2の形状の詳細に
ついては後述する。
反射鏡8は、反射光束の進行方向に垂直な断面を除く直
交2断面のうちの、少なくとも一方の断面形状が2次曲
線或いはそれに近い曲線になるような凸面に形成され
る。第2図は反射鏡8の形状の例を示すもので、第2図
(A)は直交2断面のうちx方向の断面形状が直線で、
y方向の断面形状が円や放物線などの2次曲線となる凸
面のものを示し、第2図(B)はx方向とy方向の断面
形状が共に2次曲線となる凸面のものを示す。このよう
な形状の反射鏡8は、開口3から入射する光の照射角を
広げる働きをし、適切な照射角の光を被写体4に到達さ
せる。第6図と比較すれば分かる通り、反射鏡8を反射
鏡5より小さくすることができる。
開口3から射出する光の照射角を狭めるためには、反射
傘2の第1図図示の断面形状を放物線に近づけることが
望ましい。従来は±20°〜±30°の配光角を均一に照明
するために断面形状を楕円に設定していた。第1図にお
いて、反射傘2の光軸方向をx軸、それと直交する方向
をy軸、近軸曲率半径をR、離心率をeとするとき、2
次曲線は で書き表すことができる。よく知られるように 0<e<1 ……楕円 e=1 ……放物線 e>1 ……双曲線 であり、開口3から射出する光の照射角を狭めるために
は、反射傘2の断面が 0.8<e<1.2 …(1) を満足する、放物線に近い形状が望ましい。(1)式で
下限を越えるならば、通常の楕円になり、照射角が広が
りすぎるし、上限を越えるならば、同じく照射角が広が
りすぎる。なお、反射傘2の第1図図示の断面と直交す
る断面の形状は、直線でも2次曲線でもよい。
開口3からの照射角を狭めるために、閃光放電管1の位
置をより反射傘2の頂点に近ずけることが有効である。
また、第3図に示されるように、開口3に収れん性のフ
レネルレンズ10や通常のレンズを設けることも有効であ
る。
反射鏡8をより小さくするためには、閃光放電管1と開
口3の中心を結ぶストロボ装置の光軸を第1図のように
被写体4の方向とは逆方向に向けるのがよい。
(変形例) 反射鏡8の反射面はフレネル状でもよい。また、閃光放
電灯は棒状のものには限らず、球状のものでもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、閃光放電灯と、
該閃光放電灯から発する光束を反射する第1の反射面体
と、前記閃光放電灯よりの直接光束及び前記第1の反射
面体よりの反射光束を反射する第2の反射面体とを備
え、前記第1の反射面体を、その直交2断面のうちの少
なくとも一方の断面形状が2次曲線或いはそれに近い曲
線になるような凹面に形成し、前記第2の反射面体を、
その直交2断面のうちの少なくとも一方の断面形状が2
次曲線或いはそれに近い曲線になるような凸面に形成
し、前記第1の反射面体を、被写体に対し逆方向をカメ
ラ本体に固定し、前記第2の反射面体を、使用位置と前
記第1の反射面体を覆う不使用位置との間を回転し得る
ように配置し、以て、第1の反射面体の反射光束の照射
角を狭め、第2の反射面体の反射光束の照射角を拡大す
るようにしたから、被写体を照明する反射光束の配光特
性を良好に保ちつつ、第2の反射面体を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の一実施例に係る反射鏡の例を示す斜視図、第3図は
本発明の他の実施例を示す断面図、第4図は従来のスト
ロボ装置の一例を示す概略図、第5図は従来のストロボ
装置の他の例を示す概略図、第6図は第5図図示従来装
置を示す断面図である。 1……閃光放電管、2……反射傘、3……開口、4……
被写体、6……函体、7……カメラ本体、8……反射
鏡、9……軸、10……フレネルレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−157230(JP,U) 実開 昭52−126828(JP,U) 実開 昭50−136423(JP,U) 実開 昭56−120531(JP,U) 実開 昭52−84827(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閃光放電灯と、該閃光放電灯から発する光
    束を反射する第1の反射面体と、前記閃光放電灯よりの
    直接光束及び前記第1の反射面体よりの反射光束を反射
    する第2の反射面体とを備え、前記第1の反射面体を、
    その直交2断面のうちの少なくとも一方の断面形状が2
    次曲線或いはそれに近い曲線になるような凹面に形成
    し、前記第2の反射面体を、その直交2断面のうちの少
    なくとも一方の断面形状が2次曲線或いはそれに近い曲
    線になるような凸面に形成し、前記第1の反射面体を、
    被写体に対し逆方向を向くようにカメラ本体に固定し、
    前記第2の反射面体を、使用位置と前記第1の反射面体
    を覆う不使用位置との間を回転し得るように配置したス
    トロボ装置。
JP26238087A 1987-10-17 1987-10-17 ストロボ装置 Expired - Fee Related JPH0734089B2 (ja)

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JP4498254B2 (ja) * 2005-09-29 2010-07-07 株式会社メガチップス 照明装置及びその制御方法並びに照明システム及びその制御方法

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