JPH079126Y2 - オートフォーカス用投光器 - Google Patents

オートフォーカス用投光器

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JPH079126Y2
JPH079126Y2 JP1986176497U JP17649786U JPH079126Y2 JP H079126 Y2 JPH079126 Y2 JP H079126Y2 JP 1986176497 U JP1986176497 U JP 1986176497U JP 17649786 U JP17649786 U JP 17649786U JP H079126 Y2 JPH079126 Y2 JP H079126Y2
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JP
Japan
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light
mirror
semi
focal point
spherical mirror
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Application number
JP1986176497U
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JPS6382212U (ja
Inventor
康幸 手島
彰博 荒井
英明 湯田
三郎 菅原
重男 藤司
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Publication date
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Priority to US07/120,650 priority patent/US4905034A/en
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Priority to US07/389,299 priority patent/US4949115A/en
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、被写体が低照度あるいは低コントラストであ
るときに、該被写体に測距用のコントラストを与えるた
めのオートフォーカス用投光器に関する。
「従来技術およびその問題点」 この種の投光器は、例えば被写体のコントラストによっ
て距離情報を得るタイプのオートフォーカスカメラに用
いられる。すなわち被写体が低照度あるいは白壁のよう
な低コントラストであるときには、十分なコントラスト
が得られないため、コントラストパターンを被写体に投
光し、オートフォーカスを可能にする。
第4図はその原理を示すもので、光源11からの光を明暗
の縞等のコントラストパターンを有するチャート12に投
光し、これを投影レンズ13により被写体14に投影して、
コントラストを与えるわけである。
第3図は従来用いられているこの種の投光器の例を示す
ものである。この従来例は、楕円(球)鏡15の第一焦点
F1に光源ランプ16を置く一方、第二焦点F2側の端部に光
出口開口17を穿け、この光出口開口17の外側にコントラ
ストチャート12を置いてなっている。13は投影レンズで
ある。この従来の投光器によると、光源ランプ16からの
光が、直接、あるいは楕円鏡15内面で反射した後、第二
焦点F2を通って出口開口17から外部に出射し、コントラ
ストチャート12のパターンが投影レンズ13を介して被写
体に投影される。
ところがその従来装置は、楕円鏡15の殆どすべてを利用
しているため、大型化するという問題があり、また図に
斜線Sを付した範囲の光線が利用されないため、光の利
用効率が悪く、またすべての光を利用しようとすれば、
投影レンズ13の大型化を招くという問題があった。
「考案の目的」 本考案は、従来の投光器についての上記問題意識に基づ
き、小型で光の利用効率の高いオートフォーカ用投光器
を得ることを目的とする。
また本考案は、楕円鏡と球面鏡を組み合わせた投光器で
あって、その楕円鏡の大きさ、コントラストチャートの
配置位置につき吟味された投光器を得ることを目的とす
る。
「考案の概要」 本考案は、楕円鏡と半球面鏡を組み合わせた小型の反射
装置を用いることに着目する一方、この反射装置と、コ
ントラストチャートとを組み合わせて投光器を得たもの
で、内部に光源ランプを置く鏡体を、光の出口開口を有
する前方の半球面鏡と、この半球面鏡の中心にその第一
焦点が一致する後方の半楕円球面鏡とから構成して、こ
の半楕円球面鏡を、その反射面のエッジと第一焦点を結
ぶ線分が光軸となす角度が略90°をなす大きさとなし、
かつ、この半楕円球面鏡の第一焦点の近傍に光源ランプ
を置き、さらにこの半楕円球面鏡の第二焦点と第一焦点
との間にコントラストチャートを配設し、第二焦点より
前方に投影レンズを配設したことを特徴としている。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第1図は本
考案の第一の実施例を示す。本考案による投光器の反射
装置は、前方の半球鏡21と後方の半楕円球面鏡22の組合
せからなっている。半球鏡21は、その前方の中心部に、
光の出口開口23を有する。半球鏡21の中心Oと、半楕円
球面鏡22の第一焦点F1とは、一致しており、半球鏡21
は、この中心Oより前方の半球反射面の21rを有し、半
楕円球面鏡22は、第一焦点F1を通り、光軸に垂直な直線
より後方の楕円反射面22rを有している。
またこの半楕円球面鏡22の第二焦点F2は、半球鏡21の外
側(前方)に位置し、半楕円球面鏡22の最大径D1は、半
球鏡21の最大径D2より小さい。
半球鏡21と半楕円面鏡22の接続位置、つまり半楕円球面
鏡22の鏡部のエッジEと第一焦点F1を結ぶ線分と光軸と
がなす角度θは、略90°に設定されている。このθが90
°未満では、光の一部が半球鏡21内で往復反射し、開口
23から外部に出ないため、光の有効利用ができない。他
方θが90°を越えると、半楕円球面鏡22の90°を越える
外側部分で反射した光が半球鏡21によって、けられる状
態となり、これを避けるには、開口23を大きくしなけれ
ばならず、同じく光の有効利用ができない。したがって
このθが90°のときが、最も小型で光の利用効率が高い
反射装置が得られる。
光源ランプ24は、半球鏡21の中心O、つまり半楕円球面
鏡22の第一焦点F1に置かれている。そしてコントラスト
チャート12は、光源ランプ24の前方であって、半楕円球
面鏡22の第二焦点F2と第一焦点F1の間に配設されてい
る。特に開口23の近傍が好ましい。このコントラストチ
ャート12の配設設置は、小さいコントラストチャートを
用い、これを拡大して被写体に投影するために有効であ
る。投影レンズ13は、第二焦点F2より前方の適当な位置
に置かれる。
上記構成の本投光器は、光源ランプ24からの光のうち、
楕円反射面22rに向かった光は、ここで反射して第二焦
点F2を通る。また半球反射面21rに向かった光は、ここ
で反射してその中心O、つまり半楕円球面鏡22の第一焦
点F1を通る。よって光源ランプ24から直接楕円反射面22
rに向かった光と同じく、第二焦点F2を通ることとな
る。そしてコントラストチャート12は、この第二焦点F2
と第一焦点F1との間に置かれているため、第二焦点F2に
向かう光は、すべてコントラストチャート12を通る。し
たがって、光出口開口23から出る光束を確実にかつ効率
的にコントラストチャート12および投影レンズ13に与え
ることができ、光の利用効率を高めることができる。ま
たコントラストチャート12および投影レンズ13は小径の
もので足りることとなる。さらに半球鏡21と半楕円球面
鏡22の組合せによる反射装置は、従来の楕円球面鏡のみ
による反射装置に比して特にその光軸方向の長さを短縮
することができるから、全体として小型の投光器が得ら
れる。
もっとも、光源ランプ24の位置については自由度があ
る。つまり第一焦点F1の近傍において光源ずれが生じた
場合、その光は第二焦点F2に対してずれを生じ、このず
れた光の半球鏡21による反射光は、光源のずれと第一焦
点F1に関して対称位置を通る。このずれは、楕円鏡22だ
けによる反射光のずれと反対方向のずれとなるから、そ
の平均値は第二焦点F2を通る光となる。よって光源ラン
プ24の位置の調整は比較的ラフにできる。
第2図は本考案の第二の実施例を示す。この実施例は、
半球面21の光出口開口23に、コントラストチャート12を
嵌め込み固定したもので、この他の点は第一の実施例と
同じである。この実施例によると、半球鏡21、半楕円球
面鏡22およびコントラストチャート12のユニット性がよ
り高くなり、組立性を向上させることができる。またコ
ントラストチャート12をさらに小型化することができ
る。
本考案のオートフォーカス用投光器は、これだけを発光
させて被写体の測距を行なうことができるのは勿論であ
るが、ストロボ発光器と組合せ、ストロボが発光する前
に発光させて暗所における撮影を可能とすることができ
る。また本考案の投光器は、ストロボ発光器と組合せる
場合を含めて、カメラ本体に内蔵することができ、ある
いはカメラ本体のアクセサリシューに着脱する、いわゆ
る外付けタイプの投光器としても用いることができる。
ストロボ装置と組合せる場合、ストロボ装置が発光する
前に本投光器か発光するスイッチ手段を設ける。そのシ
ーケンスとしては、オートフォーカスカメラのシャッタ
ボタンを一段押すと、まず測光スイッチが働くととも
に、オートフォーカスが機能する。この際、被写体の明
るさが基準値以下であること、あるいは被写体のコント
ラストが低いことが検地されると、本投光器が照射され
る。ストロボ装置は、チャージされていることを条件
に、シャッタのレリーズ動作に連動して発光する。スト
ロボ装置を発光させることなく、本投光器のみを照射す
るようにしてもよい。
「考案の効果」 以上のように本考案のオートフォーカス用投光器によれ
ば、小型化が図れ、しかも光の利用効率が高い。さらに
縞パターンを有するチャートおよび投影レンズも小型の
もので済むため、全体として、小型で高性能の投光器が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案によるオートフォーカスカメラ
用投光器の実施例を示す縦断面図、 第3図は従来の投光器の例を示す縦断面図、 第4図はオートフォーカスカメラ用投光器の原理を示す
図である。 12……コントラストチャート、13……投影レンズ、21…
…半球鏡、21r……半球反射面、22……半楕円球面鏡、2
2r……楕円反射面、23……光出口開口、24……光源ラン
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菅原 三郎 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)考案者 藤司 重男 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭49−19810(JP,B2) 特公 昭37−12194(JP,B2)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源ランプと、コントラストチャートと、
    光源ランプの光をコントラストチャートに向けて反射す
    る反射装置と、コントラストチャートを透過した光を投
    影する投影レンズとを備えてなるオートフォーカス用投
    光器において、 上記反射装置が、光の出口開口を有する前方の半球面鏡
    と、この半球面鏡の中心にその第一焦点が一致する後方
    の半楕円球面鏡とから構成されていて、この半楕円球面
    鏡は、その反射面のエッジと第一焦点を結ぶ線分が光軸
    となす角度が略90°をなす大きさを有し、 この第一焦点の近傍に光源ランプが設置され、さらにこ
    の半楕円球面鏡の第二焦点と第一焦点との間に上記コン
    トラストチャートが配設され、第二焦点より前方に投影
    レンズが配設されていることを特徴とするオートフォー
    カス用投光器。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項において、
    コントラストチャートは、縞パターンを有するチャート
    であるオートフォーカス用投光器。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項において、コントラストチャートは、半球鏡の光出口
    開口に固定されているオートフォーカス用投光器。
  4. 【請求項4】実用新案登録請求の範囲第1項において、
    半楕円球面鏡の最大径は、半球面鏡の最大径より小さく
    形成されているオートフォーカス用投光器。
JP1986176497U 1986-03-25 1986-11-17 オートフォーカス用投光器 Expired - Lifetime JPH079126Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986176497U JPH079126Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17 オートフォーカス用投光器
US07/120,650 US4905034A (en) 1986-03-25 1987-11-16 Automatic focusing projector
US07/389,299 US4949115A (en) 1986-03-25 1989-08-03 Automatic focusing projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986176497U JPH079126Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17 オートフォーカス用投光器

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JPS6382212U JPS6382212U (ja) 1988-05-30
JPH079126Y2 true JPH079126Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=31116796

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108150898A (zh) * 2018-02-09 2018-06-12 超视界激光科技(苏州)有限公司 一种高亮度led舞台灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1376522A (en) * 1972-04-15 1974-12-04 Int Computers Ltd Manufacture of magnetic transducing heads

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