JPH07336858A - 箱型コードリール - Google Patents

箱型コードリール

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Publication number
JPH07336858A
JPH07336858A JP12653494A JP12653494A JPH07336858A JP H07336858 A JPH07336858 A JP H07336858A JP 12653494 A JP12653494 A JP 12653494A JP 12653494 A JP12653494 A JP 12653494A JP H07336858 A JPH07336858 A JP H07336858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
box
cord reel
opening
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP12653494A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Ozu
清一 小津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIDOU KOGYO KK
TORASUKO NAKAYAMA KK
Original Assignee
NICHIDOU KOGYO KK
TORASUKO NAKAYAMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIDOU KOGYO KK, TORASUKO NAKAYAMA KK filed Critical NICHIDOU KOGYO KK
Priority to JP12653494A priority Critical patent/JPH07336858A/ja
Publication of JPH07336858A publication Critical patent/JPH07336858A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具などの器具とともに持ち運びでき、かつ
安定して使用することが可能となるコードリールを提供
する。 【構成】 箱型コードリール1は、箱体2と、コードリ
ール3とを備える。箱体2の側面には、所定位置に第1
および第2の開口部17,18がそれぞれ設けられる。
コードリール3はコードが巻付けられるドラム8を有し
ており、ドラム8の両端には第1および第2の側板9
a,9bが設けられる。第1の側板9aの表面には、第
2の開口部18の縁部に接触するようにつまみ15が設
けられる。また、箱体2内には、工具収納室5とコード
リール収納室6と仕切る仕切板4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードリールに関
し、特に、工具などの器具の収納箱内に収納された状態
で使用し得る箱型コードリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電源コンセントから遠く離れ
たところで電気の必要な作業をする場合には、ドラム
(巻胴)にコードが長く巻付けられたコードリールと称
されるものが用いられてきた。コードリールとして最も
一般的なものは、巻付けられたコードの先端にプラグが
取付けられているタイプのものである。このタイプのも
のを使用する際には、プラグを電源コンセントに差込
み、ドラムを回転させてコードを引出しながらドラム本
体を所望の位置にまで移動させる。そして、ドラムに取
付けられているコンセントを電源として用いる。
【0003】上記のコードリールを用いて実際に作業を
行なう場合には、作業現場に、上記のコードリールと工
具などの器具との双方を持っていく必要がある。工具な
どの器具は工具箱内に収納して作業現場に持って行けば
よいが、コードリールを工具箱内に収納して持ち運びす
るという思想はなかった。そのため、工具等の収納され
た工具箱とコードリールとをそれぞれ作業現場に運ぶ必
要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、コードリールと工具箱とをそれぞれ作業現場にまで
運ばなければならなかったため、それらの持ち運びに手
間がかかるといった問題点があった。
【0005】一方、コードリールは、主にドラムとその
ドラムを支える脚部とによって構成される。このように
簡略化された構造を有するため、地上に載置した状態で
コードの巻取/引出を行なう際に、コードリールが安定
しにくい。そのため、コードリール自体についても、コ
ードの巻取/引出作業が安定して行ないにくくなるとい
った問題点もあった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものである。この発明の目的は、コー
ドリールを工具箱などの箱内に収納することによって、
工具とコードリールとを工具箱などに収納した状態で容
易に持ち運びでき、かつコードリールのコードの巻取/
引出作業をも安定して行なうことが可能となる箱型コー
ドリールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に従う箱型コー
ドリールは、箱と、この箱内に収納されたコードリール
とを備える。コードリールは、プラグ付コードと、この
コードが巻付けられるドラムと、このドラムの両端に設
けられた第1と第2の側板とを有する。そして、箱の壁
面には、この箱内からコードリールのコードを取出すた
めの第1の開口部と、第1の側板の表面を露出させる第
2の開口部とが設けられる。
【0008】上記の箱内には、好ましくは、工具などの
器具を収納する第1の収納室と、コードリールを収納す
る第2の収納室とを仕切る仕切壁が設けられる。
【0009】また、上記の第2の開口部の形状は、好ま
しくは円形である。そして、露出した上記の第1の側板
表面の所定位置には、第1の側板とともにドラムを回動
させるためのつまみが取付けられ、このつまみは、第2
の開口部を規定する箱の壁面の縁部に沿って回動され
る。
【0010】
【作用】この発明に従う箱型コードリールによれば、箱
内に工具などの器具とともにコードリールを収納するこ
とが可能となる。それにより、工具などの器具とコード
リールとの持ち運びが容易となる。また、箱の壁面に
は、第1と第2の開口部が設けられているので、箱内に
コードリールを収納した状態でコードリールを使用する
ことが可能となる。さらに、箱の底面にコードリールを
固定することによって、コードリールを箱の底面で支え
ることが可能となる。それにより、従来よりも安定して
コードリールを使用することが可能となる。
【0011】また、箱内に仕切壁を設けた場合には、箱
内に収納された器具がコードリールの下部に入り込むこ
とを阻止することが可能となる。また、このように仕切
壁を設けることによって、この仕切壁に第2の側板の上
端部を覆うように、コードの側板からの巻外れを防止す
るためのプレートなどの巻外れ防止手段を設けることが
可能となる。それにより、より確実にコードの巻取/引
出を行なうことが可能となる。
【0012】また、第2の開口部の形状を円形とし、第
2の開口部内に露出した第1の側板の表面に第1の側板
とともにドラムを回動させるためのつまみを取付けた場
合には、第2の開口部を規定する箱の壁面の縁部に沿っ
てこのつまみを回動させることが可能となる。それによ
り、このつまみの回動作業を安定して行なうことが可能
となる。すなわち、コードの巻取作業を安定して行なう
ことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図4を用いて、本発明に基づく
一実施例における箱型コードリールについて説明する。
図1は、本発明に従う箱型コードリールにおいて上蓋を
開放した状態を示す平面図である。
【0014】図1を参照して、本発明に従う箱型コード
リール1は、箱体2とコードリール3とを備える。箱体
2は、上蓋2aと、提手13とを備える。また、箱体2
の内部には、工具収納室5とコードリール収納室6とを
仕切る仕切板4が設けられる。工具収納室5内に、工具
などの器具が収納される。コードリール収納室6に、コ
ードリール3が収納される。なお、工具収納室5には、
工具の形状などに合わせて適宜仕切を設けてもよい。
【0015】上記の仕切板4を有することによって、工
具収納室5内の工具などが、コードリール3下に入るの
を効果的に阻止できる。コードリール収納室6内に収納
されるコードリール3は、シャフト7と、コード10
と、このコード10が巻付けられるドラム8と、ドラム
8の両端部に設けられた第1および第2の側板9a,9
bと、支持脚11とを備える。
【0016】そして、図1に示される態様においては、
支持脚11が、箱体2の底面に固定される。このよう
に、コードリール3を箱体2の底面に固定することによ
って、箱体2の底面でコードリール3を支えることが可
能となる。それにより、コードリール3を安定して使用
することが可能となる。
【0017】また、図1に示される態様においては、仕
切板4に、第2の側板9bの上端部を覆うようにプレー
ト20が取付けられている。このプレート20を有する
ことによって、コード10の巻きこぼれを効果的に阻止
することが可能となる。また、このコード10の巻きこ
ぼれを防止する他の手法として、第2の側板9bの箱体
2の底面からの高さを、箱体2の側面の高さとほぼ同等
となるように高く設定する手法も考えられる。この場合
にも、コード10の巻きこぼれを効果的に阻止すること
が可能となる。
【0018】なお、第1の側板9aの表面の所定位置に
は、第1および第2の側板9a,9bとともにドラム8
を回動させるためのつまみ15が設けられている。この
つまみ15を回動させることによって、コード10をド
ラム8に巻付ける。また、上蓋2aを閉じた状態で保持
するための係止具14a,14bが設けられている。ま
た、箱体2には、上蓋2aを開放した状態で保持するた
めの上蓋係止部材16が設けられている。
【0019】次に、図2を用いて、箱体2内に収納され
たコードリール3の断面構造について説明する。図2
は、箱型コードリール1の部分断面側面図である。
【0020】図2を参照して、シャフト7を取囲むよう
にドラム8が設けられている。そして、ドラム8の両端
には、第1および第2の側板9a,9bが設けられてい
る。コード10は、ドラム8に幾重にも巻付けられるこ
とになる。また、上記のシャフト7は、支持脚11に接
続される。この支持脚11によって、コードリール3が
支持される。この支持脚11は、上述のように、箱2の
底面に固定される。
【0021】次に、図3を用いて、箱型コードリール1
の側面構造について説明する。図3は、本発明に従う箱
型コードリール1の側面図である。
【0022】図3を参照して、箱型コードリール1の側
面には、コード10の引出/巻取を行なうための第1の
開口部17が設けれている。この第1の開口部17を設
けることによって、コードリール3を箱体2内に収納し
た状態で使用することが可能となる。また、この第1の
開口部17は、コード10の引出/巻取の際のガイドと
しての機能をも有している。この第1の開口部17を通
してコード10の引出/巻取を行なうことによって、こ
のコード10の引出/巻取作業を安定して行なうことが
可能となる。
【0023】図3に示されるように、コード10の端部
には、プラグ12が設けられる。このプラグ12には、
上記の第1の開口部17と係合させるための係合部12
aが設けられる。第1の開口部17の箱体2の側面の高
さ方向の開口幅Wは、好ましくは、プラグ12の係合部
12aの最小幅以下となるように設定される。それによ
り、コード11を巻取った際に、プラグ12の係合部1
2aが第1の開口部17に係合し、プラグ12が箱体2
内に引き込まれない。
【0024】また、図3に示される箱体2の側面の幅方
向における第1の開口部17の開口幅W1は、好ましく
は、シャフト7が延びる方向におけるドラム8の平面幅
とほぼ等しくなるように設定される。それにより、コー
ド10を、ドラム8に均一に巻付けることが可能とな
る。なお、第1の開口部17の開口幅W1は、シャフト
7が延びる方向におけるドラム8の平面幅よりも小さい
ものであってもよい。また、上記の開口幅WおよびW1
の内容に鑑み、第1の開口部17の形状は、略長方形形
状を有することが最も好ましいが、楕円,台形形状など
他の形状であっても構わない。
【0025】次に、図4を用いて、本発明に従う箱型コ
ードリール1の正面の構造について説明する。図4は、
本発明に従う箱型コードリール1の正面図である。
【0026】図4を参照して、箱体2の正面には、第2
の開口部18が設けられる。この第2の開口部18に
は、第1の側板9aの表面が露出する。この第1の側板
9aの表面には、複数個のコンセント19と、この第1
の側板9aとともにドラム8を回動させるためのつまみ
15が設けられる。そして、第2の開口部18の形状
は、好ましくは、円形状である。それにより、つまみ1
5を回動させることが可能となる。それにより、コード
リール3を箱体2内に収納した状態で、コード10の巻
取作業を行なうことが可能となる。
【0027】上記のつまみ15は、好ましくは、第1の
側板9a表面において、第2の開口部18を規定する箱
体2の側面の縁部に接触するように設けられる。それに
より、第2の開口部18を規定する箱体2の縁部に沿っ
てつまみ15を回動させることが可能となる。それによ
り、コード10の巻取作業を安定して行なうことが可能
となる。なお、上述した箱型コードリール1の箱体2
は、直方体形状のものを示した。しかし、これに限ら
ず、箱体2の形状は、角柱形状,円柱形状,立方体形状
など他のどのような形状のものであってもよい。また、
箱体2の底面にキャスタなどを取付けてもよい。それに
より、箱型コードリール1の持ち運びがさらに容易とな
る。また、第1および第2の開口部17,18の形成位
置は、図3および図4に示されたものに限らず、箱体2
のどの面に設けられてもよい。また、箱体2は、工具箱
以外の箱であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明したように、この発明によれ
ば、工具などの器具とコードリールとの持ち運びが容易
となることに加えて、コードリール自体も安定して使用
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う一実施例における箱型コードリ
ールの上蓋を開けた状態の平面図である。
【図2】この発明に従う一実施例における箱型コードリ
ールの部分断面側面図である。
【図3】この発明に従う一実施例における箱型コードリ
ールの側面図である。
【図4】この発明に従う一実施例における箱型コードリ
ールの正面図である。
【符号の説明】
1 箱型コードリール 2 箱体 2a 上蓋 3 コードリール 4 仕切板 5 工具収納室 6 コードリール収納室 7 シャフト 8 ドラム 9a 第1の側板 9b 第2の側板 10 コード 11 支持脚 12 プラグ 12a 係合部 15 つまみ 17 第1の開口部 18 第2の開口部 20 プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱と、 前記箱内に収納され、プラグ付コードと前記コードが巻
    付けられるドラムと、前記ドラムの両端に設けられた第
    1と第2の側板とを有するコードリールと、 を備え、 前記箱の壁面に、前記箱内から前記コードを取出すため
    の第1の開口部と、前記第1の側板の表面を露出させる
    第2の開口部とが設けられた、箱型コードリール。
  2. 【請求項2】 前記箱内には、器具を収納する第1の収
    納室と、前記コードリールを収納する第2の収納室とを
    仕切る仕切壁が設けられる、請求項1に記載の箱型コー
    ドリール。
  3. 【請求項3】 露出した前記第1の側板の表面には、前
    記第1の側板とともに前記ドラムを回動させるためのつ
    まみが取付けられ、 前記第2の開口部の形状は円形であり、 前記つまみは、前記第2の開口部を規定する前記箱の壁
    面の縁部に沿って回動される、請求項1に記載の箱型コ
    ードリール。
JP12653494A 1994-06-08 1994-06-08 箱型コードリール Pending JPH07336858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12653494A JPH07336858A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 箱型コードリール

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JP12653494A JPH07336858A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 箱型コードリール

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JPH07336858A true JPH07336858A (ja) 1995-12-22

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ID=14937585

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JP12653494A Pending JPH07336858A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 箱型コードリール

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JP (1) JPH07336858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4723100B2 (ja) * 2001-02-22 2011-07-13 日置電機株式会社 コイルの製造方法
CN105539507A (zh) * 2016-01-19 2016-05-04 苗荟 内置阀门组且有胶管变向槽的客车上水设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648491B2 (ja) * 1975-04-29 1981-11-16
JPH0231683B2 (ja) * 1981-12-02 1990-07-16 Earth Chemical Co

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961022