JP3036835U - ケーブルドラム - Google Patents

ケーブルドラム

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JP3036835U
JP3036835U JP1996010387U JP1038796U JP3036835U JP 3036835 U JP3036835 U JP 3036835U JP 1996010387 U JP1996010387 U JP 1996010387U JP 1038796 U JP1038796 U JP 1038796U JP 3036835 U JP3036835 U JP 3036835U
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JP
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outlet panel
drum
winding
side plate
winding drum
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JP1996010387U
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Inventor
功 岡本
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日動工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルドラムの巻胴の径を拡大することな
く大容量の配線器具を収容可能なケーブルドラムを提供
する。 【解決手段】 ケーブルドラム1の一方の側板3aの外
側の表面上にコンセントパネル4を取付ける。このコン
セントパネル4の幅W2を巻胴2の幅W1よりも大きく
し、かつコンセントパネル4内のスペースへの主軸6の
突出量を極めて小さいものとする。コンセントパネル4
内にはコンセント本体やそれに接続される様々な配線器
具が収容される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ケーブルドラムの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、工事現場などにおいて使用されるケーブルドラムは広く知られてい る。図3は、従来のケーブルドラム20の一例を示す斜視図である。
【0003】 図3に示されるように、ケーブルドラム20は、支持脚21と、1対の側板2 2a,22bと、巻胴26と、コンセント23a,23bと、ケーブル24とを 備える。巻胴26は、支持脚21の一部から側方に突出した主軸(シャフト)2 7のまわりに回転可能に取付けられている。巻胴26を回転することにより、ケ ーブル24の引出しまたは巻取りが行なえる。ケーブル24の一端はコンセント 23a,23bに接続され、他端にはプラグ25が取付けられている。
【0004】 上記のケーブルドラム20を工事現場などにおいて使用する場合には、プラグ 25を電源に接続し、ケーブル24を巻胴26から引出しながら所望の位置にま でケーブルドラム20を移動させる。そして、その位置で電気器具のプラグをコ ンセント23a,23bに差込んで使用する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のケーブルドラム20には、次に説明するような問題点が あった。
【0006】 図3に示されるように、巻胴26を貫通するように主軸27が設けられている 。また巻胴26内には、コンセント23a,23bの本体やこれに接続される配 線器具が収容されている。つまり、巻胴26内には、主軸27と上記配線器具と が併存することとなる。このため、主軸27の存在によって、上記配線器具の配 置の自由度が低下するばかりでなく、該配線器具の収容のためのスペース自体も 低減していた。そして、現状よりも大容量の配線器具を使用しようとした場合に は、巻胴26の径を増大させる必要があり、ケーブル20が大型化するという問 題点があった。
【0007】 この考案は、上記のような課題を解決するためになれされたものである。この 考案の目的は、巻胴の径を増大させることなく、配線器具の配置の自由度を増大 させるとともに配線器具を収容可能なスペースをも拡張し得るケーブルドラムを 提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るケーブルドラムは、ケーブルを巻付けるための巻胴と、1対の 側板と、中空のコンセントパネルとを備える。1対の側板は、巻胴を間に挟むよ うにその両側端に取付けられる。コンセントパネルは、一方の側板の外側の表面 から外方に突出するように外側の表面上に取付けられる。なお、コンセントパネ ルとは、本明細書においては、ケーブルドラムに取付けられるコンセント本体や これに接続される種々の配線器具等を収容した中空の容器状の部材のことを称す るものと定義する。
【0009】 上記のように、本考案に係るケーブルドラムでは、一方の側板の外側の表面上 に中空のコンセントパネルが取付けられている。このコンセントパネル内にコン セント本体やそれに接続される配線器具などを収容できる。コンセントパネルは 上記のように一方の側板の外側の表面上に取付けられるので、コンセントパネル を貫通するように上記の主軸を延在させる必要はない。そのため、主軸の存在を 考慮せずにコンセントパネル内での配線器具の配置ができ、コンセントパネル内 における配線器具の配置の自由度を従来例よりも向上させることができる。また 、コンセントパネル内に主軸を延在させる必要がないので、配線器具の収容のた めのスペース自体も従来例より拡張することが可能となる。その結果、巻胴の径 を増大させることなく従来例よりも大容量の配線器具をコンセントパネル内に収 容することが可能となる。また、上記のようなコンセントパネルを設けることに より、このコンセントパネルを付け換えるだけで所望の容量の配線器具を備えた ケーブルドラムが得られる。そのため、容量の異なる配線器具を使用する場合に おいても巻胴や支持脚などを共用することが可能となり、生産性を向上させるこ とが可能となる。さらに、巻胴内の空間を使用する必要がないので、従来例より も巻胴の径を格段に縮小することが可能となる。それにより、この巻胴に巻付け られるケーブルの長さを従来例より長くすることも可能となる。
【0010】 上記のコンセントパネルは、好ましくは、一端に開口を有し該開口の周囲にフ ランジ部が設けられた中空の容器と、この容器の壁面に取付けられたコンセント とを備える。そして、該容器は、上記のフランジ部を一方の側板の外側の表面に 固定することにより該外側の表面上に取付けられることが好ましい。上記のよう にコンセントパネルが中空の容器を備えることにより、この容器を拡大・縮小す ることによってコンセントパネル内のスペースの拡大・縮小を行なうことが可能 となる。このとき、容器の拡大・縮小は巻胴の径に関係なく自由に行なえる。そ して、容器内のスペースを拡張することにより、より大容量の配線器具を収容す ることが可能となる。また、上記の容器はフランジ部を有しており、このフラン ジ部を一方の側板の外側の表面に固定するだけでよいので、コンセントパネルの 取付け自体も容易に行なえる。
【0011】 また、上記の一方の側板の外側の表面と略平行な表面方向におけるコンセント パネルの幅(径)は、該表面方向における巻胴の幅(径)よりも大きいことが好 ましい。それにより、配線器具の収容のために使用可能なスペースを従来例より も拡張することが可能となる。その結果、従来例よりも大容量の配線器具を収容 することが可能となる。
【0012】 また、上記の巻胴には主軸が挿着され、巻胴はこの主軸によって回転可能に保 持される。そして、一方の側板側に位置する主軸の先端部は、一方の側板の近傍 においてこの一方の側板に固定されることが好ましい。それにより、コンセント パネル内のスペースへの主軸の先端部の突出量を極めて小さく抑制することがで きる。それにより、主軸の存在に関係なく自由にコンセントパネル内のスペース を配線器具の配置のために使用でき、配線器具の配置の自由度を向上させること が可能となる。また、それに加え、コンセントパネル内のスペース自体も実質的 に拡張することが可能となる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図1と図2とを用いてこの考案に係るケーブルドラムについて説明する 。図1は、この考案に係るケーブルドラム1の側面図である。図2は、この考案 に係るケーブルドラム1の正面図である。なお、説明の便宜上、図1および図2 において、ケーブルの図示を省略している。
【0014】 図1に示されるように、この考案に係るケーブルドラム1は、巻胴2と、1対 の側板3a,3bと、中空のコンセントパネル4と、支持脚5と、主軸6とを備 える。
【0015】 1対の側板3a,3bは、略平行に配置された1対の円板状の部材により構成 され、巻胴2の両側端に配置される。コンセントパネル4は、一端に開口を有し 該開口の周囲にフランジ部4bが設けられた円筒状で中空の容器4aを備えてお り、該容器4aは、一方の側板3aの外側の表面上にねじなどを用いて取付けら れる。この中空の容器4a内に、コンセント本体(図示せず)やこれに接続され る各種配線器具が収容される。なお、図1では、コンセントパネル4の内部に収 容される配線器具の一例としてブレーカ8が示されている。また、コンセントパ ネル4の表面には、コンセントパネル4とともに1対の側板3a,3bと巻胴2 とを回転操作するためのハンドル9が取付けられている。
【0016】 一方の側板3aの外側の表面と略平行な表面方向におけるコンセントパネル4 の幅(径)W2は、好ましくは、上記の表面方向における巻胴2の幅(径)W1 よりも大きい。このようにコンセントパネル4の幅W2を巻胴2の幅W1よりも 大きくすることにより、コンセントパネル4内において配線器具を配置可能なス ペースを従来例よりも拡張することが可能となる。また、巻胴2内には配線器具 はほとんど収容されないので、巻胴2の幅W1を従来例よりも縮小することが可 能となる。それにより、側板3a,3bの大きさを従来例よりも拡大することな く、巻胴2に従来例より長いケーブルを巻付けることが可能となる。
【0017】 主軸6は巻胴2を貫通して1対の側板3a,3bを連結するように延在してい る。この主軸6の一方の先端部は、好ましくは、一方の側板3aの近傍において 該一方の側板3aに固定されることが好ましい。この場合であれば、一方の側板 3aの外表面上で固定部材7によって固定されている。このように、主軸6のコ ンセントパネル4側に位置する先端部が側板3a近傍でとどまっているので、コ ンセントパネル4内のスペースへの上記の先端部の突出量を極めて小さく抑制で き、コンセントパネル4内において配線器具を配置する際に主軸6が邪魔になる ことはほとんどない。それにより、コンセントパネル4内における配線器具の配 置の自由度が従来例よりも向上するとともに、コンセントパネル4内のスペース 自体も従来例よりも拡張され得る。
【0018】 次に、図2を用いて、コンセントパネル4の正面構造の一例について説明する 。図2に示されるように、コンセントパネル4の正面(前面)には、コンセント 10a,10b,10cがそれぞれ取付けられている。また、この場合であれば 、ブレーカ8やアーステスト装置11などの配線器具もコンセントパネル4の正 面に取付けられている。
【0019】 なお、この場合であれば、3つのコンセント10a〜10cが示されているが 、コンセントの数はこれに限られない。また、図2に示される場合では、コンセ ントパネル4の正面の形状は一方の側板3aと同様に円形であるが、四角形など 他の形状を有するものであってもよい。さらに、図2に示されるコンセントパネ ル4の正面以外の壁面に配線器具を取付けることも可能である。
【0020】 上述のように本考案の1つの実施の形態について説明を行なったが、今回開示 された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられ るべきである。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新 案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが 意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るケーブルドラムの側面図であ
る。
【図2】この考案に係るケーブルドラムの正面図であ
る。
【図3】従来のケーブルドラムの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,20 ケーブルドラム 2,26 巻胴 3a,3b,22a,22b 側板 4 コンセントパネル 4a 中空の容器 4b フランジ部 5,21 支持脚 6,27 主軸 10a,10b,10c,23a,23b コンセント

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを巻付けるための巻胴と、 前記巻胴を間に挟むようにその両側端に取付けられた1
    対の側板と、 一方の前記側板の外側の表面から外方に突出するように
    前記外側の表面上に取付けられた中空のコンセントパネ
    ルと、を備えた、ケーブルドラム。
  2. 【請求項2】 前記コンセントパネルは、一端に開口を
    有し該開口の周囲にフランジ部が設けられた中空の容器
    と、該容器の壁面に取付けられたコンセントとを備え、 前記容器は、前記フランジ部を前記一方の側板の外側の
    表面に固定することにより該外側の表面上に取付けられ
    る、請求項1に記載のケーブルドラム。
  3. 【請求項3】 前記一方の側板の外側の表面と略平行な
    表面方向における前記コンセントパネルの幅は、前記表
    面方向における前記巻胴の幅よりも大きい、請求項1ま
    たは2に記載のケーブルドラム。
  4. 【請求項4】 前記巻胴には主軸が挿着され、前記巻胴
    は前記主軸によって回転可能に保持され、 前記一方の側板側に位置する前記主軸の先端部は、前記
    一方の側板の近傍において該一方の側板に固定される、
    請求項1から3のいずれかに記載のケーブルドラム。
JP1996010387U 1996-10-16 1996-10-16 ケーブルドラム Expired - Lifetime JP3036835U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062992A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Nitto Kogyo Co Ltd 車両用充電装置

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