JPH07333100A - ガス漏れ検査用プラグ - Google Patents

ガス漏れ検査用プラグ

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JPH07333100A
JPH07333100A JP12273194A JP12273194A JPH07333100A JP H07333100 A JPH07333100 A JP H07333100A JP 12273194 A JP12273194 A JP 12273194A JP 12273194 A JP12273194 A JP 12273194A JP H07333100 A JPH07333100 A JP H07333100A
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慎一 西堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ガス漏れ検査用プラグにおいて、安全性を確保
しつつエアパージに使用した場合の作業時間を短縮する
こと。 【構成】ホースエンドを具備するプラグ主体(1) と、こ
のプラグ主体(1) に内蔵され且つバネにより閉弁状態に
付勢された弁体(3) と、プラグ主体(1) への接続状態に
於いて弁体(3) を検圧に適する第1開度(C1)まで開弁さ
せる押棒(6) を具備したソケット(S) と、このソケット
(S) 又は前記弁体(3) に脱着自在に連結される補助軸(6
1)とからなり、この補助軸(61)を連結してソケット(S)
をプラグ主体(1) に接続した状態に於いては、弁体(3)
が前記第1開度(C1)よりも大きく開弁し且つエアパージ
に適する第2開度(C2)にまで開弁されるものとしたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、ガス配管の途中に装着され、ガ
ス漏れ検査用の検圧装置等に連通したソケットを接続す
るようにしたガス漏れ検査用プラグに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術および課題】上記検査用プラグの従来のもの
として、実公平2- 40364号に開示されるものがある。こ
のものは、図1に示すように、ホースエンド(D) を具備
したプラグ主体(1) に設けたネジ端部が、ガス配管の途
中に介装した分岐管(P) に螺合接続され、このプラグ主
体(1) 内に形成したガス流路(R) に、これを開閉する閉
子(31)が挿入された構成となっており、前記閉子(31)に
は、直径の小さい孔部(31a) が貫通形成されている。
【0003】このものでは、先ず、ガス漏れ検査用の検
圧装置(K) を、これに連通するガスホース端末に設けた
ソケット(S) を介してプラグ主体(1) に接続する。続い
て、閉子(31)を全開位置に回動操作して前記検圧装置
(K) とガス配管とを連通させる。この後、ガス配管の下
流側に設けられている元コック(V2)(V2)を閉弁し且つガ
ス配管の上流側に設けられているメータコック(V1)を開
弁した状態として検圧装置(K) にガス圧力を付与させ、
更に、前記メータコック(V1)を閉じる。この後、検圧装
置(K) の検知圧力が低下するかどうかを確認することに
より、ガス漏れの有無が判断される。
【0004】又、このものでは、孔部(31a) を小径とし
てガス流量を極小さく設定しているから、非検査状態
(通常の使用状態)に於いて、万一、ガス流路(R) が開
放された場合でも危険はない。一方、この検査用プラグ
を、新設配管のエアパージに使用する際には、上記元コ
ック(V2)(V2)を閉弁し且つメータコック(V1)を開弁した
状態で、閉子(31)を全開位置に回動操作する。これによ
り、配管内の空気がガス流路(R) を介して抜かれて配管
内にガスが置換される。ところが、このものでは、上記
したように、ガス流量が極小さく設定されているから、
このエアパージを開始してからガスに置換されるまでの
作業時間が長くなるという問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、上記ガス漏れ検査用プラグにおいて、安全
性を確保しつつ、これをエアパージに使用した場合の作
業時間を短縮することをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『ホースエンドを具備するプラグ主体
(1) と、このプラグ主体(1) に内蔵され且つバネにより
閉弁状態に付勢された弁体(3) と、プラグ主体(1) への
接続状態に於いて弁体(3) を検圧に適する第1開度(C1)
まで開弁させる押棒(6) を具備したソケット(S) と、こ
のソケット(S) 又は前記弁体(3) に脱着自在に連結され
る補助軸(61)とからなり、この補助軸(61)を連結してソ
ケット(S) をプラグ主体(1) に接続した状態に於いて
は、弁体(3) が前記第1開度(C1)よりも大きく開弁し且
つエアパージに適する第2開度(C2)にまで開弁されるも
のとした』ことである。
【0007】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。このものでは、ガス漏れ検査に際して、検圧装置に
連通させたソケット(S) をプラグ主体(1) に接続する。
このとき、ソケット(S) の押棒(6) 又は弁体(3) には、
補助軸(61)を連結しない。これにより、前記押棒(6) に
より弁体(3) が押し込まれて第1開度(C1)となり、この
状態で、このプラグ主体(1) が連設されるガス配管内の
検圧ができる。つまり、ガス漏れ検査ができる。そし
て、この第1開度(C1)は、検圧に適する開度となってい
るから、このときのガス流量は小さなものとなる。従っ
て、ソケット(S) を接続して弁体(3) を開弁したとき、
検圧装置に急激な圧力が作用することもない。
【0008】又、エアパージに際しては、上記補助軸(6
1)を連結してソケット(S) をプラグ主体(1) に接続す
る。これにより、押棒(6) 及び補助軸(61)により弁体
(3) が押し込まれて第2開度(C2)となる。この第2開度
(C2)は、エアパージに適する開度となっているから、ガ
ス配管内がエアパージができることはもちろん、比較的
大きな流量でエアパージできる。
【0009】そして、ソケット(S) を取り外すと、弁体
(3) は、バネによる付勢力によって全閉状態となり、ガ
スが遮断された状態となる。
【0010】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。このものでは、エアパージに際して、その流量
を検圧時に比べて大幅に大きくできるから、このエアパ
ージに要する作業時間が既述の従来例のものに比べ大幅
に短縮される。
【0011】一方、上記補助軸(61)を連結しない状態で
ソケット(S) をプラグ主体(1) に接続しても、検圧可能
な程度の少量のガスしか流れず、しかも、この補助軸(6
1)がなければ、プラグ主体(1) に大流量が流れる状態に
できないから、不用意にこの大流量状態としてしまうこ
とがなく、安全である。更に、このものでは、ソケット
(S) をプラグ主体(1) に接続するだけで、検圧可能状態
となるから、ソケット(S) の接続後に閉子を回動操作す
る必要がある既述の従来例に比べて、検圧の作業性が向
上する。
【0012】尚、ソケット(S) を接続するだけでは、少
量のガスしか流れないから、このものにガスコンロ等に
連通したソケット(S) を接続しても、燃焼可能となる程
のガス量とならず、このものをガス栓として使用される
不都合も防止される。 [請求項2の発明について]この請求項2の発明は、上
記課題を解決する為の他の発明に関するものであり、そ
の為の技術的手段は、『ホースエンドを具備するプラグ
主体(1) と、このプラグ主体(1) に内蔵され且つ下流側
の第1弁座(T1)とその上流側の第2弁座(T2)の夫々に対
してバネにより閉弁状態に付勢され且つ同軸上に位置す
る第1弁体(3a)及び第2弁体(3b)と、第1弁体(3a)又は
第2弁体(3b)の何れか一方から他方に向けて突設され且
つ前記第2弁座(T2)に挿通可能とした押し杆(33)と、第
2弁体(3b)の閉弁状態に於いてこれの上流側と下流側と
を連通させる小孔(32)と、プラグ主体(1) への接続状態
に於いて第1弁体(3a)のみを開弁させる押棒(6) を具備
したソケット(S) と、このソケット(S) 又は前記第1弁
体(3a)に脱着自在に連結される補助軸(61)とからなり、
この補助軸(61)を連結してソケット(S) をプラグ主体
(1) に接続した状態に於いて、第1弁体(3a)及び第2弁
体(3b)が共に全開するように、前記補助軸(61)及び押し
杆(33)の長さを設定し、小孔(32)の大きさを、これに流
れる流量が検圧に適する値となるように設定し、第1弁
体(3a)及び第2弁体(3b)が共に全開した状態における流
量がエアパージに適する値となるようにした』ことであ
る。
【0013】このものでは、ソケット(S) の押棒(6) 又
は第1弁体(3a)に補助軸(61)を連結しない状態でソケッ
ト(S) を接続すると、このソケット(S) の押棒(6) が第
1弁体(3a)のみを開弁させる。そして、この第1弁体(3
a)よりも上流側に位置する第2弁体(3b)には、小孔(32)
が設けられているから、前記ソケット(S) に連通させた
検圧装置によりガス漏れ検査ができる。又、この小孔(3
2)の大きさは、これに流れる流量が検圧に適する値とな
るように設定されているから、請求項1の発明と同様な
安全性がある。
【0014】又、上記補助軸(61)を連結した状態でソケ
ット(S) を接続すると、押棒(6) 及び補助軸(61)により
第1弁体(3a)が押し込まれて全開し、前記押し込み度合
いと押し杆(33)の長さとの関係から、第2弁体(3b)も全
開した状態となる。この状態で、ガス配管内から空気が
抜かれてエアパージされる。このときの流量がエアパー
ジに適する値となるように設定されているから、比較的
大きな流量でエアパージされるものとなる。
【0015】そして、ソケット(S) をプラグ主体(1) か
ら外すと、第1弁体(3a)及び第2弁体(3b)は、これらに
夫々付与された付勢力により閉弁状態となる。以上のこ
とから、この請求項2の発明に於いても、上記請求項1
の発明と同様の効果を奏する。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 [実施例1について]この実施例1は、既述の請求項1
の発明を実施したものであり、従来と同様に、配管途中
に介装した分岐管(P) 等に螺合接続して使用するもので
ある。
【0017】[各部の構成について]プラグ主体(1)
は、図2に示すように、その下流端からの一定範囲にソ
ケット(S) との接続部となるホースエンド(D) が形成さ
れ、上流側端部に前記分岐管(P) に螺合されるネジ筒部
(11)が設けられた構成となっており、これらホースエン
ド(D) とネジ筒部(11)との間の外周部には、このプラグ
主体(1) を分岐管(P) に螺合するための工具挟持部とし
ての六角部(12)が形成されている。
【0018】そして、このプラグ主体(1) 内に形成され
たガス流路(R) は、プラグ主体(1)の下流端に開放する
第1孔部(13)と、この第1孔部(13)の上流側に連続し且
これよりも大径の第2孔部(14)と、この第2孔部(14)よ
りさらに上流側に連続し且これより大径の第3孔部(15)
とからなる。前記第2孔部(14)は、後述の弁体(3) の収
容部となっている。
【0019】前記弁体(3) は、同図に示すように、略円
柱状に形成され、前記第2孔部(14)内に摺動可能に密に
嵌入されている。そして、この弁体(3) の下流側端部に
は、下流側に向って直径縮小するテーパ面(36)が形成さ
れており、これが、第2孔部(14)の下流側端部に同様の
テーパ状に形成した弁座(T) に対接している。又、この
弁体(3) の下流端には、第1孔部(13)内に突出させた所
定長さの作動軸(34)が連設されており、ホースエンド
(D) に接続したソケット(S) の押棒(6) により、この作
動軸(34)を介して弁体(3) が所定度合い開弁されるよう
になっている。この作動軸(34)の長さは、前記開弁状態
に於いて弁体(3) が第3孔部(15)に脱出しない程度の長
さに設定している。一方、この弁体(3) の上流側端部
は、第3孔部(15)内に突出し、これの外周部には、第3
孔部(15)の内周面に摺動可能に対接する3つの略矩形状
の支持片(35)(35)が連設されている。そして、これら支
持片(35)(35)の内周部と、プラグ主体(1) の上流端にね
じ込んだネジ板(8) との間に圧縮バネ(7) が介装されて
おり、弁体(3) は、閉弁状態に維持されている。
【0020】そして、この弁体(3) の外周面には、図2
及び図5に示すように、軸線方向に延びる一対の溝部(3
7)(37)が形成され、その一端は上記テーパ面(36)に開放
し、他端は第3孔部(15)内に開放する構成としている。
又、これら溝部(37)(37)の大きさは、検圧に適した少量
のガスが通過できる程度に設定している。 [使用の実際について]ガス漏れ検査に際しては、検圧
装置に連通した上記ソケット(S) をプラグ主体(1) のホ
ースエンド(D) に接続する。このとき、ソケット(S) の
押棒(6) が作動軸(34)を介して弁体(3) を圧縮バネ(7)
の閉弁付勢力に抗して押し込み、これを開弁させるが、
作動軸(34)の長さが、上記のように設定されていること
から、弁体(3) は、図3に示す開弁状態となり、弁座
(T) とテーパ面(36)との間に形成された間隙及び溝部(3
7)(37)により、この弁体(3) の上流側と下流側とが連通
される。そして、前記溝部(37)(37)が、上記した大きさ
に設定されていることから、第3孔部(15)及び第2孔部
(14)から第1孔部(13)への流量は少ない値となる。つま
り、このときの弁体(3) の開度が既述の第1開度(C1)と
なる。この状態で検圧装置によりガス漏れ検査される。
【0021】一方、エアパージに際しては、図4に示す
ように、作動軸(34)の先端部にこれと同軸に設けた孔部
に、補助軸(61)に連設した嵌合棒部(61a) を圧入して、
これら作動軸(34)と補助軸(61)とを連結した後、ソケッ
ト(S) をホースエンド(D) に接続する。このとき、補助
軸(61)の長さを、第2孔部(14)の軸線方向長さと同程度
に設定してあることから、弁体(3) は、同図に示すよう
に、第2孔部(14)内から第3孔部(15)に脱出して前記第
1開度(C1)よりも大きく開弁した状態となる。つまり、
この開弁状態が既述の第2開度(C2)となる。これによ
り、比較的大きな流量でエアパージされる。
【0022】[変形例について]尚、請求項1の発明に
採用する弁体(3) の構成は、上記実施例1に限定される
ものではなく、補助軸(61)を接続せずにソケット(S) を
プラグ主体(1) に接続した状態の開度が、検圧に適する
ものとなり、補助軸(61)を接続してソケット(S)を接続
した状態の開度がエアパージに適するものとなるかぎ
り、他の構成が採用可能である。
【0023】又、上記実施例1では、補助軸(61)を弁体
(3) に装着するようにしたが、これを、押棒(6) の先端
に装着する構成としてもよい。 [実施例2について]この実施例2は、既述の請求項2
の発明を実施したものであり、図6に示すように、プラ
グ主体(1) は、実施例1と同様の分岐管(P) に螺合接続
される上流側の接続筒部(1a)の下流端に、この接続筒部
(1a)とは別体に形成したホースエンド(D) を螺合接続し
た構成となっている。又、前記接続筒部(1a)には、実施
例1と同様のネジ筒部(11)及び六角部(12)が設けられて
いる。尚、上記ホースエンド(D) と接続筒部(1a)とは、
ホースエンド(D) 側の雄ネジ筒(18)と接続筒部(1a)側の
雌ネジ筒(19)との螺合により一体化させている。
【0024】そして、前記ホースエンド(D) 内の下流端
には、上流側に向って直径拡大するテーパ状の第1弁座
(T1)、接続筒部(1a)の下流端には、同様のテーパ状の第
2弁座(T2)が設けられており、ホースエンド(D) 内に
は、前記第1弁座(T1)に対応する厚肉円盤状の第1弁体
(3a)が、接続筒部(1a)内には、前記第2弁座(T2)に対応
する厚肉円盤状の第2弁体(3b)が収容されている。又、
夫々の弁体には、実施例1と同様の支持片が連設され、
これら弁体相互が同軸上に位置している。そして、第1
弁体(3a)の第1支持片(38)(38)と上記第2弁座(T2)を構
成する環状突出部(17)との間には、第1圧縮バネ(71)
が、第2弁体(3b)の第2支持片(39)(39)と実施例1と同
様のネジ板(8) との間には、第2圧縮バネ(72)が介装さ
れ、第1弁体(3a)及び第2弁体(3b)は、閉弁状態に維持
されている。
【0025】又、第2弁体(3b)には、押し杆(33)として
の筒体を第1弁体(3a)側に突設してあり、この押し杆(3
3)内の最深部には、第2弁体(3b)の上流側と下流側とを
連通する小孔(32)が設けられている。この小孔(32)の大
きさは、これを流れる流量が上記実施例1における溝部
(37)(37)と同程度となるように設定されている。 [使用の実際について]ガス漏れ検査に際しては、図7
に示すように、検圧装置に連通したソケット(S) をホー
スエンド(D) に接続する。このとき、ソケット(S) の押
棒(6) が第1圧縮バネ(71)の付勢力に抗して第1弁体(3
a)を押し込んでこれを開弁するが、押し杆(33)の長さ
を、前記開弁状態でこの押し杆(33)と第1弁体(3a)との
間に少しの間隙(例えば、1〜2mm程度)が形成され
る程度の長さに設定している。これにより、前記ソケッ
ト(S) の接続状態では、第1弁体(3a)が開弁し且つ第2
弁体(3b)が閉弁した状態となり、ガス配管が、第2弁体
(3b)に設けた小孔(32)及び第1弁体(3a)の開部を介して
検圧装置に連通されて、ガス漏れ検査される。そして、
小孔(32)が、上記した大きさに設定されているから、こ
れを流れる流量が小さいものとなる。
【0026】又、エアパージに際しては、押棒(6) の先
端に、補助軸(61)の一端に設けた係合筒部(63)を強制的
に外嵌させ、この状態でソケット(S) をプラグ主体(1)
に接続すると、図8に示すように、第1弁体(3a)が上記
開度よりも更に押し込まれて全開状態となる。このと
き、上記押し杆(33)の長さを、前記全開状態で押し杆(3
3)と第1弁体(3a)とが対接して第2弁体(3b)が全開され
る程度の長さにも設定してあり、これにより、第2弁体
(3b)も、第2圧縮バネ(72)の付勢力に抗して押し込ま
れ、第1弁体(3a)及び第2弁体(3b)の両方が全開状態と
なる。これにより、ガス配管内がエアパージされ、その
ときの流量は、比較的大きなものとなる。
【0027】[変形例について]尚、上記実施例2で
は、押し杆(33)を第2弁体(3b)に設けたが、これを、第
1弁体(3a)に設けて第2弁体(3b)側に突出させてもよ
い。又、この押し杆(33)は、筒状でなくても一本又は複
数本の棒状部材により構成されるものでもよい。又、こ
の実施例2では、補助軸(61)を押棒(6) に連結するよう
にしたが、これを、第1弁体(3a)に連結する構成として
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例における検査用プラグの説明図
【図2】本発明実施例1の断面図
【図3】これを検圧に使用した場合の断面図
【図4】これをエアパージに使用した場合の断面図
【図5】XーX断面図
【図6】本発明実施例2の断面図
【図7】これを検圧に使用した場合の断面図
【図8】これをエアパージに使用した場合の断面図
【符号の説明】
(T) ・・・弁座 (1) ・・・プラグ主体 (3) ・・・弁体 (C1)・・・第1開度 (C2)・・・第2開度 (S) ・・・ソケット (6) ・・・押棒 (61)・・・補助軸 (T1)・・・第1弁座 (T2)・・・第2弁座 (3a)・・・第1弁体 (3b)・・・第2弁体 (32)・・・小孔 (33)・・・押し杆

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースエンドを具備するプラグ主体(1)
    と、このプラグ主体(1) に内蔵され且つバネにより閉弁
    状態に付勢された弁体(3) と、プラグ主体(1)への接続
    状態に於いて弁体(3) を検圧に適する第1開度(C1)まで
    開弁させる押棒(6) を具備したソケット(S) と、このソ
    ケット(S) 又は前記弁体(3) に脱着自在に連結される補
    助軸(61)とからなり、この補助軸(61)を連結してソケッ
    ト(S) をプラグ主体(1) に接続した状態に於いては、弁
    体(3) が前記第1開度(C1)よりも大きく開弁し且つエア
    パージに適する第2開度(C2)にまで開弁されるものとし
    たガス漏れ検査用プラグ。
  2. 【請求項2】 ホースエンドを具備するプラグ主体(1)
    と、このプラグ主体(1) に内蔵され且つ下流側の第1弁
    座(T1)とその上流側の第2弁座(T2)の夫々に対してバネ
    により閉弁状態に付勢され且つ同軸上に位置する第1弁
    体(3a)及び第2弁体(3b)と、第1弁体(3a)又は第2弁体
    (3b)の何れか一方から他方に向けて突設され且つ前記第
    2弁座(T2)に挿通可能とした押し杆(33)と、第2弁体(3
    b)の閉弁状態に於いてこれの上流側と下流側とを連通さ
    せる小孔(32)と、プラグ主体(1)への接続状態に於いて
    第1弁体(3a)のみを開弁させる押棒(6) を具備したソケ
    ット(S) と、このソケット(S) 又は前記第1弁体(3a)に
    脱着自在に連結される補助軸(61)とからなり、この補助
    軸(61)を連結してソケット(S) をプラグ主体(1) に接続
    した状態に於いて、第1弁体(3a)及び第2弁体(3b)が共
    に全開するように、前記補助軸(61)及び押し杆(33)の長
    さを設定し、小孔(32)の大きさを、これに流れる流量が
    検圧に適する値となるように設定し、第1弁体(3a)及び
    第2弁体(3b)が共に全開した状態における流量がエアパ
    ージに適する値となるようにしたガス漏れ検査用プラ
    グ。
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