JP2008240804A - ガス供給接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不慮の事故によってガス漏れが発生することを防止することができるガスコンセントを提供する。
【解決手段】 本体3には、プラグ部3bを遮蔽するキャップ2を螺合固定する。本体3には、弁体4を下流側(図1において右側)に付勢する弁ばね6A,6Bを設ける。キャップ2には、弁体4を係合部材10を介して上流側へ付勢するコイルばね11を設ける。弁ばね6A,6Bの付勢力とコイルばね11の付勢力とは、第1雌ねじ部3fに第1雄ねじ部4bが螺合した所定の位置において同一になり、弁体4が当該所定の位置より上流側に位置しているときには前者が後者より大きくなり、下流側に位置しているときには前者が後者より小さくなるように、両者の大きさを設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、プラグ型ガスコンセント等のガス供給接続具に関する。
一般に、プラグ型ガスコンセントは、下記特許文献1に記載されているように、ガスが流入する弁収容部が内部に形成された本体と、弁収容部に開位置と閉位置との間を移動可能に設けられた弁体と、この弁体を開位置から閉位置に向かって付勢するコイルばね等の付勢手段とを有している。本体の一端部外面には、プラグ部が形成されている。本体の内部には、一端が弁収容部に開口し、他端がプラグ部の先端面に開口する弁座孔が形成されている。弁体には、弁座孔に摺動可能に挿入された弁部が設けられている。この弁部は、弁体が開位置に位置すると弁収容部と弁座孔とを連通させ、弁体が閉位置に位置すると弁収容孔と弁座孔との間を遮断する。これにより、ガスコンセントが開状態と閉状態とに切り換えられるようになっている。
特開平6−58443号公報
上記従来のガスコンセントにおいては、不慮の事故により、外部から弁座孔に棒状体が挿入され、その棒状体によって弁体が閉位置から開位置まで移動させられると、ガス漏れが発生してしまうという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するために、外面にプラグ部が設けられ、ガスが供給される弁収容部が内部に設けられた本体と、上記弁収容部に上記プラグ部の軸線に沿って移動可能に設けられた弁体と、この弁体を上記プラグ部の先端側に向かって付勢する付勢手段とを備え、上記本体の内部には、上流側の端部が上記弁収容部の内面に開口し、下流側の端部が上記プラグ部の先端面に開口する弁座孔が形成され、上記弁体には、上記弁座孔にその軸線方向へ移動可能に、かつシール状態で挿入された弁部が設けられたガス供給接続具において、上記弁収容部の内面には、第1雌ねじ部が上記プラグ部と同軸に形成され、上記弁体の外周面には、上記第1雌ねじ部に螺合可能な第1雄ねじ部が形成され、上記弁体が、上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部に対して上流側に離間した開位置から上記第1雄ねじ部の下流側の端部が上記第1雌ねじ部の上流側の端部に突き当たった閉位置を経て上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部を下流側に通過してロック位置に至るまでの間を移動可能とされ、有底筒状をなし、内周面の開口側端部に上記第1雌ねじ部と捩れ方向が同一である第2雌ねじ部が形成されたキャップをさらに備え、上記本体の外面には第2雄ねじ部が上記プラグ部と同軸に形成され、上記第1雌ねじ部が上記第1雄ねじ部に螺合されることにより、上記キャップが上記本体に上記プラグ部を囲んだ状態で着脱可能に固定され、上記キャップの内部には、係合部材が上記キャップの軸線方向へ所定範囲移動可能に、かつ回動不能に設けられるとともに、この係合部材を上記キャップの開口部側に付勢する第2付勢手段が設けられ、上記キャップの開口部側に位置する上記係合部材の先端部には、上記弁座孔に挿脱可能に挿入される挿入部が形成され、この挿入部の先端部には、上記弁部の先端部に係脱可能に、かつ回動不能に係合する係合部が形成され、上記付勢手段及び上記第2付勢手段の各付勢力が、上記係合部が上記弁部に係合した状態において、上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部に螺合した所定の位置に上記弁体が位置しているときには両者の付勢力が等しくなり、上記弁体が上記所定の位置より上流側に位置しているときには、上記付勢手段の付勢力が上記第2付勢手段の付勢力より大きくなり、上記弁体が上記所定の位置より下流側に位置しているときには上記付勢手段の付勢力が上記第2付勢手段の付勢力より小さくなるように設定されていることを特徴としている。
この場合、上記第1雌ねじ部及び上記第1雄ねじ部のピッチが、上記第2雌ねじ部及び上記第2雄ねじ部のピッチより大きく設定されていることが望ましい。
特に、上記第1雌ねじ部及び上記第1雄ねじ部のピッチが、1.0mm以上に設定されていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ガス供給接続具の不使用時には、本体にキャップを螺合固定されるので、弁座孔に棒状体が挿入されることがない。したがって、棒状体によって弁体が開位置まで移動させられることを防止することができ、ガス漏れを防止することができる。しかも、キャップを取り付けた状態では、第1雄ねじ部の下流側の端部が第1雌ねじ部の上流側の端部に押し付けられているので、キャップを本体から取り外すと、第1雄ねじ部が第1雌ねじ部を通過してそれより下流側に位置する。その状態では、弁体を下流側へ移動させようとすると、第1雄ねじ部が第1雌ねじ部に突き当たる。したがって、弁体は、それ以上開位置側へ移動することができない。よって、キャップを取り外した状態でも、ガス漏れを防止することができる。さらに、キャップを本体に螺合させる際には、係合部材が弁部に係合し、弁体がキャップと一体に回転する。しかも、第1雄ねじ部が第1雌ねじ部より下流側に位置している状態においては、第1雄ねじ部の上流側の端部が第1雌ねじ部の下流側の端部に突き当たっている。したがって、キャップを本体に螺合させると、第1雄ねじ部が第1雌ねじ部に螺合してこれを通過し、弁体が閉位置まで移動する。したがって、キャップを本体に螺合する際に弁体が邪魔になることがない。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
添付の図1〜図9は、この発明の一実施の形態を示す。この実施の形態は、この発明をプラグ型ガスコンセントAに適用したものである。勿論、この発明は、ガスコンセントA以外のガス供給接続具にも適用可能である。
ガスコンセントAは、プラグ部3bを有するコンセント部1とキャップ2とを備えている。キャップ2は、コンセント部1の不使用時にはプラグ部3bを遮蔽した状態でコンセント部1に螺合固定される。その一方、コンセント部1の使用時にはコンセント部1から取り外される。そして、図9に示すように、プラグ部3bにソケットSが接続される。
コンセント部1は、円筒状をなす本体3を有している。本体3の基端部(図1において左端部)外周面には、テーパ雄ねじ部3aが形成されている。このテーパ雄ねじ部3aには、一次側ガス管やガス器具に付設されたガス導出口が接続される。テーパ雄ねじ部3aに代えてストレート雄ねじ部が形成されることもある。また、テーパ雄ねじ部3aやストレート雄ねじ部に代えて、本体3の基端部内周面にテーパ雌ねじ部やストレート雌ねじ部が形成されることもある。本体3の先端部外周面には、プラグ部3bが形成されている。このプラグ部3bは、迅速継手について規定したJIS規格のプラグ部と同一の形状及び寸法を有している。
本体3の内部には、それぞれの軸線をプラグ部3bの軸線と一致させた弁収容孔(弁収容部)3c及び弁座孔3dがそれぞれ形成されている。弁収容孔3cの一端部(上流側の端部)は、本体3の基端面に開口している。したがって、テーパ雄ねじ部3aに一次側ガス管が螺合固定されると、当該一次側ガス管から弁収容孔3c内にガスが流入する。弁座孔3dは、弁収容孔3cの下流側の端部から本体1の先端面(プラグ部3bの先端面)まで延びている。弁座孔3dは、弁収容孔3cより小径になっている。その結果、弁収容孔3cと弁座孔3dとの間には、弁収容孔3cの上流側を向く環状の段差面3eが形成されている。
弁収容孔3cの内部には、弁体4が弁収容孔3cの軸線方向へ移動可能に収容されている。この弁体4の外径は、弁収容孔3cの内径より小径になっている。したがって、弁収容孔3cの内周面と弁体4の外周面との間をガスが流通可能である。弁体4と弁収容孔3cの基端部に固定されたばね受け5との間には、コイルばねからなる長短二つの弁ばね(付勢手段)6A,6Bが設けられている。この弁ばね6A,6Bによって弁体4が弁収容孔3cの下流側へ向かって付勢されている。二つの弁ばね6A,6Bについては、それらのうちのいずれか一方だけを設けてもよい。なお、ばね受け5の中央部には、ガスを流すための貫通孔5aが形成されている。
弁体4の外周面の軸線方向における中間部には、弁収容孔3cの下流側を向く環状の当接面4aが形成されている。この当接面4aが段差面3eに突き当たると、弁体4がそれ以上下流側へ移動することができなくなる。以下、このときの弁体4の位置をロック位置という。
弁体4の外周面には、第1雄ねじ部4bが形成されている。この第1雄ねじ部4bは、当接面4aより上流側でその近傍に配置されている。一方、弁収容孔3cの内周面には、第1雄ねじ部4bが螺合可能な第1雌ねじ部3fが形成されている。この第1雌ねじ部3fは、弁体4がロック位置に位置しているときには、第1雄ねじ部4bに対し下流側へ所定の短い距離だけ離間するように配置されている。したがって、弁体4がロック位置から上流側へ所定距離だけ移動すると、第1雄ねじ部4bの上流側の端部が第1雌ねじ部3fの下流側の端部に突き当たる。これにより、弁体4の上流側への移動が阻止される。したがって、このときの弁体4の位置を当接位置と称するものとすると、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fより下流側に位置しているときには、弁体4の移動範囲がロック位置と当接位置との間に制限される。
当接位置に位置している弁体4を上流側へ押しつつ一方向へ回転させると、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに螺合し、それに伴って弁体4が上流側へ移動する。弁体4が当接位置から所定距離だけ移動すると、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを上流側に向かって通過し、第1雄ねじ部4bの下流側の端部が第1雌ねじ部3fの上流側の端部に突き当たった状態になる。以下、このときの弁体4の位置を閉位置という。弁体4は、閉位置からさらに上流側へ向かって図9に示す開位置まで移動可能である。勿論、閉位置と開位置との間においては、弁体4は回転することなく移動することができる。弁体4が開位置から閉位置まで移動すると、第1雄ねじ部4bの下流側の端部が第1雌ねじ部3fの上流側の端部に突き当たり、それ以上下流側へ移動することができなくなる。勿論、弁体4が閉位置に位置した状態において、弁体4を他方向へ回転させると、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに螺合する。そして、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを通過して当接位置に達した後、弁体4は回転することなく当接位置とロック位置との間を移動可能である。
当接面4aから下流側に向かって続く弁体4の先端部(図1において右端部)には、弁部4cが形成されている。この弁部4cは、常時、つまり弁体4が開位置とロック位置との間に位置しているときにはいつでも、弁座孔3dにその軸線方向へ移動可能に挿入されている。弁部4cの外周面と弁座孔3dの内周面との間は、弁座孔3dの内周面に位置固定して設けられたOリング等のシール部材7によって気密にシールされている。
弁部4cには、流出路8が形成されている。流出路8は、横孔81及び縦孔82を有している。横孔81は、弁部4cをその径方向に貫通する貫通孔として形成されている。横孔81は、その一端が弁部4cの外周面に開口し、他端が閉じられた止まり孔としてもよい。横孔81は、図1〜図8に示すように、弁体4が少なくとも閉位置より下流側に位置しているときには、シール部材7より下流側に位置するように配置されている。したがって、弁体4が閉位置より下流側に位置しているときには、弁収容孔3c内のガスが横孔81に流入することがない。その一方、横孔81は、弁体4が開位置に位置すると横孔81の開口部の少なくとも一部が弁収容孔3cに露出するように配置されている。したがって、弁体4が開位置に位置すると、弁収容孔3c内のガスが横孔81に流入する。
縦孔82は、弁部4cの軸線に沿って延びている。縦孔82は、この実施の形態では2つ形成されているが、一つだけ形成してもよく、三つ以上形成してもよい。縦孔82の上流側の端部は、横孔81の内周面に開口しており、下流側の端部は弁部4cの先端面に開口している。したがって、弁体4が開位置に位置すると、弁収容孔3cから横孔81に流入したガスが縦孔82を通って弁部4cより下流側に位置する弁座孔3d内に流出する。そして、そのガスは、後述するように、ソケットSを介してガス機器に供給される。
上記キャップ2は、有底円筒状をなしており、その内周面の先端側(開口部側)の端部には、第2雌ねじ部2aが形成されている。この第2雌ねじ部2aの捩れ方向は、第1雄ねじ部4b及び第1雌ねじ部3fの捩じれ方向と同一に設定されている。一方、プラグ部3bの基端部に続く本体3の外周面には、第2雄ねじ部3gがプラグ部3bと同軸に形成されている。この第2雄ねじ部3gと第2雌ねじ部2aとは、螺合可能であり、同一のピッチを有している。しかも、それらのねじ部2a,3gのピッチは、第1雌ねじ部3f及び第1雄ねじ部4bのピッチより短くなっている。
第2雄ねじ部3gに第2雌ねじ部2aを螺合させ、キャップ2の先端面が本体3の当接面3hに突き当たるまでキャップ2を締め付けることにより、キャップ2が本体3に着脱可能に固定されている。キャップ2は、本体3に固定された状態ではプラグ部3bを囲んで外部から遮蔽している。しかも、キャップ2の先端部内周面と本体3の外周面との間は、Oリング等のシール部材9によってシールされている。これにより、雨水や塵埃がキャップ2の内部に入り、さらに弁座孔3dにその外側の開口部から入り込むことが防止されている。
キャップ2の内部の底部側の端部には、係合部材10がキャップ2の軸線方向へ移動可能に、かつ回動不能に設けられている。係合部材10は、それとキャップ2の底部との間に設けられたコイルばね(第2付勢手段)11によってキャップ2の開口部側へ向かって付勢されている。キャップ2の内周面には、ストッパ12が螺合固定されている。キャップ2が本体3から取り外された状態では、係合部材10がコイルばね11の付勢力によってストッパ12に押し付けられている。これにより、係合部材10がキャップ2から抜け止めされている。
係合部材10の先端部(図1において左側の端部)には、軸部(挿入部)10aが形成されている。この軸部10aは、その軸線をキャップ2の軸線と一致させて配置されており、ストッパ12の中央部をキャップ2の軸線方向へ移動可能に貫通している。軸部10aの外径は、弁座孔3dより若干小径になっている。したがって、軸部10aは、弁座孔3dにその開口部から挿入可能である。軸部10aの先端面には、キャップ2の直径線上を延びる係合突条(係合部)10bが形成されている。この係合突条10bに代えて十字状の係合突出部(係合部)を形成してもよく、断面六角形状の突出部(係合部)を形成してもよい。また、突出部に代えてそれと同様な断面形状を有する凹部(係合部)を形成してもよい。
弁体4の弁部4cの先端面には、係合突条10bが係脱可能に係合する係合凹部4dが形成されている。この係合凹部4dは、係合突条10bに代えて十字状又は六角形状の突出部が形成される場合には、それに対応した断面形状の凹部とされる。また、係合部材10に係合突条10b又は突出部に代えて係合凹部が形成される場合には、弁部4cの先端面に当該係合凹部に係脱可能に係合する突出部が形成される。係合凹部4dに係合突条10bが係合すると、弁体4がキャップ2と一体に回動する。
係合突条10bが係合凹部4dに係合している状態では、軸部10aの先端面が弁部4cの先端面に突き当たっている。したがって、その状態では、弁体4が弁ばね6A,6Bによって弁座孔3dの下流側へ付勢される一方、コイルばね11により軸部10aを介して弁座孔3dの上流側へ付勢されている。弁体4に対する弁ばね6A,6Bの付勢力の大きさとコイルばね11の付勢力の大きさとを比較すると、両者は次の条件を満たすように設定されている。すなわち、キャップ2が本体3に螺合固定され、軸部10aの先端面が弁部4cの先端面に突き当たった状態において、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに螺合した所定の位置に弁体4が位置しているときには弁ばね6A,6Bの付勢力とコイルばね11の付勢力とが同一になり、弁体が当該所定の位置より上流側に位置しているときには弁ばね6A,6Bの付勢力がコイルばね11の付勢力より大きくなり、弁体が当該所定の位置より下流側に位置しているときには弁ばね6A,6Bの付勢力がコイルばね11の付勢力より小さくなる。
上記構成のガスコンセントAにおいて、いま図1に示すように、キャップ2が本体3に螺合固定されているものとする。このときには、弁体4の第1雄ねじ部4bが弁ばね6A,6Bによって第1雌ねじ部3fの上流側の端部に押し付けられている。つまり、弁体4が閉位置に位置させられている。この状態において、キャップ2を本体3から取り外すために他方向へ回転させると、弁体4がキャップ2により係合部材10を介して同方向へ回転させられる。すると、図2に示すように、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに螺合する。ここで、キャップ2と弁体4とは、キャップ2の他方向への回転に伴って弁座孔3cの下流側へ移動するが、第1雄ねじ部4b及び第1雌ねじ部3fのピッチが第2雌ねじ部2a及び第2雄ねじ部3gのピッチより長いので、弁体4の移動速度がキャップ2の移動速度より速い。したがって、第1雄ねじ部4bは、第1雌ねじ部3fに確実螺合する。第1雄ねじ部4bの第1雌ねじ部3fへの螺合をより確実にするためには、第1雄ねじ部4b及び第1雌ねじ部3fのピッチを1.0mm以上にすることが望ましい。ねじ部4b、3fのピッチが1.0mm以下であると、弁体4が他方向へ回転したとき、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに螺合することなく、空転してしまうおそれがあるからである。これは、第1雄ねじ部4bの上流側の端部が第1雌ねじ部3fの下流側の端部に突き当たった状態において弁体4を一方向へ回転させる場合も同様である。
第1雄ねじ部4b及び第1雌ねじ部3fのピッチが第2雌ねじ部2a及び第2雄ねじ部3gのピッチより長いのみならず、この実施の形態では、第1雄ねじ部4b及び第1雌ねじ部3fの各長さを合計した長さが、キャップ2の固定時における第2雌ねじ部2a及び第2雄ねじ部3gの螺合長さより短く設定されている。したがって、図3に示すように、第2雌ねじ部2aが第2雄ねじ部3gから外れる前に、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを通過して弁体4が当接位置に達する。その状態では、第1雄ねじ部4bがコイルばね11の付勢力によって第1雌ねじ部3fに押し付けられている。その後、キャップ2をさらに一方向へ回転させることにより、図4に示すように、第2雌ねじ部2a及び第2雄ねじ部3gの螺合状態を解除し、キャップ2を本体3から取り外すことができる。弁体4が当接位置に達してから第2雌ねじ部2aが第2雄ねじ部3gから外れるまでの間、第1雄ねじ部4bは第1雌ねじ部3fに対して空転し、螺合することはない。また、キャップ2が本体3から取り外されると、コイルばね11の付勢力が弁体4に作用しなくなるので、弁体4は弁ばね6A,6Bの付勢力によってロック位置まで移動させられる。
取り外されたキャップ2を本体3に固定する場合には、図5に示すように、キャップ2をプラグ部3bに外挿し、係合突条11bを係合凹部4dに係合させる。その後、図6に示すように、第2雌ねじ部2aを第2雄ねじ部3gに押し付けた状態でキャップ2を一方行へ回転させる。すると、図7に示すように、第2雌ねじ部2aが第2雄ねじ部3gに螺合する。ただし、第2雌ねじ部2aを第2雄ねじ部3gに螺合させる前に係合突条11bを係合凹部4dに係合させておく必要は必ずしもなく、係合突条10bを弁部4cの先端面に突き当てた状態で第2雌ねじ部2aを第2雄ねじ部3gに螺合させてもよい。キャップ2を一方向へ回転させると、キャップの一回転中に係合突条10bが係合凹部4dに必ず係合するからである。
キャップ2をさらに一方向へ回転させると、図1に示すように、キャップ2の先端面が本体3のストッパ面3hに突き当たる前に、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを通過し、弁体4が閉位置に達する。その後、キャップ2の先端面がストッパ面3hに突き当たるまで締め付けることにより、キャップ2を本体3に固定することができる。第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを通過した後、キャップ2の先端面がストッパ面3hに突き当たるまでの間、第1雄ねじ部4bは第1雌ねじ部3fに対し空転し、螺合することはない。キャップ2が本体3に固定された状態では、プラグ部3bがキャップ2によって遮蔽されるから、弁座孔3dにその開口部から棒状体が挿入され、その棒状体によって弁体4が開位置まで移動させられるような事態を防止することができる。したがって、ガス漏れ事故を確実に防止することができる。しかも、キャップ2を取り外して弁部4cを上流側に押したとしても、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに突き当たるので、弁体4が当接位置において停止され、それ以上開位置側へ移動することがない。よって、キャップ2を取り外した状態でもガス漏れ事故を未然に防止することができる。
次に、ガスコンセントAにソケットSを接続する場合について説明する。ソケットSを接続するに際しては、図9に示すように、キャップ2を本体3から取り外した後、弁体4をロック位置から閉位置まで予め移動させておく。弁体4のロック位置から閉位置までの移動は、ドライバ(図示せず)を係合凹部4dに挿入し、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fに突き当たるまで弁体4を上流側へ移動させた後、第1雄ねじ部4bが第1雌ねじ部3fを通過するまで弁体4を一方向へ回転させることによって行うことができる。
このようにして準備が完了した後、ソケットSをガスコンセントAのプラグ部3bに接続することができる。ソケットSの接続構造は、公知のものであるので簡単に説明すると、接続に際しては、まずソケットSの本体20をプラグ部3bに外挿する。すると、内筒21がプラグ部3bの先端面に突き当たり、本体20に対し相対的にその底部側へ移動する。その結果、本体20に設けられた球体22が本体20の径方向内側へ向かって移動可能になり、操作筒23によって内側へ移動させられ、プラグ部3bの外周面に形成された環状の係合凹部3iに係合する。これによってソケットSがプラグ3bに接続される。
本体20をプラグ3bに外挿すると、本体20の底部に一体に設けられた押しロッド20aが、弁部4cの先端面に突き当たり、閉位置に位置している弁体4を弁ばね6A,6Bの付勢力に抗して開位置まで移動させる。この結果、弁収容孔3c内に流入したガスが、流出路8、弁部4cより下流側の弁座孔3dを通ってプラグSの本体20内に流入し、本体20の底部に設けられた継手管24を介してガス機器(図示せず)に供給される。
ソケットSをプラグ部3bから取り外す場合には、操作筒23をコイルばね25の付勢力に抗して元の位置まで戻す。すると、球体22が外側へ移動可能になり、内筒21がコイルばね26によって本体20の先端側(図10において左側)へ移動させられるとともに、球体22が外側へ移動させられて係合凹部3iから脱出する。これにより、本体20、ひいてはソケットSがプラグ部3bから取り外し可能になる。ソケットSをプラグ部3bから取り外すと内筒21がコイルばね26によって元の位置まで戻される。また、ガスコンセントAの弁体4が弁ばね6A,6Bによって開位置から閉位置まで戻される。
ソケットSをプラグ部3bから取り外した後は、本体10にキャップ2を螺合固定する。この場合、遅くとも第2雌ねじ部2aが第2雄ねじ部3gに螺合し始めてからキャップ2が一回転する間に、係合突条11bが係合凹部4dに係合し、弁体4がキャップ2の一方向への回動に伴って同方向へ回動するようになる。ただし、弁体4が一方向へ回転しても第1雄ねじ部4bは第1雌ねじ部3fに対して螺合することなく空転するだけである。キャップ2の先端面がストッパ面3hに突き当たると、ガスコンセントA全体が図1に示す状態に戻る。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、弁座孔3dの内周面と弁部4cの外周面との間をシールするシール部材7を弁座孔3dの内周面に設けているが、上記特許文献1等に記載されている公知のガスコンセントのように、弁部4cの外周面に設けてもよい。そのようにする場合には、弁部4c及び弁座孔3dの構造を公知のものと同様に構成すればよい。
また、上記の実施の形態においては、弁体4の当接位置とロック位置とを異なる位置に設定しているが、ほぼ同一位置に設定してもよい。
この発明の一実施の形態を、キャップを本体に螺合固定した状態で示す断面図である。 同実施の形態を、キャップを取り外し方向へ僅かに移動させた状態で示す断面図である。 同実施の形態を、キャップを取り外し方向へさらに移動させた状態で示す断面図である。 同実施の形態を、キャップを本体から取り外した上体で示す断面図である。 同実施の形態を、取り外されたキャップを本体のプラグ部に外挿した状態で示す断面図である。 同実施の形態を、キャップを本体に僅かに螺合させた状態で示す断面図である。 同実施の形態を、キャップを本体にさらに螺合させた状態で示す断面図である。 同実施の形態を、プラグ部にソケットを接続する前の状態で示す断面図である。 同実施の形態を、プラグ部にソケットを接続した状態で示す断面図である。
符号の説明
A ガスコンセント(ガス供給接続具)
1 ガスコンセント部
2 キャップ
2a 第2雌ねじ部
3 本体
3b プラグ部
3c 弁収容孔(弁収容部)
3d 弁座孔
3f 第1雌ねじ部
3g 第2雄ねじ部
4 弁体
4b 第1雄ねじ部
4c 弁部
6A 弁ばね(付勢手段)
6B 弁ばね(付勢手段)
10 係合部材
10a 軸部(挿入部)
10b 係合突条(係合部)
11 コイルばね(第2付勢手段)

Claims (3)

  1. 外面にプラグ部が設けられ、ガスが供給される弁収容部が内部に設けられた本体と、上記弁収容部に上記プラグ部の軸線に沿って移動可能に設けられた弁体と、この弁体を上記プラグ部の先端側に向かって付勢する付勢手段とを備え、上記本体の内部には、上流側の端部が上記弁収容部の内面に開口し、下流側の端部が上記プラグ部の先端面に開口する弁座孔が形成され、上記弁体には、上記弁座孔にその軸線方向へ移動可能に、かつシール状態で挿入された弁部が設けられたガス供給接続具において、
    上記弁収容部の内面には、第1雌ねじ部が上記プラグ部と同軸に形成され、
    上記弁体の外周面には、上記第1雌ねじ部に螺合可能な第1雄ねじ部が形成され、
    上記弁体が、上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部に対して上流側に離間した開位置から上記第1雄ねじ部の下流側の端部が上記第1雌ねじ部の上流側の端部に突き当たった閉位置を経て上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部を下流側に通過してロック位置に至るまでの間を移動可能とされ、
    有底筒状をなし、内周面の開口側端部に上記第1雌ねじ部と捩れ方向が同一である第2雌ねじ部が形成されたキャップをさらに備え、
    上記本体の外面には第2雄ねじ部が上記プラグ部と同軸に形成され、
    上記第1雌ねじ部が上記第1雄ねじ部に螺合されることにより、上記キャップが上記本体に上記プラグ部を囲んだ状態で着脱可能に固定され、
    上記キャップの内部には、係合部材が上記キャップの軸線方向へ所定範囲移動可能に、かつ回動不能に設けられるとともに、この係合部材を上記キャップの開口部側に付勢する第2付勢手段が設けられ、
    上記キャップの開口部側に位置する上記係合部材の先端部には、上記弁座孔に挿脱可能に挿入される挿入部が形成され、この挿入部の先端部には、上記弁部の先端部に係脱可能に、かつ回動不能に係合する係合部が形成され、
    上記付勢手段及び上記第2付勢手段の各付勢力が、上記係合部が上記弁部に係合した状態において、上記第1雄ねじ部が上記第1雌ねじ部に螺合した所定の位置に上記弁体が位置しているときには両者の付勢力が等しくなり、上記弁体が上記所定の位置より上流側に位置しているときには、上記付勢手段の付勢力が上記第2付勢手段の付勢力より大きくなり、上記弁体が上記所定の位置より下流側に位置しているときには上記付勢手段の付勢力が上記第2付勢手段の付勢力より小さくなるように設定されていることを特徴とするガス供給接続具。
  2. 上記第1雌ねじ部及び上記第1雄ねじ部のピッチが、上記第2雌ねじ部及び上記第2雄ねじ部のピッチより大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のガス供給接続具。
  3. 上記第1雌ねじ部及び上記第1雄ねじ部のピッチが、1.0mm以上に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス供給接続具。
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